JPH0355583B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0355583B2 JPH0355583B2 JP63151561A JP15156188A JPH0355583B2 JP H0355583 B2 JPH0355583 B2 JP H0355583B2 JP 63151561 A JP63151561 A JP 63151561A JP 15156188 A JP15156188 A JP 15156188A JP H0355583 B2 JPH0355583 B2 JP H0355583B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filaments
- aggregate
- dimensional
- nozzle
- surface layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 4
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 4
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 3
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000011437 continuous method Methods 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- -1 interior springs Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はフイルター材、クツシヨン材、暗渠・
排水材、インテリア春、その他の材料として使用
する立体網状集合体の製法に関するものである。
排水材、インテリア春、その他の材料として使用
する立体網状集合体の製法に関するものである。
本願の発明者によつて、熱可塑性合成樹脂糸条
若しくは線条の多数を下方向きのノズルより紡出
して自然下降せしめこれ等の線条が溶融状態を呈
している間にこれ等の線条が溶融状態を呈してい
る間にこれを上記の下降速度より遅く引取ること
により各溶融線条を摺曲して相互に立体網条に点
接着集合せしめ然る後直ちにこれを急速に冷却固
化することを特徴とする合成樹脂の立体網状体の
連続製法(特公昭51−16530号公報参照)は、提
示されている。
若しくは線条の多数を下方向きのノズルより紡出
して自然下降せしめこれ等の線条が溶融状態を呈
している間にこれ等の線条が溶融状態を呈してい
る間にこれを上記の下降速度より遅く引取ること
により各溶融線条を摺曲して相互に立体網条に点
接着集合せしめ然る後直ちにこれを急速に冷却固
化することを特徴とする合成樹脂の立体網状体の
連続製法(特公昭51−16530号公報参照)は、提
示されている。
上記従来の技術において述べた製法による時に
は、実施に使用するノズルのノズル孔群のうちの
一部を細くすることに限界があること、表層部が
任意な繊度と密度になるように一つの金型におい
て変えられない等が原因で、立体網状集合体の表
層部の一部分を繊細化した製品を得ることができ
なかつた。
は、実施に使用するノズルのノズル孔群のうちの
一部を細くすることに限界があること、表層部が
任意な繊度と密度になるように一つの金型におい
て変えられない等が原因で、立体網状集合体の表
層部の一部分を繊細化した製品を得ることができ
なかつた。
本発明は立体網状集合体の表層部の一部分を繊
細化した製品を得ることができる新規の立体網状
集合体の製法を提供することを目的とするもので
ある。
細化した製品を得ることができる新規の立体網状
集合体の製法を提供することを目的とするもので
ある。
上記目的を達成するために本発明立体網状集合
体の製法は、熱可塑性合成樹脂線条の多数本をノ
ズルから下方に向つて紡出し、これ等線条を未だ
固化しない間に紡出速度より遅い引出速度で引き
取る手段により曲りくねらせ且つ当該曲りくねり
により線条を交叉させて交点を融着させたのち冷
却固化することによつて立体網状集合体を得る際
に、末だ固化しないうちの線条に回転体、往復
桿、振動桿等繊細化用装置を作用させて立体網状
集合体の表層部の一部分を繊細化するようにした
ものである。
体の製法は、熱可塑性合成樹脂線条の多数本をノ
ズルから下方に向つて紡出し、これ等線条を未だ
固化しない間に紡出速度より遅い引出速度で引き
取る手段により曲りくねらせ且つ当該曲りくねり
により線条を交叉させて交点を融着させたのち冷
却固化することによつて立体網状集合体を得る際
に、末だ固化しないうちの線条に回転体、往復
桿、振動桿等繊細化用装置を作用させて立体網状
集合体の表層部の一部分を繊細化するようにした
ものである。
本発明の実施例を図面に依拠して説明するに、
エクストルダーのダイに設けられた多数個の下向
きノズル1より熱可塑性合成樹脂線条2を紡出す
ると共に下向きノズル1同士の間に所要個数まで
設置された回動および往復動自在なエアー噴出ノ
ズル3より適宜温度および適宜速度のエアー4を
前記ノズル1より紡出されて未だ溶融状態を維持
している線条2に向けて噴射して当該各線条2を
曲りくねらせ且つ当該曲りくねりにより線条2を
交叉せて交点を融着させ、また下向きノズル1と
エアー噴出ノズル3の外周にスリツトを下面に開
口した水槽5配装し、この水槽5から水流6をガ
イド壁7に沿つて落下させて線条2群の外周面を
遮蔽し、更にこれ等線条2を引取ロール8,8′
により紡出速度よりも遅く引取ることによつて上
記曲りくねりをより複雑化させると共に線条2群
を冷却水9に導いて急速に冷却固化することによ
り立体網状集合体10を得る際に、 未だ固化しないうちの線条2群に回転体11お
よび往復桿12を作用させて立体網状集合体10
の表層部の一部分13を繊細化したものである。
エクストルダーのダイに設けられた多数個の下向
きノズル1より熱可塑性合成樹脂線条2を紡出す
ると共に下向きノズル1同士の間に所要個数まで
設置された回動および往復動自在なエアー噴出ノ
ズル3より適宜温度および適宜速度のエアー4を
前記ノズル1より紡出されて未だ溶融状態を維持
している線条2に向けて噴射して当該各線条2を
曲りくねらせ且つ当該曲りくねりにより線条2を
交叉せて交点を融着させ、また下向きノズル1と
エアー噴出ノズル3の外周にスリツトを下面に開
口した水槽5配装し、この水槽5から水流6をガ
イド壁7に沿つて落下させて線条2群の外周面を
遮蔽し、更にこれ等線条2を引取ロール8,8′
により紡出速度よりも遅く引取ることによつて上
記曲りくねりをより複雑化させると共に線条2群
を冷却水9に導いて急速に冷却固化することによ
り立体網状集合体10を得る際に、 未だ固化しないうちの線条2群に回転体11お
よび往復桿12を作用させて立体網状集合体10
の表層部の一部分13を繊細化したものである。
尚、第2図に示す別異の実施例は、軸方向に往
復動する回転体14を利用して上記繊細化をなす
ようにしたものである。
復動する回転体14を利用して上記繊細化をなす
ようにしたものである。
本発明は繊細化用装置として振動桿等を利用し
て実施することがある。
て実施することがある。
上記回転体14のように軸方向に往復方向にス
ライドさせることは表層のタテ・ヨコの均一化に
役立つて具合がよい。
ライドさせることは表層のタテ・ヨコの均一化に
役立つて具合がよい。
本発明は上記の通りであるので回転体、往復
桿、振動桿等繊細化用装置の作用によつて表層部
の一部分を繊細化した立体網状集合体を得ること
ができるものである。
桿、振動桿等繊細化用装置の作用によつて表層部
の一部分を繊細化した立体網状集合体を得ること
ができるものである。
本発明は立体網状集合体の表層部の一部分を繊
細化した製品を得ることができる新規の立体網状
集合体の製法を提供する目的を完全に達成するこ
とができる優れた効果を奏するものである。
細化した製品を得ることができる新規の立体網状
集合体の製法を提供する目的を完全に達成するこ
とができる優れた効果を奏するものである。
第1図および第2図は本発明の異なる実施例を
示す製造工程図である。 1…下向きノズル、2…線条、3…エアー噴出
ノズル、4…エアー、5…水槽、6…水流、7…
ガイド壁、8,8′…引取ロール、9…冷却水、
10…立体網状集合体、11…回転体、12…往
復桿、13…繊細化部分、14…回転体。
示す製造工程図である。 1…下向きノズル、2…線条、3…エアー噴出
ノズル、4…エアー、5…水槽、6…水流、7…
ガイド壁、8,8′…引取ロール、9…冷却水、
10…立体網状集合体、11…回転体、12…往
復桿、13…繊細化部分、14…回転体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性合成樹脂線条の多数本をノズルから
下方に向つて紡出し、これ等線条を未だ固化しな
い間に紡出速度より遅い引出速度で引き取る手段
により曲りくねらせ且つ当該曲りくねりにより線
条を交叉させて交点を融着させたのち冷却固化す
ることによつて立体網状集合体を得る際に、 未だ固化しないうちの線条に回転体、往復桿、
振動桿等繊細化用装置を作用させて立体網状集合
体の表層部の一部分を繊細化することを特徴とす
る立体網状集合体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63151561A JPH01321965A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 立体網状集合体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63151561A JPH01321965A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 立体網状集合体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01321965A JPH01321965A (ja) | 1989-12-27 |
JPH0355583B2 true JPH0355583B2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=15521220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63151561A Granted JPH01321965A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 立体網状集合体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01321965A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5782734B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2015-09-24 | 新日鐵住金株式会社 | 液状化対策を施した壁体および液状化抑止機能を有する鋼矢板 |
WO2017168771A1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-05 | 株式会社エアウィーヴマニュファクチャリング | フィラメント3次元結合体製造装置およびフィラメント3次元結合体の製造方法 |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP63151561A patent/JPH01321965A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01321965A (ja) | 1989-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2126367C1 (ru) | Способ формирования композитной нити и устройство для осуществления способа | |
DE2928089C3 (de) | Verbundtiegel für halbleitertechnologische Zwecke und Verfahren zur Herstellung | |
JPH03174008A (ja) | 熱可塑性プラスチックから紡糸フリースを製造する途中で合成糸及び/又は合成繊維を製造する方法及び紡糸ノズルユニット | |
JP2008221574A (ja) | 長繊維強化熱可塑性樹脂ペレット及びその製造方法 | |
DE69200600D1 (de) | Vorrichtung zur Herstellung eines aus Verstärkungsfasern und einem organischen, thermoplastischen Material bestehenden Verbundgarnes. | |
JP3187514B2 (ja) | 複合糸を製造するための方法及び装置 | |
CN110225812A (zh) | 线条树脂成型体 | |
KR100770381B1 (ko) | 합성 얀의 제조 방법 및 장치 | |
JPH0355583B2 (ja) | ||
JPS6256256B2 (ja) | ||
US2543027A (en) | Method of making crinkled fibers | |
JPH0317668B2 (ja) | ||
JPH0317667B2 (ja) | ||
JPS6197457A (ja) | 立体網状集合体の製造方法 | |
JPH05106153A (ja) | 合成樹脂製立体網状構造体の製造方法 | |
JPS5949913A (ja) | 導電性成形材料の製造方法 | |
JPS61189927A (ja) | 熱可塑性樹脂製立体網状体の製造方法 | |
JPS60110829A (ja) | 繊維強化複合部材用繊維成形体 | |
JPH0899093A (ja) | 球状の立体網状集合体の製造方法 | |
JPH0317666B2 (ja) | ||
JPS6155252A (ja) | 複合素材による立体網状集合体の製造方法 | |
JPH06158505A (ja) | 球状の立体網状集合体の製造方法 | |
JPH07171320A (ja) | 濾材及びその製造方法 | |
JPS6155251A (ja) | 複合素材による立体網状集合体の製造方法 | |
JP2006097205A (ja) | ビスコースレーヨン繊維とその製造方法、及びビスコースレーヨン繊維集合体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |