JP3107325B2 - 半導体結合超伝導素子 - Google Patents

半導体結合超伝導素子

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JP3107325B2 JP04090911A JP9091192A JP3107325B2 JP 3107325 B2 JP3107325 B2 JP 3107325B2 JP 04090911 A JP04090911 A JP 04090911A JP 9091192 A JP9091192 A JP 9091192A JP 3107325 B2 JP3107325 B2 JP 3107325B2
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  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体を接合部にもつ
超伝導素子、すなわち、超伝導体−半導体−超伝導体結
合構造を持つ半導体結合超伝導素子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】トンネル型ジョセフソン素子の発明以
来、半導体におけるバイポーラトランジスタや電界効果
トランジスタ(FET)に対応する超伝導三端子素子の
研究は、数多く行われてきた。この中にあって、半導体
結合超伝導素子は、半導体に対する電気的制御によって
三端子動作が可能になることから、多くの試みがなされ
てきた。
【0003】例えば、『R.C.Ruby and
T.Van Duzer,“Silicon−Coup
led Josephson Junctions a
ndSuper−Shottky Diodes wi
th Coplanar Electrodes”,I
EEE Transactions on Elect
ron Devices,ED−28(1981)13
94:文献1』に記載されているように、半導体結合超
伝導素子において、半導体中を流れる超伝導電流Icの
大きさは、次式によって決定される。
【0004】
【数1】 Ic∝Δn2 exp(−L/ξn)/ξn (1) ここで、Δnは超伝導体/半導体界面の半導体側に誘起
されるペアポテンシャル、Lは超伝導電極間の距離であ
る。また、ξnは半導体中へのクーパー対の侵入長に相
当した量(コヒーレント長と呼ばれる)であり、例え
ば、『V.Z.Kresin,“Josephson
current in low−dimensiona
l proximity systems and t
he field effect”,Physical
Review B34(1986)7587:文献
2』に記載されているように、次式で与えられる。
【0005】
【数2】
【0006】(2)式は、コヒーレント長ξnが平均自
由行程1よりも長い、いわゆるダーティリミットの場合
に成り立ち、(3)式は1>ξnのクリーンリミットの
場合に成り立つ。
【0007】また、『P.G.de Gennes,
“Boundary Effectin Superc
onductor”,Reviews of Mode
rnPhysics 36(1964)225:文献
3』に記載されているように、Δnは、de Genn
esの境界条件によれば、状態密度の比によって決定さ
れ、キャリア濃度が高い程大きくなるが、超伝導体/半
導体界面の酸化膜やショットキーバリアの存在によって
大きく低減される。
【0008】従って、半導体結合超伝導素子において、
大きな超伝導電流を得るには、ショットキーバリアがな
く、かつ高キャリア濃度で高移動度な特性を持つ半導体
材料を用いる必要がある。
【0009】また、半導体結合超伝導素子における三端
子動作の原理は、ゲート電圧により半導体中のキャリア
濃度が変化すると、前記(1)式におけるコヒーレント
長ξnおよびペアポテンシャルΔnに変化が生じ、これ
によって、超伝導電流Icが制御される点にある。従っ
て、優れた電流制御特性を得るためには、小さなゲート
電圧によってキャリア濃度の大きな変化が可能な、トラ
ンスコンダクタンスgmの大きな半導体材料を用いるこ
とが必要となる。
【0010】これまでに実現された代表的な半導体結合
超伝導三端子素子としては、(i) p型InAs表面
反転層を用いたもの『H.Takayanagiand
T.Kawakami,“Superconduct
ing Proximity Effect in t
he Native InversionLayer
on InAs”,Physical Review
Letters 54(1985)2449、 H.T
akayanagi and T.Kawakami,
“Planar−Type InAs−Coupled
Three−Terminal supercondu
cting Devices”,Digest of
Technical Papers,98,1985
International Electron De
vice Meeting,Washington
D.C.:文献4、5』、(ii) Siを用いたもの
『T.Nishino,M.Miyake,Y.Har
ada and U.Kawabe,“Three−T
erminalSuperconducting De
vice Using a Si Single−Cr
ystal Film”,IEEE Electron
Devices Letters,6(1985)2
97、 T.Nishino,E.Yamada an
d U.Kawabe,“Carrier−conce
ntration dependence of cr
itical superconducting cu
rrent induced by the prox
imity effect in silicon”,
PhysicalReview B33(1986)2
042:文献6、7』、(iii) InGaAsを用
いたもの『A.W.Kleinsasser,T.N.
Jackson,D.Mclnturff,F.Ram
mo,G.D.Pettit and J.M.Woo
dall,“Superconducting InG
aAs junction field−effect
transistors with Nb elec
trodes”,AppliedPhysics Le
tters 55(1989)1909:文献8』、
(iv) GaAsを用いたもの『Z.Ivanov,
T.Claesonand T.Anderson,
“Three Terminal Josephson
Junction with a Semicond
uctorAccumulation Layer”,
Japanese Journalof Applie
d Physics Supplement 26−3
(1987)1617:文献8』がある。
【0011】しかしながら、実用に供し得るものは、現
在まで得られていない。
【0012】その原因として、p型InAs表面反転層
を用いた素子においては、ゲート酸化膜として、超伝導
電極とオーミックコンタクトは可能であるものの、得ら
れるゲート酸化膜では、充分なゲート電圧特性が得られ
ていない点にある。
【0013】半導体としてSiを用いた素子において
は、超伝導電極との間にショットキーバリアが存在し、
かつ移動度が低いため、超伝導電極間隔Lを0.1μm
程度にまで短くする必要があった。
【0014】InGaAsあるいはGaAsを半導体と
して用いた素子についても、ショットキーバリアが存在
し、超伝導電流が小さく、かつゲート電圧特性も優れた
特性が得られていない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来の半導体結合超伝導三端子素子の問題点を解決し、
大きな超伝導電流を得るとともに、優れた超伝導電流制
御特性を実現しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の素子は、前記課
題を解決するために、InGaAs中にInAs層が挿
入されたInGaAs/InAlAsHEMTと、前記
InAs層と一体で、かつサンドイッチ構造をなすIn
GaAsの片側を除去して露出させたInAs面上に形
成され、該InAs面とオーミックに接触する超伝導電
極を備えたことを特徴とする。つまり、電極として超伝
導体を用い、この超伝導電極とオーミックコンタクトが
可能な半導体として、高キャリア濃度、高移動度を有
し、かつトランスコンダクタンスgmの大きな、InA
s層が挿入されたInGaAs/InAlAsHEMT
(high−electron−mobility−t
ransistor)または逆HEMTを用いたことを
特徴とする。
【0017】すなわち、本発明の素子は、従来の半導体
結合超伝導三端子素子に比べ、半導体としてInAs層
を挿入したInGaAs/InAlAsHEMTを用
い、この半導体と超伝導電極とを結合させる点が異な
る。
【0018】
【作用】前記構成によれば、半導体中に形成される二次
元電子ガスで超伝導電極間を結合した半導体結合超伝導
三端子において、大きな超伝導電流を得るとともに、そ
の制御性を高めることができる。
【0019】これに対し、従来の半導体結合超伝導三端
子素子においては、キャリア濃度や移動度が高くても、
超伝導電極とオーミックコンタクトがとれていなかった
り、あるいはオーミックコンタクトがとれていても、ト
ランスコンダクタンスgmが低く、大きな超伝導電流特
性が得られず、この電流の制御特性も優れたものではな
かった。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0021】(実施例1)図1は、本発明の第一の実施
例を説明するためのもので、本発明の素子構造を示す断
面図である。
【0022】図中、1はInP基板、2はノンドープの
InAlAsである。また、3は超伝導ソース電極、4
は超伝導ドレイン電極であり、構成材料としては、例え
ばNb、Pbあるいは酸化物超伝導体などが用いられ
る。5、7はノンドープのInGaAsであって、この
InGaAs層にはノンドープのInAs層6が挿入さ
れており、このInAs層6に二次元電子ガスチャネル
が形成される。この二次元電子ガスチャネルへはノンド
ープInAlAsスペーサ層8を介してn型InAlA
sキャリア供給層9より電子が供給される。また、10
はノンドープInAlAs層、11は金属ゲート電極
(第三電極)であり、これらノンドープInAlAs層
10と金属ゲート電極11とによってMIS型ゲートを
構成する。
【0023】ソース、ドレインとなる超伝導電極3、4
が、InAs層6にコンタクトしていれば、ノンドープ
InAlAs層2あるいはInP基板1まで達した構造
であってもかまわない。
【0024】図2は、この構造におけるエネルギーバン
ド図(伝導帯)であり、InAs層6が最も低く、この
厚み数10オングストロームの部分にn型InAlAs
キャリア供給層9より電子が集まり、二次元電子ガスが
形成される。超伝導電極3、4は、InAs層6との間
にオーミックコンタクトが可能で、超伝導電極3、4よ
りバリアを介することなくクーパー対が供給され、In
As層6を通じソース、ドレイン間に超伝導電流が流れ
る。
【0025】ここで、ゲート電極(第三電極)11(図
1)に電界をかけることにより、このInAs層6のバ
ンド井戸の深さ(図2)を制御し、二次元電子ガスのキ
ャリア濃度を変化させ、超伝導電流Icに変化をもたら
す。
【0026】図1の構造において、超伝導電極3、4を
常伝導電極で置き換えたものが従来InGaAs/In
AlAs系HEMTと呼ばれるものであるが、これにI
nAs層を挿入することにより、移動度μが30%改善
され、12800cm2 /Vs(300K)、トランス
コンダクタンスgmが30−40%改善され、ゲート長
が0.7μmで、ゲート幅が10μmの時に、トランス
コンダクタンスgm=900mS/mmとなることが報
告されている『赤崎達志、荒井邦博、榎木孝知、石井康
信、“InAs薄膜の挿入によるInAlAs/InG
aAs系HEMTの高速化”電子情報通信学会技術研究
報告 ED91−118(1991)13:文献1
0』。
【0027】本発明においては、超伝導電極をInAs
層と結合することにより、オーミックコンタクトが可能
なことと、高いgmが得られる特徴を生かした半導体結
合超伝導素子が実現され、この素子では大きな超伝導電
流と感度の優れたゲート特性が可能となる。本発明の素
子におけるように大きな超伝導電流が得られることは、
熱雑音に対する安定性や、次段の駆動(ファンアウト)
能力を得るために重要である。
【0028】InGaAs/InAlAs系HEMTの
低温におけるキャリア濃度、移動度については、T=1
5KにおいてNs=1.2×1012cm-3、μ=820
00cm2 /Vsという値が報告されている『M.A.
Tischler andB.D.Parker,“E
ffect of structural param
enters on transport chara
cteristics of GaInAs/AlIn
As two−dimensional electr
on gases grown by molecul
ar beam”,Applied Physics
Letters 58(1991)1614:文献1
1』。
【0029】この値を用いてT=4.2Kにおけるコヒ
ーレント長ξnを計算すると、0.23μm(有効質量
* =0.04を仮定した)が得られる。ここでは、平
均自由行程が1.46μmであり、この値はコヒーレン
ト長より充分長いため、クリーンリミットで計算した。
また、前記文献2に記載されているように、Siの場
合、ξn=0.013μmであるが、この値に比べ、前
記計算のξn(=0. 23)は約18倍長くなってい
る。
【0030】ここで、超伝導電極の幅をW=40μm、
電極間距離をL=0.5μmとすると、常伝導状態にお
ける抵抗は、Rn=0.8Ωとなり、Nb電極を用いた
場合、IcRn積が約1mVと仮定すると、超伝導電流
Ic=1250μAが得られる。
【0031】本発明は、従来得られている超伝導三端子
に比べ一桁もしくはそれ以上大きな値である。
【0032】前記文献10に記載のInAs層挿入HE
MTのI−V特性によれば、ゲート電圧Vg=0Vに比
べ、Vg=−1Vを印加するする場合では、原点近傍の
抵抗で約10倍増加することが確かめられている。これ
はキャリア濃度にして約1/10減少すると考えられ、
コヒーレント長に換算してξn=0.23μmから0.
07μmへと約1/3の減少をもたらす。前記(1)式
を用いて超伝導電流の変化を計算すると、ペアポテンシ
ャルの減少分を無視しても、約1/50減少して25μ
Aとなり、IcのVgに対する感度SをS=dIc/d
Vgで定義すると、S=10-3A/V以上となる。ここ
で、ペアポテンシャルの減少を考慮すれば、感度はさら
に大きくなる。
【0033】従来得られている超伝導三端子において
は、p型InAs反転層を用いた素子の場合は、前記文
献4、5に記載されているように、S=10-4A/Vで
あり、Siを用いた素子の場合は、前記文献6、7に記
載されているように、S=10-3A/Vであり、InG
aAsを用いた素子の場合は、前記文献8に記載されて
いるように、S=10-5A/Vであり、GaAsを用い
た素子の場合、前記文献9に記載されているように、S
=1. 6×10-6A/Vであることから、本発明により
超伝導電流のゲート電圧に対する感度を改善することが
可能である。
【0034】(実施例2)図3は、本発明の第二の実施
例を説明する素子構造断面図である。図中、1はInP
基板、2はノンドープInAlAs層、3は超伝導ソー
ス電極、4は超伝導ドレイン電極である。7、9′はノ
ンドープInGaAs層であって、このInGaAs層
にノンドープInAs層8′が挿入されており、このI
nAs層8′に二次元電子ガスチャネルが形成される。
この二次元電子ガスチャネルへはノンドープInAlA
sスペーサ層6′を介してn型InAlAsキャリア供
給層5′より電子が供給される。また、10はノンドー
プInAlAsゲートバリア層であり、11は金属ゲー
ト電極(第三電極)であって、これらのゲートバリア層
10とゲート電極11とによってMIS型ゲートを構成
する。
【0035】以上の半導体の層構成は、実施例1が順H
EMTと呼ばれるのに対し、逆HEMT構造となってい
る。ここで、超伝導ソース電極3と超伝導ドレイン電極
4とがInAs層8′にコンタクトしていれば、InA
s層8′より下のInAlAs層6′あるいはInP基
板1まで達した構造であってもかまわない。
【0036】図4はこの構造におけるエネルギーバンド
図であり、InAsチャネル層8′が最も低く、この厚
さ数10オングストロームの部分にInAlAsキャリ
ア供給層5′より電子が集まり二次元電子ガスが形成さ
れる。
【0037】本実施例の素子は、前記実施例1の素子に
対して、InGaAs/InAlAsHEMT構造をI
nGaAs/InAlAs逆HEMT構造にしたことが
異なるが、動作原理については実施例1に等しい。すな
わち、ゲート電極(第三電極)11(図3)に電界をか
けることにより、InAs層8′のバンド井戸の深さ
(図4)を制御し、二次元電子ガスのキャリア濃度を変
化させ、超伝導電流Icに変化をもたらす。この例にお
ける利点は、InAs層8′の下にn型InAlAsキ
ャリア供給層5′があるため、超伝導電極3、4と接触
する部分のInAs層8′のバンドがフェルミレベルE
F よりも下げられ、オーミックコンタクトがさらに改善
され、その結果、さらに大きな超伝導電流を得ることが
できることにある。
【0038】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、InGaAs中にInAs層が挿入されたInGa
As/InAlAsHEMTと、前記InAs層と一体
で、かつサンドイッチ構造をなすInGaAsの片側を
除去して露出させたInAs面上に形成され、該InA
s面とオーミックに接触する超伝導電極を備えたので、
超伝導電極をInAs層挿入のInGaAs/InAl
AsHEMTまたは逆HEMTと結合することにより、
超伝導電極よりバリアを介することなくクーパー対をI
nAs層に供給し、ソース、ドレイン間に大きな超伝導
電流を流すとともに、超伝導電流の優れた制御特性を有
す素子が可能となり、高速で低消費電力かつ高集積化が
可能な論理素子を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、本発明に
係る半導体結合超伝導三端子素子の断面図である。この
例ではInAs層挿入のInGaAs/InAlAsH
EMT構造を半導体層として用いている。
【図2】InAs層挿入のInGaAs/InAlAs
HEMT構造のエネルギーバンド図である。この例では
InAs層に二次元電子ガスが形成される。
【図3】本発明の第2の実施例を示すもので、本発明に
係る半導体結合超伝導三端子素子の断面図である。この
例ではInAs層挿入のInGaAs/InAlAs逆
HEMT構造を半導体として用いている。
【図4】InAs層挿入のInGaAs/InAlAs
逆HEMT構造のエネルギーバンド図である。この例で
はInAs層に二次元電子ガスが形成される。
【符号の説明】
1 InP基板 2 ノンドープInAlAs(バッファ層) 3 超伝導電極(ソース) 4 超伝導電極(ドレイン) 5 ノンドープInGaAs層 5′ n型InAlAs層(キャリア供給層) 6 InAs層(二次元電子ガスチャネル層) 6′ ノンドープInAlAs層(スペーサ層) 7 ノンドープInGaAs層 8 ノンドープInAlAs層(スペーサ層) 8′ InAs層(二次元電子ガスチャネル) 9 n型InAlAs層(キャリア供給層) 9′ ノンドープInGaAs層 10 ノンドープInAlAs層(ゲートバリア層) 11 金属ゲート電極(第三電極)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−122183(JP,A) 特開 昭61−242082(JP,A) 特開 昭63−90863(JP,A) 特開 平1−28871(JP,A) 特開 昭63−102268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/778 H01L 21/338 H01L 29/812 H01L 29/22 ZAA

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 InGaAs中にInAs層が挿入され
    たInGaAs/InAlAsHEMTと、前記InA
    s層と一体で、かつサンドイッチ構造をなすInGaA
    sの片側を除去して露出させたInAs面上に形成さ
    れ、該InAs面とオーミックに接触する超伝導電極
    備えたことを特徴とする半導体結合超伝導素子。
  2. 【請求項2】 HEMTの面上に絶縁層を介して第3の
    電極を設け、前記際3の電極でInAs層に形成された
    次元次電子ガスに電界を加えたことを特徴とする請求
    項1記載の半導体結合超伝導素子。
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