JPH0759158B2 - 直流電動機の駆動制御装置 - Google Patents
直流電動機の駆動制御装置Info
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- JPH0759158B2 JPH0759158B2 JP60209693A JP20969385A JPH0759158B2 JP H0759158 B2 JPH0759158 B2 JP H0759158B2 JP 60209693 A JP60209693 A JP 60209693A JP 20969385 A JP20969385 A JP 20969385A JP H0759158 B2 JPH0759158 B2 JP H0759158B2
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- rotation speed
- motor
- setting
- rotation
- signal
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/08—Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/12—Monitoring commutation; Providing indication of commutation failure
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S388/00—Electricity: motor control systems
- Y10S388/907—Specific control circuit element or device
- Y10S388/9075—Computer or microprocessor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、たとえば回転速度を可変する扇風機などに
用いられる直流電動機の駆動制御装置に関し、とくにそ
の異常回転時の保護機構に関するものである。
用いられる直流電動機の駆動制御装置に関し、とくにそ
の異常回転時の保護機構に関するものである。
(ロ)従来の技術 直流電動機の駆動制御装置における保護機構としては、
特開昭56−62035号公報に開示されている、直流電動機
の逆起電圧が所定時間以上所定レベル以下に低下した場
合に、直流電動機への電力供給を停止させてロック状態
を保護するものや、あるいは特開昭57−77968号公報に
開示されているコンデンサを用いることによってモータ
の回転停止を検出するものなどがよく知られている。さ
らにバイメタルなどの温度検知素子を使用したものや、
扇風機においては、ガードなどの容量変化を検知する方
法のものなどがある(特公昭54−43684号公報、実公昭5
6−48952号公報)。
特開昭56−62035号公報に開示されている、直流電動機
の逆起電圧が所定時間以上所定レベル以下に低下した場
合に、直流電動機への電力供給を停止させてロック状態
を保護するものや、あるいは特開昭57−77968号公報に
開示されているコンデンサを用いることによってモータ
の回転停止を検出するものなどがよく知られている。さ
らにバイメタルなどの温度検知素子を使用したものや、
扇風機においては、ガードなどの容量変化を検知する方
法のものなどがある(特公昭54−43684号公報、実公昭5
6−48952号公報)。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、逆起電圧を利用するものでは、電動機の
巻線、フラックスなどのバラツキにより逆起電圧もバラ
ツくことがあり、正確な判断がしにくかったり、コンデ
ンサを用いるものでは、コンデンサの容量抜けなど経年
変化や温度による特性の変化で回転数検知の誤差が生じ
る可能性があり、長期間使用する点で不安があった。ま
た、温度検知素子を使用したものでは、動作時間が長
く、また周囲温度により動作時間が一定でない場合があ
り、さらに容量変化を検知するものでは、誤動作をおこ
す恐れや、持ち運ぶためにガードに触れても回転停止と
なるとともに、回路構成が複雑になるなどの問題があっ
た。
巻線、フラックスなどのバラツキにより逆起電圧もバラ
ツくことがあり、正確な判断がしにくかったり、コンデ
ンサを用いるものでは、コンデンサの容量抜けなど経年
変化や温度による特性の変化で回転数検知の誤差が生じ
る可能性があり、長期間使用する点で不安があった。ま
た、温度検知素子を使用したものでは、動作時間が長
く、また周囲温度により動作時間が一定でない場合があ
り、さらに容量変化を検知するものでは、誤動作をおこ
す恐れや、持ち運ぶためにガードに触れても回転停止と
なるとともに、回路構成が複雑になるなどの問題があっ
た。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、回転異
常時の判断を迅速かつ正確におこない、異常発生の際に
直流電動機を損じることなく停止させることができる直
流電動機の駆動制御装置を提供しようとするものであ
る。
常時の判断を迅速かつ正確におこない、異常発生の際に
直流電動機を損じることなく停止させることができる直
流電動機の駆動制御装置を提供しようとするものであ
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 第1はこの発明の構成を示すブロック図であり、第1図
において、この発明は、ロータ位置検出手段(2)を有
する直流電動機(1)を駆動する駆動手段(5)と、直
流電動機(1)の回転数を複数段設定することが可能な
設定手段(7)と、設定手段(7)により設定された回
転数の設定値を受けて直流電動機(1)を駆動するため
の制御信号を駆動手段(5)へ出力する制御手段(6)
と、前記ロータ位置検出手段(2)から出力されるロー
タ位置検出信号からロータの回転数を検知する回転数検
知手段(3)と、回転数検知手段(3)から出力される
回転数信号に対応したカウンタ値が前記設定手段(7)
によって設定された回転数に対応する基準値以下の場合
に直流電動機(1)への通電を停止する信号を制御手段
(6)へ出力する比較手段(4)とを備え、前記設定手
段(7)により回転数の設定変更をする場合に、前記設
定手段(7)が設定変更された回転数の設定値を制御手
段(6)へ通知すると共に、前記設定手段(7)が前記
基準値を自動的に変更することを特徴とする直流電動機
の駆動制御装置である。
において、この発明は、ロータ位置検出手段(2)を有
する直流電動機(1)を駆動する駆動手段(5)と、直
流電動機(1)の回転数を複数段設定することが可能な
設定手段(7)と、設定手段(7)により設定された回
転数の設定値を受けて直流電動機(1)を駆動するため
の制御信号を駆動手段(5)へ出力する制御手段(6)
と、前記ロータ位置検出手段(2)から出力されるロー
タ位置検出信号からロータの回転数を検知する回転数検
知手段(3)と、回転数検知手段(3)から出力される
回転数信号に対応したカウンタ値が前記設定手段(7)
によって設定された回転数に対応する基準値以下の場合
に直流電動機(1)への通電を停止する信号を制御手段
(6)へ出力する比較手段(4)とを備え、前記設定手
段(7)により回転数の設定変更をする場合に、前記設
定手段(7)が設定変更された回転数の設定値を制御手
段(6)へ通知すると共に、前記設定手段(7)が前記
基準値を自動的に変更することを特徴とする直流電動機
の駆動制御装置である。
第1図において、(1)は直流電動機で、ロータの位置
を検出するロータ位置検出手段(2)を備えている。
(3)は回転数検知手段で、ロータ位置検出手段に接続
されており、ロータ位置検出信号からロータの回転数を
検知する。(4)は比較手段で、回転数検知手段(3)
からの回転数信号を設定値と比較し、設定値以下の場合
に、制御手段(6)へ直流電動機(1)への通電を停止
するための停止信号を出力する。(5)は駆動手段であ
る。(7)は直流電動機の回転数を複数段設定する設定
手段である。
を検出するロータ位置検出手段(2)を備えている。
(3)は回転数検知手段で、ロータ位置検出手段に接続
されており、ロータ位置検出信号からロータの回転数を
検知する。(4)は比較手段で、回転数検知手段(3)
からの回転数信号を設定値と比較し、設定値以下の場合
に、制御手段(6)へ直流電動機(1)への通電を停止
するための停止信号を出力する。(5)は駆動手段であ
る。(7)は直流電動機の回転数を複数段設定する設定
手段である。
(ホ)作 用 この発明は上記のように構成されているので、回転数検
知手段(3)が回転数を検知し、その回転数を比較手段
(4)が設定された回転数に対応する基準値と比較しそ
の基準値以下であれば、比較手段(4)は制御手段
(6)に停止信号を出力して直流電動機(1)への通電
を停止する。
知手段(3)が回転数を検知し、その回転数を比較手段
(4)が設定された回転数に対応する基準値と比較しそ
の基準値以下であれば、比較手段(4)は制御手段
