JPS6023211Y2 - 燃料の供給装置 - Google Patents
燃料の供給装置Info
- Publication number
- JPS6023211Y2 JPS6023211Y2 JP1976014723U JP1472376U JPS6023211Y2 JP S6023211 Y2 JPS6023211 Y2 JP S6023211Y2 JP 1976014723 U JP1976014723 U JP 1976014723U JP 1472376 U JP1472376 U JP 1472376U JP S6023211 Y2 JPS6023211 Y2 JP S6023211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- fuel tank
- opening
- fuel
- saucer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ボンネット4を開かないで燃料の供給が出
来るとともに、その燃料の燃料タンク2廻りへの注ぎこ
ぼれのない供給装置を提案するものである。
来るとともに、その燃料の燃料タンク2廻りへの注ぎこ
ぼれのない供給装置を提案するものである。
トララクタその他の産業機械では、スペースの関係で、
燃料タンク2がシリンダ9やバッテリの近くに設けられ
ることがある。
燃料タンク2がシリンダ9やバッテリの近くに設けられ
ることがある。
すると、燃料タンク2内に燃料を供給する際、燃料が零
れると、ボッネット4内部に設けた器物を汚損したり、
場合によっては、エンジン9の加熱やバッテリーのスパ
ークで火災を誘発したりする危険がある。
れると、ボッネット4内部に設けた器物を汚損したり、
場合によっては、エンジン9の加熱やバッテリーのスパ
ークで火災を誘発したりする危険がある。
このため、注入筒1の回りに排出管8付の受皿3を設け
るものが考案(実公昭37−21702号)されたが、
これをもってすると、給油に当って、毎回ボンネット4
を開かなければならない煩わしさがあり、更に受皿3か
らあふれると、その燃料は、燃料タンク2@り即ちエン
ジン室内に零れるので、なお万全ではなかった。
るものが考案(実公昭37−21702号)されたが、
これをもってすると、給油に当って、毎回ボンネット4
を開かなければならない煩わしさがあり、更に受皿3か
らあふれると、その燃料は、燃料タンク2@り即ちエン
ジン室内に零れるので、なお万全ではなかった。
これに比べ、この考案によると、ボンネット4を開放し
ないで燃料を供給出来ることはもとより、通常の注ぎ零
れ程度の少いものは、受皿4で受けて排出管8で安全な
場所に排出しもって火災の危険をなくして、燃料タンク
2やボンネット4上を汚損しない。
ないで燃料を供給出来ることはもとより、通常の注ぎ零
れ程度の少いものは、受皿4で受けて排出管8で安全な
場所に排出しもって火災の危険をなくして、燃料タンク
2やボンネット4上を汚損しない。
また、あやまって、多量に燃料があふれた場合には、ボ
ンネット4上面を流れ落ちるので、受皿4から燃料タン
ク2廻りに溢れることもなくて、エンジンルーム内にガ
スがたまる従来の危険も解消された。
ンネット4上面を流れ落ちるので、受皿4から燃料タン
ク2廻りに溢れることもなくて、エンジンルーム内にガ
スがたまる従来の危険も解消された。
つぎに、その一実施例を、図面に基いて説明すると、2
は、燃料タンクで、側板10,12で形成されたエンジ
ンルーム内においてエンジン9の後方上部に固着され、
注入筒1が上向きに突設されている。
は、燃料タンクで、側板10,12で形成されたエンジ
ンルーム内においてエンジン9の後方上部に固着され、
注入筒1が上向きに突設されている。
4は、ボンネットで、側板10の上端部におけるピン1
1を中心に回動するように設けられて、その回動でもっ
て、燃料タンク2上を含むエンジンルームを被ったり開
いたりするように出来ている。
1を中心に回動するように設けられて、その回動でもっ
て、燃料タンク2上を含むエンジンルームを被ったり開
いたりするように出来ている。
そして、このボンネット4には、開口部5が設けられて
いて、これが燃料タンク2上を覆ったときには、供給筒
1の上端およびこの上端に取り付けられたキャップ20
が上方に突出し得るよう大きな間隔部6が設けられてい
る。
いて、これが燃料タンク2上を覆ったときには、供給筒
