JPS62128739A - モ−ル状合成樹脂立体網状体の製造方法 - Google Patents

モ−ル状合成樹脂立体網状体の製造方法

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JPS62128739A
JPS62128739A JP60268674A JP26867485A JPS62128739A JP S62128739 A JPS62128739 A JP S62128739A JP 60268674 A JP60268674 A JP 60268674A JP 26867485 A JP26867485 A JP 26867485A JP S62128739 A JPS62128739 A JP S62128739A
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JP
Japan
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speed
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synthetic resin
wires
falling
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Tadaki Morimura
忠樹 森村
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Morimura Kousan KK
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Morimura Kousan KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、装帥材、クッション材、気液のCユ過又は浄
化材、人工漁礁等にIA層する人工海浪等の水産用資材
、土木工事用暗渠排水材等に使用される合成If 21
’a製立体網状体で特にモール状を呈するものに1する
(従来の技術) 芯体の8シに房状体等のものが付着したI六絹モール状
を呈するものは従来上K xi維等を編成して構成され
ており、合成樹脂製のものはあまシ見受けられない。こ
れは合成樹脂によ)成形しようとすると構造の複雑さの
ため多工程を要しコスト高となるからである。ところで
七−ル状を呈する構造物はこれまで主に装飾材として使
用されてきたがその構造上の特徴を利用して気液の濾過
浄化材等の工業的用途にも広く使用可能である。ところ
が従来のものは前記したように殆ど繊維等を編成して構
成されているので工業的に使用した場合その過酷な環境
のためにその中心部の芯体の編目が片寄ったシ或いは伸
びたシ更には切断したシ又芯体のj!1IWi部に密生
した房状体等も抜落し′fcルする等の強度上の欠点が
あった。そしてこれらの強度上の欠点を解消し且つ安価
に製造できるモール状体が強く要望されていた。そこで
本出願人は斯る要望に応えるため本出瀬と同日出願で「
モール状合成樹脂立体網状体の製造方法(1)」を提示
した。これは芯となるストレートな合成樹脂線条の周囲
に同様に合成樹脂線条を皺曲し絡み合わせて成る繊条を
一体的に溶融着させてモール状体を得るものである。と
ころがこの方法によると周囲部O繊条の皺曲度及び絡み
度が押出速度及び引取速度の2要素のみによって決定さ
れるのでその線条の空隙等の組織4造がやや規則比、−
走化する傾向があった。
(発明が解決しようとする問題点) そこで本発明は更に改良を加えて芯体の周囲の繊条部の
皺曲及び絡み合いがより複雑化、不規則化できるモール
状合成情脂立体網状体の製造方法の提供を目的とする。
(間?1点を解決するための手段) 上記目的を速成するために案出された本発明のモール状
合gbt脂立体網状体の製造方法は、中心部とその周囲
の所要位置の複数箇所に配した所要口径のノズルから熱
可塑性合成樹脂の加熱溶融体を夫々所要速度で押し出し
て下方に向って線条を連続的に紡出垂下し、中心部の線
条はその落下速度以上の速度によりその先端を引取って
ストレート状を維持し、周囲部の線条はその落下速度よ
り適宜遅い速度でその先端を引取ると共にその落下過程
でその外周部に配した内面に羽根を有する筒体の回動に
よって発生させた渦流内を通過させることにより不規則
に皺曲せしめて互いに絡み合い溶融着した繊条となし、
中心部のストレートな芯となる線条とその周囲部の不規
則に皺曲して絡み合った繊条をもその落下過程で一体的
に溶融着したのち冷却固化することを特徴とするもので
ある。
(実施例) 第1図は本発明の実施例の製造工程概略図であ)、以下
図面に照らしながら説明する。
(1)は押出機でJl)その内部にはポリプロピレンの
加熱溶融体が充填されている。この押出機(1)の下面
にはノズル(2) (2> ’が突出されておシ、ノズ
ル(21(2) ’は中心部とそれを囲む円周上の複t
!L箇所に配置されている。中心部のノズル(2)は周
囲部のノズル(2)′に比べて幾分口径の大きなものが
使用されている。ノズル(21(2) ’ は又換自在
で所望の口径のものを選択して装着可能である。押出機
(1)のノズル(2) (2) ’の下方には内面に羽
根(3)を設けた回動自在な筒体(4)が配されノズル
(2+ (2+ ’から紡出されたポリプロピレン溶融
体の線条(7) (71’はこの筒体(4)内部を通過
する。この筒体(4)が回動するとその内部には羽根(
3)によって渦流が発生する。筒体(4)は押出機(1
)に一体化しても良い。筒体(4)の下方には冷却水(
5)を充填した水槽が配され、水槽内部には引取ロール
(61(6) ’が設置されている。押出機(1)はそ
の各ノズル(2) +21 ’からのポリプロピレン溶
融体の押出速度を自由に設定できる。中心部のノズル(
2)から押出され紡出されたポリプロピレン溶融体融体
の線条(7)はその落下速度以上の速度でその先端が引
取られ、又周囲部のノズル(2)′から押出され紡出さ
れたポリプロピレン靜融体の線条(力′はその落下速度
より遅い速度でその先端が引取られるよう各ノズルに旧
2)′ の押出速度と引取速度が調整されて設定されて
いる。即ち中心部の線条(7)に比べその周囲部の線条
(7)′の落下速度の方が多少大きく設定されている。
これにより中心部の線条(7)はストレート状に垂下す
るが、周囲部の線条(7)′は皺曲せざるを得ない。又
このとき筒体(4)の回動によって筒体(4)内部には
渦流が発生し周囲部の線条(7)′の皺曲度を増幅し相
互の絡み合いも激しいものとする。これにより周囲部の
線条(η′は不規則且つ複雑に皺曲し結み合ってその空
隙等も一定しない組織構造の繊条(8)となる。この繊
条(8)は勿論中心部の芯となるストレートな線条(7
)とも溶融着する。その後これらは冷却水(3)に導か
れ冷却固化して製造工程が完了する。後は巻取ロールに
よって巻取られるだけである。第2図はこうして製造さ
れたモール状合成樹脂立体網状体の一部斜視図である。
(作用効果) 本発明に拠れば、中心部の線条をその落下速度以上の速
度で引取ると共にその周囲の線条はその落下速度より遅
く引取ることによ)即ち中心部の線条の押出速度より周
囲部の線条の押出速度を適度に大きく設定することによ
り中心に芯となるストレートな線条を有しその周囲には
不規則に皺曲して互いに絡み合った繊条を有するモール
状を呈する合成樹脂製の立体網状体を一工程で連続的に
従って簡易に且つ安価で製造することを可能とする作用
効果がある。そして特に本発明では線条の落下過程で周
囲の線条に対しその外周部に配した内面に羽根を有する
筒体の回動によって発生させた渦流を作用させるのでそ
の皺曲度及び絡み具合をよりネ規則化、複雑化させる効
果が顕著である。又、製造されたモール状合成樹脂立体
網状体はその芯がストレートな合成樹脂の線条であシ伸
びにくく切れにくく又周囲の繊条とも相互に溶融着して
いるので剥れにくく強度は著しく向上し、又その繊条部
の空隙率等の組織構造もノズルの口径、押出速度及び引
取速度等を適宜に選択することによって所望のものが容
易に得られ広汎な用途への使用が可能となる作用効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の製造工程概略図、第2図は本
発明の実施例によって製造されたモール状合成樹脂立体
網状体の一部斜視図である。 (1)・・・押出機、 (2)(2)’・・・ノズル、
(3)・・・羽根、(4)・・・筒体、(5)・・・冷
却水、(6) (6) ’ ・・・引取ロール、(カ(
7)′ ・・・線条、(8)・・・繊条。 第1図 ノ・・・押出機 2.2′・・・ノズル 3・・・羽根 ・t・・・筒体 5・・・冷却水 0.6′・・・引取ロール 7.7′・・・線条 8・・・線条 7・・・線 条 8・・・繊 条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中心部とその周囲の所要位置の複数箇所に配した所要口
    径のノズルから熱可塑性合成樹脂の加熱溶融体を夫々所
    要速度で押し出して下方に向つて線条を連続的に紡出垂
    下し、中心部の線条はその落下速度以上の速度によりそ
    の先端を引取つてストレート状を維持し、周囲部の線条
    はその落下速度より適宜遅い速度でその先端を引取ると
    共にその落下過程でその外周部に配した内面に羽根を有
    する筒体の回動によつて発生させた渦流内を通過させる
    ことにより不規則に皺曲せしめて互いに絡み合い溶融着
    した繊条となし、中心部のストレートな芯となる線条と
    その周囲部の不規則に皺曲して絡み合つた繊条をもその
    落下過程で一体的に溶融着したのち冷却固化することを
    特徴とするモール状合成樹脂立体網状体の製造方法。
JP60268674A 1985-11-29 1985-11-29 モ−ル状合成樹脂立体網状体の製造方法 Granted JPS62128739A (ja)

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