JP4105084B2 - 絶縁接続構造を備えた金属柱 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の鋼管を接続体を介して接続して形成される、絶縁接続構造を備えた金属柱に関するものである。
従来、全国に敷設されている道路の脇には、送電の為コンクリート柱が建柱されているが、この様なコンクリート柱を搬入し、建柱することが困難な狭隘な道路では、コンクリート台柱の上部にテーバー状の鋼管を被せて形成される複合電柱や、前記鋼管を複数の鋼管とした複合電柱などの金属柱を採用し建柱している。現状では、屋外に建柱されている金属柱は金属管を単に接続したものである。
このように、単に金属管を接続した金属柱に高圧機器を設置すると、設置された機器に故障が生じた場合、人が接触する恐れのある下方の部分に電流が流れ、人が感電する危険があった。そこで現状では、人の感電を防止する観点から、金属柱に接地抵抗値を10Ω以下にする接地を施す必要があった。ところが地域によっては、高価な特殊接地工事を行わなくては、この接地抵抗値を確保することが困難な場所もあり、工事期間が長くなり、かつ、高額の費用を要するなどの問題も生じていた。
この発明は、人が接触可能な部位に電流が流れないよう絶縁接続構造を金属柱に備えることによって、高価な特殊接地工事を行うことなく、人の感電が防止できる金属柱を提供することにある。
請求項1の発明は、複数の鋼管を電気絶縁物から成る接続体を介して接続して形成した金属柱において、上記接続体は略円筒状のものとし、当該接続体の上端部から下方に一定長の部分を緩やかなテーパー形状の小径部として設け、当該接続体の下端部から上方に一定長の部分を緩やかなテーパー形状の大径部として設け、当該小径部と大径部の間を傾斜部として形成し、当該大径部の側面外周にフランジ部を突出させ、当該フランジ部の外周縁全周から上記大径部の側面に略沿って一定長垂下させて笠部を形成し、この接続体の少なくとも内外周面を絶縁層とした絶縁接続構造を備えた金属柱とした。
請求項2の発明は、上記接続体の大径部の側面外周にフランジ部を突出させ、当該フランジ部の外周縁全周から略直角に折り曲げて上記大径部の側面に沿って略平行に一定長垂下させて笠部を形成した上記請求項に記載の絶縁接続構造を備えた金属柱とした。
請求項3の発明は、上記金属柱の接続体より上の鋼管の側面に電気的に接続した、被覆した導線の他端を下方に垂下し、上記接続体を越えて下の鋼管に垂下させて、上記接続体の絶縁性能を測定できる構成にした上記請求項1又は2の何れかに記載の絶縁接続構造を備えた金属柱とした。
請求項1の発明によれば、高圧用の機械器具を支持する上管と絶縁物を介して下管を接続することによって、上管と下管との絶縁状態が保たれ、人が下管に接触しても感電を防ぐことができる。更に、請求項1又は2の各発明によれば、大径部の側面外周からフランジ部を突出させ、この突出させたフランジ部の外周全周から大径部の側面に沿って一定長垂下させて笠部を形成した接続体を使用して、金属柱の下管と上管を接続したので、雨天時に水滴がこの複合柱の表面を上から下へ伝わって、流下しても、接続体の笠部に沿って水滴が流れ、笠部の下端部からそのまま落下するので、この笠部で水滴が縁切りされ、水滴がその下部にまで伝わり流下することがない。よって、雨水の水滴が伝わることにより起こる漏洩電流の発生を防止し、人の感電を防ぐ効果が更に高まる。
さらに請求項の発明によれば、接続体の笠部を設けるのに、笠部のフランジ部の外周全周から略直角に折り曲げてこの大径部の側面に沿って接続体側面と略平行に一定長垂下させて形成したので、上記の効果に加えて、接続体の上部の水滴が下部に流れるのをより確実に防ぐことができ、人の感電を防ぐ効果が更に高まる。また請求項の発明によれば、金属柱の上管と下管とを接続する接続体の電気抵抗を容易に測定することが出来、これにより接続体の絶縁性能を的確に把握し、設備の維持、管理に寄与し、人の感電を未然に防ぐ効果が得られる。