1の上端およびこの上端に取り付けられたキャップ20
が上方に突出し得るよう大きな間隔部6が設けられてい
る。
なお、ボンネット4の開口部5外縁には、下向きにバー
リング加工が施されて、垂下縁7が形成されている。
リング加工が施されて、垂下縁7が形成されている。
3は、受皿で、下端が安全な地面近くに達する排出管8
の上端が底に連設され、燃料タンク2とこれを覆ってい
るボンネット4の間において、内周縁が注入筒1の外筒
面に接触し、外周縁が開口部5の垂下縁7よりも更に外
側方でボンネット4の裏面近傍に位置するように、注入
筒1の回りに設けられている。
の上端が底に連設され、燃料タンク2とこれを覆ってい
るボンネット4の間において、内周縁が注入筒1の外筒
面に接触し、外周縁が開口部5の垂下縁7よりも更に外
側方でボンネット4の裏面近傍に位置するように、注入
筒1の回りに設けられている。
また、垂下縁7の下端は受皿3の外周縁上面よりも下方
に入り込んでいる。
に入り込んでいる。
図中、13はエキゾーストパイプ、14は上向きマフラ
ー、14は横向きマフラー、15はクラッチハウジング
、16は運転席、17は前輪、18は後輪、19は前フ
レーム、を示す。
ー、14は横向きマフラー、15はクラッチハウジング
、16は運転席、17は前輪、18は後輪、19は前フ
レーム、を示す。
この燃料の供給装置は、上記のように構成されるので、
燃料を燃料タンク2内に供給するに当っては、ボンネッ
ト4を開放することなくそのままで、キャップ20を取
り外す。
燃料を燃料タンク2内に供給するに当っては、ボンネッ
ト4を開放することなくそのままで、キャップ20を取
り外す。
この時、注入筒1がボンネット4上面より高位に突出し
ているので、その上端に取付られるキャップ20も高位
に位置し、キャップ20の取外し時に手指が他物に接当
しにくく、又、太い手指の者でも操作容易である。
ているので、その上端に取付られるキャップ20も高位
に位置し、キャップ20の取外し時に手指が他物に接当
しにくく、又、太い手指の者でも操作容易である。
さらに開口部5の内周に垂下縁7を有しているので、開
口部5が端面切離しのみの孔に比較すれば安全である。
口部5が端面切離しのみの孔に比較すれば安全である。
図例では垂下縁7をボンネット4と一体物としているが
、別体で軟質材とすればさらに安全となる。
、別体で軟質材とすればさらに安全となる。
キャップ20を外すと注入筒1の注ぎ口が開かれるので
、これから燃料を供給することが出来る。
、これから燃料を供給することが出来る。
そして、もしも、燃料が零れた場合、これが小量である
と、開口部5の間隔部6から受皿3内に流れ落ち、この
受皿3で集められて、排出筒8で地面近くの安全な場所
に誘導される。
と、開口部5の間隔部6から受皿3内に流れ落ち、この
受皿3で集められて、排出筒8で地面近くの安全な場所
に誘導される。
従って、燃料の供給に当って、ボンネット4を開閉する
煩わしさが一切ない上、併せて零れた燃料が燃料タンク
2廻りやエンジンルーム内を汚損することがなく、これ
がエンジンルーム内で気化して火災を誘発することがな
い。
煩わしさが一切ない上、併せて零れた燃料が燃料タンク
2廻りやエンジンルーム内を汚損することがなく、これ
がエンジンルーム内で気化して火災を誘発することがな
い。
また、あやまって燃料が多量に供給筒1の外周から零れ
た場合でも、ボンネット4の開口部5の外周縁よりも受
皿3の外周縁が広いので、給油開始当初に単にボンネッ
ト4上面に零れたもののうち、内方の開口部5側に零れ
たものは、すべてこの受皿3で受は止められ、ボンネッ
ト4の上面外方に零れたものは、そのまま外部に流れ落
ちて、エンジンルーム内に達することがない。
た場合でも、ボンネット4の開口部5の外周縁よりも受
皿3の外周縁が広いので、給油開始当初に単にボンネッ
ト4上面に零れたもののうち、内方の開口部5側に零れ
たものは、すべてこの受皿3で受は止められ、ボンネッ
ト4の上面外方に零れたものは、そのまま外部に流れ落
ちて、エンジンルーム内に達することがない。
受皿3内に流れ込む燃料は先ず、ボンネット4の開口部
5で一度絞り規制され流入量を限定し、受皿3から溢れ
ようとする際には、受皿3上のボンネット4下面より燃
料の急激な飛び出しを規制する。
5で一度絞り規制され流入量を限定し、受皿3から溢れ
ようとする際には、受皿3上のボンネット4下面より燃
料の急激な飛び出しを規制する。
