JPS6213186B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213186B2 JPS6213186B2 JP53034647A JP3464778A JPS6213186B2 JP S6213186 B2 JPS6213186 B2 JP S6213186B2 JP 53034647 A JP53034647 A JP 53034647A JP 3464778 A JP3464778 A JP 3464778A JP S6213186 B2 JPS6213186 B2 JP S6213186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative veneer
- synthetic resin
- mold
- ears
- female mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 21
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 21
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 claims description 16
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 3
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合成樹脂成形物の表面、特に山形形状
の表面に化粧単板を一体的に積層する際の製造方
法に関しその目的とするところは、化粧単板を合
成樹脂成形物の表面にずれなく極めて正確に積層
することができ且つその成形時に化粧単板に割
れ、亀裂、ピンホール等を発生させることなく成
形できる化粧単板積層合成樹脂成形物の製造方法
を提供するにある。
の表面に化粧単板を一体的に積層する際の製造方
法に関しその目的とするところは、化粧単板を合
成樹脂成形物の表面にずれなく極めて正確に積層
することができ且つその成形時に化粧単板に割
れ、亀裂、ピンホール等を発生させることなく成
形できる化粧単板積層合成樹脂成形物の製造方法
を提供するにある。
従来、擬似品でない本物の木目模様を製品の表
面に得るために裏面に和紙、布等を貼着した突板
からなる化粧単板を合成樹脂成形物の表面に一体
不可分に積層して家具等の製品を製作することが
行なわれているが、化粧単板自体が極めて薄く
(通常0.5mm前後)割れ、亀裂、ピンホール等が生
じやすいため、金型内に装着した後位置ずれや割
れ亀裂等なくして一体不可分に積層することが極
めて困難であつた。
面に得るために裏面に和紙、布等を貼着した突板
からなる化粧単板を合成樹脂成形物の表面に一体
不可分に積層して家具等の製品を製作することが
行なわれているが、化粧単板自体が極めて薄く
(通常0.5mm前後)割れ、亀裂、ピンホール等が生
じやすいため、金型内に装着した後位置ずれや割
れ亀裂等なくして一体不可分に積層することが極
めて困難であつた。
本発明は、このように従来著しく困難とされて
いたずれや割れ、亀裂等なくして化粧単板と合成
樹脂成形物を一体的に積層する方法に関しその特
徴は、成形時に山形形状になる裏面に和紙等介在
物を粘着せしめた化粧単板の山形状頂部近傍の両
端に孔を有する耳部を形成し、該耳部を嵌合せし
める突起を底部の両端に有する雌金型内に、前記
化粧単板を両側の耳部が該突起に嵌合した際雌金
型に対し位置ずれを生じることのないよう装着し
た後、雄金型を移動させて両金型を閉鎖せしめ、
次に金型内に合成樹脂を装填せしめ化粧単板と合
成樹脂を一体成形し化粧単板積層合成樹脂成形物
を製造するにある。
いたずれや割れ、亀裂等なくして化粧単板と合成
樹脂成形物を一体的に積層する方法に関しその特
徴は、成形時に山形形状になる裏面に和紙等介在
物を粘着せしめた化粧単板の山形状頂部近傍の両
端に孔を有する耳部を形成し、該耳部を嵌合せし
める突起を底部の両端に有する雌金型内に、前記
化粧単板を両側の耳部が該突起に嵌合した際雌金
型に対し位置ずれを生じることのないよう装着し
た後、雄金型を移動させて両金型を閉鎖せしめ、
次に金型内に合成樹脂を装填せしめ化粧単板と合
成樹脂を一体成形し化粧単板積層合成樹脂成形物
を製造するにある。
さらに本発明の製造方法について具体的図面に
示した一実施例に従つて説明すると、まず第1図
に示すような6角柱からなる照明器具のボデイと
しての成形物1を製造する場合には、半裁して片
側づつ同一方法にて成形した後一体的にするもの
であるがその片側の成形について説明する。
示した一実施例に従つて説明すると、まず第1図
に示すような6角柱からなる照明器具のボデイと
しての成形物1を製造する場合には、半裁して片
側づつ同一方法にて成形した後一体的にするもの
