JPS62127105A - 孔開け加工用極薄鋼板の圧延方法 - Google Patents

孔開け加工用極薄鋼板の圧延方法

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JPS62127105A
JPS62127105A JP26511485A JP26511485A JPS62127105A JP S62127105 A JPS62127105 A JP S62127105A JP 26511485 A JP26511485 A JP 26511485A JP 26511485 A JP26511485 A JP 26511485A JP S62127105 A JPS62127105 A JP S62127105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel sheet
rolling
difference
surface roughness
work rolls
Prior art date
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Pending
Application number
JP26511485A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Nakanishi
洋一 中西
Hiroshi Kuwamoto
鍬本 紘
Tomeji Doi
土井 留次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPS62127105A publication Critical patent/JPS62127105A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプレスによる孔開は加工の行なわnる用途に
供さn、る極薄鋼板の圧延方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、薄鋼板の圧延においては、中伸、耳波、反り等の
形状欠陥のないフラットな形状が理想とされ、平坦度の
優わ、た鋼板を製造するべく努力がなされてきた。特に
こV、らの形状欠陥のうち、反りについては。
圧延に使用されるワークロールの上下ロールの表面粗度
差を一定値以下に厳しく管理することにより発生防止が
はかられている。
一方、近年0.10■以下の極薄1@仮の製造が可能と
なり糧々の用途に共さnているが、これらのうちプレス
打抜き(こよる開は加工(特に小径かつ多数個の孔あけ
加工)が行なわれるもの(主に電池の1極等に用いらn
る)においては素材、形状が平坦であっても打抜き後に
はポンチ側への反りが発生し、そのままでは製品として
の使用に耐えないものとなっている。
これはプレス打抜き時、せん断面に生ずるポンチ側のダ
レ、ダイス側のカエリのためにポンチ側表面には引張方
向のひずみ、ダイス側表面に圧縮方向のひずみが残留し
、ポンチ側に圧縮応力、ダイス側に引張応力金主じるが
、0.10+ma以下の極薄鋼板では板の剛性が低いた
めこれらの残留応力によりポンチ側への板反りが発生す
る。
この対策としては、 ■加工時の対策きしてクリアランス管理を行なう。
■原板製造時での対策として原板の形状、材質等につき
製造過程でこn、らを各制御する。
〔発明が解決しようさする問題点〕
しかし、加工時の対策としてのクリアランス調整は以下
の理由により実際上実施は困難である。即ち、通常プレ
ス打抜時の最適クリアランスは5〜10%xt(t=板
厚)とされるが極薄材の加工に於てはこの程度のクリア
ランスでは反りの発生を防止し得ない。こわ以下のクリ
アランスを維持することは型の摩耗あるいは損傷等のト
ラブルの要因となるため実作挙止では極薄材で、ダレ、
カエリの全く生じない打抜きを実現することは至難であ
る。特に小径、多数個の打抜きを行なう場合には不可能
と言って過言ではない。
一方、原板製造時での対策としては、定性的には加工に
より生ずるひずみ全相殺する予ひすみを与えることによ
って加工後の製品の反りを解消できると推定されるが1
通常の生産方法に大きな変更を加えず(即ち、製造工程
増加によるコストアップなしに)製造する具体的方策や
効果の定量化あるいはプレス加工内容(開孔率)に応じ
ての最適値等の把握が困難なため問題を解消する対策と
しては未確立の状態にある。
これらの理由から、現在極薄鋼板のプレス打抜が行なわ
れる加工に於ては発生した反りを何らかの矯正手段(例
えばレベラー加工)によって矯正しているため、工数増
加及び歩留の低下により製品の製造コストの上昇を招い
ている。
本発明は以上のような問題に鑑みなさnたもので、プレ
ス孔開は加工後の製品に反りの発生しない鋼板を製造す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は表面粗度の異なるワークロールによって圧延
さc、7:製品に反りが発生する現象に着目し、上下ワ
ークロール粗度差と圧延後の鋼板の反り量との関係及び
プレス打抜き加工時の孔径、開孔率(〔(打抜き後の孔
面積合計)/(素材表面状))xtoo(係))と加工
後の反りf、七の関係をそnぞれ見出してこnら全組合
せるこ七により加工後の製品の反りを発生させない孔開
は加工用極薄鋼板の圧延方法を創案したものである。
一般に圧延時の上下ワークロール表面粗度に差のある場
合、高粗度側lこ凸となる反りが発生することが知られ
ている。これは表裏面で粗度の異なる圧延ロールで圧延
されると表層近傍の変形量が不均一となり、高粗度ロー
ルで圧延された表面には引張、低粗度ロール側表面には
圧縮の残留応力が生じるためで、この残留応力により高
粗度ロール側に凸の反りが生ずるものである。
