JPS62120494A - 燃料タンク用防錆鋼板 - Google Patents
燃料タンク用防錆鋼板Info
- Publication number
- JPS62120494A JPS62120494A JP25958885A JP25958885A JPS62120494A JP S62120494 A JPS62120494 A JP S62120494A JP 25958885 A JP25958885 A JP 25958885A JP 25958885 A JP25958885 A JP 25958885A JP S62120494 A JPS62120494 A JP S62120494A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- alloy
- lower alcohol
- plating
- corrosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は低級アルコールを含む燃料の貯蔵に使JHLで
も錆が発生しない燃料タンク用防錆鋼板に(従来技術) 近年メタ/−ルやエタノールなどの低級アルコールは自
国で製造でき、しから安価で・燃焼させても有害な〃久
を生じないことから、自動111川燃料であるプソリン
の代軽燃料として世界的に注目され、すでにブラジルで
はニート・エタ/−ル(純エタノール)が自動車用燃料
として多量に使用され、またアメリカ合衆国やヨーロ/
バなどの一部でもメタ7−ルやエタノールをγプリンに
混入したアルフール混合がプリンの使用が実用化されで
いる。
も錆が発生しない燃料タンク用防錆鋼板に(従来技術) 近年メタ/−ルやエタノールなどの低級アルコールは自
国で製造でき、しから安価で・燃焼させても有害な〃久
を生じないことから、自動111川燃料であるプソリン
の代軽燃料として世界的に注目され、すでにブラジルで
はニート・エタ/−ル(純エタノール)が自動車用燃料
として多量に使用され、またアメリカ合衆国やヨーロ/
バなどの一部でもメタ7−ルやエタノールをγプリンに
混入したアルフール混合がプリンの使用が実用化されで
いる。
しかしながら低級アルコールやその混合γプリンを自動
車用燃料に使用する場合、燃料タンクが従来のがソリン
用のものであると、腐食されてしまうものであった。
車用燃料に使用する場合、燃料タンクが従来のがソリン
用のものであると、腐食されてしまうものであった。
一般に自動車用燃料タンクとし′Cは、燃料によりタン
ク内面側が腐食され、穴あきが発生したり、燃料循環系
統でフィルターの目詰まりを生じさせるような浮遊性の
腐食生成物が生じないことお上びタンク外面側が塩害腐
食によりブζあきが発生(−ないことなどの特性が要求
されるが、燃料がガソリンの場合、従来このような特性
を充たすものとして、ターンシートと称するPb−5n
合金めつき鋼板(vf公昭57−61833号)や亜鉛
めっき鋼板に厚クロメート処理を施したらのく特公昭5
3−199131号)が使用されていた。しかしこれら
の鋼板は低級アルコールやその混合ガソリンにより腐食
されやす(、Pb−5n合會めっき鋼板の場合はPb−
5n合金が浮遊性の腐食生成物を多量に生成し、厚クロ
メート処理を施した亜鉛めっき鋼板の場合は燃料がメタ
/−ルやその混合ガソリンであると孔食状の腐食および
白錆が発生してしまうものであった。
ク内面側が腐食され、穴あきが発生したり、燃料循環系
統でフィルターの目詰まりを生じさせるような浮遊性の
腐食生成物が生じないことお上びタンク外面側が塩害腐
食によりブζあきが発生(−ないことなどの特性が要求
されるが、燃料がガソリンの場合、従来このような特性
を充たすものとして、ターンシートと称するPb−5n
合金めつき鋼板(vf公昭57−61833号)や亜鉛
めっき鋼板に厚クロメート処理を施したらのく特公昭5
3−199131号)が使用されていた。しかしこれら
の鋼板は低級アルコールやその混合ガソリンにより腐食
されやす(、Pb−5n合會めっき鋼板の場合はPb−
5n合金が浮遊性の腐食生成物を多量に生成し、厚クロ
メート処理を施した亜鉛めっき鋼板の場合は燃料がメタ
/−ルやその混合ガソリンであると孔食状の腐食および
白錆が発生してしまうものであった。
(発明が解決しようとする問題、弘)
本発明は従来の燃料タンク用防錆鋼板にはこのように燃
料が低級アルコールやその混合ガソリンであると腐食の
問題があった点に鑑み、燃料かがプリンの場合はもとよ
り、低級アルコールやその混合ガソリンであっても腐食
が問題にならない燃料タンク用防錆鋼板を提供するもの
である。
料が低級アルコールやその混合ガソリンであると腐食の
問題があった点に鑑み、燃料かがプリンの場合はもとよ
り、低級アルコールやその混合ガソリンであっても腐食
が問題にならない燃料タンク用防錆鋼板を提供するもの
である。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは上記のような防錆鋼板を開発すべく種々検
討した結果、少なくとも片面かへlまtこはΔ1〜(3
〜13%)Si系合金で被覆された鋼板の被覆M表面に
皮膜量がクロム換p、で35−701ngim”である
クロメート皮膜を形成した防錆鋼板および少なくとも片
面が0.1〜1.0%のCr、()、1〜1.0%のN
oおよび0.1〜0.5%のTiの1種または2種以上
を含む^1〜(3〜13%)Sl系合金て゛被覆された
鋼板の被覆14表面に皮膜量がクロム換体て35〜7(
)論g/鎗2であるクロメート皮膜を形成しまた防錆鋼
板が低級アルコールやその混合ガソリンに潰れた耐食性
を発揮する、:とを見出し、本発明を完成したのである
。
討した結果、少なくとも片面かへlまtこはΔ1〜(3
〜13%)Si系合金で被覆された鋼板の被覆M表面に
皮膜量がクロム換p、で35−701ngim”である
クロメート皮膜を形成した防錆鋼板および少なくとも片
面が0.1〜1.0%のCr、()、1〜1.0%のN
oおよび0.1〜0.5%のTiの1種または2種以上
を含む^1〜(3〜13%)Sl系合金て゛被覆された
鋼板の被覆14表面に皮膜量がクロム換体て35〜7(
)論g/鎗2であるクロメート皮膜を形成しまた防錆鋼
板が低級アルコールやその混合ガソリンに潰れた耐食性
を発揮する、:とを見出し、本発明を完成したのである
。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明者らは低級アルコールおよびその混合ガソリンに
対する表面処理鋼板の耐食性を検討しjこ結果、^1ま
たは^1〜5i系合金被覆鋼板が潰れた耐食性を発揮す
るのを見出した。これは被覆層のそのものでは^1また
はAI−Si系合金被aw4mの場合被覆層表面に安定
な酸化皮膜が形成されているため、低級アルコールやそ
の混合ガソリンに対しで優れrこ耐食性を発揮するもの
と推定される。
対する表面処理鋼板の耐食性を検討しjこ結果、^1ま
たは^1〜5i系合金被覆鋼板が潰れた耐食性を発揮す
るのを見出した。これは被覆層のそのものでは^1また
はAI−Si系合金被aw4mの場合被覆層表面に安定
な酸化皮膜が形成されているため、低級アルコールやそ
の混合ガソリンに対しで優れrこ耐食性を発揮するもの
と推定される。
しかしながらAIまたはAl−5i系
溶融めっき鋼板である場合、被覆層中にピンホール等の
めっき欠陥が存在すると、その欠陥部から孔食状に腐食
されることが判明した。またAlまたはAl−5i系合
金被覆鋼板がクラツド鋼板や蒸着めっき鋼板など溶融め
っト以外で製造したものである場合も白錆が発生するこ
とが判明した。
めっき欠陥が存在すると、その欠陥部から孔食状に腐食
されることが判明した。またAlまたはAl−5i系合
金被覆鋼板がクラツド鋼板や蒸着めっき鋼板など溶融め
っト以外で製造したものである場合も白錆が発生するこ
とが判明した。
そこで本発明者らはかかる問題を解決すべく種々検討し
た結果、被覆層表面にクロメート皮膜を厚く、とくに皮
膜量がクロム換算で35〜10B/1f12と厚くなる
ように形成すればよいことを見出したのである。ここで
クロメート皮膜の皮膜量がクロム換体量で3 5 mg
7m2未満であると、鋼板を純低級アルコール、例えば
純メタノールに浸漬した場合孔食状の腐食や白錆が発生
しやすくなり、燃料タンク材料として十分な耐食性が得
られず、また7 0 11167m2を越えると、耐食
性の点では問題はないが、コストが上昇し、燃料タンク
に組み立て時の半田付性が低下してしまう。
た結果、被覆層表面にクロメート皮膜を厚く、とくに皮
膜量がクロム換算で35〜10B/1f12と厚くなる
ように形成すればよいことを見出したのである。ここで
クロメート皮膜の皮膜量がクロム換体量で3 5 mg
7m2未満であると、鋼板を純低級アルコール、例えば
純メタノールに浸漬した場合孔食状の腐食や白錆が発生
しやすくなり、燃料タンク材料として十分な耐食性が得
られず、また7 0 11167m2を越えると、耐食
性の点では問題はないが、コストが上昇し、燃料タンク
に組み立て時の半田付性が低下してしまう。
クロメート皮膜は従来の公知組成のクロメート処理液で
形成したものでよく、まtこその形成ら浸漬、スプレー
、電解、塗布など公知の方法によったものでよい。
形成したものでよく、まtこその形成ら浸漬、スプレー
、電解、塗布など公知の方法によったものでよい。
^1または^1〜5i系合金彼陵鋼板の種類としては上
記のような皮膜量のクロメ−F皮膜を形成すれば、製造
法に関係なく、例えば溶融めっき法、蒸着めっき法、粉
末めっき法、溶融塩めっき法、非水溶液電気めっき法あ
るいはクラッド法で製造したものでも低級アルコールお
よびその混合ガソリンに漬れた耐食性を発揮することが
確認された。
記のような皮膜量のクロメ−F皮膜を形成すれば、製造
法に関係なく、例えば溶融めっき法、蒸着めっき法、粉
末めっき法、溶融塩めっき法、非水溶液電気めっき法あ
るいはクラッド法で製造したものでも低級アルコールお
よびその混合ガソリンに漬れた耐食性を発揮することが
確認された。
しかし燃料タンクに加工する際の加」−性を考慮すると
、^1彼覆鋼板は溶融めっト法以外の方法で製造したも
のが好ましく、逆にΔ1〜Si系)金被覆鋼板は溶融め
っき法により製造したものが好ましい。これは^1被覆
鋼板の場合溶融めっき法により製造すると、i 醍層と
鋼板との界面に加工性の劣る^1〜1・(・系合金層が
厚く形成され、加]二士ると被種層にクランクが発生し
、その部分の耐食性が低下してしまうからである。これ
に対して^1〜5i系合金被覆鋼板は溶融めっきの際め
っき浴にSiが添加されているので、加工性の劣る^l
−Fe系合金層の成長が抑制され、加工により被覆層に
クラックが発生することがない。
、^1彼覆鋼板は溶融めっト法以外の方法で製造したも
のが好ましく、逆にΔ1〜Si系)金被覆鋼板は溶融め
っき法により製造したものが好ましい。これは^1被覆
鋼板の場合溶融めっき法により製造すると、i 醍層と
鋼板との界面に加工性の劣る^1〜1・(・系合金層が
厚く形成され、加]二士ると被種層にクランクが発生し
、その部分の耐食性が低下してしまうからである。これ
に対して^1〜5i系合金被覆鋼板は溶融めっきの際め
っき浴にSiが添加されているので、加工性の劣る^l
−Fe系合金層の成長が抑制され、加工により被覆層に
クラックが発生することがない。
^1〜5i系合金被覆鋼板を溶解めっきにより製造した
らのにする場合は被覆層がSiを3〜13%含んだもの
にする。これは被覆層のSi量を3%未満にすると溶融
めっきの際、^1〜Fe系合金層の成長を充分抑制でき
ず、13%を越えて添加しても合金層抑制効果が13%
で飽和してしまうため、無駄になってしまうからである
。
らのにする場合は被覆層がSiを3〜13%含んだもの
にする。これは被覆層のSi量を3%未満にすると溶融
めっきの際、^1〜Fe系合金層の成長を充分抑制でき
ず、13%を越えて添加しても合金層抑制効果が13%
で飽和してしまうため、無駄になってしまうからである
。
また^1〜Si系合金彼覆副板を溶融めつきにより製造
したものにする場合は被覆層を上記のようにSiを3〜
13%含んだものにするとともに、さらに0.1〜1.
0%のCr、0.1〜1.0%のMnおよ10.1〜0
.5りθのTiの1種または2種以上を含んだものにす
るのが好ましい。これは溶融めっきの際、めっき原板よ
QFeがめつき浴中に溶解して、浴中に板状のFe−A
l−5i系金金属化合物が生成し、これが被覆層に含ま
れて被覆層の加工性が低下するが、めっき浴中にC「ま
たはMnを添加すると、上記金属間化合物が粉状化され
て、加工性が一層向上するからであり、*たi’ iを
添加すると、被覆1〜の結晶が微細化されて、加工性が
向上するからである。
したものにする場合は被覆層を上記のようにSiを3〜
13%含んだものにするとともに、さらに0.1〜1.
0%のCr、0.1〜1.0%のMnおよ10.1〜0
.5りθのTiの1種または2種以上を含んだものにす
るのが好ましい。これは溶融めっきの際、めっき原板よ
QFeがめつき浴中に溶解して、浴中に板状のFe−A
l−5i系金金属化合物が生成し、これが被覆層に含ま
れて被覆層の加工性が低下するが、めっき浴中にC「ま
たはMnを添加すると、上記金属間化合物が粉状化され
て、加工性が一層向上するからであり、*たi’ iを
添加すると、被覆1〜の結晶が微細化されて、加工性が
向上するからである。
被覆層中のCrおよび!4r+ilをともに0.1〜1
,096にするのは、0.1%未満では金属間化合物を
充分粉状化で外す、1.0%を越えて添加しても、1.
0%添加の場合と金属間化合物の粉状化程度は変わらな
いからである。またTi址を0.1〜0.5%にするの
は、0.1%未満では充分な加工性向上効果が認められ
ず、0.5%を越えて添加しても、0.5%添加の場合
と加工性向上程度は同じであるからである。
,096にするのは、0.1%未満では金属間化合物を
充分粉状化で外す、1.0%を越えて添加しても、1.
0%添加の場合と金属間化合物の粉状化程度は変わらな
いからである。またTi址を0.1〜0.5%にするの
は、0.1%未満では充分な加工性向上効果が認められ
ず、0.5%を越えて添加しても、0.5%添加の場合
と加工性向上程度は同じであるからである。
次に実施例により本発明を説明側る。
(実施例)
板J!;(0、8ro mの^1キルド低炭素鋼板を素
材としてまず次のように種々の被覆鋼板を’J!、3:
LLだ。
材としてまず次のように種々の被覆鋼板を’J!、3:
LLだ。
(1)溶融^l−5i系合金めっき鋼板鋼板を脱脂した
後、温度が700℃の50%H2−N28囲気中で30
秒間焼鈍し、引続いて温度が660℃の同雰囲気下にあ
る下記合金めっき浴に浸漬して溶融めっきした。
後、温度が700℃の50%H2−N28囲気中で30
秒間焼鈍し、引続いて温度が660℃の同雰囲気下にあ
る下記合金めっき浴に浸漬して溶融めっきした。
(a)AI−5iめっき鋼板
Si 8.5%
残Δ1および不可避的不純物
(b)AI−5i−Crめっき鋼板
Si 8.5%
Cr 0.5%
残^1および不可避的不純物
(c)^l−1〜5i−めっき鋼板
Si 8.5%
−10,5%
残^1および不可避的不純物
(d)AI−Si−Tiめっき鋼板
Si 8.5%
ri 013%
残へ1および不可避的不純物
(2)蒸着めっき鋼板
一82″8囲気中て6()秒間焼鈍し、引続いて真空圧
3 X 10−’Torr、基板温度(板温)250℃
、蒸着レート1μIII/l11i11なる条1牛で八
1を蒸着めつbした。
3 X 10−’Torr、基板温度(板温)250℃
、蒸着レート1μIII/l11i11なる条1牛で八
1を蒸着めつbした。
(3)^1クラッド鋼板
鋼板を芯材に、板厚1.0IaI11の1100(l+
24)^1板を皮材に用いて、両者を脱脂後合わせて2
50℃に加熱してまず圧下率7096で1大冷延を、次
に350 ”Cで15時間り、故焼鈍を、さらに圧下率
20%で2次冷延を施し、^1クラッド鋼板とした。
24)^1板を皮材に用いて、両者を脱脂後合わせて2
50℃に加熱してまず圧下率7096で1大冷延を、次
に350 ”Cで15時間り、故焼鈍を、さらに圧下率
20%で2次冷延を施し、^1クラッド鋼板とした。
次に以上のようにして製造したmatw4板にCrL5
09/e、II、Po、 209/eから成ろ浴温5
0℃のクロメート処理浴に浸漬しで、電ir度、電負イ
時開を調節することにより皮膜量がクロム換算で10〜
7()111g/l112のクロメート皮膜を形成した
。
09/e、II、Po、 209/eから成ろ浴温5
0℃のクロメート処理浴に浸漬しで、電ir度、電負イ
時開を調節することにより皮膜量がクロム換算で10〜
7()111g/l112のクロメート皮膜を形成した
。
その後このクロメート皮膜を形成した被覆w4Jfiと
従来の燃料タンク用防錆鋼板て゛あるI’b−8%S。
従来の燃料タンク用防錆鋼板て゛あるI’b−8%S。
合金めっき鋼板(片面めっき付着量4597m′)およ
びクロム換算で皮膜量が45…g/m2であるクロメー
ト皮膜を有する電気亜鉛めっき鋼板(片面めっき付’X
11i409/m2)より幅が50111111s長さ
が100τi11の試料を採取して、エリクセン試験代
で5「1張出加工を行い、それを第1表に示すメタ7−
ルまたはメタ/−ル混合〃ソリンに室温で8r:1月間
浸漬することにより加工部およびその周辺の腐食状況を
調査した。第1表にこの結果を示す。
びクロム換算で皮膜量が45…g/m2であるクロメー
ト皮膜を有する電気亜鉛めっき鋼板(片面めっき付’X
11i409/m2)より幅が50111111s長さ
が100τi11の試料を採取して、エリクセン試験代
で5「1張出加工を行い、それを第1表に示すメタ7−
ルまたはメタ/−ル混合〃ソリンに室温で8r:1月間
浸漬することにより加工部およびその周辺の腐食状況を
調査した。第1表にこの結果を示す。
Pt51表に示すごとく、皮膜量がクロム換幻、で35
〜70「I1g/墳2のクロメート皮膜が被覆層表面に
形成された本発明の八1または^I−(3〜13%)S
i系合金被mw4板は純メタノール、水含有メタ7−ル
およびメタノール混合がプリンに対しても優れた耐食性
を発揮する。これに対してクロメート皮膜が被覆層表面
に形成された^1または^1〜(3〜13%)Si系合
金液覆鋼板でもクロメート皮膜量が35mg/ +n
2未満であると、メタノール混合ガソリンに対しては良
好な耐食性を発揮するが、純メタノールに対しては、軽
度ではあるが、孔食あるいは白錆が発生し、腐食されて
しまう。また従来の燃料タンク用防錆鋼板であるpb−
s%Sn合金めっき鋼板の場合はメタ7−ルおよびメタ
/−ル混合γソリンにより激しく腐食され、多ttの腐
食生成物が発生する。同様に電気亜鉛めっき鋼板の場合
もI’ +3−8%Sn合金めっき鋼板程ではないが、
かなり腐食されてしまう。
〜70「I1g/墳2のクロメート皮膜が被覆層表面に
形成された本発明の八1または^I−(3〜13%)S
i系合金被mw4板は純メタノール、水含有メタ7−ル
およびメタノール混合がプリンに対しても優れた耐食性
を発揮する。これに対してクロメート皮膜が被覆層表面
に形成された^1または^1〜(3〜13%)Si系合
金液覆鋼板でもクロメート皮膜量が35mg/ +n
2未満であると、メタノール混合ガソリンに対しては良
好な耐食性を発揮するが、純メタノールに対しては、軽
度ではあるが、孔食あるいは白錆が発生し、腐食されて
しまう。また従来の燃料タンク用防錆鋼板であるpb−
s%Sn合金めっき鋼板の場合はメタ7−ルおよびメタ
/−ル混合γソリンにより激しく腐食され、多ttの腐
食生成物が発生する。同様に電気亜鉛めっき鋼板の場合
もI’ +3−8%Sn合金めっき鋼板程ではないが、
かなり腐食されてしまう。
(効果)
以上のごとく、本発明の燃料タンク用防M鋼板は低級ア
ルコールおよびその混合ガソリンに対して優れた耐食性
を発揮し、それらの燃料用タンクに使用することができ
る。
ルコールおよびその混合ガソリンに対して優れた耐食性
を発揮し、それらの燃料用タンクに使用することができ
る。
Claims (2)
- (1)少なくとも片面がAlまたはAl−(3〜13%
)Si系合金で被覆された鋼板の被覆層表面に皮膜量が
クロム換算で35〜70mg/m^2であるクロメート
皮膜を形成したことを特徴とする燃料タンク用防錆鋼板
。 - (2)少なくとも片面が0.1〜1.0%のCr、0.
1〜1.0%のMnおよび0.1〜0.5%のTiの1
種または2種以上を含むAl−(3〜13%)Si系合
金で被覆された鋼板の被覆層表面に皮膜量がクロム換算
で35〜70mg/m^2であるクロメート皮膜を形成
したことを特徴とする燃料タンク用防錆鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25958885A JPS62120494A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 燃料タンク用防錆鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25958885A JPS62120494A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 燃料タンク用防錆鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62120494A true JPS62120494A (ja) | 1987-06-01 |
