JPS62119728A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS62119728A JPS62119728A JP25952685A JP25952685A JPS62119728A JP S62119728 A JPS62119728 A JP S62119728A JP 25952685 A JP25952685 A JP 25952685A JP 25952685 A JP25952685 A JP 25952685A JP S62119728 A JPS62119728 A JP S62119728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fatty acid
- magnetic
- acid
- parts
- binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明は磁気テープ、磁気シート等の磁気記録媒体に関
するものである。
するものである。
口、従来技術
近年、磁気記録媒体、特に短波長記録を要求されるビデ
オ用磁気記録媒体においては、今まで以上に微粒子化、
高磁力化された磁性粉が使用される傾向が強くなってい
る。ところが磁性粉は、微粒子化や高磁力化するほど、
個々の粒子の凝集力が強まり、その結果、短波長記録の
高い再生出力や良好なS/N比を得るために必要な分散
性や表面平滑性が十分に満足されなくなる。また、かか
る記録媒体は、記録再生時に激しく磁気ヘッドに摺接す
るため、繰返し使用によって磁性塗膜が摩耗し、塗膜中
に含有される磁性粉が脱落しやすく磁気ヘッドの目詰り
といった好ましくない結果を生ぜしめる。
オ用磁気記録媒体においては、今まで以上に微粒子化、
高磁力化された磁性粉が使用される傾向が強くなってい
る。ところが磁性粉は、微粒子化や高磁力化するほど、
個々の粒子の凝集力が強まり、その結果、短波長記録の
高い再生出力や良好なS/N比を得るために必要な分散
性や表面平滑性が十分に満足されなくなる。また、かか
る記録媒体は、記録再生時に激しく磁気ヘッドに摺接す
るため、繰返し使用によって磁性塗膜が摩耗し、塗膜中
に含有される磁性粉が脱落しやすく磁気ヘッドの目詰り
といった好ましくない結果を生ぜしめる。
このため、磁性粉の粒度分布を調整して磁性粉の結合剤
中での分散性を向上させたり、界面活性剤を分散剤とし
て使用したり、または結合剤中の親水性基、例えば水酸
基、ホスホ基、スルホ基、或いはカルボキシ基等の導入
によって変性し、特性の改善を行う方法が提案されてい
る。
中での分散性を向上させたり、界面活性剤を分散剤とし
て使用したり、または結合剤中の親水性基、例えば水酸
基、ホスホ基、スルホ基、或いはカルボキシ基等の導入
によって変性し、特性の改善を行う方法が提案されてい
る。
例えばポリエステル樹脂にスルホン酸金属塩残基を導入
することによって、特開昭56−74824号、同56
−74827号等には表面平滑性(グロス)及び支持体
に対する接着性の向上、特開昭56−13519号、同
56−74826号、同56−74828号、同56−
74829号等には分散性、界面張力に係わる充填性の
改善についての開示があり、該スルホン酸金属塩基導入
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ニトロセルロー
ス、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂等の組合せによるバイ
ンダー組成の提案が数多くなされている。
することによって、特開昭56−74824号、同56
−74827号等には表面平滑性(グロス)及び支持体
に対する接着性の向上、特開昭56−13519号、同
56−74826号、同56−74828号、同56−
74829号等には分散性、界面張力に係わる充填性の
改善についての開示があり、該スルホン酸金属塩基導入
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ニトロセルロー
ス、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂等の組合せによるバイ
ンダー組成の提案が数多くなされている。
更に、塩化ビニル系樹脂は機械的強度が大きいことから
、塩化ビニル−醋酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化
ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共
重合体或いは塩化ビニル−醋酸ビニル−ビニルアルコー
ル−無水マレイン酸共重合体等が賞月される。
、塩化ビニル−醋酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化
ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共
重合体或いは塩化ビニル−醋酸ビニル−ビニルアルコー
ル−無水マレイン酸共重合体等が賞月される。
前記塩化ビニル系樹脂のスルホン酸金属塩残基による変
性については特開昭57−44227号に開示されてお
り、まずOH基を含有する塩化ビニル系樹脂と例えば1
分子中に塩素原子とスルホン酸金属塩残基を含有する化
合物との間で脱塩酸反応を行わしめ、スルホン酸金属塩
残基の導入された変性塩化ビニル系樹脂を得るものであ
る。
性については特開昭57−44227号に開示されてお
り、まずOH基を含有する塩化ビニル系樹脂と例えば1
分子中に塩素原子とスルホン酸金属塩残基を含有する化
合物との間で脱塩酸反応を行わしめ、スルホン酸金属塩
残基の導入された変性塩化ビニル系樹脂を得るものであ
る。
また、フリーのスルホ基(−3osH)を含有する塩化
ビニル系共重合体については特開昭58−108032
号に開示する所がある。
ビニル系共重合体については特開昭58−108032
号に開示する所がある。
しかし、このようなフリーのスルホ基を有する重合性七
ツマ−から得られた塩化ビニル系共重合体は、磁性塗料
に混合した場合に塗料粘度を上昇させるため、工程上の
支障をきたし、かつ媒体の走行性にも悪影響を及ぼす。
ツマ−から得られた塩化ビニル系共重合体は、磁性塗料
に混合した場合に塗料粘度を上昇させるため、工程上の
支障をきたし、かつ媒体の走行性にも悪影響を及ぼす。
ハ0発明の目的
本発明の目的は、磁性粉の分散性に優れると共に、耐久
性も良好であり、磁性層の潤滑性が良好であって静止画
像耐久性に優れ、走行安定性、S/Nに優れた磁気記録
媒体を提供することにある。
性も良好であり、磁性層の潤滑性が良好であって静止画
像耐久性に優れ、走行安定性、S/Nに優れた磁気記録
媒体を提供することにある。
二9発明の構成及びその作用効果
即ち、本発明は、磁性粉と結合剤とを含有する磁性層を
有する磁気記録媒体において、スルホ基及び/又はホス
ホ基をアルカリ金属塩の形で含有する前記結合剤(少な
くとも塩化ビニル系樹脂からなるのがよい。)と、脂肪
酸と、脂肪酸エステルとが前記磁性層に含有され、かつ
重量比で前記脂肪酸が前記脂肪酸エステルよりも多く含
有されていることを特徴とする磁気記録媒体に係るもの
である。
有する磁気記録媒体において、スルホ基及び/又はホス
ホ基をアルカリ金属塩の形で含有する前記結合剤(少な
くとも塩化ビニル系樹脂からなるのがよい。)と、脂肪
酸と、脂肪酸エステルとが前記磁性層に含有され、かつ
重量比で前記脂肪酸が前記脂肪酸エステルよりも多く含
有されていることを特徴とする磁気記録媒体に係るもの
である。
本発明によれば、上記結合剤は、スルホ基及び/又はホ
スホ基をアルカリ金属塩の形で含有しているので、磁性
粉の分散性が向上し、磁性層の表面平滑性が良好となる
。しかも、磁性層中には脂肪酸と脂肪酸エステルとを併
用し、かつ前者の含有量を後者よりも多くしているので
、これら両者の各特長を発揮させながら、単独使用の場
合に生じる欠陥を相殺して潤滑効果を向上させ、静止画
像耐久性、走行安定性、S/N比等を高めることができ
る。この場合、脂肪酸の添加量は、磁性粉100重量部
に対して0.2〜3重量部がよ< 、0.5〜2.5重
量部が更によい。この範囲を外れて脂肪酸が少なくなる
と磁性粉の分散性が低下し、媒体の走行性も低下し易く
、また多くなると脂肪酸がしみ出したり、出力低下が生
じ易くなる。また、脂肪酸エステルの添加量は、磁性粉
100重量部に対して0.1〜2重量部がよ<、0.2
〜1.5重量部が更によい。この範囲を外れてエステル
が少なくなると走行性改善の効果が乏しく、また多くな
るとエステルがしみ出したり、出力低下が生じ易くなる
。
スホ基をアルカリ金属塩の形で含有しているので、磁性
粉の分散性が向上し、磁性層の表面平滑性が良好となる
。しかも、磁性層中には脂肪酸と脂肪酸エステルとを併
用し、かつ前者の含有量を後者よりも多くしているので
、これら両者の各特長を発揮させながら、単独使用の場
合に生じる欠陥を相殺して潤滑効果を向上させ、静止画
像耐久性、走行安定性、S/N比等を高めることができ
る。この場合、脂肪酸の添加量は、磁性粉100重量部
に対して0.2〜3重量部がよ< 、0.5〜2.5重
量部が更によい。この範囲を外れて脂肪酸が少なくなる
と磁性粉の分散性が低下し、媒体の走行性も低下し易く
、また多くなると脂肪酸がしみ出したり、出力低下が生
じ易くなる。また、脂肪酸エステルの添加量は、磁性粉
100重量部に対して0.1〜2重量部がよ<、0.2
〜1.5重量部が更によい。この範囲を外れてエステル
が少なくなると走行性改善の効果が乏しく、また多くな
るとエステルがしみ出したり、出力低下が生じ易くなる
。
本発明に係る結合剤、特に塩化ビニル系共重合体は、塩
化ビニルモノマー、スルホン酸もしくはリン酸のアルカ
リ塩を含有した共重合性モノマー及び必要に応じ他の共
重合性モノマーを共重合することによって得ることがで
きる。この共重合体はビニル合成によるものであるので
合成が容易であり且つ共重合成分を種々選ぶことができ
、共重合体の特性を最適に調整することができる。
化ビニルモノマー、スルホン酸もしくはリン酸のアルカ
リ塩を含有した共重合性モノマー及び必要に応じ他の共
重合性モノマーを共重合することによって得ることがで
きる。この共重合体はビニル合成によるものであるので
合成が容易であり且つ共重合成分を種々選ぶことができ
、共重合体の特性を最適に調整することができる。
スルホン酸もしくはリン酸の塩の金属はアルカリ金属(
特にナトリウム、カリウム、リチウム)であり、特にカ
リウムが溶解性、反応性、収率等の点で好ましい。
特にナトリウム、カリウム、リチウム)であり、特にカ
リウムが溶解性、反応性、収率等の点で好ましい。
スルホン酸塩を含有する上記の共重合性モノマーとして
は、 CHz = CHS 03M− CHz 、= CHCHz S O3M 。
は、 CHz = CHS 03M− CHz 、= CHCHz S O3M 。
CH2= C(CH3)CHis 03M。
CHz = CHCHzOCOCH(CHzCOOR
)S 03M。
)S 03M。
CHz =CHCH2OCH2CH(OH)CHas
03M。
03M。
CH2= C(CH3)COOCzH4S 03M。
CH2= CHCOOCaHaS O3MCHz =
CHCON HC(CH3)2CHas 03Mが挙
げられる。
CHCON HC(CH3)2CHas 03Mが挙
げられる。
またリン酸塩としては、
CHz =CHCHzOCHzCH(CH)CH,−0
−PO3MY’CHz −CHCONHC(CHz)z
CHz−0−POxMY” 。
−PO3MY’CHz −CHCONHC(CHz)z
CHz−0−POxMY” 。
CHz ”’ CHCHzO(CH2CHzO)a+P
OzM X”上記に於てMはアルカリ金属、Rは炭素
原子数1〜20個のアルキル基、YlはH,M又はCH
z=CHCHz OCHz CH(OH) CHz−1
yzはH,M又はCHz = CHCON HC(CH
2) t CHz −1OHまたはOM、X”はCHz
−CHCHzO(CHzCHzO)m、CHまたはO
Mである。またnは1〜100、mは1〜10道の正数
である。
OzM X”上記に於てMはアルカリ金属、Rは炭素
原子数1〜20個のアルキル基、YlはH,M又はCH
z=CHCHz OCHz CH(OH) CHz−1
yzはH,M又はCHz = CHCON HC(CH
2) t CHz −1OHまたはOM、X”はCHz
−CHCHzO(CHzCHzO)m、CHまたはO
Mである。またnは1〜100、mは1〜10道の正数
である。
また必要に応じ共重合させる共重合性モノマーとしては
、公知の重合性モノマーがあり、例えば種々のビニルエ
ステル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、種
々のアクリル酸エステル、メタクリ酸エステル、エチレ
ン、プロピレン、イソブチン、ブタジェン、イソプレン
、ビニルエーテル、アリールエーテル、アリールエステ
ル、アクリルアミド、メタアクリルアミド、マレイン酸
、マレイン酸エステル等が例示される。
、公知の重合性モノマーがあり、例えば種々のビニルエ
ステル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、スチレン、アクリル酸、メタクリル酸、種
々のアクリル酸エステル、メタクリ酸エステル、エチレ
ン、プロピレン、イソブチン、ブタジェン、イソプレン
、ビニルエーテル、アリールエーテル、アリールエステ
ル、アクリルアミド、メタアクリルアミド、マレイン酸
、マレイン酸エステル等が例示される。
本発明による上記結合剤は乳化重合、溶液重合、懸濁重
合、塊状重合等の重合法により重合される。
合、塊状重合等の重合法により重合される。
いずれの方法に於ても必要に応じて分子量調節剤、重合
開始剤、モノマーの分割添加あるいは連続添加など公知
の技術が応用できる。
開始剤、モノマーの分割添加あるいは連続添加など公知
の技術が応用できる。
本発明において用いられる上記結合剤中の前記酸性基の
塩含有モノマー量は0.01〜30モル%であるのが好
ましい。該塩含有モノマ、−量が多すぎると、溶剤への
溶解性が悪くまたゲル化が起こりやすい。また塩含有モ
ノマー量が少なすぎると所望の特性が得られなくなる。
塩含有モノマー量は0.01〜30モル%であるのが好
ましい。該塩含有モノマ、−量が多すぎると、溶剤への
溶解性が悪くまたゲル化が起こりやすい。また塩含有モ
ノマー量が少なすぎると所望の特性が得られなくなる。
前記結合剤としての特に塩化ビニル系共重合体は、磁気
媒体の耐久性を向上するウレタン樹脂と併用されるのが
よい。
媒体の耐久性を向上するウレタン樹脂と併用されるのが
よい。
更に従来知られている各種樹脂を併用してもよい。併用
される熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下
、平均分子量が約10000〜200000、重合度が
200〜2000程度のもので、例えば塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合
体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、アクリル
酸エステル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エ
ステル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル
−スチレン共重合体、メタクリル酸エステル−アクリロ
ニトリル共重合体、メタクリル酸エステル塩化ビニリデ
ン共重合体、メタクリル酸エステル−スチレン共重合体
、ポリフッ化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロニトリ
ル共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体、
ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘
導体(セルロースアセテートブチレート、セルロースダ
イアセテート、セルローストリアセテート、セルロース
プロピオネート、ニトロセルロース等)、スチレンブタ
ジェン共重合体、ポリエステル樹脂、クロロビニルエー
テルアクリル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、各種の
合成ゴム系の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物等が使用
される。
される熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下
、平均分子量が約10000〜200000、重合度が
200〜2000程度のもので、例えば塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合
体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、アクリル
酸エステル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エ
ステル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル
−スチレン共重合体、メタクリル酸エステル−アクリロ
ニトリル共重合体、メタクリル酸エステル塩化ビニリデ
ン共重合体、メタクリル酸エステル−スチレン共重合体
、ポリフッ化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロニトリ
ル共重合体、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体、
ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘
導体(セルロースアセテートブチレート、セルロースダ
イアセテート、セルローストリアセテート、セルロース
プロピオネート、ニトロセルロース等)、スチレンブタ
ジェン共重合体、ポリエステル樹脂、クロロビニルエー
テルアクリル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、各種の
合成ゴム系の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物等が使用
される。
また、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状
sそは約200.000以下の分子量であり、縮合、付
加等の反応により分子量は無限大のものとなる。更に、
これらの樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟
化又は溶融しないものが好ましい。具体的には例えばフ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂
、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂
、高分子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリ
マーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシアネ
ートプレポリマーの混合物、ポリエステルポリオールと
ポリイソシアネートの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹
脂、低分子量グリコール/高分子量ジオール/トリフェ
ニルメタントリイソシアネートの混合物、ポリアミン樹
脂及びこれらの混合物等が例示される。
sそは約200.000以下の分子量であり、縮合、付
加等の反応により分子量は無限大のものとなる。更に、
これらの樹脂のなかで、樹脂が熱分解するまでの間に軟
化又は溶融しないものが好ましい。具体的には例えばフ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂
、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂
、高分子量ポリエステル樹脂とイソシアネートプレポリ
マーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイソシアネ
ートプレポリマーの混合物、ポリエステルポリオールと
ポリイソシアネートの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹
脂、低分子量グリコール/高分子量ジオール/トリフェ
ニルメタントリイソシアネートの混合物、ポリアミン樹
脂及びこれらの混合物等が例示される。
前記した樹脂は一303M−10303M、C00M、
−PO(OM’)z (但しMは水素又はアルカリ金属
、M′は水素、アルカリ金属又は炭化水素残基)等の親
水性極性基を含有した樹脂であってもよい。
−PO(OM’)z (但しMは水素又はアルカリ金属
、M′は水素、アルカリ金属又は炭化水素残基)等の親
水性極性基を含有した樹脂であってもよい。
本発明に使用可能な塩化ビニル系共重合体とウレタン樹
脂との配合比としては、本発明に係る塩化ビニル系共重
合体が90〜10重量部、より好ましくは80〜20重
量部であるのが望ましい。上記配合比が90重量部を越
えると塗膜がもろくなりすぎ塗膜の耐久性が著しく劣化
し、また支持体との接着性も悪くなる。また上記配合比
が10重量部未満であると、磁性粉の粉落ちがおこり易
くなる。
脂との配合比としては、本発明に係る塩化ビニル系共重
合体が90〜10重量部、より好ましくは80〜20重
量部であるのが望ましい。上記配合比が90重量部を越
えると塗膜がもろくなりすぎ塗膜の耐久性が著しく劣化
し、また支持体との接着性も悪くなる。また上記配合比
が10重量部未満であると、磁性粉の粉落ちがおこり易
くなる。
更に本発明に係る結合剤を含有する磁性塗料には更にポ
リイソシアネート系硬化剤を添加することにより、耐久
性を向上することができる。このようなポリイソシアネ
ート系硬化剤としては、例えば、トリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサンジ
イソシアネート等の2官能イソシアネート、コロネート
L(日本ポリウレタン工業■製)、デスモジュールしく
バイエル社製)等の3官能イソシアネート、または両末
端にイソシアネート基を含有するウレタンプレポリマー
などの従来がら硬化剤として使用されているものや、ま
た硬化剤として使用可能であるポリイソシアネートであ
ればいずれも使用できる。また、そのポリイソシアネー
ト系硬化剤の量は全結合剤量の5〜80重量部用いる。
リイソシアネート系硬化剤を添加することにより、耐久
性を向上することができる。このようなポリイソシアネ
ート系硬化剤としては、例えば、トリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサンジ
イソシアネート等の2官能イソシアネート、コロネート
L(日本ポリウレタン工業■製)、デスモジュールしく
バイエル社製)等の3官能イソシアネート、または両末
端にイソシアネート基を含有するウレタンプレポリマー
などの従来がら硬化剤として使用されているものや、ま
た硬化剤として使用可能であるポリイソシアネートであ
ればいずれも使用できる。また、そのポリイソシアネー
ト系硬化剤の量は全結合剤量の5〜80重量部用いる。
次に、本発明に使用する上記の脂肪酸は一塩基性であっ
ても二塩基性であってもよい。炭素原子数6〜30、更
にはlO〜22の脂肪酸が好ましい。脂肪酸を例示する
と以下の通りである。
ても二塩基性であってもよい。炭素原子数6〜30、更
にはlO〜22の脂肪酸が好ましい。脂肪酸を例示する
と以下の通りである。
(1)カプロン酸
(2)カプリル酸
(3)カプリン酸
(4)ラウリン酸
(5)ミリスチン酸
(6)パルミチン酸
(7)ステアリン酸
(8)イソステアリン酸
(9)リルン酸
(10)リノール酸
(11)オレイン酸
(12)エライジン酸
(13)へヘン酸
(14)マロン酸
(15)コハク酸
(16)マレイン酸
(17)グルタル酸
(18)アジピン酸
(19)ピメリン酸
(20)アゼライン酸
(21)セパシン酸
(22) 1.12−ドデカンジカルボン酸(23)
オクタンジカルボン酸 本発明において使用する上記の脂肪酸エステルの例は次
の通りである。
オクタンジカルボン酸 本発明において使用する上記の脂肪酸エステルの例は次
の通りである。
(1)オレインオレート
(2)イソセチルステアレート
(3)ジオレイルマレエート
(4)ブチルステアレート
(5)ブチルパルミテート
(6)ブチルミリステート
(7)オクチルミリステート
(8)オクチルパルミテート
(9)アミルステアレート
(10)アミルパルミテート
(11)イソブチルオレエート
(12)ステアリルステアレート
(13)ラウリルオレート
(14)オクチルオレート
(15)イソブチルオレート
(16)メチルオレート
(17)イソトリデシルオレート
(18) 2−エチルへキシルステアレート(19)
メチルステアレート (20) 2−エチルへキシルパルミテート(21)
イソプロピルパルミテート (22)イソプロピルミリステート (23)メチルラウレート (24)セチル−2−エチルへキサレート(25)ジオ
レイルアジペート (26)ジエチルアジペート (27)ジイソブチルアジペート (28)ジイソデシルアジペート 第1図は、本発明による磁気記録媒体、例えば磁気テー
プを示すものであり、支持体1上に下びき層2 (この
層は必要に応じて設けられない場合もある。)、磁性層
3が積層せしめられている。
メチルステアレート (20) 2−エチルへキシルパルミテート(21)
イソプロピルパルミテート (22)イソプロピルミリステート (23)メチルラウレート (24)セチル−2−エチルへキサレート(25)ジオ
レイルアジペート (26)ジエチルアジペート (27)ジイソブチルアジペート (28)ジイソデシルアジペート 第1図は、本発明による磁気記録媒体、例えば磁気テー
プを示すものであり、支持体1上に下びき層2 (この
層は必要に応じて設けられない場合もある。)、磁性層
3が積層せしめられている。
そして、本発明に基いて、磁性層3中には、上述した結
合剤、脂肪酸、脂肪酸エステル及び磁性粉が含有せしめ
られている。
合剤、脂肪酸、脂肪酸エステル及び磁性粉が含有せしめ
られている。
上記支持体1は、帯電防止、転写防止等の目的で磁性層
を設けた側の反対の面が、第2図の如ぐいわゆるバック
コート(B ackcoa t) 4が施されるのがよ
い。
を設けた側の反対の面が、第2図の如ぐいわゆるバック
コート(B ackcoa t) 4が施されるのがよ
い。
磁性層に用いられる磁性粉、特に強磁性粉としては、r
−Fe、0. 、Co含有r−Fc40.、、Fe:+
On 、Co含有Fc、04等の酸化鉄磁性粉:Fe
SNi s Co s Fe −Ni−Co合金、Fe
−Mn−Zn合金、Fe −Mi−Zn合金、Fe−C
o −Ni−Cr合金、Fe −Co −Ni −P合
金、Co−Ni合金等、F e s N i % Co
等を主成分とするメタル磁性粉: Crag等各種の強
磁性粉が挙げられる。
−Fe、0. 、Co含有r−Fc40.、、Fe:+
On 、Co含有Fc、04等の酸化鉄磁性粉:Fe
SNi s Co s Fe −Ni−Co合金、Fe
−Mn−Zn合金、Fe −Mi−Zn合金、Fe−C
o −Ni−Cr合金、Fe −Co −Ni −P合
金、Co−Ni合金等、F e s N i % Co
等を主成分とするメタル磁性粉: Crag等各種の強
磁性粉が挙げられる。
磁性層には、前記の他に、添加剤として他の分散剤、他
の潤滑剤、研摩剤、帯電防止剤等が加えられてもよい。
の潤滑剤、研摩剤、帯電防止剤等が加えられてもよい。
併用できる他の分散剤としては、前記の脂肪酸のアルカ
リ金属(Li SNa 、、に等)またはアルカリ土類
金属(Mg 、 Ca 、 Ba )から成る金属石鹸
;前記の脂肪酸エステルの弗素を含有した化合物;前記
の脂肪酸のアミド;レシチン;トリアルキルポリオレフ
ィンオキシ第四アンモニウム塩(アルキルは炭素数1〜
5個、オレフィンはエチレン、プロピレンなど)等が使
用される。この他に炭素数12以上の高級アルコール、
及びこれらの他に硫酸エステル等も使用可能である。
リ金属(Li SNa 、、に等)またはアルカリ土類
金属(Mg 、 Ca 、 Ba )から成る金属石鹸
;前記の脂肪酸エステルの弗素を含有した化合物;前記
の脂肪酸のアミド;レシチン;トリアルキルポリオレフ
ィンオキシ第四アンモニウム塩(アルキルは炭素数1〜
5個、オレフィンはエチレン、プロピレンなど)等が使
用される。この他に炭素数12以上の高級アルコール、
及びこれらの他に硫酸エステル等も使用可能である。
使用可能な他の潤滑剤としては、ジアルキルポリシロキ
サン(アルキルは炭素数1〜5個)、C00R(R=H
又はC1〜C2゜のアルキル基)で変性されたジアルキ
ルポリシロキサン、ジアルコキシポリシロキサン(・ア
ルコキシは炭素数1〜4個)、モノアルキルモノアルコ
キシポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個、アル
コキシは炭素数1〜4個)、フェニルポリシロキサン、
フロロアルキルポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜
5個)などのシリコンオイル;グラファイトなどの導電
性微粉末;二硫化モリブデン、二硫化タングステンなど
の無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレン塩化ビニル共重合体、ポリテトラフルオロエチレ
ンなどのプラスチック微粉末;α−オレフィン重合物;
常温で液状の不飽和脂肪族炭化水素(n−オレフィン二
重結合が末端の炭素に結合した化合物、炭素数的20)
;フフルオロカーボン類などが使用できる。
サン(アルキルは炭素数1〜5個)、C00R(R=H
又はC1〜C2゜のアルキル基)で変性されたジアルキ
ルポリシロキサン、ジアルコキシポリシロキサン(・ア
ルコキシは炭素数1〜4個)、モノアルキルモノアルコ
キシポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個、アル
コキシは炭素数1〜4個)、フェニルポリシロキサン、
フロロアルキルポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜
5個)などのシリコンオイル;グラファイトなどの導電
性微粉末;二硫化モリブデン、二硫化タングステンなど
の無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレン塩化ビニル共重合体、ポリテトラフルオロエチレ
ンなどのプラスチック微粉末;α−オレフィン重合物;
常温で液状の不飽和脂肪族炭化水素(n−オレフィン二
重結合が末端の炭素に結合した化合物、炭素数的20)
;フフルオロカーボン類などが使用できる。
研磨剤としては、−iに使用される材料でアルミナ、炭
化ケイ素、酸化クロム(CrzO+)、コランダム、人
造コランダム、ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザク
ロ石、エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等が使
用される。これらの研摩剤はモース硬度が5以上であり
、平均粒子径が0.05〜5μmの大きさのものが使用
され、特に好ましくは0.1〜2μmである。これらの
研磨剤は磁性粉100重量部に対して0.5〜20重量
部の範囲で添加される。
化ケイ素、酸化クロム(CrzO+)、コランダム、人
造コランダム、ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザク
ロ石、エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等が使
用される。これらの研摩剤はモース硬度が5以上であり
、平均粒子径が0.05〜5μmの大きさのものが使用
され、特に好ましくは0.1〜2μmである。これらの
研磨剤は磁性粉100重量部に対して0.5〜20重量
部の範囲で添加される。
帯電防止剤としては、カーボンブラック、カーボンブラ
ックグラフトポリマーなどの導電性微粉末;サポニンな
どの天然界面活性剤;アルキレンオキサイド系、グリセ
リン系、グリシドール系などのノニオン界面活性剤;高
級アルキルアミン類、第四級アンモニウム塩類、ピリジ
ンその他の複素環類、ホスホニウム類などのカチオン界
面活性剤;カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エス
テル基、リン酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界
面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノア
ルコールの硫酸またはリン酸エステル類等の両性活性剤
などが使用される。上記の導電性微粉末は磁性粉100
重量部に対して0.2〜20重量部が、界面活性剤は0
.1〜10重量部の範囲で添加される。これらの界面活
性剤は単独または混合して添加してもよい。これらは帯
電防止剤として用いられるものであるが、時としてその
他の目的、例えば分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良
、塗布助剤として適用される場合もある。
ックグラフトポリマーなどの導電性微粉末;サポニンな
どの天然界面活性剤;アルキレンオキサイド系、グリセ
リン系、グリシドール系などのノニオン界面活性剤;高
級アルキルアミン類、第四級アンモニウム塩類、ピリジ
ンその他の複素環類、ホスホニウム類などのカチオン界
面活性剤;カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エス
テル基、リン酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界
面活性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノア
ルコールの硫酸またはリン酸エステル類等の両性活性剤
などが使用される。上記の導電性微粉末は磁性粉100
重量部に対して0.2〜20重量部が、界面活性剤は0
.1〜10重量部の範囲で添加される。これらの界面活
性剤は単独または混合して添加してもよい。これらは帯
電防止剤として用いられるものであるが、時としてその
他の目的、例えば分散、磁気特性の改良、潤滑性の改良
、塗布助剤として適用される場合もある。
他に添加剤として次のものを用いてもよい。リン酸、ス
ルファミド、グアニジン、とリジン、アミン、尿素、ジ
ンククロメート、カルシウムクロメート、ストロンチウ
ムクロメートなどが使用できるが、特にジシクロヘキシ
ルアミンナイトライト、シクロヘキシルアミンクロメー
ト、ジイソプロピルアミンナイトライト、ジェタノール
アミンホスフェート、シクロヘキシルアンモニウムカー
ボネート、ヘキサメチレンジアミンカーボネート、プロ
ピレンジアミンステアレート、グアニジンカーボネート
、トリエタノールアミンナイトライト、モルフォリンス
テアレートなど(アミン、アミドまたはイミドの無機酸
塩または有機酸塩)を使用すると防錆効果が向上する。
ルファミド、グアニジン、とリジン、アミン、尿素、ジ
ンククロメート、カルシウムクロメート、ストロンチウ
ムクロメートなどが使用できるが、特にジシクロヘキシ
ルアミンナイトライト、シクロヘキシルアミンクロメー
ト、ジイソプロピルアミンナイトライト、ジェタノール
アミンホスフェート、シクロヘキシルアンモニウムカー
ボネート、ヘキサメチレンジアミンカーボネート、プロ
ピレンジアミンステアレート、グアニジンカーボネート
、トリエタノールアミンナイトライト、モルフォリンス
テアレートなど(アミン、アミドまたはイミドの無機酸
塩または有機酸塩)を使用すると防錆効果が向上する。
これらは強磁性微粉末100重量部に対して0.01〜
20重量部の範囲で使用される。
20重量部の範囲で使用される。
又、磁性層の構成材料は有機溶剤と混合して磁性塗料を
調製し、これを支持体上に塗布するが、その磁性塗料の
溶剤としてはケトン(例えばアセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロよキサノン)、
アルコール(例えばメタノール、エタノール、プロパツ
ール、ブタノール)、エステル(例えばメチルアセテー
ト、エチルアセテート、ブチルアセテート、エチルラク
テート、グリコールアセテートモノエチルエーテル)、
グリコールエーテル(例えばエチレングリコールモノエ
チルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、
ジオキサン)、芳香族炭化水素(例エバベンゼン、トル
エン、キシレン)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサン、
ヘプタン)、ニトロプロパン等が挙げられる。この磁性
塗料を塗布する支持体はポリエステル(例えばポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−1−7タ
レート)、ポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン)、セルロースm 導体(例xばセルロース
トリアセテート、セルロースダイアセテート、セルロー
スアセテートブチレート、セルロースアセテートプロピ
オネート)、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ
イミド、ポリアミド、ポリヒドラジド類、金属(例えば
アルミニウム、泪)、紙等から成っていて良い。
調製し、これを支持体上に塗布するが、その磁性塗料の
溶剤としてはケトン(例えばアセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロよキサノン)、
アルコール(例えばメタノール、エタノール、プロパツ
ール、ブタノール)、エステル(例えばメチルアセテー
ト、エチルアセテート、ブチルアセテート、エチルラク
テート、グリコールアセテートモノエチルエーテル)、
グリコールエーテル(例えばエチレングリコールモノエ
チルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、
ジオキサン)、芳香族炭化水素(例エバベンゼン、トル
エン、キシレン)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサン、
ヘプタン)、ニトロプロパン等が挙げられる。この磁性
塗料を塗布する支持体はポリエステル(例えばポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−1−7タ
レート)、ポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン)、セルロースm 導体(例xばセルロース
トリアセテート、セルロースダイアセテート、セルロー
スアセテートブチレート、セルロースアセテートプロピ
オネート)、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ
イミド、ポリアミド、ポリヒドラジド類、金属(例えば
アルミニウム、泪)、紙等から成っていて良い。
ホ、実施例
以下、本発明を具体的な実施例につき説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。
なお、下記の実施例において「部」はすべて「重量部」
を表わす。
を表わす。
尖廠皿二上
本実施例においては、前記塩を含有する塩化ビニル系共
重合体を次のようにして合成した。
重合体を次のようにして合成した。
下記の組成物を反応容器に仕込みN2置換し反応させた
。
。
メチルイソブチルケトン 86重量部酢酸メ
チル 280〃塩化ビニル
150〃酢酸ビニル
50〃CHi−CHCHz OCOCH(S
O3K ) CHz COOCa H+ q6 〃 ジイソプロピルパーオキシジカー ボネート(重合開始剤) 2 ・上記処
方組成を攪拌しなから53°Cに上げ、処方中の重合開
始剤1に対し9のメチルイソブチルケトンを加えた。1
5時間後30℃に冷却し残存塩化ビニルを回収し更に減
圧下に回収を行った。このようにして固形分32%、粘
度70cps (25℃)の共重合体溶液480重量部
をえた。
チル 280〃塩化ビニル
150〃酢酸ビニル
50〃CHi−CHCHz OCOCH(S
O3K ) CHz COOCa H+ q6 〃 ジイソプロピルパーオキシジカー ボネート(重合開始剤) 2 ・上記処
方組成を攪拌しなから53°Cに上げ、処方中の重合開
始剤1に対し9のメチルイソブチルケトンを加えた。1
5時間後30℃に冷却し残存塩化ビニルを回収し更に減
圧下に回収を行った。このようにして固形分32%、粘
度70cps (25℃)の共重合体溶液480重量部
をえた。
こうして得られた、スルホ基のアルカリ金属塩を有する
不飽和化合物を共重合成分とする塩化ビニル系樹脂をバ
インダーAとする。そして、次の組成物を調製した。
不飽和化合物を共重合成分とする塩化ビニル系樹脂をバ
インダーAとする。そして、次の組成物を調製した。
バインダーA 15部ポリウ
レタン 7部Cq r F
ezC)+ 100部レシチン
1部カーボンブラック
2部酸化クロム
2部脂肪酸(オレイン酸) 1
部脂肪酸エステル(グチルパルミテート)0.5部シク
ロへキサノン 150部メチルエ
チルケトン 70部トルエン
30部上記成分をボールミルに
仕込み、分散させた後、この塗料に3官能イソシアネ一
ト5部を添加し、リバースロールコータ−にて支持体上
に5μm厚みに塗布してスーパーカレンダーをかけ、1
72インチ幅にスリットしてビデオテープとした。
レタン 7部Cq r F
ezC)+ 100部レシチン
1部カーボンブラック
2部酸化クロム
2部脂肪酸(オレイン酸) 1
部脂肪酸エステル(グチルパルミテート)0.5部シク
ロへキサノン 150部メチルエ
チルケトン 70部トルエン
30部上記成分をボールミルに
仕込み、分散させた後、この塗料に3官能イソシアネ一
ト5部を添加し、リバースロールコータ−にて支持体上
に5μm厚みに塗布してスーパーカレンダーをかけ、1
72インチ幅にスリットしてビデオテープとした。
犬立拠二l
実施例−1において、バインダーAに代えて、ホスホ基
のアルカリ金属塩を有する不飽和化合物を共重合成分と
する塩化ビニル系樹脂(実施例−1のバインダーAにお
いて、CHz=c HCHz OCOCH(S Os
K ) CHz COOCs Hl ? 6重量部の
うち0.5重量部をC’ Hz−c HCON HC(
CH3) 2CHZ OP 03K zに代えて得られ
たもの:バインダーBとする)を用いた以外は、実施例
1と同様の操作を行なった。
のアルカリ金属塩を有する不飽和化合物を共重合成分と
する塩化ビニル系樹脂(実施例−1のバインダーAにお
いて、CHz=c HCHz OCOCH(S Os
K ) CHz COOCs Hl ? 6重量部の
うち0.5重量部をC’ Hz−c HCON HC(
CH3) 2CHZ OP 03K zに代えて得られ
たもの:バインダーBとする)を用いた以外は、実施例
1と同様の操作を行なった。
、比較層ヨヨー
実施例−1において、バインダーAに代えて、スルホ基
を有する不飽和化合物(CHz−CH−CON)(−H
3 ビニル系樹脂(バインダーCとする)を用いた以外は、
実施例−1と同様の操作を行なった。
を有する不飽和化合物(CHz−CH−CON)(−H
3 ビニル系樹脂(バインダーCとする)を用いた以外は、
実施例−1と同様の操作を行なった。
止較五二l
実施例−1において、脂肪酸1部と脂肪酸エステル0.
5部の仕込み量に代えて、脂肪酸0.5部と脂肪酸エス
テル1部の仕込み量にした以外は、実施例−1と同様の
操作を行なった。
5部の仕込み量に代えて、脂肪酸0.5部と脂肪酸エス
テル1部の仕込み量にした以外は、実施例−1と同様の
操作を行なった。
止較五二主
実施例−2において、脂肪酸1部と脂肪酸エステル0.
5部の仕込み量に代えて、脂肪酸0.5部と脂肪酸エス
テル1部の仕込み量にした以外は、実施例−2と同様の
操作を行なった。
5部の仕込み量に代えて、脂肪酸0.5部と脂肪酸エス
テル1部の仕込み量にした以外は、実施例−2と同様の
操作を行なった。
以上のサンプルの緒特性を下記表に示す。
塗料粘度=25°CにてB型粘度計(60r、p、m)
にて測定ジッター:VTRジッター・メーターMK−6
12A(白黒電波)にて測定 ルミS/N:NTSCカラー・ビデオ・ノイズ・メータ
ー925R/1にて測定し比較 例−3に対する相対値を示した。
にて測定ジッター:VTRジッター・メーターMK−6
12A(白黒電波)にて測定 ルミS/N:NTSCカラー・ビデオ・ノイズ・メータ
ー925R/1にて測定し比較 例−3に対する相対値を示した。
この結果から、本発明に基いて磁性層を形成すれば、磁
性粉は分散性にすぐれ、媒体の走行性も良くなり、従っ
て磁気特性、電気特性にすぐれることが分る。
性粉は分散性にすぐれ、媒体の走行性も良くなり、従っ
て磁気特性、電気特性にすぐれることが分る。
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図及び
第2図は磁気テープ二側の一部分の各拡大断面図 である。 なお、図面に示した符号において、 1−−−−−−−−・−・−非磁性支持体2−・−一−
−−・−下びき層 3・−−−−−・−・−磁性層 4−・−・−バックコート層 である。
第2図は磁気テープ二側の一部分の各拡大断面図 である。 なお、図面に示した符号において、 1−−−−−−−−・−・−非磁性支持体2−・−一−
−−・−下びき層 3・−−−−−・−・−磁性層 4−・−・−バックコート層 である。
Claims (1)
- 1、磁性粉と結合剤とを含有する磁性層を有する磁気記
録媒体において、スルホ基及び/又はホスホ基をアルカ
リ金属塩の形で含有する前記結合剤と、脂肪酸と、脂肪
酸エステルとが前記磁性層に含有され、かつ重量比で前
記脂肪酸が前記脂肪酸エステルよりも多く含有されてい
ることを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60259526A JPH0618066B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 磁気記録媒体 |
US06/930,777 US4731292A (en) | 1985-11-18 | 1986-11-14 | Magnetic recording medium |
DE19863639250 DE3639250A1 (de) | 1985-11-18 | 1986-11-17 | Magnetaufzeichnungsmedium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60259526A JPH0618066B2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62119728A true JPS62119728A (ja) | 1987-06-01 |
JPH0618066B2 JPH0618066B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=17335327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60259526A Expired - Lifetime JPH0618066B2 (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-19 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618066B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57133521A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
JPS5841436A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-10 | Tdk Corp | 磁気記録媒体 |
JPS605420A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
JPS60101161A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | Nippon Zeon Co Ltd | 磁気塗料用樹脂 |
JPS60121514A (ja) * | 1983-12-06 | 1985-06-29 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
JPS61123017A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP60259526A patent/JPH0618066B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57133521A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
JPS5841436A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-10 | Tdk Corp | 磁気記録媒体 |
JPS605420A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
JPS60101161A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | Nippon Zeon Co Ltd | 磁気塗料用樹脂 |
JPS60121514A (ja) * | 1983-12-06 | 1985-06-29 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
JPS61123017A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0618066B2 (ja) | 1994-03-09 |
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