JPS6210868Y2 - - Google Patents

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JPS6210868Y2
JPS6210868Y2 JP1979056493U JP5649379U JPS6210868Y2 JP S6210868 Y2 JPS6210868 Y2 JP S6210868Y2 JP 1979056493 U JP1979056493 U JP 1979056493U JP 5649379 U JP5649379 U JP 5649379U JP S6210868 Y2 JPS6210868 Y2 JP S6210868Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動販売機の物品収納搬出器に係り、
特に途中部分に折曲路部を有する物品収納案内装
置の構造に関する。
例えばサーペンタイン方式の自動販売機におい
ては、物品収納案内路を蛇行させておくことによ
り、転動下降する物品が折曲路部において物品収
納案内路を形成する壁部に衝突して自動的に所定
の姿勢、つまり横向き姿勢、に矯正されるように
なつている。それ故、折曲路部の上方の傾斜路部
を物品が転動しているときにその物品の姿勢に多
少の乱れが生じたとしても、一般には物品の下降
は確実に行われる。ところが小径の物品を取扱う
場合には、上述した折曲路部における物品姿勢の
矯正作用が不十分なことがあり、それが誤動作や
事故の原因になつてしまう。
また一般には、物品収納案内路の出口付近に物
品搬出制御装置を備え、その物品搬出制御装置と
それに対向する壁部との間で物品の通過を制御す
るようにしているので、物品が大きすぎると物品
の搬出が不可能になるし、また物品が小さすぎる
と物品搬出制御装置の作用とは無関係に物品が搬
出されてしまうことになり、それ故に、例え物品
収納案内路の断面寸法が大きさの異なる種々の物
品を収納できるようになつているとしても、一定
の寸法の物品のみしか取扱うことができない。こ
の問題を解決するには物品搬出制御装置とそれに
対向した壁部との間部分、即ち物品搬出路部の寸
法を可変にすればよいことが理解されよう。
本考案の目的は、上述に鑑み、取扱う物品の径
寸法の変更に対処でき、所定の動作を確実に遂行
できる自動販売機の物品収納案内装置を提供する
ことにある。
即ち本考案は、折曲路部を有した物品収納案内
路の該折曲路部の作用を効果的に果させるように
物品搬出路部の寸法を可変にしたことに基いてい
る。
以下図面を参照しながら、実施例を用いて説明
する。
先ず第1図を参照して、物品収納搬出器1は互
いに対向した2枚の側板間において蛇行しつつ上
下にのびた例えば2列の物品収納案内路2を備え
ている。これらの物品収納案内路2は夫々、例え
ば缶類等の物品a1,a2…を上方から投入されて収
納し、そして下部の物品搬出路部3に対応して備
えた物品搬出制御装置4の作動によつて出口5か
ら物品を順々に放出する。物品収納案内路2の物
品は出口5からの放出毎に、自重によつて順順に
案内下降し、その際、傾斜路部6においては主に
転動する。この転動時に物品の姿勢に多少の乱れ
が生じたとしても、次の折曲路部7においてその
姿勢は所定の横向き姿勢に矯正されよう。即ち傾
斜路部6の下方への延長軸線上に障害物として存
在している壁部に物品が突当り、それにより姿勢
が矯正される。
物品搬出制御装置4は第2図をも参照して、販
売待機状態にある最下位置の物品a1を係止するレ
バー8と、販売信号を受けて最下位置の物品を放
出するときに下から2番目の物品a2を係止するレ
バー9とを有しており、販売信号にしたがつて両
方のレバー8,9をソレノイド等により連動駆動
して物品を1個ずつ搬出するように作動するもの
である。
さらに物品搬出制御装置4に間隔をおいて対向
して物品搬出路部3の断面寸法を決めている搬出
部ガイド板10は、物品収納搬出器1の2枚の側
板間に、第2図に矢印11で示した方向で取付位
置を変えることができるように備える。この結
果、搬出部ガイド板10の取付位置を変えること
により、物品搬出路3を第2図にAおよびA′で
記したように狭めたり広げたりすることができる
ようになる。
またこの搬出部ガイド板10の上部の湾曲部1
0aは、物品搬出路部3のすぐ上の折曲路部7の
断面寸法をも決めている。このため搬出部ガイド
板10が矢印11方向で取付位置を変更される
と、折曲路部7も第2図にBおよびB′で記したよ
うに狭まつたり広がつたりする。
このように、搬出部ガイド板10の取付位置を
変更すると、物品搬出路部3の断面寸法とともに
そのすぐ上の折曲路部7の断面寸法も変化するこ
とになるため、取扱う物品の径寸法に変更があつ
たときにも所定の動作を確実に遂行できるように
対処することができる。即ち、例えば小径の物品
を取扱うときには搬出部ガイド板10の取付位置
を記号10′で示した位置に変更する。すると、
取扱う物品が小径であつても、物品搬出路部3が
A′で示したように狭まるので物品搬出制御装置
4は物品の放出を確実に制御でき、かつ折曲路部
7もB′で示したように狭まるのでこの部分におい
て物品の姿勢を確実に矯正することになる。なお
大径の物品を取扱うときには搬出部ガイド板10
を実線で示した位置に取付け、また中間径の物品
を取扱うときには搬出ガイド板10をそれらの中
間位置に取付ける。
搬出部ガイド板10をその取付位置可変な状態
で物品収納搬出器1の側板間に備えることは各種
の構造で実施できる。次にその一例構造につき第
3図および第4図をも用いて説明する。
第3図および第4図をも参照して、対の側板1
2,12′には搬出部ガイド板10の上部および
下部に対応した位置に傾斜した長孔13,1
3′,14をそれぞれ設ける。そして搬出部ガイ
ド板10の上部のカールした部分を側板12,1
2′の上部の長孔13,13′に位置合わせしつつ
そこに取付棒15を挿し通し、かつこの取付棒1
5の先端に抜け止め部材16を取付ける。一方、
搬出部ガイド板10の下部側面には側板12,1
2′の下部の長孔14に嵌合する短ピン17,1
7′をそれぞれ取付ける。この結果、搬出部ガイ
ド板10は長孔13,14の長軸方向で可動とな
る。なお取付棒15および短ピン17,17′間
を支柱18,18′を介して連結することは、搬
出部ガイド板10の変形防止上および搬出部ガイ
ド板10を円滑に動かす上で好ましい。
さらに搬出部ガイド板10の下部の下面には、
取付金具19,19′により2つのロツクピン2
0,20′をそれぞれ側板12,12′の間隔方向
でのみ可動なように取付け、かつこれらのロツク
ピン20,20′を圧縮ばね21,21′によつて
側板12,12′に向けて付勢する。一方、側板
12,12′の下部位置にはロツクピン20,2
0′の先端を受け入れうる例えば3つの小穴2
2,23,24を設ける。これらの小穴22,2
3,24を設ける位置はこの実施例のように長孔
13,14の下部孔壁面が略くの字状に曲つてい
るときには、それと同等に略くの字状に曲つた位
置に選ばれる。そしてロツクピン20,20′に
それぞれ一体に設けたつまみ25,25′を手指
の操作により互いに近づく方向に動かし、ロツク
ピン20,20′の先端が複数の小穴22,2
3,24のいずれかに対応した位置において手指
を離すと、ばね21,21′の付勢力によりロツ
クピン20,20′の先端が対応した小穴に嵌入
するので、この位置で搬出部ガイド板10はロツ
クされる。この結果、つまみ25,25′を操作
しつつ搬出部ガイド板10を動かすことにより、
この搬出部ガイド板10の取付位置を3箇所間で
変更できる。
なお搬出部ガイド板10の操作に要する力を減
じるため、取付棒15と側板12および又は1
2′との間に図示の如く引張りばね26を備える
ことは好ましい。
また27はビード、28は冷風通過用開口、2
9は商品受けである。
以上実施例を用いて説明したように、本考案に
よれば、取扱う物品の径が変更された場合でも、
搬出部ガイド板を動かして物品搬出路部を狭めた
り広げたりすることで、物品の放出制御を確実に
行わせることができる上に、それと同時に物品搬
出路部の上方に引続いた折曲路部の寸法も同様に
変わることになるので、この折曲路部において物
品搬出路部へ降下する物品を所定の姿勢に矯正す
ることになり、したがつて種々の物品を取扱うこ
とのできる誤動作や事故等のない優れた自動販売
機を提供することができる。また搬出部ガイド板
の上述の如き移動はワンタツチで行なうことがで
き、したがつて搬出部ガイド板の操作性において
も優れている。
なお上述の実施例では物品搬出路部3は垂直に
設けられているが、これは傾斜していてもよい。
その他、各種の設計変更が可能なことはもちろん
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を備えた物品収納搬
出器をその一方の側板を省略して示した側面図、
第2図は同じく要部拡大図、第3図は物品搬出制
御装置を省略して示した物品収納搬出器の要部の
斜視図、第4図は同じく底面図である。 1……物品収納搬出器、2……物品収納案内
路、3……物品搬出路部、4……物品搬出制御装
置、5……出口、6……傾斜路部、7……折曲路
部、10……搬出部ガイド板、12,12′……
側板、15……取付棒、17,17′……短ピ
ン、20,20′……ロツクピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側板間に、下端を物品出口とした物品搬出路部
    の上方に折曲路部を介して傾斜路部を連通して設
    けた物品収納案内装置において、上記傾斜路部の
    下方への延長軸線が突当る位置に搬出部ガイド板
    を設け、該搬出部ガイド板に上記物品搬出路部を
    構成する間隔を介して物品搬出制御装置を対向さ
    せ、該搬出部ガイド板には上記折曲路部に対応し
    た湾曲部を設け、さらに該搬出部ガイド板の上部
    に設けた取付棒と下部に設けた短ピンとを上記側
    板に形成された複数の長孔に挿通することによつ
    て、上記搬出部ガイド板を上記側板に上記物品搬
    出路部および折曲路部の寸法を同時に狭めたり広
    げたりする方向で取付位置可変に取付け、かつ上
    記搬出部ガイド板に側板との間で搬出部ガイド板
    の位置決めをするロツク部材を設けたことを特徴
    とする自動販売機の物品収納案内装置。
JP1979056493U 1979-04-26 1979-04-26 Expired JPS6210868Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979056493U JPS6210868Y2 (ja) 1979-04-26 1979-04-26

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JP1979056493U JPS6210868Y2 (ja) 1979-04-26 1979-04-26

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Publication Number Publication Date
JPS55159477U JPS55159477U (ja) 1980-11-15
JPS6210868Y2 true JPS6210868Y2 (ja) 1987-03-14

Family

ID=29290608

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS647426Y2 (ja) * 1981-03-25 1989-02-28
JPS5992982U (ja) * 1982-12-09 1984-06-23 三洋電機株式会社 自動販売機の商品通路規制装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541494B2 (ja) * 1973-01-31 1979-01-25

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5387698U (ja) * 1976-12-21 1978-07-19
JPS541494U (ja) * 1977-06-06 1979-01-08

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JPS541494B2 (ja) * 1973-01-31 1979-01-25

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JPS55159477U (ja) 1980-11-15

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