JPS6210982B2 - - Google Patents

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JPS6210982B2
JPS6210982B2 JP54123126A JP12312679A JPS6210982B2 JP S6210982 B2 JPS6210982 B2 JP S6210982B2 JP 54123126 A JP54123126 A JP 54123126A JP 12312679 A JP12312679 A JP 12312679A JP S6210982 B2 JPS6210982 B2 JP S6210982B2
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JP
Japan
Prior art keywords
indole
reaction
catalyst
carried out
cadmium chloride
Prior art date
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Expired
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JP54123126A
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English (en)
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JPS5646865A (en
Inventor
Fujio Matsuda
Kozo Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP12312679A priority Critical patent/JPS5646865A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/66Testing of connections, e.g. of plugs or non-disconnectable joints

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインドールまたはインドール誘導体の
新規製造法に関する。さらに詳しくは、塩化カド
ミウムおよび/または塩化亜鉛含有触媒の存在下
に、アニリンと1、2―グリコール類とを反応さ
せることにより、インドールまたはインドール誘
導体を製造する方法に関するものである。
インドールは、化学工業原料として知られ、特
に近年、香料やアミノ酸合成原料として重要な物
質となつてきている。
従来、インドールを合成しようという試みはい
くつかあつたが、いづれも副生物が多いものや、
原料的にみて高価なものが多く、またはインドー
ルに至るまでの工程が長く、操作が繁雑なものが
多い。
本発明の目的は安価な原料を用い、かつ一段の
工程でインドールまたはインドール誘導体を選択
率良く製造することにある。
本発明者らは、この目的を達成すべく鋭意検討
した結果、従来、知られていなかつた全く新規な
反応にもとづく方法、すなわち、アニリンと1、
2―グリコール類とを塩化カドミウムおよび/ま
たは塩化亜鉛含有触媒に接触反応させることによ
り、目的物であるインドールまたはインドール誘
導体を選択率良く製造できることを見出し本発明
の方法を完成した。すなわち、本発明の方法によ
れば、たとえば、アニリンとエチレングリコール
とを接触反応させることにより、インドールを得
ることができ、また、アニリンとプロピレングリ
コールとを接触反応させることにより、スカトー
ルを得ることができる。
本発明の方法に用いる1、2―グリコール類
は、次の一般式 (式中、R1〜R4は、水素原子、炭素原子数1
〜4のハロゲン、ヒドロキシル基またはシアノ基
で置換されていることもあるアルキル基を示し、
互いに同一でも異なつていてもよい)で表わされ
る2価アルコール類である。具体的には、たとえ
ば、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1、2―ブタンジオール、2、3―ブタンジ
オール、ピナコール、グリセロール、グリセロー
ル―2―モノクロロヒドリン、グリセロール―2
―モノシアノヒドリンような化合物である。
本発明の方法に用いる触媒は、塩化カドミウム
および/または塩化亜鉛を含有する触媒である。
すなわち、塩化カドミウムまたは塩化亜鉛のそれ
ぞれ単独、あるいは両者の混合、さらにこれらの
それぞれに他の化合物を含有するものである。
たとえば、粉末状、粒状、塊状、鱗片状、成形
品等の塩化カドミウム(無水または結晶水を含む
もの)および/または塩化亜鉛、または担体に塩
化カドミウムまたは/および塩化亜鉛、あるいは
塩化カドミウムまたは/および塩化亜鉛とその他
の化合物との混合物を担持させて成る塩化カドミ
ウムおよび/または塩化亜鉛含有触媒である。
塩化カドミウムおよび/または塩化亜鉛と併用
されるその他の化合物としてはリチウム、ナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ス
トロンチウム、バリウム、銅、銀、水銀、アルミ
ニウム、錫、鉄、コバルト、ニツケル、クロム、
マンガン、鉛、モリブデン等のハロゲン化物、硝
酸塩、硫酸塩、炭酸塩、有機酸塩、酸化物、水酸
化物または金属等である。前記、触媒物質(以
下、塩化カドミウムおよび塩化亜鉛を示す)また
は前記触媒物質とその他の化合物を担持させる担
体としては、一般に担持触媒の担体として使用さ
れているものが、いずれも使用できるが、通常、
ケイソウ土、軽石、チタニア、シリカーアルミ
ナ、アルミナ、マグネシア、シリカゲル、活性
炭、活性白土、石綿等が用いられる。
これらの担体に前記触媒物質を常法により担持
させて担持触媒を調整する。たとえば、塩化カド
ミウムおよび/または塩化亜鉛の水溶液中に担体
を浸し、水分を蒸発乾固して調製する。前記触媒
物質の担体に対する担持量にはとくに制限はな
く、通常、担体に応じて適当量、たとえば1〜50
%の前記触媒物質を担持させてよい。
本発明の方法は、気相、液相または気液混相の
いずれの方法でも実施することができるが、通
常、気相で実施する。気相で実施する場合、固定
層、流動層または移動層反応器のいずれでも実施
でき、アニリンおよび1、2―グリコール類の蒸
気を塩化カドミウムおよび/または塩化亜鉛含有
触媒の存在下に加熱することにより実施される。
この際、原料蒸気の希釈剤として、種々の不活性
ガス状物質を共存させることができる。このよう
な不活性ガス状物質として、例えば、窒素ガス、
炭酸ガス、水蒸気および本反応に不活性な化合物
の蒸気があげられる。また前記希釈剤として、水
素ガスまたは水素含有ガスも使用してもよい。反
応装置に装入するアニリンと1、2―グリコール
類は、アニリン1モルに対して1、2―グリコー
ル類0.05〜5モルの割合で、触媒に対する液空間
速度が0.01〜5/―触媒/hr、となるよう
に、あらかじめ蒸気状とするか、または液状で直
接反応器に装入する。
反応温度は、200〜500℃の範囲、好ましくは、
250〜400℃である。200℃以下では、反応がほと
んど進行せず、400℃以上では副生物の生成が多
くなり好ましくない。
反応圧力は、加圧、常圧、減圧のいずれでもよ
い。
これらの種々の方法において反応生成物から、
インドールまたはインドール誘導体は、適当な方
法、例えば蒸留のような常法によつて容易に分離
精製できる。
本発明の方法の利点は次のようである。第1に
原料がアニリンおよびエチレングリコールのよう
に非常に安価である。第2に原料からインドール
またはインドール誘導体が一段で製造される。第
3に副生物が非常に少なく、選択率が非常に良
く、したがつて高純度のインドールを得ることが
できる。
以下、実施例をあげて、本発明の方法を詳述す
る。
実施例 1 粒状の塩化カドミウムCaC・2.5H2Oの50
mlを25mmのパイレツクスガラス製流通型反応器に
充填した。この反応器の前部は原料挿入管および
ガス導入管に連結され、原料気化部を構成し、後
部は空冷部を経て受器と連結されている。反応部
はこの反応器の内温を300℃に保ち、液空間速度
0.1/―触媒/hrで、アニリン23.3g(1/4モ
ル)とエチレングリコール15.5g(1/4モル)と
の混合液を原料挿入管より挿入し、これと同時に
原料アニリンに対し10倍モルの窒素を常圧下で通
じた。反応器を通り凝縮した反応生成物をガスク
ロマトグラフにて分析すると8.3gのインドール
が、生成し、転化率31.1%、選択率91.2%でイン
ドールが得られ、副生物は非常に少なかつた。
実施例 2 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりにケイソウ土に20%重量の塩化カドミウムを
担持した触媒を用いて、実施例1と同様の反応装
置で、実施例1と同様の方法で反応を行なつた。
その結果、7.0gのインドールを得た。転化率
25.8%、選択率92.4%であつた。
実施例 3 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりに粒状活性炭に10%重量の塩化カドミウムを
担持した触媒を用いて、実施例1と同様の反応装
置で、実施例1と同様の方法で反応を行なつた。
その結果、7.5gのインドールを得た。転化率
27.6%、選択率92.7%であつた。
実施例 4 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりにCdC―2nCl2触媒(ZnCl2は20mol%)
を用いて、実施例1と同様の反応装置で、実施例
1と同様の方法で反応を行なつた。その結果8.3
gのインドールを得た。転化率36.8%、選択率
77.6%であつた。
実施例 5 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりにCdCl2―CuCl2触媒(CuCl2は20mol%)を
用いて実施例1と同様の反応装置で、実施例1と
同様の方法で反応を行なつた。その結果7.8gの
インドールを得た。転化率28.4%、選択率93.6%
であつた。
実施例 6 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりにCdCl2―NaCl―KCl触媒(NaClは20mol
%、KClは20mol%)を用いて、実施例1と同様
の反応装置で、実施例1と同様の方法で反応を行
なつた。その結果5・4gのインドールを得た。
転化率19.7%、選択率93.2%であつた。
実施例 7 実施例1において、エチレングリコールのかわ
りに、プロピレングリコール19.0g(1/4モル)
を用いて、実施例1と同様の反応装置で、実施例
1と同様の方法で反応を行なつた。その結果3.4
gのスカトールを得た。転化率23.8%、選択率
43.1%であつた。
実施例 8 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりに塩化亜鉛を用いて、反応温度を250℃と
し、その他は実施例1と同様に反応を行なつた。
その結果、4.3gのインドールを得た。転化率
16.3%、選択率90.4%であつた。
実施例 9 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりに、ZnCl2―活性炭触媒(ZnCl2の担持量は20
重量%)を用いて、反応温度を250℃とし、その
他は実施例1と同様に反応を行なつた。その結
果、4.0gのインドールを得た。転化率15.1%、
選択率91.2%であつた。
実施例 10 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりに、ZnCl2―CuCl2―CaCl2触媒(ZnCl2
20mol%、CuCl2は2mol%)を用いて、反応温度
を270℃とし、その他は実施例1と同様に反応を
行なつた。その結果、6.0gのインドールを得
た。転化率22.5%、選択率90.8%であつた。
実施例 11 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりに、ZnCl2―NaCl―CaCl2触媒(ZnCl2
20mol%、NaClは5mol%)を用いて、反応温度
を280℃とし、その他は実施例1と同様に反応を
行なつた。その結果、6.4gのインドールを得
た。転化率24.4%、選択率89.5%であつた。
実施例 12 実施例1において、触媒を塩化カドミウムのか
わりに、ZnCl2―CaCl2触媒(ZnCl2は20mol%)
を用い、エチレングリコールのかわりにプロピレ
ングリコール19.0(1/4モル)を用いて、その他
は実施例1と同様に反応を行なつた。その結果、
3.0gのスカトールを得た。
転化率20.8%、選択率43.7%であつた。
実施例 13 実施例1において、アニリンとエチレングリコ
ールの割合を、アニリン93.1g(1モル)とエチ
レングリコール6.2g(0.1モル)とし、実施例1
と同様の方法で反応を行なつた。その結果、9.4
gのインドールを得た。エチレングリコール基準
とした転化率84.1%、選択率95.3%であつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩化カドミウムおよび/または塩化亜鉛含有
    触媒の存在下に、アニリンと1、2―グリコール
    類とを気相反応させることを特徴とするインドー
    ルまたはインドール誘導体の製造法。
JP12312679A 1979-09-27 1979-09-27 Preparation of indole or indole derivative Granted JPS5646865A (en)

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Families Citing this family (4)

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JPS5835171A (ja) * 1981-08-25 1983-03-01 Mitsui Toatsu Chem Inc インド−ルの改良された製造方法
JPS58225061A (ja) * 1982-06-24 1983-12-27 Mitsui Toatsu Chem Inc インド−ル類化合物の製造法
JPH0274059U (ja) * 1988-11-24 1990-06-06

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