JP2578851B2 - アイロン - Google Patents

アイロン

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JP2578851B2
JP2578851B2 JP62311456A JP31145687A JP2578851B2 JP 2578851 B2 JP2578851 B2 JP 2578851B2 JP 62311456 A JP62311456 A JP 62311456A JP 31145687 A JP31145687 A JP 31145687A JP 2578851 B2 JP2578851 B2 JP 2578851B2
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temperature
relay
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zero volt
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圭一 小木曽
真一 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温度制御手段としてリレーを用いたアイロン
に関するものである。
従来の技術 従来一般に広く使用されているアイロンは、温度制御
手段としてバイメタルを用い、このバイメタルによって
ヒータへの通電をオン・オフし、温度制御するものが多
かった。しかし近年になって、設計や製造上においてバ
イメタルの調整や管理が難しい点や、温度センサが発達
してきたことなどから、温度センサでベースの温度を検
知し検知した温度によってリレーをオン・オフさせ温度
制御を行うものが増えて来ている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構成のものでは、電源のリップル
などが影響し、検知した温度もある程度のリップルをも
つ。したがって、ある基準温度を決めると、検知した温
度が温度上昇中には一旦その基準温度を超え、すぐさま
基準温度以下に戻り、またその直後に基準温度を超える
というようなことが起こる。また、温度下降中にはその
逆で、温度が一旦基準温度より下がり、すぐさま基準温
度以上に戻り、またその直後に基準温度より下がるとい
うようなことが起こる。したがって、ある基準温度にて
リレーをオン・オフさせ温度制御を行うと、短かい期間
にリレーがオン・オフし、温度制御においては不必要な
動作が含まれる。リレーには動作回数に限度があり、不
必要な動作が含まれると、その分だけリレーの寿命を縮
めてしまうという問題点がある。また、短かい期間でリ
レーをオン・オフさせようとすると、その駆動方法によ
ってはリレーがオンしないことがあるという問題点もあ
る。
本発明はこのような従来の問題点を解消したものであ
り、リレーの長寿命化とその信頼性の向上を図ったアイ
ロンを提供するものである。
問題点を解決するための手段 以上のような問題点を解決するために本発明は、ベー
スの温度を検知する温度検知素子と、この温度検知素子
の情報を電源回路部のリップルを含む電気信号に変換す
る温度検知回路と、この温度検知回路の出力を読込む温
度読込み手段と、電源電圧のゼロボルトを検出するゼロ
ボルト検出回路と、このゼロボルト検出回路の信号をカ
ウントし、前記温度読込み手段による温度読込みを間隔
をおいて行うためのカウント部と、前記温度読込み手段
によって読込んだ温度に応じてリレーを駆動するリレー
駆動手段とを具備したものである。
作用 この構成による作用は次のようになる。温度読込み手
段による温度読込みがカウント部によって間隔的に行な
われると、温度が少々のリップルをもちながら上昇した
下降したりしても、検知した温度がある基準を境にして
目まぐるしく変わるようなことはなくなる。したがっ
て、リレーが不用意に動作することがなくなる。また、
リレーの動作も温度読込みの間隔よりも短かい間隔でな
されることがなく、確実な動作が保障される。
実 施 例 以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図において、1はサーミスタなどからなる温度検
知素子で、アイロンのベースに取付けられており、ベー
スの温度によって抵抗値が変化する。2は温度検知回路
で、温度検知素子1の情報を電気信号に変換するための
ものである。3はマイクロコンピュータ(以下マイコン
と称す)で、周辺回路とともに各手段を実現している。
4は温度読込み手段で、温度検知回路2の温度情報を読
取るためのものである。5は温度読込み手段4の温度読
込みを制限するための計時手段で、電源電圧のゼロボル
トを検出するゼロボルト検出回路6とゼロボルト検出回
路6により検出したゼロボルトをカウントするためのカ
ウント部7からなる。8は温度読込み手段4により読込
んだ温度に応じてリレー9を駆動するリレー駆動手段
で、リレー9の動作を決定する判断部10と、実際にリレ
