JPS62119813A - 懸吊型電気碍子用キヤツプの腐食保護デバイス - Google Patents
懸吊型電気碍子用キヤツプの腐食保護デバイスInfo
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- JPS62119813A JPS62119813A JP61087859A JP8785986A JPS62119813A JP S62119813 A JPS62119813 A JP S62119813A JP 61087859 A JP61087859 A JP 61087859A JP 8785986 A JP8785986 A JP 8785986A JP S62119813 A JPS62119813 A JP S62119813A
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- insulator
- dielectric
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01B17/00—Insulators or insulating bodies characterised by their form
- H01B17/42—Means for obtaining improved distribution of voltage; Protection against arc discharges
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulators (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
本発明は、懸吊型電気碍子のキャップを腐食から保護す
るデバイスjこ係わる。かかる碍子は、ガラス、磁器又
はその他の任意の合成絶縁材料から成り、特番ζ中電圧
、高電圧及び超高電圧の送電線(例えば150 kV及
び250 kVの送電線)用の懸吊列を形成する。
るデバイスjこ係わる。かかる碍子は、ガラス、磁器又
はその他の任意の合成絶縁材料から成り、特番ζ中電圧
、高電圧及び超高電圧の送電線(例えば150 kV及
び250 kVの送電線)用の懸吊列を形成する。
従来の技術
碍子列にリーク電流が流れると碍子が電弧発生作用を受
ける。一般に電弧は、導線と碍子との間の遷移ゾーンの
金属部、即ち、キャップもしくは末端ビンの底部で開始
される。従来はこれらの金属部は、外面をめっきするこ
とによって腐食から保護されてきた。しかし乍ら金属部
から発する電弧がこの保護皮膜を侵食し易い。従って、
キャップは空気中の腐食性物質に直接暴露されこのため
金属部の機械的特性が次第1こ劣化し、腐食で生じた鉄
酸化物によって碍子の表面が汚染される。
ける。一般に電弧は、導線と碍子との間の遷移ゾーンの
金属部、即ち、キャップもしくは末端ビンの底部で開始
される。従来はこれらの金属部は、外面をめっきするこ
とによって腐食から保護されてきた。しかし乍ら金属部
から発する電弧がこの保護皮膜を侵食し易い。従って、
キャップは空気中の腐食性物質に直接暴露されこのため
金属部の機械的特性が次第1こ劣化し、腐食で生じた鉄
酸化物によって碍子の表面が汚染される。
本発明の目的は、以下の碍子特性のいずれをも悪化させ
ずに上記の如き欠点を是正することである。
ずに上記の如き欠点を是正することである。
−乾性条件及び湿性条件での商用電力周波数動作、
−避雷性、
−無線干渉レベル。
本発明は、ガラス、磁器又はその他の合成絶縁材料から
成る誘電体の頭部に取付けられた懸吊型電気碍子用キャ
ップを腐食から保護するために、碍子の軸線の周りの回
転体として形成された円形部から成り、該回転体の中心
開孔の縁端が前記誘電体の壁と前記キャップの底部との
間に締着されており、前記回転体の外壁と前記誘電体の
壁との間に電弧自然消滅用の領域を成立せしむべく前記
外壁が前記キャップに向って湾曲していることを特徴と
する保護デバイスを提供する。
成る誘電体の頭部に取付けられた懸吊型電気碍子用キャ
ップを腐食から保護するために、碍子の軸線の周りの回
転体として形成された円形部から成り、該回転体の中心
開孔の縁端が前記誘電体の壁と前記キャップの底部との
間に締着されており、前記回転体の外壁と前記誘電体の
壁との間に電弧自然消滅用の領域を成立せしむべく前記