(6)に停止信号を出力して直流電動機(1)への通電
を停止する。
(ヘ)実施例 以下この発明の実施例を図面にて詳述するが、この発明
が以下の実施例に限定されるものではない。
が以下の実施例に限定されるものではない。
第2〜5図に示すものは、この発明の駆動制御装置
(A)を扇風機(B)に用いた場合の実施例で、回転数
検知手段(3)、比較手段(4)および制御手段(6)
をマイクロコンピュータにて構成したものである。
(A)を扇風機(B)に用いた場合の実施例で、回転数
検知手段(3)、比較手段(4)および制御手段(6)
をマイクロコンピュータにて構成したものである。
扇風機(B)は、駆動制御装置(A)が組み込まれてい
るプリント基板(7)を内蔵している基台(8)と、基
台(8)に立設される支柱(9)と、支柱(9)の上端
にネックピース(10)を介して設けられるファン部(1
1)とで構成される。ファン部(11)は、第3図に示す
ように、前後に分割できるガード(12)と、その内部に
ネックピース(10)に固定されるアウトロータ式の直流
電動機(モータ)(1)と、そのロータ(13)に固定さ
れるボス部(14)に設けられた送風翼(15)と、ボス部
(14)を固定するスピンナ(16)とから構成される。
るプリント基板(7)を内蔵している基台(8)と、基
台(8)に立設される支柱(9)と、支柱(9)の上端
にネックピース(10)を介して設けられるファン部(1
1)とで構成される。ファン部(11)は、第3図に示す
ように、前後に分割できるガード(12)と、その内部に
ネックピース(10)に固定されるアウトロータ式の直流
電動機(モータ)(1)と、そのロータ(13)に固定さ
れるボス部(14)に設けられた送風翼(15)と、ボス部
(14)を固定するスピンナ(16)とから構成される。
駆動制御装置(A)の構成は、第4図および第5図に示
すように、第1マイクロコンピュータ(17)と、第1マ
イクロコンピュータ(17)に接続される風量設定スイッ
チ(18)と、第2マイクロコンピュータ(19)と、ドラ
イブ回路(20)と、出力トランジスタ回路(21)とから
なっている。
すように、第1マイクロコンピュータ(17)と、第1マ
イクロコンピュータ(17)に接続される風量設定スイッ
チ(18)と、第2マイクロコンピュータ(19)と、ドラ
イブ回路(20)と、出力トランジスタ回路(21)とから
なっている。
第1マイクロコンピュータ(17)は、基台(8)上面に
設けられた風量設定スイッチ(18)に対応して電動機ON
/OFF制御信号を第2マイクロコンピュータ(19)に出力
する。第2マイクロコンピュータ(19)にはロータ位置
検知手段(2)が接続されている。第2マイクロコンピ
ュータ(19)は、電動機ON制御信号を受信すると、ロー
タ(13)の1/2回転にて1パルスとなるロータ位置検出
信号(U INPUT)、(V INPUT)、(W INPUT)に
対応した電動機回転信号(UU OUT)、(VU OUT)、
(WU OUT)、(UD OUT)、(VD OUT)、(WD OUT)
をドライブ回路(20)に出力する。そしてドライブ回路
(20)はそれぞれの電動機回転信号(UU OUT)、(VU
OUT)、(WU OUT)、(UD OUT)、(VD OUT)、
(WD OUT)を反転したのち出力トランジスタ回路(2
1)に出力する。また第2マイクロコンピュータ(19)
は、同時にロータ(13)1回転につき1パルスの回転数
信号を第1マイクロコンピュータ(17)に出力する。こ
れらの信号の相互の関係を示すタイミングチャートを第
6図に示す。(22)は直流電動機(1)およびこの駆動
制御装置(A)のための電源回路である。
設けられた風量設定スイッチ(18)に対応して電動機ON
/OFF制御信号を第2マイクロコンピュータ(19)に出力
する。第2マイクロコンピュータ(19)にはロータ位置
検知手段(2)が接続されている。第2マイクロコンピ
ュータ(19)は、電動機ON制御信号を受信すると、ロー
タ(13)の1/2回転にて1パルスとなるロータ位置検出
信号(U INPUT)、(V INPUT)、(W INPUT)に
対応した電動機回転信号(UU OUT)、(VU OUT)、
(WU OUT)、(UD OUT)、(VD OUT)、(WD OUT)
をドライブ回路(20)に出力する。そしてドライブ回路
(20)はそれぞれの電動機回転信号(UU OUT)、(VU
OUT)、(WU OUT)、(UD OUT)、(VD OUT)、
(WD OUT)を反転したのち出力トランジスタ回路(2
1)に出力する。また第2マイクロコンピュータ(19)
