JPS62131971A - 慣性飛込式スタ−タ - Google Patents

慣性飛込式スタ−タ

Info

Publication number
JPS62131971A
JPS62131971A JP27221185A JP27221185A JPS62131971A JP S62131971 A JPS62131971 A JP S62131971A JP 27221185 A JP27221185 A JP 27221185A JP 27221185 A JP27221185 A JP 27221185A JP S62131971 A JPS62131971 A JP S62131971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion
axial direction
spline
ring gear
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27221185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0678749B2 (ja
Inventor
Yukihiro Nishio
西尾 行広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP60272211A priority Critical patent/JPH0678749B2/ja
Publication of JPS62131971A publication Critical patent/JPS62131971A/ja
Publication of JPH0678749B2 publication Critical patent/JPH0678749B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンを始動させるための慣性飛込式スター
タにおいて、特にビニトンとりングギャとの間に発生す
る衝撃を吸収するための衝撃吸収構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のものは、英国特許339,166に示すように、
シャフトの外周に形成されたヘリカルスプライン部に、
外周側に傾斜部を有するスプラインチューブがスプライ
ン結合されており、このスプラインチューブの外周には
、傾斜部と当接する・と共に、ピニオンと一体に形成さ
れた筒状のクラッチアウタの内周と直スプライン結合さ
れている摩擦体がクラッチアウタに対して軸方向のみに
移動可能に配置され、かつクラッチアウタの内周側でク
ラッチアウタと摩擦体との間にはスプリングが挿入され
ている。
そして、ピニオンとリングギヤとが噛み合う際の軸方向
の衝撃は、ピニオンが軸方向に移動し、クラッチアウタ
を介して、スプリングをたわまして吸収すると共に、回
転方向の衝撃は、スプラインチューブの衝撃部と摩擦体
の傾斜部との間の滑りで、吸収することができるように
しである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上述した従来のものでは、スプリングと摩擦体
が軸方向に配置されており、軸方向の体格が大きくなっ
てしまうと共に、回転方向の衝撃吸収は、スプリングの
スプリング力によるスプラインチューブの傾斜部を摩擦
体の傾斜部との間の、滑り(滑りトルク)で行っている
ため、ピニオンがリングギヤに噛み合い、回転方向の衝
撃が発生する時は、スプリングがたわんで摩擦体に作用
しているため、スプリングのバネ定数等で、滑りトルク
の設定が非常に難しいという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、 外周にヘリカルスプライン部が形成されたシャフトと、 このシャフトのヘリカルスプライン部にスプライン結合
されたスプラインチューブと、このスプラインチューブ
に取付けられた筒状のカバーと、 内燃機関のリングギヤに噛み合うと共に、前記カバーに
対して、軸方向に移動可能で、周方向に回動不能に設け
られたピニオンと、 前記カバー内に配置され、前記カバーと前記スプライン
チューブとの間に圧縮状態で挿入された弾性体と、 前記ピニオンと前記スプラインチューブとの間に挿入さ
れ、前記弾性体の内周側に配置されたスプリングと、 を備えた慣性飛込式スタータとすることである。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図には、本発明慣性飛込式スタータの半断面正面図
を示しており、1はシャフトであり、このシャフト1の
外周にはアーマチャ2が固定されている。3は界磁をな
す永久磁石であり、ヨーク4の内周で、アーマチャ2の
外周に対向する位1に固定されている。ヨーク4は、フ
ロント側フレーム5およびリア側フレーム6との間に挟
持されると共に、フロント側およびリア側フレーム5.
6により、軸受7を介して、シャフトlを回転自在に保
持している。
8はシャフト1の端部外周に固定された整流子であり、
アーマチャ2のコイル2aに接続されると共に、外周に
はブラシ9が摺動自在に配置されている。10は端子で
あり、図示しないスタータスイッチを介して、外部の電
源に接続され、この電源からブラシ9に電流を送るため
のものである。
フロント側フレーム5から突出したシャフト1の外周に
は、ヘリカルスプライン部1aが形成されており、この
フリカルスプライン部laには、スプラインチューブ1
)がスプライン結合されている。このスプラインチュー
ブ1)には、外周径方向側に突出する円盤状の突出部1
)aおよび段部1)bが一体に形成されている。
15は、樹脂で形成されたピニオンであり、外周には、
内燃機関のリングギヤ14と噛み合う歯15aが形成さ
れ、端面には、スプラインチューブ1)の段部1)bと
対向する位置に、段部15bが一体に形成されている。
16は、ピニオン15の段部15bと、スプラインチー
ブ1)の段部1)bとの間に圧縮状態で挿入されている
コイルスプリングである。
17は、カバーであり、内周面がピニオン15の歯15
aに嵌合する歯17bを有する円盤部17aと、この円
盤部17aの外周より軸方向に屈曲した筒部17Cとか
ら構成されている。そして、筒部17cの端部17dは
、スプラインチューブ1)の突出部1)aの外周側に折
り曲げて、スプラインチューブ1)に対するカバー17
の軸方向(ピニオン15側)゛の移動を規制している。
また、カバー17の円盤部17aには、周方向に複数個
の穴部17eが形成されている。
18は金属で形成されたリングであり、カバー17の穴
部17eに圧入される突部18aと、ピニオン15の軸
方向の移動を規制するために、ピニオン15の段部15
bの端面と当接するストッパ部をなすL字状の係止部1
8bとから構成される。
19は弾性部材をなすリング状のゴムであり、カバー1
7の筒部17c内で、スプラインチューブ1)の突出部
1)aとリング18との間に圧縮状態で挿入されている
。そして、ゴム19により、ゴム19とチューブ1)の
突出部1)aとの間、ゴム19とリング18との間の、
摩擦力で、所定のトルクを得ている。
20はピニオン15の軸方向の移動を規制するストッパ
ーであり、シャフト1の端部外周に固定されている。2
1はリターンスプリングであり、ストッパー20とピニ
オン15との間に挿入されている。
22は、フロント側フレーム5の外周側に設けられたス
ラストワッシャであり、スプラインチューブ1)が戻っ
た時に、このワッシャ22で軸方向に力を受けとめるも
のである。
次に、上記構成においてその作動を説明する。
図示しないスタータスイッチを閉じると、電源から端子
10より、ブラシ9を介して、アーマチャ2のコイル2
aに給電される。そして、アーマチャ2の回転により、
シャフト1が回転して、ヘリカルスプライン部1aを介
して、スプラインチューブ1)に伝える。
そして、ゴム19の弾性力により、チューブ1)に対し
て、カバー17を軸方向側に押圧しているため、ゴム1
9の端面とチューブ1)の突出部1)aの間、ゴム19
とリング18との間の摩擦力による所定の回転トルクを
有しており、スプラインチューブ1)の回転を、ゴム1
9を介して、カバー17に伝える。
さらに、カバー17の歯17bとピニオン15の歯15
aとが嵌合しているため、カバー17の回転をピニオン
15に伝達する。
また、シャフトエのヘリカルスプライン部1aのねじれ
推力により、スプラインチューブ1)を前進させると共
に、コイルスプリング16を介して、ピニオン15をリ
ングギヤ14側に前進させる。
そして、ピニオン15がリングギヤ14に当たって、軸
方向に衝撃が加わるが、ピニオン15が軸方向に移動し
て、ピニオン15とスプラインチューブ1)との間のコ
イルスプリング16がたわんで、軸方向の衝撃を吸収す
る。また、ピニオン15の軸方向の移動は、リング18
の係止部18bで阻止される。そして、リング18の係
止部18bで、コイルスプリング16の径方向側の拡が
りを抑制すると共に、スプリング16の所定の圧IIl
量を確保している。
次に、ピニオン15がリングギヤ14の端面で回転し、
噛み合い、ストッパー21の位置まで達して、リングギ
ヤ14の駆動に移る。この時、噛み合いによる回転方向
の衝撃が発生し、ゴムエ9を回転方向にたわませると共
に、上述した回転トルクが所定以上の時には、ゴム19
とスプラインチューブ1)の突出部1)aとの間、ゴム
19とリング18との間で滑って、回転方向の衝撃を吸
収する。
なお、上述した実施例においては、ピニオン15の軸方
向の移動をリング18の係止部18bで規制しているか
つゴム19の内周を内側に大きくして、ゴム19の内周
に形成した段差で行うようにしてもよい。また、ピニオ
ン15の外周に輸止め等を設けてもよい。
リング18の固定は、溶接等、接続により、カバー17
に固定するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明においては、軸方向の衝撃吸収
用のスプリングと、回転方向の衝撃吸収用の弾性体を径
方向に配置したから、軸方向の体格を太き(することな
く、また、スプリングと弾性体をそれぞれ独立にて作用
させるようにしたから、軸方向、回転方向の衝撃トルク
の設定を容易にできるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明慣性飛込式スタータの第1実施例を示す
半断面正面図、第2図は第1図における要部を拡大した
断面図である。 1・・・シャフト、la・・・ヘリカルスプライン部。 1)・・・スプラインチューブ、1)a・・・突出部、
14・・・リングギヤ、15・・・ピニオン、16・・
・コイルスプリング、17・・・カバー、18・・・リ
ング、18b・・・ストッパ部をなす係止部、19・・
・弾性体をなすゴム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周にヘリカルスプライン部が形成されたシャフ
    トと、 このシャフトのヘリカルスプライン部にスプライン結合
    されたスプラインチューブと、 このスプラインチューブに取付けられた筒状のカバーと
    、 内燃機関のリングギヤに噛み合うと共に、前記カバーに
    対して、軸方向に移動可能で、周方向に回動不能に設け
    られたピニオンと、 前記カバー内に配置され、前記カバーと前記スプライン
    チューブとの間に圧縮状態で挿入された弾性体と、 前記ピニオンと前記スプラインチューブとの間に挿入さ
    れ、前記弾性体の内周側に配置されたスプリングと、 を備えた慣性飛込式スタータ。
  2. (2)前記ピニオンが前記スプリングをたわませて、軸
    方向に移動した時に、前記ピニオンの軸方向の移動を規
    制するストッパ部を備えた特許請求の範囲第1項記載の
    慣性飛込式スタータ。
JP60272211A 1985-12-03 1985-12-03 慣性飛込式スタ−タ Expired - Fee Related JPH0678749B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60272211A JPH0678749B2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03 慣性飛込式スタ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60272211A JPH0678749B2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03 慣性飛込式スタ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62131971A true JPS62131971A (ja) 1987-06-15
JPH0678749B2 JPH0678749B2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=17510656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60272211A Expired - Fee Related JPH0678749B2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03 慣性飛込式スタ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0678749B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49101744A (ja) * 1973-01-13 1974-09-26
JPS6041232A (ja) * 1983-08-17 1985-03-04 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49101744A (ja) * 1973-01-13 1974-09-26
JPS6041232A (ja) * 1983-08-17 1985-03-04 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0678749B2 (ja) 1994-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4174820B2 (ja) スタータ
EP0529456A1 (en) Starter
JPH0440549B2 (ja)
JPH0233872B2 (ja)
JP3603508B2 (ja) スタータ
JP2547620Y2 (ja) 逆転防止装置
JPS6235119A (ja) トルク調整方法
JP2847917B2 (ja) スタータの噛合衝撃吸収装置
JPS62131971A (ja) 慣性飛込式スタ−タ
JPS6221747Y2 (ja)
JPH0262704B2 (ja)
JPH0114421B2 (ja)
JP2959196B2 (ja) エンジン始動装置
US20100101524A1 (en) Starter equipped with planetary speed reducer and shock absorber
JP2964731B2 (ja) スタータ
JP3010854B2 (ja) スタータ
JP2699609B2 (ja) 慣性飛込式スタータ
JPS581661Y2 (ja) オ−バランニングクラッチ装置
JP2556981B2 (ja) 慣性飛込機構付の始動装置
JPH0643501Y2 (ja) 慣性飛込式スタ−タ
JPS62240472A (ja) 慣性飛込式スタ−タ
JPS62247175A (ja) 遊星歯車減速機構付スタ−タ
JPS6245081Y2 (ja)
JPS6039491Y2 (ja) 内部減速型始動装置
JPS61182461A (ja) 慣性飛込式スタ−タ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees