JPH1193230A - 温度調節水栓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の混合水栓等の水栓においては、水を供
給する導水管と湯を供給する導水管とを接続する必要が
あり、該水栓への配管が複雑になっていた。また、吐水
温度の安定性に欠け、温度調整が難しかった。 【解決手段】 温度調節水栓１への給水を、給湯器で温
度制御された水の供給のみにより行い、該温度調節水栓
１からの吐水温度を、給湯器３からの吐水温度を制御す
ることにより調節し、給湯器３の吐水温度を調節する温
度調節手段９を、温度調節水栓１に一体的に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、水及び湯を吐出す
る水栓に関し、特に、給湯器で温度制御された温度調節
水を、該水栓に供給する温度調節水栓に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、水及び湯を吐出する混合水栓
等の水栓は知られており、該水栓には、該水栓に水を供
給する導水管と、給湯器で温められた湯を供給する導水
管とが接続され、水栓の吐水レバーを操作することで、
これらの水及び湯を該水栓内で混合した後に、該水栓か
ら吐水したり、吐水の温度調節を行なったりするように
構成していたものがあった。

【０００３】例えば、図３に示すように、キッチンのカ
ウンター天板１’に混合水栓２’が取付けられ、該混合
水栓２’の下端からは、混合水栓２’に水を供給する導
水管２４、及び、湯を供給する導水管５’の一端部が嵌
入している。該導水管５’の他端部は給湯器３’に接続
されており、該給湯器３’は、給水管４’から供給され
た水を加温して、該導水管５’を通じて混合水栓２’へ
供給している。このようにして混合水栓２’へ供給され
た水及び湯は、シングルレバーに構成された吐出レバー
８’を操作することにより、該混合水栓２’から吐出さ
れ、該混合水栓２’からの吐水は、吐出レバー８’の操
作により温度調節がなされるように構成されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の混合水
栓等の水栓においては、水を供給する導水管と湯を供給
する導水管との２本の導水管を接続する必要があり、該
水栓への配管が複雑になっていた。また、水栓からの吐
水の温度調節は、吐水レバーを操作して、前記導水管に
より供給される水と湯とを、該吐水レバーの操作具合に
応じた割合で混合することで行なっているために、吐水
レバーを操作して吐水温度を設定した後に、水又は湯の
供給圧力が変動した場合などは吐水温度が変化するの
で、吐水温度の安定性に欠け、温度調整が難しかった。
さらに、吐水温度を水栓側で高温に設定しても、給湯器
から供給される湯温が設定温度よりも低い場合には、望
みの湯温を得ることができなかった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、水及び湯を吐出する水栓にお
いて、該水栓への給水を、給湯器で温度制御された温度
調節水の供給のみにより行い、該水栓の吐水温度を、給
湯器から吐水される温度調節水の温度を制御することに
より調節することである。

【０００６】また、水及び湯を吐出する水栓において、
該水栓への給水を、給湯器で温度制御された温度調節水
の供給のみにより行い、該水栓の吐水温度を、給湯器か
ら吐水される温度調節水の温度を制御することにより調
節し、該温度調節水の吐水温度を調節する温度調節手段
を、水栓に一体的に取付けたことである。

【０００７】また、水及び湯を吐出する水栓において、
該水栓への給水を、給湯器で温度制御された温度調節水
の供給のみにより行い、該水栓の吐水温度を、給湯器か
ら吐水される温度調節水の温度を制御することにより調
節し、該温度調節水の吐水温度を調節する温度調節手段
を、水栓に一体的に取付け、水栓から常温水を吐出する
場合には、給湯器へ給水する給水管からの給水を、該給
水管と、給湯器で温度制御された温度調節水を温度調節
水栓に案内する導水管とを、連通するバイパス管を通じ
て、給湯器を通過することなく水栓へ案内するように構
成したことである。

【０００８】また、水及び湯を吐出する水栓において、
該水栓への給水を、導水管からの水の供給と、給湯器に
より温度制御された温度調節水の供給とによって行い、
該水栓の吐水温度を、給湯器から吐水される温度調節水
の温度を制御することにより調節し、該温度調節水の吐
水温度を調節する温度調節手段を、水栓に一体的に取付
け、導水管からの水と給湯器からの温度調節水とを選択
的に吐出可能に構成したことである。

【０００９】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図１は本発明の温度調節水栓を示す側面図、図２
は給湯器の給湯機構を示す図、図３は温度調節水栓の別
実施例を示す側面図、図４は従来の混合水栓を示す側面
図である。

【００１０】本発明の温度調節水栓について、図１によ
り説明する。キッチンのカウンター天板１に温度調節水
栓２が取付けられ、該温度調節水栓２の下端部には、温
度調節水栓２に給水する導水管５の一端が嵌入してい
る。該導水管５の他端は、給湯器３に接続されている。
また、給湯器３には、該給湯器３へ水を供給する給水管
４が接続されている。そして、該給湯器３は、給水管４
から供給された水を加温し、温度調節水として導水管５
を通じ、温度調節水栓２へ給水するように構成してい
る。温度調節水栓２へ給水された温度調節水である水や
湯は、所謂シングルレバーに構成された温度調節水栓２
の吐水レバー８を操作することで該温度調節水栓２から
吐出され、該吐水レバー８の操作により、吐水及び止水
の切換えを行なったり、吐水量の調節を行なったりする
ことができるように構成している。

【００１１】また、温度調節水栓２には、温度調節手段
である操作パネル９が固設され、該操作パネル９を操作
することで、温度調節水栓２からの吐水温度を調節でき
るように構成している。即ち、操作パネル９の吐水温度
設定スイッチ９ａにより、温度調節水栓２からの吐水温
度を調節して設定するのである。そして、操作パネル９
には、設定温度表示部９ｂを設けて、吐水温度設定スイ
ッチ９ａで設定した吐水温度を表示して確認できるよう
に構成し、温度設定の誤操作を防止するようにしてい
る。尚、操作パネル９の吐水温度設定スイッチ９ａで行
なう吐水温度の設定は、吐水レバー８を操作することで
設定するように構成してもよい。

【００１２】また、温度調節水栓２に固設した操作パネ
ル９と、給湯器３での加温温度を制御する湯温制御ユニ
ット３ａとが、ケーブル１０により接続されている。そ
して、該湯温制御ユニット３ａによって、温度調節水栓
２へ供給する温度調節水の温度が制御されて、該温度調
節水栓２からの吐水温度が、操作パネル９で設定した温
度に調節されるよう構成している。

【００１３】ここで、給湯器３の内部には、図２に示す
ように燃焼部１１が設けられており、給水管４によって
供給された水が該燃焼部１１で加温されて、温度調節水
となって導水管５へ送出される。この際に、給水管４に
装着した水量センサ１２、及び入水温サーミスタ１３に
よって、燃焼部１１ヘ供給される水の水量と水温とが検
知され、また、導水管５に装着された出湯温サーミスタ
１４によって、該導水管５へ送出された温度調節水の温
度が検知される。そして、燃焼部１１ヘの供給水の水
量、水温のデータ、及び、導水管５への送出する温度調
節水の温度のデータに基づいて、燃焼部１１での燃焼状
態を制御し、温度調節水栓２への温度調節水の給水温度
を調節して、温度調節水栓２が操作パネル９で設定され
た温度の吐水を行なうことができるようにしている。

【００１４】また、図１、図２に示すように、給水管４
と導水管５との間には、バイパス管６を介装して、燃焼
部１１の手前において、給水管４が導水管５と連通する
ように構成している。そして、給水管４とバイパス管６
との接続部には、方向切換え弁７を装着して、該方向切
換え弁７を閉じれば、給水管４からの給水が燃焼部１１
へ供給され、該方向切換え弁７を開けば、給水管４から
の給水が燃焼部１１を通過することなく導水管５へ供給
されるように構成している。

【００１５】このように構成し、温度調節水栓２から、
給湯器３で加温されない常温水を吐出する場合には、前
記方向切換え弁７を開いて、給水管４からの給水を、バ
イパス管６を通じて直接温度調節水栓２へ供給すること
ができるのである。尚、操作パネル９には、湯水切換ス
イッチ９ｃを設けて、該湯水切換スイッチ９ｃを操作す
ると、例えば、電磁弁で構成された方向切換え弁７が開
閉するように構成し、温度調節水栓２からの吐水を、給
湯器３で加温して温度制御された温度調節水と、給湯器
３で加温されない常温水とに切り換えることができるよ
うにしている。

【００１６】以上のように、温度調節水栓への給水を、
給湯器で温度制御された温度調節水の供給のみにより行
ない、温度調節水栓２の吐水温度を、給湯器３から吐水
される温度調節水の温度を制御することにより調節した
ので、温度調節水栓２へ給水する配管、即ち導水管５が
１本で良くなって配管の簡素化を図ることができ、施工
が容易になった。そして、水又は湯の供給圧力が変動し
た場合などにおいても温度調節水栓２からの吐水温度が
変化することがなく、吐水温度を安定させることができ
て、該吐水温度の調節を容易にすることができた。さら
に、温度調節水栓２へ供給する給湯器３からの温度調節
水の温度を直接制御するので、吐水温度を高温に設定し
ても、望み通りの温度の湯を得ることができるようにな
った。

【００１７】また、給湯器３の吐水温度を調節する温度
調節手段である操作パネル９を、該温度調節水栓２に一
体的に取付けたので、温度調節水栓２の吐水温度の設定
を容易に行なうことができた。

【００１８】また、温度調節水栓２から常温水を吐出す
る場合には、給湯器３へ給水する給水管４と、給湯器３
から吐水される温度調節水を温度調節水栓２に案内する
導水管５とを、連通するバイパス管６を通じて、該給水
管４からの給水を、給湯器３を通過することなく温度調
節水栓２へ案内するように構成したので、給湯器３で加
温されない冷たいままの供給水が、該給湯器３内を通過
することを防いで、冷水が給湯器３内を通過した場合に
発生する結露による該給湯器３の劣化を防止することが
できた。

【００１９】また、温度調節水栓は次のように構成する
こともできる。図３に示すように、温度調節水栓３１
が、キッチンのカウンター天板１に取付けられ、該温度
調節水栓３１の下端部には、温度調節水栓３１に給水す
る導水管５、及び、導水管２５の一端が嵌入している。
該導水管５の他端は給湯器３に接続され、導水管２５の
他端は水道水等を供給する給水管に接続されている。ま
た、給湯器３には、該給湯器３へ水を供給する給水管４
が接続されている。そして、該給湯器３は、給水管４か
ら供給された水を加温し、温度調節水として導水管５を
通じ、温度調節水栓３１へ給水するように構成してい
る。温度調節水３１へ給水された温度調節水である水や
湯は、所謂シングルレバーに構成された温度調節水栓３
１の吐水レバー３２を操作することで該温度調節水栓３
１から吐出され、該吐水レバー３２の操作により、吐水
及び止水の切換えを行なったり、吐水量の調節を行なっ
たりすることができるように構成している。

【００２０】また、温度調節水栓３１には、温度調節手
段である操作パネル９が固設され、該操作パネル９に
は、吐水温度を調節して設定する吐水温度設定スイッチ
９ａ、及び、吐水温度を表示する設定温度表示部９ｂを
設けて、該操作パネル９を操作することで、温度調節水
栓３１からの吐水温度を調節できるように構成してい
る。尚、操作パネル９の吐水温度設定スイッチ９ａで行
なう吐水温度の設定は、吐水レバー８を操作することで
設定するように構成してもよい。

【００２１】また、温度調節水栓３１に固設した操作パ
ネル９と、給湯器３での加温温度を制御する湯温制御ユ
ニット３ａとが、ケーブル１０により接続されている。
そして、該湯温制御ユニット３ａによって、温度調節水
栓３１へ供給する温度調節水の温度が制御されて、該温
度調節水栓３１からの吐水温度が、操作パネル９で設定
した温度に調節されるよう構成している。

【００２２】このように、温度調節水栓３１は、吐水レ
バー３２の操作により操作パネル９で設定した温度の温
度調節水を、該温度調節水栓３１から吐出するよう構成
されている。また、温度調節水栓３１は、該温度調節水
栓３１からの吐水を、給湯器３で温度制御された温度調
節水と、導水管２５によって供給された水とに切換可能
に構成している。即ち、例えば、吐水レバー３２を操作
することで、給湯器３からの温度調節水、又は、導水管
２５から直接供給された水の一方を、温度調節水栓３１
から選択的に切り換えて吐出することができるのであ
る。尚、給湯器３からの温度調節水と、導水管２５から
の水との切り換えは、操作パネル９や温度調節水栓３１
の吐水口近傍等で行なうように構成してもよい。

【００２３】以上のように、温度調節水栓３１への給水
を、導水管２５からの水の供給と、給湯器３によって前
述のように温度制御された温度調節水の供給とによって
行い、導水管からの水と給湯器からの温度調節水とを選
択的に吐出可能に構成したので、例えば、給湯器３によ
り湯に温度制御された温度調節水を温度調節水栓３１か
ら吐出している際に、常温の水を吐出するように切り換
える場合は、該温度調節水栓３１からの吐水を、導水管
２５からの水を吐出するように、吐水レバー３２を操作
して切り換えれば、すぐさま常温の水が吐出される。

【００２４】これにより、例えば、湯に温度制御された
温度調節水を温度調節水栓３１から吐出している際に、
前記操作パネル９により温度調節水栓３１の吐水温度を
常温に設定した場合に見られるように、温度設定直後は
導水管５に残存する湯が吐出されて、実際に常温水が吐
出されるのは若干遅れるといったことがなく、吐水温度
を常温に切り換えた直後に、レスポンス良く常温水を得
ることができるのである。尚、温度調節水栓３１からの
吐水を、水から湯へ切り換える場合においても、同様に
吐水レバー３２を操作して、吐水を導水管２５による水
から、給湯管による温度調節水へ切り換えれば、吐水温
度を常温に切り換えた直後に、レスポンス良く湯を得る
ことができる。

【００２５】また、温度調節水栓３１へは、温度調節可
能に供給される温度調節水とは別に、導水管２５から水
が供給されているので、該導水管２５に浄水器を介装す
れば、該温度調節水栓３１からは、温度調節水と、浄水
とを選択的に切り換えて吐出することができるのであ
る。

【００２６】

【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項１記載の如
く、水栓への給水を、給湯器で温度制御された温度調節
水の供給のみにより行い、該水栓の吐水温度を、給湯器
から吐水される温度調節水の温度を制御することにより
調節するように温度調節水栓を構成したので、該温度調
節水栓へ給水する配管、即ち導水管が１本で良くなって
配管の簡素化を図ることができて、施工が容易になっ
た。そして、水又は湯の供給圧力が変動した場合などに
おいても吐水温度が変化することがなく、吐水温度を安
定させることができて、該吐水温度の調節を容易にする
ことができた。さらに、温度調節水栓へ供給する、給湯
器から吐水される温度調節水の温度を直接制御するの
で、吐水温度を高温に設定しても、望み通りの温度の湯
を得ることができるようになった。

【００２７】さらに、請求項２記載の如く、水栓への給
水を、給湯器で温度制御された温度調節水の供給のみに
より行い、該水栓の吐水温度を、給湯器から吐水される
温度調節水の温度を制御することにより調節し、該温度
調節水の温度を調節する温度調節手段を、水栓に一体的
に取付けて温度調節水栓を構成したので、該温度調節水
栓へ給水する配管、即ち導水管が１本で良くなって配管
の簡素化を図ることができて、施工が容易になった。そ
して、水又は湯の供給圧力が変動した場合などにおいて
も、温度調節水栓の吐水温度が変化することがなく、吐
水温度を安定させることができて、該吐水温度の調節を
容易にすることができた。さらに、温度調節水栓へ供給
する、給湯器から吐水される温度調節水の温度を直接制
御するので、吐水温度を高温に設定しても、望み通りの
温度の湯を得ることができるようになった。また、温度
調節水栓の吐水温度の設定を容易に行なうことができ
た。

【００２８】さらに、請求項３記載の如く、水栓への給
水を、給湯器で温度制御された温度調節水の供給のみに
より行い、該水栓の吐水温度を、給湯器から吐水される
温度調節水の温度を制御することにより調節し、該温度
調節水の吐水温度を調節する温度調節手段を、水栓に一
体的に取付け、水栓から常温水を吐出する場合には、給
湯器へ給水する給水管からの給水を、該給水管と、給湯
器で温度制御された温度調節水を温度調節水栓に案内す
る導水管とを、連通するバイパス管を通じて、給湯器を
通過することなく水栓へ案内するように構成したので、
該温度調節水栓へ給水する配管、即ち導水管が１本で良
くなって配管の簡素化を図ることができて、施工が容易
になり、水又は湯の供給圧力が変動した場合などにおい
ても、温度調節水栓の吐水温度が変化することがなく、
吐水温度を安定させることができて、該吐水温度の調節
を容易にすることができた。

【００２９】また、温度調節水栓へ供給する、給湯器か
ら吐水される温度調節水の温度を直接制御するので、吐
水温度を高温に設定しても、望み通りの温度の湯を得る
ことができるようになった。そして、吐水温度の設定を
容易に行なうことができた。さらに、給湯器で加温され
ない冷たいままの供給水が、該給湯器内を通過すること
を防いで、冷水が給湯器内を通過した場合に発生する結
露による該給湯器の劣化を防止することができた。

【００３０】さらに、請求項３記載の如く、水栓への給
水を、導水管からの水の供給と、給湯器により温度制御
された温度調節水の供給とによって行い、該水栓の吐水
温度を、給湯器から吐水される温度調節水の温度を制御
することにより調節し、該温度調節水の吐水温度を調節
する温度調節手段を、水栓に一体的に取付け、導水管か
らの水と給湯器からの温度調節水とを選択的に吐出可能
となるように温度調節水栓を構成したので、該温度調節
水栓からの吐水を湯から水へ、又は、水から湯へ切り換
える場合に、切り換え後の水、又は、湯を、切り換え後
に、すぐさま得ることができた。

【００３１】また、温度調節水栓へ水を供給する導水管
に浄水器を介装すれば、該温度調節水栓からは、前記温
度調節水と、浄水とを選択的に切り換えて吐出すること
ができることとなった。そして、温度調節水栓へ供給す
る、給湯器から吐水される温度調節水の温度を直接制御
するので、吐水温度を高温に設定しても、望み通りの温
度の湯を得ることができるようになり、吐水温度を安定
させることができて、また、該吐水温度の調節を容易に
することができた。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の温度調節水栓を示す側面図である。

【図２】給湯器の給湯機構を示す図である。

【図３】温度調節水栓の別実施例を示す側面である。

【図４】従来の混合水栓を示す側面図である。

【符号の説明】

２ 温度調節水栓 ３ 給湯器 ４ 給水管 ５ 導水管 ６ バイパス管 ７ 方向切換え弁 ９ 操作パネル ９ａ 吐水温度設定スイッチ ２５ 導水管 ３１ 温度調節水栓

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 水及び湯を吐出する水栓において、該水
   栓への給水を、給湯器で温度制御された温度調節水の供
   給のみにより行い、該水栓の吐水温度を、給湯器から吐
   水される温度調節水の温度を制御することにより調節す
   ることを特徴とする温度調節水栓。
2. 【請求項２】 水及び湯を吐出する水栓において、該水
   栓への給水を、給湯器で温度制御された温度調節水の供
   給のみにより行い、該水栓の吐水温度を、給湯器から吐
   水される温度調節水の温度を制御することにより調節
   し、該温度調節水の吐水温度を調節する温度調節手段
   を、水栓に一体的に取付けたことを特徴とする温度調節
   水栓。
3. 【請求項３】 水及び湯を吐出する水栓において、該水
   栓への給水を、給湯器で温度制御された温度調節水の供
   給のみにより行い、該水栓の吐水温度を、給湯器から吐
   水される温度調節水の温度を制御することにより調節
   し、該温度調節水の吐水温度を調節する温度調節手段
   を、水栓に一体的に取付け、水栓から常温水を吐出する
   場合には、給湯器へ給水する給水管からの給水を、該給
   水管と、給湯器で温度制御された温度調節水を温度調節
   水栓に案内する導水管とを、連通するバイパス管を通じ
   て、給湯器を通過することなく水栓へ案内するように構
   成したことを特徴とする温度調節水栓。
4. 【請求項４】 水及び湯を吐出する水栓において、該水
   栓への給水を、導水管からの水の供給と、給湯器により
   温度制御された温度調節水の供給とによって行い、該水
   栓の吐水温度を、給湯器から吐水される温度調節水の温
   度を制御することにより調節し、該温度調節水の吐水温
   度を調節する温度調節手段を、水栓に一体的に取付け、
   導水管からの水と給湯器からの温度調節水とを選択的に
   吐出可能に構成したことを特徴とする温度調節水栓。