JPS62115601A - 自動車用灯具 - Google Patents

自動車用灯具

Info

Publication number
JPS62115601A
JPS62115601A JP60254542A JP25454285A JPS62115601A JP S62115601 A JPS62115601 A JP S62115601A JP 60254542 A JP60254542 A JP 60254542A JP 25454285 A JP25454285 A JP 25454285A JP S62115601 A JPS62115601 A JP S62115601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
reflector
lamp
neutral position
movable reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60254542A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH026163B2 (ja
Inventor
宮沢 健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP60254542A priority Critical patent/JPS62115601A/ja
Priority to US06/823,796 priority patent/US4663696A/en
Priority to GB08602478A priority patent/GB2170587B/en
Priority to FR868601353A priority patent/FR2577014B1/fr
Priority to DE19863602993 priority patent/DE3602993A1/de
Priority to DE3645214A priority patent/DE3645214C2/de
Priority to KR1019860003184A priority patent/KR920007194B1/ko
Publication of JPS62115601A publication Critical patent/JPS62115601A/ja
Publication of JPH026163B2 publication Critical patent/JPH026163B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明自動車用灯具の詳細を以下の項目に従って説明す
る。
A、産業上の利用分野 B3発明の概要 C0従来技術[第11図〕 D。発明が解決しようとする問題点 E1問題点を解決するだめの手段 F、実施例 a、ランプボディ[第1図乃至第4図]b、ランプカバ
ー[第1図、第3図、第4図コ C1反射鏡 c−1,固定反射鏡[第2図乃至第7 図] c−2,可動反射鏡[第3図、第4 図、第6図] d、電球[第4図] e0反射鏡回動機構[第5図乃至第9図]e−11回動
アーム、リンフレへ− 〔第5図乃至S7図〕 e−2,駆動部[第8図1 e−3,制御回路[第9図] e−4,動作 f、中立位置規制手段[第5図、第7図]g、レンズ素
子[第2図] G3発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な自動車用灯具に関する。詳しくは、主光
軸の延びる方向に向いた固定反射鏡の他に回動自在な可
動反射鏡を備え、出線灯具の本来の機能、例えば、フォ
グランプとしての機能の他に可動反射鏡を回動させるこ
とによってコーナリングランプとしても機能させること
のできる自動車用灯具であって、可動反射鏡を回動させ
た後にこれを中立位置に戻したときに、可動反射鏡を中
立位置に精確に戻すことができるようにした新規な自動
車用灯具を提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明自動車用灯具は、可動反射鏡に固定された軸に回
動アームを固定し、該回動アームを回動させることによ
って可動反射鏡を回動させるようにすると共に、可動反
射鏡が中立位置から回動したときにこれを中立位置に戻
す弾発力を付勢する中立位置規制手段を設けたものであ
り1通常時は、可動反射鏡を中立位置に位置させること
によって、この可動反射鏡と固定反射鏡とによって当該
灯具本来の機能、例えば、フォグランプ機能を発揮する
と共に、コーナリング時等必要に応じて可動反射鏡を所
要の方向に回動させて、所要の方向におけるビームの拡
がりをもたらしてコーナリングランプ機能を発揮するよ
うにし、更に、本来の機能に戻すときは、可動反射鏡が
精確に中立位置に戻るようにしたものである。
(C,従来技術)[第11図コ 車体の前方を照明するためのフォグランプと車体の前側
方を照明するためのコーナリングランプはそれぞれその
照射方向が異なるため、従来は、811図に示すように
、車体aにフォグランプbとコーナリングランプCをそ
れぞれ別個に設けていた。
(D、発明が解決しようとする問題点)従来にあっては
、2個の灯具が必要となり、不経済であるばかりでなく
、取付スペースも多く必要となるという問題があった。
そこで、本発明は、本来の機能の他にコーナリングラン
プとしても機能することのできる自動車用灯具であって
、コーナリングランプとしての機能が終った後は本来の
機能に正しく戻ることができるようにした新規な自動車
用灯具を提供することを目的として為されたものである
(E、問題点を解決するための手段) 本発明自動車用灯具は、上記した問題点を解決するため
に、1つの灯室内に主光軸方向に向いた固定反射鏡と回
動自在な可動反射鏡とを配置し、可動反射鏡をそれに固
定された回動アームを回動させることによって回動する
ようにし、可動反射鏡を中立位置に戻す弾発力を付勢さ
せたものである。
従って、本発明によれば、可動反射鏡を回動させること
によって、車体の前側方を照射することができるため、
本来の機能の他に必要に応じてコーナリングランプとし
て機能することができ、また、コーナリングランプとし
ての機能を終った後は可動反射鏡が中立位置に正しく戻
され、本来の機能における配光が乱されることがない。
(F、実施例) 以下に、本発明の詳細を図示した実施例に従って説明す
る。尚、実施例に示した自動車用灯具1は本来の機能が
フォグランプの機能であり、それと併せて適宜にコーナ
リングランプの機能を果すことができるものである。
(a、ランプボディ)[第1図乃至第4図]2はランプ
ボディであり、前面が略矩形に開口し、他の部分が閉じ
られた形状に形成されている。3は正面形状が略矩形を
為したレンズであり、ランプボディ2の前面開口に連結
された前面枠4に固定されている。これによって、レン
ズ3はランプボディ2の前面を覆うように配置される。
(b、ランプカバー)[第1図、第3図、第4図] 5はランプカバーであり、前照灯の消灯時にはレンズ3
を覆い、前照灯の点灯時にはその照射を遮らないように
、ランプボディ2上面の方に回動されるもので、該ラン
プカバー5はレンズ3を覆うためのカバ一部5aとカバ
一部5aの両側端から突出された側部5b、5bとから
成り、該側部5b、5bには後述する回動輪が係合する
ための開口形状が方形を成した係合凹部6.6が形成さ
れている。
7aは後述する駆動部の回動軸であり、ランプボディ2
の右側壁から外部へ突出されており、該突出した部分は
断面形状で方形をしている。7bはランプボディ2の左
側壁から外部へ突出された回動軸であり、この回動軸7
bの外部へ突出された部分も断面形状で方形をしている
そして、ランプカバー5は回動軸7a、7bが側部5b
、5bに形成された係合凹部6.6に係合されることに
よってランプボディ2に保持され、回動軸7a、7bの
回動に伴ない開閉運動を行なわしめられる。このランプ
カバー5の開閉運動はカバ一部5aがランプボディ2の
上面に対向する位置とレンズ3の前面に対向する位置と
の間で行なわれるため、その回動角は略90°の範囲内
で行なわれる。
8はトグル機構であり、該トグル機構8は略90@の範
囲で行なわれるランプカバー5の回動の略半分すなわち
、ランプカバー5が略45°の角度だけ回動された位置
にトグルポイントを有しており、また、回動軸7bの回
動範囲が90°以上にならないように適宜のストッパー
片が設けられている。
9はランプカバー開閉装置であり、モータ、モータの回
転を回動軸7aに伝達する伝達機構、回動軸7aの回転
角を制御する制御部等から成り、特願昭80−1754
92号の特許出願に示されたランプカバー開閉装置と同
様のものであり、これによって前記回動軸7aが回転を
制御され、ランプカバー5゛が開閉される。このような
ランプカバー開閉装置はランプボディ2の左側(向って
右側)の奥に収納固定される。
(c、反射鏡) (c−1,固定反射鏡)[第2図乃至第7図]10は固
定反射鏡であり、金属板をプレス加工して形成されてい
る。
固定反射鏡10は枠状の前面部11と後方へ凹んだ反射
部12とから成り、反射部12は略回転放物面状を為し
ている。そして、固定反射鏡10の前面、特に反射部1
2の前面はアルミ蒸着等により反射性を有するように処
理されている。
反射部12の左右方向における中央部には後方へ向って
凹んだ浅い凹部13が形成されており、該凹部13の内
面も回転放物面を為すように形成され、かつ、反射性を
有するように処理が為されている。
上記の如き固定反射鏡10はその前面部11の周縁部が
、前記前面枠4とレンズ3との間に挟着状に保持され、
これによってランプボディ2に支持される。そして、こ
の固定反射鏡10の反射部12を構成している回転放物
面の回転軸X−Xがこの灯具1の主光軸となる。
14は電球取付環であり、固定反射鏡10の反射部12
の底面部12aの略中央部の上面に固定されている。尚
、反射部12の底面部j2aの略中央部には挿通孔15
が形成されており、該挿通孔15が電球取付環14の中
央孔と連通されている。
電球取付環14の上端には内方へ突出した受縁16が形
成されており、また、電球取付環14の下端部外周面に
は環状の受溝17が形成されている。
(c−2,可動反射鏡)[第3図、第4図、第6図] 18は可動反射鏡であり、金属板をプレス加工して形成
されている。この可動反射鏡18は正面形状で縦長の長
方形状を為す反射部19と該反射部19の上下両端から
前方へ向って突設された取付片20a、20bとが一体
に形成されて成り、反射部19の内面は回転放物面状に
形成されると共にアルミ蒸着等により反射性を有するよ
うに処理されている。
可動反射鏡18の下側の取付片20aの中心部には支持
孔21が形成されており、該支持孔21が前記電球取付
環14の受溝17に摺動自在に係合されている。
22は固定反射鏡10の反射部12の上面部12bの略
中央部に形成された支持孔23に回転自在に支持された
支持軸であり、該支持軸22の上面部12bから下方に
突出した部分に可動反射鏡18の上側取付片20bの略
中心部が固定されている。
以上のようにして、可動反射鏡18は固定反射鏡lOに
回動自在に支持されている。
また、可動反射鏡18の反射部19の幅は固定反射鏡1
0の反射部12に形成された浅い凹部13の幅の約半分
位の幅に形成されている。
そして、可動反射鏡18の焦点位置は固定反射鏡10の
焦点位置と略同じ位置にあるようにされている。
(d、電球)[第4図] 24は光源用の電球であり、そのガラス球25が固定反
射鏡10に設けられた挿通孔15、電球取付環14を通
して固定反射鏡lOの反射部12内に位置される。そし
て、電球?4のフランジ26が電球取付環14に設けら
れた受縁16に当接することによって、電球24のフィ
ラメント27が前記反射部12.19の焦点位置に位置
せしめられる。尚、電球24は、この状態を適宜の保持
手段によって保持される。
しかして、可動反射鏡18が中立位置にあるとき、即ち
、可動反射鏡18の反射部[9の光軸(反射部19を構
成している回転放物面の回転軸)xs−xsが前記主光
軸X−Xと同じ方向に延びているときは、反射部12.
19による反射光は主光軸X−Xと平行に照射される。
そして、可動反射鏡18が回動されると、その反射部1
9による反射光は可動反射鏡18の光軸xs−xsが向
いた方向に照射され、固定反射鏡10の反射部12によ
って反射された光は主光軸X−Xが向いた方向に照射さ
れる。
従って、カーブを曲がるとき等、路肩部への照射光が必
要なときは、その方向に可動反射鏡18を回動してやれ
ば、その方向側方への照射範囲を拡大することができる
(e、反射鏡回動機構)[第5図乃至第9図](e−1
,回動アーム、リンクレバー)[第5図乃至第7図] 2Bは回動アームであり、その基部は前記支持軸22の
うち固定反射鏡10の反射部12の上面部12bから上
方に突出した部分の上端に固定されている。29は回動
アーム28の基部から側方に突出した腕片であり、該腕
片29の先端には下方へ折曲げられた係合片29aが形
成されている。
30は駆動部31の駆動軸であり、該駆動軸30には駆
動アーム32の基部が固定されている。
33はリンクレバーであり、その一端は前記駆動アーム
32の回動端に回動可能に連結され、また、他端は前記
回動アーム28の回動端に回動可能に連結される。
しかして、駆動軸30が回転して駆動アーム32が回動
するとりンクレバー33を介して回動アーム28が回動
せしめられ、回動アーム28の基部と固定された支持軸
22が回動するので可動反射鏡18が回動せしめられる
ことになる。
(e−2,駆動部)〔第8図1 駆動部31はほとんどの構成要素がケース34内に配置
されている。
35はケース34内に固定されたモータであり、その出
力軸35aにピニオンギヤ36が固定されている。
37はケース34内にモータ35の出力軸35aの延び
る方向と直交する方向に延びるように回転可能に支持さ
れたウオーム軸であり、その−半部にはウオーム37a
が一体に形成されており、他生部にはクラウンギヤ37
bが一体に形成され、該クラウンギヤ37bは前記ピニ
オンギヤ36と噛合されている。
30はケース34内で前記ウオーム軸37の軸方向と直
交する方向に延びるように回転可能に支持され、かつ、
上端がケース34から上方へ突出された駆動軸である。
38は駆動軸30に固定されたウオームホイールであり
、前記ウオーム37aと噛合されている。
しかして、モータ35が回転すると、その出力軸35a
、ピニオンギヤ36、クラウンギヤ37b、ウオーム軸
37、ウオーム37a、ウオームホイール38を介して
駆動軸30が回転せしめられる。
39は板ばね材料により形成されたスプリングコンタク
トであり、その中央部が駆動軸30に固定され、両端部
には接点39a、39bが形成されている。そして、こ
のスプリングコンタクト39は電源と接続されている。
40はケース34内に固定されたプリント基板であり、
前記スプリングコンタクト39と対面するように配置さ
れている。そして、該プリント基板40のスプリングコ
ンタクト39に対面した面には約4分の1円弧状の固定
電極41a、41bが形成されている。そして、これら
固定電極41a、41bは前記スプリングコンタクト3
9の接点39a、39bの回動軌跡上に位置しており、
かつ、固定電極41aと41bは反対側に、即ち1円周
上に180度離れて位置している。
また、スプリングコンタクト39はその接点39a、3
9bがプリント基板40の固定電極41a、41bが形
成された面に弾接するように位置されている。
(e−3,制御回路)[第9図] 第9図は制御回路を示すものである・ 42はリレーコイル、43.44はリレー接点部であり
、43c、44cはコモン端子、433.44aはa接
点、43b、44bはb接点である。そして、一方のコ
モン端子43cはモータ35の正転端子45fに接続さ
れ、他方のコモン端子44cはモータ35の逆転端子4
5rに接続されている。また、一方のa接点43aは前
記固定電極の一方41aに接続され、他方のa接点44
aは接地されている。更に、一方のb接点43bは接地
され、他方のb接点44bは前記固定電極の他方41b
に接続されている。
46はコーナリングスイッチであり、前記リレーコイル
42の一端はこのコーナリングスイッチ46を介して電
源と接続され、他端は接地されている。
(e−4,271作) 上記した反射鏡回動機構において、コーナリングスイッ
チ46が閉じられると、リレーコイル42に給電され、
リレーの各コモン端子43c、44cがそれぞれのa接
点43a、44aと接続される。従って、電源→スプリ
ングコンタクト39→スプリングコンタクト39の一方
の接点39a→一方の固定電極41a→リレーのa接点
43a→コモン端子43c→モータ35の正転端子45
f→モータ35の逆転端子45r→コモン端子44c→
a接点44a→接地、という経路で電流が流れ、モータ
35が正転する。モータ35が正転すると、その回転は
その出力軸35a、ピニオンギヤ36.クラウンギヤ3
7b、ウオーム軸37、ウオーム37a、ウオームホイ
ール38を介して駆動軸30に伝達され、該駆動軸30
が第5図及び第6図の時計回り方向に回転され、従って
、これに固定された駆動アーム32が時計回り方向に回
動される。すると、駆動アーム32の先端に回動自在に
連結されたりンクレバー33が第5図及び第6図の右方
へ移動せしめられる。
これによって、リンクレバー33に連結された回動アー
ム28が時計回り方向に回動せしめられ、この回動アー
ム28と一体的に回転する支持軸22を介して可動反射
鏡18はその反射部19が第6図の左下方を向くように
回動される。
従って、可動反射鏡18の反射部19の光軸xs−xs
はこの自動車用灯具1が搭載された自動車の前方右側を
向くようになり、この方向に可動反射鏡18による反射
光が照射されることになる。
上記したように、駆動軸30が回転すると、これと共に
スプリングコンタクト39も時計回り方向に回転し、略
90度回転したところで(第9図に2点鎖線で示す状態
)スプリングコンタクト39の一方の接点39aが固定
電極41aとの接触を外れる。すると、上記給電経路の
うち、固定電極41aとスプリングコンタクト39との
間が開放されるので、モータ35は回転が停止される。
そこで、コーナリングランプの必要がなくなったときは
、コーナリングスイッチ46を一開放する。
すると、リレーコイルのコモン端子43c、44cは何
れもb接点43b、44bと接続される。従って、電源
→スプリングコンタクト39→スプリングコンタクト3
9の他方の接点39b→b接点44b→コモン端子44
c→モータ35の逆転端子45r峠正転端子45f→コ
モン端子43cm4−b接点43b→接地、という経路
で電流が流れ、モータ35が逆転される。
従って、駆動軸30が反時計回り方向側に回転され、駆
動アーム32、リンクレバー33、回動アーム28を介
して可動反射鏡18が反時計回り方向に回動され1元の
状態、即ち、その光軸xs−xsが主光軸X−Xと同じ
方向に向いた状態(この位置を「中立位置」と云う、)
に戻される。この間に、スプリングコンタクト39も駆
動軸30と共に反時計回り方向に回動され、略90度回
動したところで、他方の接点39bが固定電極41bと
、の接触を外れ、モータ35が停止する。
上記した構成では、コーナリングスイッチ46を閉じた
ときに、可動反射鏡18は車体の前方右側方を照射する
ように回動するようにされたが、これを車体の前方左側
方を照射するようにするのは第7図に示すように、駆動
アーム32の向きを180度変更すれば良い、このよう
にすることによって、モータ35が正転して駆動軸30
が時計回り方向に回転すると、今度はりンクレバー33
が第7図で左方に移動することになり、従って。
回動アーム28は反時計回り方向に回動し、可動反射鏡
18は車体の前方左側方を照射するように回動される。
そして、コーナリングスイッチ46を開放すると可動反
射鏡18が元の位置に戻る。
そこで、第5図及び第6図に示した右コーナー用の自動
車用灯具を車体前面の右側に、また、第7図に示した左
コーナー用の自動車用灯具を車体前面の左側に、それぞ
れ配置すると、双方の灯具の可動反射鏡18.18を中
立位置から可動したときには第10図のように、本来の
配光47の両側に連続したコーナリング配光48.48
が得られ、例えば、山間地の曲がりくねった道路を走行
する際等に道路両側の路肩部を良く見渡すことができる
(f、中立位置規制手段)[第5図、第7図]49は中
立位置規制手段である。
50a、59bは規制片であり、各規制片50a、50
bの基部が前記支持軸22に回動自在に支持されている
。そして、規制片50a、50bの先端間には引張スプ
リング51が張設されている。従って、規制片50a、
50bは互いの間隔を閉じる方向に常時付勢されており
、回動アーム28に形成された係合片29aに両側から
弾接されている。
52は固定反射鏡10の上面に固定されたストラパーで
あり、可動反射鏡18が中立位置にある状態で前記規制
片50a、50bの先端がそれぞれ反対側から接触され
ている。
しかして、回動アーム28が時計回り方向に回動すると
、規制片50bは係合片29aに押されて回動アーム2
8と共に時計回り方向に回動するが、規制片50aはス
トッパー52によって時計回り方向への回動を阻止され
るため、引張スプリング51が伸張される。
また、回動アーム28が反時計回り方向に回動されると
、規制片50aが係合片29aに押されて回動アーム2
8と共に反時計回り方向に回動し、規制片50bはスト
ッパー52によって反時計回り・方向への回動を阻止さ
れるため、引張スプリング51が伸張される。
そして、可動反射鏡18が中立位置に戻されるときに、
モータ35の回転が足らずに中立位置の手前で停止した
り、逆に、モータ35のオーバーランによって中立位置
を通り過ぎたりした場合には、何れの場合にも、引張ス
プリング51が伸張した状態にあるため、その引張力が
規制片50a又は50bに及び係合片29aを介して回
動アーム28を中立位置に戻すように作用するため、コ
ーナリングスイッチ46が開いた状態ではモータ35に
制動がかかっていないことと相俟って、回動アーム28
が中立位置に戻されることになる。  このようにして
、コーナリングランプとしての機能を果さないときは、
回動アーム28は常に正しく中立位置にあるようにされ
る。
また、オーバーランしたときに回動アーム28を直接ス
トッパーにより止める場合に比較して、回動アーム28
その他にかかる衝撃を緩和することができる。
(g、レンズ素子)[第2図] 53はレンズ3に形成された窓部である。該窓部53は
拡散作用や屈折作用が少ししか無いか、あるいは全く無
い状態に形成されており、固定反射鏡10の反射部12
のうち可動反射鏡18が移動した場合でも可動反射鏡1
8に邪魔されない位置に対応し、かつ、可動反射鏡18
による反射光が通過しない部位に設けられている。右コ
ーナー照射用の場合、レンズ3に向って右側に窓部53
が設けられる。
レンズ3にこのような窓部53が設けられることによっ
て、車体前方へ照射されるパターンのホットゾーンが確
保される。また、可動反射鏡18による照射光が通過し
ない位置にあるため、コーナリング配光が配光の他の部
分(特に車体前方への配光)に比して明るくなりすぎる
ことを防止することができる。
54は水平方向への拡散度の大きい拡散レンズ素子が形
成された広角拡散部であり、可動反射鏡18を中立位置
から回動した際に、その反射光が通過する部位に形成さ
れている。
このような広角拡散部54によって、車体の前方側方へ
向う可動反射鏡18による反射光は水平方向に大きく拡
散され、それだけ、側方の広い範囲を照射することが可
能になると共に、側方への配光が配光の他の部分に比し
て明るくなり過ぎることを防止することができる。
レンズ3の他の部分には比較的小さな水平拡散角を有す
るレンズ素子が形成される。
CG、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなとおり、本発明自動
車用灯具は、1つの灯室内に主光軸方向に向いた固定反
射鏡と回動自在に支持された可動反射鏡とを配置し、可
動反射鏡に固定された軸に回動アームを固定し、該回動
アームの回動端に力を作用させてこれを回動せしめるア
ーム駆動手段を設け、前記可動反射鏡が中立位置から回
動したときこれを中立位置に戻す弾発力を付勢する中立
位置規制手段を設けたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、可動反射鏡を回動させること
によって、車体の前側方を照射することができるため、
本来の機能の他に必要に応じてコーナリングランプとし
て機能することができ、また、コーナリングランプとし
ての機能を終った後は可動反射鏡が中立位置に正しく戻
され、本来の機能における配光が乱されることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明自動車用灯具の実施の一例
を示すものであり、第1図は全体の分解斜視図、第2図
はランプカバーを除いた状態の正面図、第3図はランプ
カバーを付けた状態で第2図の■−■線に沿って切断し
た断面図、第4図は第3図のrV−IV線に沿う断面図
、第5図はランプボディを除いた状態の平面図、第6図
は第5図の状態から可動反射鏡を移動させた状態を示す
一部切欠平面図、第7図は可動反射鏡の移動方向を第5
図の場合と反対向きにした場合のランプボディを除いた
平面図、第8図は反射鏡回動機構の駆動部を示す縦断面
図、第9図は制御回路を示す図、第10図は配光を示す
図、第11図は従来の灯具の配置例を示す概略図である
。 符号の説明 lO拳・自動車用灯具、 lO・・・固定反射鏡、 18・・・可動反射鏡、 22・11a軸、28・・φ
回動7−ム。 31.32.33・−・アーム駆動手段、49・・拳中
立位置規制手段 出 願 人 株式会社小糸製作所 31−1.下−4見tfJ手段 駆動舒の穫斬面図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1つの灯室内に主光軸方向に向いた固定反射鏡と
    回動自在に支持された可動反射鏡とを配置し、 可動反射鏡に固定された軸に回動アームを固定し、 該回動アームの回動端に力を作用させてこれを回動せし
    めるアーム駆動手段を設け、 前記可動反射鏡が中立位置から回動したときこれを中立
    位置に戻す弾発力を付勢する中立位置規制手段を設けた ことを特徴とする自動車用灯具
JP60254542A 1985-01-31 1985-11-13 自動車用灯具 Granted JPS62115601A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60254542A JPS62115601A (ja) 1985-11-13 1985-11-13 自動車用灯具
US06/823,796 US4663696A (en) 1985-01-31 1986-01-29 Dual purpose lamp assembly for use, for example, as a combined fog and cornering lamp on a motor vehicle
GB08602478A GB2170587B (en) 1985-01-31 1986-01-31 Dual purpose lamp assembly for use, for example, as a combined fog and cornering lamp on a motor vehicle
FR868601353A FR2577014B1 (fr) 1985-01-31 1986-01-31 Phare a double usage utilisable par exemple comme phare combine antibrouillard et de virage pour automobile
DE19863602993 DE3602993A1 (de) 1985-01-31 1986-01-31 Doppelzweckleuchte
DE3645214A DE3645214C2 (de) 1985-01-31 1986-01-31 Antriebseinrichtung für einen verschwenkbaren Reflektor einer Kraftfahrzeugleuchte
KR1019860003184A KR920007194B1 (ko) 1985-11-13 1986-04-23 자동차용 램프조립체

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60254542A JPS62115601A (ja) 1985-11-13 1985-11-13 自動車用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62115601A true JPS62115601A (ja) 1987-05-27
JPH026163B2 JPH026163B2 (ja) 1990-02-07

Family

ID=17266487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60254542A Granted JPS62115601A (ja) 1985-01-31 1985-11-13 自動車用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62115601A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025205U (ja) * 1988-06-22 1990-01-12
JP2009241859A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Denso Corp 車両用ドア開放警告装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3148575B2 (ja) * 1995-06-08 2001-03-19 本田技研工業株式会社 車両用前照灯装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025205U (ja) * 1988-06-22 1990-01-12
JP2009241859A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Denso Corp 車両用ドア開放警告装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH026163B2 (ja) 1990-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0636321B2 (ja) 自動車用灯具
JP2719724B2 (ja) 自動車用前照灯
EP0989357B1 (en) Headlamp with beam distribution switch mechanism
JPS62115601A (ja) 自動車用灯具
JPS62115602A (ja) 自動車用灯具
EP1031786A1 (fr) Projecteur de véhicule capable d'émettre deux faisceaux lumineux différents avec une source unique
JP2000215717A (ja) 車両用前照灯
US20030235056A1 (en) High/low switching mechanism of vehicle headlight
JPS62115603A (ja) 自動車用灯具
JPS62115604A (ja) 自動車用灯具装置
JPS63195902A (ja) 自動車用灯具
JPH03171502A (ja) 車両用のプロジェクタ式照明装置
JP2546896Y2 (ja) 配光可変型前照灯
JPH0762963B2 (ja) 車輌用前照灯
JP3923767B2 (ja) 車両用前照灯
KR920007194B1 (ko) 자동차용 램프조립체
JPH0135368Y2 (ja)
JP2003068116A (ja) 車両用前照灯
JP2510716Y2 (ja) プロジェクタ型車両用前照灯
JPH0410162B2 (ja)
JP2001014908A (ja) プロジェクタ型前照灯
JP2000100232A (ja) 自動車用前照灯
JPS63195901A (ja) 車輌用灯具
JPS6088653A (ja) 自動車用前照灯
JPH0451365Y2 (ja)