金属柱を接続する接続体は略円筒状のものとし、当該接続体の上端部から下方に一定長の部分を緩やかなテーパー形状の小径部として設け、当該接続体の下端部から上方に一定長の部分を緩やかなテーパー形状の大径部として設け、当該小径部と大径部の間を傾斜部として形成し、当該大径部の側面外周にフランジ部を突出させ、当該フランジ部の外周縁全周から上記大径部の側面に略沿って一定長垂下させて笠部を形成し、この接続体の少なくとも内外周面を絶縁層とした絶縁接続構造を備えた金属柱とし、雨天時に水滴が金属柱の表面を上から下へ伝わって、流下しても、接続体の笠部に沿って水滴が流れ、笠部の下端部からそのまま落下するので、この笠部で水滴が縁切りされ、水滴がその下部にまで伝わることがない。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1及び図2は、この発明の実施例において使用する接続体Aを示す。この実施例において使用する、複合柱Dは、図4に示すように、コンクリート台柱1、鋼管製の上管2、下管3から成る金属柱であり、柱長(組立状態)としては、12000mmである。なお複合柱Dは、コンクリート台柱を省略し、上管2と下管3で構成されても良い(図は省略)。コンクリート台柱1は、柱長約3500mmで、その内の2100mmが地中に埋設される部分で、このコンクリート台柱1の末口部の直径は260mm、元口部の直径は270mmで、全体として緩やかなテーパー形状となっており、その上部の、下管3との接合部は、テーパー形状となっている(図示省略)。このテーパー形状部分は、コンクリート台柱1の上端から下方に750mmであり、テーパーは1/75で、このテーパー形状部分が下管3の下端の開口部の中に嵌合される。
また下管3は、柱長5250mmで、全体としてテーパー1/75のテーパー形状であり、末口部の直径は、210.4mm、元口部の直径は、280.4mmで、後述する接続体Aとの接合部分3aは、上部のおよそ600mmである。さらに上管2は、柱長4600mmで、全体としてテーパー1/75のテーパー形状であり、末口部の直径は、165.4mm、元口部の直径は、226.8mmで、後述する接続体Aとの接合部分2aは、下部のおよそ600mmである。
下管3の上端部に被せてこの下管3と上管2を接続する接続体Aは、図1及び図2に示すように、全長1310mmの鋼管から成り、この鋼管を立設し、この接続体Aの上端部から下方に605mmの部分を外径212mmの緩やかなテーパー形状の小径部11として設け、この接続体Aの下端部から上方に605mmの部分を内径218.3mmの緩やかなテーパー形状の大径部12として設け、これらの小径部11と大径部12の間の100mmを傾斜部12aとして形成している。接続体Aの小径部11のテーパー形状の傾斜角度は、当該部分に被せられる上管2の接合部2aのテーパー形状の傾斜角度と同じに、また大径部12のテーパー形状の傾斜角度は、当該部分に嵌合される下管3の接合部3aのテーパー形状の傾斜角度と同じに設けられている。
さらにこの大径部12の側面の外周にフランジ部13cを突出し、このフランジ部13cの外周縁全周から略直角に折り曲げて、この大径部12の側面に沿って大径部12の外周と略平行に226mm垂下させて断面鍵型の笠部13を形成している。
この接続体Aの裏面を含む全表面をミゼロン(商標、二液性のポリウレタン塗料)により、塗膜厚10mmの絶縁塗装加工を施す。この時、図2に示す、大径部12の表面と笠部13との距離(図2においてaで示す)は、およそ27,48mmとした。これにより接続体Aの内外表面は、全て絶縁層で覆われている。
この様にして形成した接続体Aの大径部12の端部の開口部を図3及び図4に示すように、上記コンクリート台柱1の上端部に被せた上記下管3の上端部に被せ、この接続体Aの小径部12の上端部に上記上管2の下端の開口部を被せ、当該コンクリート台柱1、下管3と上管2を一体に立設する。
次にこのような絶縁層で覆われた接続体の性能を確認する為に、接続体Aによって上管2と下管3を接続して立設した複合柱Dの汚損液注水させた場合の表面漏洩電流試験を行った。
この時比較例として図5に示す接続体Bを設けた。この接続体Bは、全長1690mmの鋼管から成り、この接続体Bの上端部から下方に800mmの部分を小径部14として設け、この接続体Bの下端部から上方に800mmの部分を大径部15として設け、これらの小径部14と大径部15の間の100mmを傾斜部16として形成している。
この大径部15の側面において、幅80mmでスカート状に斜めに外側に開いた状態の笠部17を形成している。この笠部17の上記大径部15から最も離れた距離は、40mmである。この接続体Bの裏面を含む全表面をミゼロンにより、絶縁塗装加工を施した。さらに比較例として接続体Aと同じ構成で、笠部13のみを有しない接続体Cを用意し、比較した。これらの接続体B、Cを接続体Aに換えて用いた。
