JPS62111085A - 自動車に使用される施錠装置 - Google Patents

自動車に使用される施錠装置

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JPS62111085A
JPS62111085A JP61209399A JP20939986A JPS62111085A JP S62111085 A JPS62111085 A JP S62111085A JP 61209399 A JP61209399 A JP 61209399A JP 20939986 A JP20939986 A JP 20939986A JP S62111085 A JPS62111085 A JP S62111085A
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JP
Japan
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lever
locking device
locking
door
drive
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Pending
Application number
JP61209399A
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English (en)
Inventor
ラインハルド・カンケ
ヘルマン・アー・バルテルス
ホルスト・ヘセラー
ライネル・スロック
ジョージ・エーゲル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dr Ing HCF Porsche AG
Original Assignee
Dr Ing HCF Porsche AG
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Publication date
Application filed by Dr Ing HCF Porsche AG filed Critical Dr Ing HCF Porsche AG
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/12Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
    • E05B81/20Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators for assisting final closing or for initiating opening
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S292/00Closure fasteners
    • Y10S292/03Automobile multiple door latches
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/08Bolts
    • Y10T292/1043Swinging
    • Y10T292/1075Operating means
    • Y10T292/1082Motor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T70/60Systems
    • Y10T70/625Operation and control
    • Y10T70/65Central control

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は、自動車のドアそれぞれに設けられたドア・ロ
ックと、電気的制御系と電気的装置を備えた中央ロンキ
ング装置とより成り、ドア・ロックがそれぞれ、ケーシ
ングと、副かけ金突起と主かけ金突起を有する叉状部材
と、かけ金と、中央制御要素とを備え、該中央制御要素
がレバーとロッドを介してドア外設グリップと、ドア内
設グリップと、内設ロッキング・ノブと、閉鎖シリンダ
ーに接続された自動車に使用される施錠装置に関する。
b、 従来の技術 当初に挙げた施錠装置は、基本的には以前から公知であ
って、閉鎖装置に課せられる要求条件を十分に満たして
いる。しかし、最近指摘されている問題は、ドア・バッ
キングの大きい抵抗に抗してドアを閉めなければならな
いことである。このため、大きな力を加えて自動車のド
アをばたんと閉めることが必要であり、このため非常に
高い衝撃音が発生する。
C1発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、自動車のドアを閉めるさい発生する衝
撃音を大幅に低減させることが可能な構成措置を備えた
自動車のドアに使用される施錠装置を提供することであ
る。なおその解決策は、さらに構造的に単純で僅かな出
費しかもたらさないものでなければならない。
d、 問題点を解決するための手段と作用上記の目的を
達成するため、副かけ金位置から主かけ金位置に叉状部
材を回動させる引き入れ装置が設けられていることと、
該引き入れ装置に使用される駆動装置として中央ロッキ
ング装置の駆動装置が使用されることとを特徴とする当
初に挙げたタイプの自動車に使用される施錠装置が本発
明に従って提案された。
引き入れ装置が使用されているので、自動車のドアをば
たんと閉めることにより閉止装置を主かけ金位置に案内
することはもはや不必要である。
開いた位置から副かけ金位置に叉状部材を回動させる程
度、自動車のドアを閉めるだけで十分である。しかるの
ち、副かけ金位置に到達したときの叉状部材の位置にも
とづいて機能する引き入れ装置が働き、主かけ金位置ま
で閉止プロセスを進行させる。引き入れ装置は電気的に
動作するので、騒音の発生が非常に少ない。
中央ロッキング装置の駆動装置が同時に引き入れ装置の
駆動部どして機能するので、引き入れ装置を設けること
に付随して生じる費用は比較的わずかですむ、さらに簡
単化するために本発明に係る電気的駆動装置は1方向だ
けの回転方向を有する0本発明の他の特徴は図面と関係
付けられた発明の詳細な説明および特許請求の範囲から
読みとることができる。
e、 実施例 以下、本発明の一実施例を図解した添付図面を参照しな
がら本発明の詳細な説明する。
自動車に使用される施錠装置1は、自動車のドア3に使
用されるドア・ロック2を有し、該ドア・ロック2はド
ア外設グリップ4と、ドア内設グリップ5と、内設ロッ
キング・ノブ6と、場合によっては閉鎖シリンダー7を
備えている。なお、これらの部材は、レバーとロフトを
介してドア・ロック2に接続されている。さらに、固定
穴9とカバー・プレート10を備えたケーシング8がド
ア・ロック2に属しており(第2図参照)、副かけ全突
起12と主かけ全突起13を備えた叉状部材11(第6
図参照)がケーシング8内に収容されている。叉状部材
11はケーシングに固定された軸14上に回動可能に支
承されていて、かけ金15のかけ金位置に保持される。
かけ金15はカム15aを備えており、さらに、かけ金
15は同様にケーシングに固定された軸16のまわりで
回動可能に支承されている。叉状部材11もかけ金15
もばねにより付勢されている。
、自動車のドア3が閉まると、叉状部材11が閉止ボル
ト100により回動されて、叉状部材11の副かけ全突
起12がかけ金15と係合すると、叉状部材11に設け
られている制御面17が電気スイッチ18に当接する。
これにより、モーター19(第2図参照)の電流回路が
オンとなる。
図面に示されている実施例においては、ウオーム・ギヤ
機構21と、減速機構22と、中央ユニット23がモー
ター19を備えた駆動装置20に属している。
なお、駆動シャフト24が減速機構22から中央ユニッ
ト23まで延在している(第2図参照)。
中央ユニット23は、駆動シャフト24上に回動自在に
取り付けられ、かつ後述のカップリング73を介して駆
動される駆動回転板25を備えており、該駆動回転板2
5はローラー26を有する駆動回転ボルトを担持してい
る。
スイッチ18が操作されてモーター19が付勢されると
、モーター19は駆動回転板25を360°回転させる
。この間、ローラー26は叉状部材突起27と当接し、
叉状部材11は回動して主かけ全突起13がかけ金15
と係合状態となる。かくして、モーター19は第6図に
示されている副かけ金位置から第8図に示されている主
かけ金位置に叉状部材11を引き入れる。この間、この
引き入れプロセスを実施するに必要なすべての部材、す
なわち、叉状部材11の制御面17と、スイッチ18と
、カップリング73と、駆動回転板25と、ローラー2
6と、叉状部材突起27は協働して引き入れ装置を構成
する。
この引き入れ動作のさい、ドア・ロック2がかけ金をか
けた状態となっていないようにするため、あるいは、自
動車のドア3が開いたままであって、安全レバー38が
阻止された状態にあるためモーター19が焼損すること
がないようにするため、叉状部材11はレバー制御カム
49を担持している。該レバー制御カム49は、副かけ
金位置から主かけ金位置に自動車のドア3を引き入れる
さい、叉状部材11が回動すると、第6図に示されてい
る位置から第8図に示されている位置に移動する。この
とき変位レバー50はケーシングに固定された軸52の
まわりで回動し、伝達レバー36を動作位置に案内する
叉状部材11は主かけ金位置にあって、自動車のドア3
が閉まっていると、中央ロッキング系がただちに作動状
態と゛なる。
ドア・ロック2の場合と同様に中央ロン5キング系はモ
ーター19により作動する。
施錠シリンダー7からの制御、すなわち、キーを用いた
制御により中央ロッキングが実施される。
施錠シリンダー7はスイッチ28を制御し、施錠シリン
ダー7を回わすと、スイッチ28はただちにモーター1
9の電流回路を閉路するので、引き入れプロセスの場合
と同じ回転方向にモーター19はさらに回転を続ける。
このとき、同様に中央ユニット23に属するカム・ディ
スク29は駆動シャフト24により360°回転するの
ではなく、140°だけ回転する。カム・ディスク29
は2つのカム30と31を!旦持しており、第4図と第
5図より明らかなように、カム30と31は半径方向お
よび軸方向で周方向にある角度ができるように互にずら
された状態に位置ぎめされている。
駆動シャフト24が第5図に示されている主かけ金位置
から時計と反対の方向に回わると、カム30は回動して
ケーシングに固定されている軸33上に揺動可能に支承
されている揺動レバー32に当接する。2ア一ム式揺動
レバー32は長穴34の領域でボルト35を介して伝達
レバー36に連接されていて、揺動レバーが揺動すると
、伝達レバー36を長さ方向に移動させる(第4図参照
)、そのほか、揺動レバー53がボルト35に連接され
ていて、同時に動作位置に回動するようになっている。
揺動レバー53の機能についてはのちほど詳細に説明す
る。
伝達レバー36の他端37はボルト101を介して安全
レバー38に連接されており、安全レバー38はケーシ
ングに固定された軸39のまわりで回動可能であって、
2つのアーム40と41を叉状に備えているとともに、
第3のアーム42を備えている。伝達レバー36は端部
37にL字状の長大を備えていて、回動可能にかつ摺動
可能に安全レバー38のアーム40に連接されている。
さらに、安全レバー38は、揺動レバー32が回動する
とき、ケーシングに固定された軸39のまわりでも回動
する。この結果、安全レバー38のアーム40は軸39
に関し直角に突設されている軸45のまわりで持ち上げ
レバー45を回動させる。持ち上げレバー44の軸45
はケーシングには固定されてはいす、軸47を介してケ
ーシングに回動可能に支承されている解除レバー46上
に取り付けられている。持ち上げレバー44は中央にあ
る制御要素であって、かけ金15を回動させる働きをす
る(第6図参照)。
しかし、この回動は、持ち上げレバー44がかけ金15
に当接しているときだけ可能である。(第8図に鎖線で
示されているように、)持ち上げレバー44がかけ金1
5から離れる向きに回動すると、ドア・ロック2を開く
かけ金15の調整機能は不可能になる。なぜなら、鎖線
で示されている位置に持ち上げレバー44が回動すると
、ドア・ロック2は移動するからである。
中央ロッキングを実施するにさいしては、持ち上げレバ
ー44が安全レバー38の操作によりがけ金15から離
れる向きに回動し、このときかけ金15を持ち上げる働
きをする持ち上げレバー44の持ち上げ面48はかけ金
15のカム15a にある作用面102から離れる向き
に移動する。これによりドア・ロック2は施錠状態とな
るかあるいは自動車は中央ロッキングの状態となる。な
ぜなら、対応した制御パルスが施錠シリンダー7のスイ
ッチ28から他方の自動車のドアにあるドア・ロック2
のモーター19にも発信されるからである。
伝達レバー36を用いて施錠プロセスを実施することが
できるようにするため、叉状部11が副かけ金位置から
主かけ金位置に引き入れられると、変位レバー50と協
働するレバー制御カム49が叉状部材11に当接した状
態となる。変位レバー50は、別の長穴51の領域で伝
達レバー36に係着されていて、伝達レバー36の回動
輪または揺動レバー32と53が連接されているボルト
35のまわりで伝達レバー36を揺動させ、L字状の長
穴43の中で安全レバー38と係合される。
変位レバー50はケーシングに固定された軸52のまわ
りで揺動可能であって、ばねまたは引張ばね103によ
り施錠部材11に当接した状態に押圧されている。
閉鎖シリンダー7からキーを用いて中央センターリング
の解除を実施するにさいしては、スイッチ28を介して
モーター19に電流パルスが与えられ、駆動シャフト2
4とカム・ディスク29が最初の位置に到達するまで2
20°回転される。このとき、第2のカム31がケーシ
ングに固定された軸54上に支承されている第2の揺動
レバー53を揺動させる。
揺動レバー53はボルト35を介して伝達レバー36と
接続されているので、伝達レバー36は同様に長さ方向
に、しかも他方の揺動レバー32を操作することにより
得られる移動方向と逆の向きに移・動じ、同時に第4図
に示されている最初の位置に振り戻される。したがって
、伝達レバー36は揺動レバー53により開放方向に移
動し、安全レバー38をケーシングに固定された軸39
のまわりで揺動させる。
これにより持ち上げレバー44は、解除レバー46を操
作することにより持ち上げレバー44の持ち上げ面48
がかけ金15のカム面15aに設けられた作用面102
と協働状態となる位置へ再び揺動される。ドア外設グリ
ップ4とドア内設グリップ5は別のレバーとロッド部材
104 と62を介して持ち上げレバー44と間接的に
接続されていて、ドア外設グリップ4またはドア内設グ
リップ5を引っばると、持ち上げレバー44がかけ金1
5を回動させ、これによリフオーク部材11は解放され
る。これにより、自動車のドア31は回動して開くこと
ができる状態となる。ドア外設グリップ4とドア内設グ
リップ5の開放機能ならびに内設かけ金ノブ6からのド
ア・ロック2のかけ金機能とかけ金解除機能を実施する
にさいしては、持ち上げレバー44が決定的な中央制御
要素の働きをしている。なぜなら、持ち上げレバー44
はかけ金15を回動させることができあるいはかけ金1
5を動作結合の状態からはずすようにされているからで
ある。
さらに、施錠シリンダー7はアタッチメント55を介し
てはじき金56を回動させる(第3図と第4図参照)、
アタッチメント55ははじき金56の中で回転遊びの状
態に取り付けられている。これにより、施錠シリンダー
7を切り換えるさい、安全レバー38のアーム41の長
穴57に係着されている回し金58が支全レバー38を
回動させることができる前に、まずスイッチ28がモー
ター19を付勢する。したがって、通電がオフになると
、安全レバー38は、施錠シリンダー7の作用により開
方向または閉方向に移動することができる。
ドアの内設ロッキング・ノブ6まで延設されている図示
されているロフトは、安全レバー38のアーム42に連
接されている。
ドア外設グリップ4は、中間レバー59と解除レバー4
6を介して持ち上げレバー44と接続されている。中間
レバー59を担持している軸60はケーシングに固定さ
れている。ボール・ヘッド61が中間レバー59に設け
られており、ロッド62がカップ63を用いて中間レバ
ー59に係着されている(第3図と第4図参照)、ロフ
ト62は別のロッド64と接続されている。ドア外設グ
リップを開閉するさい、ロッド62と64は第3図の矢
印Aの方向に移動することができる。ロンドロ2と64
が移動するに伴って中間レバー59は軸60のまわりで
回動し、これと同時に解除レバー46も移動する。解除
レバー46は持ち上げレバー44の軸45を担持してお
り、この軸45を回動させることにより持ち上げレバー
44はかけ金15に関して移動し、かけ金15はドアを
開(方向に回動する。さらに、中間レバー59はアーム
65を介して解除レバー46から突設されたローラー6
6に係合している(第5図参照)。
ドア内設グリップ5または該グリップ5に属しているロ
ッドは複数の部材より成る揺動レバー67に係着されて
おり、とくに第4図を見れば判るように、揺動レバー6
7はアーム68を介して直接解除レバー46に係着され
ている。
中間レバー59は、解除レバー46に設けられたローラ
ー66と協働する端部69(第5図参照)において制御
面70を備えており、該制御面70は、道路の角度状態
が連続的に変化することにより叉状部材11とかけ金1
5が開こうとするさい、フォーク部材11とかけ金15
との間の係止摩擦のピーク状態が低下するよう選択的に
設計されている。
ドア・ロック2は非常解除装置71を備えている(第1
2図と第13図参照のこと)、なぜなら、たとえば、電
流の通電が切れることがあるからである。
この非常解除装置llは、駆動シャフト24とローラー
26を担持している回し金ディスク25との間にカップ
リング73を備えている0回し金ディスク25は駆動シ
ャフト24上に回転自由に取り付けられており、第5図
と第6図で見て駆動シャフト24が時計と反対方向に回
転すると、いっしょに回わし動かされる。なぜなら、駆
動回転レバー73の形をしたカップリング要素が駆動回
転ディスク25の外周に凹設されたへこみ74に係合し
ているからである。
駆動レバー73は軸75のまわりで回動可能であって、
ばね76によりカム・ディスク29に向かつて付勢され
ているので、駆動回転レバー73はつねに半径方向内向
きに押圧されていて、ボルト状の突起77でもって駆動
回転25の外周に当接するかあるいは駆動回転25に凹
設されたへこみ77に係着している。
さらに、軸に平行に延在しているコア78が駆動回転レ
バー73に取り付けられていて、非常解除レバー79と
協働するようになっていく、この非常解除レバー79の
端部80はケーシング8内でボルト81上に揺動可能に
支承されていて、第12図と第14図より明らかなよう
に、駆動回転板25とカム・ディスク29を半円形状に
包有している。
非常解除レバー79は半円形の曲面または案内82を備
えており、該案内82は半円形のリブを備えている。駆
動回転レバー73に設けられたコア78は曲面または案
内82と係合している(第12図参照)。
すなわち、駆動シャフト24が回転するたびに、コア7
8は曲面または案内82の外側に沿って転動する。
しかし、非常解除レバー79がボルト81のまわりで駆
動シャフト24から離れる向きに回動すると、第14図
に示されているように、非常解除レバー79は駆動回転
レバー73に設けられた突起77を駆動回転板25のへ
こみ74から持ち上げる。
非常解除レバー79をボルト81のまわりで外向きに揺
動させるため、アングル・レバー83が軸着されていて
、S亥アングル・レバー83はケーシングに固定された
ボルト84のまわりで回動可能であって、第4図を見れ
ばよく判るように、第2のアーム85を介して解除レバ
ー46に連接されている。
さらに、図面に示されているレバーとロッドは、すべて
の機能が確実に働くようにするため、必要である限り、
ばねにより付勢されている。
最後に、叉状部材突起27の転動面は、ドアを閉めるさ
い過度に押圧したときの負荷の影響をうけて転動面が衝
撃的にローラー26と叉状部材突起27から離れること
を避けるため、曲面状に設計されている。この曲面はS
字状であることが好ましい。
このように設計すると、主かけ金突起13はゆっくりと
かけ金15に当接する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車のドアの側面図、第2図は、ドア・ロ
ックの正面図、第3図は、自動車のドアの部分拡大断面
図、第4図は、第2図に示されているドア・ロックの視
図であって、モーターとカバー・プレートとドア外設グ
リップを取りはずした状態でドアロツタを拡大して図解
したものである。第5図は、第3図に示されているドア
・ロックの視図であって、モーターとカバー・プレート
と閉鎖シリンダーとドア外設グリップを取りはずした状
態でドア・ロックを拡大して図解したものである。第6
図は、第5図と同じ視図であって、ドア・ロックの部材
の大部分が副とめ金位置を占めた状態を図解したもので
ある。第7図は、第4図と同じ視図であって、ドア・ロ
ックの部材の大部分が副とめ金位置を占めた状態または
“ドア開放用意”の状態を図解したものである。第8図
は、第6図と同じ視図であって、ドア・ロックの部材の
大部分が主とめ金位置を占めたときの状態または“中央
ロッキング°の位置を占めた状態を図解したものである
。第9図は、第7図と同じ視図であって、ドア・ロック
の部材が“中央ロッキング′の位置を占めた状態を図解
したものである。第10図は、ドアを開くために使用さ
れるドア・ロック部材の視図、第11図は、第10図に
示されているドア・口、り部材の断面図、第12図は、
非常ドア開放のために使用されるドア・ロック部材の視
図。 第13図は、第12図に示されているドア・ロック部材
の断面側面図、第14図は、第12図と同じ平面図であ
って、ドア・ロック部材が開放位置を占めた状態を図解
したものである。 l・・・施錠装置、     2・・・ドア・ロック、
3・・・自動車のドア、   4・・・ドア外設グリッ
プ、5・・・ドア内設グリップ、 6・・・内設ロッキング・ノブ、 7・・・施錠シリンダー、 8・・・ケーシング、9・
・・固定穴、     10・・・カバー・プレート、
11・・・叉状部材、    12・・・副かけ金突起
、13・・・主かけ金突起、 14・・・ケーシングに固定された軸、15・・・かけ
金、     15a・・・カム、16・・・ケーシン
グに固定された軸、17・・・制御面、     18
・・・電気スイッチ、19・・・モーター、    2
0・・・駆動装置、21・・・ウオーム・ギヤ機構、 22・・・減速機構、    23・・・中央ユニット
、24・・・駆動シャフト、  25・・・駆動回転板
、26・・・ローラー、    27・・・叉状部材突
起、28・・・スイッチ、    29・・・カム・デ
ィスク、30、31・・・カム、32・・・揺動レバー
、33・・・軸、       34・・・長大、35
・・・ボルト、     36・・・伝達カバー、38
・・・安全レバー、   39・・・軸、40、41.
42・・・アーム、 44・・・持ち上、げレバー、4
5・・・軸、46・・・解除レバー、47・・・軸、 
      48・・・持ち上げ面、49・・・レバー
制御カム、50・・・変位レバー、51・・・長大、 
     52.54・・・軸、53・・・揺動レバー
、   55・・・アタッチメント、56・・・はじき
金、    59・・・中間レバー、60・・・軸、 
       61・・・ボール・ヘッド、62・・・
ロッド部材、63・・・カップ、64・・・ロッド、6
5・・・アーム、66・・・ローラー、67・・・揺動
レバー、68・・・アーム、     69・・・中間
レバーの端部、70・・・制御面、     71・・
・非常解除装置、73・・・カンプリング、  74・
・・へこみ、75・・・軸、       76・・・
ばね、77・・・ボルト状突起、  78・・・コア、
79・・・非常解除レバー、 81・・・ボルト、82
・・・X内、83・・・アングル・レバー、84・・・
ボルド、     85・・・第2のアーム、100・
・・施錠ボルト、  101・・・ボルト、102・・
・作用面、    103・・・ばね、104 ・・・
ロッド部材。 口9.6 F198 Fig、9

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車のドアそれぞれに設けられたドア・ロック
    と、電気的制御系と電気的駆動装置を備えた中央ロッキ
    ング装置を有し、ドア・ロックがそれぞれ、ケーシング
    と、副かけ金突起と主かけ金突起を有する叉状部材と、
    かけ金と、中央制御要素とを備え、該中央制御要素がレ
    バーとロッドを介してドア外設グリップと、ドア内設グ
    リップと、内設ロッキング・ノブと、施錠シリンダーに
    接続された自動車に使用される施錠装置において、副か
    け金位置から主かけ金位置に叉状部材(11)を回動さ
    せる引き入れ装置(17、18、25、26、27)が
    設けられていることと、該引き入れ装置に使用される駆
    動装置として中央ロッキング装置の駆動装置(20)が
    使用されることを特徴とする自動車に使用される施錠装
    置。
  2. (2)上記電気的駆動装置(20)が1つの回転方向だ
    けを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の自動車に使用される施錠装置。
  3. (3)上記叉状部材(11)が、引き入れ装置を制御す
    るための電気スイッチ(18)を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の自動車に使用される施
    錠装置。
  4. (4)叉状部材(11)における叉状部材突起(27)
    と、駆動装置(20)の動作により移動して、叉状部材
    突起(27)に噛合するローラー(26)を備えている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の自動車
    に使用される施錠装置。
  5. (5)ローラー(26)が駆動回転板(25)上に取り
    付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    より第4項までのいずれか1項に記載の自動車に使用さ
    れる施錠装置。
  6. (6)中央ロッキングを行なうために駆動装置(20)
    に通電するための、施錠シリンダー(7)により制御さ
    れる第2のスイッチ(28)を備えていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項より第5項までのいずれか1
    項に記載の自動車に使用される施錠装置。
  7. (7)駆動装置(20)と接続された駆動シャフト(2
    4)が、中央ロッキングを行なうよう切換レバーを制御
    する2つのカム(30、31)を備えたカム・ディスク
    (29)を担持していることと、駆動回転板(25)が
    駆動シャフト(24)上に回転自在に取り付けられてい
    ることと、駆動シャフト(24)と駆動回転板(25)
    の間にカップリングが設けられていることとを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項より第6項までのいずれか1項
    に記載の自動車に使用される施錠装置。
  8. (8)駆動シャフト(24)が一方向だけ回転すること
    ができるようにする、切換レバーの変位レバー(50)
    と、叉状部材(11)に設けられたレバー制御カム(4
    9)を使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    より第7項までのいずれか1項に記載の自動車に使用さ
    れる施錠装置。
  9. (9)施錠シリンダー(7)が遊び回転をしながらはじ
    き金(56)と係合するアタッチメント(55)を担持
    しており、前記はじき金(56)が、ドアの開放と中央
    ロッキングのため電流を遮断したとき、ドア外設グリッ
    プの切換レバー等を回動させるとともにかけ金(15)
    の持ち上げレバー(44)を回動させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項より第8項までのいずれか1項
    に記載の自動車に使用される施錠装置。
  10. (10)カップリングを開くため、非常解除レバー(7
    9)を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項より第7項までのいずれか1項に記載の自動車に使用
    される施錠装置。
  11. (11)中間レバー(59)に制御曲面を備えており、
    係止摩擦ピークを減少させるためローラー(66)を使
    用していることを特徴とする特許請求の範囲第1項より
    第7項までのいずれか1項に記載の自動車に使用される
    施錠装置。
  12. (12)叉状部材突起(27)が曲面状の転動面を備え
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項より第7
    項までのいずれか1項に記載の自動車に使用される施錠
    装置。
JP61209399A 1985-09-07 1986-09-05 自動車に使用される施錠装置 Pending JPS62111085A (ja)

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