は、同時にロータ(13)1回転につき1パルスの回転数
信号を第1マイクロコンピュータ(17)に出力する。こ
れらの信号の相互の関係を示すタイミングチャートを第
6図に示す。(22)は直流電動機(1)およびこの駆動
制御装置(A)のための電源回路である。
なお、上記において第1マイクロコンピュータ(17)が
比較手段(4)として動作するとともに、第2マイクロ
コンピュータ(19)が回転数検知手段(3)および制御
手段(6)として動作する。またドライブ回路(20)と
出力トランジスタ回路(21)が駆動手段(5)を構成し
ている。
比較手段(4)として動作するとともに、第2マイクロ
コンピュータ(19)が回転数検知手段(3)および制御
手段(6)として動作する。またドライブ回路(20)と
出力トランジスタ回路(21)が駆動手段(5)を構成し
ている。
つぎにこの実施例の動作について第7〜10図をまじえて
説明する。
説明する。
第1マイクロコンピュータ(17)のソフトウェアを説明
すると、プログラムは、第7図に示すメインルーチン、
第8図に示す内部割込ルーチン、第9図に示す外部割込
ルーチンの3つのルーチンより構成されている。ここで
外部割込ルーチンは、第2マイクロコンピュータ(19)
からの回転数信号の立下り部分が入力されるごとに起動
し、また内部割込ルーチンは、メインルーチンおよび外
部割込ルーチンに無関係に、第1マイクロコンピュータ
(17)内部にあるタイマによって一定時間ごとに起動す
る。
すると、プログラムは、第7図に示すメインルーチン、
第8図に示す内部割込ルーチン、第9図に示す外部割込
ルーチンの3つのルーチンより構成されている。ここで
外部割込ルーチンは、第2マイクロコンピュータ(19)
からの回転数信号の立下り部分が入力されるごとに起動
し、また内部割込ルーチンは、メインルーチンおよび外
部割込ルーチンに無関係に、第1マイクロコンピュータ
(17)内部にあるタイマによって一定時間ごとに起動す
る。
まず扇風機(B)の電源が投入されると、第1マイクロ
コンピュータ(17)の内部がイニシャライズされる(ス
テップ100)。この後、キー入力処理をおこない(ステ
ップ101)、たとえば風量設定スイッチ(18)を1回押
すと「弱」、つぎに1回押すと「中」、さらに押すと
「強」、そして最後に「切」となるよう作動させる。風
量設定スイッチ(18)の操作によって風量設定がおこな
われた場合には、設定された風量(ノッチ)を判断し
(ステップ102)、その風量に対応した設定値〔直流電
動機(1)の回転が異常であるとする基準値〕をメモリ
にセットする(ステップ103)、(ステップ104)、(ス
テップ105)。ここで風量「弱」の場合の設定値をT1、
「中」をT2、「強」をT3とする。風量の設定がなされる
と、第1マイクロコンピュータ(17)より第2マイクロ
コンピュータ(19)に対して電動機回転ON信号が出力さ
れて(ステップ106)、再びキー入力持ちとなる。
コンピュータ(17)の内部がイニシャライズされる(ス
テップ100)。この後、キー入力処理をおこない(ステ
ップ101)、たとえば風量設定スイッチ(18)を1回押
すと「弱」、つぎに1回押すと「中」、さらに押すと
「強」、そして最後に「切」となるよう作動させる。風
量設定スイッチ(18)の操作によって風量設定がおこな
われた場合には、設定された風量(ノッチ)を判断し
(ステップ102)、その風量に対応した設定値〔直流電
動機(1)の回転が異常であるとする基準値〕をメモリ
にセットする(ステップ103)、(ステップ104)、(ス
テップ105)。ここで風量「弱」の場合の設定値をT1、
「中」をT2、「強」をT3とする。風量の設定がなされる
と、第1マイクロコンピュータ(17)より第2マイクロ
コンピュータ(19)に対して電動機回転ON信号が出力さ
れて(ステップ106)、再びキー入力持ちとなる。
つぎに内部割込ルーチンは、上記メインルーチン実行中
に、tmsecの周期でもって起動する。そして直流電動機
(1)が停止しておれば、回転数の演算は不要であるの
で、まず直流電動機(1)の回転の有無を判断し(ステ
ップ107)、直流電動機(1)が停止中(風量設定が
「切」の場合)ならば、何もおこなわずにメインルーチ
ンに戻る。反対に直流電動機(1)が回転中であれば、
ロータ(13)1回転の時間を求めるため、回転数カウン
タをインクリメント(+1)する(ステップ108)。ロ
ータ(13)の回転数はロータ(13)1回転の時間を求め
ることによって検知される。すなわち、回転数カウンタ