このロール粗度差と反り発生量の間には一定の関係があ
り、粗度差に比例して反り発生量も多くなる。一方前述
のプレスによる孔開は加工時に製品に生ずる反り量もそ
の開孔率に応じて大きくなる。従って本発明者等は孔開
は加工時の製品の反り量にみあう反対側への反り量を冷
間圧延時又は調質圧延時に与えておけば、加工後製品に
反りが生じなくなると考えて本発明を創案した・ 即ち、板厚0.10am以下の孔開は加工用鋼板の冷間
圧延又は調質圧延における圧延機最終スタンドの上下ワ
ークロールに、孔開は加工時の前記鋼板の開孔率に応じ
た表面粗度差を設けて圧延することとしたものである。
〔実施例〕
次に本発明の具体的実施例につき説明する。
まず本発明者等は、最終板厚0.10 mの鋼板の冷間
圧延において、圧延機最終スタンドの上下ワークロール
の表面粗度に差を設けて圧延した場合に得らnる鋼板の
C反り量を求め、第1因に示す結果を得た。同図から上
下ワークロールの表面粗度差が大きくなる程鋼板に生ず
るC反つ景が大きくなることがわかる。
又同じく板厚0.lOmの鋼板に、プレスによる孔開は
加工を施した場合に、その時の鋼板開孔率さ、加工後の
鋼板0反つmk求め。
第2図に示す結果を得た。同図から、開孔率が大きくな
るに従って、加工後の鋼板0反り量も大きくなるこおが
わかる。
こわ、らの結果を基に本発明者等は次のような実験を行
なった。
即ち、2スタンドからなる軽圧下冷間圧延ミル(DRミ
ル)を用いて、製品の最終板厚を008箇とする冷間圧
延を行なった。この時使用した圧延機の1スタンド目は
、ロール径500mの上下ワークロールを装備し、圧延
油全供給して圧下率30%で圧延を行ない、又2スタン
ド目はロール径550mの上下ワークロールlこより、
圧延油を供給せず、荷重200 ton 、圧下y41
%で圧延を行なっている。そのうち後者のロールスタン
ドの上ワークロールの表面粗さくま3μmRz、及び下
ワークロールの表面粗さは2μmR2であり、その粗度
差は1μmである。
そして圧延後冷間ストリップに生じたC反り量を測定し
たところ、約35mであった。
次1ここのようなC反り発生じたストリップの凸反り面
側を上にして、下にダイスを置き。
その上からポンチで孔開は加工を施(7た。この時、前
述の2つの図を参考に、開孔率が60係程度になったと
ころで孔開は加工を止め、加工後のストリップのC反つ
量全調べた。するととのC反り量はほぼOであった。
従って最終板厚0.08mの孔開はカロエ用のス) I
Jツブを冷間圧延する場合に、後ζζ行なわれる孔開は
加工時の開孔率を60%とすると、前記冷間圧延におけ
る圧延機最終スタンドの上下ワークロール表面粗度差を
1μアnR2として圧延すわば、プレス孔開は加工後の
製品に反りの生じない鋼板を得るこきができるというこ
とが明らかになった。
〔発明の効果〕
以上説明してきたようlζ1本発明に係る圧延方法によ
りば、圧延時に表面粗度差のある上下ワークロールを用
いて圧延を行なうこ七により、プレス孔開は加工後の製
品に反りの発生しない鋼板を製造することができるきい
う優rまた効果含有しており、製造工程の工数の低減、
歩留りの向上を図り。
製品の製造コストを低減せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はストリップ圧延時の圧延機スタンドの上下ワー
クロールの粗度差と圧延後の該ストリップのC反り量の
相関関係を示すグラフ図、第2図は冷延鋼板にプレスl
こよる孔開は加工を施した際の開孔率と鋼板0反り量の
相関関係を示すグラフ図である。 特許出願人  日本鋼管株式会社 発  明 者   中   西   洋   −第  
1  図 運度及Rz (μm)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板厚0.10mm以下の孔開け加工用極薄鋼板の冷間圧
    延又は調質圧延における圧延機最終スタンドの上下ワー
    クロールに、孔開け加工時の前記鋼板の開孔率に応じた
    表面粗度差を設けて圧延することを特徴とする孔開け加
    工用極薄鋼板の圧延方法。
JP26511485A 1985-11-27 1985-11-27 孔開け加工用極薄鋼板の圧延方法 Pending JPS62127105A (ja)

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JP26511485A JPS62127105A (ja) 1985-11-27 1985-11-27 孔開け加工用極薄鋼板の圧延方法

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JPS62127105A true JPS62127105A (ja) 1987-06-09

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ID=17412805

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105312324A (zh) * 2015-10-30 2016-02-10 中色科技股份有限公司 一种铌或钽带箔生产方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5939403A (ja) * 1982-08-30 1984-03-03 Kawasaki Steel Corp ドライ調質圧延の幅反り制御方法
JPS6044104A (ja) * 1983-08-22 1985-03-09 Nippon Kokan Kk <Nkk> 調質圧延方法

Patent Citations (2)

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