JPH0685285B2 - 懸吊型電気碍子 - Google Patents
懸吊型電気碍子Info
- Publication number
- JPH0685285B2 JPH0685285B2 JP61087859A JP8785986A JPH0685285B2 JP H0685285 B2 JPH0685285 B2 JP H0685285B2 JP 61087859 A JP61087859 A JP 61087859A JP 8785986 A JP8785986 A JP 8785986A JP H0685285 B2 JPH0685285 B2 JP H0685285B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- wall
- dielectric
- insulator
- protection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B17/00—Insulators or insulating bodies characterised by their form
- H01B17/42—Means for obtaining improved distribution of voltage; Protection against arc discharges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulators (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、懸吊型電気碍子のキャップを腐蝕から保護す
る腐蝕防護デバイスを備えた懸吊型電気碍子に係る。
る腐蝕防護デバイスを備えた懸吊型電気碍子に係る。
［従来の技術］ 一般的に、碍子の列にリーク電流が流れると当該碍子は
電孤発生作用を受ける。このような電孤は、導線と碍子
との間の遷移ゾーンの金属部、即ち、キャップもしくは
末端ピンの底部において発生が開始される。従来の碍子
ではこれらの金属部は、外面をめっきすることによって
腐蝕から保護されている。
電孤発生作用を受ける。このような電孤は、導線と碍子
との間の遷移ゾーンの金属部、即ち、キャップもしくは
末端ピンの底部において発生が開始される。従来の碍子
ではこれらの金属部は、外面をめっきすることによって
腐蝕から保護されている。
［発明が解決しようとする課題］ しかし乍ら金属部から発せられる電孤がこの保護被膜を
浸食し易く、従って、キャップは空気中の腐蝕性物質に
直接暴露されてしまい易いため金属部の機械的特性が次
第に劣化し、腐蝕で生じた鉄酸化物によって碍子の表面
が汚染されるという欠点がある。
浸食し易く、従って、キャップは空気中の腐蝕性物質に
直接暴露されてしまい易いため金属部の機械的特性が次
第に劣化し、腐蝕で生じた鉄酸化物によって碍子の表面
が汚染されるという欠点がある。
本発明は前記諸点に鑑み成されたものであり、その目的
は、以下の碍子特性のいずれをも悪化させずに上記の如
き欠点を是正することである。
は、以下の碍子特性のいずれをも悪化させずに上記の如
き欠点を是正することである。
前記碍子特性とは、 −乾性条件及び湿性条件での商用電力周波数動作、 −避雷性、 −無線干渉レベル、等の特性を満たすことである。
［課題を解決するための手段］ 前記目的は、本発明によれば、誘電体と、鋳鉄及び鋼鉄
のいずれかの材料で形成され前記誘電体に固定されたキ
ャップと、亜鉛、アルミニウム及びこれらの合金のいず
れかの材料で形成され前記キャップを腐蝕から防護すべ
く当該キャップと前記誘電体との間に配置された腐蝕防
護デバイスとを有しており、前記腐蝕防護デバイスは、
前記キャップを包囲する中実環状体を有しており、この
中実環状体は、前記キャップの基部において当該キャッ
プの外壁面に面接触された内壁と、前記誘電体の壁と前
記キャップの外壁面との間に於ける電弧の発生を制御す
るための電弧自然消滅領域を形成すべく、当該誘電体の
壁から離間するにしたがって当該キャップの外壁面から
徐々に離間する傾斜面部分を少なくとも備えた外壁と、
前記内壁及び前記外壁の夫々から連続するように形成さ
れており、前記誘電体と前記キャップとの間に締着され
たフランジ部と、前記内壁及び前記外壁によって規定さ
れる空間を占有する中実部とを備えていることを特徴と
する懸吊型電気碍子によって達成される。
のいずれかの材料で形成され前記誘電体に固定されたキ
ャップと、亜鉛、アルミニウム及びこれらの合金のいず
れかの材料で形成され前記キャップを腐蝕から防護すべ
く当該キャップと前記誘電体との間に配置された腐蝕防
護デバイスとを有しており、前記腐蝕防護デバイスは、
前記キャップを包囲する中実環状体を有しており、この
中実環状体は、前記キャップの基部において当該キャッ
プの外壁面に面接触された内壁と、前記誘電体の壁と前
記キャップの外壁面との間に於ける電弧の発生を制御す
るための電弧自然消滅領域を形成すべく、当該誘電体の
壁から離間するにしたがって当該キャップの外壁面から
徐々に離間する傾斜面部分を少なくとも備えた外壁と、
前記内壁及び前記外壁の夫々から連続するように形成さ
れており、前記誘電体と前記キャップとの間に締着され
たフランジ部と、前記内壁及び前記外壁によって規定さ
れる空間を占有する中実部とを備えていることを特徴と
する懸吊型電気碍子によって達成される。
かかる碍子は、ガラス、磁器又はその他の任意の合成絶
縁材料から成る誘電体を備えており、特に中電圧、高電
圧及び超高電圧の送電線（例えば150kV及び250kVの送電
線）用の懸吊列を形成し得る。
縁材料から成る誘電体を備えており、特に中電圧、高電
圧及び超高電圧の送電線（例えば150kV及び250kVの送電
線）用の懸吊列を形成し得る。
好適具体例によれば前記中実環状体は連続したトーラス
（torus）半体として形成されており、前記キャップの
底部の処でキャップに直接一体的に成形されている。
（torus）半体として形成されており、前記キャップの
底部の処でキャップに直接一体的に成形されている。
前述の腐蝕防護デバイスはキャップの底部を電孤発生か
ら保護しその腐蝕を防止し、しかも、当該腐蝕防護デバ
イスを備えた懸吊型電気碍子の湿性条件及び乾性条件で
の電気的性能、避雷性能及び無線干渉レベルに関する所
要特性を低下させない。
ら保護しその腐蝕を防止し、しかも、当該腐蝕防護デバ
イスを備えた懸吊型電気碍子の湿性条件及び乾性条件で
の電気的性能、避雷性能及び無線干渉レベルに関する所
要特性を低下させない。
直流送電線の場合、本発明による懸吊型電気碍子の腐蝕
防護デバイスは更に、キャップ以前に腐蝕されることに
よって碍子のキャップを電解腐蝕から保護し得るという
重要な利点を提供する。
防護デバイスは更に、キャップ以前に腐蝕されることに
よって碍子のキャップを電解腐蝕から保護し得るという
重要な利点を提供する。
本発明の別の特徴及び利点は、添付図面に示す非限定好
適具体例に基づく以下の記載より明らかにされるであろ
う。
適具体例に基づく以下の記載より明らかにされるであろ
う。
尚、本発明による懸吊型電気碍子の好適具体例について
述べる前に、当該碍子のベースとなる構成を有した実施
例について説明する。
述べる前に、当該碍子のベースとなる構成を有した実施
例について説明する。
［実施例］ 第１図は、本発明の懸吊型電気碍子のベースとなる構成
を有した、懸吊列の一部を形成する碍子１を示す。碍子
１は、ガラスの誘電体２を含んでいる。誘電体２のスカ
ート部が図示されており、そのヘッドは亜鉛めっき膜で
被覆された金属のキャップ３に封入されている。
を有した、懸吊列の一部を形成する碍子１を示す。碍子
１は、ガラスの誘電体２を含んでいる。誘電体２のスカ
ート部が図示されており、そのヘッドは亜鉛めっき膜で
被覆された金属のキャップ３に封入されている。
更に、金属ピン５は誘電体２のヘッドの内部に取付けら
れている。
れている。
第２図に特に示すように、本発明の懸吊型電気碍子のベ
ースとなる構成を有した碍子１によれば、中心開口11を
もつ皿形に形成された腐蝕防護デバイスとしての亜鉛又
はアルミニウムの部材10が、キャップ３の基部を構成す
る底部６と誘電体２であるスカート部の外面７との間に
挿入されている。皿形の腐蝕防護デバイスの中心開口11
を利用し、キャップ３の装着以前に腐蝕防護デバイスを
誘電体２のヘッドに沿って挿入する。腐蝕防護デバイス
は雨水排出用の開孔12を備えている。腐蝕防護デバイス
の外壁13はキャップ３に向って上方に湾曲している。
ースとなる構成を有した碍子１によれば、中心開口11を
もつ皿形に形成された腐蝕防護デバイスとしての亜鉛又
はアルミニウムの部材10が、キャップ３の基部を構成す
る底部６と誘電体２であるスカート部の外面７との間に
挿入されている。皿形の腐蝕防護デバイスの中心開口11
を利用し、キャップ３の装着以前に腐蝕防護デバイスを
誘電体２のヘッドに沿って挿入する。腐蝕防護デバイス
は雨水排出用の開孔12を備えている。腐蝕防護デバイス
の外壁13はキャップ３に向って上方に湾曲している。
第３図は、本発明の懸吊型電気碍子のベースとなる構造
を有した碍子における電孤、即ちアークの発生の状態を
示している。電孤は、キャップ３の底部６の周囲領域19
と誘電体２の壁の外面７の対向部分との間からは発生せ
ずに、亜鉛又はアルミニウムの部材10の外壁13と誘電体
２の外面７との間の領域20に出現する。
を有した碍子における電孤、即ちアークの発生の状態を
示している。電孤は、キャップ３の底部６の周囲領域19
と誘電体２の壁の外面７の対向部分との間からは発生せ
ずに、亜鉛又はアルミニウムの部材10の外壁13と誘電体
２の外面７との間の領域20に出現する。
次にアークは第３図の領域21を横切って衝突して消滅す
る。
る。
従ってキャップ３の底部６は全く損傷されない。更に、
亜鉛又はアルミニウムの部材10が碍子１の周囲の電場の
分布を全く妨害しないことも確認された。
亜鉛又はアルミニウムの部材10が碍子１の周囲の電場の
分布を全く妨害しないことも確認された。
第１図の碍子１を直流送電線に使用する場合、以下のよ
うな構造は更に有利である。
うな構造は更に有利である。
即ち、キャップ３が誘電体２に対して正の極性をもつと
き、亜鉛又はアルミニウムの部材10が存在しなければリ
ーク電流が生じ、この電流はキャップ３の底部６の処で
かなりの電解腐蝕を生じさせる。しかし乍ら、亜鉛又は
アルミニウムの部材10が備えられていれば、当該亜鉛又
はアルミニウムの部材10が腐蝕の対象となりキャップ３
は保護され得る。
き、亜鉛又はアルミニウムの部材10が存在しなければリ