ー9を駆動するリレー駆動回路11からなる。また、12は
ベースに埋込まれたヒータで、リレー9により通電が制
御されベースを加熱する。また、13はマイコン3などの
電源電圧を確保するための定電圧回路である。温度検知
回路2等にはリップルを含む電源回路の電圧Vcが供給さ
れ、温度検知回路2からの電気信号、すなわち検知温度
は小さなリップルを有している。第2図は本実施例にお
けるマイコン3のプログラムのフローチャートである。
以下第2図に基づいて本実施例の動作を説明する。まず
マイコン3の電源が立上がりプログラムがスタートする
と、変数nにゼロを代入し、ゼロボルト検出回路6の出
力を監視して電源電圧のゼロボルトの検出を行う。変数
nはゼロボルト検出の回数をカウントするための変数
で、ゼロボルト検出はnが120になるまで続けられる。
電源電圧がゼロボルトになるのは電源が60Hzのとき120
回ある。したがって、電源が60Hzのときはnが120にな
るまでには1秒かかる。nが120になるとマイコン3は
温度検知回路2の出力を入力し、温度の読込みを行う。
そして、読込んだ温度が高いか低いか判断し、温度が所
望の温度より高ければリレー駆動回路11にリレーオフの
信号を出力してリレー9をオフし、温度が所望の温度よ
り低ければリレー駆動回路11にリレーオン信号を出力し
てリレー9をオンする。そして再び変数nにゼロを代入
し、ゼロボルト検出を行うルーチンに戻る。このように
するとマイコン3は1秒に1回の割合で温度読込みを行
い、その読込んだ温度に応じてリレー9の制御を行うこ
ととなる。もしある程度の間隔をおかずに温度の読込み
を行なうと、電源回路部の電圧Vcが小さなリップルを持
つため、マイコン3には温度そのものが小さなリップル
を持っているように見える。したがって、マイコン3は
その小さなリップルに合わせてリレー8をオン・オフさ
せてしまう。その様子を第3図aに示す。第3図aはあ
る温度調節レベルを横切って温度が下降していく様子を
示す。図中白い丸はその時点で温度読込みがあったこと
を示す。第3図aにおいては、の時点でオフしていた
リレーをオンさせ、の時点で再びオフさせ、の時点
でまたオンさせている。の後はリレーがオンしていて
もベースの熱慣性によりしばらくは温度が上昇しないた
め、リレーオンの状態がしばらく続けられる。このよう
に第3図aではリレーの動作が短かい期間に3回行われ
ようとするが、あまり短かい間隔でリレーをオン・オフ
させると、リレーの駆動方法によってはリレーがオンし
ないことがある。また、仮にリレーが確実に動作したと
しても、温度調節の点からいえばとの時点のリレー
の動作は不必要なもので、かえってリレーの寿命を縮め
るという悪影響をもたらす。しかし本実施例のように1
秒という充分な間隔をおいて温度読込みを行なえば、第
3図bに示すようにリレーの動作が1回だけ確実に行な
われ、不必要な動作による寿命短縮という悪影響もなく
なる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、温度センサでベースの
温度を検知し、検知した温度に応じてリレーをオン・オ
フして温度制御するアイロンにおいて、リレーの動作を
確実に行い、不必要な動作によってリレーの寿命を縮め
ることのない有用なアイロンが提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるブロック図、第2図
はマイクロコンピュータのプログラムのフローチャー
ト、第3図a,bはリレーの動作の説明図である。 1……温度検知素子、2……温度検知回路、4……温度
読込み手段、5……計時手段、8……リレー駆動手段、
9……リレー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースの温度を検知する温度検知素子と、
    この温度検知素子の情報を電源回路部のリップルを含む
    電気信号に変換する温度検知回路と、この温度検知回路
    の出力を読込む温度読込み手段と、電源電圧のゼロボル
    トを検出するゼロボルト検出回路と、このゼロボルト検
    出回路の信号をカウントし、前記温度読込み手段による
    温度読込みを間隔をおいて行うためのカウント部と、前
    記温度読込み手段によって読込んだ温度に応じてリレー
    を駆動するリレー駆動手段とを具備したアイロン。
JP62311456A 1987-12-09 1987-12-09 アイロン Expired - Fee Related JP2578851B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6122897A (ja) * 1984-07-12 1986-01-31 松下電器産業株式会社 アイロンの温度制御装置
JPS61222491A (ja) * 1985-03-28 1986-10-02 株式会社日立ホームテック スチ−ムアイロン

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