JP2564789Y2 - 異常検出回路 - Google Patents

異常検出回路

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JP2564789Y2
JP2564789Y2 JP2474792U JP2474792U JP2564789Y2 JP 2564789 Y2 JP2564789 Y2 JP 2564789Y2 JP 2474792 U JP2474792 U JP 2474792U JP 2474792 U JP2474792 U JP 2474792U JP 2564789 Y2 JP2564789 Y2 JP 2564789Y2
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JP
Japan
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detection circuit
power supply
fuse
motor
zero volt
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JP2474792U
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勝則 赤津
孝之 綿引
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、遠心機のようにモータ
駆動回路の保護ヒューズが切れたとき、利用者にヒュー
ズが切れたことを知らせる異常検出回路に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来の遠心機では、外乱による誤操作、
電源電圧の急激な変動等により、モータ駆動回路の保護
ヒューズが切れた場合、ヒューズが切れたことを表示せ
ずに、モータの回転が停止してしまい、利用者が再度ス
タートしてもモータが回転しなかった。また、モータ駆
動回路の保護ヒューズが切れてしまうと、表示がすべて
消えるという現象が起こり、利用者にヒューズが切れた
ことを知らせるようになっていなかった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の遠心機では、電
源ゼロボルト検出回路はモータ制御用に使用しており、
モータ駆動回路の保護用ヒューズが切れたとき、利用者
には分からず、モータが回転しなかったり、回転中に自
然に停止してしまい、再度スタートさせようとしたと
き、モータが回らず試料の分離ができず試料がだめにな
っていしまうという問題があった。本考案の目的は、外
乱による誤操作、電源電圧の変動等でモータ駆動回路の
保護ヒューズが切れたときに、モータ制御用の電源ゼロ
ボルト検出回路の信号を利用して、利用者にヒューズが
切れたことを知らせることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、モータ制御
用の電源ゼロボルト検出回路の信号を一定時間チェック
することでヒューズが切れたか判断し、ヒューズが切れ
たことを表示することにより達成される。
【０００５】
【作用】上記のように構成された遠心機は、電源ゼロボ
ルト検出回路の信号が一定時間はいらないときは、モー
タ駆動回路の保護用ヒューズが切れたと判断する。そし
てヒューズが切れたことを表示し、利用者に知らせる。
【０００６】
【実施例】本考案の一実施例を以下説明する。図１は本
考案の遠心機の一実施例のブロック図である。図１にお
いて１は電源、２はメインスイッチ、３は保護用ヒュー
ズ、４はモータ駆動回路、５はモータ、６は電源ゼロボ
ルト検出回路、７はＣＰＵ、８は表示器である。図２は
電源ゼロボルト検出回路の入力及び出力波形を示すもの
である。遠心機運転時は、メインスイッチ２がＯＮされ
電源１の電圧は保護用ヒューズ３を通して電源ゼロボル
ト検出回路６に入力され、ＣＰＵ７に信号が入力され
る。図３は異常検出の動作を示すフローチャートであ
る。遠心機運転時に外乱による誤操作により、保護用ヒ
ューズ３が切れると（図２Ａ点）、電源ゼロボルト検出
回路６に電源１の電圧がかからなくなり、ＣＰＵ７に
は、信号が入らなくなる（ステップ１０）。ＣＰＵ７は
電源ゼロボルト検出回路６からの信号が一定時間入らな
いと、異常と検出し（ステップ１１）、表示器８に保護
用ヒューズ３が切れたことを意味するメッセージを表示
する（ステップ１２）。また図には記されていないが、
一定時間電源ゼロボルト検出回路６からの信号を見るこ
とで停電過保護用ヒューズ３が切れたかどうかを判断で
きるようにしてある。
【０００７】
【考案の効果】本考案によれば、モータ駆動回路の保護
用ヒューズが切れたとき、既存の電源ゼロボルト検出回
路にてヒューズが切れたことを検出し、ヒューズ切れが
起きたことを表示するようにしたので、修理が容易に行
え、試料の遠心分離がすぐに再開することができる。ま
た既存の回路を使用してＣＰＵにて判断するようにした
ので、部品点数が増えず安価な異常検出回路を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案なる遠心機の異常検出の一実施例を示
すブロック図である。
【図２】 遠心機の異常検出回路の波形図である。
【図３】 本考案の異常検出の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
１は電源、２はメインスイッチ、３は保護用ヒューズ、
４はモータ駆動回路、５はモータ、６は電源ゼロボルト
検出回路、７はＣＰＵ、８は表示器である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 試料を分離するための回転体を駆動する
    モータと、該モータを回転制御するためのモータ駆動回
    路とモータ制御用の電源ゼロボルト検出回路とを備え、
    該モータ駆動回路を保護するためのヒューズを有する遠
    心機において、 前記電源ゼロボルト検出回路の信号を一定時間チェック
    することで外乱による誤操作、電源電圧の変動、又は該
    モータの地落等により、モータ駆動回路の保護ヒューズ
    が切れたことを検知し、表示することを特徴とする異常
    検出回路。
JP2474792U 1992-04-17 1992-04-17 異常検出回路 Expired - Lifetime JP2564789Y2 (ja)

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JPH0584006U JPH0584006U (ja) 1993-11-12
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