JPS6212044Y2 - - Google Patents

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JPS6212044Y2
JPS6212044Y2 JP8981U JP8981U JPS6212044Y2 JP S6212044 Y2 JPS6212044 Y2 JP S6212044Y2 JP 8981 U JP8981 U JP 8981U JP 8981 U JP8981 U JP 8981U JP S6212044 Y2 JPS6212044 Y2 JP S6212044Y2
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JP
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striker
door
vehicle
vehicle body
speed
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JP8981U
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JPS57114061U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のドアをロツクするドアロ
ツク装置に関するもので、特に自動車の高速走行
時における風洩れ音を防止するのに有効なドアロ
ツク装置を提供することを目的とするものであ
る。
従来のドアロツク装置としては、例えば第1図
〜第5図に示すようなものがある。
図中1は自動車の車体の外側板、2は内側板、
3はピラー、4は窓ガラス、5は車体のドア、6
はドア外側板の端縁に設けたウエザストリツプ、
7は窓ガラスである。
そして8はピラー3側に固定した従来の固定式
ストライカで、8aはその底板、8bは底板8a
に突設したピン、8cはこのピン8bの先端を支
持するため底板8aより突設したL形のブラケツ
トである。
また9はストライカ8が嵌入するようにドア5
の隅角部に設けた切欠で、10はストライカ8が
切欠9内に侵入した場合に転動してピン8bをロ
ツクするフツクである。
したがつてドア5を閉めると、第5図に示すよ
うにドア側のフツク10が車体側のストライカ8
のピン8bをはさんでドアはロツクされる。
このように従来のドアロツク装置によれば、ド
ア閉成時にドアを所定位置に固定し、ドア側や車
体側のウエザストリツプを圧縮して車室内を密閉
するようになつている。
しかしながら、このような従来のドアロツク装
置にあつては、ストライカが固定式となつていた
ため、特にハードトツプ車のようなサツシユレス
の車では高速走行時に車外の圧力が車室内の圧力
より低くなるので窓ガラス7が外側に引つぱら
れ、窓ガラス7と車体側のウエザストリツプ(図
示せず)との間に隙間ができる結果、車室内の空
気が洩れ、風洩れ音の原因となつたり、車外の騒
音が侵入するという不具合が生じることがしばし
ばあつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、ストライカを移動する機構に
よつて、ドアを車室内側に牽引し、車室内外の圧
力差によつてできるドアと車体との隙間をなくす
ことにより、上記問題点を解決することを目的と
している。
以下第6図〜第11図によりこの考案の実施例
を説明する。図中前記した符号と同一の符号は同
等のものを示す。
第6図〜第9図はこの考案の第1実施例を示す
もので、まず構成を説明すると、第8図および第
9図に示すように車体のピラー3に水平方向に長
い方形の切欠開口11を設け、この開口11内に
嵌入して水平方向に一定量摺動できる嵌入突部1
2aを有すると共に、鍔部12bを有するブロツ
ク12を前記ストライカ8の底板8aの背面にピ
ラー3を挾んだ状態で固着し、このブロツク12
を車体の外方へ引張るばね13を設けると共に、
付勢時に車体の内側板2の方向に吸引される移動
装置としてU字型の電磁石30をブロツク12の
背面に固定している。更にこの電磁石30の電源
回路14にはある速度(例えば60Km/h)以上に
なると回路を閉じる速度センサー15(第6図参
照)を介挿する。
次にこの第1実施例の作用を説明する。
車両がある一定以上の速度(例えば60Km/h)
になるとスピードメーター内に取り付けられた速
度センサーリミツトスイツチ15が作動して電磁
石30に電流が流れる。電磁石30が付勢すると
車体の内側板2に引き寄せられるので、ストライ
カ8も切欠溝11に沿つて車体の内側方(矢印B
方向)に引き寄せられる。このようにストライカ
8が内側に引き寄せられるとドア5も内側に引き
寄せられるので、ある速度以上ではドア5の窓ガ
ラス7と車体のウエザストリツプ(図示せず)と
の間の隙間がなくなる。又、その状態から車両が
減速してある一定速度以下の速度となると、速度
センサー(リミツトスイツチ)15がオフとな
り、電磁石30への電流が断れるため、ストライ
カ8はばね13の作用によつて矢印Aの方向に移
動して元の位置に戻る。
なおドア5の端部には通常第1図に示すように
弾性体でできたウエザストリツプ6があるため、
これによりドア5の外面と車体の外側板1とは連
続的に連がり、段差による風切り音が発生しない
ようになつている。
第10図および第11図は他の実施例を示すも
ので、この実施例は、ストライカ8の移動装置を
U字型電磁石30を使用した前記第1実施例の移
動装置に代えて、歯車およびモータを使用する装
置としたものである。図中8はストライカ、12
はブロツクでこれらは第1実施例のものと同様で
ピラー3の切欠溝11に沿つて矢印A,Bの方向
に一定量移動できるようになつている。16はブ
ロツク12の背面に水平に固着したラツクで、1
7はこのラツク16と噛合する歯車、18はその
軸、19は歯車17と噛合するウオーム、20は
ウオーム軸19aに固着した歯車、21は歯車2
0と噛合する歯車、22は歯車21に固着した
軸、Mはこの軸22の駆動用可逆モータである。
またLS1,LS2はラツク16の両側端面にそれぞ
れ対向して配置したリミツトスイツチで、第11
図に示すようにラツク16との衝合により、一方
のスイツチが閉じた時は他方のスイツチが開くよ
うになつている。第11図はこの装置の電気回路
の一例を示すもので、図中Eは電源でE1,E2
極性が互に逆になつた場合の電源を示すものであ
