JPS62108936A

JPS62108936A - 給湯装置

Info

Publication number: JPS62108936A
Application number: JP60251220A
Authority: JP
Inventors: Hideo Uematsu; 英夫植松; Keijiro Kunimoto; 国本　啓次郎; Yutaka Takahashi; 豊高橋
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-11-08
Filing date: 1985-11-08
Publication date: 1987-05-20
Also published as: JPH0477212B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、セントラル給湯システム等の給湯熱源機に対
して、端末給湯口が遠く謙れて位置する形■の給湯装置
の使い勝手の向上に関するものである。

従来の技術セントラル給湯は複数の給湯口に給湯する場合に熱源が
集中できる効果があって通常に使用されているが、熱源
器から遠く離れだ給湯口では、途中の配管経路が長いた
めに、使い始めには配管中の冷水が出てくるばかりでな
く、所定温度の湯が出てくるまでに時間がかかるという
実使用北の不便さがある。このような不都合や不便？解
消するだめの手段としては、例えば第２図（実開昭４９
−１５５６２号公報）に示されているように、主熱源機
１と端末の給湯口１３との間の配管１２の途中に保温発
熱体６を内設したクッションタンク５を配設し、配管１
２の冷水とクッションタンク５の湯企混合させて給湯口
フ３から流出する構成とし、給湯口１３から直接冷水が
出ないようにしていた。

発明が解決しようとする問題点しかしながら上記のような構成では、主熱源機１とクッ
ションタンク５と全配管１２により直結していたために
次のような欠点分有していた。

（１）　　給ｉＪＡ口１３近傍にクッションタンク５を
配置−す′る必要があシ、使用上目に見える位置にクッ
ションタンク５が配置されることになるため、設置スペ
ース的に、また美観の点から好ましくない。

（２）配管１２の中の冷水がクッションタンク５の中で
混合しても、クッションタンク５内の温度は給湯使用温
度の下限（３０〜４０℃）を下回らないようにする必要
がある。

（３）使い始めはクッションタンク５内の高温の湯が出
るが徐々に冷やされ、クッションタンク５に湯が供給さ
れると再び湯温か上昇する出湯特性のため、湯温を加減
するのが難しい。

本発明はかかる従来の問題を解消するもので、設置場所
が自由であり、使い始めよシ即時に所定温度の湯を供給
することを目的とする。

問題点全解決するだめの手段上記問題点を解決するために本発明の給湯装置は、冷水
流入管と出湯管とを有した主熱源機と、内部に加熱体を
設けた貯湯槽に流入路と流出路を配設するとともに、）
）１■記流入路よシ流出路にバイパス管を導びいて一次
混合部を形成した端末給湯器と全備え、かつ前記出湯管
と前記流入路とを給湯配管で連通し、前記−人混合部か
らの流れと給水配管からの流れとを二次混合部で更に混
合する構成とするとともに、前記流入路と前記流出路の
いづれか一方に可変絞り部を設けて、この可変絞り部は
前記加熱体のオンオフ切換と連動して加熱体の通電時に
開成方向へ作動させたものである。

作　　　用本発明は上記した構成によって、主熱源機の出湯管の先
に滞留していたいわゆる冷たい死水がまず貯湯槽の流入
路へ流入する。流入路から貯湯槽に入った死水により既
に加熱された高温湯が貯湯槽の流出路へ押し出され、一
方、流入路からバイパス路を通って流れた死水そのもの
と一次混合部で合流する。そしてこの合流水と給水配管
から導びかれている元々の冷水とを二次混合部で所望の
湯温になるように再度合流して出湯させる。

一方、夏場等水温が高い時期には、端末給湯機の加熱体
が作動しなくても良い場合がある。このような場合に加
熱体のスイッチをオフに切換えると同時にこれと連動し
て流入路又は流出路のいづれか一方に設けた可変絞り部
を調節して貯湯槽内の流れがほとんどないように、つま
り主熱源機からの流れの大半はバイパス管を通るように
する。

実施例以下本発明の一実施例を添付図面第１図にもとづいて説
明する。第１図において、１は水道管等に接続される冷
水流入管２及び流出管３を有する主熱源機、４は端末給
湯機であシ、貯湯槽５の内部にシーズヒータ等の加熱体
６を有し、１部には流入路７と流出路８を接続している
。９は流入路７から分岐したバイパス管であシ、このバ
イパス管９の流れと流出路８の流れは一次混合部１０で
合流する。まだ１１は給水配管であり、１２は主熱源機
１の出湯管３と貯湯槽５の流入路７とを連通している給
湯配管である。そして、−人混合部１ｏからの流れと給
水配管１１に滞留していた水は自動混合水栓等の二次混
合部１３の温度式混合弁１４で所定の温度に調整され開
閉バルブ１５部通って出湯する。１６は可変絞り部で、
バイパス管９の流れと流出路８の流れの分流比が、それ
ぞれ、５０％対５０φの場合と９５１＋対５φの場合の
二連りに切換えられる。１７は切換ツマミであり回転シ
ャフト１８で可変絞り部１６と連結され、また回転シャ
フト１８にはと記分流比を５０％対５０％から９５φ対
５チに切換えたときに対応して、加熱体６をオンの状態
からオフの状態にするだめのスイッチ１９（ｌ−作動さ
せるカム２０が固定されている。（なお、カム２０は上
記分流比が５０φ対５０％の場合には加熱体６が常時オ
ンに、９５φ対５チの場合には常時オフに作動するよう
な形状になっている。）１記構成において、貯湯槽５の温度が８５°Ｃ１給湯配
管１２内の死水温度は冬期を想定して５℃、（また、分
り易ズするためバイパス管９内の温度も５℃）とし、ま
ず、バイパス管９と流出路８との分流比が５０％対５０
チの場合を説明する。（勿論この場合には加熱体６の電
源スィッチ１９はオンの状態でかつ設定温度８５℃の温
調サーモ（図示せず）が作動している。）以上のような条件のもとで、温度式混合弁１４の設定温
度を４０°Ｃにして開閉パルプ１５を開くと、給湯配管
１２に滞留していた５°Ｃの死水は流入路７とバイパス
管９の二方にその分流比が１対１になって流れる。した
がって−人混合部１０にはバイパス管９から５℃の死水
が流れ込み、また流出路８からは８５℃の高温湯が押し
出されてくるので、この−人混合部１０における湯温は
、（８５＋５　）／２＝４５℃になる。そして、この４
５℃の温度で温度式混合弁１４に流れ込み、ここで再び
給水配管１１を通ってきた元々の水（５℃）と設定温度
４０°Ｃになるように自動温調混合されて出湯する。や
がて当初滞留していた給湯配管１２の死水がなくなると
主熱源機１から本来の高温湯（８５℃）が供給されるが
、このような状態の時でも最終的に二次混合部１３の温
度式混合弁１４で、設定温度の４０℃になるように自動
温調され出湯する。したがって、使い始めから設定温度
４０°Ｃの出湯が可能になる。また、主秋源機１から本
来の高温湯（８５°Ｃ）がバイパス管９等にまだ到達す
る前に開閉パルプ１５を閉にし、その後直ぐ開いたり、
また、再度間にしてしばらくしてから開いたりして使う
ような断続使用の場合でも同様に出湯の当初から４０℃
の湯温か保証される。上記したような出湯特性であれば
、冬期の朝一番に湯が欲しい場合でも即時に湯が得られ
る。

一方、水温の高い夏期には、勿論冬期使用する場合と同
条件で出湯可能であるが、むしろ設定温度を冬期より低
くするのが一般的である。極端な場合を考えると、多少
なυとも給湯に要する費用を安く押えたくなるのが人情
であり、その為に、加熱体６の電源を切って、主熱源機
１から湯が流れてくるまで最初に出てくる死水はわりき
って我慢する。（夏期であ１．ば十分あり得る）この場
合、スイッチ１９だけを切って、流出路８に設けた可変
絞り部１６の状態が既に述べたように、５０％対５０嗟
であれば、開閉パルプ１５を最初に開いた時、給湯配管
１２の死水は、この死水とほぼ同一温度（加熱体６が切
れているから）の貯湯槽５にだくわえられた水を流出路
８から押しとげて使われることになるから、死水の滞留
していた容積が給湯配管１２のみならず貯湯槽５の容蹟
分が更に加算されることになり、端末給湯器４が配設さ
れていない主熱源機１だけの出湯・特性の場合よりも悪
くなってしまう。（加熱体６だけを切にすると夏でもな
かなか湯がでてこないという問題が発生する）したがって、スイッチ１９を切る時に操作する切換ツマ
ミ１７を回転させた時、これと連動して作動する可変絞
り部１６で、流出路８を流れる流量ｆｆ：ｌ？ｎ端に絞
っておけば給湯配管１２から流れてきた死水は貯湯槽５
にほとんど流入せず、バイパス管９を流れるので、それ
だけ、出湯立とり時における死水容量が少なくて済む。

したがって夏場に加熱体６を切った状態でも端末給湯器
４がない場合とほぼ同一条件で使用可能となる。なお、
この場合バイパス路９の９５φに対し、流出路８に５φ
だけ流す目的は、貯湯槽５内の水が不潔にならないよう
に少しづつ入れかえるためである。勿論、使用条件によ
っては５≠以下や遮断してもよい。

発明の効果以とのように本発明の給湯装置によれば次の効果が得ら
れるものである。

（１）冬期、給湯蛇口を開けば直ちに所望する温度の揚
が得られ、したがって、従来給湯蛇Ｏを開いた当初、捨
てることの多かった冷たい水（死水）も出湯開始の時点
から有効に使用されることになる。

（２）夏期、水温が高い場合端末給湯器がない場合とほ
ぼ同一感覚で使用できるように可変絞り部と連動して加
熱体をオフになるように切換えられるので経済的である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における給湯装置の！’！’
？成図、第２図は従来の給湯装置の構成図である。１・・・・・・主熱源機、２・・・・・・冷水流入管、
３・・・・・・出湯管、４・・・・・・端末給湯器、５
・・・・・・貯湯槽、６・・・・・・加熱体、７・・・
・・・流入路、８・・・・・・流出路、９・・・・・・
バイパス管、１０・・・・・・−人混合部、１１・・・
・・・給水配管、１２・・・・・・給湯配管、１３・・
・・・・二次混合部、１６・・・・・可変絞シ部。

Claims

【特許請求の範囲】

冷水流入管と出湯管とを有した主熱源機と、内部に加熱
体を設けた貯湯槽に流入路と流出路を配設するとともに
、前記流入路より流出路へバイパス管を導びいて一次混
合部を形成した端末給湯器とを備え、前記出湯管と前記
流入路とを給湯配管で連通し、前記一次混合部からの流
れと給水配管からの流れとを二次混合部で更に混合する
構成とするとともに、前記流入路と前記流出路のいづれ
か一方に、前記加熱体のオンオフ切換と連動し、前記加
熱体の通電時に開成方向へ作動する可変絞り部を設けた
給湯装置。