がオーバフローしたかどうかを判断し(ステップ109)
オーバフローしていなければメインルーチンに戻る。こ
こでつぎの内部割込みがかかるまでに外部割込みがかか
らなければ、再び内部割込みがかかり、ステップ107、
ステップ108を実行する。このようにして外部割込みが
かからずかつ回転数カウンタがオーバフローしなけれ
ば、第10図に示すように、第2マイクロコンピュータ
(19)の回転数信号の立上りから立下りまでが1回転で
あるから、この間に内部割込みがn回かかり、1回転の
時間Tは、 T=nt msec ……(1−1) となって回転数が検出される。
に、tmsecの周期でもって起動する。そして直流電動機
(1)が停止しておれば、回転数の演算は不要であるの
で、まず直流電動機(1)の回転の有無を判断し(ステ
ップ107)、直流電動機(1)が停止中(風量設定が
「切」の場合)ならば、何もおこなわずにメインルーチ
ンに戻る。反対に直流電動機(1)が回転中であれば、
ロータ(13)1回転の時間を求めるため、回転数カウン
タをインクリメント(+1)する(ステップ108)。ロ
ータ(13)の回転数はロータ(13)1回転の時間を求め
ることによって検知される。すなわち、回転数カウンタ
がオーバフローしたかどうかを判断し(ステップ109)
オーバフローしていなければメインルーチンに戻る。こ
こでつぎの内部割込みがかかるまでに外部割込みがかか
らなければ、再び内部割込みがかかり、ステップ107、
ステップ108を実行する。このようにして外部割込みが
かからずかつ回転数カウンタがオーバフローしなけれ
ば、第10図に示すように、第2マイクロコンピュータ
(19)の回転数信号の立上りから立下りまでが1回転で
あるから、この間に内部割込みがn回かかり、1回転の
時間Tは、 T=nt msec ……(1−1) となって回転数が検出される。
直流電動機(1)が最初から停止状態となっている場合
は、回転数信号がないため、すなわち回転数信号の立下
りによって外部割込ルーチンが起動されず、したがって
外部割込みによる回転異常の判断はおこなえない。よっ
て内部割込み中に回転数カウンタをインクリメントした
のち、回転数カウンタがオーバフローしたかを判断する
(ステップ109)もので、オーバフローした場合は回転
異常とし、直流電動機(1)への通電を停止するための
停止信号を出力し(ステップ110)、メインルーチンの
ステップ100へ戻る。
は、回転数信号がないため、すなわち回転数信号の立下
りによって外部割込ルーチンが起動されず、したがって
外部割込みによる回転異常の判断はおこなえない。よっ
て内部割込み中に回転数カウンタをインクリメントした
のち、回転数カウンタがオーバフローしたかを判断する
(ステップ109)もので、オーバフローした場合は回転
異常とし、直流電動機(1)への通電を停止するための
停止信号を出力し(ステップ110)、メインルーチンの
ステップ100へ戻る。
回転数カウンタがオーバフローせずに回転数信号の立下
りが入力されると、外部割込ルーチンが起動する。外部
割込ルーチンは、回転数信号の立下りからつぎの立下り
までの間にカウントした回転数カウンタの内容(T=nt
msec)と、その時に選択されている風量に対応する設
定値T1、またはT2、またはT3(msec)とを比較し(ステ
ップ111)、回転数カウンタの内容T≧設定値(T1,T2,T
3)ならば、直流電動機(1)の回転数が基準値より低
いため異常と判断して停止信号を出力し(ステップ11
2)、割込処理を終了してメインルーチンのイニシャル
処理(ステップ100)へ戻る。また、T<T1,T2,T3とな
った場合は、正常な回転であるため、つぎの回転数検出
をおこなうために、回転数カウンタをクリアして(ステ
ップ113)メインルーチンへ戻る。
りが入力されると、外部割込ルーチンが起動する。外部
割込ルーチンは、回転数信号の立下りからつぎの立下り
までの間にカウントした回転数カウンタの内容(T=nt
msec)と、その時に選択されている風量に対応する設
定値T1、またはT2、またはT3(msec)とを比較し(ステ
ップ111)、回転数カウンタの内容T≧設定値(T1,T2,T
3)ならば、直流電動機(1)の回転数が基準値より低
いため異常と判断して停止信号を出力し(ステップ11
2)、割込処理を終了してメインルーチンのイニシャル
処理(ステップ100)へ戻る。また、T<T1,T2,T3とな
った場合は、正常な回転であるため、つぎの回転数検出
をおこなうために、回転数カウンタをクリアして(ステ
ップ113)メインルーチンへ戻る。
この実施例では、回転数信号の立下りからつぎの立下り
までの期間、すなわち直流電動機(1)1回転の所要時
間Tを測定し(回転数の検知)、それぞれの風量に対応
して個別に設定される設定値T1,T2,T3と比較することに
より、回転数が予定よりも低い場合には異常と判断し、
直流電動機(1)を停止することができ、直流電動機
(1)を安全な状態とすることが可能となる。そしてそ
れぞれの風量設定に対応する設定値(基準値)T1,T2,T3
を設定できるため、より細やかな安全策がおこなえる。
までの期間、すなわち直流電動機(1)1回転の所要時
間Tを測定し(回転数の検知)、それぞれの風量に対応
して個別に設定される設定値T1,T2,T3と比較することに
より、回転数が予定よりも低い場合には異常と判断し、
直流電動機(1)を停止することができ、直流電動機
(1)を安全な状態とすることが可能となる。そしてそ
れぞれの風量設定に対応する設定値(基準値)T1,T2,T3
を設定できるため、より細やかな安全策がおこなえる。
(ト)発明の効果 この発明によれば、直流電動機の1回転ごとに回転異常
のチェックをするため、回転異常が生じた場合に迅速に
動作して直流電動機への通電を停止し、直流電動機を焼
損させることがない直流電動機の駆動制御装置が得られ
る。また、直流電動機の回転数を複数段設定するととも
に、設定した回転数に対応した回転停止の基準値を設定
することができるため、より細やかに回転数に対応した
安全策がおこなえる。またマイクロコンピュータを用い
ることによって、外部回路が不要となり、その回路構成
が簡単になるものである。
のチェックをするため、回転異常が生じた場合に迅速に
動作して直流電動機への通電を停止し、直流電動機を焼
損させることがない直流電動機の駆動制御装置が得られ
る。また、直流電動機の回転数を複数段設定するととも
に、設定した回転数に対応した回転停止の基準値を設定
することができるため、より細やかに回転数に対応した
安全策がおこなえる。またマイクロコンピュータを用い
ることによって、外部回路が不要となり、その回路構成
が簡単になるものである。
第1図はこの発明の構成を示すブロック図、第2図はこ
の発明の実施例をふくむ扇風機の一部縦断面側面図、第
3図は扇風機のファン部の一部縦断面側面図、第4図は
この発明の実施例ブロック図、第5図は同じく電気回路
図、第6図はロータ位置検出信号、電動機回転信号およ
び回転数信号のそれぞれの関係を示すタイミングチャー
ト、第7図、第8図および第9図は、それぞれ第1マイ
クロコンピュータのプログラムを説明するための、メイ
ンルーチンのフローチャート、内部割込ルーチンのフロ
ーチャート、および外部割込ルーチンのフローチャー
ト、第10図は内部割込みのタイミングを説明するための
説明図である。 (1)……直流電動機、(2)……ロータ位置検出手
段、(3)……回転数検知手段、(4)……比較手段、
(5)……駆動手段、(6)……制御手段、(7)……
設定手段 T1,T2,T3……設定値、 U INPUT,V INPUT,W INPUT……ロータ位置検出信
号。
の発明の実施例をふくむ扇風機の一部縦断面側面図、第
3図は扇風機のファン部の一部縦断面側面図、第4図は
この発明の実施例ブロック図、第5図は同じく電気回路
図、第6図はロータ位置検出信号、電動機回転信号およ
び回転数信号のそれぞれの関係を示すタイミングチャー
ト、第7図、第8図および第9図は、それぞれ第1マイ
クロコンピュータのプログラムを説明するための、メイ
ンルーチンのフローチャート、内部割込ルーチンのフロ
ーチャート、および外部割込ルーチンのフローチャー
ト、第10図は内部割込みのタイミングを説明するための
説明図である。 (1)……直流電動機、(2)……ロータ位置検出手
段、(3)……回転数検知手段、(4)……比較手段、
(5)……駆動手段、(6)……制御手段、(7)……
設定手段 T1,T2,T3……設定値、 U INPUT,V INPUT,W INPUT……ロータ位置検出信
号。
Claims (1)
- 【請求項1】ロータ位置検出手段を有する直流電動機を
駆動する駆動手段と、 直流電動機の回転数を複数段設定することが可能な設定
手段と、 設定手段により設定された回転数の設定値を受けて直流
電動機を駆動するための制御信号を駆動手段へ出力する
制御手段と、 前記ロータ位置検出手段から出力されるロータ位置検出
信号からロータの回転数を検知する回転数検知手段と、 回転数検知手段によって検知された回転数に対応したカ
ウンタ値が前記設定手段によって設定された回転数に対
応する基準値以下の場合に直流電動機への通電を停止す
