JPS586124Y2 - 閃絡角付円筒形カットアウトスイッチ - Google Patents
閃絡角付円筒形カットアウトスイッチInfo
- Publication number
- JPS586124Y2 JPS586124Y2 JP8045677U JP8045677U JPS586124Y2 JP S586124 Y2 JPS586124 Y2 JP S586124Y2 JP 8045677 U JP8045677 U JP 8045677U JP 8045677 U JP8045677 U JP 8045677U JP S586124 Y2 JPS586124 Y2 JP S586124Y2
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- flash
- angle
- out switch
- discharge
- cut
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は配電線の柱上変圧器保護用に用いられる閃絡角
(放電々極)何円筒形カットアウトスイッチの改良に係
り、特に雷等の異常電圧が侵入してきた場合、その異常
電圧を大地に安全に放電せしめて変圧器を保護する閃絡
角付円筒形カットアウトスイッチの改良に関するもので
ある。
(放電々極)何円筒形カットアウトスイッチの改良に係
り、特に雷等の異常電圧が侵入してきた場合、その異常
電圧を大地に安全に放電せしめて変圧器を保護する閃絡
角付円筒形カットアウトスイッチの改良に関するもので
ある。
近年、柱上変圧器の雷害保護用に用いられる閃絡角付円
筒形カットアウトスイッチは例えば実開昭48−724
32号「筒状カットアウトスイッチ」(第4図参照)で
提案しているように、ヒユーズ筒100に装着したヒユ
ーズリード101−閃絡用環状金属帯102−取付金具
兼用の閃絡角103の放電経路で雷等の異常電圧を先行
して閃絡放電せしめ、ヒユーズによって続流を遮断し、
柱上変圧器の1次側ブツシングで発生する絶縁破壊を未
然に防止するようにしている。
筒形カットアウトスイッチは例えば実開昭48−724
32号「筒状カットアウトスイッチ」(第4図参照)で
提案しているように、ヒユーズ筒100に装着したヒユ
ーズリード101−閃絡用環状金属帯102−取付金具
兼用の閃絡角103の放電経路で雷等の異常電圧を先行
して閃絡放電せしめ、ヒユーズによって続流を遮断し、
柱上変圧器の1次側ブツシングで発生する絶縁破壊を未
然に防止するようにしている。
しかしながら該る円筒形カットアウトスイッチは周知の
ように工事の際、変圧器と接続し易すくするために支持
金具104を緩め1側方に突出する下部日出線105を
任意の方向に回動させて接続作業が通常行なわれている
。
ように工事の際、変圧器と接続し易すくするために支持
金具104を緩め1側方に突出する下部日出線105を
任意の方向に回動させて接続作業が通常行なわれている
。
故に、閃絡用環状金属帯102(正確には電極取付用鋲
106と閃絡用103間との放電距離Gが変わってしま
い一定の間隔が保持できず、規定された衝撃電圧で閃絡
放電が行なえず変圧器のブッシング部より先に閃絡放電
させて、変圧器を保護するという本来の保護機能が発揮
できない重大な欠点を有していた。
106と閃絡用103間との放電距離Gが変わってしま
い一定の間隔が保持できず、規定された衝撃電圧で閃絡
放電が行なえず変圧器のブッシング部より先に閃絡放電
させて、変圧器を保護するという本来の保護機能が発揮
できない重大な欠点を有していた。
本案は上記の点に鑑みこれら欠点を一掃する新規な構造
を提案するもので、雷等の異常電圧をヒユーズリード−
中間電極−取付バネ−閃絡角−の放電経路で閃絡放電せ
しめる円筒形カットアウトスイッチにおいて上記カット
アウトスイッチの下端開口部を封鎖する密閉栓取付用の
保合バネを下部力・この下端内周壁の円周上に複数個、
均等間隔で配置すると共に、己れに対向する増付金具兼
用の閃絡角の端縁を上記ケム切の係合バネに対し常に、
放電ギャップが一定に保持できるよう円弧状(同心的)
に形成したことを特徴とするものである。
を提案するもので、雷等の異常電圧をヒユーズリード−
中間電極−取付バネ−閃絡角−の放電経路で閃絡放電せ
しめる円筒形カットアウトスイッチにおいて上記カット
アウトスイッチの下端開口部を封鎖する密閉栓取付用の
保合バネを下部力・この下端内周壁の円周上に複数個、
均等間隔で配置すると共に、己れに対向する増付金具兼
用の閃絡角の端縁を上記ケム切の係合バネに対し常に、
放電ギャップが一定に保持できるよう円弧状(同心的)
に形成したことを特徴とするものである。
以下本案の実施例について説明すると、1は円筒形磁器
本体、2は磁器本体1内に装填したヒユーズ筒13はヒ
ユーズ筒に装着したヒユースリード、6は下端開口部1
aに接着剤4によって接着した合成樹脂製の下部カバー
、5はヒユーズリード3の高さと同程度の位置の下部カ
バー内周壁6aに固着してなる第1の環状中間電極、7
は下部カバーの下端内周壁の円周6b上に5個(複数)
均等間隔にビス8によって正着した第2の中間電極兼用
の保合バネ、9は上記係合バネ7によって収脱自在に装
着してなる合成樹脂製の密閉栓、10は上記係合バネ7
に対向すべく下方に延長し、而もその端縁10aを円弧
状に形成した(係合バネと、閃絡面を同心的に配置させ
るため)取付金具兼用の閃絡角、Gはその放電ギャップ
、11は側方に突出した下部日出線、12は上記目出線
11と下部電極13間を電気的に接続する接続導体を示
す。
本体、2は磁器本体1内に装填したヒユーズ筒13はヒ
ユーズ筒に装着したヒユースリード、6は下端開口部1
aに接着剤4によって接着した合成樹脂製の下部カバー
、5はヒユーズリード3の高さと同程度の位置の下部カ
バー内周壁6aに固着してなる第1の環状中間電極、7
は下部カバーの下端内周壁の円周6b上に5個(複数)
均等間隔にビス8によって正着した第2の中間電極兼用
の保合バネ、9は上記係合バネ7によって収脱自在に装
着してなる合成樹脂製の密閉栓、10は上記係合バネ7
に対向すべく下方に延長し、而もその端縁10aを円弧
状に形成した(係合バネと、閃絡面を同心的に配置させ
るため)取付金具兼用の閃絡角、Gはその放電ギャップ
、11は側方に突出した下部日出線、12は上記目出線
11と下部電極13間を電気的に接続する接続導体を示
す。
本案は、上述した通りの構造から成るもので、配電線に
発生した雷等の異常電圧は、ヒユーズリード3よりこれ
の周囲に配置した第1の中間電極である環状中間電極5
、第2の中間電極兼用の保合バネ7、取付金具を兼用し
た閃絡角10の経路によって閃絡放電し、閃絡と同時に
起る続流をヒユーズによって遮断し、変圧器を保護する
ようになっている。
発生した雷等の異常電圧は、ヒユーズリード3よりこれ
の周囲に配置した第1の中間電極である環状中間電極5
、第2の中間電極兼用の保合バネ7、取付金具を兼用し
た閃絡角10の経路によって閃絡放電し、閃絡と同時に
起る続流をヒユーズによって遮断し、変圧器を保護する
ようになっている。
尚、この場合カットアウトスイッチ本体に装填したヒユ
ーズ筒のヒユーズリード3と環状中間電極5間の放電距
離g1、又は環状中間電極5と係合バネ7間の放電距離
g2、更には係合バネ1と閃絡角10間の放電ギャップ
Gは一定間隔に保持されていることが規定の衝撃電圧で
閃絡放電させる上での必要不可決な条件であるが、上述
した様に本カットアウトスイッチは工事の際、下部日出
線を変圧器の方向へ任意に回動して接続する結果、上記
した放電ギャップGのみが変わってしまうことになる。
ーズ筒のヒユーズリード3と環状中間電極5間の放電距
離g1、又は環状中間電極5と係合バネ7間の放電距離
g2、更には係合バネ1と閃絡角10間の放電ギャップ
Gは一定間隔に保持されていることが規定の衝撃電圧で
閃絡放電させる上での必要不可決な条件であるが、上述
した様に本カットアウトスイッチは工事の際、下部日出
線を変圧器の方向へ任意に回動して接続する結果、上記
した放電ギャップGのみが変わってしまうことになる。
この点、本案に於いては閃絡角10の端縁10aを円弧
状に形成し、かつこれに対向する係合バネ1を下部カバ
ー6の円周6b上に6σ間隔で複数個配置した結果、(
保合バネは下部口出線を取付金具側に回動して接続する
ことがない為下部日出線側に位置した下部カバーには保
合バネを特に取り付けない。
状に形成し、かつこれに対向する係合バネ1を下部カバ
ー6の円周6b上に6σ間隔で複数個配置した結果、(
保合バネは下部口出線を取付金具側に回動して接続する
ことがない為下部日出線側に位置した下部カバーには保
合バネを特に取り付けない。
)下部日出線11を任意の方向に回動しても1係合バネ
7と閃絡角との放電キャップGを常に一定間隔に保持す
ることができる。
7と閃絡角との放電キャップGを常に一定間隔に保持す
ることができる。
尚、第3図に示す様に支持金具14には、円筒形カット
アウトスイッチAを前後に移動して前記放電ギャップG
を調整できる様調整用案内溝14aを形成し、装柱時に
於けるギャップ調整が至便となる様、工夫している。
アウトスイッチAを前後に移動して前記放電ギャップG
を調整できる様調整用案内溝14aを形成し、装柱時に
於けるギャップ調整が至便となる様、工夫している。
本案は、以上の構造から戊り、放電ギャップGが常に一
定間隔に保持される結果、安定した放電特性が発揮でき
、雷等の異常電圧より、変圧器を確実に保護することが
出来る上に、下部カバー6の下端より一部が露出する保
合バネ1を環状中間電極5と電気的に分離して、第2の
中間電極として使用し保合バネ7に加える耐地分担電圧
を数十Vに抑制する様にした結果、例えば接触する様な
ことがあっても作業者は電撃を設けることがない等従来
品に比して放電特性の安定1安全性等、著じるしく差異
があるもので、実用上有効なものである。
定間隔に保持される結果、安定した放電特性が発揮でき
、雷等の異常電圧より、変圧器を確実に保護することが
出来る上に、下部カバー6の下端より一部が露出する保
合バネ1を環状中間電極5と電気的に分離して、第2の
中間電極として使用し保合バネ7に加える耐地分担電圧
を数十Vに抑制する様にした結果、例えば接触する様な
ことがあっても作業者は電撃を設けることがない等従来
品に比して放電特性の安定1安全性等、著じるしく差異
があるもので、実用上有効なものである。
第1図は本案の実施例を示す正面から見た要部縦断面図
、第2図は第1図より見た底面図、第3図は支持金具の
底面図、第4図は在来の実施例を示す縦断面図を夫々示
す。 3・・・・・・ヒユーズリード、5・・・・・・環状中
間電極、10a・・・・・・端縁、10・・・・・・閃
絡角、6・・・・・・下部カバー、6b・・・・・・円
周、7・・・・・・係合バネ、9・・・・・・密閉栓、
G・・・・・・放電ギャップ、
、第2図は第1図より見た底面図、第3図は支持金具の
底面図、第4図は在来の実施例を示す縦断面図を夫々示
す。 3・・・・・・ヒユーズリード、5・・・・・・環状中
間電極、10a・・・・・・端縁、10・・・・・・閃
絡角、6・・・・・・下部カバー、6b・・・・・・円
周、7・・・・・・係合バネ、9・・・・・・密閉栓、
G・・・・・・放電ギャップ、
Claims (1)
- 雷等の異常電圧をヒユーズリート弁間電極−取付バネー
閃絡角の放電経路で閃絡放電せしめる円筒形カットアウ
トスイッチにおいて上記カットアウトスイッチの下端開
口部を封鎖する密閉栓取付用の保合バネを下部カバーの
下部内周壁の円周上に複数個、均等間隔で配置すると共
に、これに対向する取付金具兼用の閃絡角の端縁な上記
いずれかの保合バネに対し常に、放電ギャップが一定に
保持できるよう円弧状(同心的)に形成したことを特徴
とする閃絡角付円筒形カットアウトスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045677U JPS586124Y2 (ja) | 1977-06-17 | 1977-06-17 | 閃絡角付円筒形カットアウトスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045677U JPS586124Y2 (ja) | 1977-06-17 | 1977-06-17 | 閃絡角付円筒形カットアウトスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS547345U JPS547345U (ja) | 1979-01-18 |
JPS586124Y2 true JPS586124Y2 (ja) | 1983-02-02 |
Family
ID=28999371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8045677U Expired JPS586124Y2 (ja) | 1977-06-17 | 1977-06-17 | 閃絡角付円筒形カットアウトスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586124Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-17 JP JP8045677U patent/JPS586124Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS547345U (ja) | 1979-01-18 |
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