JPH01210476A - 着色斑点模様塗料組成物 - Google Patents

着色斑点模様塗料組成物

Info

Publication number
JPH01210476A
JPH01210476A JP63034853A JP3485388A JPH01210476A JP H01210476 A JPH01210476 A JP H01210476A JP 63034853 A JP63034853 A JP 63034853A JP 3485388 A JP3485388 A JP 3485388A JP H01210476 A JPH01210476 A JP H01210476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
gel particles
aqueous organic
organic gel
dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63034853A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2613782B2 (ja
Inventor
Teruyuki Takahashi
輝行 高橋
Mitsuru Kono
充 河野
Shoji Kobayashi
昭二 小林
Toshiyuki Yoshiaki
善明 敏行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Toryo KK filed Critical Dai Nippon Toryo KK
Priority to JP63034853A priority Critical patent/JP2613782B2/ja
Publication of JPH01210476A publication Critical patent/JPH01210476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2613782B2 publication Critical patent/JP2613782B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、質感のある着色斑点模様仕上げが可能で、か
つ塗膜の加工性等を低下させない塗料組成物に関するも
のである。
(従来の技術) 従来から建築内外面、車両、家具、電気製品等において
は、美装仕上げの一方法として斑点模様塗装が行われて
きた。これまで知られているこの種の塗料組成物として
は、(1)粒子径が数10μ〜数100μ程度の着色水
系塗料粒子を溶剤型塗料に添加したり、逆に着色溶剤型
塗料粒子を水系塗料に添加する等の方法、(2)粒子径
数μ〜数100μのあらかじめ顔料や染料で着色した有
機樹脂粉末や無機充填剤を塗料に添加するものであった
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記(1)の方法は斑点模様が容易に得
られるものの、質感に欠けた平面的な斑点模様しか得ら
れなかった。また、(2)の方法は、固体の着色粒子状
物を塗料に配合し塗膜形成後塗膜の表面に該固体粒子の
大きさに応じた斑点状の着色模様を形成させるものとい
えるが、これらの固体粒子を用いる方法においては、固
体粒子を少量配合した場合では斑点模様、凹凸感とも十
分なものが得られず、美的で均一な凹凸面を形成させる
ためには、固体粒子を多量に配合する必要があった。
しかしながら、そうした場合塗膜が著しく脆(なり加工
性に劣るものしか得られず問題となっていた。更に、こ
の方法においては膜厚の厚薄によって塗膜表面の凹凸模
様が異なったり、光沢の差が生じるなどの問題点を有し
ていた。
本発明は、この様な現状に鑑み塗膜の加工性等の塗膜本
来の特性を低下させることなく、且つ簡単な手段で高級
感のある着色斑点模様が得られる塗料を鋭意検討した結
果、本発明に達したものである。
(課題を解決するための手段) 即ち、本発明は顔料又は/及び染料を含む水性有機ゲル
粒子を有機溶剤−塗料に含有せしめたことを特徴とする
斑点模様を形成しろる塗料組成物に関するものである。
本発明の模様塗料組成物は通常一般に使用されている結
合剤樹脂(必要に応じ硬化剤も含む)、有機溶剤(但し
、水性有機ゲル粒子を溶解しないもの)、及び必要に応
じ顔料を主成分とする有機溶剤型塗料に、顔料や染料を
含む水性有機ゲル粒子を配合したものである。なお、顔
料や染料を含む水性有機ゲル粒子とは水性有機ゲル粒子
中に顔料や染料を包含したもの、あるいは水性有機ゲル
粒子表面に顔料や染料を付着(吸着)させたものを言う
(有機溶剤型塗料の説明) 本発明における有機溶剤型塗料は、水性有機ゲル粒子を
溶解しないものであれば従来から一般に使用されている
結合剤樹脂、有機溶剤、及び必要に応じ各種顔料、添加
剤等からなる塗料が適用できる。具体的には、結合剤樹
脂としては、アルキド樹脂、変性アルキド樹脂、アクリ
ル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹
脂、フッ素樹脂、アルキド−メラミン樹脂、ポリエステ
ル−メラミン樹脂、アクリル−メラミン樹脂、シリコー
ンメラミン樹脂などが挙げられる。有機溶剤としては、
ミネラルスピリットなどの脂肪族系炭化水素、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素系、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のエステル系、メチルイソブチルケトン、シクロ
ヘキサノン等のケトン系、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル
等のエーテルアルコール系、エチレングリコールモノエ
チルエーテルアセテート、等のエーテルエステル系、1
.1.1−トリクロルエタン等の塩素系、ジメチルホル
ムアミド、N−メチルピロリドン等の含窒素系等が挙げ
られる。又、顔料としては酸化チタン、酸化鉄、黄鉛、
フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、カー
ボンブラック、マイカ、キナクリドンレッド等の着色顔
料や、炭酸カルシウム、沈降性硫酸バリウム等の体質顔
料などが代表的なものとして挙げられる。ただし、これ
らに限定されるものではない。
この有機溶剤型塗料は、常温乾燥型塗料でも良いが、安
定した模様が得られる点で強制乾燥型、及び焼付は型塗
料が望ましい。強制乾燥の場合、塗装後、40℃から1
20℃で数分から数十分加熱乾燥することにより、また
焼付けの場合は、塗装後一定のセッテング時間を置いた
後120℃以上で数十秒から数十分間焼き付けることに
よって乾燥塗膜を形成する。
〈水性ゲルの説明) 本発明に用いる水性有機ゲル粒子は、架橋構造ないしは
分子間に特定の官能基の相互作用を有する親水性高分子
化合物が、含水し、且つ流動性を失っている状態の粒径
数μから数100μの柔軟な粒子状物である。
水性ゲルを形成する物質としては、イオン性基を含む電
解質高分子を架橋または部分的に物理会合させた電解質
高分子タイプと、親水性非電解基を含む非電解質高分子
をゆるく架橋させた非電解質高分子タイプとがある。電
解質高分子タイプは、自重の数100倍から数1000
倍の水を吸収する高吸水性樹脂としてよく知られたもの
であり、具体的には、ポリアクリル酸系、酢酸ビニル−
アクリル酸エステル重合体ケン化物、ポリビニルアルコ
ール−無水マレイン酸反応物、インブチレン−マレイン
酸共重合体架橋物、ポリアクリロニトリル系ケン化物、
デンプン−アクリロニトリルグラフト重合体ケン化物、
デンプン−アクリロニトリル共重合体、デンプン−アク
リル酸グラフト重合体、カルボキシメチルセルロース架
橋物などが代表的なものとして挙げられる。一方、非電
解質タイプは、通常の50倍程度までの水を含有するゲ
ルを形成するものであり、具体的には、ポリビニルアル
コール、ポリビニルエーテル、デンプン等を架橋したも
のが代表的なものとして挙げられる。
なお、本発明において、後者の非電解質高分子タイプが
、塗膜形成後水に再膨潤しにくいため、耐水性が要求さ
れる箇所においては好適である。
特に特開昭62−112604号公報に記載のアセトア
セチル化したポリビニルアルコール、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、デンプン等の
水溶性高分子化合物主剤とアミン基含有化合物、アルデ
ヒド基含有化合物、ヒドラジド基含有化合物、エポキシ
基含有化合物、メチロール基含有化合物、金属アルコキ
シド等のゲル化剤(架橋剤)と水とを混合してゲル化す
る水性有機ゲルが本発明において好適に使用できる。
(ゲルに含有させる顔料、染料) 本発明の塗料組成物に用いられる水性有機ゲル粒子に含
まれる顔料又は染料とは、一般に塗料に使用されている
顔料や染料であれば特に限定はない。
顔料としては、例えば酸化チタン、亜鉛華、鉛白、等の
白色顔料、カーボンブラック、グラファイト、アニリン
ブラック等の黒色顔料、黄鉛、黄色酸化鉄、ハンザエロ
ー61ベンジジンエロー等の黄色顔料、クロームパーミ
リオン、パーマネントオレンジGTR,パルカンファス
トオレンジCG等のオレンジ色顔料、酸化鉄、パーマネ
ントブラウンFC等の褐色顔料、パーマネントレッド4
R,モノライトファストレッドYS等の赤色顔料、コバ
ルト紫等の紫色顔料、群青、フタロシアニンブルー等の
青色顔料、酸化クロム、フタロシアニンブルー等の緑色
顔料等の着色顔料や、硫化亜鉛、硫化亜鉛カドミウム等
の螢光顔料、アルミニウム粉、銅粉、亜鉛末等の金属粉
、マイカ、ガラスフレーク、鱗片状酸化鉄等のフレーク
状顔料、チタン酸カリウム、石膏ウィスカー、カーボン
繊維粉末等の繊維状顔料、ガラスピーズ、オレフィン系
樹脂ビーズ等のビーズ状顔料、ガラスバルーン、シラス
バルーン等の中空顔料、シリカ、炭酸カルシウム、クレ
ー、タルク、硫酸バリウム等の体質顔料、ジンククロメ
ート、モリブデン酸亜鉛、鉛丹等の防錆顔料、(メタ)
アクリル酸エステル系樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹
脂、フェノール樹脂等の有機樹脂微粉末、等が使用可能
である。
また、本発明の水性有機ゲル粒子に含有させる染料とし
ては、水溶性または、水分散性であるものが適しており
、例えばアゾ系、ジスアゾ系、トリスアゾ系、フタロシ
アニン系、銅錯塩アゾ系、ジオキサジン系等の直接染料
、酸性アゾ系、酸性アントラキノン系、金属錯塩アゾ系
等の酸性染料、アゾ、トリフェニルメタン、アジン、オ
キサジン、チアジン染料のアミン塩、第4アンモニウム
塩、塩化亜鉛複塩である塩基性染料、インジゴイド系、
アントラキノン系等の建染染料、建染染料のロイコ化合
物の硫酸エステル・ナトリウム塩である可溶性建染染料
、その他分散染料などが挙げられる。
本発明においては、前記顔料及び/又は染料を含有せし
めた水性有機ゲル粒子を塗料に微粒子状に分散して使用
するのであるが、顔料及び/又は染料を水性有機ゲル粒
子に含有せしめる工程と、水性有機ゲル粒子を塗料中に
分散せしめる工程を同時に行う方法も、また別々に行う
方法もいずれも可能である。同時に行う方法としては、
顔料及び/又は染料により着色した主剤水溶液とゲル化
剤水溶液とを混合し、ゲル化する前に塗料に加え適度の
剪断力が加わる様な攪拌を行って微粒子状に分散し、ゲ
ル化させる。一方、別々に行う方法としては、顔料及び
/又は染料、主剤水溶液及びゲル化剤よりなる混合物を
ゲル化する前に有機溶剤中に分散し、ゲル化させた後に
得られた水性有機ゲル粒子分散液を塗料に添加する方法
、あるいは含水しない有機ゲル粒子に染料と水とを加え
て膨潤、含水及び着色させた後、塗料に添加し分散させ
るか、含水しない乾燥有機ゲル粒子を塗料に添加し、こ
の中に攪拌しながら染料や水を徐々に適量(乾燥有機ゲ
ル粒子1重量部に対し1〜500重量部)加えて有機ゲ
ル粒子を着色すると同時に、膨潤、含水させる方法等が
挙げられる。ゲルの組成と使用する顔料、染料の種類に
より、適宜最適な方法を選択すれば良い。
水性有機ゲル粒子の添加量は、所望する模様、質感、光
沢等の程度に応じ選択すれば良いが、大体塗料中に10
〜80重量%程度になる量が適当である。尚、塗膜形成
成分中における、水が蒸発した後の有機ゲル粒子の量は
、1〜50重量%程度になる量が適当である。
本発明の模様塗料組成物の塗装方法としては、通常の塗
料と同様の方法が採用でき、具体的にはエアースプレィ
、静電エアースプレィ、エアレススプレィ、ロールコー
タ−、フローコーク−、ハケ塗り、デイツプ塗装等が適
用される。
本発明の模様塗料組成物は、強制乾燥時又は焼付は時に
有機溶剤の蒸発と同時に着色水性有機ゲル粒子内部の水
が蒸発し、ゲル粒子の体積の収縮が起こり、数μ〜数1
0μになった状態で塗膜中に固定される。この様に収縮
固定された着色水性有機ゲルにより粒子単位の微細な着
色した凹凸が形成されると同時に、水性有機ゲル粒子か
ら水が蒸発する際、水蒸気が塗面を攪拌し、それによる
比較的粗い凹凸パターンが加わり、その結果高密度の凹
凸塗膜が得られ複雑で美しい高級感のある斑点模様塗膜
となるのである。更に、水性有機ゲル粒子に含有させる
顔料や染料等の充填物質と、有機溶剤型塗料(水性有機
ゲル粒子以外の部分)中に含有させる顔料や染料などの
成分とを種々に組み合わせることによってバラエティ−
に富んだ着色斑点模様が得られる。
(発明の効果) 本発明の模様塗料組成物は、顔料及び/又は染料を含有
する水性有機ゲル粒子が、塗膜形成時に収縮固定され塗
膜表面に着色した微細な凹凸が形成されると同時に、水
性有機ゲル粒子から水が蒸発する際、水蒸気が塗面を攪
拌し、それにより微細な凹凸が加わりその結果複雑で美
しい高級感のある着色斑点模様塗膜が得られる。
また、本発明の模様塗料組成物は、顔料及び/又は染料
を含有する水性有機ゲル粒子とこれらを含まない水性有
機ゲル粒子とを適当に配合することにより、色、模様、
光沢等を任意に調整できる特徴を有する。
更に、本発明においては、着色模様形成剤として従来法
のごとく塗料粒子や樹脂粒子を使わないので、沈澱や凝
集物を生じに<<、また本発明のゲル粒子は極性基を多
数有する有機質なので、乾燥後塗料の結合剤樹脂と接着
性がよく、塗膜の加工性を低下させることがない等の長
所を有する。
尚、言うまでもないが、本発明において模様形成剤とし
て従来の模様形成剤である塗料粒子や、着色した有機、
無機粒子を併用することも可能である。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。ここ
で、実施例中「部」、「%」は重量基準である。
実施例1 アセトアセチル化度5.5モル%、ケン化度99モル%
、重合度1100ポリビニルアルコールの10%水溶液
100部に対し、ルチル型酸化チタン10部を加え、撹
拌機にて均一に分散した後、これとN−β(アミノエチ
ル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランの10%水
溶液10部とを混合し、直ちにこの混合物にキシレン3
0部とノニオン性界面活性剤3.5部よりなる液を添加
し、200 Or、p、mで1時間撹拌し、粒子中に酸
化チタンを含む平均粒径25μの安定な白色ゲル粒子分
散液を得た。これと同様にして酸化チタン10部のかわ
りに、黄色酸化鉄8部を使用した黄色ゲル粒子分散液、
パーマネントレッド4R2部を使用した赤色ゲル粒子分
散液、フクロシアニンブルー1.5部を使用した青色ゲ
ル粒子分散液、カーボンブラック1.0部を使用した黒
色ゲル粒子分散液をそれぞれ作成した。
この様にして作成したゲル粒子分散液を用いて白/黄/
赤/青/黒比を50/30/10/1/3の割合に混合
した液1201aKをアルキド−メラミン樹脂系有機溶
剤型焼付塗料(クリーム色;溶剤=キシレン、ブタノー
ル;顔料−酸化チタン、黄色酸化鉄)100部に撹拌し
ながら加え、多彩斑点模様塗料を調製した。
この塗料を、ブライマー塗膜を施した軟鋼板(0,8X
150X70mm)上にエアースプレィにて乾燥膜厚4
0μとなるように塗装し、10分間常温でセツティング
した後、150℃、20分間焼き付けた。
得られた塗膜は斑点状の多彩でかつスェードのようなソ
フトなタッチのきわめて高級感に富んだ外観を呈してい
た。
また、Otの折り曲げ試験を行ったところ全く異常はな
く(5倍の拡大鏡にて観察)、塗膜の加工性は良好であ
った。
実施例2 アセトアセチル化度4.2%の可溶性デンプンの5%水
溶液100部に酸化チタン10部を加え、撹拌機にて均
一に分散した後、グリオキザールの10%水溶液10部
を混合し、直ちにキシレン45部、ノニオン界面活性剤
5部よりなる液を添加し200 Or、p、mで5時間
撹拌を行って、粒子中に酸化チタンを含む平均粒径30
μの安定な白色ゲル粒子分散液を得た。これと同様にし
て、上記の酸化チタン10部の代わりに黄鉛10部を使
用した黄色ゲル粒子分散液、カーボンブラック1部を使
用した黒色ゲル粒子分散液を作成した。この様にして作
成したゲル粒子分散液を用いて白/黄/黒比を70/2
515の割合に混合したゲル粒子分散液100部とアク
リル−メラミン系有機溶剤型塗料(グレー色;溶剤−キ
シレン、ブタノール、セロソルブアセテート;顔料=酸
化チタン、カーボンブラック)100部とを混合し、実
施例1と同じ方法と手順で塗膜を作成したところソフト
タッチで立体感に富んだ着色斑点模様の塗膜が得られた
。また、Otの折り曲げ試験を行ったが、全く異常が認
められなかった。
vR例3 デンプン−ポリアクリル酸系水性樹脂粉末(「ダイスウ
ェルDSP−100PAWj大日精化工業社商品名)1
部に黄色直接染料(「クリソ7 エニン(Chryso
phenine) J住友化学工業社商品名)の2%水
溶液100部を加えて吸水膨潤させ、平均粒径100μ
の水性ゲル粒子を得た。これと同様にして上記黄色直接
染料の2%水溶液100部の代わりに緑色塩基性染料(
「アイゼン マラカイト グリ−7(Aizen Ma
lachite Green) J保土谷化学工業社商
品名)の1%水溶液100部を使用した緑色ゲル粒子、
赤色塩基性染料([ジアクリル スプラ ブリリアント
 レッド(DiacrylSupra Br1llia
nt Red) 3 B J三菱化成工業社商品名〉の
2%水溶液100部を使用した赤色ゲル粒子をそれぞれ
調製した。
この様にして調製したゲル粒子を黄/緑/赤の比が60
/20/20の割合になるように混合したゲル粒子85
部とアルキド−メラミン樹脂塗料(白;溶剤=キシレン
、ブタノール;顔料−酸化チタン)100部とを混合し
、実施例1と同様にして塗装した。
得られた塗膜は極めて凹凸感に優れた色彩の美しい斑点
模様であった。また、Otの折り曲げ試験を行ったとこ
ろ全く異常がなかった。
実施例4 実施例1において作成したものと同一の混合ゲル粒子分
散液120部を常温乾燥型フタル酸樹脂系エナメル(白
;溶剤=キシレン;顔料−酸化チタン)100部に撹拌
しながら添加し、塗料を調製した。プライマー塗膜を施
した軟鋼板(0,8X150x70m)上に上記塗料を
エアースプレィにて乾燥膜厚35μとなるように塗装し
、20℃で1週間乾燥した。得られた塗膜は均一で微細
な凹凸を有する斑点状の多彩模様の外観を呈していた。
実施例5 アセトアセチル化度5.5モル%、ケン化度99モル%
、1合度1100のポリビニルアルコールの10%水溶
液100部に対し、赤の干渉色を有するチタン処理マイ
カ(「エキステリア マーリン ファイン ラセット(
Bxterior Mearlin FineRuss
et) 459 VJマール コーポレーション社商品
名)2部を加え撹拌機にて均一に分散した後、これとN
−β(アミノエチル)T−アミノプロピルトリメトキシ
シランの10%水溶液10部とを混合し、直ちにこの混
合物にキシレン30部とノニオン性界面活性剤3.5部
よりなる液を添加し、200 Or、pomで1時間撹
拌し、粒子中に酸化チタンを含む平均粒径25μの安定
な金属感を有する赤色のゲル粒子分散液を得た。このゲ
ル分散液100部を常温乾燥型アクリルラッカー(溶剤
=トルエン、酢酸ブチル、メチルイソブチルケトン、イ
ンプロパツール;顔料なし)120部に撹拌しながら加
えて、塗料を調製し、これを透明アクリル樹脂板(IX
150XTOmm)にエアースプレィにて乾燥膜厚が4
0μとなるように塗装し、20℃で1週間乾燥した。得
られた塗膜は赤いメタリック調の美しい斑点模様の外観
を呈していた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)顔料又は/及び染料を含む水性有機ゲル粒子を有
    機溶剤型塗料に含有せしめたことを特徴とする着色斑点
    模様塗料組成物。
  2. (2)請求項1記載の着色斑点模様塗料組成物により得
    られた着色斑点模様塗膜。
JP63034853A 1988-02-17 1988-02-17 着色斑点模様塗料組成物 Expired - Lifetime JP2613782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63034853A JP2613782B2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 着色斑点模様塗料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63034853A JP2613782B2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 着色斑点模様塗料組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01210476A true JPH01210476A (ja) 1989-08-24
JP2613782B2 JP2613782B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=12425736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63034853A Expired - Lifetime JP2613782B2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 着色斑点模様塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2613782B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08503983A (ja) * 1992-11-25 1996-04-30 ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション フォトレジスト用底部反射防止塗料における金属イオンの低減
JP2009149790A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Kansai Paint Co Ltd 透明性基材用装飾材、装飾方法及び装飾品
JP2016124290A (ja) * 2014-12-27 2016-07-11 株式会社エフコンサルタント 積層体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5064323A (ja) * 1973-10-08 1975-05-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5064323A (ja) * 1973-10-08 1975-05-31

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08503983A (ja) * 1992-11-25 1996-04-30 ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション フォトレジスト用底部反射防止塗料における金属イオンの低減
JP2009149790A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Kansai Paint Co Ltd 透明性基材用装飾材、装飾方法及び装飾品
JP2016124290A (ja) * 2014-12-27 2016-07-11 株式会社エフコンサルタント 積層体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2613782B2 (ja) 1997-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0571061B2 (ja)
JPS63183965A (ja) 塗装組成物
JPH0810690A (ja) 多層塗膜の形成方法、ベースコート組成物および塗装方法
JP3787215B2 (ja) プラスチック素材の塗装方法
JP2613782B2 (ja) 着色斑点模様塗料組成物
JP2001072933A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法及び複層塗膜
JPH10298458A (ja) 光輝性顔料含有塗料組成物および複合塗膜形成方法
JPH0689279B2 (ja) 超漆黒被覆組成物
JPH06254484A (ja) メタリック塗膜形成法
JP4754056B2 (ja) 光輝性塗膜形成方法
JPH1147679A (ja) 積層塗膜の補修方法及び補修用塗料組成物
JPH03239769A (ja) メタリック塗料とその塗装法
JPH04200778A (ja) 艶消し塗膜形成方法
JP2002233815A (ja) 光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP3987156B2 (ja) 複層塗膜形成法
JP4691617B2 (ja) Abs素材の塗装方法
JP2593672B2 (ja) 艶消し塗料組成物
JP4450405B2 (ja) 意匠性塗膜の形成方法
JP2002192067A (ja) 光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP2002273335A (ja) 真珠光沢塗膜形成方法および塗装物
JP2000301057A (ja) メタリック塗膜の形成方法
JP4265473B2 (ja) 複層塗膜形成方法および塗装物
JP3412870B2 (ja) カラークリヤー塗料
JPH05140486A (ja) メタリツク塗料とその塗装法
JP2002080792A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および光輝性塗装物