JPH03174008A - 熱可塑性プラスチックから紡糸フリースを製造する途中で合成糸及び／又は合成繊維を製造する方法及び紡糸ノズルユニット - Google Patents

熱可塑性プラスチックから紡糸フリースを製造する途中で合成糸及び／又は合成繊維を製造する方法及び紡糸ノズルユニット

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JPH03174008A JP2215954A JP21595490A JPH03174008A JP H03174008 A JPH03174008 A JP H03174008A JP 2215954 A JP2215954 A JP 2215954A JP 21595490 A JP21595490 A JP 21595490A JP H03174008 A JPH03174008 A JP H03174008A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、分配器を介して紡糸ノズルユニットに熱可塑
化プラスチックを供給し、かつ紡糸ノズルユニットから
出る際又はその後に熱可塑化プラスチックを気流に接触
させ、熱可塑性プラスチックから紡糸フリースを製造す
る途中で合成糸及び／又は合成繊維を製造する方法に関
する。
さらに本発明は、この方法に特に適した紡糸ノズルユニ
ットに関する。
本発明の範囲内においては、エンドレス合成ａによる紡
糸フリースの製造を取扱うことができるが、比較的短い
合成繊維によるいわゆるメルトブロー法による紡糸フリ
ースの製造を取扱うこともできる。
従来の技術 本発明の前提となる従来技術の範囲内において（ドイツ
連邦共和国粋許出願公開第２５３２９００号明細書及び
会社刊行物「メルト・プローラン・インフォメーション
・ライフェンホイゼルＪ　１９８９年５月１８日参照）
、紡糸ノズルユニットの個々の紡糸ノズルは、高々１簡
以下の直径、例えば０．５簡の直径を有しかつノズル列
及びノズル段中の紡糸ノズルの配置に関してほぼ１ｆｉ
のピッチを有スる細い穴である。このことは、一方にお
いて製造技術に関して高価であり、かつ他方において能
力、すなわち生産量を減少させる。個々の合成糸は、比
較的滑らかな表面を有する。このことは、メルトブロー
法で加工した場合、合成繊維にもあてはまる。合成糸又
は合成繊維の表面は、でき上った紡糸フリースの品質パ
ラメータにも影響を及ぼす。
発明の目的 本発明の課題は、同じ費用で装置技術に関して著しく高
い能力で、すなわち多くの生産量で動作することを可能
にし、しかも公知の紡糸ノズルユニットと比較して極め
て簡単な紡糸ノズルユニットで動作することを可能にす
る方法を提供することにある。この方法を実施するため
に特に適した紡糸ノズルユニットも本発明の対象である
。
発明の構成 この課題の解決のため、本発明は次のことを示している
。すなわち熱可塑化プラスチックを少なくとも１つの幅
広スリット紡糸ノズルに供給し、この幅広スリット紡糸
ノズルが、プラスチック側においてのこぎり歯状に形成
された少なくとも１つのノズル片を有し、幅広スリット
紡糸ノズルから出た熱可塑化プラスチック製フィルムを
、成形されたノズル片によって成形し、かつフィルムの
成形に従ってこのフィルムを、気流によって合成糸及び
／又は合成繊維に分解する。
本発明は、合成糸又は合成繊維から紡糸７リースを製造
する途中で、場合によってはメルトブローの際に後から
でも吹付けにより繊維にする場合、前記の細い穴から成
りかつあらかじめ単一の合成糸を形成する紡糸ノズルを
有する紡糸ノズルユニットを使用する必要がないという
驚くべき事実に基づいている。それどころか幅広スリッ
ト紡糸ノズルから出る比較的幅広いプラスチックフィル
ムを前提とすることができる。前記のような成形を実現
すれば、このようなフィルムは、合成糸に又は初めから
合成繊維に分解でき、しかも以下にさらに説明するよう
な１つ又は複数の気流によって分解できる。プラスチッ
クフィルムの温度に依存するレオロジー及びプラスチッ
クフィルムの厚さを適当に設定しなければならないこと
は明らかであるが、このことは容易に可能である。一般
に例えば０．５〜１．０咽、有利には０．１０〜０．４
　ｍのスリット幅を有する幅広スリット紡糸ノズルを使
用する。のこぎり歯状の成形はこれら寸法に合わされて
いる。種々の歯形を使用できることは明らかである。並
べた場合に適当な振幅及び波長のサイン状の形をなすの
こぎり歯を使用してもよい。本発明に従って作業した場
合、合成繊維又は合成糸の表面構造又は微細構造にも作
用を及ぼすことができ、特に本発明によればいわば引裂
きによりばらばらにされるので、合成繊維の表面積が拡
大できる。本発明による方法では、合成糸又は合成繊維
の通常の低伸度も達成できることは明らかである。
本発明の範囲内で、特にすでに述べたメルトプロー技術
が実現できる。これに関して本発明は次のことを示して