ーク電流が生じ、この電流はキャップ３の底部６の処で
かなりの電解腐蝕を生じさせる。しかし乍ら、亜鉛又は
アルミニウムの部材10が備えられていれば、当該亜鉛又
はアルミニウムの部材10が腐蝕の対象となりキャップ３
は保護され得る。
以上に述べられた本発明の懸吊型電気碍子のベースとな
った構成に基づく本発明の電気碍子１の好適具体例を第
４図に示す。
った構成に基づく本発明の電気碍子１の好適具体例を第
４図に示す。
この第４図の好適具体例においては、第１図から第３図
における本発明の懸吊型電気碍子のベースとなった構成
による亜鉛又はアルミニウムの部材10は碍子ヘッドの軸
線の周りの中実環状体の一例である回転体30を備えた腐
蝕防護デバイスとして形成されており実質的にトーラス
半体の形状を有している。回転体30は亜鉛又はアルミニ
ウムから構成されており、密封キャップを備えた碍子に
直接成形され得る。
における本発明の懸吊型電気碍子のベースとなった構成
による亜鉛又はアルミニウムの部材10は碍子ヘッドの軸
線の周りの中実環状体の一例である回転体30を備えた腐
蝕防護デバイスとして形成されており実質的にトーラス
半体の形状を有している。回転体30は亜鉛又はアルミニ
ウムから構成されており、密封キャップを備えた碍子に
直接成形され得る。
回転体30は前述の亜鉛又はアルミニウムの部材10と同じ
機能を果している。
機能を果している。
特に、キャップ３と合致するように傾斜面部分としての
湾曲した部分を含む外壁31は、電孤を消滅せしめる機能
を果す。
湾曲した部分を含む外壁31は、電孤を消滅せしめる機能
を果す。
以上から、回転体30は、第４図に示すように、キャップ
３の底部６においてキャップ３の外壁面に面接触された
内壁32と、誘電体２の壁の外面７とキャップ３の外壁面
との間に於ける電弧の発生を制御するための電弧自然消
滅領域を形成すべく、誘電体２の壁の外面７から離間す
るにしたがってキャップ３の外壁面から徐々に離間する
傾斜面部分としての湾曲した部分33を少なくとも備えた
外壁31と、内壁32及び外壁31の夫々から連続するように
形成されており、誘電体２とキャップ３の底部６との間
に締着されたフランジ部34と、内壁32及び外壁31によっ
て規定される空間を占有する中実部35とを備えている。
３の底部６においてキャップ３の外壁面に面接触された
内壁32と、誘電体２の壁の外面７とキャップ３の外壁面
との間に於ける電弧の発生を制御するための電弧自然消
滅領域を形成すべく、誘電体２の壁の外面７から離間す
るにしたがってキャップ３の外壁面から徐々に離間する
傾斜面部分としての湾曲した部分33を少なくとも備えた
外壁31と、内壁32及び外壁31の夫々から連続するように
形成されており、誘電体２とキャップ３の底部６との間
に締着されたフランジ部34と、内壁32及び外壁31によっ
て規定される空間を占有する中実部35とを備えている。
本発明の範囲は記載の好適具体例に限定されない。記載
の好適具体例以外の具体例及び変形例が特許請求の範囲
に記載の本発明の範囲及び要旨に包含されることは理解
されよう。誘電体がガラス又はその他の任意の合成絶縁
材料から製造されてもよく、キャップが有機材碍子の末
端ピンであってもよい。
の好適具体例以外の具体例及び変形例が特許請求の範囲
に記載の本発明の範囲及び要旨に包含されることは理解
されよう。誘電体がガラス又はその他の任意の合成絶縁
材料から製造されてもよく、キャップが有機材碍子の末
端ピンであってもよい。
本発明の懸吊型電気碍子においては、前述のような新規
な構成を有するため、誘電体の壁から離間するにしたが
ってキャップの外壁面から徐々に離間する傾斜面部分を
少なくとも備えた中実環状体の外壁によって当該誘電体
の壁とキャップの外壁面との間に於ける電弧の発生を制
御するための電弧自然消滅領域を形成し得ることと相俟
って、比較的電弧の発生で腐蝕が生じがちな、或るいは
雨水等の浸入で腐蝕が生じがちなキャップの基部の外壁
面に中実環状体の内壁を面的な接触状態におくことによ
り当該腐蝕の発生を最小限に抑制することを可能にする
ことに加え、当該内壁及び外壁によって規定される空間
を占有する中実部の存在によって中実環状体自身の機械
的強度を増大させることができ、即ち中実環状体自身の
装着状態を安定化させることができ、前述の電弧自然消
滅領域を形成し得る外壁の傾斜面部分の位置を所定に維
持することができると共に、内壁のキャップの基部の外
壁面への面的な接触状態からの離反等を防止し得る結
果、キャップにおける腐蝕を効果的に防止することがで
きる。
な構成を有するため、誘電体の壁から離間するにしたが
ってキャップの外壁面から徐々に離間する傾斜面部分を
少なくとも備えた中実環状体の外壁によって当該誘電体
の壁とキャップの外壁面との間に於ける電弧の発生を制
御するための電弧自然消滅領域を形成し得ることと相俟
って、比較的電弧の発生で腐蝕が生じがちな、或るいは
雨水等の浸入で腐蝕が生じがちなキャップの基部の外壁
面に中実環状体の内壁を面的な接触状態におくことによ
り当該腐蝕の発生を最小限に抑制することを可能にする
ことに加え、当該内壁及び外壁によって規定される空間
を占有する中実部の存在によって中実環状体自身の機械
的強度を増大させることができ、即ち中実環状体自身の
