JPS62114685A - ハンマ−ト−ン仕上げ方法 - Google Patents

ハンマ−ト−ン仕上げ方法

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JPS62114685A
JPS62114685A JP25335185A JP25335185A JPS62114685A JP S62114685 A JPS62114685 A JP S62114685A JP 25335185 A JP25335185 A JP 25335185A JP 25335185 A JP25335185 A JP 25335185A JP S62114685 A JPS62114685 A JP S62114685A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
base
coat paint
paint
base coat
Prior art date
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Pending
Application number
JP25335185A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Nagata
勲 永田
Hiromi Aoyama
青山 博美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Aisin Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は変わり塗り塗装の1種であるハンマートーン仕
上げ方法に関するものである。
[従来の技術] エナメル塗膜又はメタリック塗膜及びクリヤー塗膜から
なるハンマートーン仕上げが従来知られている。このハ
ンマートーン仕上げは素材面が多少粗雑であっても美し
い仕上げが1qられるので、光学機械、?t2機21!
貝、ケース類など様々な分野に用いられている。
従来のハンマートーン仕上げ方法としては、塗料を高粘
度でスプレー塗装し、微粒化を悪くしかつレベリング性
能を悪くすることでハンマートーンを形成する方法があ
る。又シリコン系添加剤を塗料中に添加して、ハジキを
生じさせることにより形成する方法も一般に用いられて
いる。
[発明が解決しようとする問題点1 上記した微粒化を悪くし、かつレベリング性能を悪くす
ることでハンマートーンを形成する方法では、常に同様
な仕上がりを得るためには、気温の変化に対する塗料の
粘度管理、スプレーガンの運行速度など塗装条件を常に
一定にするなどの管理が必要であり、管理幅が狭いもの
となっていた。
又シリコン系添加剤を添加する方法では、ハジキが生じ
てクレータ状となった部分は膜厚が薄くなり、素材が露
出づる場合もあって防食性能に難点があった。又添加剤
は一般に添加量が1%以下と微mであり、計量誤差など
も生じて常に同様な仕上がりを得ることが困難となって
いた。
本発明は上記問題点を克服するものであり、従来にない
新規なハンマートーン仕上げ方法を提供することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段J 本発明のハンマートーン仕上げ方法は、セルロースアセ
テートブチレートと、該セルロースアセテートブチレー
トより溶解性パラメータの値が大きい基体樹脂とを樹脂
成分として含有するベースコート用塗料を塗布してベー
スコート層を形成する下塗工程と、該基体樹脂と同系統
の樹脂を樹脂成分として含有し該ベースコート用塗料よ
り溶解性パラメータの値が大きいトップコート用塗料を
ウェット−オン−ウェットで該ベースコート層表面に塗
布して1−ツブコート層を形成する上塗工程と、該ベー
スコート層および該トップコート層を同時に焼付乾燥す
る乾燥工程とからなり、該ベースコート用塗料と該トッ
プコート用塗料の溶解性パラメータの狛の差によりハン
マートーンを形成することを特徴とする。
本発明のハンマートーン仕上げ方法は、下塗工程と、上
塗工程と、下塗および上塗塗膜を同時に焼付乾燥するい
わゆる2コ一ト1ベーク方式の塗装方法である。
下塗工程の特徴はベースコート用塗料中の樹脂組成にあ
る。ベースコート用塗料中の樹脂成分には、基体樹脂と
、セルロースアはデートブチレート(以下CABという
)とが含有される。
基体樹脂はベースコート層の基体となるものであり、従
来一般に用いられているアクリル樹脂とアミノ樹脂、あ
るいはポリエステル樹脂とアミノ樹脂、また必要に応じ
エポキシ樹脂などからなる焼付塗料用樹脂を用いること
ができる。ここでアクリル樹脂はCABと相溶性に浸れ
たノンスチレンタイプものが望ましい。又アミノ樹脂は
一般にブチル化メラミン樹脂、メチル化メラミン樹脂、
ベンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂など従来と同様のもの
を用いることができる。
本発明はCABを添加することにより、ベースコート用
塗料の溶解性パラメータの値(以下SP値という)を]
・ツブコー1−用塗料のSP値より適切な値だけ低下さ
せたところに最大の特徴を有する。従ってこの基体樹脂
はCABよりもSF)値が大きいものが用いられる。な
お基体樹脂とCABとのSP値の差は0.01〜2.0
0.Hましくは0.1〜1,5が望ましい。その差が0
.01より小さいとSP値の低下が少なくなってハジキ
が生じにくくなり、美麗なハンマートーンが19られな
い。又2.00より大きくなると基体樹脂とCABとの
相溶性が悪くなって白濁する場合らある。
なおSP値とは、一般に滴定法よって測定される値であ
る。また計算によって求めることもできる。
CABはベースコート用塗料中の全樹脂成分中に10〜
40重量%含まれていることが好ましい。
10重間%より少ない場合には5PlIIIの低下があ
まり望めず、40重階%より多い場合にはSP値が低下
しすぎたり、粘度が高くなって塗装時の固形分が少なく
なり、ベースコート層の肉厚が薄くなる場合もあるので
好ましくない。
ベースコート用塗料には上記樹脂成分に加え、さらに各
種顔料、アルミニウム粉、各種有機溶剤、各種添加剤な
ど従来と同様の塗料配合物を同様に加えることができる
下塗工程は上記ベースコート用塗料を被塗物に塗布する
工程である。この塗装は一般にはスプレーにて塗装され
るが、その他静電塗装、フローコータ、ロールコータな
ど従来と同様の塗装方法を利用することができる。なお
塗1膜厚は従来と、同様型れが生じない程度であれば特
に制限はない。
上記のようにベースコート層が形成されると、適当なセ
ツティングタイムをおいた後、ベースコート層表面には
ウェット−オン−ウェットでトップコート用塗料が塗布
される。このトップコート用塗料はベースツー1−用塗
料より5Plilが大きくかつベースコート用塗料と相
溶性のよいものが用いられ、一般にベースコート用塗料
の基体樹脂と同系統の樹脂から構成される。ベースコー
ト用塗料のす体樹脂をそのまま用いてもよいし、ベース
コート用塗料がメタリック塗料の場合は、さらに光沢な
ど塗膜物性に優れたアクリル樹脂などを用いることも好
ましい。このトップコート用塗料もベースコート用塗料
と同様に、各種塗料配合物を加えることができる。なお
ベースコート用塗料がメタリック塗料である場合はトッ
プコート用塗料は一般にクリヤーとされる。
ベースコート用塗料とトップコート塗料とのSP値の差
は、0.01〜2.00であることが好ましい。その差
が0.01より小さいとハジキが生じにくく、2.00
より大きいと相溶性が悪くなって白濁したり、居間付着
性が悪くなる場合もある。
なお1〜ツブコート用塗料の塗装方法はベースコート用
塗料の塗装方法と同様の塗装方法で塗装することができ
る。
19られたベースコート層およびトップコート層からな
るウェット状の2層の塗膜は、適当なセツティングタイ
ムをおいた後同時に焼付乾燥される。
この焼付工程における焼付条件は、被塗物の形状、塗布
R1樹脂の構成などに鑑みて、従来の焼付塗料の乾燥と
同様に行なうことができる。
[発明の作用および効果] 本発明のハンマートーン仕上げ方法では、SP値の小さ
いベースコート層の表面にウェット−オン−ウェットで
SP値の大きい1−ツブコート層が形成される。このS
P値の差により2層の界面でハジキが生じ、ハンマート
ーンが形成される。従って従来のベースコート層自体で
ハンマートーンを形 成するものとは異なり、ハンマートーンのクレータ状の
部分でも従来より厚い膜厚が確保できるので防食性など
の塗膜物性に優れるようになる。又粘度管理、スプレー
ガンの運行スピードなどの塗装技術の管理などを厳密に
行なわなくとも、はとんど同様な仕上りが得られバラツ
キが少なくなる。
さらにCABの効果によりベースコート用塗料をメタリ
ック塗料とした場合には、アルミニウム粉末の配向性お
よび乾燥性に優れ、メタリック感が向上する効果もある
[実施例1 以下実施例により具体的に説明する。なお以下部および
%はそれぞれ重量品および重山%を示す。
(1)アクリルポリオールの合成 アクリルモノマーとしてメタクリル酸メチル(MMA)
’lo部、アクリル酸エチル(EA)20部、アクリル
1ln−ブチル(BA)20部、メタクリル酸2ヒドロ
キシエチル(HEMA)18部、アクリル酸(AA>2
部を配合し、アゾビスイソブチロニトリル1.5m1i
fi部を開始剤として加え、トルエン、酢酸ブチル、お
よびキシレンの入ったフラスコ中にN N 2ガス雰囲
気中105℃に保持しながら、上記配合モノマーの全量
を2時間かかって滴下し、その後105℃で6時間反応
させてアクリル樹脂を合成した。得られたアクリル樹脂
は重遣平均分子屋が25000であり、不揮発分65%
に希釈された状態である。
(2)塗料の調整 上記アクリル樹Fi1494部と、ブチル化メラミン樹
脂(スーパーベッカミンし11アー60.大日本インキ
社製、不揮発分60%)を230部と、CAB (55
1−0,2、イーストマンコダック社製、不揮発分20
%)を1145部とを樹脂成分とし、アルミニウム粉末
(716ON、、東洋アルミ社製)を175部加え、有
機溶剤を添加してベースコート用塗料を調整した。得ら
れたベースコート用塗料のSP値は10.30であった
。なおこのSP値は滴定法により測定して求めた値であ
る。
べ−スフ−1〜用塗料に用いたアクリル樹脂と同様のア
クリル樹脂を用い、ベースコート用塗料と同様のメラミ
ン樹脂をこのアクリル樹脂70部に対して30部配合し
、全体の不揮発分は40%となるように調整してトップ
コート用塗料としてのクリヤ−塗料を調整した。このク
リヤー塗料のSP値を上記と同様に測定したところ、1
0.45であった。
(3)塗装 まず上記で調整したベースコート用塗料を用い、通常の
焼付塗料用シンナーを用いて15秒(フォードカップN
O4,20℃)に粘度を調整した。
又トップコート用塗料であるクリヤー塗料は24秒(フ
ォードカップNO4,20℃)に同様に粘度を調整した
。次に軟鋼板に上記15秒に粘調されたベースコート用
塗料をR−E−Aガン(日本ランズバーグ社製)を用い
て1.5分の間隔をおいて、それぞれ膜厚20μとなる
ように2回塗装した。その後5分間のセツティングタイ
ムをJ7いた後、上記24秒に粘調したクリヤー塗料を
ミニベル(日本ランズバーグ社¥J)を用いて30秒の
間隔をおいて、それぞれ膜厚30μとなるように2回静
電塗装した。その後10分間セツティングタイムをおい
た後、140℃で30分焼き付けて乾燥公Vた。
(9られた塗膜はアルミニウムの粉末の配向性が良り、
優れたメタリック感を示し、美しいハンマートーンを形
成していた。なおこのハンマートーンはトツブコーi一
層形成後セッティングタイム中に出現し、焼付時で完成
された。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セルロースアセテートブチレートと、該セルロー
    スアセテートブチレートより溶解性パラメータの値が大
    きい基体樹脂とを樹脂成分として含有するベースコート
    用塗料を塗布してベースコート層を形成する下塗工程と
    、 該基体樹脂と同系統の樹脂を樹脂成分として含有し該ベ
    ースコート用塗料より溶解性パラメータの値が大きいト
    ップコート用塗料をウェット−オン−ウェットで該ベー
    スコート層表面に塗布してトップコート層を形成する上
    塗工程と、 該ベースコート層および該トップコート層を同時に焼付
    乾燥する乾燥工程とからなり、 該ベースコート用塗料と該トップコート用塗料の溶解性
    パラメータの値の差によりハンマートーンを形成するこ
    とを特徴とするハンマートーン仕上げ方法。
  2. (2)トップコート用塗料の樹脂成分の溶解性パラメー
    タの値は基体樹脂の溶解性パラメータの値とほぼ同一で
    ある特許請求の範囲第1項記載のハンマートーン仕上げ
    方法。
  3. (3)ベースコート用塗料とトップコート用塗料の溶解
    性パラメータの値の差は0.01〜2.00である特許
    請求の範囲第1項記載のハンマートーン仕上げ方法。
  4. (4)基体樹脂とセルロースアセテートブチレートとの
    溶解性パラメータの値の差は0.01〜2.00である
    特許請求の範囲第1項記載のハンマートーン仕上げ方法
  5. (5)基体樹脂はアクリル樹脂あるいはポリエステル樹
    脂とメラミン樹脂を主とする焼付架橋型樹脂である特許
    請求の範囲第1項記載のハンマートーン仕上げ方法。
  6. (6)セルロースアセテートブチレートは樹脂固形分中
    に10〜40重量%含有されている特許請求の範囲1項
    記載のハンマートーン仕上げ方法。
  7. (7)ベースコート用塗料はメタリック塗料であり、ト
    ップコート用塗料はクリヤー塗料である特許請求の範囲
    第1項記載のハンマートーン仕上げ方法。
JP25335185A 1985-11-12 1985-11-12 ハンマ−ト−ン仕上げ方法 Pending JPS62114685A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03161081A (ja) * 1989-11-17 1991-07-11 Nippon Paint Co Ltd 凹凸模様の塗装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03161081A (ja) * 1989-11-17 1991-07-11 Nippon Paint Co Ltd 凹凸模様の塗装方法

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