JP2002142341A - 屋外柱上配電機器の口出し線接続部におけるトラッキング防止構造 - Google Patents

屋外柱上配電機器の口出し線接続部におけるトラッキング防止構造

Info

Publication number
JP2002142341A
JP2002142341A JP2000331731A JP2000331731A JP2002142341A JP 2002142341 A JP2002142341 A JP 2002142341A JP 2000331731 A JP2000331731 A JP 2000331731A JP 2000331731 A JP2000331731 A JP 2000331731A JP 2002142341 A JP2002142341 A JP 2002142341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
stress cone
vicinity
protective cover
pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000331731A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ito
伊藤  剛
Hidehiko Tojo
秀彦 東條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2000331731A priority Critical patent/JP2002142341A/ja
Publication of JP2002142341A publication Critical patent/JP2002142341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Fuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒形高圧カットアウト等の口出し線接続部
の近傍でトラッキングが発生するのを防止する。 【解決手段】 保護カバー21は、絶縁材料からなり、
口出し線3の外周に密着する挿通穴22aを持つ口出し
線嵌合部22と、ストレスコーン16の外周に密着する
円錐状穴23aを持つストレスコーン嵌合部23と、円
筒形高圧カットアウトのカットアウト本体17の一部を
覆う傘状部24とを有して概ね漏斗状をなす。この保護
カバー21を、円筒形高圧カットアウト(屋外柱上配電
機器)の口出し線接続部15の近傍に装着する。口出し
線接続部15近傍の外周に塩分や塵埃・煤煙等が付着す
るのを防止でき、かつ、雨水が当たることを防止でき、
また、電界集中が生じることを防止できるので、口出し
線接続部の表面での部分放電を抑制することができ、口
出し線接続部近傍の絶縁劣化および浸食を防止でき、こ
れによりトラッキングの発生を防止することができ、口
出し線接続部近傍の絶縁材料の焼損事故を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円筒形高圧カッ
トアウトや柱上変圧器等の屋外柱上配電機器の口出し線
接続部におけるトラッキング防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9あるいは図10に示すように、高圧
配電線路における柱上変圧器1の高圧一次側保護用とし
て使用される円筒型高圧カットアウト2は、一般に、そ
の上部の口出し線3が高圧引下線4を介して(図10の
例)或いは直接に(図9の例)高圧本線(高圧配電線)
5に接続されると共に、下部の口出し線6が柱上変圧器
1の一次側接続端子部7にそれぞれ接続される。8は電
柱、9、10は腕金、11は円筒形高圧カットアウト2
を腕金10に取り付ける取付金具である。
【0003】上記の円筒形高圧カットアウト2は、塩分
や塵埃・煤煙の多い地区において広く用いられているも
ので、図11にも示すように、この円筒形高圧カットア
ウト2の口出し線接続部15は、口出し線3の導体3a
を接続金具14により接続するとともに、それらの外周
をエチレンプロピレンゴム等の円錐形状のゴム絶縁物で
あるストレスコーン16で被覆した構造である。なお、
ストレスコーン16の円錐形状は、円筒形高圧カットア
ウト2の口出し線接続部15の近傍の電位傾度を緩和す
るため、および口出し線3の付け根に働く曲げ応力を緩
和するためである。また、カットアウト本体17は、複
数のカサ17aのある碍子であり、その中間部を前記の
取付金具11を介して腕金10に取り付けている。上記
の通り、従来の円筒形高圧カットアウト2の口出し線接
続部15は、単にストレスコーン16で被覆しただけで
あり、ストレスコーン16が露出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の円筒形高圧カッ
トアウト2が海岸沿いまたは塵埃・煤煙等の多い地区で
長年使用されている場合、ストレスコーン16と口出し
線3との境界部(ストレスコーン16の先端近傍)20
でトラッキングを生じて、絶縁被覆の焼損事故が発生す
る場合があった。
【0005】本発明者らは、上記のトラッキングが生じ
る原因および防止対策を求めて、6600Vの高電圧を
印加した円筒形高圧カットアウト2のストレスコーン1
6および口出し線3の部分に、塩水を複数回に分けて噴
霧する実験を行なった。この実験において、塩水を噴霧
された表面が部分的に乾いた状態(部分乾燥状態)にな
ると、ストレスコーン16と口出し線3との境界部20
の近傍の表面でチリチリと火花の出る微小な部分放電が
生じ、表面が完全に乾くと部分放電が止んだ。これを繰
り返すと、境界部20の近傍で炭化および浸食が進行
し、ついには、トラッキングが生じて口出し線3の絶縁
被覆の焼損が発生した。
【0006】上記の実験におけるトラッキング現象の原
因を推測すると、次のようなことが考えられる。すなわ
ち、6600Vの高圧カットアウト等では、一般に、例
えば20mmA程度の微弱な漏洩電流が流れているとさ
れるが、絶縁体(ストレスコーン16および口出し線3
の絶縁被覆)の表面に塩水を噴霧すると、絶縁体の表面
漏れ抵抗が低下し、漏洩電流が増加する。この漏洩電流
による局部過熱により、絶縁体表面の一部が乾燥(な
お、模式的に、電線長手方向に乾燥部と濡れ部とが交互
に存在するような部分乾燥状態を想定する)し、漏洩電
流が遮断(ないし大幅減少)される。すると、その部分
に分担電圧が増加し、微小な部分放電(すなわち漏洩電
流)が局所的に発生し、その部分で絶縁体の炭化が生じ
る。このような現象の繰り返しにより、絶縁体の炭化お
よび浸食が進行し、ついには、境界部20に炭化導電路
が形成されて、トラッキングが生じ、絶縁被覆の焼損に
到ると考えられる。
【0007】ところで、トラッキングが特にストレスコ
ーン16と口出し線3との境界部20で発生する理由に
ついては、必ずしも明確ではないが、電界集中の問題が
考えられる。すなわち、ストレスコーン16と口出し線
3との境界部20では絶縁層の肉厚が大きく変化する
が、このように絶縁層の肉厚が大きく変化する箇所で
は、絶縁体表面に浸食等により凹部が生じた場合にその
凹部に電界集中が生じるのと同様に、電界集中が生じ
る。また、ストレスコーン16と口出し線3との境界部
20では、長年の使用により界面剥離が生じて、ストレ
スコーン16と電線表面との間に空隙が生じ、この空隙
がやはり電界集中の要因となる。また、口出し線3の付
け根(境界部20)に繰り返し応力が作用して、絶縁材
料に機械的疲労が生じ、クラックやボイド等が生じて、
やはり電界集中の要因となる。このように境界部20に
電界集中が生じることで、この境界部20に前述のよう
な部分放電が生じ、絶縁材料の絶縁劣化(炭化等)およ
び浸食を進行させると考えられる。すなわち、ストレス
コーン16と口出し線3との境界部20に塩埃が付着す
ること、境界部20が雨水等で濡れること、境界部20
に電界集中が生じることが、その部分でトラッキングが
生じる大きな原因と考えられる。
【0008】本願発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、円筒形高圧カットアウト等の屋外柱上配電機器の
口出し線接続部の近傍でトラッキング現象が発生するの
を防止し、口出し線接続部近傍の焼損事故の発生を防止
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の屋外柱上配電機器の口出し線部におけるトラッキン
グ防止構造は、ストレスコーンを有する口出し線接続部
の近傍を覆う絶縁材料からなる保護カバーを備えるとと
もに、この保護カバーは、口出し線の外周に密着する挿
通穴を持つ口出し線嵌合部と、ストレスコーン外周に密
着する円錐状穴を持つストレスコーン嵌合部と、当該屋
外柱上配電機器に接触しないように当該屋外柱上配電機
器の少なくともストレスコーン側の一部分を覆う傘状部
とを有して概ね漏斗状をなすことを特徴とする。
【0010】請求項2は、請求項1において、保護カバ
ーの口出し線嵌合部の挿通穴とストレスコーン嵌合部の
円錐状穴との境界近傍を、挿通穴の端部近傍より厚肉に
形成したことを特徴とする。
【0011】請求項3は、請求項1において、保護カバ
ーのストレスコーン嵌合部を、前記傘状部の内部で筒状
に突出させて形成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の屋外柱上配電機器
の口出し線接続部におけるトラッキング防止構造の一実
施形態を示すもので、屋外柱上配電機器である柱上変圧
器1および円筒形高圧カットアウト2の近傍の斜視図で
ある。前記円筒形高圧カットアウト2は、柱上変圧器1
の高圧一次側保護用として使用されるもので、その上部
の口出し線3が高圧引下線4を介して高圧本線5(図9
参照)に接続されると共に、下部の口出し線6が柱上変
圧器1の一次側接続端子部7にそれぞれ接続されてい
る。10は腕金、11は円筒形高圧カットアウト2を腕
金10に取り付ける取付金具である。
【0013】前記円筒形高圧カットアウト2自体は、図
11に示した円筒形高圧カットアウト2と同じであり、
図2に示すように、上部の口出し線3を接続する口出し
線接続部15の構造は、口出し線3の導体3aを接続金
具14により接続するとともに、それらの外周をエチレ
ンプロピレンゴム等の円錐形状のゴム絶縁物であるスト
レスコーン16で被覆した構造である。また、カットア
ウト本体17は、複数のカサ17aのある碍子であり、
その中間部を前記の取付金具11を介して腕金10に取
り付けている。
【0014】本発明では、前記円筒形高圧カットアウト
2の口出し線接続部15の近傍をエチレンプロピレンゴ
ム等の絶縁材料からなる保護カバー21で覆っている。
この保護カバー21は、図2〜図5に示すように、口出
し線3の外周に密着する挿通穴22aを持つ口出し線嵌
合部22と、ストレスコーン16の外周に密着する円錐
状穴23aを持つストレスコーン嵌合部23と、円筒形
高圧カットアウト2のカットアウト本体17に接触しな
いようにカットアウト本体17の一部を覆う傘状部24
とを有して概ね漏斗状をなしている。
【0015】この実施形態の保護カバー21は、口出し
線嵌合部22の挿通穴22aとストレスコーン嵌合部2
3の円錐状穴23aとの境界近傍(図5に25で示す部
分)を、挿通穴22aの端部22b近傍より厚肉に形成
している。したがって、保護カバー21の傘状部24の
根元の剛性が大となり、傘状部の形状が安定する。ま
た、保護カバー21のストレスコーン嵌合部23は、傘
状部24の内部で筒状に突出させて形成している。スト
レスコーン嵌合部23が筒状をなしているので、このス
トレスコーン嵌合部23の弾性が有効に作用して、スト
レスコーン16の外周にしっかりと密着させることがで
き、保護カバー21を安定して装着できる。また、実施
形態の保護カバー21の傘状部24はカットアウト本体
17の最上段のカサ17aを覆う大きさである。また、
保護カバー21の上端部は、雨水が口出し線3外周との
隙間から浸入しないように、口出し線3に対してテープ
26でテープ巻きして固定する。
【0016】上記の保護カバー21を装着した円筒形高
圧カットアウト2では、その口出し線接続部15の近
傍、すなわちストレスコーン16部分およびその近傍の
口出し線3部分およびカットアウト本体17の最上段の
カサ17aまでの部分が、直接密着によりないし隙間を
あけて覆われているので、これらの部分に塩分や塵埃・
煤煙等が付着しないか又は付着しずらく、また、降雨時
にこれらの部分に雨水が直接当たらないか又は当たりず
らい。また、ストレスコーン16と口出し線3との境界
部20では、絶縁材料である保護カバー21が密着して
いることで、絶縁層の肉厚が大きく変化するという状況
がなくなり、前述した電界集中の要因の1つが解消され
る。また、保護カバー21が境界部20を覆うので、長
年の使用によりその境界部20でストレスコーン16と
口出し線3との間の界面剥離が生じる恐れはなく、その
部分に空隙が生じて電界集中の要因となる問題も避けら
れる。また、保護カバー21が口出し線3の付け根(境
界部20)を補強する作用を持つので、その部分に繰り
返し応力が作用して、絶縁材料に機械的疲労が生じ、ク
ラックやボイド等が生じて、電界集中の要因となる、と
いう問題も避けられる。
【0017】上記のように、ストレスコーン16と口出
し線3との境界部20に塩分や塵埃・煤煙等が付着する
のを防止することができ、かつ、境界部20に雨水が当
たることを防止することができ、また、境界部20に電
界集中が生じることを防止することができるので、境界
部20表面での微小な部分放電(すなわち漏洩電流)を
抑制することができ、境界部20近傍の絶縁劣化および
浸食を防止することができ、これによりトラッキングの
発生を防止することができ、口出し線3の絶縁被覆3b
の焼損事故を防止できる。
【0018】同じく図1には、柱上変圧器1の一次側接
続端子部7の部分に保護カバー31を装着した実施形態
も合わせて示している。図6は前記柱上変圧器1の一次
側接続端子部7の近傍の断面を示すもので、7aは一次
側接続端子部7の導体、7bは一次側接続端子部7の絶
縁体、14’は接続金具、6aは下部の口出し線6の導
体、6bは絶縁被覆、26’はテープである。この実施
形態においても、柱上変圧器1の一次側接続端子部7の
ストレスコーン16’の近傍が保護され、前述と同様
に、この口出し線接続部15’におけるトラッキングに
よる絶縁被覆6b等の焼損事故を防止することができ
る。
【0019】図7は本発明のさらに他の実施形態を示す
もので、40は柱上開閉器である。同図において、柱上
開閉器40の一次側接続端子部7’には高圧本線5に到
る一次側口出し線41が接続され、二次側接続端子部
7”には二次側口出し線42が接続されている。そし
て、図示の通り、柱上開閉器40の一次側接続端子部
7’、二次側接続端子部7”のそれぞれに保護カバー3
1’を装着している。この実施形態における一次側、二
次側接続端子部7’、7”および保護カバー31’の部
分の構成は、図6に示した構造とほぼ同じ構成であり、
図示および詳細説明は省略する。
【0020】本発明における保護カバーの構造は、上述
した実施形態に限定されるものでなく、例えば図8に示
す保護カバー21’ように、ストレスコーンの外周に嵌
合する円錐状穴23a’の先端から直接に傘状部24’
の内面となる構造のストレスコーン嵌合部23’を持つ
保護カバーでもよい。22’は口出し線嵌合部、22’
aは挿通穴である。また、本発明は上述の実施形態に示
した円筒形高圧カットアウト2、柱上変圧器1、柱上開
閉器40に限らず、その他の屋外柱上配電機器の口出し
線接続部に適用することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の屋外柱上配電機器の口出し線部
におけるトラッキング防止構造によれば、屋外柱上配電
機器の口出し線接続部の近傍が絶縁材料からなる保護カ
バーで覆われるので、口出し線接続部近傍の外周に塩分
や塵埃・煤煙等が付着するのを防止でき、かつ、雨水が
当たることを防止でき、また、電界集中が生じることを
防止できるので、口出し線接続部の表面での部分放電を
抑制することができ、口出し線接続部近傍の絶縁劣化お
よび浸食を防止でき、これによりトラッキングの発生を
防止することができ、口出し線接続部近傍の絶縁材料の
焼損事故を防止できる。したがって、二次災害の発生を
防止できる。また、機器の延命化が図られ、経済的であ
る。
【0022】請求項2によれば、保護カバーの傘状部の
根元の剛性が大となり、傘状部の形状が安定する。
【0023】請求項3によれば、保護カバーのストレス
コーン嵌合部が筒状をなしているので、ストレスコーン
嵌合部の弾性が有効に作用して、ストレスコーンの外周
にしっかりと密着させることができ、保護カバーを安定
して装着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋外柱上配電機器の口出し線接続部に
おけるトラッキング防止構造の一実施形態を示すもの
で、屋外柱上配電機器である柱上変圧器および円筒形高
圧カットアウトの近傍の斜視図である。
【図2】図1における円筒形高圧カットアウトの上部の
口出し線接続部近傍の一部切り欠き正面図である。
【図3】図2における保護カバーのみを示した正面図で
ある。
【図4】図3の保護カバーの平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図1における柱上変圧器の一次側口出し線接続
部近傍の断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態を示すもので、柱
上開閉器に斜視図である。
【図8】保護カバーの形状についての他の実施形態を示
す断面図である。
【図9】従来例を示すもので、柱上変圧器、円筒形高圧
カットアウト等を設置した電柱の上部の外観図である。
【図10】他の従来例を示すもので、電柱上の柱上変圧
器および高圧カットアウト部分の斜視図である。
【図11】図10における円筒形高圧カットアウトの上
部の口出し線接続部近傍の一部切り欠き正面図である。
【符号の説明】
1 柱上変圧器 2 円筒形高圧カットアウト 3 口出し線 3a 導体 3b 絶縁被覆 4 高圧引下線 5 高圧配電線 6 口出し線 7 (柱上変圧器の)一次側接続端子部 7’(7”) 柱上開閉器の一次側接続端子部(二次側
接続端子部) 8 電柱 9、10 腕金 11 取付金具 14 接続金具 15 口出し線接続部 16 ストレスコーン 17 カットアウト本体 17a カサ 20 ストレスコーンと口出し線との境界部 21、21’、31、31’ 保護カバー 22、22’ 口出し線嵌合部 22a、22’a 挿通穴 22b 端部 23、23’ ストレスコーン嵌合部 23a、23’a 円錐状穴 24、24’ 傘状部 25 ストレスコーン嵌合部の円錐状穴との境界近傍 26、26’ テープ 40 柱上開閉器 41 一次側接続端子部 42 二次側接続端子部
フロントページの続き Fターム(参考) 5G367 AC02 5G375 AA02 BA02 BA23 CA02 CA19 CB07 CB12 DA38 5G502 AA01 BA02 FF10 GG02 GG07 GG10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストレスコーンを有する口出し線接続部
    の近傍を覆う絶縁材料からなる保護カバーを備えるとと