さらに図例のように開口部5の垂下縁7を受皿3内に垂
下すると、この垂下縁7が液面の波立ち防止や、ラビリ
ンス構成により受皿3内の燃料の横移動を大きく規制す
る。
下すると、この垂下縁7が液面の波立ち防止や、ラビリ
ンス構成により受皿3内の燃料の横移動を大きく規制す
る。
これを要するに、この考案は、実用新案登録請求の範囲
に記載の通りに構成されるので、ボンネット4を閉じた
ままで、燃料タンク2に給油が行われて、補給作業が煩
わしくないうえに、併せて、燃料タンク2に燃料を供給
する際に零れた燃料を、ボンネット4上面と受皿3とで
受けて、燃料タンク2廻りには一切流さないので、エン
ジンルーム内での燃料気化がなく火災のおそれもなくて
安全で、エンジンルーム内が常にきれいにできる特徴が
ある。
に記載の通りに構成されるので、ボンネット4を閉じた
ままで、燃料タンク2に給油が行われて、補給作業が煩
わしくないうえに、併せて、燃料タンク2に燃料を供給
する際に零れた燃料を、ボンネット4上面と受皿3とで
受けて、燃料タンク2廻りには一切流さないので、エン
ジンルーム内での燃料気化がなく火災のおそれもなくて
安全で、エンジンルーム内が常にきれいにできる特徴が
ある。
図例では、この考案の一実施例を示すものであって、第
1図は全体側面図、第2図は要部の切断背面図である。 図中、符号1は注入筒、2は燃料タンク、3は受皿、1
はボンネット、5は開口部、6は間隔部、7は垂下縁、
8は排出管、20はキャップを示す。
1図は全体側面図、第2図は要部の切断背面図である。 図中、符号1は注入筒、2は燃料タンク、3は受皿、1
はボンネット、5は開口部、6は間隔部、7は垂下縁、
8は排出管、20はキャップを示す。
Claims (1)
- 燃料タンク2の上方に燃料タンク2の少なくとも上方を
覆うボンネット4を上下方向の空間部を設けて配設し、
燃料タンク2から上方に向かってその上端部にキャップ
20を着脱自在に取付ける注入筒1を、ボンネット4上
面より高位に延出すると共に該ボンネット4対応部に注
入筒1及びキャップ20より径大でこれが貫通する所の
周縁に上下方向の垂下縁7とこの垂下縁7と注入筒1と
の間に液体流下用の間隔部6を有した開口部5を設け、
該開口部5の下部で燃料タンク2とボンネット4間の上
下方向の空間部には、開口部5よりも径大でその内周縁
が注入筒1の外筒面に密接設けると共にその外周縁がボ
ンネット4方向に接近する受皿3を設け、該受皿3の下
部に受皿3内の液体を排出する排出管8を設けたことを
特徴とする燃料の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976014723U JPS6023211Y2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 燃料の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976014723U JPS6023211Y2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 燃料の供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52106726U JPS52106726U (ja) | 1977-08-13 |
JPS6023211Y2 true JPS6023211Y2 (ja) | 1985-07-10 |
Family
ID=28474961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976014723U Expired JPS6023211Y2 (ja) | 1976-02-10 | 1976-02-10 | 燃料の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023211Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-02-10 JP JP1976014723U patent/JPS6023211Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52106726U (ja) | 1977-08-13 |
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