JPS62113017A - 計器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用計器等における計器収納ケースと見返
し板及び透明保護板の爪係合部の構造に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

第２図に従来周知の構造を示す。１はケースでポリプロ
ピレン等の樹脂よりなる。３は見返し板でＡＢＳ樹脂等
よりなる。４はｉ！明保護板でアクリル樹脂等で形成さ
れている。そして、見返し板３及び透明保護板４は、ケ
ース１の開口端側に形成した箱部１ｆに各々爪部３ｂ、
４ｂにより係合固定され、その爪部３ｂ、４ｂの根本部
には、保合後の外れ防止及びがたつき防止のため、リブ
３ａ、４ａが設けられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この様な構造において、見返し板３及び透明保護板４の
脱着時、ケース１のリブ３ａ、４ａと接する部分１ａ、
ｌｂは、摩擦により削られる。この削られた切粉は、ケ
ース１の上面１ｃ、ｌｄを越えてケース１内の計器本体
２の文字板等に付着し、ｄ器の視認性が悪くなるという
問題がある。

そごで本発明は、がたつき防止効果を損なうことなく、
見返し板や透明保護板などの開口端装着部材をケースに
脱着する際の切粉の発生を少なくするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

このため本発明は、計器本体と、この計器本体を収納す
る合成樹脂製のケースと、このケースの開口端側に装着
した見返し板、透明保護板等の樹脂製の開口端装着部材
と、前記ケースの開口端側側面にこのケースと一体に形
成した箱部と、この箱部に対応して前記開口端装着部材
に一体に形成され、前記箱部の内側を通してこの箱部の
後方端面に係合する爪部と、前記箱部内に配置され、根
本部が前記ケースの開口端側に一体形成され、かつ先端
が前記爪部の先端側内側部に圧接する弾性リブとを備え
る計器を提供するものである。

〔作用〕

これにより、開口端装着部材をケースに装着する際、箱
部内に爪部を挿入するとこの爪部により弾性リブが押さ
れてケース側にたわみ、箱部内に爪部が容易に挿入され
る。そして、爪部が箱部の後方端面に係合すると、弾性
リブはその弾性力により爪部を箱部内面側に圧接する。

〔実施例〕

以下本発明を図に示す実施例について説明する。

第４図において、１は計器収納ケースであり、ポリプロ
ピレン等の樹脂で形成されている。２は計器本体、３は
見返し板であり、ＡＢＳ等の樹脂から成る。４は透明保
護板でアクリル樹脂等で形成される。

この様な構成において、見返し板３および透明保護板４
を爪によりケース１に引掛は係合するもので、ケース１
の開口端例の見返し板３および透明保護板４の爪部３ｂ
、４ｂに相対する位置に、前後方向が開口した箱部１ｆ
を一体に設け、その箱部１ｆ内に弾性を有する形状でケ
ース１と一体に弾性リブ１ｅを設ける。

そして、この弾性リブ１ｅはその根本部がケースｌの開
口端側に一体形成され、かつこの根本部より先端側にな
るにつれて箱部１ｆの内側壁１ｇに回って傾斜している
。

第３図（Ｊ見返し板３を係合する際の作用を説明する図
である。見返し板３の爪部３ｂはケース１の箱部ｉｆの
内側壁１ｇに沿って挿入される。この時、箱部１内の弾
性リブ１ｅは、見返し板３の爪部３ｂによって始め二点
鎖線の如く位置していたものが爪部３ｂにより押されて
変形する。その後に爪部３ｂが箱部１ｆの後方端面１ｈ
に確実に係合されると、第１図ｆｂｌに示す如く弾性リ
ブ１ｅはほぼ元の位置に戻り、弾性リブ１ｅはその弾性
力により爪部３ｂを箱部１ｆ内側壁１ｇ側に圧接し、こ
の圧接によって、係合後の外れ防止及びがたつき防止が
なされる。

また、爪部３ｂの箱部１ｆ内への挿入時に弾性リブｌｅ
が容易に変形すると共に、爪部３ｂと弾性リブ１ｅとは
面接触であるため、切粉の発生が少なくなる。また、た
とえ切粉が発生しても、接触部がケース１の開口端より
後方の位置となるため、切粉がケース１の開口端上面１
ｃを乗越えてケース１内部に入り込むことはない。

また、透明保護板４の爪部４ｂも見返し板３の爪部３ｂ
と同様にしてケースｌの箱部１ｆに係合される。

なお、上述した実施例においては、透明保護板４と見返
し板３との双方に爪部４ｂ、３ｂを形成したが、いずれ
か一方のみに形成したものにおいても本発明を適用でき
る。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明においては、外れ防止及びがた
つき防止効果を損なうことなく、開口端装着部材をケー
スに装着する際の切粉の発生を少なくすることができて
、切粉の付着による視認性の低下を防止することができ
るという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｌは本発明計器の要部構成の−・実施例を示
す正面図、第１図（ｂｌは第１図（ａｌのＡ　−Ａ線に
沿う縦断面図、第２図は従来計器を示す縦断面図、第３
目口３Ｌ）−配本発明計器の見返し板の係合途中の杖態
を示ず要部縦断面図、第４図ばに配本発明計器の全体構
成を丞ず縦断面図である。 １・・・ケース、Ｉｅ・・・弾性リブ、１ｆ・・・箱師
、２・・・、ｉｌ器本体、３，４・・・開口端装着部祠
をなす見返し板と透明保護板、３ｂ、４ｂ・・・爪部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 計器本体と、この計器本体を収納する合成樹脂製のケー
   スと、このケースの開口端側に装着した見返し板、透明
   保護板等の樹脂製の開口端装着部材と、前記ケースの開
   口端側側面にこのケースと一体に形成した箱部と、この
   箱部に対応して前記開口端装着部材に一体に形成され、
   前記箱部の内側を通してこの箱部の後方端面に係合する
   爪部と、前記箱部内に配置され、根本部が前記ケースの
   開口端側に一体形成され、かつ先端が前記爪部の先端側
   内側部に圧接する弾性リブとを備える計器。