    もに、この保護カバーは、口出し線の外周に密着する挿
    通穴を持つ口出し線嵌合部と、ストレスコーン外周に密
    着する円錐状穴を持つストレスコーン嵌合部と、当該屋
    外柱上配電機器に接触しないように当該屋外柱上配電機
    器の少なくともストレスコーン側の一部分を覆う傘状部
    とを有して概ね漏斗状をなすことを特徴とする屋外柱上
    配電機器の口出し線接続部におけるトラッキング防止構
    造。
  2. 【請求項2】 前記保護カバーの口出し線嵌合部の挿通
    穴とストレスコーン嵌合部の円錐状穴との境界近傍を、
    挿通穴の端部近傍より厚肉に形成したことを特徴とする
    請求項1記載の屋外柱上配電機器の口出し線接続部にお
    けるトラッキング防止構造。
  3. 【請求項3】 前記保護カバーのストレスコーン嵌合部
    を、前記傘状部の内部で筒状に突出させて形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の屋外柱上配電機器の口出し
    線接続部におけるトラッキング防止構造。
JP2000331731A 2000-10-31 2000-10-31 屋外柱上配電機器の口出し線接続部におけるトラッキング防止構造 Pending JP2002142341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000331731A JP2002142341A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 屋外柱上配電機器の口出し線接続部におけるトラッキング防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000331731A JP2002142341A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 屋外柱上配電機器の口出し線接続部におけるトラッキング防止構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002142341A true JP2002142341A (ja) 2002-05-17

Family

ID=18808031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000331731A Pending JP2002142341A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 屋外柱上配電機器の口出し線接続部におけるトラッキング防止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002142341A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4396968A (en) Fused distribution power system with clamp device for preventing arc damage to insulated distribution conductors
JP2002142341A (ja) 屋外柱上配電機器の口出し線接続部におけるトラッキング防止構造
JP4103259B2 (ja) 避雷用リード線および避雷システム
JPH1092549A (ja) 限流アークホーン
JP4050847B2 (ja) 避雷用リード線および避雷システム
JPH0113293Y2 (ja)
JPS6131456Y2 (ja)
JP3087180B2 (ja) 架空電線付属装置
JPS5924095Y2 (ja) 高圧充電部保護用絶縁カバ−
JP3926895B2 (ja) 放電電極装置
JP2920476B2 (ja) 高圧バイパスケーブル用終端接続部または末端処理部構造体
JPH0314025Y2 (ja)
JP5992680B2 (ja) トラッキング防止具
JP2568853Y2 (ja) 絶縁電線の断線防止装置
JPS6017769Y2 (ja) 架空絶縁電線の架設支持構造
JP4498319B2 (ja) アース装置
JPS6131455Y2 (ja)
JPH0241782Y2 (ja)
JPH0314905Y2 (ja)
JPS6042417Y2 (ja) 配電用碍子
JP2548889Y2 (ja) 避雷ユニット付き碍子
JP2000028676A (ja) ケーブル検査装置の防雨ケース
JPS5911433Y2 (ja) ア−キングホ−ン
JP2018152262A (ja) 高圧配電用がいし
JP4105084B2 (ja) 絶縁接続構造を備えた金属柱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090616