JPH0468399B2 JPH0468399B2 (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=17336191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25958885A Granted JPS62120494A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 燃料タンク用防錆鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62120494A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998004760A1 (fr) * | 1996-07-31 | 1998-02-05 | Nippon Steel Corporation | Plaque en acier de protection ayant des caracteristiques de soudage de haute resistance, une resistance elevee a la corrosion et aptitude a la formation a la presse pour des reservoirs de carburant de vehicules automobiles |
US5789089A (en) * | 1995-05-18 | 1998-08-04 | Nippon Steel Corporation | Hot-dipped aluminum coated steel sheet having excellent corrosion resistance and heat resistance, and production method thereof |
US6905041B1 (en) | 1998-10-19 | 2005-06-14 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Fuel tank made from aluminum coated steel sheet |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP25958885A patent/JPS62120494A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5789089A (en) * | 1995-05-18 | 1998-08-04 | Nippon Steel Corporation | Hot-dipped aluminum coated steel sheet having excellent corrosion resistance and heat resistance, and production method thereof |
WO1998004760A1 (fr) * | 1996-07-31 | 1998-02-05 | Nippon Steel Corporation | Plaque en acier de protection ayant des caracteristiques de soudage de haute resistance, une resistance elevee a la corrosion et aptitude a la formation a la presse pour des reservoirs de carburant de vehicules automobiles |
US6361881B1 (en) | 1996-07-31 | 2002-03-26 | Nippon Steel Corporation | Preservative steel plate having high resistance weldability, corrosion resistance and press formability for automobile fuel tanks |
US6905041B1 (en) | 1998-10-19 | 2005-06-14 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Fuel tank made from aluminum coated steel sheet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0468399B2 (ja) | 1992-11-02 |
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