JPS62129981A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、特にサーボ面サーボ方式のハードディスク装
置である磁気記録再生装置に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 従来、サーボ面サーボ方式のハードディスク装置では、
第３図に示すように、複数の磁気記録媒体であるディス
ク１０のサーボ面１１に記憶されたサーボ情報に基づい
て、データヘッド１２及びサーボヘッド１３の位置決め
制御が実行される。位置決め制御では、サーボヘッド１
３によりサーボ面１１から読出されたサーボ情報に基づ
いて、キャリッジ１４が移動して、このキャリッジ１４
に搭載されたデータヘッド１２がデータ面１５の所定の
トラック上に位置決めされることになる。この位置決め
されたデータ面で、データヘッド１２によりデータのリ
ード／ライト動作が実行される。

ところで、ディスク１０は、スピンドルモータ（図示せ
ず）のスピンドル軸１６を中心として回転される。この
スピンドル軸１Ｇは、ディスク装置本体の基台１７上の
垂直方向に保持されている。また、キャリッジ１４は基
台１７上を水平方向へ移動するように構成されている。

ここで、基台１７は、第３図に示すように、装置の周囲
温度の変化及び装置自体の発熱等によりたわみ、水平状
態から傾くような事態となることがある。この基台１７
の傾きにより、スピンドル軸１６及びキャリッジ１４も
傾き、データヘッド１２がトラックの中心からずれるオ
フトラック（熱オフトラック）が発生するような事態と
なる。このオフトラック量δが大きくなると、データヘ
ッド１２によるデータのリード動作にエラーが発生する
ような不都合が生ずる。このため、このような＠態は特
に記録密度の高密度化を実現する上で大きな問題点とな
る。

［発明の目的］ 本発明の目的は、サーボ面サーボ方式のハードディスク
装置において、装置の周囲温度の変化及び装置自体の発
熱等による熱オフトラック量を大幅に低減して、高密度
記録の場合でもデータのリード／ライト動作を確実に実
行できる信頼性の高い磁気記録再生猪首を提供すること
にある。

［発明の概要］ 本発明は、位置決め用サーボ面以外に補正用サーボ面を
有する複数の磁気記録媒体、補正用サーボ面からサーボ
情報を読出すサブサーボヘッド及び位置決め制御を行な
う制御手段を備えている。

制御手段は、リード、・′ライト動作時に、位置決め用
サーボ面からメインサーボヘッドにより続出されたサー
ボ情報に基づいてデータｌベッド及びサーボヘッドの位
置決め動作を制御し、補正用サーボ面からサブサーボヘ
ッドにより読出されたサーボ情報に基づいて熱オフトラ
ックを補正するように制御づる制御手段である。

このような構成の装置により、装置の周囲温度の変化及
び装置自体の発熱等により発生する熱オフｌ−ラック量
を低減することが可能となる。

［発明の実施例］ 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第１
図は一実施例に係わるハードティスフ哀βの構成を示す
側面図である。第１図において、ディスク１０は、サー
ボ面１１．データ面１５及び補正用サーボ面２０を有す
る。補正用サーボ面２０は、熱オフトラック補正の際に
使用されるサーボ情報が予め記憶されているサーボ面で
ある。キャリッジ１４は、データヘッド１２．サーボヘ
ッド１３及び補正用サーボ面２０に対応するサブサーボ
ヘッド２１を搭載しており、各ヘッドをそれぞれ対応す
るディスク１０の面上を移動させる。制御回路２２は、
マイクロプロセッサからなり、磁気ヘッドの位置決め制
御を行なう回路である。尚、他の構成は前記第３図に示
すものと同様のため、同一符号をイｑして説明を省略す
る。

次に、同実施例の動作を説明する。先ず、ディスク装置
の動作が開始されると、制御回路２２はホストコンピュ
ータ（図示せず）からの指示に応じて、データヘッド１
２がｆｇ動すべき目標トラックを決定する。制御回路２
２は、決定した目標トラックの中心上にデータヘッド１
２を位置決めさせるための位置決め制御を実行すること
になる。制卸回路２２は、キャリッジ１４の移１１１（
即ち、シーク動作）を開始させると、サーボヘッド１３
によりサーボ面１１から読出されたサーボ情報に基づい
て、現時点のサーボヘッド１３の位置く即ち、データヘ
ッド１２の位置）を検出し、目標トラックまでの移動距
離を算出する。そして、制御回路２２はその移動距離を
キャリッジ１４が移動するように制御し、キャリッジ１
４に搭載されたデータヘッド１２がデータ面１５の所定
の目標トラック上に位置決めさせる。この位置決めされ
たデータ面１５で、データヘッド１２によりデータのリ
ード／ライト動作が実行されることになる。

