JPS62112378A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

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JPS62112378A
JPS62112378A JP25307585A JP25307585A JPS62112378A JP S62112378 A JPS62112378 A JP S62112378A JP 25307585 A JP25307585 A JP 25307585A JP 25307585 A JP25307585 A JP 25307585A JP S62112378 A JPS62112378 A JP S62112378A
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    • H01L29/02Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/12Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by the materials of which they are formed
    • H01L29/20Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by the materials of which they are formed including, apart from doping materials or other impurities, only AIIIBV compounds
    • H01L29/201Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by the materials of which they are formed including, apart from doping materials or other impurities, only AIIIBV compounds including two or more compounds, e.g. alloys
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電界効果トランジスタに関するものである。更
に詳しくは、トランジスタの性能に悪影響を与える活性
層領域から非活性層領域への電荷担体の漏れを防ぐため
の傾斜組成構造を活性層領域に有する電界効果l−ラン
ジスタに関するものである。
第1図は、従来の最も一般的な電界効果トランジスタの
模式図である。
このトランジスタの動作原理は、ソース・ドレイン電橋
間に電圧を印加し、グー1〜電極の電位を制御すること
で、電荷担体(電子あるいは正孔)による電流11が制
御されるわけであるが、電荷担体による電流は、5の活
性層領域を流れる11のみではなく、6の非活性半導体
中を流れる電流1eも含まれている。
この電流1eは、トランジスタ動作には直接関係しない
謂ゆる漏れ電流であるが、これが存在づるためにしきい
(llI電圧の減少のみでなく、ターン・オノの電流特
性が悪くなるなどのトランジスタ特性に多大な悪影響を
及ぼしていた。
最近のトランジスタf)集積回路は、高速性能の追及の
ために、索子寸法が非常に小さくなっている傾向にあり
、この場合、上記で述べた悪影響がより顕茗になり、“
′短チャンネル効果゛。
と称される。
この短チャンネル効果の影響を避ける目的から、第2図
の構造のGaAs電界効果1−ランジスタが提案されて
いる[ kJamasaki、N、Kato。
H,Hirayama、  「Iectronics 
Letters、1984年12月6日、 20巻、2
0/ 26号、ベージ 1029−1031コ。
この1−ランジスタでは、N形活性層と半絶縁性半導体
基板との間にベリリウムをイオン注入することによりP
形の中間層を設け、NP接合を形成することで基板内部
での漏れ電流の低減を試みている。
第3図は、この素子製作をのためのイオン注入条件とこ
れに対応した注入イオンの深さ方向分布理論曲線Cよ)
る。Sl“ (シリコ1ン・イオン)はN形話性層を形
成、A゛るA:めの不純1カー1′コツンであり、F1
a”(ベリラム・イオン)は−1記で述べt= p形の
中間層を形成り゛るための不純物イオンである。しかし
、この種素子製作の成否をになうイオン注入技術が難り
、<、例えば深さ方向分布の制御性、注入イオンの活性
化の活性化残留格子欠陥等の魚で不安が残されている。
また、漏れ電流を抑止するためのNP接合がイオン注入
で形成されるため、イの品質に問題があり、更にこれが
ホし接合である/jめ((、電界で加速された高コーネ
ルギーの電荷111体が容易にNP接合の電位障壁を乗
り越λ、(二漏れ電流どなる可能性も充分ありうる。
加えて、第3図より明らかなごとく、N形活性層9ri
域に相当ITのB eイオンが含まれCいるため、これ
が電荷担体の不純物散乱中心とな−)で電子の高速走行
の障害となり、結果的に素子の高速動作に影響を及ぼづ このようなホモ接合の欠点を補う1−」的から、第4図
のようa G a A S / A I  G a 1
−x A Sヘテロ階段接合を′、8荷担体の障壁に用
い、この障壁により漏れ電流の抑止を図る方法が提案さ
れCいる。
しかしながら、この方法にもいくつかの問題がある。第
1として、ヘテロ接合の品質の問題がある。GaASと
A lx (3ai−x ASは比較的格子整合のとれ
たヘテロ接合系としで知られているが、それでもある程
度の不整合が存在しこれはA1組成比Xに対して八a=
0.15x[%1で表される。不整合が存在することに
より、結晶内に歪みが誘起されることになる。
第5図は、GaASとAlGaAsと ×     1−× のヘテロ接合に誘起される歪みをXに対してプロットし
たものである[ S、Adachi、J、八pp1.P
hys、第58巻、3呂、ページ旧−11291゜第5
図より、誘起歪みXはXに対して、X=2.23 x 
Ux 10’ dVn/ci]で与えられ、例えばX=
0.3どすると 6.69 X 10’  [dyn/
ci Jとなる。この値の一輔性応力を(3aAsに加
えると仮定すると、結晶が破壊をおこ1〕7.づ/AF
)らこなごなに割れてしまうほどの応力Cある。この内
部歪みは。、1だ、活性層の電荷担体の輸送特性にも悪
影響を及ぼづ゛。GaAs等のぜン?li !4)鉱構
造の結晶は結晶学的にも反転対称をもたないことから、
ピエゾ電気効果を有することになり、従って、先に述べ
たべ一テロ階段接合により誘起される歪みが活性層内に
ピ1ゾ′市気場を誘起し、これがピエゾ電気錯乱と呼ば
れる電荷担体の散乱の度合を高め、結果的に電荷担体の
高速走行に悪flaWを与えることになる。
第2の問題は、ヘテロ階段接合の界面に生ずる謂ゆる界
面単位である。先で説明したが、GaASとAIGaA
Sとの格子定数がx   1−x 異なり、従っ℃格子不整合をきた−す。格子定数が異な
るということは、エネルギー帯構造を記述するためのイ
オン、電子ボザンシャルが責イfるということであり、
このことから異種結晶を接合させることにより、その接
合界面にボデンシャルの不調和に起因した界面単位が形
成される。界面準位が形成されると、そこで電荷担体の
発生・再結合による電流が流れ、これが第1図で示され
るようなトランジスタの動作に関係しない新しいタイプ
の漏れ電流(Ie)となる。
界面準位に関する他の大きな問題点もある。
先の界面準位はポテンシャルの不調和に起因した、いわ
ば真性界面準位であるが、不純物の形成する界面準位も
ある。
第6図は、2次イオン質吊分析によるGaAS/AI 
 (3a   AS階段へテロ接合におけx   1−
x る酸素(0>および炭素(C)不純物の分布を測定した
ものである。不純物、特にOは界面(表面)準位に悪影
響を与え、GaAsに限らず一般の■−■複化合物半導
体のデバイス製作のための障害(例えば、ショットギー
電橿バリアの制御)となっている。第6図より明らかで
あるが、Oの渥入MがG a A、 sに比べ、A、1
xQa1−xAsで著しく多い。従って第4回のGaA
 S/ A I  G a 1−X A S階段へテロ
接合を用× いた場合、これら結晶の界面からAlxGa1−、As
にかけて、多jlの0不師物が含まれることになり、界
面[:′lにt、c:の0不純物1に、J、る準位も多
量に存在号ることになる。
界面準位および界面の結晶学的品質に関するさらに大き
な問題点も存在する。トランジスタの高性能化のために
は、活性&のキt・リア瀧]印が高1jれば^い(5ど
よく、この場合、活性層の厚さもキャリアミ11度に準
じて薄くしなければならない。活性層厚が0.1μmよ
りも薄くなると新しい問題が生ずる。すなわち、活性層
厚がドブロイ波長に比べ無視できないほどに’+Eるど
、界面準位がだけでなく階段へテロ接合界面の結晶学的
・機械的な品質に関連した不均一性(凹凸)のために、
電荷担体の輸送特性が影響を受ける。すなわち、これは
表面(界面)散乱の名で呼ばれ、界面単位のボテンシ!
・ルのゆらぎ亡機械的平坦性の不連続な部分で電荷担体
が散乱を受け、これの高速走行に悪影響を与えるわけで
ある。したがって、表面散乱を極力小ざくするためには
、格子整合の完全にとれた不純物界面準位の極めて少な
いヘテロ接合を用いればよいわけであるが、GaAs−
、、’At  Ga1−xAs階段ヘテロ接合では不可
能である。
第2の問題点として界面準位の問題について述べたが、
さらに悪いことには、第1の問題点であった格子不整合
に起因した内部ピエゾ電気用との相乗効果で、電気的に
不活性であった界面準位がピエゾ電気用による電界放出
で活性化されて、その濃度をさらに高めることも充分考
えられる。
第3の問題点を最侵に述べる。
最近のトランジスタおよび集積回路は、高速化追求を第
1の目的として、第2図あるいは第4図に示すチャンネ
ル長しが、増々縮小化される傾向にあり、これが1μm
をゆうに切る長さに達している。この場合、第4図にお
いて、GaAs活性層に存在する電荷担体はA 1xG
a1−xAs層との障壁のために、ある程度基板方向へ
の漏れが防げる。しかし、類チャンネル長のだめに18
のソース・コンタクト層から、電荷担体(電子)が18
のAI  Ga   Aslx  19 に注入され、ドレイン・コンタク]へNに注入されるこ
とで漏れ電流が流れる。このために、ドレイン伝達定数
が悪くなる。これは短ヂ1!ンネル効宋によりもたらさ
れる弊害の−っである7勿論、この場合の漏れ電流は、
チャンネル長1−が長いほど少ない。
第7図には、Lを変えた場合の印加電圧に対する漏れ電
流をプロットしたものであり、例えばL=5μmでは低
電界ぐほとんど漏れ電流は存在しない。しかし、10K
V/u (= 5V15μm)程度の電界では、L=0
.28am、、0゜52am等の短ヂX・ンネル累子ど
同等に近い電流が流れる。1010KV/口の電界の強
度は、トランジスタ動作時の電界どしては、決しで高く
ないので、この問題は重大である。実際のトランジスタ
のチャンネル長しが1μm以下であることを考えると問
題はさらに重大である。濠だ、先に述べたがGaAS/
’A lx Ga1−X△Sの電位障壁により、電荷担
体のA l、 Qal、、、XAS層への漏れはある程
度防げるが、活性層をソース・ドレイン電界により電荷
担体が走行すると、単位時間当り、eVdEのエネルギ
ーが電荷担体に与えられる。ここでeは単位電荷量、V
dは電荷担体のドリフト速度、Eは電界である。
この電界からのエネルギーにより、電荷担体は容易にG
aAs/A I  Ga1−xAs階段へ× テロ接合の障壁を乗り越えるようになる。乗り越えた電
子はA IxGal、As層を流れ、漏れ電流となる。
この減少は、運動量空間遷移に対し、実空間遷移と呼ば
れる。
このように、階段へテロ接合では、コンタクト層から容
易に電荷担体が△’xGa1−、Asに注入されるのみ
ならず、階段接合のための急峻な電位障壁のため実空間
での電荷担体遷移が起き、漏れ電流となる まず、電界による過度のエネルギーにより、電荷担体が
容易にPNNホモ合電界を乗り越えることができること
は簡単に予測される。
コンタク1一層から注入される電荷担体について考えて
みる。これによる電流はコンタク1一層とP埋め込み位
とを流れる電流でN P N接合を流れる電流である。
Easton等[1,F、Easton、R。
Sta l l、D、Woodary、N、Dande
k:ey、c、E、C,Woocj、M、S。
5hur、and  K、8oaid、E!ectro
ns  1etters、16さ、ページ524−52
5]は、L=0.48μmのP層におけるNPN接合の
電流と電圧の特性を計算し、Vp =QNA L’ /
2e−c定Mさnるパンチ・スルー電圧までは電流は流
れないとの結論を得ている。ここでNAはアクセプタ電
圧、εは誘電率である。しかし、彼らの結論は仝(妥当
性のないものである。それは、彼らが電流輸送機構とし
て、ドリフト方程式のみから出発しているからである。
本発明者は、この点に注目し、実際に31細な実験と計
算の検討を行なった[8.Adachi、〜4.KaW
aShIma、に、YOkOVama、and  M、
Tomizawa、Electrics  1ette
r、31.ベージ409−411.1982年]。その
実験の結果を第8図に示す。破線はEaston等によ
る計算結果である。
図より明らかなごとく、Easton等の計算では、低
電圧ではほとんど電流が流れないが、実験結果では相当
量(電流が電圧に圧倒する謂ゆるオーミック電流)の電
流が流れる。
本発明者は、彼らよりはより現実的なドリフト・拡散方
程式を提案し、実際、実験との良い一致を得ている。
その理由としては、第9図で示したこのデバイスのキャ
リアa度との電界分布より明らかであり、N”lUから
の電子のP層へのしみ込みにより少数キャリアである電
子がN層をドリフトで通過することで説明される。
なj3、この計9は、電流連続の式、ポアッソン方程式
(ドナー及びアクセプタを考慮)、及び電子速度・電界
特性を考慮した、より正確で現実的なモデルを仮定して
行った。
以上の説明から、階段接合あるいはP埋め込み層では、
充分な漏れ電流の抑止が不可能であることが理解された
であろう。
本発明は、半導体活性層と半絶縁性基板との間に、活性
層に等しい組成からはじまってjJ坂力方向徐々に組成
を変えた傾斜組成構造の半導体中間層を挿入り−ること
で、漏れ電流の極めて少ない電界効トランジスタとその
集積回路を促供するものrある。
本発明は、しきい値電圧の減少、ターン・オフ電流特性
の悪化等をもたらす電界効果トランジスタの漏れ電流の
抑止のために、半導体活性層と半絶縁性半導体基板との
間に、活性層と等しい組成からはじまって基板方向に徐
々に組成を変えた傾斜組成構造の半導体中間層を挿入づ
ることを特徴としている。
従来の技術でt、t、漏れ電流の抑止の対策として活性
層と半絶縁性基板との間にイオン注入等の方法でNP結
合を形成する手段がとられているが、このNP接合は同
種半導体間の接合、謂ゆるホモ接合であるのに対し、本
発明での半導体活性層と傾斜組成構造の半導体中間層と
の接合が異種半導体間の接合、謂ゆるヘテロ接合になっ
ている点で、従来とは異なる。また、ヘテロ接合につい
ても、従来の一般的な階段へテロ接合に対し、本発明で
は傾斜へテロ接合を採用している点で異なっている。
第10図は、本発明による電界効果トランジスタ実施例
を示し、nチャンネルのGaAsを活性層とづる電位効
果1−ランジスタに適用した例である。第10図Aはそ
の構造を示す図、第10図Bは、ショットキー・ゲート
電極直下のバンド構造の模式図である。
17のGaAs活性層と19の半絶縁性GaAs基板と
の間に、18のAlxGa1.、xAS中間唐が挿入さ
れており、この層の組成比Xは17の活性層に接しいる
点ではX=0(すなわらGaAs)であり、これから1
9のり板方向に対して徐々に増加する、謂ゆる傾斜組成
構造を有している。
第10図(B)に示したG a A s活性層ど△I 
 Ga   △S中間囮のV板側の末端どの伝×1−X 導帯エネルギー差は、この未35のAl  G a 1
−xASの組成比Xに対しで、 ΔE   !0.8x      [eV]     
(1)で与えられる。
上の式より例えば、末端の組成比Xを0.3とすると、
  へEo舘0.8X0.3=0゜24 [eV]とな
るる。この伝導帯エネルギー差へEoのために電界効果
トランジスタの漏れ電流の抑止が可能となる。
その叩出を次に説明する。
AlGaAs中間否の厚さをd(第1 x   1−x 0図(B)参照)とすると、この中間層内に伝導帯ネル
ギー差ΔF。に起因した内部電界Ebi−△E c /
 d   [V 5/cm ]    (2)が誘起さ
れる。前述したと同じ様に、中間末端の組成比Xを0.
3とし、この苦の厚さdを0、 1 [μTrL]とす
ると、Ey=0.2410、 1 x 10−’= 2
4 [KV/cm]という高電界が中間層内に誘起され
る。
従って、第11図に示したように、基板方向に流れて漏
れ電流となりうる電子は、強い内部誘起電界のために、
GaAs活+’11へ押し返される。このため、基板方
向にしみ出る電子が殆どなくなり、よって漏れ電流の抑
止が図られる。
第12図は、本発明の他の実I INを示し、” 1−
x Ga1−xΔ”/P1−Vの半導体材料に適用した
例である。
第10図<A)に示されているトランジスタと同様であ
るので図にはこれを省き、ショート4ニー・グー1〜電
極直下のバンド構造の模式図を示すのみにとどめた。
この1〜ランジスタでの活性層は、TnO,53Ga 
o、47AS (x=1.0)であり、中間層は活性層
に格子整合する。4元混晶In1−xGax Asy 
pi−yであり、半絶縁性基板は1nP (y=1.0
)である。
本実施例によってもたらされる効果も第10図の場合と
基本的に同じであるが、強い内部誘起電界のために漏れ
電流が抑止される。
ただし、+n   Ga  AsVPl、にJ3けf−
x     x る伝導帯エネルギー差は(1)式とは責なり、八E。N
o、4xO,5y+O,Of’3y’  Uevl・・
・・・・・・・(3) で与えられる。ここで、yはIn   GaA1−×X S v P 1−yのAs組成比である。いま、中間層
の末端の組成比yを0.5とし、中間層の厚さをd[μ
m]とすると内部誘起電界11月は17[K V / 
cm ]程度の高電界どなる。
以上の二例では、活性層の導電型がn型であるいわゆる
、nチャンネル・トランジスタについて述べたが、本発
明は、勿論、導電へ′1がn型であるnチャンネル・1
〜ランジスタへも適用が可能である。このig合、強い
内部電界により、正孔による漏れ電流の抑止が図られる
ただし、nチャンネルにおける内部電界は、伝導帯では
なく価電子帯のエネルギー差ΔEVに起因し、これはG
aAs/AI  Ga   A×  1づ Sトランジスタでは、 八E  ’x0.4x     [eV]・・・・・・
・・・(4)で与えられ、in   Qa  As  
P   トラ1づ  xyl−y ンジスタでは ΔEo!0.2X0.25V+0.o4y’[eV]・
・・・・・・・・(5) で与えられる。
上述においては、ゲート電極として、ショットキー・ゲ
ート電極を用いたが、ショットキーff1ffjのかわ
りに、接合電極あるいはMIS型構造ゲート電極を用い
ることもできる。
なお、階段接合では、前述したように多くの問題がある
のに対して本発明で用いる傾斜接合では、次の特徴があ
る。
づなわち原始的に格子不整合が全く無く、従って内部歪
みによる応力、ピエゾ電気場も存在しない、又、これら
による界面単位の発生も抑止されA IX Qal−x
 Asにおける酸素等の不$11!物の混入による問題
も傾斜組成の接合て゛あることから、これらの影響も低
減できる。ざらに、たとえコンタクト層から傾斜組成層
(AlxGa   As又はIn   GaAsP  
 )1づ      1−x   x   y  1−
Vへの電荷担体の注入による漏れ電流の影響があっても
、傾斜接合に起因したバンドXIネルギー差による内部
電界により全く問題になIうなくなる。また、段階接合
で問題になった実空間遷移も、電荷担体の緩和時間と傾
斜接合層の組成とその厚さにより、容易に制御可能とな
る。
以上説明したように、本発明によれば電界効果トランジ
スタにおいて半導体活性層と半絶縁性半導体基板どの間
に、活性層に等しい組成からはじまって基板方向に徐々
に組成を変えた傾斜組成構造の半導体中間層を挿入り−
ることで、この中間層に伝導帯あるいは価電子帯のエネ
ルギー差に帯刃した内部電界が誘起され、この電界担体
である電子あるいは正孔の基板方向への漏れを防ぐこと
が可能となる。すなわち、電荷担体の漏れを防ぐことに
より、漏れ電流の抑止が図れ、その結果しきい値電圧の
減少が防げるのみならずターン・オフの電流特性が改善
されるなど、トランジスタの性能の向上が図れる。
また、本発明を半導体集積回路に適用することにより、
素子寸法の縮小に起因した漏れ電流による短チャンネル
効果の抑止が図れ、高性能化と安定性、信頼性の改善が
可能となる。
さらに、本発明を用いている傾斜接合についても、一般
的な階段接合に比し゛C1格子不整合に起因した、内部
応力とピエゾ電気用界面単位、酸素不純物等の取り込み
の問題の他に実空間遷移やNPN接合に起因した漏れ電
流を抑止する効果がある。
11口えて、活性層厚が薄くなることにより生じる表面
(界面)散乱の問題についても、傾斜接合に起因した三
角ボデンシャルにより、容易に低減することができる。
また、内部誘起電界の強度や、これに関係した傾斜組成
層の厚さを制!211づ゛ることができるので、1ヘラ
ンジスタの設51・製作プロセスの自由度が従来の接合
に比し大幅に!14゜
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の一般的な電界効果トランジスタの模式
図である。 1・・・ソース電極 2・・・ゲート電極 3・・・ドレイン電極 4・・・N+半導体電極層 5・・・N半導体活性層 6・・・半絶縁性半導体基板 第2図は、漏れ電流を低減さぼるために提案されたGa
AS電界効果トランジスタのの横道図である。 7・・・ソース電極 8・・・ゲート電極 9・・・ドレイン電極 10−N” −GaASr極層 11−!1−GaAS活性層 12−P” −GaAs埋め込ミm 13・・・半絶縁性GaAS基板 第3図は、第2図にお()るN  GaAS活性層(1
1)とP”−GaAs埋め込みFJ(12>を形成げる
ための81+イオンとBe+イオンの注入条件と、注入
深さの関係を示す図である。 0′!4図(A)は、漏れ電流低減されるために促案さ
れたGaAs/A I  Ga1−x As階段ヘテロ
接合電界効果トランジスタの構造図である。 14・・・ソース電極 15・・・グー1〜電極 16・・・ドレイン電極 17・・・GaAS活性層 1B・−At  Ga   As1 x   1−x 19・・・半絶縁性GaAS基板 20・・・ソース・ドレイ電極層 L・・・チャンネル長 第4図(B)は、第4図へに示すl−ランジスタのゲー
ト電極直下のバンド構造の模式図である。 第5図は、AIX Ga1−x As/GaAsへ7″
[]接合1N−誘起される内部歪みとA1組成比×との
関係を示−1図て゛ある。 第6図は、G a A S 、、z” A !  G 
a   Δ5x1−× (y=0.3)へゾロ接合接合内の酸素及び炭素会純物
の分子liを2次イオン質吊分析法により測定した結果
であるを示す図である。 第7図は、第4図(A>に示(−漏れ電流1eの電流密
度に対する電斤の関係を、チャンネル長りをパラメータ
ーとし゛C計障した結果を示1図である。 第8図は、NPN構造おける電圧ど電流の関係を示した
図である。 第9図は、第8図の1=0.52 [μ7711に対応
したキ!・リア濃度と電界の深さ方向分布を示す図であ
る。 第10図(A)、本発明をG a A S /△1xG
a  ASトランジスタに適用した例を示す。 1−× 21・・・ソース電極 22・・・ゲート電極 23・・・ドレイン電極 24・・・GaAs活性層 25・・・傾斜組成構造を有するA I  G a 1
− xX・ A5層 26・・・半絶縁性GaAs基板 27・・・ソース・ドレイ電極層 第10図(B)は、第10図Aに示すトランジスタのグ
ー1−電極直下のバンド構造の模式図である。 八Eo・・・伝導帯エネルギー差 d ・・・AIGaAS中間客の厚さ x   1−x 第11図は、本発明による伝導帯エネルギー差に起因し
た内部の効果を説明している図である。 第12図は、本発明を(n 1−x G a x A 
S yP  トランジスタに適用した場合のゲート電1
−■ 極直下のバンド構造の模式図である。 ΔF。・・・伝導帯エネルギー差 d  −ln   Qa  As、Pl、中間1−x 
     x 留の厚さ 出願人  日本電信電話株式会社 図面の浄書(内容に変更なし) 第2図 第8図 を勿θ・:、、め5′q、=cr集〕 第4閉 電) Aえ6aへりニ\ 0            o、r 三゛召1、二 〇r弔9 εF夛O叱三CV7 ビ790党厄(1冫 η、ご [I′41T′3 第10国 〆1乙、G久1イAsf)ら]ノ障 第17図 e史シ ーJ″5t−森 行ロ jに J町 (7,1式)%式
% 1、事1士の表示  特願昭60−253075号2、
発明の名称  ′[8界功宋[−ランジス′)3、?1
1i正を−4−る青 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都モ代al [M内幸町1丁目1番6 y
4名 称 (422)口本電信電話株式会社代表者 真
  停   恒 4、代理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を有する
    電界効果トランジスタにおいて、第1の半導体層と半絶
    縁性半導体基板との間に第2の中間半導体に等しい組成
    からはじまつて半絶縁性基板にかけて徐々に変わつてお
    り、且つこれら第1の半導体層と第2の中間半導体層を
    活性層としたことを特徴とする電界効果トランジスタ。 2、上記第1の半導体層がGaAsであり、第2の中間
    半導体層領域がAl_xGa_1_−_yAsである特
    許請求の範囲第1項記載の電界効果トランジスタ。 3、上記第1の半導体層がIn_1_−_xGa_xA
    s_yP_1_−_yであり、上記の第2の中間半導体
    層が第1の半導体層In_1_−_xGa_xAs_y
    P_1_−_xの禁制帯エネルギーよりも大きなエネル
    ギーを有するIn_1_−_xGa_xAs_yP_1
    _−_yである特許請求の範囲第1項記載の電界効果ト
    ランジスタ。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53126282A (en) * 1977-04-08 1978-11-04 Thomson Csf Fet transistor
JPS5870573A (ja) * 1981-10-22 1983-04-27 Nec Corp 化合物半導体電界効果トランジスタ
JPS59171167A (ja) * 1983-03-17 1984-09-27 Nec Corp 電界効果トランジスタ
JPS60223171A (ja) * 1984-04-19 1985-11-07 Nec Corp 電界効果トランジスタ

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