いる。すなわち成形したフィルムを、幅広スリット紡糸
ノズルがら出た直後に加熱気流によるメルトプロー法に
よって合成繊維に分解し、かつこれら合成繊維をその後
冷却気流によって収容する。その際のこぎり歯状に成形
された少なくとも１つのノズル片を有しかつ幅広スリッ
ト紡糸ノズルに合わせた幅広スリクトノズルがら押出さ
れる加熱気流及び／又は冷却気流を使用することができ
る。本発明による方法の次のような特徴を有する構成は
特に重要である。すなわち幅広スリットノズルから出る
際に膨張により生じる温度低下が冷却のために十分であ
る程強力に膨張する圧力をかけた加熱気流を使用する。
しかしエンドレス合成糸による古典的な紡糸フリース技
術を実現することもできる。そのため本発明は次のこと
を示している。すなわち成形したフィルムを、幅広スリ
ット紡糸ノズルから出た後に、エンドレス糸から紡糸フ
リースを製造する際に必要な処理空気によって合成糸に
分解する。メルトプロー法による紡糸フリース製造の際
及び古典的な紡糸フリース！Ｂ造の際、本発明による方
法の範囲内で、幅広スリット紡糸ノズルから出た化学的
及び／又は物理的に異なったプラスチックから成る多層
フィルムを、合成糸及び／又は合成繊維に分解すること
ができる。
前記方法を実施する紡糸ノズルユニットも本発明の対象
である。この紡糸ノズルユニットは基本的に次のような
特徴を有する。すなわち少なくとも１つの幅広スリット
紡糸ノズルが設けられており、この幅広スリット紡糸ノ
ズルが、のこぎり歯状に形成された少なくとも１つのノ
ズル片を有する。この紡糸ノズルユニットをメルトプロ
ー技術の範囲内で使用する場合、本発明の有利な構成は
次のような特徴を有する。すなわち幅広スリット紡糸ノ
ズルの上及び下にかつこの幅広スリット紡糸ノズルに対
して平行に、幅広スリットノズルの形の加熱空気発生ノ
ズルが配置されている。さらに流れの方向において加熱
空気発生用の幅広スリットノズルの後に、幅広スリット
ノズルの形の冷却空気発生ノズルが配置されているよう
にしてもよい。本発明の有利々構成によれば、加熱空気
発生用の及び／又は冷却空気発生用の幅広スリットノズ
ルも、のこぎり歯状に形成された少なくとも１つのノズ
ル片を有する。本発明の範囲内において配置は次のよう
になっている。すなわち幅広スリット紡糸ノズルの及び
／又は加熱空気発生用又は冷却空気発生用の対応する幅
広スリットノズルのスリット幅が調節可能である。
実施例 本発明の実施例を以下図面によって詳細に説明する。
第１図には、本発明による方法に従って紡糸フリース２
を製造しようとする熱可塑性グラスチッりを熱可塑化す
るための押出し機１、紡糸ノズルユニット３及びいわゆ
るコレクタ４、及びでき上った紡糸フリース２用の巻取
り装置５が示しである。装置はメルトブロー法により動
作する。従って紡糸ノズルユニッ°ト３はコンプレッサ
６に接続されており、このコンプレッサは空気ヒータ７
に作用する。このようにして加熱空気を紡糸ノズルユニ
ット３内に侵入させることができる。図示していない別
のコンプレッサは、紡糸ノズルユニットの後の場所８に
おいて冷却空気を供給することができる。第２図には第
１図に対してかなり大きな寸法で紡糸ノズルユニット３
の構成が示しである。第２図ないし第４図を比較考察す
れば明らかなように、紡糸ノズルユニット３は幅広スリ
ット紡糸ノズル９を有し、この紡糸ノズルは、本実施例
においてのこぎり歯状の形の２つのノズル片１０を有す
る。幅広スリット紡糸ノズル９の上および下にかつノズ
ルに対して平行に加熱空気発生ノズル１２があり、この
加熱空気発生ノズルは同様に幅広スリットノズルとして
構成されている。その他に第２図ないし第４図を比較考
察すれば、幅広スリットノズルが明らかであり、この幅
広スリットノズルは冷却空気発生ノズル１３をなしてい
る。
加熱空気発生用の幅広スリットノズル１２及び／又は冷
却空気発生用の幅広スリットノズル１３も、のこぎり歯
状の形をしたノズル片１４又は１５を有する。幅広スリ
ット紡糸ノズル９の及び加熱空気発生用又は冷却空気発
生用の幅広スリットノズル１２及び１３のノズル幅は、
調節可能である。
すでに述べたように、のこぎり歯状の成形部１１又は１
６又は１７は極めているいろの形に構成できるが、これ
については詳細に示していない。
第５図には、本発明による方法に従って動作するが、エ
ンドレス糸から紡糸フリース２を製造する装置が示しで
ある。複数の平行な幅広スリット紡糸ノズル９を有する
紡糸ノズルユニット３が設けられている。プラスチック
フィルムは、後続の延伸冷却シュート１８において個々
の合成糸に分解され、かつこれら合成糸は、場合によっ
ては冷却空気排気部を有する適当なコンベヤベルト１９
上に通常のようにたい積させられる。紡糸ノズルユニッ
ト３は、幅広スリット紡糸ノズルについては第２図ない
し第４図に示したように構成されている。いずれにせよ
ここでは一般に紡糸ノズルユニット３と一体になった加
熱空気発生ノズル及び冷却空気発生ノズルは省略されて
いる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明による方法に従って動作するメルトプ
ロー技術による紡糸フリース製造用装置の略図、第２図
は、第１図による装置の部分Ａを拡大して示す図、第３
図は、矢印Ｂの方向に第２図の装置を見た図、第４図は
、第３図による装置の部分Ｃをさらに拡大して示す図、
第５図は、本発明による方法に従って動作するエンドレ
ス繊維から紡糸フリースを作る装置の略図である。 １・・・押出し機、２・・・紡糸フリース、３・・・紡
糸ノズルユニット、４・・・コレクタ、５・・・巻取り
装置、６・・・コンプレッサ、７・・・空気ヒータ、９
・・・Ｉｎスリット紡糸ノズル、１０・・・ノズル片、
１２・・・加熱空気発生ノズル、１３・・・冷却空気発
生ノズル、１４、５・・・ノズル片

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）分配器を介して紡糸ノズルユニットに熱可塑化プ
    ラスチックを供給し、かつ紡糸ノズルユニツトから出る
    際又はその後に熱可塑化プラスチックを気流に接触させ
    、熱可塑性プラスチックから紡糸フリースを製造する途
    中で合成糸及び／又は合成繊維を製造する方法において
    、 熱可塑化プラスチツクを少なくとも１つの幅広スリット
    紡糸ノズルに供給し、この幅広スリット紡糸ノズルが、
    プラスチック側においてのこぎり歯状に形成された少な
    くとも１つのノズル片を有し、幅広スリット紡糸ノズル
    から出た熱可塑化プラスチック製フィルムを、成形され
    たノズル片によって成形し、かつフィルムの成形に従っ
    てこのフィルムを、気流によって合成糸及び／又は合成
    繊維に分解することを特徴とする、熱可塑性プラスチッ
    クから紡糸フリースを製造する途中で合成糸及び／又は
    合成繊維を製造する方法。
  2. （２）成形したフィルムを、幅広スリット紡糸ノズルか
    ら出た直後に加熱気流によるメルトブロー法によって合
    成繊維に分解し、かつこれら合成繊維をその後冷却気流
    によって収容する、請求項１記載の方法。
  3. （３）のこぎり歯状に成形された少なくとも１つのノズ
    ル片を有しかつ幅広スリット紡糸ノズルに合わせた幅広
    スリットノズルから押出される加熱気流及び／又は冷却
    気流を使用する、請求項２記載の方法。
  4. （４）幅広スリットノズルから出る際に膨張により生じ
    る温度低下が冷却のために十分である程強力に膨張する
    圧力をかけた加熱気流を使用する、請求項１〜３の１つ
    に記載の方法。
  5. （５）成形したフィルムを、幅広スリット紡糸ノズルか
    ら出た後に、エンドレス糸から紡糸フリースを製造する
    際に必要な処理空気によって合成糸に分解する、請求項
    １記載の方法。
  6. （６）幅広スリット紡糸ノズルから出た化学的及び／又
    は物理的に異なったプラスチックから成る多層フィルム
    を、合成糸及び／又は合成繊維に分解する、請求項１〜
    ５の１つに記載の方法。
  7. （７）幅広スリット紡糸ノズルが設けられており、この
    幅広スリット紡糸ノズルが、のこぎり歯状に形成された
    少なくとも１つのノズル片を有することを特徴とする、
    請求項１〜６の１つに記載の方法を実施する紡糸ノズル
    ユニット。
  8. （８）幅広スリット紡糸ノズルの上及び下にかつこの幅
    広スリット紡糸ノズルに対して平行に、幅広スリットノ
    ズルの形の加熱空気発生ノズルが配置されている、請求
    項７記載の紡糸ノズルユニット。
  9. （９）流れの方向において加熱空気発生用の幅広スリッ
    トノズルの後に、幅広スリットノズルの形の冷却空気発
    生ノズルが配置されている、請求項８記載の紡糸ノズル
    ユニット。
  10. （１０）加熱空気発生用の及び／又は冷却空気発生用の
    幅広スリットノズルも、のこぎり歯状に形成された少な
    くとも１つのノズル片を有する、請求項８又は９記載の
    紡糸ノズルユニット。
  11. （１１）幅広スリット紡糸ノズルの及び／又は加熱空気
    発生用又は冷却空気発生用の対応する幅広スリットノズ
    ルのスリット幅が調節可能である、請求項７〜１０の１
    つに記載の紡糸ノズルユニット。
JP2215954A 1989-08-18 1990-08-17 熱可塑性プラスチックから紡糸フリースを製造する途中で合成糸及び／又は合成繊維を製造する方法及び紡糸ノズルユニット Expired - Lifetime JPH07103487B2 (ja)

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