JPS62124528A - 液晶表示パネル - Google Patents
液晶表示パネルInfo
- Publication number
- JPS62124528A JPS62124528A JP60264083A JP26408385A JPS62124528A JP S62124528 A JPS62124528 A JP S62124528A JP 60264083 A JP60264083 A JP 60264083A JP 26408385 A JP26408385 A JP 26408385A JP S62124528 A JPS62124528 A JP S62124528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ito film
- transparent
- resistance
- liquid crystal
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は液晶表示パネル（以下、ＬＣＤパネルと略称す
る。）、特にＴＰＴ等を用いたアクティブマトリックス
方式の大型ＬＣＤパネルに関するものである。
る。）、特にＴＰＴ等を用いたアクティブマトリックス
方式の大型ＬＣＤパネルに関するものである。
従来の技術
ＴＰＴ等を用いたアクティブマトリックス方式ＬＣＤパ
ネルは、第３図、第４図に示すように主面上に、透明な
画素電極２、同画素電極２を制御するＴＰＴ等の制御素
子３、さらに制御素子群を選択駆動するための走査信号
線パターン４、及び画像信号線パターン６を有するガラ
ス等からなる透明主基板１と、ガラス等の透明基板の主
面全域に透明導電性膜６、所謂ＩＴＯ膜を被着した共通
電極用透明基板７を１０μｍ前後の間隔で近接配置し、
両基板の間隙部８に液晶９を注入封止することによって
得ている。なお図中において１０はカラー表示パネルの
場合のカラーフィルター、１１．１２はそれぞれ走査信
号線パターン４、及び画像信号線パターン６の外部引き
出し用電極端子部である。
ネルは、第３図、第４図に示すように主面上に、透明な
画素電極２、同画素電極２を制御するＴＰＴ等の制御素
子３、さらに制御素子群を選択駆動するための走査信号
線パターン４、及び画像信号線パターン６を有するガラ
ス等からなる透明主基板１と、ガラス等の透明基板の主
面全域に透明導電性膜６、所謂ＩＴＯ膜を被着した共通
電極用透明基板７を１０μｍ前後の間隔で近接配置し、
両基板の間隙部８に液晶９を注入封止することによって
得ている。なお図中において１０はカラー表示パネルの
場合のカラーフィルター、１１．１２はそれぞれ走査信
号線パターン４、及び画像信号線パターン６の外部引き
出し用電極端子部である。
発明が解決しようとする問題点
対向共通電極は、一般的には前述のように透明基板７上
に透明導電性薄膜６としてＩＴＯ膜を用いるが、このＩ
ＴＯ膜は通常１００人〜１ｏｏＯ人程度の膜厚で形成し
てあり、そのシート抵抗は数１０〜数１ｏｏΩ／口程度
である。
に透明導電性薄膜６としてＩＴＯ膜を用いるが、このＩ
ＴＯ膜は通常１００人〜１ｏｏＯ人程度の膜厚で形成し
てあり、そのシート抵抗は数１０〜数１ｏｏΩ／口程度
である。
また、対向共通電極であるＩＴＯ膜の外部回路との接続
電極部分は、ＬＣＤパネルの構成上、パネルのコーナ部
分等の隅部に設けられることが多い。
電極部分は、ＬＣＤパネルの構成上、パネルのコーナ部
分等の隅部に設けられることが多い。
ＬＣＤパネルのサイズが小さい場合には、上図のような
方法で対向共通電極を構成しても、ＩＴＯ膜内での拡が
り抵抗の影響は実用上支障をきたさないが、ＬＣＤパネ
ルのサイズが大型化するに従って、ＩＴＯ膜内における
拡がり抵抗が画像品質に悪影響を及ぼす要因となる。す
なわち、外部回路接続電極部の近傍と、回部から最も離
れた部位では膜抵抗が異なるため、そのＩＴＯ膜を対向
共通電極とした場合膜面内の電位に差ができ、ＬＣＤパ
ネル内の各単位画素部の表示特性に差異が生じ、均一な
画素像を有するＬＣＤパネルの提供に支障をきたすこと
になる。
方法で対向共通電極を構成しても、ＩＴＯ膜内での拡が
り抵抗の影響は実用上支障をきたさないが、ＬＣＤパネ
ルのサイズが大型化するに従って、ＩＴＯ膜内における
拡がり抵抗が画像品質に悪影響を及ぼす要因となる。す
なわち、外部回路接続電極部の近傍と、回部から最も離
れた部位では膜抵抗が異なるため、そのＩＴＯ膜を対向
共通電極とした場合膜面内の電位に差ができ、ＬＣＤパ
ネル内の各単位画素部の表示特性に差異が生じ、均一な
画素像を有するＬＣＤパネルの提供に支障をきたすこと
になる。
特に第５図のように複数枚の大型のＬＣＤパネル１３を
用い、ＬＣＤパネル相互間を電気的物理的に接合し、接
合後に外周部位にある電極端子部１１．１２、及び対向
共通電極の外部接続用端子部１４で、外部制御駆動回路
と接続して構成する超大型ＬＣＤ表示システムでは、構
成上対向共通電極の外部接続部位が限定されるため、前
述の工Ｔｏ膜の膜抵抗がより大きな問題となる。
用い、ＬＣＤパネル相互間を電気的物理的に接合し、接
合後に外周部位にある電極端子部１１．１２、及び対向
共通電極の外部接続用端子部１４で、外部制御駆動回路
と接続して構成する超大型ＬＣＤ表示システムでは、構
成上対向共通電極の外部接続部位が限定されるため、前
述の工Ｔｏ膜の膜抵抗がより大きな問題となる。
この問題を解決するための手段として、ＩＴＯ膜のシー
ト抵抗を下げることが考えられる。しかしシート抵抗を
下げるためにはＩＴ○膜の膜厚を厚くする、若しくはＩ
ＴＯ膜の組成、すなわち膜質を変える等の方策を講じる
必要があり、何れの場合にもＩＴＯ膜の透過率が低下す
るため、透明導電性膜としての一方の機能を損なうこと
になる。
ト抵抗を下げることが考えられる。しかしシート抵抗を
下げるためにはＩＴ○膜の膜厚を厚くする、若しくはＩ
ＴＯ膜の組成、すなわち膜質を変える等の方策を講じる
必要があり、何れの場合にもＩＴＯ膜の透過率が低下す
るため、透明導電性膜としての一方の機能を損なうこと
になる。
本発明は透明導電性膜の機能を低下させることなく、膜
抵抗を低下させることを目的とするものである。
抵抗を低下させることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
この問題点を解決するために本発明は、対向共通透明電
極であるＩＴＯ膜の一部を、選択的に膜厚を増した低抵
抗層としたものである。すなわち、この低抵抗層の形態
は、制御用配線パターンを形成した主基板上のＸ列及び
Ｙ行の制御配線パターン、若しくはカラーフィルターの
非透光部の形状に合致せしめた形状で形成したものであ
る。
極であるＩＴＯ膜の一部を、選択的に膜厚を増した低抵
抗層としたものである。すなわち、この低抵抗層の形態
は、制御用配線パターンを形成した主基板上のＸ列及び
Ｙ行の制御配線パターン、若しくはカラーフィルターの
非透光部の形状に合致せしめた形状で形成したものであ
る。
作 用
上記の構成により、対向共通透明電極用ＩＴＯ膜は、画
素表示領域、すなわち透光部は透過率を重視した薄層Ｉ
ＴＯ膜を、非透光部にはＩＴＯ膜厚を厚く形成すること
により導電性の向上を図った構造としであるため、対向
共通透明電極全体の面抵抗を低下させることができる。
素表示領域、すなわち透光部は透過率を重視した薄層Ｉ
ＴＯ膜を、非透光部にはＩＴＯ膜厚を厚く形成すること
により導電性の向上を図った構造としであるため、対向
共通透明電極全体の面抵抗を低下させることができる。
実施例
第１図は本発明のＬＣＤパネルの断面構造を示す部分断
面拡大図である。なお図面は説明の便宜上寸法は任意に
拡大しである。
面拡大図である。なお図面は説明の便宜上寸法は任意に
拡大しである。
以下図面により詳述する。
共通電極用透明基板７の主面には透明な対向共通電極と
してのＩＴＯ膜が全面に被着されている。
してのＩＴＯ膜が全面に被着されている。
このＩＴＯ膜は第１図に示すように、光源（図示せず）
からの光が液晶９の動作により制御されて透過する領域
、即ち単位画素領域１６部分は薄く（１０００Ａ以下）
形成する。一方透明主基板１上に形成しであるＴＦＴな
どの制御素子３、及びＸ列、Ｙ行の制御配線パターン４
．６により光学的に陰となる非透過領域１６と対向する
部位の低抵抗透明導電性膜６としてのＩＴＯ膜は、単位
画素領域１５部分のＩＴＯ膜の６〜数１０倍の膜厚とす
ることにより、同部位のＩＴＯ膜の低抵抗化を図ったも
のである。１７はプラックストライプである。
からの光が液晶９の動作により制御されて透過する領域
、即ち単位画素領域１６部分は薄く（１０００Ａ以下）
形成する。一方透明主基板１上に形成しであるＴＦＴな
どの制御素子３、及びＸ列、Ｙ行の制御配線パターン４
．６により光学的に陰となる非透過領域１６と対向する
部位の低抵抗透明導電性膜６としてのＩＴＯ膜は、単位
画素領域１５部分のＩＴＯ膜の６〜数１０倍の膜厚とす
ることにより、同部位のＩＴＯ膜の低抵抗化を図ったも
のである。１７はプラックストライプである。
第２図が本発明の共通電極用透明基板７の一例を示す平
面図であり、基板７の主面には光透過性の良好な薄いＩ
ＴＯ膜と、同膜層に接して外周域及び基板内部に格子状
に、形成膜厚を増して低抵抗化したＩＴＯ膜パターンが
形成しである。この格子状の低抵抗化ＩＴＯ膜パターン
は、透明主基板１の主面上の制御配線パターン４，６の
ピッチＰ１．Ｐ２と同一寸法ピッチｐ、ｐ２で形成して
あり、共通電極用透明基板７の主面を主透明基板１の主
面に対向近接配置してＬＣＤパネルを構成した際に、制
御配線パターン４，６と共通電極用透明基板７の格子状
ＩＴＯ膜パターンの相対位置が合致する構成とする。