る信号を制御手段へ出力する比較手段とを備え、 前記設定手段により回転数の設定変更をする場合に、前
記設定手段が設定変更された回転数の設定値を制御手段
へ通知すると共に、前記設定手段が設定変更された回転
数に応じて前記基準値を自動的に変更することを特徴と
する直流電動機の駆動制御装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209693A JPH0759158B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 直流電動機の駆動制御装置 |
US06/907,737 US4748386A (en) | 1985-09-20 | 1986-09-10 | Controller of brushless DC motor |
AU62556/86A AU590795B2 (en) | 1985-09-20 | 1986-09-10 | Controller of dc brushless motor |
KR1019860007780A KR900005764B1 (ko) | 1985-09-20 | 1986-09-16 | 직류 무부러쉬 전동기의 제어장치 |
GB8622580A GB2181003B (en) | 1985-09-20 | 1986-09-19 | Controller of dc brushless motor |
CN86106529A CN1006510B (zh) | 1985-09-20 | 1986-09-20 | 直流无刷电动机控制器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209693A JPH0759158B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 直流電動機の駆動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271487A JPS6271487A (ja) | 1987-04-02 |
JPH0759158B2 true JPH0759158B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=16577066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60209693A Expired - Fee Related JPH0759158B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 直流電動機の駆動制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0759158B2 (ja) |
KR (1) | KR900005764B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6474089A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-20 | Hitachi Ltd | Method and device for controlling brushless motor having position detector |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58218887A (ja) * | 1982-06-14 | 1983-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレス直流モ−タ |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP60209693A patent/JPH0759158B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-09-16 KR KR1019860007780A patent/KR900005764B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6271487A (ja) | 1987-04-02 |
KR900005764B1 (ko) | 1990-08-09 |
KR870003612A (ko) | 1987-04-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |