JPS62116589A - 新規bbm―1675c抗腫瘍性抗生物質 - Google Patents
新規bbm―1675c抗腫瘍性抗生物質Info
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- JPS62116589A JPS62116589A JP61201199A JP20119986A JPS62116589A JP S62116589 A JPS62116589 A JP S62116589A JP 61201199 A JP61201199 A JP 61201199A JP 20119986 A JP20119986 A JP 20119986A JP S62116589 A JPS62116589 A JP S62116589A
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- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
(1)発明の分野
本発明は新規な抗腫瘍性抗生物質並びにその製造および
分離に関する。
分離に関する。
(2)開示の陳述
本発明の抗腫瘍性化合物はまだ構造に関して確認されて
いない。しかし、その特有の物理的、化学的および生物
学的性質を考慮するとBBM−1675CおよびBBM
−1675D抗生物質は新規物質であると思われる。
いない。しかし、その特有の物理的、化学的および生物
学的性質を考慮するとBBM−1675CおよびBBM
−1675D抗生物質は新規物質であると思われる。
1984年12月19日に公表された英国特許出願第2
..14L 425号には、BBM−1675として示
される新規抗腫瘍性抗生物質複合体を生成するアクチノ
マズラ・ベルコツスポラ(Actinomadura
verrucosospora)株H964−92(A
TCC39,334)またはアクチノマズラ・ベルコツ
スポラ(Actinomaduraverrucoso
spora)株A1327Y(ATCC39,638)
の発酵が開示されている。それに記載されたBBM−1
675複合体の2つの主要生物活性成分はBBM−16
75A、およびBBM−1675A2として示された。
..14L 425号には、BBM−1675として示
される新規抗腫瘍性抗生物質複合体を生成するアクチノ
マズラ・ベルコツスポラ(Actinomadura
verrucosospora)株H964−92(A
TCC39,334)またはアクチノマズラ・ベルコツ
スポラ(Actinomaduraverrucoso
spora)株A1327Y(ATCC39,638)
の発酵が開示されている。それに記載されたBBM−1
675複合体の2つの主要生物活性成分はBBM−16
75A、およびBBM−1675A2として示された。
BBM−1675A、およびBBM−1675A2抗生
物質、またはそれぞれニスペラマイシン (esperamicin) A 、およびニスペラマ
イシンA2として知られる、の構造はまだ解明されてい
ないが、しかし両成分は優れた抗菌および抗腫瘍活性を
示す。
物質、またはそれぞれニスペラマイシン (esperamicin) A 、およびニスペラマ
イシンA2として知られる、の構造はまだ解明されてい
ないが、しかし両成分は優れた抗菌および抗腫瘍活性を
示す。
1985年7月23日に発行されたバング(Bunge
)ほかに対する米国特許第4,530.835号には、
CL−1577AおよびCL−1577Bとして示され
る抗腫瘍性抗生物質を生成するアクチノマイシート(A
ctinomycete )分離体wp−444(AT
CC39,363)の発酵が開示されている。CL−1
577抗生物質の構造はまだ解明されなかったが、しか
し該抗生物質に与えられた特徴的性質はCL−1577
AおよびCL−1577Bが英国特許出願第2,141
.425号に記載されたBBM−1675抗生物質、殊
にBBMi675A、およびA2と構造的に類似するこ
とを示す。
)ほかに対する米国特許第4,530.835号には、
CL−1577AおよびCL−1577Bとして示され
る抗腫瘍性抗生物質を生成するアクチノマイシート(A
ctinomycete )分離体wp−444(AT
CC39,363)の発酵が開示されている。CL−1
577抗生物質の構造はまだ解明されなかったが、しか
し該抗生物質に与えられた特徴的性質はCL−1577
AおよびCL−1577Bが英国特許出願第2,141
.425号に記載されたBBM−1675抗生物質、殊
にBBMi675A、およびA2と構造的に類似するこ
とを示す。
バング(R9H0Bunge)ほかによりジャーナル・
オブ・アンチバイオティックス(J、 Antibio
tics )、37 (12)、1566〜1571
(1984)に2主要底分PD114,759およびP
D115.028が分離された生物活性複合体を生成す
るアクチノマズラ(Actinomadura) sp
、(ATCC39,363)の発酵が開示されている。
オブ・アンチバイオティックス(J、 Antibio
tics )、37 (12)、1566〜1571
(1984)に2主要底分PD114,759およびP
D115.028が分離された生物活性複合体を生成す
るアクチノマズラ(Actinomadura) sp
、(ATCC39,363)の発酵が開示されている。
ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエティー、ケ
ミカル・コミュニケーションズ(J、Chem、Sac
lChem、 Commun、)、919〜920 (
1985)にウィルトン(J、 H。
ミカル・コミュニケーションズ(J、Chem、Sac
lChem、 Commun、)、919〜920 (
1985)にウィルトン(J、 H。
Wilton)ほかが抗生物質FD114,759およ
びPD115,028の部分構造の解明を開示した。
びPD115,028の部分構造の解明を開示した。
PD114,759およびPD115.028抗生物質
の生成、分離および確認はそれぞれ前記CL−1577
AおよびCL−1577B抗生物質と同一であると思わ
れる。
の生成、分離および確認はそれぞれ前記CL−1577
AおよびCL−1577B抗生物質と同一であると思わ
れる。
1983年11月30日に公表さた欧州特許出願第95
.154号にはWS6049−AおよびWS6049−
Bとして示される抗腫瘍性抗生物質を生成するアクチノ
マズラ・プルベラセウス(Actinomadura
pulveraceus) sp、nov、 No、6
049(ATCC39,100)の発酵が開示されてい
る。
.154号にはWS6049−AおよびWS6049−
Bとして示される抗腫瘍性抗生物質を生成するアクチノ
マズラ・プルベラセウス(Actinomadura
pulveraceus) sp、nov、 No、6
049(ATCC39,100)の発酵が開示されてい
る。
WS6049抗生物質の構造はまだ解明されなかったが
、しかし解明のために与えられた特徴的性質は〜VS6
049−AおよびWS6049−Bが英国特許出願第2
,141,425号のBBM−1675抗生物質および
米国特許第4.530.835号のCL−1577抗生
物質に対する構造に関連することを示す。しかし、スペ
クトルデータはws−6049−AもWS−6049−
BもBBM−1675成分のいずれとも同一でないこと
を示す。
、しかし解明のために与えられた特徴的性質は〜VS6
049−AおよびWS6049−Bが英国特許出願第2
,141,425号のBBM−1675抗生物質および
米国特許第4.530.835号のCL−1577抗生
物質に対する構造に関連することを示す。しかし、スペ
クトルデータはws−6049−AもWS−6049−
BもBBM−1675成分のいずれとも同一でないこと
を示す。
さらに欧州特許出願第95154号に記載された、帝生
閑が英国特許出願第2,141.425号に使用された
アクチノマズラ・ベルコツスポラ(Actinomad
ura verrucosospora)とはISP培
地No、 2.3および4上の気生菌糸の色、その可能
な乳汁ペプトン化、並びにD−フルクトース、D−マン
ニトール、トレハロースおよびセルロースのその可能な
利用性の点で明らかに異なることができる。
閑が英国特許出願第2,141.425号に使用された
アクチノマズラ・ベルコツスポラ(Actinomad
ura verrucosospora)とはISP培
地No、 2.3および4上の気生菌糸の色、その可能
な乳汁ペプトン化、並びにD−フルクトース、D−マン
ニトール、トレハロースおよびセルロースのその可能な
利用性の点で明らかに異なることができる。
発明の概要
本発明により、BBM−1675CおよびBBM−16
75Dとして示され、またそれぞれBMY−27305
およびBMY−27307として知られる新規な抗腫瘍
性抗生物質が提供され、該物質は、アクチノマズラ・ベ
ルコツスポラ(八ct+nomadura verr
ucosospora)のBB 〜1−1675産生株
の培養により製造される生梅活性成分BBM−1675
1〜1(ニスペラマイシン1へ1)マタハBBM−i
675 、へ。(ニスペラマイシンA2)の選択的化学
加水分解により製造される。
75Dとして示され、またそれぞれBMY−27305
およびBMY−27307として知られる新規な抗腫瘍
性抗生物質が提供され、該物質は、アクチノマズラ・ベ
ルコツスポラ(八ct+nomadura verr
ucosospora)のBB 〜1−1675産生株
の培養により製造される生梅活性成分BBM−1675
1〜1(ニスペラマイシン1へ1)マタハBBM−i
675 、へ。(ニスペラマイシンA2)の選択的化学
加水分解により製造される。
生物活性物質BBM−1675cおよびBBM−167
5Dは普iMのクロマトグラフィー操作により分離し、
精製することができ、両物質は1多れた抗菌および抗腫
瘍活性を示す。
5Dは普iMのクロマトグラフィー操作により分離し、
精製することができ、両物質は1多れた抗菌および抗腫
瘍活性を示す。
発明の詳細な説明
本発明はBBMi675CおよびBBM−1675Dと
して示され、またそれぞれBMY−27305およびB
MY−27307として知られる2つの新規な抗腫瘍性
抗生物質に関し、該物質はアクチノマズラ・ベルコツス
ポラ (Actinomadura verrucososp
ora)のBBM−1675産生株、最も好ましくはア
クチノマズラ・ベルコツスポラ(Actinomadu
ra verrucosospora)株H964−9
2(ATCC39,334)またはアクチノマズラ・ベ
ルコツスポラ(Act inomaduraverru
cosospora )株A1327Y(ATCC39
,368)、あるいはそれらの突然変異株の培養により
産生される生物活性成分BBM−1675A +(ニス
ペラマイシンA、)またはBBM−1675A 2(ニ
スペラマイシンA2 )の選択的化学加水分解により製
造される。他の観点において本発明は、生物活性成分B
BM−1675A、またはBBM−1675A2の選択
的加水分解によりBBM−1675C物貿を製造する方
法を提供する。他の観点において本発明は、BBM−1
675C物貿の選択的加水分解により、あるいはより好
ましくは、生物活性成分BBM−1675A、またはB
BM−1675A2 から、BBM−1675Dを製造
する方法を提供する。反応混合物からのBBM−167
5CおよびBBM−1675Dの分離および精製は普通
のクロマトグラフィー操作により行なうことができる。
して示され、またそれぞれBMY−27305およびB
MY−27307として知られる2つの新規な抗腫瘍性
抗生物質に関し、該物質はアクチノマズラ・ベルコツス
ポラ (Actinomadura verrucososp
ora)のBBM−1675産生株、最も好ましくはア
クチノマズラ・ベルコツスポラ(Actinomadu
ra verrucosospora)株H964−9
2(ATCC39,334)またはアクチノマズラ・ベ
ルコツスポラ(Act inomaduraverru
cosospora )株A1327Y(ATCC39
,368)、あるいはそれらの突然変異株の培養により
産生される生物活性成分BBM−1675A +(ニス
ペラマイシンA、)またはBBM−1675A 2(ニ
スペラマイシンA2 )の選択的化学加水分解により製
造される。他の観点において本発明は、生物活性成分B
BM−1675A、またはBBM−1675A2の選択
的加水分解によりBBM−1675C物貿を製造する方
法を提供する。他の観点において本発明は、BBM−1
675C物貿の選択的加水分解により、あるいはより好
ましくは、生物活性成分BBM−1675A、またはB
BM−1675A2 から、BBM−1675Dを製造
する方法を提供する。反応混合物からのBBM−167
5CおよびBBM−1675Dの分離および精製は普通
のクロマトグラフィー操作により行なうことができる。
生物活性物質BBM−1675CおよびBBM−167
5Dは微生物の広域スペクトルに対する抗菌活性を示し
、また種々のマウス腫瘍系、例えばP−388白血病お
よびB−16黒色腫に対し抑制活性を示すことが示され
た。従って本発明の新たに記載された物質は抗菌薬とし
て、または哺乳動物腫瘍を抑制する抗腫瘍薬として使用
することができる。
5Dは微生物の広域スペクトルに対する抗菌活性を示し
、また種々のマウス腫瘍系、例えばP−388白血病お
よびB−16黒色腫に対し抑制活性を示すことが示され
た。従って本発明の新たに記載された物質は抗菌薬とし
て、または哺乳動物腫瘍を抑制する抗腫瘍薬として使用
することができる。
抗腫瘍性抗生物質BBM 1675A+ (ニスペ
ラマイシンAl >およびBBM−1675A2(ニス
ペラマイシンA2)の構造を解明するための分解研究の
過程中に、2つの不活性フラグメント、それぞれ式1お
よび式2の化合物、の分離および確認に導く成分の混合
物が生じた。しかし、意外にも、化学分解が2つの生物
活性フラグメン)BBM 1675CおよびBBM−
1675Dの段階的遊離を生ずることが認められた。一
層意外にも、2つの異なる抗生物質BBM 1675
A1およびA2が、図式1に示されるように同一生物活
性フラグメントを生ずることが認められた。
ラマイシンAl >およびBBM−1675A2(ニス
ペラマイシンA2)の構造を解明するための分解研究の
過程中に、2つの不活性フラグメント、それぞれ式1お
よび式2の化合物、の分離および確認に導く成分の混合
物が生じた。しかし、意外にも、化学分解が2つの生物
活性フラグメン)BBM 1675CおよびBBM−
1675Dの段階的遊離を生ずることが認められた。一
層意外にも、2つの異なる抗生物質BBM 1675
A1およびA2が、図式1に示されるように同一生物活
性フラグメントを生ずることが認められた。
なお一層意外にも、小分子量のフラグメントBBM−1
675CおよびD(それぞれ親杭生物質BBM−167
5A、およびA2の約70%および55%の分子量を有
する)が抗腫瘍薬および抗菌薬としてBBM−1675
A2より一層有効で、BBM−1675A、に匹敵する
ことが認められた。
675CおよびD(それぞれ親杭生物質BBM−167
5A、およびA2の約70%および55%の分子量を有
する)が抗腫瘍薬および抗菌薬としてBBM−1675
A2より一層有効で、BBM−1675A、に匹敵する
ことが認められた。
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一層 −ト
1 1ら l
1へΣ″(Σ°( Co区 Co区 Co)−I Q:))( BBM−1675CおよびBBM−1675D物質は、
図式2に示されるように抗生物質BBM−1675A、
の選択的加水分解により製造することができる。
1へΣ″(Σ°( Co区 Co区 Co)−I Q:))( BBM−1675CおよびBBM−1675D物質は、
図式2に示されるように抗生物質BBM−1675A、
の選択的加水分解により製造することができる。
図式 2
出発物質であるBBM−1675A、化合物は1984
年12月19日に公表された英国特許出願第2,141
,425号に記載された手順により製造される。精製さ
れたBBM−1675A+成分を鉱酸または有機酸、例
えば塩化水素、硫酸、p−トルエンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸などで、有機または混合水性−有機不活性
溶媒中で約0℃ないし溶媒の還流温度の温度で、所望の
BBM−1675CまたはBBM−1675Dが実質量
生ずるまで加水分解する。好ましくは、加水分解はC+
=C6アルコール溶媒中で行なわれ、最も好ましくは
アルコーリシスがメタノール中で行なわれる。反応の温
度は臨界的でないが、しかし反応は室温〜60℃、最も
好ましくは約40〜60℃で行なわれる。
年12月19日に公表された英国特許出願第2,141
,425号に記載された手順により製造される。精製さ
れたBBM−1675A+成分を鉱酸または有機酸、例
えば塩化水素、硫酸、p−トルエンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸などで、有機または混合水性−有機不活性
溶媒中で約0℃ないし溶媒の還流温度の温度で、所望の
BBM−1675CまたはBBM−1675Dが実質量
生ずるまで加水分解する。好ましくは、加水分解はC+
=C6アルコール溶媒中で行なわれ、最も好ましくは
アルコーリシスがメタノール中で行なわれる。反応の温
度は臨界的でないが、しかし反応は室温〜60℃、最も
好ましくは約40〜60℃で行なわれる。
BBM−1675AIの選択的加水分解は段階的に進行
し、BBM−1675C抗生物質および式1の不活性フ
ラグメントを初期に生成する。次に、または続けて加水
分解条件下で処理すると式3のチオ糖のαおよびβアノ
マーの混合物の遊離並びに抗生物質BBM−1675D
の生成を生ずる。反応条件例えば時間、温度および酸の
濃度を変えると抗生物質BBM−1675CおよびDが
種々の相対量で生ずることは当業者により認められるべ
きである。従って、反応の進行を実施例に記載されるよ
うに薄層クロマトグラフィーによりモニターすることが
望ましい。
し、BBM−1675C抗生物質および式1の不活性フ
ラグメントを初期に生成する。次に、または続けて加水
分解条件下で処理すると式3のチオ糖のαおよびβアノ
マーの混合物の遊離並びに抗生物質BBM−1675D
の生成を生ずる。反応条件例えば時間、温度および酸の
濃度を変えると抗生物質BBM−1675CおよびDが
種々の相対量で生ずることは当業者により認められるべ
きである。従って、反応の進行を実施例に記載されるよ
うに薄層クロマトグラフィーによりモニターすることが
望ましい。
BBM−1675D抗生物質のみを製造することを望む
ときには選択的加水分解を、記載するように有機酸例え
ばp−トルエンスルホン酸で行ない、定量的量のBBM
−1675Dを生成させることが好ましい。
ときには選択的加水分解を、記載するように有機酸例え
ばp−トルエンスルホン酸で行ない、定量的量のBBM
−1675Dを生成させることが好ましい。
BBM−1675CおよびBBM−1675D物質はま
た、図式3に示されるように抗生物質BBM 167
5A2の選択的化学加水分解により製造することができ
る。
た、図式3に示されるように抗生物質BBM 167
5A2の選択的化学加水分解により製造することができ
る。
図式 3
(α3よひすTツマ−の屁せ7グノ
出発BBM−1675A2化合物は1984年12月1
9日に公表された英国特許出願第2.141,425号
に記載された手順に従って製造される。精製されたBB
M−1675A2の選択的加水分解は同様に段階的に進
行し、BBM−1675(抗生物質および式2の不活性
フラグメントが初期に生成される。加水分解条件下で処
理を続けると式3のチオ糖のαおよびβアノマーの混合
物の遊離並びに抗生物質BBM−1675Dの生成が生
ずる。
9日に公表された英国特許出願第2.141,425号
に記載された手順に従って製造される。精製されたBB
M−1675A2の選択的加水分解は同様に段階的に進
行し、BBM−1675(抗生物質および式2の不活性
フラグメントが初期に生成される。加水分解条件下で処
理を続けると式3のチオ糖のαおよびβアノマーの混合
物の遊離並びに抗生物質BBM−1675Dの生成が生
ずる。
BBM−1675A2の選択的化学加水分解に用いる反
応条件は前記BBM 1675 A+の加水分解に対
して用いたものと実質的に同一である。
応条件は前記BBM 1675 A+の加水分解に対
して用いたものと実質的に同一である。
BBM−1675A、からのBBM−1675Dの製造
と同様にBBM−1675D抗生物質のみを製造するこ
とが好ましいとき、BBM−1675A2の加水分解は
実質上すべてのBBM−1675A2およびBBM−1
675CがBBM−1675Dに転化するまで行なわれ
る。
と同様にBBM−1675D抗生物質のみを製造するこ
とが好ましいとき、BBM−1675A2の加水分解は
実質上すべてのBBM−1675A2およびBBM−1
675CがBBM−1675Dに転化するまで行なわれ
る。
最も好ましくは加水分解は有機酸例えばp−)ルエンス
ルホン酸で行なわれる。
ルホン酸で行なわれる。
記載したように、同じBBM−1675CおよびD抗生
物質が2つの異なる抗生物質BBM−1675A、およ
びBBM−1675A2から、同時にそれぞれ式1およ
び2の2つの不活性フラグメントおよび式3のチオ糖を
失なって生成されることを見出したことは本発明の他の
利点を与える。従って本発明の他の観点において、図式
4に示されるように、BBM−1675A+およびA2
の混合物を選択的に加水分解してBBM−1675Cお
よびDを製造する方法が提供される。
物質が2つの異なる抗生物質BBM−1675A、およ
びBBM−1675A2から、同時にそれぞれ式1およ
び2の2つの不活性フラグメントおよび式3のチオ糖を
失なって生成されることを見出したことは本発明の他の
利点を与える。従って本発明の他の観点において、図式
4に示されるように、BBM−1675A+およびA2
の混合物を選択的に加水分解してBBM−1675Cお
よびDを製造する方法が提供される。
図式 4
%式%
この利点は発酵工程で生成されるBBM−1675A、
およびA2の相対量が変動し易いことを考えると明らか
になる。BBM−1675CおよびDの生成は従って本
発明に出発物質として用いるBBM−1675AIおよ
びA2の相対量に無関係である。
およびA2の相対量が変動し易いことを考えると明らか
になる。BBM−1675CおよびDの生成は従って本
発明に出発物質として用いるBBM−1675AIおよ
びA2の相対量に無関係である。
記載したように、BBM 1675A+ 、A2およ
びC抗生物質の加水分解が不活性チオ糖フラグメントの
金離を生ずる。前記チオ糖が分離されBBM−1675
C抗生物質の、従ってBBM−1675A、およびA2
抗生物質の化学構造に一層の情報を与えた。式3の化合
物は図式2および3に示される構造を有するチオ糖のα
およびβアノマーの混合物として確認された。さらに、
アルコーリシスの生成物、αおよびβアノマーが分離さ
れたときに確認が可能になった。化合物3A(α−アノ
マー)および3B(β−アノマー)のプロトン磁気共鳴
スペクトル(360M)Iz)がそれぞれ第11Aおよ
び11B図に示される。スペクトルデータの分析から式
3のチオ糖メチルグリコシドは式、 の相対的立体化学に仮に帰属される。
びC抗生物質の加水分解が不活性チオ糖フラグメントの
金離を生ずる。前記チオ糖が分離されBBM−1675
C抗生物質の、従ってBBM−1675A、およびA2
抗生物質の化学構造に一層の情報を与えた。式3の化合
物は図式2および3に示される構造を有するチオ糖のα
およびβアノマーの混合物として確認された。さらに、
アルコーリシスの生成物、αおよびβアノマーが分離さ
れたときに確認が可能になった。化合物3A(α−アノ
マー)および3B(β−アノマー)のプロトン磁気共鳴
スペクトル(360M)Iz)がそれぞれ第11Aおよ
び11B図に示される。スペクトルデータの分析から式
3のチオ糖メチルグリコシドは式、 の相対的立体化学に仮に帰属される。
現時点で絶対立体化学、すなわちDまたはLlはまだ決
定されなかった。従って、スペクトルデータのこの解釈
に基いて弐3のチオ糖(メタツリシス中にとり込まれる
アノマーメトキシからCH,基を欠く)は抗生物質BB
M−1675Cの構造中の成分であり、さらに出発BB
M−1675A、およびA2抗生物質の構造中の成分で
あると結論される。
定されなかった。従って、スペクトルデータのこの解釈
に基いて弐3のチオ糖(メタツリシス中にとり込まれる
アノマーメトキシからCH,基を欠く)は抗生物質BB
M−1675Cの構造中の成分であり、さらに出発BB
M−1675A、およびA2抗生物質の構造中の成分で
あると結論される。
BBM−1675Cの物理化学的性質
説明:無定形固体
紫外吸収スペクトル:第1図参照
装置:ヒユーレット・パラカード
(Hew 1ett−Packard) 8458溶媒
:メタノール 濃度:0.0155g/β λmaw (nm) 吸光率210
21.770 274 肌340 313sh (肩) 4. l 90酸または
塩基で有意な変化が認められない。
:メタノール 濃度:0.0155g/β λmaw (nm) 吸光率210
21.770 274 肌340 313sh (肩) 4. l 90酸または
塩基で有意な変化が認められない。
赤外吸収スペクトル:第3図参照
装置; ニー コL/ ット(Nicolet) 5D
XT−IR 主吸収バンド(KBr、フィルム) 540、740.955.990.1017.1065
゜1080、1118.1150.1250.1305
゜1325、1340.1370.1385.1440
゜1690、1705.1735.2900.2920
゜2930、2970.3450 c+rr’。
XT−IR 主吸収バンド(KBr、フィルム) 540、740.955.990.1017.1065
゜1080、1118.1150.1250.1305
゜1325、1340.1370.1385.1440
゜1690、1705.1735.2900.2920
゜2930、2970.3450 c+rr’。
質量スペクトル:第5図参照
装置:フイニガ:/ (F in igan) 450
0TSQ方法:高速原子衝撃(FAB) イオン化グリ
セリン 856 [:M+H)゛100%グ
リセリン+Nacβ 878 CM + Na)
” 100%装置:クレートx (Kratos)M
S−50高分解能FAB(m/z) : (M+ H
E ” =856.3362分子量;見掛けMW=85
5 (上記質量スペクトルデータに基く) 元素組成:C36H61N3014S3(上記高分解能
データに基く) プロトン磁気共鳴スペクトル:第7図参照装置:WM3
60プルカー(Bruker)溶媒: CDCl3 IH−NMR1360MHz、δ(ppm) :6.5
4(1H、dd、 J=7.7.7.0); 6.21
(1H、brs) ; 5.87 (1H、d、 J
=9.6) ;5.78(1H、dd、 J=9.6.
1.5); 5.66(1H、brd、 J=2.9)
; 4.94(1H、dd。
0TSQ方法:高速原子衝撃(FAB) イオン化グリ
セリン 856 [:M+H)゛100%グ
リセリン+Nacβ 878 CM + Na)
” 100%装置:クレートx (Kratos)M
S−50高分解能FAB(m/z) : (M+ H
E ” =856.3362分子量;見掛けMW=85
5 (上記質量スペクトルデータに基く) 元素組成:C36H61N3014S3(上記高分解能
データに基く) プロトン磁気共鳴スペクトル:第7図参照装置:WM3
60プルカー(Bruker)溶媒: CDCl3 IH−NMR1360MHz、δ(ppm) :6.5
4(1H、dd、 J=7.7.7.0); 6.21
(1H、brs) ; 5.87 (1H、d、 J
=9.6) ;5.78(1H、dd、 J=9.6.
1.5); 5.66(1H、brd、 J=2.9)
; 4.94(1H、dd。
J=10.3.1.8); 4.61(1H、cl、
J=7.7); 4.25(1H、s); 4,
09(LH。
J=7.7); 4.25(1H、s); 4,
09(LH。
q、 J=2.6); 3.97(1H、t、
J=9.6);3.92−3.53(IOH); 3
.45(1H、dt。
J=9.6);3.92−3.53(IOH); 3
.45(1H、dt。
J40.3. 4.0); 3.37(3H,s);
2.77(1H、m); 2.69(1H、dt。
2.77(1H、m); 2.69(1H、dt。
J=9.肌5.2); 2.49(1H、dd。
J=lQ、3.2.6); 2.4g(3H,s);
2.30(2H,m): 2.13(1H、m);2
.09(3M、 s); 1.50(2ft、 m)
;1.37(3H,d、 J=5.9); 1.3
2(3H。
2.30(2H,m): 2.13(1H、m);2
.09(3M、 s); 1.50(2ft、 m)
;1.37(3H,d、 J=5.9); 1.3
2(3H。
d、 J=6.3); 1.08(6H)。
13C磁気共鳴スペクトル:第9図参照装置:WM36
0プルカー(Bruker)溶媒: CDCl3 13C−NMR190,6MHz、δ(ppm) :1
3.7.17.5.19.8.22.3.22.7゜2
3.5.34.2.35.2.39.5.47.7゜5
2.7.55.8.56.1.57.7.62.4゜6
4.7.67.4.69.3.69.8.71.9゜7
6.1.77.1.77.7.79.7.83.2゜8
8.4. 97.3. 99.7. 123.4. 1
24.6゜130.1. 193.1゜ BBM−1675Dの物理化学的性質 説明:無定形固体 紫外吸収スペクトル:第2図参照 装置;ヒユーレット・パラカード (Hewlett−Packard) 8458溶媒:
メタノール 濃度:0.01g/β λff12イ(nm) 吸光率214
27.000 274 12.800 325 5、400 酸または塩基で有意な変化が認められない。
0プルカー(Bruker)溶媒: CDCl3 13C−NMR190,6MHz、δ(ppm) :1
3.7.17.5.19.8.22.3.22.7゜2
3.5.34.2.35.2.39.5.47.7゜5
2.7.55.8.56.1.57.7.62.4゜6
4.7.67.4.69.3.69.8.71.9゜7
6.1.77.1.77.7.79.7.83.2゜8
8.4. 97.3. 99.7. 123.4. 1
24.6゜130.1. 193.1゜ BBM−1675Dの物理化学的性質 説明:無定形固体 紫外吸収スペクトル:第2図参照 装置;ヒユーレット・パラカード (Hewlett−Packard) 8458溶媒:
メタノール 濃度:0.01g/β λff12イ(nm) 吸光率214
27.000 274 12.800 325 5、400 酸または塩基で有意な変化が認められない。
赤外吸収スペクトル:第4図参照
装置:ニコレット(Nicolet) 5DKT−IR
主吸収バンド(KBr、フィルム)
735、 755. 910. 960. 1000.
1020゜1085、1150.1195.1250
.1310゜1335、1365.1385.1445
.1510゜1685、1720.1735.2880
.2930゜2960、3400 c+rr’ 。
1020゜1085、1150.1195.1250
.1310゜1335、1365.1385.1445
.1510゜1685、1720.1735.2880
.2930゜2960、3400 c+rr’ 。
質量スペクトル:第6図参照
装置:フイニガ7 (Finigan) 4500TS
Q方法:高速原子衝撃(FAB)イオン化マトリックス
:チオグリセリン 分子イオン(m/z): CM+H) = 696相対
存在量:100% 装置: りL/ −トス(Kratos)MS−50高
分解能FAB(m/z) : [M+H) ” −6
96,2794分子量:見掛けMW=695 (上記質量スペクトルデータに基く) 元素組成: C2s H49N 30 +□S2(上記
高分解能データに基く) CM+H]”およびC(M+H)+2)”相対存在量の
それらの計算値に対する相関は高分解能FAB測定から
得られた元素組成を支持する。
Q方法:高速原子衝撃(FAB)イオン化マトリックス
:チオグリセリン 分子イオン(m/z): CM+H) = 696相対
存在量:100% 装置: りL/ −トス(Kratos)MS−50高
分解能FAB(m/z) : [M+H) ” −6
96,2794分子量:見掛けMW=695 (上記質量スペクトルデータに基く) 元素組成: C2s H49N 30 +□S2(上記
高分解能データに基く) CM+H]”およびC(M+H)+2)”相対存在量の
それらの計算値に対する相関は高分解能FAB測定から
得られた元素組成を支持する。
プロトン磁気共鳴スペクトル:第8図参照装置:WM3
60プルカー(Bruker)溶媒: CD(13+
10%CD、OD’ HN M R−、360M Hz
s δ(ppm) :6.43(1H、dd、 J=4
.4.10.3);6.13(1H、s); 5.8
1(1H、d。
60プルカー(Bruker)溶媒: CD(13+
10%CD、OD’ HN M R−、360M Hz
s δ(ppm) :6.43(1H、dd、 J=4
.4.10.3);6.13(1H、s); 5.8
1(1H、d。
J=8.8); 5.70(1H、d、 J=8.8
);5.48(1H、6brs);4.48(11(、
d。
);5.48(1H、6brs);4.48(11(、
d。
J=8.1); 4.02(11(、d、 J=2.
0);3.95−3.80 (溶媒バッググラウンド
); 3.77(1H、t、 J=9.0);3.
70−3.40(11H、brm); 3.35(IH
。
0);3.95−3.80 (溶媒バッググラウンド
); 3.77(1H、t、 J=9.0);3.
70−3.40(11H、brm); 3.35(IH
。
m); 3.28(3H,s); 3.22(3H
。
。
brs); 2.66−2.55(2H,m);
2.38(3H,s); 2.23−2.12(2H
,m);1.42(1H、brdt); 1,22(
3H,d。
2.38(3H,s); 2.23−2.12(2H
,m);1.42(1H、brdt); 1,22(
3H,d。
J=5.9); 0.94(3H,d、 J=6.6
);0.87(31(、d、 J=5.9)。
);0.87(31(、d、 J=5.9)。
13C磁気共鳴スペクトル:第10Aおよび108図参
照 装置:WM360プルカー(Bruker)溶媒: C
DCl3+10%CD 3OD13CNMR,90,6
MHz、δ(ppm) :17.5.21.6.22.
2.23.0.33.4゜39.2.46.4.52.
3.55.8.62.1゜67.8.69.8.70.
1.71,3.75.8゜7?、1.78.1,82.
4.83.3.8B、2゜97.4.99.6.122
.6.124.8゜130、.1.130.8.134
.3.148.7゜192、8゜ BBM−1675物質の生物学的性質 BBM−1675物質の抗菌活性を種々のダラム陽性お
よびダラム陰性微生物に対して測定した。
照 装置:WM360プルカー(Bruker)溶媒: C
DCl3+10%CD 3OD13CNMR,90,6
MHz、δ(ppm) :17.5.21.6.22.
2.23.0.33.4゜39.2.46.4.52.
3.55.8.62.1゜67.8.69.8.70.
1.71,3.75.8゜7?、1.78.1,82.
4.83.3.8B、2゜97.4.99.6.122
.6.124.8゜130、.1.130.8.134
.3.148.7゜192、8゜ BBM−1675物質の生物学的性質 BBM−1675物質の抗菌活性を種々のダラム陽性お
よびダラム陰性微生物に対して測定した。
表1には親BBM−1675A、成分並びに本発明のB
BM−1675CおよびBBM−1675D物質を含む
抗菌性スクリーニング操作の結果の形でデータが与えら
れる。スクリーニング操作において、各試験化合物を濾
紙片上に含浸した10μg/m12の均一な濃度の溶液
で増殖培地上に置き、抗生物質活性の尺度は濾紙片から
生じた阻止用である。表1に示されるように、BBM−
1675CおよびDは広域スペクトルの抗菌活性を示し
、それは少くともBBM−1675Δ1成分と同程度に
有効であり、殊にBBM−1675CおよびD物質がグ
ラム陰性菌の抑制剤として一層有効であった。
BM−1675CおよびBBM−1675D物質を含む
抗菌性スクリーニング操作の結果の形でデータが与えら
れる。スクリーニング操作において、各試験化合物を濾
紙片上に含浸した10μg/m12の均一な濃度の溶液
で増殖培地上に置き、抗生物質活性の尺度は濾紙片から
生じた阻止用である。表1に示されるように、BBM−
1675CおよびDは広域スペクトルの抗菌活性を示し
、それは少くともBBM−1675Δ1成分と同程度に
有効であり、殊にBBM−1675CおよびD物質がグ
ラム陰性菌の抑制剤として一層有効であった。
P−388白血病に対する活性
表■および■にはP−388白血病の106腹水細胞の
腫瘍接種材料を腹腔内移植し、BBM−1675A、、
CまたはDの種々の用量で処置したCDF、マウスによ
る研究室試験の結果が含まれる。物質は腹腔的注入によ
り投与した。6匹のマウス群を各投与量に対して用い、
それらに接種翌日に1回量の物質を投与した。10匹の
食塩水処置対照マウス群を各系列の試験に含ませた。表
■中のBBM−1675A、処置群を直接比較として含
ませた。30日プロトコルを用い平均生存期間(日)を
各マウス群について測定し、また5日間の終りの生存数
を記録した。マウスの体重を処置前および第4日に計量
した。体重の変化は薬物毒性の尺度とした。各体重20
gのマウスを用い、約2gまでの体重域は過度でないと
みなした。
腫瘍接種材料を腹腔内移植し、BBM−1675A、、
CまたはDの種々の用量で処置したCDF、マウスによ
る研究室試験の結果が含まれる。物質は腹腔的注入によ
り投与した。6匹のマウス群を各投与量に対して用い、
それらに接種翌日に1回量の物質を投与した。10匹の
食塩水処置対照マウス群を各系列の試験に含ませた。表
■中のBBM−1675A、処置群を直接比較として含
ませた。30日プロトコルを用い平均生存期間(日)を
各マウス群について測定し、また5日間の終りの生存数
を記録した。マウスの体重を処置前および第4日に計量
した。体重の変化は薬物毒性の尺度とした。各体重20
gのマウスを用い、約2gまでの体重域は過度でないと
みなした。
ビヒクル処置対照動物は通常9日以内に死亡した。
結果は%T/Cに関して決定し、それは処置群の平均生
存期間とビヒクル処置対照群の平均生存期間との比の1
00倍である。125以上の%T/Cに関する効果は有
意抗腫瘍効果が達成されたことを示す。表■におけるス
クリーニング結果はBBM−1675C物質の当初予想
外の抗腫瘍活性の水準を示す。表■にはBBM−167
5AI(ニスペラマイシンA+)とBBM−1675C
およびBBM−1675D物質との直接比較の結果が示
される。そのデータはBBM−16’75Cが力価およ
び抗腫瘍有効性においてB B M−1675A。
存期間とビヒクル処置対照群の平均生存期間との比の1
00倍である。125以上の%T/Cに関する効果は有
意抗腫瘍効果が達成されたことを示す。表■におけるス
クリーニング結果はBBM−1675C物質の当初予想
外の抗腫瘍活性の水準を示す。表■にはBBM−167
5AI(ニスペラマイシンA+)とBBM−1675C
およびBBM−1675D物質との直接比較の結果が示
される。そのデータはBBM−16’75Cが力価およ
び抗腫瘍有効性においてB B M−1675A。
にほぼ匹敵すること、およびそれらが投与スケジュール
依存性でないが、BBM−1675Dは効果が単にわず
かに低いことを示唆する。
依存性でないが、BBM−1675Dは効果が単にわず
かに低いことを示唆する。
さらに同じ物質BBM−1675CおよびBBM−16
75DはまたBBM 1675A2(ニスペラマイシ
ンA、)成分から得ることができることが本発明に報告
されている。BBM−1675CおよびBBM−167
5Dに対してこ\に報告されたデータと公表英国特許出
願第2.141,425号中のBBM−1675A2成
分に対して報告されたデータとの比較において、意外に
も物質BBM−1675CおよびDが、それらを誘導し
た親BBM−1675A2成分よりも抗腫傷薬として一
層有効であることが認められる。
75DはまたBBM 1675A2(ニスペラマイシ
ンA、)成分から得ることができることが本発明に報告
されている。BBM−1675CおよびBBM−167
5Dに対してこ\に報告されたデータと公表英国特許出
願第2.141,425号中のBBM−1675A2成
分に対して報告されたデータとの比較において、意外に
も物質BBM−1675CおよびDが、それらを誘導し
た親BBM−1675A2成分よりも抗腫傷薬として一
層有効であることが認められる。
BI3黒色腫に対する活性
表■にはマウス中に成長したBI3黒色腫を用いる抗腫
瘍試験の結果が含まれる。BDF、マウスを用い、腫瘍
移植片を皮下接種した。60日プロトコルを用いた。各
群10匹のマウスを各試験投与量に用い、各群に対する
平均生存期間を測定した。対照動物は試験動物と同経路
で接種し、ビヒクルを注射して処置し、薬物なしでは2
2.5日の平均生存期間を示した。各用量水準に対し、
試験動物を腹腔内注入により、第1.5および9日に試
験化合物で処置した。125以上の%T/Cに関する効
果は有意抗腫瘍効果が達成されたことを示す。表■中の
結果は、直接比較においてBBM−1675CがまたB
I3黒色腫をもつマウスの治療に有効であり、力価でB
BM−1675Aにほぼ匹敵したことを示す。
瘍試験の結果が含まれる。BDF、マウスを用い、腫瘍
移植片を皮下接種した。60日プロトコルを用いた。各
群10匹のマウスを各試験投与量に用い、各群に対する
平均生存期間を測定した。対照動物は試験動物と同経路
で接種し、ビヒクルを注射して処置し、薬物なしでは2
2.5日の平均生存期間を示した。各用量水準に対し、
試験動物を腹腔内注入により、第1.5および9日に試
験化合物で処置した。125以上の%T/Cに関する効
果は有意抗腫瘍効果が達成されたことを示す。表■中の
結果は、直接比較においてBBM−1675CがまたB
I3黒色腫をもつマウスの治療に有効であり、力価でB
BM−1675Aにほぼ匹敵したことを示す。
前記抗菌およびマウス腫瘍のデータにより示されるよう
に、BBM−1675CおよびBBM−1675Dは従
って、感染性疾患に対する哺乳動物および他ゐ動物の治
療処置に抗生物質として、また哺乳動物腫瘍の成長を治
療的に抑制する抗腫瘍薬として有用である。
に、BBM−1675CおよびBBM−1675Dは従
って、感染性疾患に対する哺乳動物および他ゐ動物の治
療処置に抗生物質として、また哺乳動物腫瘍の成長を治
療的に抑制する抗腫瘍薬として有用である。
従って本発明は、微生物感染により、また悪性腫瘍によ
り冒された動物宿主にBBM−1675CまたはBBM
−1675Dあるいはそれらの製剤組成物の有効抗菌ま
たは腫瘍抑制量を投与することを含む前記宿主を治療処
置する方法を提供する。
り冒された動物宿主にBBM−1675CまたはBBM
−1675Dあるいはそれらの製剤組成物の有効抗菌ま
たは腫瘍抑制量を投与することを含む前記宿主を治療処
置する方法を提供する。
本発明はその範囲内にBBM−1675GまたはBBM
−1675Dの有効抗菌または腫瘍抑制量を不活性な製
剤に許容される担体または希釈剤と組合せて含有する製
剤組成物を含む。そのような組成物はまた他の活性な抗
菌薬または抗腫瘍薬を含むことができ、所望投与経路に
適切な任意の製剤形態に調製することができる。そのよ
うな組成物の例には経口投与用固体組成物例えば錠剤、
カプセル、先側、粉末および頚粒、経口投与用液体組成
物例えば溶液、懸濁液、シロップまたはエリキシノペ並
びに非経口投与用調製物例えば無菌の水性または非水性
溶液、懸濁液または乳濁液が含まれる。それらはまた、
無菌水、生理的食塩水または若干の無菌注射可能媒質中
に使用の直前に溶解できる無菌固体組成物の形態に製造
することができる。
−1675Dの有効抗菌または腫瘍抑制量を不活性な製
剤に許容される担体または希釈剤と組合せて含有する製
剤組成物を含む。そのような組成物はまた他の活性な抗
菌薬または抗腫瘍薬を含むことができ、所望投与経路に
適切な任意の製剤形態に調製することができる。そのよ
うな組成物の例には経口投与用固体組成物例えば錠剤、
カプセル、先側、粉末および頚粒、経口投与用液体組成
物例えば溶液、懸濁液、シロップまたはエリキシノペ並
びに非経口投与用調製物例えば無菌の水性または非水性
溶液、懸濁液または乳濁液が含まれる。それらはまた、
無菌水、生理的食塩水または若干の無菌注射可能媒質中
に使用の直前に溶解できる無菌固体組成物の形態に製造
することができる。
抗菌薬としての使用には、BBM−1675CまたはB
BM−1675Dあるいはそれらの製剤組成物は活性成
分の濃度が、処置する個々の細菌に対する最小阻止濃度
より大きいように投与される。抗腫瘍薬として使用する
ため、所与哺乳動物宿主に対するBBM−1675Cま
たはBBM−1675Dの最適用量および規制は当業者
によって容易に確認することができる。もちろん、用い
るBBM−1675CまたはBBM−1675Dの実際
の用量は配合された個々の組成物、投与の方法、並びに
処置される個々の位置、宿主および疾患により変動する
ことが認められよう。薬物の作用を変動させる多くの因
子は、年令、体重、性、食事、投与の時間、投与の経路
、排出速度、患者の状態、薬物の組合せ、反応感受性お
よび疾患の状態を含めて考慮される。投与は最大許容量
内で連続的または定期的に行なうことができる。所与組
の条件に対する最適投与割合は上記指針を考えて普通の
用量決定試験を用いて当業者によって確言忍することが
できる。
BM−1675Dあるいはそれらの製剤組成物は活性成
分の濃度が、処置する個々の細菌に対する最小阻止濃度
より大きいように投与される。抗腫瘍薬として使用する
ため、所与哺乳動物宿主に対するBBM−1675Cま
たはBBM−1675Dの最適用量および規制は当業者
によって容易に確認することができる。もちろん、用い
るBBM−1675CまたはBBM−1675Dの実際
の用量は配合された個々の組成物、投与の方法、並びに
処置される個々の位置、宿主および疾患により変動する
ことが認められよう。薬物の作用を変動させる多くの因
子は、年令、体重、性、食事、投与の時間、投与の経路
、排出速度、患者の状態、薬物の組合せ、反応感受性お
よび疾患の状態を含めて考慮される。投与は最大許容量
内で連続的または定期的に行なうことができる。所与組
の条件に対する最適投与割合は上記指針を考えて普通の
用量決定試験を用いて当業者によって確言忍することが
できる。
以下の実施例は単に例示のために提供され、発明の範囲
を限定する意図ではない。
を限定する意図ではない。
BBM−1675CおよびBBM−1675Dの化学的
製造および分離、 実施例I BBM−1675A、の試料(50mg)をメタノール
2.5mlに溶解し、塩化水素のメタノール中の0.1
モル溶液2.5 m Itを加えた。反応を約50℃の
温度で進行させ、出発物質の消失(約30分)をシリカ
ゲルプレート〔アナルテク(Analtech) 、2
50 p、OF)上、トルエン:アセトン(3:2、v
/v)を溶離溶媒としだ薄層クロマトグラフィー(GL
C)により6〜10分毎にモニターした。出発物質が消
費された後、反応混合物をメタノール中の飽和NaHC
O3溶液で中和し、次いで減圧下に蒸発させると生物活
性フラグメントを含む乾燥残留物が得られた。
製造および分離、 実施例I BBM−1675A、の試料(50mg)をメタノール
2.5mlに溶解し、塩化水素のメタノール中の0.1
モル溶液2.5 m Itを加えた。反応を約50℃の
温度で進行させ、出発物質の消失(約30分)をシリカ
ゲルプレート〔アナルテク(Analtech) 、2
50 p、OF)上、トルエン:アセトン(3:2、v
/v)を溶離溶媒としだ薄層クロマトグラフィー(GL
C)により6〜10分毎にモニターした。出発物質が消
費された後、反応混合物をメタノール中の飽和NaHC
O3溶液で中和し、次いで減圧下に蒸発させると生物活
性フラグメントを含む乾燥残留物が得られた。
BBM−1675C物質は、ウォルム(Woelm)シ
リカゲル(粒径32〜63μ)を充てんした2cm内径
X 10 cmのカラム上でフラッシュカラムクロマト
グラフィーにより残留物から分離した。カラムをトルエ
ン:アセトン(3:2)v/v)で溶離し、3m1画分
を捕集した。各画分をTLC〔シリカゲル、溶離剤トル
エン:アセトン(3:2)v/v):lにより分析し、
TLCスポットを11V254nm光源および硫酸第二
セリウムスプレー(10%硫酸中1%硫酸第二セリウム
およびモリブデン酸2.5%)で可視化した。画分6〜
12(BBM−1675Cに対するRt値は0.28で
ある)をプールし、蒸発乾固すると実際上純粋なりBM
−1675C12mg(35%)が得られた。
リカゲル(粒径32〜63μ)を充てんした2cm内径
X 10 cmのカラム上でフラッシュカラムクロマト
グラフィーにより残留物から分離した。カラムをトルエ
ン:アセトン(3:2)v/v)で溶離し、3m1画分
を捕集した。各画分をTLC〔シリカゲル、溶離剤トル
エン:アセトン(3:2)v/v):lにより分析し、
TLCスポットを11V254nm光源および硫酸第二
セリウムスプレー(10%硫酸中1%硫酸第二セリウム
およびモリブデン酸2.5%)で可視化した。画分6〜
12(BBM−1675Cに対するRt値は0.28で
ある)をプールし、蒸発乾固すると実際上純粋なりBM
−1675C12mg(35%)が得られた。
BBM−1675Cの物理化学的性質は明細書中に示さ
れ、化合物の紫外、赤外、質量、IH−NMRおよび”
H−NMRの各スペクトルはそれぞれ第1図、第3図、
第5図、第7図および第9図に示されている。
れ、化合物の紫外、赤外、質量、IH−NMRおよび”
H−NMRの各スペクトルはそれぞれ第1図、第3図、
第5図、第7図および第9図に示されている。
実施例2
実施例1の操作の反応時間を延長すると、BBM−16
75Cの量が減少し、化合物3(Rf=0.65)およ
びBBM−1675D (R,は基線に留まる)CTL
Cニジリカ、トルエン;アセトン(3:2)v/v))
として示される2つの新生酸物が生じ、時間とともに一
層顕著になる。
75Cの量が減少し、化合物3(Rf=0.65)およ
びBBM−1675D (R,は基線に留まる)CTL
Cニジリカ、トルエン;アセトン(3:2)v/v))
として示される2つの新生酸物が生じ、時間とともに一
層顕著になる。
通常BBM−1675Gの生成に伴なう化合物BBM−
1675Dは実施例1に記載したクロマトグラフカラム
からカラムをクロロホルム:メタノール(5:1)v/
v)で溶離することにより分離され適切な両分をプール
し、蒸発乾固すると実施例1に記載の反応から実質的に
純粋なりBM−1675D18mgが得られた。
1675Dは実施例1に記載したクロマトグラフカラム
からカラムをクロロホルム:メタノール(5:1)v/
v)で溶離することにより分離され適切な両分をプール
し、蒸発乾固すると実施例1に記載の反応から実質的に
純粋なりBM−1675D18mgが得られた。
BBM−1675D物質は溶離剤としてメタノール中の
30%水を用いて逆相TLCCワットマン(Whatm
an)MKC+aF、 200ミクロン〕においてRf
=0.31に、および溶離剤としてクロロホルム:メタ
ノール(5:0.5、v/v)を用いた正相シリカゲル
TLCにおいてRf=0.22に1つの主スポットを示
す。
30%水を用いて逆相TLCCワットマン(Whatm
an)MKC+aF、 200ミクロン〕においてRf
=0.31に、および溶離剤としてクロロホルム:メタ
ノール(5:0.5、v/v)を用いた正相シリカゲル
TLCにおいてRf=0.22に1つの主スポットを示
す。
実施例3
BBM−1675Dの収量の実質的な改良は、実施例3
および5の手順によりそれぞれ例示されるように、BB
M 1675A2またはBBM−1675A、の化学
加水分解において塩化水素の代りにp−)ルエンスルホ
ン酸を用いることにより達成することができる。
および5の手順によりそれぞれ例示されるように、BB
M 1675A2またはBBM−1675A、の化学
加水分解において塩化水素の代りにp−)ルエンスルホ
ン酸を用いることにより達成することができる。
BBM−1675AI の試料(15,2mg)をp−
トルエンスルホン酸のメタノール中(7)0.03%ル
溶液(1mA)で、約63℃の温度で約1時間加水分解
した。次いで反応混合物を減圧下に約30℃で蒸発乾固
した。BBM−1675D物質は、ウオルムシリカゲル
(粒径32〜63μ)を充てんしたカラムでフラッシュ
カラムクロマトグラフィーにより乾燥残留物から分離さ
れた。カラムをクロロホルム:メタノール(5:0.5
)v/v)で溶離し、捕集した両分をTLCCシリカゲ
ル、溶離剤としてクロロホルム:メタノール(5:0.
5)v/v))により分析した。適用したクロマトグラ
フィー条件は0.22のRr値を有する生物活性88M
−1675D物質から不活性化合物2および3の混合物
(7mg)の分離を可能にした。適切な画分をプールし
、蒸発乾固すると実質上純粋なりBtll 1675D
8mgかはゾ定量的収率で得られた。
トルエンスルホン酸のメタノール中(7)0.03%ル
溶液(1mA)で、約63℃の温度で約1時間加水分解
した。次いで反応混合物を減圧下に約30℃で蒸発乾固
した。BBM−1675D物質は、ウオルムシリカゲル
(粒径32〜63μ)を充てんしたカラムでフラッシュ
カラムクロマトグラフィーにより乾燥残留物から分離さ
れた。カラムをクロロホルム:メタノール(5:0.5
)v/v)で溶離し、捕集した両分をTLCCシリカゲ
ル、溶離剤としてクロロホルム:メタノール(5:0.
5)v/v))により分析した。適用したクロマトグラ
フィー条件は0.22のRr値を有する生物活性88M
−1675D物質から不活性化合物2および3の混合物
(7mg)の分離を可能にした。適切な画分をプールし
、蒸発乾固すると実質上純粋なりBtll 1675D
8mgかはゾ定量的収率で得られた。
BBM−1675Dの物理化学的性質は明細書中に示さ
れ、化合物の紫外、赤外、質量、l)(−NMRおよび
”C−NMRスペクトルはそれぞれ第2図、第4図、第
6図、第8図並びに第10Aおよび108図に示される
。
れ、化合物の紫外、赤外、質量、l)(−NMRおよび
”C−NMRスペクトルはそれぞれ第2図、第4図、第
6図、第8図並びに第10Aおよび108図に示される
。
実施例4
BBM−1675A、の試料(40mg)を、実施例1
記載の一般操作および分離法に従って、塩化水素のメタ
ノール中の0.5モル溶液5mlで\約50℃で約2時
間処理した。Na HC03で中和し、蒸発乾固した後
、残留物からウオルムシリカゲル(粒径32〜63μ)
を充てんしたカラム上のフラッシュカラムクロマトグラ
フィーによりトルエン:アセトン(3: 2、v/v)
を溶離剤として用いてBBM−1675C物質を分離し
た。
記載の一般操作および分離法に従って、塩化水素のメタ
ノール中の0.5モル溶液5mlで\約50℃で約2時
間処理した。Na HC03で中和し、蒸発乾固した後
、残留物からウオルムシリカゲル(粒径32〜63μ)
を充てんしたカラム上のフラッシュカラムクロマトグラ
フィーによりトルエン:アセトン(3: 2、v/v)
を溶離剤として用いてBBM−1675C物質を分離し
た。
適切な両分を合せて蒸発乾固すると、実施例1で分離さ
れた生成物に一致する実質上純粋なりBM−1675C
8,4mgが得られた。
れた生成物に一致する実質上純粋なりBM−1675C
8,4mgが得られた。
上記クロマトグラフカラムを次いでクロロホルム:メタ
ノール(5:0.25、v/v)で溶離し、捕集した両
分をプールし、蒸発乾固するとBBM−1675Dが得
られた。BBM−1675D物質をさらに、シリカゲル
で追加のフラッシュクロマトグラフカラムによりクロロ
ホルム:メタノール(5:0.5、v/v)を溶離剤と
して用いて精製した。適切な両分を合せて蒸発乾固する
と、実施例3で分離された生成物に一致する実質上純粋
なりBM−1675D6.3mgが得られた。
ノール(5:0.25、v/v)で溶離し、捕集した両
分をプールし、蒸発乾固するとBBM−1675Dが得
られた。BBM−1675D物質をさらに、シリカゲル
で追加のフラッシュクロマトグラフカラムによりクロロ
ホルム:メタノール(5:0.5、v/v)を溶離剤と
して用いて精製した。適切な両分を合せて蒸発乾固する
と、実施例3で分離された生成物に一致する実質上純粋
なりBM−1675D6.3mgが得られた。
実施例5
BBM−1675AIの試料(49,3mg)をp−ト
ルエンスルホン酸のメタノール中(7)0.037M溶
液(1,5mjlりで、約60℃の温度で約1.5時間
加水分解した。反応混合物を減圧下に約30℃で蒸発乾
固すると、BBM−1675D並びに不活性化合物1お
よび3を含む残留物が得られた。
ルエンスルホン酸のメタノール中(7)0.037M溶
液(1,5mjlりで、約60℃の温度で約1.5時間
加水分解した。反応混合物を減圧下に約30℃で蒸発乾
固すると、BBM−1675D並びに不活性化合物1お
よび3を含む残留物が得られた。
残留物から、ウオルムシリカゲル(粒径32〜63μ)
を充てんしたカラム上のフラッシュカラムクロマトグラ
フィーによりクロロホルム:メタノール(5:0.25
、v/v)を溶離剤として用いてBBM−1675D生
物活性物質を分離した。
を充てんしたカラム上のフラッシュカラムクロマトグラ
フィーによりクロロホルム:メタノール(5:0.25
、v/v)を溶離剤として用いてBBM−1675D生
物活性物質を分離した。
適切な両分を合せて蒸発乾固すると、実施例3において
分離された生成物に一致する実質上純粋なりBM 1
675D27mgが得られた。
分離された生成物に一致する実質上純粋なりBM 1
675D27mgが得られた。
実施例6
BBM−1675Cの試料(5,1mg)を塩化水素の
メタノール中の0.5モル溶液(1ml)で、約40〜
50℃で一夜加水分解した。Na H、CO3で中和し
、蒸発乾固した後、残留物から、ウォルムシリカゲル(
粒径32〜63μ)を充てんしたカラム上のフラッシュ
カラムクロマトグラフィーによりクロロホルム:メタノ
ール(5:0.25、v/v )を溶離剤として用いて
BBM−1675D生物活性物質を分離した。適切な両
分から、実施例3で分離された生成物に一致する実質的
に純粋なりBM−1675Dが得られた。
メタノール中の0.5モル溶液(1ml)で、約40〜
50℃で一夜加水分解した。Na H、CO3で中和し
、蒸発乾固した後、残留物から、ウォルムシリカゲル(
粒径32〜63μ)を充てんしたカラム上のフラッシュ
カラムクロマトグラフィーによりクロロホルム:メタノ
ール(5:0.25、v/v )を溶離剤として用いて
BBM−1675D生物活性物質を分離した。適切な両
分から、実施例3で分離された生成物に一致する実質的
に純粋なりBM−1675Dが得られた。
実施例7
出発物質BBM−1675A、の代りにBBM−167
5A、とBBM−1675A2 とを含む混合物等モル
量を用いて実施例1および2の一般的操作を繰返すと、
それによりBBM−1675CおよびBBM−1675
D物質が生ずる。
5A、とBBM−1675A2 とを含む混合物等モル
量を用いて実施例1および2の一般的操作を繰返すと、
それによりBBM−1675CおよびBBM−1675
D物質が生ずる。
実施例8
出発物質BBM−1675A、の代りにBBM−167
5A、とBBM−1675A2 とを含む混合物等モル
量を用いて実施例5の一般的操作を繰返すと、それによ
りBBM−1675D物質が生ずる。
5A、とBBM−1675A2 とを含む混合物等モル
量を用いて実施例5の一般的操作を繰返すと、それによ
りBBM−1675D物質が生ずる。
第1図はBBM−1675Cの紫外吸収スペクトルを示
し、 第2図はBBM−1675Dの紫外吸収スペクトルを示
し、 第3図はBBM−1675Cの赤外吸収スペクトル(K
Br、フィルム)を示し、 第4図はBBM−1675Dの赤外吸収スペクトル(K
Br、フィルム)を示し、 第5図はBBM−1675Cの相対存在量質量スペクト
ルを示し、 第6図はBBM−1675Dの相対存在量質量スペクト
ルを示し、 第7図はBBM〜1675CのCDCl3中(360M
Hz)のプロトン核磁気共鳴スペクトルを示し、 第8図はBBM−1675DのCDCl3+10%CD
、CD (360Mllz)のプロトン核磁気共鳴スペ
クトルを示し、 第9図はBBM−1675CのCDCl3中(90,6
MHz)の13C核磁気共鳴スペクトルを示し、 第10A図はBBM−]、675DのCDCl3+10
%CDhOD中(90,6MHz)の130磁気共鳴ス
ペクトル(110〜200ppm )を示し、第10B
図はBBM−1675DのCDCl3十10%CD3O
D中(90,6MHz)の130磁気共鳴スペクトル(
0〜110ppm)を示し、!11A図は化合物3A(
α−アノマー)のCDCl3中(360MH2)のプロ
トン磁気共鳴スペクトルを示し、 第11B図は化合物3B(β−アノマー)のCDC1,
中<36QMtlz)のプロトン磁気共鳴スペクトルを
示す。 手続補正帯(方式) 昭和 年61A1・鳴 1、事件の表示 昭和61年特許願第201199
号3、補正をする者 事件との関係 出願人 名 称 ブリストルーマイアーズ コムパニ−4、
代理人
し、 第2図はBBM−1675Dの紫外吸収スペクトルを示
し、 第3図はBBM−1675Cの赤外吸収スペクトル(K
Br、フィルム)を示し、 第4図はBBM−1675Dの赤外吸収スペクトル(K
Br、フィルム)を示し、 第5図はBBM−1675Cの相対存在量質量スペクト
ルを示し、 第6図はBBM−1675Dの相対存在量質量スペクト
ルを示し、 第7図はBBM〜1675CのCDCl3中(360M
Hz)のプロトン核磁気共鳴スペクトルを示し、 第8図はBBM−1675DのCDCl3+10%CD
、CD (360Mllz)のプロトン核磁気共鳴スペ
クトルを示し、 第9図はBBM−1675CのCDCl3中(90,6
MHz)の13C核磁気共鳴スペクトルを示し、 第10A図はBBM−]、675DのCDCl3+10
%CDhOD中(90,6MHz)の130磁気共鳴ス
ペクトル(110〜200ppm )を示し、第10B
図はBBM−1675DのCDCl3十10%CD3O
D中(90,6MHz)の130磁気共鳴スペクトル(
0〜110ppm)を示し、!11A図は化合物3A(
α−アノマー)のCDCl3中(360MH2)のプロ
トン磁気共鳴スペクトルを示し、 第11B図は化合物3B(β−アノマー)のCDC1,
中<36QMtlz)のプロトン磁気共鳴スペクトルを
示す。 手続補正帯(方式) 昭和 年61A1・鳴 1、事件の表示 昭和61年特許願第201199
号3、補正をする者 事件との関係 出願人 名 称 ブリストルーマイアーズ コムパニ−4、
代理人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)実質的に純粋な形態で、 (a)無定形固体として生じ、 (b)メタノール、エタノール、酢酸エチル、アセトン
、テトラヒドロフランおよびクロロホルムに可溶性であ
り、 (c)シリカゲル薄層クロマトグラフィーにおいて、溶
媒系トルエン:アセトン(3:2、v/v)で0.28
のR_f値を示し、 (d)高分解能FAB質量分光法により測定して855
の見掛け分子量を有し、 (e)210nm(a=21,770)、274nm(
a=9,340)および313nm(肩)(a=4,1
90)に紫外吸収極大および吸光率を、酸または塩基の
添加で有意な変化なく示す実質的に第1図に示されるよ
うなメタノール溶液中の紫外吸収スペクトルを有し、 (f)540、740、955、990、 1017、1065、1080、1118、1150、
1250、1305、1325、1340、1370、
1385、1440、1690、1705、1735、
2900、2920、2930、2970、および 3450逆センチメートルに主吸収ピークを示す実質的
に第3図に示されるような赤外吸収スペクトル(KBr
、フィルム)を有し、(g)856の分子イオン(M+
H〕^+を示す実質的に第5図に示されるような低分解
能質量スペクトルを有し、 (h)テトラメチルシランから低磁場の 6.54(1H、dd、J=7.7、7.0);6.2
1(1H、brs);5.87(1H、d、J=9.6
); 5.78(1H、dd、J=9.6、1.5);
5.66(1H、brd、J=2.9);4.94(1
H、dd、J=10.3、1.8);4.61(1H、
d、J=7.7);4.25(1H、s);4.09(
1H、q、J=2.6);3.97(1H、t、J=9
.6);3.92−3.53(1OH);3.45(1
H、dt、J=10.3、4.0);3.37(3H、
s);2.77(1H、m);2.69(1H、dt、
J=9.9、5.2);2.49(1H、dd、J=1
0.3、2.6);2.48(3H、s);2.30(
2H、m);2.13(1H、m);2.09(3H、
s);1.50(2H、m);1.37(3H、d、J
=5.9);1.32(3H、d、J=6.3)および
1.08(6H)ppmにシグナルを示す実質的に第7
図に示されるようなCDCl_3中の360MHzプロ
トン磁気共鳴スペクトルを有し、 (i)テトラメチルシランから低磁場の 13.7、17.5、19.8、22.3、22.7、
23.5、34.2、35.2、39.5、47.7、
52.7、55.8、56.1、57.7、62.4、
64.7、67.4、69.3、69.8、71.9、
76.1、77.1、77.7、79.7、83.2、
88.4、97.3、99.7、123.4、124.
6、130.1、および193.1ppmにシグナルを
示す実質的に第9図に示されるようなCDCl_3中の
90.6MHz炭素−13核磁気共鳴スペクトルを有す
る、 抗腫瘍性抗生物質BBM−1675C。 (2)実質的に純粋な形態で、 (a)無定形固体として生じ、 (b)メタノール、エタノール、アセトンおよびテトラ
ヒドロフランに可溶性で、クロロホルムに雑溶性であり
、 (c)シリカゲル薄層クロマトグラフィーにおいて、溶
媒系クロロホルム:メタノール(5:0.5、v/v)
で0.22のR_f値を示し、逆相シリカゲル薄層クロ
マトグラフィーにおいて溶媒系メタノール:水(70:
30)v/v)で0.37のR_fを示し、 (d)高分解能FAB質量分光法により測定して695
の見掛け分子量を有し、 (e)214nm(a=27,000)、274nm(
a=12,800)および325nm(a=5,400
)に紫外吸収極大および吸光率を、酸または塩基の添加
で有意な変化なく示す実質的に第2図に示されるような
メタノール溶液中の紫外吸収スペクトルを有し、 (f)735、755、910、960、 1000、1020、1085、1150、1195、
1250、1310、1335、1365、1385、
1445、1510、1685、1720、1735、
2880、2930、2960、および3400逆セン
チメートル に主吸収ピークを示す実質的に第4図に示されるような
赤外吸収スペクトル(KBr、フィルム)を有し、 (g)696の分子イオン(M+H〕^+を示す実質的
に第6図に示されるような低分解能質量スペクトルを有
し、 (h)テトラメチルシランから低磁場の 6.43(1H、dd、J=4.4、10.3);6.
13(1H、s);5.81(1H、d、J=8.8)
;5.70(1H、d、J=8.8);5.48(1H
、6、brs);4.48(1H、d、J=8.1);
4.02(1H、d、J=2.0);3.95−3.8
0(溶媒バックグラウンド);3.77(1H、t、J
=9.0);3.70−3.40(11H、brm);
3.35(1H、m);3.28(3H、s);3.2
2(3H、brs);2.66−2.55(2H、m)
;2.38(3H、s);2.23−2.12(2H、
m);1.42(1H、brdt);1.22(3H、
d、J=5.9);0.94(3H、d、J=6.6)
;および0.87(3H、d、J=5.9)ppm にシグナルを示す実質的に第8図に示されるようなCD
Cl_3+10%CD_3OD中の360MHzプロト
ン磁気共鳴スペクトルを有し、 (i)テトラメチルシランから低磁場の 17.5、21.6、22.2、23.0、33.4、
39.2、46.4、52.3、55.8、62.1、
67.8、69.8、70.1、71.3、75.8、
77.1、78.1、82.4、83.3、88.2、
97.4、99.6、122.6、124.8、130
.1、130.8、134.3、148.7、および1
92.8ppm にシグナルを示す実質的に第10図(第10A+10B
図)に示されるようなCDCl_3+10%CD_3O
D中の90.6MHz炭素−13核磁気共鳴スペクトル
を有する、 抗腫瘍性抗生物質BBM−1675D。 (3)BBM−1675A_1またはBBM−1675
A_2を鉱酸または有機酸で、BBM−1675Cが実
質量生ずるまで加水分解し、次いでBBM−1675C
を反応媒質から回収することを含む抗腫瘍性抗生物質B
BM−1675Cを製造する方法。 (4)BBM−1675A_1またはBBM−1675
A_2を鉱酸または有機酸で、BBM−1675Dが実
質量生ずるまで加水分解し、次いでBBM−1675D
を反応媒質から回収することを舎む抗腫瘍性抗生物質B
BM−1675Dを製造する方法。 (5)BBM−1675Cを鉱酸または有機酸で、BB
M−1675Dが実質量生ずるまで加水分解し、次いで
BBM−1675Dを反応媒質から回収することを含む
抗腫瘍性抗生物質BBM−1675Dを製造する方法。 (6)BBM−1675A_1とBBM−1675A_
2との混合物を鉱酸または有機酸で、BBM−1675
Cが実質量生ずるまで加水分解し、次いでBBM−16
75Cを反応媒質から回収することを含む抗腫瘍性抗生
物質BBM− 1675Cを製造する方法。 (7)BBM−1675A_1とBBM−1675A_
2との混合物を鉱酸または有機酸で、BBM−1675
Dが実質量生ずるまで加水分解し、次いでBBM−16
75Dを反応媒質から回収することを含む抗腫瘍性抗生
物質BBM− 1675Dを製造する方法。 (8)BBM−1675CまたはBBM−1675Dの
有効抗菌量を製剤担体または希釈剤と組合せて含む製剤
組成物。 (9)BBM−1675CまたはBBM−1675Dの
有効腫瘍抑制量を製剤担体または希釈剤と組合せて含む
製剤組成物。 (10)BBM−1675CまたはBBM−1675D
の有効抗菌量を宿主に投与することを含む微生物感染に
より冒された動物宿主を治療処置する方法。 (11)BBM−1675CまたはBBM−1675D
の腫瘍抑制量を宿主に投与することを含む、BBM−1
675CまたはBBM−1675D感受性の悪性腫瘍に
より冒された動物宿主を治療処置する方法。
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