面図であり、基板７の主面には光透過性の良好な薄いＩ
ＴＯ膜と、同膜層に接して外周域及び基板内部に格子状
に、形成膜厚を増して低抵抗化したＩＴＯ膜パターンが
形成しである。この格子状の低抵抗化ＩＴＯ膜パターン
は、透明主基板１の主面上の制御配線パターン４，６の
ピッチＰ１．Ｐ２と同一寸法ピッチｐ、ｐ２で形成して
あり、共通電極用透明基板７の主面を主透明基板１の主
面に対向近接配置してＬＣＤパネルを構成した際に、制
御配線パターン４，６と共通電極用透明基板７の格子状
ＩＴＯ膜パターンの相対位置が合致する構成とする。
またその格子状ＩＴＯパターンのパターン巾Ｗ工は制御
配線パターン４，６部の形成中ＷＰ１あるいはカラーフ
ィルターに設けたブラックストライプ１７の巾Ｗｂ と
同等若しくはそれらよりも若干狭い寸法とし、透過率の
低い格子状ＩＴＯ膜パターン部が非透過領域１６内に形
成される構造とし、格子状ＩＴＯ膜パターンが単位・画
素領域１６の開孔率及び透過率の低下等の支障を来たさ
ない構成としたものである。
配線パターン４，６部の形成中ＷＰ１あるいはカラーフ
ィルターに設けたブラックストライプ１７の巾Ｗｂ と
同等若しくはそれらよりも若干狭い寸法とし、透過率の
低い格子状ＩＴＯ膜パターン部が非透過領域１６内に形
成される構造とし、格子状ＩＴＯ膜パターンが単位・画
素領域１６の開孔率及び透過率の低下等の支障を来たさ
ない構成としたものである。
尚、格子状の低抵抗化ＩＴＯ膜パターンは上記の例のよ
うに格子状に配置する以外にＬＣＤパネルの形状に応じ
て、縦或は横の縞状に配置したものであってもよい。
うに格子状に配置する以外にＬＣＤパネルの形状に応じ
て、縦或は横の縞状に配置したものであってもよい。
発明の効果
従来のＩＴＯ薄膜層のみの透明対向共通電極では、ＩＴ
Ｏ薄膜層のシート抵抗の関係上、基板が大型化するに従
って電極抵抗が増大したが、本発明の透明対向共通電極
基板を用いたＬＣＤパネルでは、非画素領域のＩＴＯ膜
層を低抵抗化してｈるため、画素領域１１の開孔率及び
透過率を損なうことなく同基板の面抵抗を下げることが
でき、電位分布の不均一性に伴う画像品質の低下を抑制
することができるという効果がある。
Ｏ薄膜層のシート抵抗の関係上、基板が大型化するに従
って電極抵抗が増大したが、本発明の透明対向共通電極
基板を用いたＬＣＤパネルでは、非画素領域のＩＴＯ膜
層を低抵抗化してｈるため、画素領域１１の開孔率及び
透過率を損なうことなく同基板の面抵抗を下げることが
でき、電位分布の不均一性に伴う画像品質の低下を抑制
することができるという効果がある。
第１図は本発明の液晶表示パネルの一実施例の断面拡大
図、第２図は同パネルの対向共通電極用透明基板の平面
拡大図、第３図は従来の液晶表示パネルを示す断面拡大
図、第４図は同平面拡大図、第５図は複数枚の液晶表示
パネルを貼り合わせ構成の大型表示パネルの概念を示す
斜視図である。 １・・・・・・透明主基板、２・・・・・・画素電極、
３・・・・・・ＴＦＴ等の制御素子、４・・・・・・走
査信号パターン、５・・・・・・画像信号パターン、６
・・・・・・透明導電性膜、６・・・・・・低抵抗透明
導電性膜、７・・・・・・共通電極用透明基板、９・・
・・・・液晶、１５・・・・・・単位画素領域、１６・
・・・・・非透過領域。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名１−
−一透帽４伎 クー−ａｔ’を糧 ９一液晶 １５−革１に畠ｔ４武 イＧ−４Ｆｉｌａｎ４ 第 ２ 図 ＠ ３ 図 第４閃
図、第２図は同パネルの対向共通電極用透明基板の平面
拡大図、第３図は従来の液晶表示パネルを示す断面拡大
図、第４図は同平面拡大図、第５図は複数枚の液晶表示
パネルを貼り合わせ構成の大型表示パネルの概念を示す
斜視図である。 １・・・・・・透明主基板、２・・・・・・画素電極、
３・・・・・・ＴＦＴ等の制御素子、４・・・・・・走
査信号パターン、５・・・・・・画像信号パターン、６
・・・・・・透明導電性膜、６・・・・・・低抵抗透明
導電性膜、７・・・・・・共通電極用透明基板、９・・
・・・・液晶、１５・・・・・・単位画素領域、１６・
・・・・・非透過領域。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名１−
−一透帽４伎 クー−ａｔ’を糧 ９一液晶 １５−革１に畠ｔ４武 イＧ−４Ｆｉｌａｎ４ 第 ２ 図 ＠ ３ 図 第４閃
Claims (4)
- （１）透明基板上の共通対向電極となる透明導電性電極
膜の一部に、縞状若しくは格子状の高導電領域を賦与し
たことを特徴とする液晶表示パネル。 - （２）縞状若しくは格子状の高導電性領域を透明導電性
電極膜と同一組成膜で形成し、その領域部の膜厚を透明
導電性電極膜の５倍以上の膜厚で形成したことを特徴と
する特許請求の範囲第１項に記載の液晶表示パネル。 - （３）縞状若しくは格子状の高導電性領域のパターンを
、主基板上の制御配線パターン、あるいはカラーフィル
ターのブラックストライプパターンの配置と合致させた
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の液晶表
示パネル。 - （４）縞状若しくは格子状の高導電性領域パターンの巾
を、主基板上の制御配線パターン、あるいはカラーフィ
ルターのブラックストライプパターンの巾と同一若しく
は狭く形成したことを特徴とする特許請求の範囲第２項
に記載の液晶表示パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60264083A JPS62124528A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60264083A JPS62124528A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 液晶表示パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62124528A true JPS62124528A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17398280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60264083A Pending JPS62124528A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 液晶表示パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62124528A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63275924A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-11-14 | Shiojiri Kogyo Kk | 電子体温計 |
| JPH01191102A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-01 | Canon Inc | 反射防止膜 |
| EP0452030A2 (en) * | 1990-04-13 | 1991-10-16 | International Business Machines Corporation | Liquid crystal display and shading member therefore |
| JPH05196911A (ja) * | 1992-01-21 | 1993-08-06 | Komatsu Ltd | レーザマーカの液晶素子 |
| JPH0620570A (ja) * | 1991-12-26 | 1994-01-28 | Nippon Kaiheiki Kogyo Kk | 表示装置付き押釦スイッチ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6037590A (ja) * | 1983-08-09 | 1985-02-26 | キヤノン株式会社 | 液晶カラ−表示装置 |
| JPS60120321A (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラ−液晶表示装置 |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP60264083A patent/JPS62124528A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6037590A (ja) * | 1983-08-09 | 1985-02-26 | キヤノン株式会社 | 液晶カラ−表示装置 |
| JPS60120321A (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラ−液晶表示装置 |
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| JPH0620570A (ja) * | 1991-12-26 | 1994-01-28 | Nippon Kaiheiki Kogyo Kk | 表示装置付き押釦スイッチ |
| JPH05196911A (ja) * | 1992-01-21 | 1993-08-06 | Komatsu Ltd | レーザマーカの液晶素子 |
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