この試験に先立って、上管2、接続体A、B、C、下管3の試験体となる表面部分の撥水性を除くために、当該箇所を中性洗剤を用いて洗浄した後、十分水洗いして夫々の表面の撥水性を取り除いた後、脂の付着を避けるために圧搾空気を吹き付けて乾燥させた。
吹き付ける汚損液としては、塩30mg/リットル及びとの粉40mg/リットルの混合液を作成した。この汚損液を各複合柱Dから1m離れた位置からコンプレッサー(図示省略)により10分以上噴霧し注水した。この時、注水された水滴は、複合柱Dの表面を伝って、複合柱Dの下部へと流下した。
接続体Aの場合、複合柱Dの上管2の表面を伝わって流下し、笠部13に到達した水滴は、この笠部13の突出した板体13aの表面を流れ、この板体13aの下端13bに達した水滴は、そのまま落下した。一方接続体Bの笠部17では、この笠部17の下端17aから落下する水滴もあったが、この笠部17の裏面に伝わり、水滴による浸潤部分の拡大を起こした。さらに接続体Cでは、複合柱Dの表面の全ての箇所を伝って水滴が流れ落ちた。
10分以上噴霧注水した後、4000V(6.9KV線路の常規対地電圧)を30分間印加し、その時の表面漏洩電流を測定した。測定方法は、各複合柱Dの各接続体A、B、Cを挟んだ上管2と下管3に夫々バンドを回してボルトとナットにより固着して、このバンドに端子を取り付け、これらの端子に上記4000Vを印加し、流れる電流を測定した。
その結果のグラフ図を図6乃至図8に示す。図6は、この実施例の接続体Aの場合を示し、測定を行った間常時安定して、0.95mA〜0.97mAの値を示した。これに対して、比較例の接続体Bの結果を示す図7は、印加して1分50秒あたりから漏洩する電流が上がり始め、2分頃では、約23mA、2分30秒頃では、約25mA、3分頃では、約45mAとなっており、3分15秒頃では、70mAとなっていた。この様に接続体Bの場合、漏洩する電流は、接続体Aに比べて値が大きく、また安定しないものであった。さらに接続体Cの結果を示す図8は、測定当初より、28mA、1分頃では、33mA、2分頃では、41mA、3分頃では、36mAの漏洩電流が測定された。
絶縁接続構造を持たない場合、この試験のように4000Vを印加すると、金属管の抵抗値は無視できる程度に小さい値であるため、大きな電流が流れることは周知である。従がって上記のいずれの実施例も、絶縁接続構造を持たない場合に比較して、複合柱Dの上管2と下管3との絶縁状態が保たれ、人の接触する部位には非常に小さな電流しか流れない。更に、この実施例の接続体Aを使用した場合では、1mA以下で安定した値を示しており、例え人体がこの複合柱Dと接触したとしてもほとんど感じない程度の漏洩電流である。
この複合柱Dの上管2と下管3との絶縁状態を知るためには、図4に示すように、この複合柱Dの上管2と被覆したリード線18を電気的に接続し、前記リード線18を下方に垂らして、このリード線18と下管3との電気抵抗値を測定すればよい。これはすなわち、接続体の絶縁性能を把握することにあたる。具体的には、この複合柱Dの上管2の側面の一部の箇所にリード線18の被覆を剥がした一端を、通しボルトとワッシャで固着し(図示省略)、このリード線18の他端を下方に垂下し、垂下したこのリード線18の他端をこの上管2に設けた接地線用の引込み孔19からこの上管2内に引込んでこの上管2内に垂下させる。
さらに図9に示すように、垂下させたこのリード線18の他端を接続体Aを越えて下管3に設けた接地線用の引出し孔20から下管3外にゴムパッキン20aを介して引出し、下管3外に引出したこのリード線18の他端をこの引出し孔20より下方の位置で埋め込みナット21aに螺着したボルト21の二枚のワッシャ21c、21cの各内側に設けた二つのゴムリング21b、21bを介して係止し、このボルト21に係止したリード線18の他端をこのボルト21の下方に設けた接地線用の引入れ孔22よりゴムパッキン22aを介して下管3内に引入れて下管3内をさらに垂下させる。
そして、上記複合柱Dの上管2と下管3との絶縁状態を測るために、ボルト21付近のリード線18の被覆の一部を剥ぎ取り、テスターにリード線18の被覆を剥ぎ取った箇所を押し当てて、下管3とこの箇所の電気抵抗値を測定する。この時、電気抵抗値があらかじめ定めた値以上であれば、上記複合柱Dの接続体Aの絶縁性能は維持されていることが分かり、また電気抵抗値があらかじめ定めた値以下であれば、複合柱Dの接続体Aの絶縁性能が低下していることが分かる。なおあらかじめ定める値とは、接続体Aの絶縁性能や特性によって定めればよい。
