JPS6211214Y2 - - Google Patents

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JPS6211214Y2
JPS6211214Y2 JP16568480U JP16568480U JPS6211214Y2 JP S6211214 Y2 JPS6211214 Y2 JP S6211214Y2 JP 16568480 U JP16568480 U JP 16568480U JP 16568480 U JP16568480 U JP 16568480U JP S6211214 Y2 JPS6211214 Y2 JP S6211214Y2
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば走行用ミツシヨンに油圧クラツ
チ式多段変速機構を組込み、前記変速機構を制御
する複数の変速用押ボタンスイツチを備え、その
押ボタンスイツチ操作によつて走行変速を行うと
共に、脱穀負荷などの増減に比例して前記変速機
構を連動作動させる車速制御センサを備え、自動
的に走行変速を行う装置に関し、前記車速制御セ
ンサの減速出力によつて自動的に増速制御を中断
させる増速中止回路と、自動的に段階的に走行速
度を減速制御する連続減速回路と、前記増速中止
回路による増速中止後に一定時間遅らせて連続減
速回路を作動させる遅延タイマとを設けることに
より、自動的に行う減速動作を適正に行わせ得、
前記増速中止回路及び連続減速回路を確実に連係
作動させ得、前記車速制御センサの減速出力によ
つて安全にして迅速に減速作動させ得、円滑な車
速制御動作を得られると共に、変速誤動作を無く
して長時間の収穫作業を能率良く安易に行えるよ
うにした収穫機の車速制御装置を提供しようとす
るものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図はコンバインの側面図、第2図は同平面
図であり、図中1は油圧クラツチ式多段変速機構
を組込んだ走行ミツシヨン2を前端中央に装備す
るトラツクフレーム、3は前記トラツクフレーム
1の両側に駆動スプロケツト4及びトラツクロー
ラ5…などを介して装設する走行クローラ、6は
前記トラツクフレーム1に回動支点軸7及び昇降
シリンダ8を介して支持させる機台、9は左側に
フイードチエーン10を張架させ扱胴11を内蔵
させる脱穀部、12は刈刃13及び穀稈搬送機構
14を備える刈取部、15は前記脱穀部9の後側
に備える排藁切断部、16は揚穀筒17を介して
前記脱穀部9から取出した穀粒を溜める籾タン
ク、18はコンバインの各部を駆動するエンジ
ン、19は運転席20及び運転操作部21を備え
る運転台、22は前記運転台19内側に設けるパ
ワーシフト走行変速操作部、23,23はサイド
クラツチレバーであり、連続的に穀稈を刈取つて
脱穀するように構成する。
第3図に示す如く、上記走行クローラ3,3の
駆動速度を電気的操作によつて切換える手動主変
速操作回路24を上記走行変速操作部22に備
え、中立及び後進及び前進1〜3速用押ボタンス
イツチ25,26,27,28,29を前記回路
24に組込むと共に、各スイツチ26〜29を操
作時にこれを作動位置に保持するホールドコイル
30,31,32,33と、前記コイル30,3
1,32,33を自己保持し且つ後段のスイツチ
27〜29を復帰させる自己保持スイツチ34,
35,36,37と、前段のスイツチ26〜28
を復帰させる解除スイツチ38,39,40と、
後進及び前進1〜3速の主変速出力用スイツチ4
1,42,43,44と、各スイツチ26〜29
を全て復帰させる中立スイツチ45とを備え、各
押ボタンスイツチ25〜29を介して手動主変速
操作を行うように形成する。
前記と同様に手動副変速操作回路46を上記走
行変速操作部22に備え、低速及び中速及び高速
用押ボタンスイツチ47,48,49を前記回路
46に組込むと共に、各スイツチ47〜49を操
作時にこれを作動位置に保持するホールドコイル
50,51,52、前記コイル50〜52を自己
保持し且つ後段のスイツチ48,49を復帰させ
る自己保持スイツチ53,54,55と、前段の
スイツチ47,48を復帰させる解除スイツチ5
6,57と、低速及び中速及び高速の副変速出力
用スイツチ58,59,60とを備え、各押ボタ
ンスイツチ47,48,49を介して手動副変速
を行うように形成する。
また、脱穀負荷の増減に比例して変化する扱胴
11の回転を検知する作業負荷検出装置61を含
む車速制御センサである自動変速操作回路62を
備え、前記扱胴11と連動回転する非磁性体製円
板63の外周縁部に等間隔に複数の永久磁石64
…を固設させ、前記円板63に近接させて固定支
持するリードスイツチ65を前記磁石64…の回
転によつてオンオフ作動させると共に、積分器6
6及びアンプ67を前記リードスイツチ65に接
続させ、扱胴11の回転数を電気信号に変換して
出力するように前記装置61を形成する一方、前
記アンプ67の信号出力レベルが設定以上(軽負
荷)のときにフオトカプラ68を介して増速信号
を出力するコンパレータ69と、前記アンプ67
の信号出力レベルが設定以下(過負荷)のときに
フオトカプラ70を介して減速信号を出力するコ
ンパレータ71と、前記アンプ67の信号出力レ
ベルが極めて低下(異常過負荷)したときにフオ
トカプラ72を介して緊急停止信号を出力するコ
ンパレータ73とを備え、脱穀負荷の増減に伴つ
て増速及び減速及び停止の各信号を出力するよう
に前記回路62を形成する。
更に、上記手動主変速操作回路24の後進及び
前進1〜3速用主変速信号並びに手動副変速操作
回路46の低速乃至高速用副変速信号並びに上記
自動変速操作回路62の増減速及び停止信号を
夫々入力させる変速制御回路74を備え、運転操
作部21に設ける自動変速スイツチ75と、該部
21の刈取り脱穀クラツチレバー76と連動して
刈取部12及び脱穀部9を駆動したときにオン作
動するPTOスイツチ77とを前記回路74に直
列に接続すると共に、上記扱胴11の穀稈供給側
に設ける長短稈調節用の短稈検出センサ78の穀
稈検出スイツチ79を前記回路74に接続し、前
記の各スイツチ75,77がオン作動していると
きに前記スイツチ79のオン操作によつて一定時
間後に自動変速操作回路62を前記回路74に連
動接続させ、また手動変速操作を自動変速操作に
切換える自動復帰スイツチ80を前記回路74に
接続させ、前記の各スイツチ75,77,79,
80を含む車速制御スイツチ回路81を形成す
る。
次いで、上記走行ミツシヨン2に内蔵する油圧
クラツチ式多段主変速機構(図示省略)を切換操
作する油圧電磁切換弁(図示省略)の後進及び前
進1〜3速用ソレノイド82,83,84,85
を上記変速制御回路74に接続させ、主変速位置
を表示するランプ86,87,88,89を各ソ
レノイド82〜85に夫々並列接続すると共に、
前記と同様に走行ミツシヨン2に内蔵する油圧ク
ラツチ式多段副変速機構(図示省略)を切換操作
する油圧電磁切換弁(図示省略)の低速及び中速
及び高速用ソレノイド90,91,92を前記変
速制御回路74に接続させ、副変速位置を表示す
るランプ93,94,95を各ソレノイド90〜
92に夫々並列接続させ、また自動変速操作を表
示する自動ランプ96並びに自動変速操作回路6
2の異常出力を報知する停止ランプ97と停止ブ
ザー98を前記回路74に夫々接続させる。
第4図に示す如く、上記変速制御回路74は手
動主変速回路99を含み、後進及び1〜3速用ソ
レノイド82,83,84,85を上記手動主変
速操作回路24に前記回路99を介して連動接続
し、各押ボタンスイツチ26〜29に対応して各
ソレノイド82〜85のいずれかを励磁させて手
動主変速操作を行うと共に、前記変速制御回路7
4は手動副変速回路100を含み、低速乃至高速
用ソレノイド90,91,92を上記手動副変速
操作回路46に前記回路100を介して連動接続
し、各押ボタンスイツチ47〜49に対応して各
ソレノイド90〜92のいずれかを励磁させて手
動副変速操作を行うように形成する。
又、前記変速制御回路74は、自動増速制御回
路101と、自動減速制御回路102と、各回路
101,102を作動制御する増速減速切換回路
103とを含み、該回路103を介して自動変速
操作回路62に前記の各回路101,102を択
一的に連動接続させ、扱胴11の脱穀負荷の増減
に対応した前記回路62の増減速信号出力によつ
て各ソレノイド83〜85及び90〜92を励磁
し、自動的に走行変速を行うように形成する。前
記切換回路103に停止ランプ97及び停止ブザ
ー98を接続させ、扱胴11の脱穀負荷の異常増
加に対応した前記回路62の緊急停止信号出力に
よつて前記ランプ97を点灯し、前記ブザー98
を鳴らせてそれを報知するように形成する。
更に、前記変速制御回路74は車速制御態様切
換回路104を含み、手動主及び副変速回路9
9,100と、増速減速切換回路103及び自動
表示回路105とに前記回路104を介して車速
制御スイツチ回路81を接続させ、前記切換回路
104に電源スイツチ106を介して接続する作
動電源107を各回路99,100或いに各回路
103,105のいずれかに択一的に印加させ、
手動制御と自動制御とに切換えるように形成す
る。
次いで上記自動変速操作回路62のコンパレー
タ71及びフオトカプラ70を介して出力される
減速信号を上記切換回路103を介して印加する
減速指示回路108と、該回路108から出力が
生じたときに自動増速制御回路101をオフ操作
して自動的に増速制御を中断させる増速中止回路
109と、前記増速中止回路109による増速中
止後に一定時間遅れて減速信号を出力させる遅延
タイマ110,111と、一方の遅延タイマ11
0の減速信号出力によつて自動的に段階的に走行
速度を減速制御する連続減速回路112と、前進
1〜3速用ソレノイド83〜85のいずれが励磁
しているかを検知する変速検出回路113と、2
速及び3速用ソレノイド84,85を減速方向に
オフ操作する変速リセツト回路114と、1速及
び2速用ソレノイド83,84を減速方向にオン
操作する減速出力回路115と、1速用ソレノイ
ド83の励磁動作を検知する前進1速検出回路1
16と、該回路116による前進1速検出後に一
定時間遅れて副変速減速信号を出力させる遅延タ
イマ117と、低速及び中速用ソレノイド90,
91を減速方向にオン操作する減速指示回路11
8とにより、上記自動減速制御回路102を構成
し、前記増速中止回路109による増速中止後に
一定時間遅らせて連続減速回路112を作動さ
せ、自動変速操作回路62の減速信号出力によつ
て自動的に段階的に走行速度を減速するように形
成するものである。
本考案は上記の如く構成しており、主変速用の
各押ボタンスイツチ25〜29並びに副変速用の
各押ボタンスイツチ47〜49を手動操作し、各
ソレノイド82〜85及び90〜92を適宜励磁
させ、希望する走行速度を手動変速操作によつて
得ると共に、自動変速スイツチ75或いは自動復
帰スイツチ80を操作し、自動変速操作回路62
の増減速信号によつて脱穀負荷の増減に応じて走
行速度を増減速させるものである。
例えば作業途中に刈取り穀稈の供給量並びに扱
胴11部分の藁屑及び刺り粒などが増え、脱穀負
荷が増加して扱胴11の回転が低下すると、これ
を作業負荷検出装置61によつて検知し、コンパ
レータ71に生じる減速信号をフオトカプラ70
を介して出力するもので、増速減速切換回路10
3を介して減速指示回路108に前記減速信号が
印加されると、増速中止回路109によつて自動
増速制御回路101をオフ操作し、遅延タイマ1
10を介して一定時間(減速方向に1段変速する
のに必要な時間)後に連続減速回路112を作動
させ、減速出力回路115を介して一定時間後に
段階的に主変速の減速を行うと共に、前進1速用
ソレノイド83の励磁を前進1速検出回路116
によつて検知し、主変速が前進1速のときは、減
速指示回路118を介して、また主変速と同様に
遅延タイマ117を介して一定時間後に段階的に
副変速の減速を行うものである。
以上実施例に示す如く本考案は、自動変速操作
回路62などの車速制御センサの減速出力によつ
て自動的に増速制御を中断させる増速中止回路1
09と、自動的に段階的に走行速度を減速制御す
る連続減速回路112と、前記増速中止回路10
9による増速中止後に一定時間遅らせて連続減速
回路112を作動させる遅延タイマ110とを設
けるもので、自動的に行う減速動作を適正に行わ
せることができ、前記増速中止回路109及び連
続減速回路112を確実に連係作動でき、前記車
速制御センサ62の減速出力によつて安全にして
迅速に減速作動でき、円滑な車速制御動作を得る
ことができると共に、連続的な収穫作業に適した
走行速度を保持でき、変速誤動作を無くして長時
間の収穫作業を能率良く安易に行うことができ、
頗る実用的である等の顕著な効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコンバインの
側面図、第2図は同平面図、第3図は要部の電気
回路図、第4図は同ブロツクダイヤグラムであ
る。 62……自動変速操作回路(車速制御セン
サ)、109……増速中止回路、110……遅延
タイマ、112……連続減速回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車速制御センサの減速出力によつて自動的に増
    速制御を中断させる増速中止回路と、自動的に段
    階的に走行速度を減速制御する連続減速回路と、
    前記増速中止回路による増速中止後に一定時間遅
    らせて連続減速回路を作動させる遅延タイマとを
    設けるように構成したことを特徴とする収穫機の
    車速制御装置。
JP16568480U 1980-11-18 1980-11-18 Expired JPS6211214Y2 (ja)

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JP16568480U JPS6211214Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18

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Publication Number Publication Date
JPS5787852U JPS5787852U (ja) 1982-05-31
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