JPS62119749A - 通気型光デイスク - Google Patents

通気型光デイスク

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JPS62119749A
JPS62119749A JP60257856A JP25785685A JPS62119749A JP S62119749 A JPS62119749 A JP S62119749A JP 60257856 A JP60257856 A JP 60257856A JP 25785685 A JP25785685 A JP 25785685A JP S62119749 A JPS62119749 A JP S62119749A
Authority
JP
Japan
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spacer
abutting
projection
adhesive
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP60257856A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Sugiyama
寿紀 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、ディスク基板の記録膜間に形成される空間を
外部と連通ずることによって該空間内に外気の流通を可
能とした通気型光ディスクに係り。
より詳しくは、上記空間と外部とを連通ずる空気流路の
形成手段に関する。
〔従来の技術〕
従来よく知られているエアサンドウィッチ構造の光ディ
スクは、情報信号が記録される記録膜を対向にして2枚
のディスク基板の内周縁および外周縁がスペーサを介し
て接合されており、上記ディスク基板の記録膜間に形成
された空間C以下。
エアギャップという、)が、外気から遮断された状態に
保たれている。
このようにエアギャップが密封された光ディスクは、エ
アギャップ内に塵埃等の異物が侵入することがないので
、ディスク基板の記録膜は常に清浄な空気と接触するこ
とになり、記録膜に異物が付着して、正常な情報記録が
阻害されるといった不具合を生ずる虞れがない。しかし
ながら、かかる光ディスクは、エアギャップが密封され
ているため、温度や気圧等の環境条件が変化するとエア
ギャップ内の空気と外気との間に圧力差が生じ。
ディスク基板が変形して記録・再生用レーザ光のトラッ
キングやホーカシングに支障をきたしたり。
場合によっては光ディスクそのものが破損してしまうと
いった危険性があった。
かかる危険を回避するため、従来、第7図および第8図
に示すように、エアギャップを外部に連通ずるための空
気流通孔が開設された光ディスクが提案されている(特
開昭54−106204゜特開昭59−171049)
即ち、ディスク基板11の記録膜11aおよびディスク
基板12の記@lIi 12 aに面しているエアギャ
ップ13が、リング状の内周スペーサ14および外周ス
ペーサ15に設けた細い空気流通孔16.17を介して
外部と連通さハており、エアギャップ13の周壁(内周
スペーサ14の外周壁あるいは外周スペーサ15の内周
壁)には、各空気流通孔16.17を臨む位置にそれぞ
れ防塵用のフィルタ18が装着しである。この光ディス
クは、エアギャップ13内の空気と外気とが流通可能に
なっているので、11境条件が変化しても光ディスクの
内外部で圧力差を生ずることがなく、該圧力差の発圧に
起因する種々の不具合が防止されるとともに、エアギャ
ップ13内に流入する外気中の塵埃等がフィルタ18に
よって除去されるため、塵埃の付着に起因する不具合も
防止することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、フィルタを用いた従来の通気型光ディス
クは、光ディスクを構成する部品点数が増加すること、
および製品を完成するまでの工程数が増加すること、さ
らには微小なフィルタの取扱いが難しくディスク基板の
組立に多大の工数が必要になることから、製造コストが
高価になるという問題点がある。また、フィルタ18の
一部をエアギャップ13の周壁に添着した構造であるの
で、光ディスクを回転駆動した時の遠心力、あるいは急
激な気圧変化または温度変化に曝されてたときの激しい
空気流などによってフィルタ18が脱落し易く、却って
記録膜11a、12aが損傷され易いといった問題があ
った。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記した従来技術の問題点を解消し、製造が
容易にして耐久性に優れた光ディスクを提供するため、
ディスク基板及びスペーサのうちの少なくともいずれか
一方の部材の接合側の面に、突き合せ面が粗面に形成さ
れた少なくとも1つの突き合せ突起を突設すると共に該
突き合せ突起の端部から上記空間内に連通ずる空気流通
孔を形成し、上記突き合せ突起の突き合せ面および空気
流通孔を除く部分に接着剤を塗布して上記ディスク基板
及びスペーサを接合し、接着剤が塗布されていない上記
突き合せ突起の突き合せ面を空気流路の一部として利用
するようにしたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の光ディスクに適用されるスペーサの一
例を示す斜視図、第2図は第1図のA部拡大図であって
、1はスペーサ、2は突き合せ突起、3は空気流通孔、
4は接着剤溜めを示している。
スペーサlは1例えばポリカーボネート、アクリル、エ
ボ奪シ、塩化ビニル、ナイロンなどの合成樹脂をインジ
ェクション成形することによってリング状に形成される
。光ディスクの内周縁に適用される内周スペーサおよび
外周縁に適用される外周スペーサ共、基本的な構造は全
く同じであって、内径と外径を所定の大きさにX製する
ことによって、内周スペーサとしても、また、外周スペ
ーサとしても適用することができる。
突き合せ突起2は、スペーサ1の片面の外周縁に沿って
突設されており、その径方向の幅Wはスペーサ1の幅W
よりも幅狭に形成されている。該突き合せ突起2の高さ
、長さ、及び突き合せ面2aの表面粗さは、スペーサ1
とディスク基板を接着する際の接着層の厚さ、及び必要
とする空気コンダクタンス、及び防應効果、それに加工
精度等を考慮して決定される。即ち1例えばUV樹脂。
エポキシ樹脂、ホットメルト等の接着剤を用いてスペー
サ1とディスク基板とを接着する場合、通常、10μm
程度の接着層が形成される。従って。
ディスク基板に対してスペーサ1を平行に添着するため
に、突き合せ突起2の高さhは約10μmに形成される
。また、突き合せ面2aの表面粗さを0.1  μm以
下とすると、空気流通路の空気コンダクタンスがl a
tmにおいて2 XlO19m” /sec以下になっ
て通気型光ディスクの効果が失なわれ。
かつ、均一な粗面の形成も困難になる。一方、突き合せ
面2aの表面粗さを1μm以上とすると。
光ディスクの記録膜に1μm以上の塵埃が侵入し。
正常な情報信号の記録が阻害される虞れがある。
かかる観点より、上記突き合せ突起2の突き合せ面2a
の表面粗さを0.1μm〜1μmに調整し。
該突き合せ突起2の円周方向の長さαを1mm〜10m
mに形成することが好ましい。
空気流通孔3は、上記突き合せ突起2の端部からスペー
サlの内周縁に向けてスペーサ1の片面laに掘削形成
されており、その端部は、スペーサ1の内周縁に貫通さ
れている。
接着剤溜め4は、上記スペーサ1を回転駆動しながら該
スペーサ1の表面に接着剤を塗布する場合、上記突き合
せ突起2と対向する位置に塗布される接着剤を落し込み
、ディスク基板によって接着剤を展伸したときに該接着
剤が上記突き合せ突起2の突き合せ面2aに塗布される
のを防止するためのものであって、空気流通孔3の上記
突き合せ突起2寄りに、上記突き合せ突起2の長さGよ
りもやや大きな直径を有する円形に形成される。
以下、上記のように形成されたスペーサlを内周スペー
サをして用いた場合を例にとって、スペーサとディスク
基板の接合方法について説明する。
まず、第3図に示すように、内周スペーサ5を回転駆動
し、ディスペンサ5aより該内周スペーサ5およびディ
スク基板の材質に適合した接着剤6を一定流量ずつ連続
的に供給することによって。
内周スペーサ5の表面に接着剤6を帯状に塗布する。
次いで、第4図に示すように、内周スペーサ5の接着剤
塗布側にディスク基板7の記録膜形成側の面7aを押し
付けて接着剤6を展伸し、ディスク基板7の記録膜形成
側の面7aを上記突き合せ突起2の突き合せ面2aに衝
合する。この場合、上記突き合せ突起2の内周部に塗布
された接着剤6は、接着剤溜め4内に落し込まれている
ため。
ディスク基板7によって展伸されず、上記突き合せ突起
2の突き合せ面2aに接着剤6が塗布されることがない
、従って、上記ディスク基板7の記録膜形成側の面7a
と突き合せ突起2の突き合せ面2aとの間に、突き合せ
突起2の突き合せ面2aの表面粗さ、即ち、0.1μm
〜lpm程度の微小な空気流路8が形成される。また、
実験によると。
接着剤6は約10μmの厚さに展伸されるので。
突き合せ突起2の突き合せ面2aと接着剤6の表面とが
同一平面状になり、ディスク基板7の記録膜形成側の面
7aと上記突き合せ突起2の突き合せ面2aとの間に過
大な隙間が形成されたり、ディスク基板7に対して内周
スペーサ5が傾斜したまま固定されることがない。
次いで、第5図に示すように、ディスク基板7の記録膜
形成側の面7aの外周部に、突き合せ突起2が形成され
ていないリング状の外周スペーサ9を接着する。
最後に1図示は省略するが、内周スペーサ5および外周
スペーサ9の反対側の面にもう1枚のディスク基板を、
記録膜形成側の面を内側にして接着し、光ディスクの完
成品を得る。
上記した第1実施例の光ディスクは、ディスク基板7と
突き合せ突起2の突き合せ面2aとの間に空気流路8が
形成されるので、該空気流路8および空気流通孔3を介
して光ディスクのエアギャップ内に外気の流通が可能に
なる。この場合、上記ディスク基板7の記録膜形成側の
面7aと上記突き合せ突起2の突き合せ面2aとの間に
形成される空気流路は0.1μm〜1μm程度と微小で
あるので、核部において外気中の塵埃がろ過され、工ア
ギャップ内への塵埃の侵入が防止されて、正常な情報の
記録および再生が担保される。
尚、上記実施例においては、突き合せ突起2を内周スペ
ーサ5にのみ形成した場合について説明したが1本発明
の要旨はこれに限定されるものではなく、外周スペーサ
9にのみ上記と同様の突き合せ突起2を突設することも
できるし、内周スペーサ5および外周スペーサ9の双方
に該突き合せ突起2を突設することもできる。
また、上記実施例においては、スペーサ】に突き合せ突
起2を1つだけ突設した場合について説明したが、本発
明の要旨はこれに限定されるものではなく、複数個の突
き合せ突起を等分にスペーサ1に配置することもできる
。この場合には、スペーサ1とディスク基板7の突き合
せ時の安定性が向上し、両者の接着作業がより容易にな
る。
また、上記実施例においては、突き合せ突起2をスペー
サ1の外周縁に沿って形成し、その内側に円形の接着剤
溜め4を形成した場合について説明したが、突き合せ突
起2の配置および接着剤溜め4の形状に関しては上記実
施例に限定されるものではない0例えば、第6図に示す
ように、スペーサlの内周縁に沿って突き合せ突起2を
突設し。
該突き合せ突起2の端部からスペーサ1の外周縁に向け
て空気流通孔3を掘削形成することも可能で、さらに、
該空気流通孔3の上記突き合せ突起寄りに、平面から見
た形状が矩形の接着剤溜め4を形成する三ともできる。
また、上記実施例においては、スペーサ1側に突き合せ
突起2および空気流通孔3および接着剤溜め4を形成し
た場合について説明したが、本発明の要旨はスペーサ1
とディスク基板7との間に微細な空気流路8を形成する
点に存するのであって、上記突き合せ突起2および空気
流通孔3および接着剤溜め4をディスク基板7側に形成
することもできる。
また、上記の各実施例においては、空気流通孔3の突き
合せ突起2寄りに接着剤溜め4を形成した場合について
説明したが、該接着剤溜め4はスペーサ1の突き合せ突
起2と対向する位置にディスク基板7を接着するための
接着剤6が塗布されるのを防止するためのものであって
、必ずしも本発明の必須構成要素ではなく、空気流通孔
3の幅を充分に大きく形成した場合には省略することが
できる。
また、上記実施例においては、ディスク基板とスペーサ
とを別体に形成し、該スペーサを介して2つのディスク
基板を接合した場合について説明したが2本発明の要旨
はこれに限定されるものではなく、ディスク基板の記録
膜形成側の面に空間部を形成するためのスペーサが一体
に形成された光ディスクについても全く同様に実施する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光ディスクは。
フィルタ機能を有する空気流路をスペーサまたはディス
ク基板と一体に形成したので9部品点数および作業工程
数を増加することがなく、かつ製造工程が簡略化され、
フィルタ機能を有する通気型光ディスクを安価に提供す
ることができる。また、苛酷な使用条件の下においても
突き合せ突起が脱落するということは考えられず、これ
に起因する不具合を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ディスクに適用されるスペーサの一
例を示す斜視図、第2図は第1図のA部拡大図、第3図
は接着剤が塗布されたスペーサの斜視図、第5図はスペ
ーサとディスク基板の接着状態を示す断面図、第5図は
内周スペーサおよび外周スペーサが接着されたディスク
基板の斜視図、第6図はスペーサの他の実施例を示す一
部切断した斜視図、第7図は従来知られている通気型光
ディスクの平面図、第8図は第7図の光ディスクの中央
断面図である。 l:内周スペーサ、2:突き合せ突起、3:空気流通孔
、4:接着剤溜め、5:内周スペーサ。 6:接着剤、7:ディスク基板、8:空気流路。 9:外周スベーサ 第1図 第2図 り 第3図 n 第4図 2Q      2        り第5図 第6図 第7図 第8図 手続補正書(自発) 昭和60年12月28日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一方に記録膜が形成された2枚のディ
    スク基板を内周スペーサ及び外周スペーサを介して、か
    つ、上記記録膜を内向きにして接合し、上記2枚のディ
    スク基板の間に形成される空間を外部と連通することに
    よつて上記空間内に外気を流通可能とした通気型光ディ
    スクにおいて、上記ディスク基板及びスペーサのうちの
    少なくともいずれか一方の部材の接合側の面に、突き合
    せ面が粗面に形成された少なくとも1つの突き合せ突起
    を突設すると共に該突き合せ突起の端部から上記空間内
    に連通する空気流通孔を形成し、上記突き合せ突起の突
    き合せ面および空気流通孔を除く部分に接着剤を塗布し
    て、上記ディスク基板及びスペーサを接合したことを特
    徴とする通気型光ディスク。
  2. (2)突き合せ突起の突き合せ面の表面粗さを、0.1
    μm〜1μmに調整したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の通気型光ディスク。
JP60257856A 1985-03-20 1985-11-19 通気型光デイスク Pending JPS62119749A (ja)

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US06/840,863 US4720826A (en) 1985-03-20 1986-03-18 Ventilation arrangement for use in an optical recording disc
EP19860400577 EP0195720B1 (en) 1985-03-20 1986-03-19 Ventilation arrangement for use in an optical recording disc

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