JPH10172054A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JPH10172054A
JPH10172054A JP33235896A JP33235896A JPH10172054A JP H10172054 A JPH10172054 A JP H10172054A JP 33235896 A JP33235896 A JP 33235896A JP 33235896 A JP33235896 A JP 33235896A JP H10172054 A JPH10172054 A JP H10172054A
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JP
Japan
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product
passage
plate
vending machine
storage device
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JP33235896A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Yamazaki
芳昭 山崎
Minoru Matsumoto
実 松本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品通路出口側の設定作業をなくしかつ商品の
誤搬出を防止できる自動販売器の商品収納装置を提供す
る。 【解決手段】 商品103が商品搬出制御器107と可
動調整板1との間を通過する前は、コイルバネ9による
付勢力によって可動調整板1が棚板4bの係合溝5、7
の上部前進位置5a、7aに係止され、商品103が商
品搬出制御器107と可動調整板1との間を通過すると
きは、この商品の直径に応じて発生する摩擦力によりコ
イルバネ9による付勢力に抗して可動調整板1が上部前
進位置から下部前進位置5b、7b、下部後退位置5
c、7c等のいずれかに選択的に係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶や瓶などの直径
の異なる複数種類の円筒状の商品を取り扱い可能な自動
販売機の商品収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な自動販売機の商品収納装置で
は、いわゆるサーペンタイン式の商品ラックを装備し、
直径の異なる複数種類の円筒状の商品を取り扱うため
に、1つの商品ラックの商品入口と、出口の寸法を変更
可能な構造としている。
【0003】例えば実開昭64−27768号公報に開
示された技術では、図1に示すように、奥行き方向に複
数の商品ラック101を構成し、その商品通路102内
に円筒状の商品103を縦列に収納している。
【0004】そして各商品ラック101の入口側には、
商品投入口104から投入された商品103を転動させ
て商品ラック101に案内する商品案内板105が設け
られている。この商品案内板105は前後方向に移動自
在であり、図5に示すように、商品案内板105を前方
へ移動させると、商品ラック101を構成する案内部材
106の最上部の部材106aとの間隔が広がり、太径
の商品103aに合わせて入口幅が設定される。逆に、
図6に示すように、商品案内板105を後方へ移動させ
ると、案内部材106aとの間隔が狭まり、細径の商品
103bに合わせて入口幅が設定される。
【0005】また商品ラック101の下端には、販売指
令に基づいて収納されている商品103を順次1個ずつ
搬出すための商品搬出制御器107と、これに対向配置
されて商品103の種類に応じて通路幅を規制する商品
通路規制板108を設けている。
【0006】この商品通路規制板108は、図8に示す
ように、上部と下部の両側に突出する係合軸109、1
10を有している。一方商品通路規制板108の両側に
配置された側板111には、係合軸109、110を係
合させる係合溝112、113を形成している。これら
の係合溝のうち、上方の係合溝112は前後方向に階段
状となっており、下方の係合溝113は前後方向に斜状
で、上端と下端に返り部を有している。そして商品通路
規制板108は、係合軸109、110が係合溝11
2、113内で案内されて移動することにより、前後の
2つの位置を得て、商品通路102の前後方向の幅を商
品103の種類に応じて変えるようになっている。なお
商品通路規制板108には、その厚みを変えて他の種類
の商品にも対応できるように、スペーサ(不図示)の取
り付け用の穴114、115が適当な位置に形成されて
いる。
【0007】このように、従来は、商品通路の幅規制を
商品103の入口側と出口側で別個に行っていた。これ
は、出口側だけの規制では、細径の商品103bに設定
しているとき、太径の商品103aが投入されると、出
口側で詰まりその排除が困難であるため、比較的に排除
し易い入口側で規制することとしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成(実開
昭64−27768号公報)では、出口側を細径の商品
103bに設定後、入口側の設定を忘れることがあり、
その状態で太径の商品103aを投入すると、出口側で
詰まり、販売不可となってしまう。またこれと逆の場合
は、商品103bが落下するため、再設定が必要とな
る。さらに出口側の設定は、奥の商品ラック101の場
合はほとんど手さぐり状態で行うため困難な作業であ
り、また設定状態も確認しにくい。
【0009】このような不具合を解消するために特開平
6−52426号公報に開示された技術では、入口側の
設定操作部と出口側の設定操作部とをリンク機構で連結
し、入口側の設定操作に連動させて出口側を設定させて
いる。
【0010】しかし太径の商品103aを販売するよう
に商品通路102の幅を設定し、誤って細径の商品10
3bを収納してしまった場合、細径の商品103bが商
品通路102の最下段に移動すると、そのまま搬出され
てしまうことがある。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、商品通路出口側の設定
作業をなくしかつ商品の誤搬出を防止できる自動販売器
の商品収納装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、直径の異なる
複数種類の円筒状の商品を取り扱い可能な自動販売機の
商品通路出口における、その前面または後面を形成する
固定壁と、この固定壁に対して前進または後退させるこ
とにより商品通路出口の前後方向の開口寸法を変化させ
る通路規制板とを具備した自動販売機の商品収納装置に
おいて、前記通路規制板を上部前進位置、下部前進位
置、下部後退位置のいずれかに規制して係止させ、か
つ、これらの位置の間ではフリーとする位置規制手段
と、前記通路規制板を上方向に付勢する付勢手段とを設
け、商品が前記固定壁と通路規制板との間を通過する前
は、前記付勢手段による付勢力によって前記通路規制板
が前記位置規制手段の上部前進位置に係止され、商品が
前記固定壁と通路規制板との間を通過するときは、この
商品の直径に応じて発生する摩擦力により前記付勢手段
による付勢力に抗して前記通路規制板が前記上部前進位
置から前記位置規制手段の下部前進位置、下部後退位置
のいずれかに選択的に係止されることを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、商品が商品通路出口の
固定壁と通路規制板との間を通過する前は、付勢手段に
よる付勢力によって通路規制板が上方向に導かれ、位置
規制手段の上部前進位置に自動的に係止される。また商
品が商品通路出口の固定壁と通路規制板との間を通過す
るときは、この商品の直径に応じて発生する摩擦力によ
り付勢手段による付勢力に抗して通路規制板が下方向に
導かれ、上部前進位置から位置規制手段の下部前進位
置、下部後退位置のいずれかに選択的にかつ自動的に係
止される。従って、商品通路出口側の設定作業が不要と
なる。また入口側を太径の商品に設定したときに、細径
の商品が誤って投入されても、商品通路出口側は自動的
に細径の商品に合致した通路幅となるため、その細径の
商品が誤搬出されるおそれがなくなる。
【0014】具体的には前記位置規制手段を、前記通路
規制板の左右両側に突出するように設けられた係合軸
と、この係合軸に係合する前記商品通路出口の左右両面
に形成された係合溝とからなるものとすれば、両者間で
確実な係合動作を行うことができる。
【0015】さらに前記付勢手段を、トーションバネと
すれば、少ない設置スペースで安定した付勢力が得られ
る。
【0016】さらに前記通路規制板に、商品が前記固定
壁と通路規制板との間を通過するときに、この通路規制
板に発生する摩擦力を増加させる摩擦増加手段を設けれ
ば、通路規制板を下方向へ移動させる摩擦力を増加させ
ることができる。
【0017】さらに前記通路規制板に、商品が前記固定
壁と通路規制板との間を通過するときに、この商品が当
接する面に幅方向に形成されたリブを設ければ、商品が
リブにより姿勢制御されるため、商品の姿勢変化による
商品通路出口での詰まりをなくすことができる。
【0018】さらに前記通路規制板の上方に、商品の落
下による衝撃力を吸収する落下衝撃吸収手段を設けれ
ば、商品の落下エネルギによる通路規制板の誤動作を防
止できる。
【0019】具体的には前記落下衝撃吸収手段を、商品
通路上に突出させた稜部分が商品の衝突時に商品通路上
から退避するように弾性変形することにより商品の落下
衝撃を吸収する断面くの字状の構造をなすものとすれ
ば、商品の落下による衝撃力を効果的に吸収すると共
に、落下商品を商品通路出口の固定壁側に寄せて通路規
制板に直接的な衝撃力を与えるおそれをなくすことがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
なお、以下の実施形態は本発明を具体化した一例であっ
て、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0021】図1は本実施形態に係る自動販売機の概略
構成を示す断面図である。図1において、101は自動
販売機本体内に前後方向に数列設けられた商品ラック、
102は商品ラック101の商品通路、103は商品、
104は商品投入口、105は商品案内板、116は商
品取出口、117は商品ラック101の下部の固定壁、
107は固定壁117に設けられた商品搬出制御器、1
08は商品搬出制御器107に対応して設けられた商品
通路規制板である。
【0022】商品通路102の入口側の規制機構は、従
来例と同様であるので、その説明はここでは省略する。
【0023】商品通路102の出口側の規制機構は、固
定壁117に取り付けられてその一部をなす商品搬出制
御器117と、商品通路規制板108に取り付けられて
その一部をなす可動調整板とを有し、この可動調整板が
商品搬出制御器117に対して前進または行進させるこ
とにより商品通路出口の前後方向の開口幅を変化させる
点で従来例と同様である。しかし、本実施の形態では、
以下の点で従来例と異なる。
【0024】(第1の実施の形態)図2、図3に示すよ
うに、可動調整板(通路規制板に相当)1は、それぞれ
上部と下部の両側に突出する係合軸2、3を有してい
る。一方可動調整板1の背面側には棚板4aが配置さ
れ、棚板4aの両端には可動調整板1の両側に位置する
棚側板4b、4cが立設されている。棚側板4b、4c
には、係合軸2、3を係合させる係合溝5、6、7、8
が形成されている。これらの形状は、上下同一で、かつ
左右対称であるが、例えば係合溝5は、上部前進位置に
相当する5a、下部前進位置に相当する5b、下部後進
位置に相当する5c、5d、5eのいずれかに係合軸2
を規制して係合させ、かつ、これらの位置の間ではフリ
ーとなるような特殊形状をなす。これら係合軸2、3
と、係合溝5、6、7、8が位置規制手段に相当する。
【0025】可動調整板1の上部係合軸2の両端は、棚
側板4b、4cの上方外側(あるいは内側)に一端を固
定したコイルバネ(付勢手段に相当)9、10の他端に
係止されている。コイルバネ9、10が商品103に接
触するおそれが有る場合は、必要に応じて適当な保護カ
バー等を設ければよい。この状態で可動調整板1はコイ
ルバネ9、10により上方向に引っ張られている。コイ
ルバネ9、10の引っ張り力の合計は、細径の商品(例
えば250ml缶)103bの重量の1/2程度(約1
00g)に設定すればよい。 また可動調整板1の表面
は、商品103が商品搬出制御器107と可動調整板1
との間を通過するときに、可動調整板1に発生する摩擦
力を増加させるために、摩擦係数の大きい材料、例えば
ゴムシート(摩擦増加手段に相当)11を貼り付け、ま
た商品103の姿勢制御のために、高さ方向に略等間隔
となるように幅方向のリブ12を複数形成している。さ
らに可動調整板1の上方には、商品103の落下による
衝撃力を吸収するために、断面くの字形状の緩衝板(落
下衝撃吸収手段に相当)13を設けている。
【0026】この緩衝板13は、上下2枚の矩形平板1
3a、13bの一端13cを回動自在に係合させて商品
通路102上に突出させた稜部分を形成すると共に、矩
形平板13a、13bの他端13d、13eが互いに近
接する方向にバネ14で付勢している。ただし、緩衝板
13は商品103の落下を停止しないようにする必要が
ある。このためには、緩衝板13の突出部分は商品の重
心を外した位置となし、かつバネ14の付勢力は商品を
停止させる程大きくしてはならない。また矩形平板13
a、13bの他端13d、13eの両側には係合軸1
5、16を有しており、この係合軸15、16を棚側板
4b、4cに形成した上下方向の長穴17、18、1
9、20(20は不図示)内に摺動自在に係合させてい
る。
【0027】棚板4aのさらに背面には、フック21、
22が形成され、これが商品通路規制板108の穴11
4、115に係合されている。これにより、可動調整板
1は商品搬出制御器107に対向配備される。
【0028】商品搬出制御器107は、図3、図8に示
すように、背部に突出する側壁118を有する基板11
9に最下端の商品を受け止める主フラップ120と、搬
出時に下より2番目の商品を受け止める副フラップ12
1と、販売指令により主フラップ120を基板119の
通路側の面から引っ込めて副フラップ121をこの面か
ら突出するように動作させる電磁駆動部(不図示)と、
商品ラック101内に収納された商品103により押圧
されてマイクロスイッチ122を介して商品在庫表示部
(不図示)を発行させる表示用フラップ機構123等を
備えている。
【0029】以下、本実施の形態の商品通路102の出
口側の規制機構の動作を説明する。
【0030】なお、ここでは説明の便宜上図3の主とし
て手前側について述べる。
【0031】図3の実線部分は初期状態を示す。すなわ
ち商品103が商品搬出制御器107と可動調整板1と
の間を通過する前は、可動調整板1はコイルバネ9によ
り上方向に付勢されている。この付勢力により可動調整
板1の係合軸2、3が、棚側板4bの係合溝5、7内を
上方向に導かれ上部前進位置5a、7aに自動的に係合
される。また緩衝板13は商品通路102上に稜部分が
突出した状態となっている。
【0032】次に、商品103が商品通路102の出口
側に落下してくると、まず商品通路102上に突出した
状態の緩衝板13の稜部分に衝突する。この衝撃力によ
り矩形平板13a、13bの他端13d、13eの係合
軸15、16は棚側板14bの長穴17、18内で互い
に上下離間する方向にバネ14による付勢力に抗して移
動する。すると、図中の二点鎖線で示すように、緩衝板
13は、その稜部分が商品通路102上から退避するよ
うに弾性変形する。これにより、商品103を商品搬出
制御器107の方へ押しやると共に、商品103の落下
による衝撃力を効果的に吸収することができる。
【0033】次に、商品103が商品搬出制御器107
と可動調整板1との間を通過するときは、この商品10
3が商品搬出制御器107と可動調整板1の双方に当接
触する。商品103は可動調整板1の表面のゴムシート
11との接触により大きな摩擦力を発生し、この摩擦力
で可動調整板1を下方向に押し下げようとする。この摩
擦力の大きさは、商品103の直径つまり重量に比例す
る。そして、摩擦力が、コイルバネ9による付勢力より
も大きくなったときに、可動調整板1の係合軸2、3
が、棚側板4bの係合溝5、7内を下方向に導かれ、商
品103の直径の直径に応じた係合位置に係合する。例
えば最大径の商品では、図中の二点鎖線で示すように、
下部後退位置5e、7eに選択的に、かつ、自動的に係
合される。
【0034】従って、本第1の実施の形態では、商品通
路出口側の設定作業が不要となる。
【0035】また入口側を太径の商品103aに設定し
たときに、細径の商品103bが誤って投入されても、
商品通路出口側は自動的に細径の商品103bに合致し
た通路幅となるため、その細径の商品103bが誤搬出
されることがない。
【0036】また可動調整板1の表面のリブ12により
落下中の商品103が姿勢制御される。このため、商品
が立ったりするような姿勢変化による商品通路出口での
詰まりをなくすことができる。
【0037】一方、商品搬出制御器107側では、まず
商品103は表示用フラップ機構123に当接触し、こ
れを下方向へ回動させる。次いで、販売指令に基づいて
主フラップ120と副フラップ121との連動により商
品103を順次1個ずつ外部へ搬出する。
【0038】そして、商品103が商品搬出制御器10
7と可動調整板1との間を通過して搬出されてしまう
と、初期状態に復帰する。
【0039】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態では、付勢手段として、コイルバネ9、10を用いた
が、コイルバネ9、10では、安定した引っ張り力を得
るには、一定以上のバネ長さが要るため、バネスペース
が大きくなる。そこで、図4に示すような、一端を棚板
4b、4cに固定した、トーションバネ23、24を用
いることとした。
【0040】この場合は、バネの上死点と下死点での引
き上げ力の差を小さく設定できるため、安定した引き上
げ力が得られ、しかも、バネスペースが小さくて済む。
本第2の実施の形態では、その他の構成等は上記第1の
実施の形態と同様であるため、上記以外は第1の実施の
形態と同様の作用効果が得られる。
【0041】なお上記実施の形態では、可動調整板1回
りをユニット化している。この場合は、既存の装置に追
加できる。ただし、ユニット化せずに、各要素を商品通
路出口に組み込むこともできる。その場合は、部品点数
を減少できる。また上記実施の形態では、商品103の
種類で最大4個まで対応できるように棚板4b、4cの
係合溝5、6、7、8の形状となしているが、その形状
を変えるだけで2または3種類、あるいはさらに多く種
類の商品にも対応可能である。
【0042】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の構成によ
れば、商品通路出口側の設定作業が不要となる。また入
口側を太い径の商品に設定したときに、細径の商品が誤
って投入されても、商品通路出口側は自動的に細径の商
品に合致した通路幅となるため、その細径の商品が誤搬
出されるおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動販売機の商品収
納装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態における商品通路出口側の規
制機構の概略構成を示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態における商品通路出口側の規
制機構の概略構成を示す側断面図である。
【図4】第2の実施の形態におけるトーションバネ回り
の模式的説明図である。
【図5】商品通路入口側の規制機構の概略動作を示す側
面図である。
【図6】商品通路入口側の規制機構の概略動作を示す側
面図である。
【図7】商品搬出制御器の概略構成を示す立面図であ
る。
【図8】商品通路規制板の概略構成を示す立面図であ
る。
【符号の説明】
1 可動調整板(通路規制板) 2、3 係合軸(位置規制手段) 4b、4c 棚側板(位置規制手段) 5から8 係合溝(位置規制手段) 9、10 コイルバネ(付勢手段) 11 ゴムシート(摩擦増加手段) 12 リブ 13 緩衝板(落下衝撃吸収手段) 23、24 トーションバネ(付勢手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直径の異なる複数種類の円筒状の商品を
    取り扱い可能な自動販売機の商品通路出口における、そ
    の前面または後面を形成する固定壁と、この固定壁に対
    して前進または後退させることにより商品通路出口の前
    後方向の開口寸法を変化させる通路規制板とを具備した
    自動販売機の商品収納装置において、 前記通路規制板を上部前進位置、下部前進位置、下部後
    退位置のいずれかに規制して係止させ、かつ、これらの
    位置の間ではフリーとする位置規制手段と、 前記通路規制板を上方向に付勢する付勢手段とを設け、 商品が前記固定壁と通路規制板との間を通過する前は、
    前記付勢手段による付勢力によって前記通路規制板が前
    記位置規制手段の上部前進位置に係止され、商品が前記
    固定壁と通路規制板との間を通過するときは、この商品
    の直径に応じて発生する摩擦力により前記付勢手段によ
    る付勢力に抗して前記通路規制板が前記上部前進位置か
    ら前記位置規制手段の下部前進位置、下部後退位置のい
    ずれかに選択的に係止されることを特徴とする自動販売
    機の商品収納装置。
  2. 【請求項2】 前記位置規制手段が、前記通路規制板の
    左右両側に突出するように設けられた係合軸と、この係
    合軸に係合する前記商品通路出口の左右両面に形成され
    た係合溝とからなる請求項1記載の自動販売機の商品収
    納装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段が、トーションバネである
    請求項1または2記載の自動販売機の商品収納装置。
  4. 【請求項4】 前記通路規制板に、商品が前記固定壁と
    通路規制板との間を通過するときに、この通路規制板に
    発生する摩擦力を増加させる摩擦増加手段を設けた請求
    項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収
    納装置。
  5. 【請求項5】 前記通路規制板に、商品が前記固定壁と
    通路規制板との間を通過するときに、この商品が当接す
    る面に幅方向に形成されたリブを設けた請求項1から4
    のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納装置。
  6. 【請求項6】 前記通路規制板の上方に、商品の落下に
    よる衝撃力を吸収する落下衝撃吸収手段を設けた請求項
    1から5のいずれか一項に記載の自動販売機の商品収納
    装置。
  7. 【請求項7】 前記落下衝撃吸収手段が、商品通路上に
    突出させた稜部分が商品の衝突時に商品通路上から退避
    するように弾性変形することにより商品の落下衝撃を吸
    収する断面くの字状の構造をなす請求項6記載の自動販
    売機の商品収納装置。
JP33235896A 1996-12-12 1996-12-12 自動販売機の商品収納装置 Pending JPH10172054A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0991035A3 (en) * 1998-09-29 2001-03-14 Sanden Corporation Vending machine in which an article passage has an effective width automatically adjusted in accordance with an article size
CN110491017A (zh) * 2019-07-03 2019-11-22 王玉凤 一种社区用多功能自助零售平台

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