JPS6212126Y2 - - Google Patents

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JPS6212126Y2
JPS6212126Y2 JP5129184U JP5129184U JPS6212126Y2 JP S6212126 Y2 JPS6212126 Y2 JP S6212126Y2 JP 5129184 U JP5129184 U JP 5129184U JP 5129184 U JP5129184 U JP 5129184U JP S6212126 Y2 JPS6212126 Y2 JP S6212126Y2
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JP
Japan
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breather
chamber
breather chamber
passage
case
Prior art date
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JP5129184U
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JPS60162769U (ja
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Granted legal-status Critical Current

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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ミツシヨンケースのブリーザ装置、
詳しくは、ブリーザ通路からミツシヨン油がケー
ス外部に漏れ出たり、水がケース内に入り込むこ
とを防止する手段に関し、その目的は、油漏れや
水浸入の防止が確実に行われるように、しかも、
構造簡単に得られると共に容易に清掃できるよう
にすることにある。
本考案によるミツシヨンケースのブリーザ装置
は、ミツシヨンケースに、第1ブリーザ室をミツ
シヨン収納室の上側に位置させて、かつ、第1ブ
リーザ通路を介して前記ミツシヨン収納室に連通
させた状態で形成すると共に、第2ブリーザ室を
前記第1ブリーザ室の上方に位置させて、かつ、
第2ブリーザ通路を介して前記第1ブリーザ室内
の上部に連通させた状態で形成し、前記第2ブリ
ーザ通路を前記第2ブリーザ室内底面に開口さ
せ、この通路開口を囲繞する筒状壁体を前記第2
ブリーザ室内底面に立設し、前記第2ブリーザ室
内とミツシヨンケース外部とを連通させる第3ブ
リーザ通路を、下端縁が前記壁体の上縁より低レ
ベルに位置する状態で設け、前記第2ブリーザ室
の開閉蓋を前記ミツシヨンケースと別体に形成し
た状態で設けてあることを特徴とし、その作用及
び効果は次のとおりである。
すなわち、第1ブリーザ通路と第2ブリーザ通
路との間に第1ブリーザ室が在ることと、第2ブ
リーザ室が第1ブリーザ室の上方に在ること、し
かも、第2ブリーザ通路が第1ブリーザ室内の上
部に開口していることにより、ミツシヨン油がた
とえミツシヨン収納室から漏出しても第1ブリー
ザ室で空気と分離し、空気のみが第2ブリーザ室
に流入してミツシヨンケース外に流出し、油は第
1ブリーザ室に残つて第2ブリーザ室まで漏れ出
ない。そして、第3ブリーザ通路と第2ブリーザ
通路との間に第2ブリーザ室が在ることと、前記
筒状壁体が在ること、しかも、第3ブリーザ通路
の下端縁が壁体上縁より低レベルに在ることによ
り、水がたとえ第3ブリーザ通路から浸入しても
第2ブリーザ室で空気と分離し、空気のみが第1
ブリーザ室に流入してミツシヨン収納室まで流入
し、水は第2ブリーザ室に残るのであり、かつ、
この残り水が壁体のために第1ブリーザ室に流入
しないで第3ブリーザ通路からケース外に流出す
る。その上、前記筒状壁体を設けると、第2ブリ
ーザ室において、第2ブリーザ通路開口部よりも
第3ブリーザ通路開口部が低レベルに位置するよ
うに、室内底面を傾斜したり、屈曲する形状に形
成しなくても、すなわち、比較的平担な形状に形
成しても、第2ブリーザ室に溜まつた水が第2ブ
リーザ通路に流入しないで第3ブリーザ通路から
ケース外に流出することになる。さらに、前記開
閉蓋がミツシヨンケースとは別体製であることに
より、第2ブリーザ室や第3ブリーザ通路に溜ま
つたり、詰まつた塵埃等を除去するのに、開閉蓋
を開けるだけでミツシヨンケースを分解すること
なく第2ブリーザ室を開放できる。
従つて、ミツシヨン収納空間に対する空気出入
りに伴う油漏れ及び水浸入を確実に防止できるよ
うになつた。しかも、第2ブリーザ室形状が簡素
なもので済む構造簡単なものにできると共に、第
2ブリーザ室や第3ブリーザ通路に対する清掃が
第2ブリーザ室開放の面からも清掃作業自体の面
からも容易かつ迅速にできるようなつた。
以下に、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図に示すように、左右一対の車輪1,1及
びエンジン2等を有した自走機体を形成する走行
用ミツシヨンケース3の上部から後方に操作ハン
ドル19を延出し、車輪1に替えて耕耘ロータリ
等の各種作業具を車軸4に取付けたり、ロータリ
耕耘装置等の各種作業装置をミツシヨンケース3
の後部のヒツチ5に連結する歩行型移動農機を構
成してある。
前記ミツシヨンケース3において、第2図及び
第3図に示すように、ミツシヨン収納室6の上側
に第1ブリーザ室7を、この第1ブリーザ室7の
上方に第2ブリーザ室8を夫々形成し、そして、
ミツシヨンケース3を形成する左右一対の分割ケ
ース部分3a,3bの一方3bにミツシヨン収納
室6と第1ブリーザ室7の仕切り壁を形成するよ
うに設けられた仕切り壁構成部分9に、ミツシヨ
ン収納室6と第1ブリーザ室7を連通接続する第
1ブリーザ通路10を形成する切欠きを設け、前
記分割ケース部分3bに第1ブリーザ室7と第2
ブリーザ室8の仕切り壁を形成するように設けら
れた仕切り壁構成部分11に、第1ブリーザ室7
の上部と第2ブリーザ室8を連通接続すると共に
第2ブリーザ室内底面12に開口する第2ブリー
ザ通路13を形成する貫通孔を設け、前記分割ケ
ース部分3bに第2ブリーザ室8を形成するよう
に設けられた縦壁14に、第2ブリーザ室8とミ
ツシヨンケース3の外部とを連通接続する第3ブ
リーザ通路15を形成する貫通孔を設け、もつ
て、ミツシヨン収納室6からケース外に空気が出
ると共に、ケース外からミツシヨン収納室6に空
気が入るように、かつ、この空気出入りにかかわ
らずミツシヨン油のケース外への漏出や水のミツ
シヨン収納室6への浸入がないようにブリーザ装
置を構成してある。すなわち、第1ブリーザ通路
10、第1ブリーザ室7、第2ブリーザ通路1
3、第2ブリーザ室8及び第3ブリーザ通路15
を介して、ミツシヨン収納室6からケース外に、
あるいは、ケース外からミツシヨン収納室6に空
気流動するようにしてある。そして、空気流出時
には、ミツシヨン油が共に漏出しても第1ブリー
ザ室7で空気と分離し、空気のみが第2ブリーザ
室8に流入してケース外に流出し、油は第2ブリ
ーザ室8にまで漏出しないようにしてある。空気
流入時には、水が共に浸入しても第2ブリーザ室
8で空気と分離し、空気のみが第1ブリーザ室7
に流入してミツシヨン収納室6に流入し、水は第
1ブリーザ室7まで浸入しないようにしてある。
第3図に示すように、前記第2ブリーザ通路1
3の第2ブリーザ室底面への開口16を囲繞する
筒状壁体17を第2ブリーザ室底面12に立設す
ると共に、前記第3ブリーザ通路15の下端縁を
前記筒状壁体17の上縁より低レベルに配置して
おり、第2ブリーザ室8で空気と分離した水が第
2ブリーザ室8に溜まつても、筒状壁体17のた
めに第1ブリーザ室7に流入せずに第3ブリーザ
通路15からケース外に流出し、ミツシヨン収納
室6に流入しないように構成してある。
第2図及び第3図に示すように、第2ブリーザ
室8に対する上蓋18を、ミツシヨンケース3に
これとは別体に形成した状態で着脱開閉自在にネ
ジ止めしてあり、上蓋18を開放するだけでミツ
シヨンケース3を分解することなく第2ブリーザ
室8の開放ができるように構成してある。
本考案は、農機用ミツシヨンケースに限らず、
運搬車や一般車輛等各種機械のミツシヨンケース
にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るミツシヨンケースのブリー
ザ装置の実施例を示し、第1図は歩行型移動農機
の側面図、第2図はミツシヨンケースの一部切欠
き斜視図、第3図はミツシヨンケース上部の断面
図である。 3……ミツシヨンケース、6……ミツシヨン収
納室、7……第1ブリーザ室、8……第2ブリー
ザ室、10……第1ブリーザ通路、12……第2
ブリーザ室底面、13……第2ブリーザ通路、1
5……第3ブリーザ通路、16……第2ブリーザ
通路開口、17……筒状壁体、18……開閉蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミツシヨンケース3に、第1ブリーザ室7をミ
    ツシヨン収納室6の上側に位置させて、かつ、第
    1ブリーザ通路10を介して前記ミツシヨン収納
    室6に連通させた状態で形成すると共に、第2ブ
    リーザ室8を前記第1ブリーザ室7の上方に位置
    させて、かつ、第2ブリーザ通路13を介して前
    記第1ブリーザ室内の上部に連通させた状態で形
    成し、前記第2ブリーザ通路13を前記第2ブリ
    ーザ室内底面12に開口させ、この通路開口16
    を囲繞する筒状壁体17を前記第2ブリーザ室内
    底面12に立設し、前記第2ブリーザ室内とミツ
    シヨンケース外部とを連通させる第3ブリーザ通
    路15を、下端縁が前記壁体17の上縁より低い
    レベルに位置する状態で設け、前記第2ブリーザ
    室8の開閉蓋を前記ミツシヨンケース3と別体に
    形成した状態で設けてあるミツシヨンケースのブ
    リーザ装置。
JP5129184U 1984-04-06 1984-04-06 ミツシヨンケ−スのブリ−ザ装置 Granted JPS60162769U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5129184U JPS60162769U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 ミツシヨンケ−スのブリ−ザ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5129184U JPS60162769U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 ミツシヨンケ−スのブリ−ザ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60162769U JPS60162769U (ja) 1985-10-29
JPS6212126Y2 true JPS6212126Y2 (ja) 1987-03-26

Family

ID=30570198

Family Applications (1)

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JP5129184U Granted JPS60162769U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 ミツシヨンケ−スのブリ−ザ装置

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JP (1) JPS60162769U (ja)

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JPS60162769U (ja) 1985-10-29

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