ところで、ディスク装置本体の周囲温度の変化及び装置
自体の発熱等が発生すると、基台１７がたわむような事
態が発生して、熱オフトラックが発生することがある。

即ち、第１図に示すように、サーボヘッド１３の位置に
対して、データヘッド１２及びサブサーボヘッド２１の
各位置がずれるような事態である。制砥回路２２は、キ
ャリッジ１４の移動を開始してから一定時間間隔でサブ
サーボヘッド２１により読出された補正用サーボ面２０
の１±−ボ情報を記憶する。ここで、補正用サーボ面２
０のサーボ情報は、サーボ面１１のサーボ情報と同一で
ある。

制御回路２２は、一定時間毎にサブサーボヘッド２１か
ら得られたサーボ情報とサーボヘッド１３からのサーボ
情報を比較し、位置ずれ量δを算出する。

制′６０回路２２は、この算出した位置ずれ吊δに基づ
いて、リード／ライトすべきデータヘッド１２の熱オフ
１−ラック量を算出する。ここで、周囲温度の変化及び
装置自体の発熱等が発生しても、熱オフトラックは直ぐ
には発生することはなく、所定の時定数を以て位置ずれ
吊δが変化して発生することになる。このため、制ｉｉ
ａ回路２２は、一定時間毎にサブサーボヘッド２１から
得られたサーボ情報に基づいて、熱オフトラック吊を算
出する動作を行なうものである。

このようにして、制御回路２２は熱オフトラック珊を算
出すると、この熱オフトラック量に応じた補償電流をキ
ャリッジ１４へ供給し、オフトラックしたデータヘッド
１２を目標］−ラックの中心上に位置決めさせる。これ
により、目標トラックに対する熱オフ１〜ラツクを補正
して、データヘッド１２を目標トラックの中心上に確実
に位置決めすることができる。

尚、同実施例において、補正用サーボ面２０には全面に
補正用サーボ情報が記録された場合について述べたが、
これに限ることなく第２図に示すように、データ面１５
に埋め込みされた補正用サーボ面２０でもよい。この場
合、制御回路２？は補正用サーボ情報を連続的に得るこ
とができないが、データ面１５を増大させることができ
る効果がある。

［発明の効果コ 以上詳述したように本発明によれば、サーボ面サーボ方
式のハードディスク装置において、装置の周囲温度の変
化及び装置自体の発熱等により熱オフトラックが発生し
た場合、熱オフトラックｍを算出して熱オフトラックに
よる磁気ヘッドの位置ずれを補正することができる。し
たがって、結果的に熱オフトラック量を大幅に低減して
、目標１〜ラツクからのデータのリート動作を確実に実
行することができる。

これにより、高密度記録のディスクに対するリード／′
ライ１〜動作の信頼性を高めることが可能となるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わるハードディスク装置
の部分的構成を示す側面図、第２図は池の実施例に係わ
る補正用サーボ面を有するディスクの一例を示す図、第
３図は従来のハードディスク装置の部分的構成を示す側
面図である。 １０・・・ディスク、１１・・・サーボ面、１２・・・
データヘッド、１３・・・サーボヘッド、１４・・・キ
ャリッジ、１５・・・データ面、２０・・・補正用サー
ボ面、２１・・・サブサーボヘッド、２２・・・制御回
路。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 η 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 磁気ヘッドの位置決め情報であるサーボ情報が予め記憶
   された位置決め用サーボ面及び熱オフトラック補正用の
   サーボ情報が予め記憶された補正用サーボ面を有する複
   数の磁気記録媒体と、この磁気記録媒体に対してデータ
   のリード／ライトを行なうデータヘッド、前記位置決め
   用サーボ面からサーボ情報を読出すメインサーボヘッド
   及び前記補正用サーボ面からサーボ情報を読出すサブサ
   ーボヘッドの各磁気ヘッドを駆動するキャリッジと、 リード／ライト動作時に前記位置決め用サーボ面からメ
   インサーボヘッドにより読出されたサーボ情報に基づい
   て前記各磁気ヘッドの位置決め動作を制御し、前記補正
   用サーボ面からサブサーボヘッドにより読出されたサー
   ボ情報に基づいて熱オフトラック量を算出して熱オフト
   ラックを補正するように制御する制御手段とを具備した
   ことを特徴とする磁気記録再生装置。