接地線用の引出し孔20や接地線用の引入れ孔22にゴムパッキン20a、22aを介してリード線18を通したのは、これらの貫通孔がリード線18の外径より大きく、リード線18を安定して通すためであり、また埋め込みナット21aに螺着したボルト21とワッシャ21cに加えてゴムリング21bを介して係止したのは、ボルト21にワッシャ21cを介してリード線18を巻き回して係止する際、リード線18が傷まないようにする為である。
さらにこの接続体は、複合柱Dの上管2、下管3の接続の場合のほか、例えばパンザーマストなどのテーパーを設けた鋼管を複数重ねて金属柱を形成する場合、絶縁接続したい箇所の上管と下管の間に介して使用することが出来る(図示省略)。
上記実施例において、接続体A、B、複合柱Dのコンクリート台柱1、上管2、下管3の大きさを示す具体的な数値を示しているが、これらは、この発明の必須要件ではない。また上記実施例では、接続体Aをコンクリート台柱1、上管2、下管3から成る複合柱Dの上管2と下管3の接続において使用したが、接続体Aを使用する金属柱としては、これに限定するものではなく、3個以上の鋼管を絶縁接続する場合も、この発明の範囲に含まれる。また接続体A、B、Cに絶縁塗装する際の塗料としてミゼロンを使用しているが、絶縁塗装の際の塗料は、ミゼロンに限定するものではない。
また接続体A、B、Cの材質は、何でも良く、少なくともその内外周面に絶縁層を有するものであれば良い。さらに複合柱Dの上管2の絶縁状態を測定するためにリード線18を接地線用の引込み孔19、引出し孔20、引入れ孔22に引き入れ足り、引出したりしているが、リード線18を挿通させる孔は、これらに限定するものではない。また引込み孔19、引出し孔20、引入れ孔22などを利用せず、複合柱Dの外側のみを通して下管3まで垂下しても良いし、複合柱Dの内側のみを通して外管3まで垂下してもよい。
この発明の実施例1の接続体Aの正面図である。 この発明の実施例1の接続体Aの縦断面図である。 この発明の実施例1の接続体Aを介して上管と下管を接続した状態の縦断面図である。 この発明の実施例1の接続体Aを使用して上管と下管を接続し、複合柱を立設した状態の正面図である。 この発明の実施例1の接続体Bの正面図である。 この発明の実施例1の接続体Aの漏洩電流を測定したグラフ図である。 この発明の実施例1の接続体Bの漏洩電流を測定したグラフ図である。 この発明の実施例1の接続体Cの漏洩電流を測定したグラフ図である。 図4に示されたE部分である、複合柱に設けたボルトによりリード線を固着している箇所の拡大説明図である。
符号の説明
A 接続体 1 コンクリート台柱
2 複合柱の上管 3 複合柱の下管
11 接続体Aの小径部 12 接続体Aの大径部
12a 接続体Aの傾斜部 13 接続体Aの笠部
13c 接続体Aのフランジ部 18 リード線

Claims (3)

  1. 複数の鋼管を電気絶縁物から成る接続体を介して接続して形成した金属柱において、
    上記接続体は略円筒状のものとし、当該接続体の上端部から下方に一定長の部分を緩やかなテーパー形状の小径部として設け、当該接続体の下端部から上方に一定長の部分を緩やかなテーパー形状の大径部として設け、当該小径部と大径部の間を傾斜部として形成し、
    当該大径部の側面外周にフランジ部を突出させ、当該フランジ部の外周縁全周から上記大径部の側面に略沿って一定長垂下させて笠部を形成し、この接続体の少なくとも内外周面を絶縁層としたことを特徴とする、絶縁接続構造を備えた金属柱。
  2. 上記接続体の大径部の側面外周にフランジ部を突出させ、当該フランジ部の外周縁全周から略直角に折り曲げて上記大径部の側面に沿って略平行に一定長垂下させて笠部を形成したことを特徴とする、上記請求項に記載の絶縁接続構造を備えた金属柱。
  3. 上記金属柱の接続体より上の鋼管の側面に電気的に接続した、被覆した導線の他端を下方に垂下し、上記接続体を越えて下の鋼管に垂下させて、上記接続体の絶縁性能を測定できる構成にしたことを特徴とする、上記請求項1又は2の何れかに記載の絶縁接続構造を備えた金属柱。
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