外壁が前記キャップに向って湾曲していることを特徴と
する保護デバイスを提供する。
キャップの材料は例えば鋳鉄又は鋼鉄から成り、前記保
護用回転体の材料は例えば亜鉛、アルミニウム又はそれ
らの合金から成プ得る。
護用回転体の材料は例えば亜鉛、アルミニウム又はそれ
らの合金から成プ得る。
好適具体例によれば、前記回転体が帽子のつげ即ち中心
開孔をもつ皿状に形成されており、好ましくは雨水排出
用開口を備える。
開孔をもつ皿状に形成されており、好ましくは雨水排出
用開口を備える。
別の具体例によれば前記回転体が連続したトーラス(t
orus )半体として形成されており、前記キャップ
の底部の処でキャップに直接成形されている。
orus )半体として形成されており、前記キャップ
の底部の処でキャップに直接成形されている。
かかる保護デバイスはキャップの底部を電弧発生から保
護しその腐食を防止し、しかも、湿性条件及び乾性条件
での電気的性能、避雷性能及び無線干渉レベルに関する
所要特性は低下しない。
護しその腐食を防止し、しかも、湿性条件及び乾性条件
での電気的性能、避雷性能及び無線干渉レベルに関する
所要特性は低下しない。
直流送電線の場合、本発明の保護デバイスは更に、キャ
ップ以前に腐食されて碍子キャップを電解腐食から保護
するという重要な利点を与える。
ップ以前に腐食されて碍子キャップを電解腐食から保護
するという重要な利点を与える。
本発明の別の特徴及び利点は、添付図面に示す非限定好
適具体例に基づく以下の記載よシ明らかにされるであろ
う。
適具体例に基づく以下の記載よシ明らかにされるであろ
う。
具体例
第1図は、懸吊列の一部を形成する碍子1を宗す。碍子
1は、ガラス誘電体2を含む。誘電体2のスカートが図
示されており、そのヘッドは亜鉛めっき膜で被覆された
金属キャップ3に封入されている。
1は、ガラス誘電体2を含む。誘電体2のスカートが図
示されており、そのヘッドは亜鉛めっき膜で被覆された
金属キャップ3に封入されている。
更に、金属ピン5は誘電体2のヘッド内部に取付けられ
ている。
ている。
第2図に特に示すようlこ、本発明によれば、中心開口
11をもつ皿形に形成され九亜鉛又はアルミニウム部1
0が、キャップ3の底部6と誘電体2のスカートの外面
7との間に挿入されている。
11をもつ皿形に形成され九亜鉛又はアルミニウム部1
0が、キャップ3の底部6と誘電体2のスカートの外面
7との間に挿入されている。
皿の中心開口11を利用し、キャップ3の設置以前に皿
を誘電体2のヘッドに沿って挿入する。皿は雨水排出用
の開孔12を備える。外壁13はキャップ3に向って上
方に湾曲している。
を誘電体2のヘッドに沿って挿入する。皿は雨水排出用
の開孔12を備える。外壁13はキャップ3に向って上
方に湾曲している。
第3図は、本発明の構造中の電弧の発生を示す。
電弧は、キャップ3の底部6の周囲領域19と誘電体2
の表面7の対向部分との間から発生せず、本発明の特徴
的部分10の壁13と誘電体2の表面7との間の領域2
0に出現する。次にアークは第3図の領域21を横切っ
て衝突して消滅する。
の表面7の対向部分との間から発生せず、本発明の特徴
的部分10の壁13と誘電体2の表面7との間の領域2
0に出現する。次にアークは第3図の領域21を横切っ
て衝突して消滅する。
従ってキャップ3の底部6は全く損傷されない。
更ζこ、部分10が碍子周囲の電場の分布を全く妨害し
ないことも確認された。
ないことも確認された。
第1図の碍子を直流送電線に使用する場合、本発明の構
造は更に有利である。即ち、キャップ3が誘電体旧こ対
して正の極性をもつとき部分10が存在しなければリー
ク電流が生じ、この電流はキャップ3の底部6の処でか
なシの電解腐食を生じさせる。しかし乍ら、部分lOが
備えられていれば、部分10が腐食の対象となシキャッ
プは保護される。
造は更に有利である。即ち、キャップ3が誘電体旧こ対
して正の極性をもつとき部分10が存在しなければリー
ク電流が生じ、この電流はキャップ3の底部6の処でか
なシの電解腐食を生じさせる。しかし乍ら、部分lOが
備えられていれば、部分10が腐食の対象となシキャッ
プは保護される。
第4図は部分10の変形具体例を示す。この図で部分1
0は碍子ヘッドの軸線の周りの回転体30として形成さ
れており実質的にトーラス半体の形状を有する。部分3
0は亜鉛又はアルミニウムから成り、密封キャップを備
えた碍子ζζ直接成形され得る。部分30は部分10と
同じ機能を果す。
0は碍子ヘッドの軸線の周りの回転体30として形成さ
れており実質的にトーラス半体の形状を有する。部分3
0は亜鉛又はアルミニウムから成り、密封キャップを備
えた碍子ζζ直接成形され得る。部分30は部分10と
同じ機能を果す。
特に、キャップ3と合致するよう番こ湾曲した外面31
は、電弧を消滅せしめる機能を果す。
は、電弧を消滅せしめる機能を果す。
本発明の範囲は記載の具体例1こ限定されない。
記載の具体例以外の具体例及び変形例が特許請求の範囲
に記載の本発明の範囲及び要旨ζこ包含されることは理
解されよう。誘電体がガラス又はその他の任意の合成絶
縁材料から製造されてもよく、キャップが有機材碍子の
末端ピンであってもよい。
に記載の本発明の範囲及び要旨ζこ包含されることは理
解されよう。誘電体がガラス又はその他の任意の合成絶
縁材料から製造されてもよく、キャップが有機材碍子の
末端ピンであってもよい。
第1図は本発明の腐食保護デバイスを備えたキャップ−
ピン碍子の部分断面側面図、第2図は第1図の細部(■
)の拡大部分断面図、第3図は該構造中の電弧通路を示
す第2図同様の断面図、第4図は本発明の保護デバイス
の変形具体例の細部の部分断面図である。 1・・・碍子、 2・・・誘電体、 3・・・キャップ、 5・・・ピ ン、 10・・・デバイス部。 FIG、1 FIG、2 FIG、3 手続補正口 昭1]61 年11 月/ff日 2、発明の名称 懸吊型電気碍子用キャップの腐食
保護デバイス 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 セラヴ工−ル 4、代 理 人 東京都新宿区新宿1丁目1番14
号 山田ビル(郵便番号160)電話(03) 35
4−86235、補正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書中、発明の名称の欄及び明
細書8、補正の内容 明細書全文を別紙の通り補正
する。の、、 L + 、’1 明細書 1、発明の名称 懸吊型電気碍子 2、特許請求の範囲 (1) 少なくとも1つの誘電体と該誘電体に固定さ
れたキャップと該キャップの腐食防護デバイスとを含み
、該腐食防護デバイスが、碍子軸線のまわりの回転体か
ら成り中央開口と外壁とを持つ実質的に充実トーラス半
体の形状を有しており、前記中央開口の縁端は、前記誘
電体の壁と前記キャップの底部との間に締着されており
、前記外壁は、該外壁と前記誘電体の壁との間に電弧自
然消滅領域を形成すべく前記キャップの方向に向かって
湾曲しており、前記キャップの材料が鋳鉄又は鋼鉄から
選択され、前記回転体の材料が亜鉛、アルミニウム又は
それらの合金から選択されていることを特徴とする懸吊
型電気碍子。 1”(2)前記回転体が前記キャップの底部の処に直接
成形されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の電気碍子。 (3)前記誘電体がガラス、磁器及び合成絶縁材料から
成るグループから選択されていることを特徴とする特許
請求の範WI第1項又は第2項に記載の電気碍子。 (以下余白) 3、発明の詳細な説明 11立皇1 本発明は、懸吊型電気碍子のキャップを腐食から保護す
るデバイスに係わる。かかる碍子は、ガラス、磁器又は
その他の任意の合成絶縁材料から成り、特に中電圧、高
電圧及び超高電圧の送電線(例、tハ150 kV及t
F250 kV17)送’III)用の懸吊列を形成す
る。 11工且1 碍子列にリーク電流が流れると碍子が電弧発生作用を受
ける。一般に電弧は、導線と碍子との圀の遷移ゾーンの
金属部、即ち、キャップもしくは末端ピンの底部で開始
される。従来はこれらの金属部は、外面をめっきするこ
とによって腐食から保護されてきた。しかし乍ら金属部
から発する電弧がこの保護被膜を浸食し易い。従って、
キャップは空気中の腐食性物質に直接暴露されこのため
金属部の機械的特性が次第に劣化し、腐食で生じた鉄酸
化物によって碍子の表面が汚染される。 木!力 本発明の目的は、以下の碍子特性のいずれをも悪化させ
ずに上記の如き欠点を是正することである。 −乾性条件及び湿性条件での商用電力周波数動作、 −逼雷性、 −無線干渉レベル。 本発明は、少なくとも1つの誘電体と該誘電体に固定さ
れたキャップと該キャップの腐食防護デバイメ噂含み、
該腐食防護デバイスが、碍子軸線のまわりの回転体から
成り中央開口と外壁とを持つ実質的に充実トーラス半体
の形状を有しており、前記中央開口の縁端は、前記誘電
体の壁と前記キャップの底部との間に締着されており、
前記外壁は、該外壁と前記誘電体の壁との間に電弧自然
消滅頒域を形成すべく前記キャップの方向に向かって湾
曲しており、前記キャップの材料が鋳鉄又は鋼鉄から選
択され、前記回転体の材料が亜鉛、アルミニウム又はそ
れらの合金から選択されていることを特徴とする懸吊型
電気碍子を提供する。 好適具体例によれば前記回転体が連続したトーラス(t
orus)半体として形成されており、前記キャップの
底部の処でキャップに直接成形されている。 かかる保護デバイスはキャップの底部を電弧発生から保
護しその腐食を防止し、しかも、湿性条件及び乾性条件
での電気的性能、遥雷性能及び無線干渉レベルに関する
所要特性は低下しない。 直流送電線の場合、本発明の保護デバイスは更に、キャ
ップ以前に腐食されて碍子キャップを電解腐食から保護
するという重要な利点を与える。 本発明の別の特徴及び利点は、添付図面に示す′ 非
限定好適具体例に基づく以下の記載より明らかにされる
であろう。尚、本発明による好適具体例について述べる
前に、本発明の原理的な構成を有した具体例について説
明する。 且−」(−M 第1図は、本発明の原理的な構成を有した懸吊列の一部
を形成する碍子1を示す。碍子1は、ガラス誘電体2を
含む。誘電体2のスカートが図示されており、そのヘッ
ドは亜鉛めっき膜で被覆された金属キャップ3に封入さ
れている。 更に、金属ビン5は誘電体2のヘッド内部に取付けられ
ている。 第2図に特に示すように、本発明の原理的な構成によれ
ば、中心開口11をもつ皿形に形成された亜鉛又はアル
ミニウム部10が、キャップ3の底部6と誘電体2のス
カートの外面1との間に挿入されでいる。皿の中心開口
11を利用し、キャップ3の設置以前に皿を誘電体2の
ヘッドに沿って挿入する。皿は雨水排出用の開孔12を
備える。外壁13はキャップ3に向って上方に湾曲して
いる。 第3図は、本発明の原理的な構造における電弧の発生を
示す。電弧は、キャップ3の底部6の周囲領域19と誘
電体2の表面1の対向部分との問から発生せず、部分1
0の壁13と誘電体2の表面7との間の領域20に出現
する。次にアークは第3図の領域21を横切って衝突し
て消滅する。従ってキャップ3の底部らは全<amされ
ない。 更に、部分10が碍子周囲の電場の分布を全く妨害しな
いことも確認された。 第1図の碍子を直流送電線に使用する場合、本10が存
在しなければリーク電流が生じ、この電流はキャップ3
の底部6の処でかなりの電解腐食を生じさせる。しかし
乍ら、部分10が備えられていれば、部分10が腐食の
対象となりキャップは保護発明の好適具体例を第4図に
示す。この第4図の好適具体例においては、第1図から
第3図における本発明の原理的な構成による部分10は
碍子ヘッドの軸輪の周りの回転体30として形成されて
おり実質的にトーラス半体の形状を有する。部分30は
亜鉛又はアルミニウムから成り、密封キャップを備えた
碍子に直接成形され得る。部分30は部分10と同じ機
能を果す。特に、キャップ3と合致するように湾曲した
外面31は、電弧を消滅せしめる機能を果す。 本発明の範囲は記載の好適具体例に限定されない。記載
の好適具体例以外の具体例及び変形例が含されることは
理解されよう。誘電体がガラス又はその他の任意の合成
絶縁材料から製造されてもよく、キャップが有機材碍子
の末端ビンであってもよい。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の原理的な構成を有した腐食保護デバイ
スを備えたキャップ−ビン碍子の部分新面側面図、第2
図は第1図の細部(n)の拡大部分断面図、第3図は該
構造中の電弧通路を示す第2図同様の断面図、第4図は
本発明の保護デバイスの好適具体例の細部の部分断面図
である。 1・・・・・・碍子、2・・・・・・誘電体、3・・・
・・・キャップ、5・・・・・・ビン、10・・・・・
・デバイス部。
ピン碍子の部分断面側面図、第2図は第1図の細部(■
)の拡大部分断面図、第3図は該構造中の電弧通路を示
す第2図同様の断面図、第4図は本発明の保護デバイス
の変形具体例の細部の部分断面図である。 1・・・碍子、 2・・・誘電体、 3・・・キャップ、 5・・・ピ ン、 10・・・デバイス部。 FIG、1 FIG、2 FIG、3 手続補正口 昭1]61 年11 月/ff日 2、発明の名称 懸吊型電気碍子用キャップの腐食
保護デバイス 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 セラヴ工−ル 4、代 理 人 東京都新宿区新宿1丁目1番14
号 山田ビル(郵便番号160)電話(03) 35
4−86235、補正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書中、発明の名称の欄及び明
細書8、補正の内容 明細書全文を別紙の通り補正
する。の、、 L + 、’1 明細書 1、発明の名称 懸吊型電気碍子 2、特許請求の範囲 (1) 少なくとも1つの誘電体と該誘電体に固定さ
れたキャップと該キャップの腐食防護デバイスとを含み
、該腐食防護デバイスが、碍子軸線のまわりの回転体か
ら成り中央開口と外壁とを持つ実質的に充実トーラス半
体の形状を有しており、前記中央開口の縁端は、前記誘
電体の壁と前記キャップの底部との間に締着されており
、前記外壁は、該外壁と前記誘電体の壁との間に電弧自
然消滅領域を形成すべく前記キャップの方向に向かって
湾曲しており、前記キャップの材料が鋳鉄又は鋼鉄から
選択され、前記回転体の材料が亜鉛、アルミニウム又は
それらの合金から選択されていることを特徴とする懸吊
型電気碍子。 1”(2)前記回転体が前記キャップの底部の処に直接
成形されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の電気碍子。 (3)前記誘電体がガラス、磁器及び合成絶縁材料から
成るグループから選択されていることを特徴とする特許
請求の範WI第1項又は第2項に記載の電気碍子。 (以下余白) 3、発明の詳細な説明 11立皇1 本発明は、懸吊型電気碍子のキャップを腐食から保護す
るデバイスに係わる。かかる碍子は、ガラス、磁器又は
その他の任意の合成絶縁材料から成り、特に中電圧、高
電圧及び超高電圧の送電線(例、tハ150 kV及t
F250 kV17)送’III)用の懸吊列を形成す
る。 11工且1 碍子列にリーク電流が流れると碍子が電弧発生作用を受
ける。一般に電弧は、導線と碍子との圀の遷移ゾーンの
金属部、即ち、キャップもしくは末端ピンの底部で開始
される。従来はこれらの金属部は、外面をめっきするこ
とによって腐食から保護されてきた。しかし乍ら金属部
から発する電弧がこの保護被膜を浸食し易い。従って、
キャップは空気中の腐食性物質に直接暴露されこのため
金属部の機械的特性が次第に劣化し、腐食で生じた鉄酸
化物によって碍子の表面が汚染される。 木!力 本発明の目的は、以下の碍子特性のいずれをも悪化させ
ずに上記の如き欠点を是正することである。 −乾性条件及び湿性条件での商用電力周波数動作、 −逼雷性、 −無線干渉レベル。 本発明は、少なくとも1つの誘電体と該誘電体に固定さ
れたキャップと該キャップの腐食防護デバイメ噂含み、
該腐食防護デバイスが、碍子軸線のまわりの回転体から
成り中央開口と外壁とを持つ実質的に充実トーラス半体
の形状を有しており、前記中央開口の縁端は、前記誘電
体の壁と前記キャップの底部との間に締着されており、
前記外壁は、該外壁と前記誘電体の壁との間に電弧自然
消滅頒域を形成すべく前記キャップの方向に向かって湾
曲しており、前記キャップの材料が鋳鉄又は鋼鉄から選
択され、前記回転体の材料が亜鉛、アルミニウム又はそ
れらの合金から選択されていることを特徴とする懸吊型
電気碍子を提供する。 好適具体例によれば前記回転体が連続したトーラス(t
orus)半体として形成されており、前記キャップの
底部の処でキャップに直接成形されている。 かかる保護デバイスはキャップの底部を電弧発生から保
護しその腐食を防止し、しかも、湿性条件及び乾性条件
での電気的性能、遥雷性能及び無線干渉レベルに関する
所要特性は低下しない。 直流送電線の場合、本発明の保護デバイスは更に、キャ
ップ以前に腐食されて碍子キャップを電解腐食から保護
するという重要な利点を与える。 本発明の別の特徴及び利点は、添付図面に示す′ 非
限定好適具体例に基づく以下の記載より明らかにされる
であろう。尚、本発明による好適具体例について述べる
前に、本発明の原理的な構成を有した具体例について説
明する。 且−」(−M 第1図は、本発明の原理的な構成を有した懸吊列の一部
を形成する碍子1を示す。碍子1は、ガラス誘電体2を
含む。誘電体2のスカートが図示されており、そのヘッ
ドは亜鉛めっき膜で被覆された金属キャップ3に封入さ
れている。 更に、金属ビン5は誘電体2のヘッド内部に取付けられ
ている。 第2図に特に示すように、本発明の原理的な構成によれ
ば、中心開口11をもつ皿形に形成された亜鉛又はアル
ミニウム部10が、キャップ3の底部6と誘電体2のス
カートの外面1との間に挿入されでいる。皿の中心開口
11を利用し、キャップ3の設置以前に皿を誘電体2の
ヘッドに沿って挿入する。皿は雨水排出用の開孔12を
備える。外壁13はキャップ3に向って上方に湾曲して
いる。 第3図は、本発明の原理的な構造における電弧の発生を
示す。電弧は、キャップ3の底部6の周囲領域19と誘
電体2の表面1の対向部分との問から発生せず、部分1
0の壁13と誘電体2の表面7との間の領域20に出現
する。次にアークは第3図の領域21を横切って衝突し
て消滅する。従ってキャップ3の底部らは全<amされ
ない。 更に、部分10が碍子周囲の電場の分布を全く妨害しな
いことも確認された。 第1図の碍子を直流送電線に使用する場合、本10が存
在しなければリーク電流が生じ、この電流はキャップ3
の底部6の処でかなりの電解腐食を生じさせる。しかし
乍ら、部分10が備えられていれば、部分10が腐食の
対象となりキャップは保護発明の好適具体例を第4図に
示す。この第4図の好適具体例においては、第1図から
第3図における本発明の原理的な構成による部分10は
碍子ヘッドの軸輪の周りの回転体30として形成されて
おり実質的にトーラス半体の形状を有する。部分30は
亜鉛又はアルミニウムから成り、密封キャップを備えた
碍子に直接成形され得る。部分30は部分10と同じ機
能を果す。特に、キャップ3と合致するように湾曲した
外面31は、電弧を消滅せしめる機能を果す。 本発明の範囲は記載の好適具体例に限定されない。記載
の好適具体例以外の具体例及び変形例が含されることは
理解されよう。誘電体がガラス又はその他の任意の合成
絶縁材料から製造されてもよく、キャップが有機材碍子
の末端ビンであってもよい。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の原理的な構成を有した腐食保護デバイ
スを備えたキャップ−ビン碍子の部分新面側面図、第2
図は第1図の細部(n)の拡大部分断面図、第3図は該
構造中の電弧通路を示す第2図同様の断面図、第4図は
本発明の保護デバイスの好適具体例の細部の部分断面図
である。 1・・・・・・碍子、2・・・・・・誘電体、3・・・
・・・キャップ、5・・・・・・ビン、10・・・・・
・デバイス部。
Claims (5)
- (1)ガラス、磁器又はその他の合成絶縁材料から成る
誘電体の頭部に取付けられた懸吊型電気碍子用キヤツプ
を腐食から保護するために、碍子の軸線の周りの回転体
から成り該回転体の中心開孔の縁端が前記誘電体の壁と
前記キヤツプの底部との間に締着されており、前記回転
体の外壁と前記誘電体の壁との間に電弧自然消滅用の領
域を成立せしむべく前記外壁が前記キヤツプに向つて湾
曲していることを特徴とする保護デバイス。 - (2)鋳鉄又は鋼鉄から成る碍子用キヤツプが亜鉛、ア
ルミニウム又はそれらの合金から成る前記回転体と結合
していることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の保護デバイス。 - (3)前記回転体が中心開孔をもつ皿状に形成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に
記載の保護デバイス。 - (4)前記回転体が中心開孔をもつ皿状に形成されてお
り排水用開口を備えることを特徴とする特許請求の範囲
第1項又は第2項に記載の保護デバイス。 - (5)前記回転体が連続したトーラス半体として形成さ
れており前記キヤツプの底部に直接成形されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
保護デバイス。
Applications Claiming Priority (2)
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