であるがその片側の成形について説明する。
第1に、従来周知の0.2mm程度の突板2とその
裏面に和紙3を貼着してなる化粧単板4に第2図
のように切込み5を入れると同時に中央の両端縁
に孔6を有する耳部7,7′を残して形成する。
裏面に和紙3を貼着してなる化粧単板4に第2図
のように切込み5を入れると同時に中央の両端縁
に孔6を有する耳部7,7′を残して形成する。
次に第3図のように底部の両側に突起8,8′
を有する雌金型9内に前記化粧単板4を切込み5
を介して折曲げながら装着すると同時に単板4の
耳部7,7′の孔6を前記突起8,8′に嵌合せし
める。
を有する雌金型9内に前記化粧単板4を切込み5
を介して折曲げながら装着すると同時に単板4の
耳部7,7′の孔6を前記突起8,8′に嵌合せし
める。
その際耳部7,7′と突起8,8′とは相互に化
粧単板4の両側縁10,10′が雌金型9内に位
置ずれなく装着されるよう位置決めしてなる。
粧単板4の両側縁10,10′が雌金型9内に位
置ずれなく装着されるよう位置決めしてなる。
次に第4図のように雄金型11を雌金型9の方
向に徐々に移動させて前記化粧単板4を雌金型9
側にさらにそわして後、両金型9,11を閉鎖せ
しめて、雄金型11の射出ノズル口12から合成
樹脂を金型内部に射出すると合成樹脂が化粧単板
4の裏面側に溶融流動して装填される。
向に徐々に移動させて前記化粧単板4を雌金型9
側にさらにそわして後、両金型9,11を閉鎖せ
しめて、雄金型11の射出ノズル口12から合成
樹脂を金型内部に射出すると合成樹脂が化粧単板
4の裏面側に溶融流動して装填される。
その際化粧単板4は耳部7,7′にて雌金型9
の突起8,8′にその位置決めされてなるため、
化粧単板4自体は第3図及び第4図のように確実
且つずれなく雌金型9内に装着される。しかも位
置決めされた時点で単板4の両側縁10,10′
が雌金型9からはみ出ることがないため、雄金型
11を移動しても該単板4に無理な力を与えるこ
となく自然な状態でそわしめることができ、よつ
て化粧単板4に割れや亀裂を生ぜしめることがな
い。
の突起8,8′にその位置決めされてなるため、
化粧単板4自体は第3図及び第4図のように確実
且つずれなく雌金型9内に装着される。しかも位
置決めされた時点で単板4の両側縁10,10′
が雌金型9からはみ出ることがないため、雄金型
11を移動しても該単板4に無理な力を与えるこ
となく自然な状態でそわしめることができ、よつ
て化粧単板4に割れや亀裂を生ぜしめることがな
い。
次に上記のように金型内に合成樹脂を装填せし
めた後、金型を冷却して該合成樹脂を硬化せし
め、その後脱型すると第5図のような化粧単板4
と合成樹脂成形13がずれなく一体不可分に積層
されて化粧単板積層合成樹脂成形物ができる。
めた後、金型を冷却して該合成樹脂を硬化せし
め、その後脱型すると第5図のような化粧単板4
と合成樹脂成形13がずれなく一体不可分に積層
されて化粧単板積層合成樹脂成形物ができる。
このようにして成形された成形物には、耳部
7,7′が残存しているため該耳部7,7′を切断
して第1図のような成形物1の半裁とするもので
ある。
7,7′が残存しているため該耳部7,7′を切断
して第1図のような成形物1の半裁とするもので
ある。
尚耳部7,7′と突起8,8′の位置は、両者を
嵌合せしめて化粧単板4を雌金型9内に装着した
際、化粧単板4が雌金型9内に位置ずれなく確実
に装着されるようにすなわち化粧単板4の両側縁
10,10′が雌金型9からはみ出ることなく位
置決めされておればよい。従つて化粧単板の形状
は決して該実施例に限定されるものではなくいわ
ゆる山形形状からなるものであればよい。
嵌合せしめて化粧単板4を雌金型9内に装着した
際、化粧単板4が雌金型9内に位置ずれなく確実
に装着されるようにすなわち化粧単板4の両側縁
10,10′が雌金型9からはみ出ることなく位
置決めされておればよい。従つて化粧単板の形状
は決して該実施例に限定されるものではなくいわ
ゆる山形形状からなるものであればよい。
叙上のように本発明は、合成樹脂成形物の表面
に一体的に積層する化粧単板に耳部を形成し、他
方該耳部に相応して雌金型に突起を形成し、化粧
単板を雌金型内に装着する際、耳部と突起を嵌合
して化粧単板の位置決めを行なうために、成形時
に化粧単板に位置ずれが生じることがなく極めて
正確に合成樹脂成形物の表面に化粧単板を積層す
ることができる格別な効果をえた。
に一体的に積層する化粧単板に耳部を形成し、他
方該耳部に相応して雌金型に突起を形成し、化粧
単板を雌金型内に装着する際、耳部と突起を嵌合
して化粧単板の位置決めを行なうために、成形時
に化粧単板に位置ずれが生じることがなく極めて
正確に合成樹脂成形物の表面に化粧単板を積層す
ることができる格別な効果をえた。
しかも化粧単板の位置決めを化粧単板の両側縁
が雌金型からはみ出ることのないよう行なつてい