り、15は前記速度センサー内のリミツトスイツ
チである。
次にこの第2実施例の作用を説明すると、車両
がある一定速度(例えば60Km/h)以上の速度に
なると、スピードメータ内の速度センサーである
リミツトスイツチ15が接点aと接する。この時
リミツトスイツチLS2が閉じ、LS1が開いている
ため電源E2からモータMへ電流が流れてモータ
Mが正転し、歯車21,20、ウオーム19、歯
車17、およびラツク16を介してストライカ8
を矢印Bの方向に動かす。このようにしてストラ
イカ8が矢印Bの方向に動くとドア本体も内側に
牽引される結果、車体との間の隙間がなくなる。
さらにストライカ8が矢印B方向に移動すると、
リミツトスイツチLS2が開きLS1が閉じるからモ
ータMは一旦停止する。又、その状態から車両が
ある一定速度以下の速度になると、スピードメー
タ内の速度センサーであるリツトスイツチ15が
接点bに導通するから、電源E1の回路が閉じて
モータMに前と逆の電流が流れるため、モータM
は逆回転してストライカ8を矢印A゜方向に移動
させる。そしてストライカ8が元の位置に戻る
と、リミツトスイツチS2が閉じ、LS1が開くため
モータMは止まり、元の状態に戻る。したがつて
本考案によれば、低速走行時は比較的弱い力でウ
エザストリツプを押えつけ、高速走行時には強い
力でウエザストリツプを押えつけるので、効果的
に風洩れ音を防止でき、かつウエザストリツプの
寿命を高めることができる。
以上説明してきたように、この考案によれば、
ある車速以上になるとストライカ移動装置が作動
し、ドアを車体の内側方に牽引し、またその状態
からある車速以下になると、ストライカが元の位
置に戻るようにしたため、高速走行時における車
室内外の圧力差によつて、窓ガラスと車体との間
にできる隙間をなくすことができる。その結果車
室内の空気洩れによる風洩れ音の発生を防止でき
ると共に車外の騒音の侵入も阻止できるという効
果が得られる。
また隙間がなくなるので車室内の冷暖房性能が
向上するという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドアロツク装置を有するドアの
内側を示す斜視図、第2図は従来の装置を有する
車体の斜視図、第3図はドアの部分斜視図、第4
図はストライカの背面斜視図、第5図はストライ
カとフツクとの係合状態を示す斜視図、第6図は
この考案のストライカの背面斜視図、第7図はそ
のストライカを装着した車体の斜視図、第8図は
その部分詳細図、第9図はそのX−X線による断
面矢視図、第10図はこの考案の他の実施例を示
すストライカ移動装置の斜視図、第11図はその
電気回路図である。 1……自動車の車体の外側板、2……内側板、
3……ピラー、4……窓ガラス、5……車体のド
ア、6……ウエザストリツプ、7……窓ガラス、
8……ストライカ、9……切欠、10……フツ
ク、11……切欠開口、12……ブロツク、13
……ばね、14……電源回路、15……速度セン
サ(リミツトスイツチ)、16……ラツク、17
……歯車、18……軸、19…ウオーム、20,
21……歯車、22……軸、M……モータ、
LS1,LS2……リミツトスイツチ、E,E1,E2
…電源、30……移動装置(U字型の電磁石)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のドアを閉じた状態で保持するためのフ
    ツクとストライカのいずれか一方を車体に対して
    一定量だけ移動できる移動装置を備えると共に、
    自動車がある速度以上になると作動する速度セン
    サーを備え、自動車がその特定の速度以上に達し
    た際に、前記速度センサーを介して前記移動装置
    を作動させて、ドアを車体側に牽引するように構
    成したことを特徴とする移動式ドアロツク装置。
JP8981U 1981-01-06 1981-01-06 Expired JPS6212044Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8981U JPS6212044Y2 (ja) 1981-01-06 1981-01-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8981U JPS6212044Y2 (ja) 1981-01-06 1981-01-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57114061U JPS57114061U (ja) 1982-07-14
JPS6212044Y2 true JPS6212044Y2 (ja) 1987-03-25

Family

ID=29798680

Family Applications (1)

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JP8981U Expired JPS6212044Y2 (ja) 1981-01-06 1981-01-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH064987B2 (ja) * 1986-04-15 1994-01-19 株式会社大井製作所 蓋体用ロツク装置
JP2001065223A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Tochigiya Co Ltd ラッチ付きの錠およびラッチの受け金具
FI118732B (fi) 2000-12-08 2008-02-29 Kone Corp Hissi
CA2430325C (en) 2001-06-21 2010-09-07 Kone Corporation Elevator
US9573792B2 (en) 2001-06-21 2017-02-21 Kone Corporation Elevator
JP7103562B2 (ja) * 2019-07-22 2022-07-20 三井金属アクト株式会社 車両用ラッチシステム

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JPS57114061U (ja) 1982-07-14

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