JP2559584Y2 - 自動販売機の商品排出通路構造 - Google Patents
自動販売機の商品排出通路構造Info
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- JP2559584Y2 JP2559584Y2 JP7893491U JP7893491U JP2559584Y2 JP 2559584 Y2 JP2559584 Y2 JP 2559584Y2 JP 7893491 U JP7893491 U JP 7893491U JP 7893491 U JP7893491 U JP 7893491U JP 2559584 Y2 JP2559584 Y2 JP 2559584Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、商品格納装置の下端側
に、当該商品格納装置内の商品を下向きに排出可能な商
品排出通路が設けられ、前記商品排出通路に、それの通
路幅を所定通路長さに亘って所望通路幅に変更設定可能
な幅寄せ機構が設けられている自動販売機の商品排出通
路構造に関する。
に、当該商品格納装置内の商品を下向きに排出可能な商
品排出通路が設けられ、前記商品排出通路に、それの通
路幅を所定通路長さに亘って所望通路幅に変更設定可能
な幅寄せ機構が設けられている自動販売機の商品排出通
路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば縦コラム等の商品格納装置に格納
される商品はその種類によって外径が異なる場合があ
り、商品格納装置内の商品を商品排出通路から下向きに
排出させるにあたって、商品の外径の大小にかかわら
ず、商品排出通路の通路幅が最大外径の商品を通過させ
るに充分な一定幅に固定されていると、小径の商品を商
品格納装置に格納して排出させる際に、当該小径商品の
商品排出通路内での通過位置や通過姿勢が通路幅方向に
変化し易く、商品排出通路内での商品の有無検出や商品
の払出し動作等が確実に行えなくなるおそれがある。つ
まり、商品の有無検出を商品との接触で検知する検知レ
バーが商品排出通路内に設けられているような場合、商
品の商品排出通路内での通過位置や通過姿勢が通路幅方
向に変化すると、検知レバーが当該商品に接触できず、
商品の有無を検出できないことがあるからであり、ま
た、商品排出通路内ではその最も下位にある商品が商品
排出通路内に出退可能なゲート部材に支えられて商品排
出通路からの商品落下が阻止されており、販売指令に基
づいて最も下位にある販売商品を商品排出通路から下向
きに落下排出させる払出し動作時には、販売商品に後続
する商品の落下を商品排出通路内に出退可能なストッパ
ーで所定位置及び所定姿勢で阻止してから、販売商品の
落下を阻止していたゲ−ト部材を商品排出通路内から引
退させて当該販売商品を落下排出させ、次に、ゲ−ト部
材を商品排出通路内に突出させてから、後続商品の落下
を阻止していたストッパーを商品排出通路内から引退さ
せて当該後続商品をゲ−ト部材上の所定位置に落下さ
せ、この後続商品を次の販売商品としてゲ−ト部材上に
所定姿勢で待機させるというような動作が所定のタイミ
ングで行われるから、商品排出通路内での商品の通過位
置や通過姿勢が通路幅方向に変化すると、商品の位置や
姿勢とそのときのストッパーやゲ−ト部材の動きとのタ
イミングが合わなくなり、商品の払出し動作が確実に行
えなくなるのである。冒記自動販売機の商品排出通路構
造は、そのような場合でも、商品排出通路内での商品の
有無検出や通過検出、商品の払出し動作等が確実に行え
るよう、通路幅を所定通路長さに亘って所望通路幅に変
更設定可能な幅寄せ機構を設けて、商品の外径に応じて
それらの商品の通過位置を規制できるよう構成したもの
であるが、従来、図7に示すように、商品排出通路01
の左右通路壁02a上下にガイド溝03a,03bを形
成し、商品排出通路01内に位置させた一枚の幅寄せ板
04の上下端をこのガイド溝03a,03bに沿って位
置変更可能に係合させるとともに、下側ガイド溝03b
の前後両端に幅寄せ板04の下端を係止保持可能な係止
溝05a,05bを形成し、幅寄せ板04の下端を通路
幅が広くなる第1係止溝05a又は通路幅が狭くなる第
2係止溝05bに係止保持させることで、当該商品排出
通路01の通路幅を所定通路長さLに亘って二種類の所
望通路幅0B1,0B2 に変更設定可能な幅寄せ機構06
を構成している。尚、図中、09は商品排出ゲート、0
9aは商品G(G1,G2,G3)の存否を検出するセンサ
ー、09bは商品排出用のフラッパーである。そして、
最大外径の商品G1 を商品格納装置07に格納するとき
は、幅寄せ板04の下端を第1係止溝05aに係止して
広い所望通路幅0B1 に設定しておき、最大外径の商品
G1 よりも外径が小さい中径の商品G2 を商品格納装置
07に格納するときは、幅寄せ板04の下端を第2係止
溝05bに係止して、所謂ブリッジ現象、つまり、幅寄
せ板04の上端縁とその背面側の通路壁02bとの間に
商品Gが引っ掛かり、更に、その引っ掛かっている商品
Gとこれに対向する通路壁02cとの間に後続の商品G
が嵌まり込んで、商品Gどうしが互いに突っ張り合う現
象の発生を防止できるように、通路幅が通路下手側ほど
徐々に狭くなる状態の傾斜姿勢で幅寄せ板04を固定
し、通路幅を所定通路長さLに亘って中径の商品G2 に
適するものとして許容される範囲内の所望通路幅0B2
に変更設定している。また、中径の商品G2 よりも更に
外径が小さい小径の商品G3 が商品格納装置07に格納
され、通路幅を更に狭くする必要があるときは、例えば
図8に示すように、上下ガイド溝03a,03bを商品
排出ゲート09側に向けて延設するとともに、第2係止
溝05bよりも商品排出ゲート09側の位置に第3係止
溝05cを形成して、幅寄せ板04を商品排出方向と平
行な姿勢で商品排出通路01の通路幅方向に平行移動さ
せ、通路幅を小径の商品G3 に適した所望通路幅0B3
に変更設定すると、幅寄せ板04上端縁とその背面側の
通路壁02bとの間の隙間が大きくなりすぎてブリッジ
現象が発生するおそれがあり、このブリッジ現象の発生
を防止するために、図7中の破線で示すように、幅寄せ
板04を単に大きく傾斜させるだけで通路幅を狭める
と、通路幅が急激に狭くなってしまって、通路幅を所望
通路幅0B3 近くに変更できる通路長さが短くなって、
必要な所定通路長さに亘って通路幅を変更できないこと
を考慮し、図9に示すように、通路側に突出するアダプ
ター08を幅寄せ板04に別途装着して、幅寄せ板04
の下端を第2係止溝05bに係止固定した状態で、通路
幅を所定通路長さLに亘って小径の商品G3 に適した所
望通路幅0B3 に変更設定している。
される商品はその種類によって外径が異なる場合があ
り、商品格納装置内の商品を商品排出通路から下向きに
排出させるにあたって、商品の外径の大小にかかわら
ず、商品排出通路の通路幅が最大外径の商品を通過させ
るに充分な一定幅に固定されていると、小径の商品を商
品格納装置に格納して排出させる際に、当該小径商品の
商品排出通路内での通過位置や通過姿勢が通路幅方向に
変化し易く、商品排出通路内での商品の有無検出や商品
の払出し動作等が確実に行えなくなるおそれがある。つ
まり、商品の有無検出を商品との接触で検知する検知レ
バーが商品排出通路内に設けられているような場合、商
品の商品排出通路内での通過位置や通過姿勢が通路幅方
向に変化すると、検知レバーが当該商品に接触できず、
商品の有無を検出できないことがあるからであり、ま
た、商品排出通路内ではその最も下位にある商品が商品
排出通路内に出退可能なゲート部材に支えられて商品排
出通路からの商品落下が阻止されており、販売指令に基
づいて最も下位にある販売商品を商品排出通路から下向
きに落下排出させる払出し動作時には、販売商品に後続
する商品の落下を商品排出通路内に出退可能なストッパ
ーで所定位置及び所定姿勢で阻止してから、販売商品の
落下を阻止していたゲ−ト部材を商品排出通路内から引
退させて当該販売商品を落下排出させ、次に、ゲ−ト部
材を商品排出通路内に突出させてから、後続商品の落下
を阻止していたストッパーを商品排出通路内から引退さ
せて当該後続商品をゲ−ト部材上の所定位置に落下さ
せ、この後続商品を次の販売商品としてゲ−ト部材上に
所定姿勢で待機させるというような動作が所定のタイミ
ングで行われるから、商品排出通路内での商品の通過位
置や通過姿勢が通路幅方向に変化すると、商品の位置や
姿勢とそのときのストッパーやゲ−ト部材の動きとのタ
イミングが合わなくなり、商品の払出し動作が確実に行
えなくなるのである。冒記自動販売機の商品排出通路構
造は、そのような場合でも、商品排出通路内での商品の
有無検出や通過検出、商品の払出し動作等が確実に行え
るよう、通路幅を所定通路長さに亘って所望通路幅に変
更設定可能な幅寄せ機構を設けて、商品の外径に応じて
それらの商品の通過位置を規制できるよう構成したもの
であるが、従来、図7に示すように、商品排出通路01
の左右通路壁02a上下にガイド溝03a,03bを形
成し、商品排出通路01内に位置させた一枚の幅寄せ板
04の上下端をこのガイド溝03a,03bに沿って位
置変更可能に係合させるとともに、下側ガイド溝03b
の前後両端に幅寄せ板04の下端を係止保持可能な係止
溝05a,05bを形成し、幅寄せ板04の下端を通路
幅が広くなる第1係止溝05a又は通路幅が狭くなる第
2係止溝05bに係止保持させることで、当該商品排出
通路01の通路幅を所定通路長さLに亘って二種類の所
望通路幅0B1,0B2 に変更設定可能な幅寄せ機構06
を構成している。尚、図中、09は商品排出ゲート、0
9aは商品G(G1,G2,G3)の存否を検出するセンサ
ー、09bは商品排出用のフラッパーである。そして、
最大外径の商品G1 を商品格納装置07に格納するとき
は、幅寄せ板04の下端を第1係止溝05aに係止して
広い所望通路幅0B1 に設定しておき、最大外径の商品
G1 よりも外径が小さい中径の商品G2 を商品格納装置
07に格納するときは、幅寄せ板04の下端を第2係止
溝05bに係止して、所謂ブリッジ現象、つまり、幅寄
せ板04の上端縁とその背面側の通路壁02bとの間に
商品Gが引っ掛かり、更に、その引っ掛かっている商品
Gとこれに対向する通路壁02cとの間に後続の商品G
が嵌まり込んで、商品Gどうしが互いに突っ張り合う現
象の発生を防止できるように、通路幅が通路下手側ほど
徐々に狭くなる状態の傾斜姿勢で幅寄せ板04を固定
し、通路幅を所定通路長さLに亘って中径の商品G2 に
適するものとして許容される範囲内の所望通路幅0B2
に変更設定している。また、中径の商品G2 よりも更に
外径が小さい小径の商品G3 が商品格納装置07に格納
され、通路幅を更に狭くする必要があるときは、例えば
図8に示すように、上下ガイド溝03a,03bを商品
排出ゲート09側に向けて延設するとともに、第2係止
溝05bよりも商品排出ゲート09側の位置に第3係止
溝05cを形成して、幅寄せ板04を商品排出方向と平
行な姿勢で商品排出通路01の通路幅方向に平行移動さ
せ、通路幅を小径の商品G3 に適した所望通路幅0B3
に変更設定すると、幅寄せ板04上端縁とその背面側の
通路壁02bとの間の隙間が大きくなりすぎてブリッジ
現象が発生するおそれがあり、このブリッジ現象の発生
を防止するために、図7中の破線で示すように、幅寄せ
板04を単に大きく傾斜させるだけで通路幅を狭める
と、通路幅が急激に狭くなってしまって、通路幅を所望
通路幅0B3 近くに変更できる通路長さが短くなって、
必要な所定通路長さに亘って通路幅を変更できないこと
を考慮し、図9に示すように、通路側に突出するアダプ
ター08を幅寄せ板04に別途装着して、幅寄せ板04
の下端を第2係止溝05bに係止固定した状態で、通路
幅を所定通路長さLに亘って小径の商品G3 に適した所
望通路幅0B3 に変更設定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術は、一枚
の幅寄せ板を商品排出通路の通路幅方向に傾動させて所
定の傾斜姿勢に係止固定することで、ブリッジ現象の発
生を防止しながら、通路幅を所定通路長さに亘って所望
通路幅に変更設定するものであるから、変更設定しよう
とする所望通路幅が狭くなるほど、又、所望通路幅に変
更設定する必要のある所定通路長さが長くなるほど、通
路長さ方向に長い幅寄せ板を商品排出通路内に設ける必
要があり、商品排出通路内に占める幅寄せ機構の取付け
スペースが上下方向に大きくなって、その分、商品格納
装置全体の商品格納スペースが減少する欠点がある。そ
して、小径の商品を格納する場合のように、変更設定し
ようとする所望通路幅が非常に狭く、上述の欠点が顕著
に現れて許容できない場合は、図9に示したように、通
路側に突出するアダプターを幅寄せ板に別途装着する必
要があり、変更設定作業が煩わしい欠点がある。本考案
は上記実情に鑑みてなされたものであって、幅寄せ機構
を構成している幅寄せ部材の取付け構造を工夫すること
により、ブリッジ現象の発生を防止しながらも、変更設
定可能な通路幅の広狭や所望通路幅に変更設定する必要
のある所定通路長さの長短にかかわらず、幅寄せ機構の
上下方向取付けスペースを極力小さくして、商品格納ス
ペースの減少を抑制でき、しかも、商品格納装置に格納
した商品外径の大小にかかわらず、商品排出通路の通路
幅を所定通路長さに亘って簡便に所望通路幅に変更設定
できる自動販売機の商品排出通路構造を提供することを
目的とする。
の幅寄せ板を商品排出通路の通路幅方向に傾動させて所
定の傾斜姿勢に係止固定することで、ブリッジ現象の発
生を防止しながら、通路幅を所定通路長さに亘って所望
通路幅に変更設定するものであるから、変更設定しよう
とする所望通路幅が狭くなるほど、又、所望通路幅に変
更設定する必要のある所定通路長さが長くなるほど、通
路長さ方向に長い幅寄せ板を商品排出通路内に設ける必
要があり、商品排出通路内に占める幅寄せ機構の取付け
スペースが上下方向に大きくなって、その分、商品格納
装置全体の商品格納スペースが減少する欠点がある。そ
して、小径の商品を格納する場合のように、変更設定し
ようとする所望通路幅が非常に狭く、上述の欠点が顕著
に現れて許容できない場合は、図9に示したように、通
路側に突出するアダプターを幅寄せ板に別途装着する必
要があり、変更設定作業が煩わしい欠点がある。本考案
は上記実情に鑑みてなされたものであって、幅寄せ機構
を構成している幅寄せ部材の取付け構造を工夫すること
により、ブリッジ現象の発生を防止しながらも、変更設
定可能な通路幅の広狭や所望通路幅に変更設定する必要
のある所定通路長さの長短にかかわらず、幅寄せ機構の
上下方向取付けスペースを極力小さくして、商品格納ス
ペースの減少を抑制でき、しかも、商品格納装置に格納
した商品外径の大小にかかわらず、商品排出通路の通路
幅を所定通路長さに亘って簡便に所望通路幅に変更設定
できる自動販売機の商品排出通路構造を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本考案の特徴構成は、商品格納装置の下端側に、当該商
品格納装置内の商品を下向きに排出可能な商品排出通路
が設けられ、前記商品 排出通路に、それの通路幅を所定
通路長さに亘って所望通路幅に変更設定可能な幅寄せ機
構が設けられている自動販売機の商品排出通路構造にお
いて、 A.前記幅寄せ機構が、前記商品排出通路内での通路幅
方向への平行移動による位置変更固定操作により、当該
商品排出通路の通路幅を所定通路長さに亘って所望通路
幅に変更設定する第1幅寄せ部材と、当該第1幅寄せ部
材の上端側に設けられた前記商品排出通路内で通路幅方
向に傾動可能な第2幅寄せ部材とから構成されていると
ともに、 B.前記第2幅寄せ部材が、前記第1幅寄せ部材の位置
変更固定操作に連係して、前記第1幅寄せ部材の上端側
の通路幅を徐々に所望通路幅に近づける状態の傾斜姿勢
に変更維持されること上記A,Bの構成にあり、かかる
構成から次の作用効果を奏する。
本考案の特徴構成は、商品格納装置の下端側に、当該商
品格納装置内の商品を下向きに排出可能な商品排出通路
が設けられ、前記商品 排出通路に、それの通路幅を所定
通路長さに亘って所望通路幅に変更設定可能な幅寄せ機
構が設けられている自動販売機の商品排出通路構造にお
いて、 A.前記幅寄せ機構が、前記商品排出通路内での通路幅
方向への平行移動による位置変更固定操作により、当該
商品排出通路の通路幅を所定通路長さに亘って所望通路
幅に変更設定する第1幅寄せ部材と、当該第1幅寄せ部
材の上端側に設けられた前記商品排出通路内で通路幅方
向に傾動可能な第2幅寄せ部材とから構成されていると
ともに、 B.前記第2幅寄せ部材が、前記第1幅寄せ部材の位置
変更固定操作に連係して、前記第1幅寄せ部材の上端側
の通路幅を徐々に所望通路幅に近づける状態の傾斜姿勢
に変更維持されること上記A,Bの構成にあり、かかる
構成から次の作用効果を奏する。
【0005】
【作用】前記A,Bの構成により、第1幅寄せ部材を商
品外径に応じて位置変更固定操作すると、第1幅寄せ部
材は商品排出通路の通路幅方向に平行移動して、商品排
出通路の通路幅が所定通路長さに亘ってその商品外径に
適した所望通路幅に変更設定され、また、第1幅寄せ部
材の上端側に別に設けられている第2幅寄せ部材が、第
1幅寄せ部材の位置変更固定操作に連係して、第1幅寄
せ部材上端側の通路幅を所望通路幅に徐々に近づける状
態の傾斜姿勢に変更維持され、ブリッジ現象の発生を防
止する。
品外径に応じて位置変更固定操作すると、第1幅寄せ部
材は商品排出通路の通路幅方向に平行移動して、商品排
出通路の通路幅が所定通路長さに亘ってその商品外径に
適した所望通路幅に変更設定され、また、第1幅寄せ部
材の上端側に別に設けられている第2幅寄せ部材が、第
1幅寄せ部材の位置変更固定操作に連係して、第1幅寄
せ部材上端側の通路幅を所望通路幅に徐々に近づける状
態の傾斜姿勢に変更維持され、ブリッジ現象の発生を防
止する。
【0006】
【考案の効果】第1幅寄せ部材を傾斜させて、商品排出
通路の通路幅を徐々に所望通路幅に近づけてブリッジ現
象の発生を防止するのではなく、第1幅寄せ部材の上端
側に別に設けられている第2幅寄せ部材の傾斜姿勢を設
定通路幅に応じて変更してブリッジ現象の発生を防止す
るから、変更設定可能な通路幅の広狭や所望通路幅に変
更設定する必要のある所定通路長さの長短にかかわら
ず、幅寄せ機構の上下方向取付けスペースを極力小さく
して、商品格納スペースの減少を抑制でき、しかも、商
品格納装置に格納した商品外径の大小にかかわらず、第
1幅寄せ部材の商品外径に応じた位置変更固定で、第2
幅寄せ部材の傾斜姿勢を変更しながら、商品排出通路の
通路幅を所定通路長さに亘って簡便に所望通路幅に変更
設定できる。
通路の通路幅を徐々に所望通路幅に近づけてブリッジ現
象の発生を防止するのではなく、第1幅寄せ部材の上端
側に別に設けられている第2幅寄せ部材の傾斜姿勢を設
定通路幅に応じて変更してブリッジ現象の発生を防止す
るから、変更設定可能な通路幅の広狭や所望通路幅に変
更設定する必要のある所定通路長さの長短にかかわら
ず、幅寄せ機構の上下方向取付けスペースを極力小さく
して、商品格納スペースの減少を抑制でき、しかも、商
品格納装置に格納した商品外径の大小にかかわらず、第
1幅寄せ部材の商品外径に応じた位置変更固定で、第2
幅寄せ部材の傾斜姿勢を変更しながら、商品排出通路の
通路幅を所定通路長さに亘って簡便に所望通路幅に変更
設定できる。
【0007】
【実施例】〔第1実施例〕 図3乃至図5は缶入り飲料や瓶入り飲料等の商品Gを販
売する自動販売機を示し、断熱壁1aで囲繞されるキャ
ビネット1の側壁端部に前面扉2が揺動開閉自在に枢支
されているとともに、キャビネット1内には、横向きに
寝かせた商品Gを上下方向に積み重ねて貯蔵する第1乃
至第3の三つの商品貯蔵庫A1,A2,A3と、販売商品H
を商品取り出し部3に搬送する商品搬送機構Fと、商品
貯蔵庫A1,A2,A3 内の商品Gを設定温度に保つ加熱冷
却装置Cとが備えられ、前面扉2には、商品展示棚D
と、商品購入用の操作パネルEと、購入者が取り出し易
い高さ位置に設けられている商品取り出し部3と、投入
貨幣処理装置(図外)と、販売制御装置(図外)とが備
えられている。
売する自動販売機を示し、断熱壁1aで囲繞されるキャ
ビネット1の側壁端部に前面扉2が揺動開閉自在に枢支
されているとともに、キャビネット1内には、横向きに
寝かせた商品Gを上下方向に積み重ねて貯蔵する第1乃
至第3の三つの商品貯蔵庫A1,A2,A3と、販売商品H
を商品取り出し部3に搬送する商品搬送機構Fと、商品
貯蔵庫A1,A2,A3 内の商品Gを設定温度に保つ加熱冷
却装置Cとが備えられ、前面扉2には、商品展示棚D
と、商品購入用の操作パネルEと、購入者が取り出し易
い高さ位置に設けられている商品取り出し部3と、投入
貨幣処理装置(図外)と、販売制御装置(図外)とが備
えられている。
【0008】前記第1乃至第3商品貯蔵庫A1,A2,A3
はキャビネット1内を断熱区画壁1b,1cで区画して
構成され、第1商品貯蔵庫A1 と第2商品貯蔵庫A2 と
の各々には、二個の縦コラムユニット4,5が当該商品
貯蔵庫A1,A2 の奥行き方向に沿う前後方向に重合配置
されているとともに、第3商品貯蔵庫A3 には、商品格
納装置としての上下方向にジグザグ状の商品コラム6a
を前後方向に重合配置してある商品コラムユニット6
と、同じく商品格納装置としての一個の縦コラム7が配
置されている。前記各縦コラムユニット4,5は、商品
格納装置としての四個の縦コラム4a,5aを左右方向
に連結して一体化され、販売指令に基づいて縦コラム4
a,5a内の商品Gを一個ずつ落下排出させる商品排出
ゲート8をその下端側に設けて、縦コラム4a,5a内
の商品Gを下向きに排出可能な商品排出通路12が構成
されているとともに、、第3商品貯蔵庫A3 内の商品コ
ラムユニット6及び縦コラム7の下端側にも商品排出ゲ
ート8を設けて、商品コラム6a内の商品Gを下向きに
排出可能な商品排出通路12と縦コラム7内の商品Gを
下向きに排出可能な商品排出通路12とが構成されてい
る。
はキャビネット1内を断熱区画壁1b,1cで区画して
構成され、第1商品貯蔵庫A1 と第2商品貯蔵庫A2 と
の各々には、二個の縦コラムユニット4,5が当該商品
貯蔵庫A1,A2 の奥行き方向に沿う前後方向に重合配置
されているとともに、第3商品貯蔵庫A3 には、商品格
納装置としての上下方向にジグザグ状の商品コラム6a
を前後方向に重合配置してある商品コラムユニット6
と、同じく商品格納装置としての一個の縦コラム7が配
置されている。前記各縦コラムユニット4,5は、商品
格納装置としての四個の縦コラム4a,5aを左右方向
に連結して一体化され、販売指令に基づいて縦コラム4
a,5a内の商品Gを一個ずつ落下排出させる商品排出
ゲート8をその下端側に設けて、縦コラム4a,5a内
の商品Gを下向きに排出可能な商品排出通路12が構成
されているとともに、、第3商品貯蔵庫A3 内の商品コ
ラムユニット6及び縦コラム7の下端側にも商品排出ゲ
ート8を設けて、商品コラム6a内の商品Gを下向きに
排出可能な商品排出通路12と縦コラム7内の商品Gを
下向きに排出可能な商品排出通路12とが構成されてい
る。
【0009】前記商品搬送機構Fは、第2商品貯蔵庫A
2 の底部に設けられて販売商品Hを載置搬送するコンベ
ア式の横搬送装置9と、横搬送装置9で搬送されてきた
商品を受け止めて商品取り出し部3に持ち上げ搬送する
エレベーター式の縦搬送装置10とを備え、各商品貯蔵
庫A1,A2,A3 の商品排出ゲート8から落下排出された
販売商品Hは、各々の商品排出ゲート8下側に設けたシ
ュート11a,11b,11c上を滑降して横搬送装置
9のコンベア上に落下するよう構成されている。尚、商
品コラムユニット6の商品コラム6aのうちの最前列の
商品コラム6aから落下排出された販売商品Hは、シュ
ート11d上を滑降して直接商品取り出し部3に払い出
される。
2 の底部に設けられて販売商品Hを載置搬送するコンベ
ア式の横搬送装置9と、横搬送装置9で搬送されてきた
商品を受け止めて商品取り出し部3に持ち上げ搬送する
エレベーター式の縦搬送装置10とを備え、各商品貯蔵
庫A1,A2,A3 の商品排出ゲート8から落下排出された
販売商品Hは、各々の商品排出ゲート8下側に設けたシ
ュート11a,11b,11c上を滑降して横搬送装置
9のコンベア上に落下するよう構成されている。尚、商
品コラムユニット6の商品コラム6aのうちの最前列の
商品コラム6aから落下排出された販売商品Hは、シュ
ート11d上を滑降して直接商品取り出し部3に払い出
される。
【0010】前記各商品貯蔵庫A1,A2,A3 の前面側開
口部を一括開閉可能な断熱扉13がキャビネット1に揺
動自在に枢支されているとともに、第1商品貯蔵庫A1
と第2商品貯蔵庫A2 とを区画している断熱区画壁1b
の前端面には、断熱扉13の裏面に取付けられているゴ
ム製の中空断熱材14が押し付けられている。前記第
1,第2商品貯蔵庫A1,A2 内の各縦コラムユニット
4,5のうちの商品貯蔵庫奥側に位置する後方側縦コラ
ムユニット5は、当該商品貯蔵庫A1,A2内に固定され
ており、前面側開口部に臨む位置にある前方側縦コラム
ユニット4は、当該前方側格納ユニット4の横側部に設
けた縦軸回りで、その後方側縦コラムユニット5前面を
前面側開口部に向けて開放する位置に揺動自在に枢支さ
れている。
口部を一括開閉可能な断熱扉13がキャビネット1に揺
動自在に枢支されているとともに、第1商品貯蔵庫A1
と第2商品貯蔵庫A2 とを区画している断熱区画壁1b
の前端面には、断熱扉13の裏面に取付けられているゴ
ム製の中空断熱材14が押し付けられている。前記第
1,第2商品貯蔵庫A1,A2 内の各縦コラムユニット
4,5のうちの商品貯蔵庫奥側に位置する後方側縦コラ
ムユニット5は、当該商品貯蔵庫A1,A2内に固定され
ており、前面側開口部に臨む位置にある前方側縦コラム
ユニット4は、当該前方側格納ユニット4の横側部に設
けた縦軸回りで、その後方側縦コラムユニット5前面を
前面側開口部に向けて開放する位置に揺動自在に枢支さ
れている。
【0011】図1に示すように、前記各商品排出ゲート
8は隣合う二個の商品排出通路12の間に位置させて設
けられ、商品Gの存否を検出する存否センサー8aと商
品排出用のフラッパー8bとの各々を各商品排出通路1
2に臨ませる状態で設けて、一つの商品排出ゲート8で
左右二個の商品排出通路12内の商品Gを択一的に落下
排出させることができるよう構成されている。前記各商
品排出通路12に、当該商品排出通路12の商品排出ゲ
ート8に沿う部分の通路幅を、商品排出ゲート8の略全
長に相当する所定通路長さLに亘って、三種類の一定所
望通路幅B1,B2,B3 のいずれかに変更設定可能な幅寄
せ機構15が設けられ、格納される商品Gの外径に応じ
てそれらの商品Gの通過位置を規制し、存否センサー8
aとフラッパー8bとが確実に作動できるように構成し
ている。前記幅寄せ機構15は、図2にも示すように、
商品排出通路12内で当該商品排出通路12を商品排出
ゲート8側に向けて横断する方向、つまり商品排出通路
12の通路幅方向で位置変更固定可能な第1幅寄せ部材
16と、商品排出通路12内で第1幅寄せ部材16の位
置変更方向、つまり商品排出通路12の通路幅方向に傾
動可能な第2幅寄せ部材17とを設けて構成されてい
る。前記第1幅寄せ部材16は板材の周縁を板金製の枠
フレーム16aで補強して構成され、枠フレーム16a
左右の上下端側に固着したピン18a,18bを、商品
排出通路12の左右通路壁19に形成した上下のガイド
溝20a,20bに各々係合させて、当該ガイド溝20
a,20bに沿って位置変更可能に取付けられていると
ともに、下側ガイド溝20bには下側ピン18bを通路
幅方向で異なる三つの位置に択一的に係止保持可能な第
1乃至第3の三つの係止溝21a,21b,21cが設
けられ、第1幅寄せ部材16を上下のガイド溝20a,
20bに沿って移動させて、格納される商品Gの外径に
応じて、外径が最も大きい大径商品G1 を格納するとき
は第1係止溝21aに係止固定し、外径が大径商品G1
よりもやや小さい中径商品G2 を格納するときは第2係
止溝21bに係止固定し、外径が中径商品G2 よりも更
に小さい小径商品G3 を格納するときは第3係止溝21
cに係止固定できるよう構成されている。前記第2幅寄
せ部材17は緩く湾曲させた板材で構成され、その上端
が左右通路壁19に設けた横軸芯X回りで揺動自在に枢
支されているとともに、その揺動端側が第1幅寄せ部材
16の上端側に被さるように設けられ、第1幅寄せ部材
16の位置変更固定操作に連係して第2幅寄せ部材17
を商品排出通路12の通路幅方向に揺動させて、第1幅
寄せ部材16の上端側の通路幅が設定した所望通路幅B
1,B2,B3 に徐々に近づく状態の傾斜姿勢に変更維持
し、ブリッジ現象の発生を防止できるよう構成してあ
る。
8は隣合う二個の商品排出通路12の間に位置させて設
けられ、商品Gの存否を検出する存否センサー8aと商
品排出用のフラッパー8bとの各々を各商品排出通路1
2に臨ませる状態で設けて、一つの商品排出ゲート8で
左右二個の商品排出通路12内の商品Gを択一的に落下
排出させることができるよう構成されている。前記各商
品排出通路12に、当該商品排出通路12の商品排出ゲ
ート8に沿う部分の通路幅を、商品排出ゲート8の略全
長に相当する所定通路長さLに亘って、三種類の一定所
望通路幅B1,B2,B3 のいずれかに変更設定可能な幅寄
せ機構15が設けられ、格納される商品Gの外径に応じ
てそれらの商品Gの通過位置を規制し、存否センサー8
aとフラッパー8bとが確実に作動できるように構成し
ている。前記幅寄せ機構15は、図2にも示すように、
商品排出通路12内で当該商品排出通路12を商品排出
ゲート8側に向けて横断する方向、つまり商品排出通路
12の通路幅方向で位置変更固定可能な第1幅寄せ部材
16と、商品排出通路12内で第1幅寄せ部材16の位
置変更方向、つまり商品排出通路12の通路幅方向に傾
動可能な第2幅寄せ部材17とを設けて構成されてい
る。前記第1幅寄せ部材16は板材の周縁を板金製の枠
フレーム16aで補強して構成され、枠フレーム16a
左右の上下端側に固着したピン18a,18bを、商品
排出通路12の左右通路壁19に形成した上下のガイド
溝20a,20bに各々係合させて、当該ガイド溝20
a,20bに沿って位置変更可能に取付けられていると
ともに、下側ガイド溝20bには下側ピン18bを通路
幅方向で異なる三つの位置に択一的に係止保持可能な第
1乃至第3の三つの係止溝21a,21b,21cが設
けられ、第1幅寄せ部材16を上下のガイド溝20a,
20bに沿って移動させて、格納される商品Gの外径に
応じて、外径が最も大きい大径商品G1 を格納するとき
は第1係止溝21aに係止固定し、外径が大径商品G1
よりもやや小さい中径商品G2 を格納するときは第2係
止溝21bに係止固定し、外径が中径商品G2 よりも更
に小さい小径商品G3 を格納するときは第3係止溝21
cに係止固定できるよう構成されている。前記第2幅寄
せ部材17は緩く湾曲させた板材で構成され、その上端
が左右通路壁19に設けた横軸芯X回りで揺動自在に枢
支されているとともに、その揺動端側が第1幅寄せ部材
16の上端側に被さるように設けられ、第1幅寄せ部材
16の位置変更固定操作に連係して第2幅寄せ部材17
を商品排出通路12の通路幅方向に揺動させて、第1幅
寄せ部材16の上端側の通路幅が設定した所望通路幅B
1,B2,B3 に徐々に近づく状態の傾斜姿勢に変更維持
し、ブリッジ現象の発生を防止できるよう構成してあ
る。
【0012】〔第2実施例〕 図6に示すように、上側ガイド溝20aに係合される第
1幅寄せ部材16の上側ピン18aに第2幅寄せ部材1
7を揺動自在に枢支し、第2幅寄せ部材17の揺動端側
を通路壁22に形成した長孔22a等に係入させておい
て、第2幅寄せ部材17が、第1幅寄せ部材16の位置
変更固定操作に連係して揺動し、第1幅寄せ部材16上
端側の通路幅を所望通路幅B1,B2,B3 に徐々に近づけ
る状態の傾斜姿勢に変更維持されるよう構成しても良
い。その他の構成は第1実施例と同様である。
1幅寄せ部材16の上側ピン18aに第2幅寄せ部材1
7を揺動自在に枢支し、第2幅寄せ部材17の揺動端側
を通路壁22に形成した長孔22a等に係入させておい
て、第2幅寄せ部材17が、第1幅寄せ部材16の位置
変更固定操作に連係して揺動し、第1幅寄せ部材16上
端側の通路幅を所望通路幅B1,B2,B3 に徐々に近づけ
る状態の傾斜姿勢に変更維持されるよう構成しても良
い。その他の構成は第1実施例と同様である。
【0013】〔その他の実施例〕 ア.商品格納装置による商品格納形式は直積み式(縦コ
ラム)に限定されず、サーペンタイン式、山積み式等で
あっても良い。 イ.本考案における所望通路幅は、所定通路長さの全長
に亘って一定又は略一定に設定される通路幅のみを指す
ものではなく、例えば第1幅寄せ部材が商品排出方向に
対して若干傾斜する状態で位置固定されている場合のよ
うに、通路幅が許容範囲内で変動する状態で設定される
通路幅であっても良い。
ラム)に限定されず、サーペンタイン式、山積み式等で
あっても良い。 イ.本考案における所望通路幅は、所定通路長さの全長
に亘って一定又は略一定に設定される通路幅のみを指す
ものではなく、例えば第1幅寄せ部材が商品排出方向に
対して若干傾斜する状態で位置固定されている場合のよ
うに、通路幅が許容範囲内で変動する状態で設定される
通路幅であっても良い。
【0014】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】商品排出通路構造を示す正面図
【図2】商品排出通路構造を示す要部側面図
【図3】自動販売機の一部切り欠き正面図
【図4】自動販売機の一部切り欠き側面図
【図5】自動販売機の内部を示す平面図
【図6】商品排出通路構造の別実施例を示す要部正面図
【図7】従来技術を示す要部正面図
【図8】比較例を示す要部正面図
【図9】従来技術を示す要部正面図
4a 商品格納装置 5a 商品格納装置 6a 商品格納装置 7 商品格納装置 12 商品排出通路 15 幅寄せ機構 16 第1幅寄せ部材 17 第2幅寄せ部材 B1 所望通路幅 B2 所望通路幅 B3 所望通路幅 G 商品 L 所定通路長さ
Claims (1)
- 【請求項1】 商品格納装置(4a,5a,6a,7)
の下端側に、当該商品格納装置(4a,5a,6a,
7)内の商品(G)を下向きに排出可能な商品排出通路
(12)が設けられ、前記商品排出通路(12)に、そ
れの通路幅を所定通路長さ(L)に亘って所望通路幅
(B1,B2,B3 )に変更設定可能な幅寄せ機構(15)
が設けられている自動販売機の商品排出通路構造におい
て、前記幅寄せ機構(15)が、前記商品排出通路(1
2)内での通路幅方向への平行移動による位置変更固定
操作により、当該商品排出通路(12)の通路幅を所定
通路長さ(L)に亘って所望通路幅(B 1 ,B 2 ,B 3 )に
変更設定する第1幅寄せ部材(16)と、当該第1幅寄
せ部材(16)の上端側に設けられた前記商品排出通路
(12)内で通路幅方向に傾動可能な第2幅寄せ部材
(17)とから構成されているとともに、前記第2幅寄
せ部材(17)が、前記第1幅寄せ部材(16)の位置
変更固定操作に連係して、前記第1幅寄せ部材(16)
の上端側の通路幅を徐々に所望通路幅(B1,B2,B3 )
に近づける状態の傾斜姿勢に変更維持されることを特徴
とする自動販売機の商品排出通路構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7893491U JP2559584Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 自動販売機の商品排出通路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7893491U JP2559584Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 自動販売機の商品排出通路構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533282U JPH0533282U (ja) | 1993-04-30 |
JP2559584Y2 true JP2559584Y2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=13675702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7893491U Expired - Lifetime JP2559584Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 自動販売機の商品排出通路構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559584Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP7893491U patent/JP2559584Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533282U (ja) | 1993-04-30 |
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