るため、従来のように金型間での化粧単板の一部
挾持による割れ、亀裂等を化粧単板に生じさせる
ことが一切なくなり不良品の発生を解消できた。
が雌金型からはみ出ることのないよう行なつてい
るため、従来のように金型間での化粧単板の一部
挾持による割れ、亀裂等を化粧単板に生じさせる
ことが一切なくなり不良品の発生を解消できた。
さらにその製造がコスト安である他、製品は家
具、キヤビネツト類、建材、照明器具等広範囲の
用途に使用できる等の実用的効果がある。
具、キヤビネツト類、建材、照明器具等広範囲の
用途に使用できる等の実用的効果がある。
第1図は完成品としての化粧単板積層合成樹脂
成形物の縦断面図。第2図は化粧単板の平面図。
第3図は雌金型に化粧単板を装着した状態を示す
概略斜視図。第4図は成形時の断面図。第5図は
脱型後の成形物で、イは正面図、ロは同縦断面
図。 4……化粧単板、7,7′……耳部、8,8′…
…突起、9……雌金型、11……雄金型。
成形物の縦断面図。第2図は化粧単板の平面図。
第3図は雌金型に化粧単板を装着した状態を示す
概略斜視図。第4図は成形時の断面図。第5図は
脱型後の成形物で、イは正面図、ロは同縦断面
図。 4……化粧単板、7,7′……耳部、8,8′…
…突起、9……雌金型、11……雄金型。
Claims (1)
- 1 成形時に山形形状になる裏面に和紙等介在物
を粘着せしめた化粧単板の山形状頂部近傍の両端
に孔を有する耳部を形成し、該耳部を嵌合せしめ
る突起を底部の両端に有する雌金型内に、前記化
粧単板を両側の耳部が該突起に嵌合した際雌金型
に対し位置ずれを生じることのないよう折り曲げ
ながら装着した後、雄金型を移動させて両金型を
閉鎖せしめ、次に金型内に合成樹脂を装填せしめ
化粧単板と合成樹脂を一体成形し化粧単板積層合
成樹脂成形物を製造することを特徴とする化粧単
板積層合成樹脂成形物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3464778A JPS54126260A (en) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | Method of making synthetic resin moldings laminated with decorative laminate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3464778A JPS54126260A (en) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | Method of making synthetic resin moldings laminated with decorative laminate |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54126260A JPS54126260A (en) | 1979-10-01 |
JPS6213186B2 true JPS6213186B2 (ja) | 1987-03-24 |
Family
ID=12420223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3464778A Granted JPS54126260A (en) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | Method of making synthetic resin moldings laminated with decorative laminate |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54126260A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5187568A (ja) * | 1975-01-31 | 1976-07-31 | Polyplastics Kk | Insaatoseikeiho |
-
1978
- 1978-03-24 JP JP3464778A patent/JPS54126260A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5187568A (ja) * | 1975-01-31 | 1976-07-31 | Polyplastics Kk | Insaatoseikeiho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54126260A (en) | 1979-10-01 |
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