装着状態を安定化させることができ、前述の電弧自然消
滅領域を形成し得る外壁の傾斜面部分の位置を所定に維
持することができると共に、内壁のキャップの基部の外
壁面への面的な接触状態からの離反等を防止し得る結
果、キャップにおける腐蝕を効果的に防止することがで
きる。
第１図は本発明の懸吊型電気碍子のベースとなる構成を
有した腐蝕防護デバイスを備えたキャップ−ピン碍子の
部分断面側面図、第２図は第１図の細部（II）の拡大部
分断面図、第３図は該構造中の電孤通路を示す第２図同
様の断面図、第４図は本発明の腐蝕防護デバイスを備え
た懸吊型電気碍子の好適具体例の細部の部分断面図であ
る。 １……碍子、２……誘電体、 ３……キャップ、５……ピン、 10……亜鉛又はアルミニウムの部材。
有した腐蝕防護デバイスを備えたキャップ−ピン碍子の
部分断面側面図、第２図は第１図の細部（II）の拡大部
分断面図、第３図は該構造中の電孤通路を示す第２図同
様の断面図、第４図は本発明の腐蝕防護デバイスを備え
た懸吊型電気碍子の好適具体例の細部の部分断面図であ
る。 １……碍子、２……誘電体、 ３……キャップ、５……ピン、 10……亜鉛又はアルミニウムの部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セルジユ・タルチエ フランス国 03270 サン・ヨレ、セラヴ エール（番地なし) (56)参考文献 米国特許2023808（ＵＳ，Ａ) 英国特許1574354（ＧＢ，Ａ)
Claims (3)
- 【請求項１】誘電体と、鋳鉄及び鋼鉄のいずれかの材料
で形成され前記誘電体に固定されたキャップと、亜鉛、
アルミニウム及びこれらの合金のいずれかの材料で形成
され前記キャップを腐蝕から防護すべく当該キャップと
前記誘電体との間に配置された腐蝕防護デバイスとを有
しており、前記腐蝕防護デバイスは、前記キャップを包
囲する中実環状体を有しており、この中実環状体は、前
記キャップの基部において当該キャップの外壁面に面接
触された内壁と、前記誘電体の壁と前記キャップの外壁
面との間に於ける電弧の発生を制御するための電弧自然
消滅領域を形成すべく、当該誘電体の壁から離間するに
したがって当該キャップの外壁面から徐々に離間する傾
斜面部分を少なくとも備えた外壁と、前記内壁及び前記
外壁の夫々から連続するように形成されており、前記誘
電体と前記キャップとの間に締着されたフランジ部と、
前記内壁及び前記外壁によって規定される空間を占有す
る中実部とを備えていることを特徴とする懸吊型電気碍
子。 - 【請求項２】前記腐蝕防護デバイスが前記キャップに一
体的に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
第１項に記載の懸吊型電気碍子。 - 【請求項３】前記誘電体が、ガラス、磁器及び合成絶縁
材料のいずれかの材料で形成されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項または第２項に記載の懸吊型電
気碍子。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8516919A FR2590398B1 (fr) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | Dispositif de protection d'un capot d'isolateur electrique de suspension contre la corrosion |
| FR8516919 | 1985-11-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62119813A JPS62119813A (ja) | 1987-06-01 |
| JPH0685285B2 true JPH0685285B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=9324858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61087859A Expired - Lifetime JPH0685285B2 (ja) | 1985-11-15 | 1986-04-16 | 懸吊型電気碍子 |
Country Status (14)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4670624A (ja) |
| EP (1) | EP0226474B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0685285B2 (ja) |
| AT (1) | ATE92208T1 (ja) |
| AU (1) | AU591392B2 (ja) |
| BR (1) | BR8601626A (ja) |
| CA (1) | CA1253225A (ja) |
| DE (1) | DE3688777T2 (ja) |
| ES (1) | ES296682Y (ja) |
| FR (1) | FR2590398B1 (ja) |
| MX (1) | MX161729A (ja) |
| NO (1) | NO168218C (ja) |
| NZ (1) | NZ215657A (ja) |
| ZA (1) | ZA862421B (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62274510A (ja) * | 1986-05-22 | 1987-11-28 | 日本碍子株式会社 | 懸垂碍子 |
| GB2225176A (en) * | 1988-11-18 | 1990-05-23 | Sp Kt Bjuro Izolyatoram I Arma | High-voltage suspension insulator |
| FR2680041B1 (fr) * | 1991-07-31 | 1996-07-12 | Saint Gobain Emballage | Piece dielectrique en verre pour isolateur electrique. |
| FR3057697B1 (fr) * | 2016-10-18 | 2020-02-14 | Sediver Sa | Isolateur pour lignes electriques aeriennes avec un detecteur de courant de fuite protege |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2023808A (en) | 1933-02-16 | 1935-12-10 | Locke Insulator Corp | Shielded cemented type insulator |
| GB1574354A (en) | 1976-03-11 | 1980-09-03 | Richards C | Insulators |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB135667A (ja) * | 1900-01-01 | |||
| US1659183A (en) * | 1921-10-20 | 1928-02-14 | Ohio Brass Co | Insulator |
| US1730232A (en) * | 1927-04-28 | 1929-10-01 | Westinghouse Electric & Mfg Co | Insulator structure |
| DE966717C (de) * | 1940-11-15 | 1957-09-05 | Porzellanfabrik Kahla | Lichtbogenschutzeinrichtung an den Kappen von Isolatoren, Durchfuehrungen od. dgl. |
| US3832482A (en) * | 1972-07-17 | 1974-08-27 | Westinghouse Electric Corp | Ehv rain-shield and voltage grading ring for high-voltage equipment |
| GB1451071A (en) * | 1973-02-17 | 1976-09-29 | Trans Dev Ltd | High voltage electric insulator termination constructions |
| JPS5269598U (ja) * | 1975-11-19 | 1977-05-24 | ||
| US4185161A (en) * | 1977-08-22 | 1980-01-22 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Modular guyline insulator |
-
1985
- 1985-11-15 FR FR8516919A patent/FR2590398B1/fr not_active Expired
-
1986
- 1986-01-10 US US06/817,651 patent/US4670624A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-03-21 AT AT86400607T patent/ATE92208T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-03-21 EP EP86400607A patent/EP0226474B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1986-03-21 DE DE86400607T patent/DE3688777T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-03-26 CA CA000505212A patent/CA1253225A/fr not_active Expired
- 1986-03-26 NO NO861242A patent/NO168218C/no unknown
- 1986-04-02 ZA ZA862421A patent/ZA862421B/xx unknown
- 1986-04-02 NZ NZ215657A patent/NZ215657A/xx unknown
- 1986-04-03 ES ES1986296682U patent/ES296682Y/es not_active Expired
- 1986-04-04 MX MX2084A patent/MX161729A/es unknown
- 1986-04-10 BR BR8601626A patent/BR8601626A/pt not_active IP Right Cessation
- 1986-04-14 AU AU56058/86A patent/AU591392B2/en not_active Ceased
- 1986-04-16 JP JP61087859A patent/JPH0685285B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2023808A (en) | 1933-02-16 | 1935-12-10 | Locke Insulator Corp | Shielded cemented type insulator |
| GB1574354A (en) | 1976-03-11 | 1980-09-03 | Richards C | Insulators |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| BR8601626A (pt) | 1987-11-03 |
| US4670624A (en) | 1987-06-02 |
| AU5605886A (en) | 1987-05-21 |
| FR2590398A1 (fr) | 1987-05-22 |
| DE3688777T2 (de) | 1993-11-11 |
| DE3688777D1 (de) | 1993-09-02 |
| CA1253225A (fr) | 1989-04-25 |
| ES296682U (es) | 1987-12-01 |
| NZ215657A (en) | 1989-02-24 |
| JPS62119813A (ja) | 1987-06-01 |
| ZA862421B (en) | 1986-09-29 |
| MX161729A (es) | 1990-12-20 |
| NO168218B (no) | 1991-10-14 |
| NO861242L (no) | 1987-05-18 |
| EP0226474A1 (fr) | 1987-06-24 |
| NO168218C (no) | 1992-01-22 |
| FR2590398B1 (fr) | 1988-09-09 |
| ATE92208T1 (de) | 1993-08-15 |
| EP0226474B1 (fr) | 1993-07-28 |
| ES296682Y (es) | 1988-06-01 |
| AU591392B2 (en) | 1989-11-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0184538B1 (en) | Hermetic terminal assembly | |
| CA1217537A (en) | Hermetic terminal assembly | |
| JPH0685285B2 (ja) | 懸吊型電気碍子 | |
| US4366523A (en) | Arrester with spark gap | |
| US4396861A (en) | High voltage lead-through | |
| US4557529A (en) | Vacuum interrupter guide bushing retainer means | |
| CA1073015A (en) | Vacuum-type circuit interrupter with improved protection for bellows | |
| JPS6252527B2 (ja) | ||
| JPS5852970Y2 (ja) | 碍子用絶縁カバ− | |
| JPS5930993Y2 (ja) | 筒形カツトアウト | |
| JPS5911433Y2 (ja) | ア−キングホ−ン | |
| JPS6131453Y2 (ja) | ||
| JPH02818Y2 (ja) | ||
| JPS6240495Y2 (ja) | ||
| JPH0231944Y2 (ja) | ||
| KR100345806B1 (ko) | 부하차단부시용절연캡 | |
| JPS5924095Y2 (ja) | 高圧充電部保護用絶縁カバ− | |
| JPS586124Y2 (ja) | 閃絡角付円筒形カットアウトスイッチ | |
| US1994281A (en) | Insulator | |
| JPS634354Y2 (ja) | ||
| JPS5921501Y2 (ja) | ヒユ−ズ内蔵ブツシング | |
| JPH04249815A (ja) | 避雷碍子 | |
| JPH0210767Y2 (ja) | ||
| JPS5852972Y2 (ja) | 碍子用絶縁カバ− | |
| JPH037845Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |