JP2721125B2 - 自動販売機の商品収納室 - Google Patents

自動販売機の商品収納室

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JP2721125B2
JP2721125B2 JP6295617A JP29561794A JP2721125B2 JP 2721125 B2 JP2721125 B2 JP 2721125B2 JP 6295617 A JP6295617 A JP 6295617A JP 29561794 A JP29561794 A JP 29561794A JP 2721125 B2 JP2721125 B2 JP 2721125B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、紙パック,瓶,缶など
の容器に詰められた牛乳や清涼飲料水などの自動販売機
の商品払出装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動販売機の商品払出装置とし
て、一対のチェーンを回動させて、そのチェーン間に取
付けられている棚上の商品を順番に払い出すチェーンエ
レベータ式のものがある。 【0003】また、実開昭53-148696 号公報には図8に
示すように収納ストッカI内に出退が自在の第1、第2
の搬出板II1 ,II2 を設け、積み上げられている商品II
I 1,III 2 …の内で第1の搬出板II1 は収納ストッカ
I内に突出した状態で最下端の商品III 1 を反対側の側
壁IVに押し付けて最下端の商品III 1 とその上に積み上
げられている全ての商品III 2 ,III 3 …の荷重を支持
している。商品III 1を払い出す際には図面左側の収納
ストッカIに示すように第2の搬出板II2 が突出して下
から二番目の商品III 2 を反対側の側壁IVに押し付けて
商品III 2 とその上に積み上げられている全ての商品II
I 3 ,III 4 …の荷重を支持した状態で、第1の搬出板
II1 を後退させて商品III 1 を払い出し、払い出しが完
了すると再び第1の搬出板II1 を突出させてから第2の
搬出板II2 を後退させ、商品III2 ,III 3 ,III 4
を降下させている。 【0004】また、図8に示す従来例では、左右の収納
ストッカI,IIに収納できる商品III 1 ,III 2 ,…の
商品の高さは同一である必要がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】待機状態では、図8に
示すように右側の収納ストッカIに見られるように最下
端の商品III 1 を、第1の搬出板II1 が反対側の側壁IV
に押し付けた状態で、その上に積み上げられている全て
の商品の荷重を支持しているため、商品一つ当りの重さ
が重くなった場合には、第1の搬出板II1 と商品との当
接個所に非常に大きな力が作用して商品の破損が発生す
る。 【0006】そのため、重い商品を取り扱う場合には、
従来では商品の積上げ高さを低くして商品の収容数を少
ない状態で運転しなければならないと言う問題がある。
また、この商品払出装置では、第1の搬出板II1 を収納
ストッカIに出退させて第1の搬出板II1 の先端と側壁
IVとの間の通路幅を狭めたり広げたりして、最下端の商
品III 1 の払い出しを制御しようとする基本思想で設計
されているため、最下端の商品III 1 はその商品の形状
によっては傾いた状態で保持されることになるので、こ
の商品III 1 の上に商品が積み上げられた商品の姿勢も
不安定で、この点からも商品の積上げ高さを低くして商
品の収容数を少ない状態で運転しなければならないと言
う問題がある。 【0007】さらに、図8に示す従来例では、左右の収
納ストッカI,IIに収納できる商品III 1 ,III 2 ,…
の商品の高さは同一であって、商品の形状や大きさが異
なる別々の商品を左右の収納ストッカI,IIに収納でき
ない問題がある。 【0008】本発明は、積上げ高さを高くして多量の商
品を収納することができ、商品の形状に左右されること
なく確実で安定した搬出ができる商品収納室を提供する
ことを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の商品収納室は、
上下に長い商品ストッカを構成する断面コの字状の枠を
上下方向に設け、該枠の内側に断面長方形の仕切枠を上
下方向に設けてヨの字形の断面にして商品収納部を二分
し、枠の内側に並列的に設けられた一対の上下に長い商
品収納経路の下部に、垂下姿勢と最下端の商品を載せる
水平姿勢とに姿勢変更できる商品受け板を各々対称的に
配置し、商品受け板の下方位置で水平に回転自在で両方
の商品受け板の下面に当接して両方の商品受け板を同時
に水平姿勢に支持したり、片方のみの商品受け板の下面
に当接して他方の商品受け板を垂下させられる放射状の
受面を有する商品支持板を設け、商品支持板による前記
商品受け板の水平姿勢と垂下姿勢との切り換えに連動し
て下から2番目の商品の側面を側方へ押し付ける商品押
え板を設け、商品支持板と商品押え板を駆動する駆動部
を前記仕切枠の内側に設けて商品払出装置を構成すると
ともに、商品収納部の前記商品押え板に対向する個所に
コの字状の前記枠から離れて商品押え板の側に接近させ
た対向板を設け、コの字状の前記枠の奥側にもコの字状
の前記枠から離れて案内面を有する奥面板を設け、奥面
板の対向側に上下方向に長い商品サポート板を設け、対
向板と奥面板と商品サポート板および仕切枠とで収納す
る商品の平面視形状に近い商品収納経路を構成したこと
を特徴とする。 【0010】 【作用】この構成によると、待機状態では、商品受け板
の上面に商品が積み重ねて収納される。最下端の商品の
払い出し時には、下から2番目以上の商品の落下を商品
押え板が阻止してから商品受け板を垂下姿勢に切り換え
て最下端の商品を払い出す。そして、商品支持体が商品
受け板を水平姿勢に切り換えてから商品押え板による商
品の落下規制が解除されて、商品受け板の上に商品が落
下して支持される。 【0011】商品収納部の内側に対向板と奥面板を設け
て、仕切枠と対向板と奥面板および商品サポート板と
で、収納する商品の平面視形状に近い商品収納経路が構
成され、収納部よりも幅の狭い商品であっても、商品押
え板によって確実に挟持される。 【0012】 【実施例】以下、本発明の商品収納室の一実施例を図1
〜図7に基づいて説明する。1は販売機本体、2は前
扉、3は販売機本体1の内の受棚4の上に配設された4
つのストッカであって、2つのコの字枠5と、該各コの
字枠5の中央に配設されて各コの字枠5内に2つづつ、
計4つの収納部6を形成する断面長方形の仕切枠7と、
コの字枠5の両側壁に固着された断面L字形の内壁8
と、両コの字枠5の上端に固着された上端枠9と、両コ
の字枠5の下端に固着された下端枠10とを有する。断
面L字形の内壁8は、後述の対向板37と奥面板38と
で構成されている。 【0013】11は各仕切枠7内に挿入されると共に上
下端が上端枠9と下端枠10の軸受12に回転自在に支
持された駆動軸、13,14は仕切枠7の下端部と中央
部に設けられた商品払出装置で、次のものから構成され
ている。 【0014】15は放射状の受面を有する商品支持板
で、具体的には、この実施例では放射状の受面は半円板
状の受面に構成されている。商品支持板15は円弧の中
心に設けたボス部15Aは駆動軸11に外嵌すると共に
ピン止めされている。またこの商品支持板15は待機状
態では図4および図7(b)に示すごとく仕切枠7の穴
を通って両商品収納経路6内に突出している。 【0015】16は両端が商品支持板15の直上におい
て仕切枠7に支持された一対の支軸、17は基端部の貫
通穴が該各支軸16に回動自在に外嵌すると共に先端部
が商品支持板15の上に載置された商品受け板で、この
各受け板17の上には紙と合成樹脂とからなる容器に内
容物を充填した商品18が積み重ねられている。 【0016】19は仕切枠7内の商品受け板17の直上
箇所において上下平行に配設されると共に両端が仕切枠
7にビス止めされた一対の水平板である。20は両水平
板19間において両端が両水平板19に固着された一対
づつ、計4枚の垂直板であって、垂直線に沿って適当間
隔ごとに複数(この実施例では4つ)の穴21を穿設し
てある。 【0017】22は仕切枠7の両側壁の両水平板19お
よび両垂直板20で囲まれた箇所に形成された窓、23
は両端が互いに対向する両垂直板21の適当な穴21に
挿通された一対の支持ピンである。 【0018】24は上端穴部が各支持ピン23に回動自
在に外嵌すると共に下端折曲部が窓22内に位置させら
れた商品押え板、25は駆動軸11の商品押え板対向箇
所に前記垂直板20の各穴21と同一間隔で形成された
複数(この実施例では3つ)の貫通穴である。 【0019】26は商品押え板24の下端折曲部に対向
して設けられた扇形の商品挟持カムで、その基部に設け
たボス部26Aは駆動軸11に外嵌すると共に適当な貫
通穴25に挿通されたピン27によって駆動軸11に固
着されている。 【0020】28は両端が互いに対向する両垂直板20
の上端の穴21に挿通された一対の連結ピン、29は両
側縁折曲部の上下に形成された穴が上記各連結ピン28
および前記各支持ピン23に外嵌する一対の第1窓塞ぎ
板である。 【0021】30は仕切枠7の正面壁の両水平板19間
に形成された操作穴31を塞ぐ操作穴塞ぎ板である。3
2は上端枠9内に配設された駆動モータで、駆動軸11
を矢印A方向へ180°ごとに間欠回転させられるもの
である。 【0022】33はコの字枠5の両側壁前方において上
下端が上端枠9と下端枠10とに支持された垂直軸、3
4は基端穴部が垂直軸33に回動自在に外嵌する商品サ
ポート板であって、その先端折曲部はばね(図示せず)
により収納部6に積み上げられている商品18に当接さ
せられている。 【0023】断面L字形の内壁8は、商品押え板24に
対向する個所にコの字枠5から離れて商品押え板24の
側に接近させた対向板37と、コの字枠5の奥側にもコ
の字枠5から離れて案内面を有する奥面板38とで構成
されており、この断面L字形の内壁8と商品サポート板
34および仕切枠7とで、収納する商品の平面視形状に
近い形状の商品収納経路6aが前記収納部6に構成され
ている。 【0024】上記構成に基づいて商品18の払い出し手
順を説明する。先ず、図3および図4に示す待機状態に
おいて、商品支持板15で水平姿勢に姿勢が制御されて
いるそれぞれの商品受け板17の上には、商品18が直
積みされている。 【0025】商品押え板24は何れも商品収納経路6a
から後退していて、積み上げられている商品18に商品
押え板24は当接していない。この待機状態において、
利用者がコインを投入口に入れ、所定の商品選別ボタン
を押すと、その指令信号により選別された駆動モータ3
2が作動させられ、駆動軸11が矢印A方向へ回転させ
られる。 【0026】すると、図4の(イ)位置の商品挟持カム
26も同方向へ回転させられて図3の左側の商品押え板
24に当たっていき、カム26が(ロ)位置にきたとき
には、商品押え板24の下端折曲部が支持ピン23を支
点として外方へ突出させられ、下から2番目の商品18
の側面に押し付けられて、下から2番目の商品18は商
品押え板24の下端折曲部と内壁8の対向板37とで挟
持されて落下することが規制されている。 【0027】また、商品支持体としての商品支持板15
も駆動軸11と一体回転し、図6の(a)(b)に示す
ごとく90°回転したときには、商品支持板15は図6
の左側の商品受け板17の下から逃げ、図6の左側の商
品受け板17は支軸16を支点として下方へ回動して垂
下姿勢となり、最下端の商品18だけが払い出される。 【0028】なお、この商品受け板17の水平姿勢から
垂下姿勢への切り換えは、商品支持板15と商品受け板
17との係合が外れる直前まで、商品受け板17は水平
姿勢に制御されており、商品支持板15と商品受け板1
7との係合が外れると、商品受け板17の上に乗ってい
る払い出すべき最下端の商品の荷重も加わって、商品受
け板17は水平姿勢から垂下姿勢へ一気に姿勢が切り換
わり、商品が確実に払い出される。 【0029】下側の商品払出装置14から払い出された
商品18はシュート35に案内されて商品取出口36に
払い出される。また上側の商品払出装置13から払い出
された商品18は下側の商品払出装置14に支持されて
いる積み重ね状態の商品18の上に落とされる。 【0030】駆動軸11が90°を越えてさらに回転し
ていくと、図6の左側の垂下姿勢の商品受け板17が再
び商品支持板15により支持されはじめて水平姿勢に復
帰し、商品受け板17が水平姿勢に復帰してから、カム
26が図6の左側の商品押え板24から離れて、この図
6の左側の商品押え板24の下端折曲部が窓22内に戻
り、挟持していた商品18およびその上に積み重ねられ
ている商品18が商品受け板17の上に落ちる。 【0031】この場合の商品受け板17の姿勢が水平姿
勢であるため、商品収納数が多くて商品積上げ高さが高
くなっている場合であっても、商品を安定に受け止める
ことができる。 【0032】駆動軸11が180°回転すると、すなわ
ち商品挟持カム26が図7(b)に示すように(ハ)位
置にくると、駆動モータ32の作動が停止して商品払出
装置13,14は待機状態となる。次に再びコインを投
入口に入れ、商品選別ボタンを押すと、前記の場合と同
様、駆動モータ32により駆動軸11が矢印A方向へ1
80°回転させられ、図7の右側の商品18が払い出さ
れる。 【0033】このように、払い出しに際して下から2番
目の商品18は、駆動軸11の回動によって商品挟持カ
ム26を介して商品押え板24と内壁8の対向板37と
で確実に挟持されて、下から2番目以上の商品の落下を
確実に規制でき、積上げ高さが高くなった場合でも、下
から2番目以上の商品が落下したり、崩れたりするよう
なことがなく、確実な払い出し動作を実現できる。 【0034】また、商品収納経路6aの手前側と奥端側
には、商品サポート板34と内壁8の奥面板38が配置
されているため、積上げ高さが高くなった場合でも、荷
崩れが発生しない。 【0035】このように収納部6に、対向板37と奥面
板38から構成される内壁8と商品サポート板34とを
配置して商品収納経路6aを形成したことによって、収
納部6よりも幅の狭い商品であっても、駆動軸11の回
動によって商品挟持カム26を介して収納部6に押し出
される商品押え板24と対向板37とで確実に挟持する
ことができ、商品の幅に応じて商品押え板24の突出量
の設定変更を行わなくても最下端から2番目の商品を確
実にホールドすることができる。さらに、商品の奥行長
さが収納部6の奥行に比べて短い商品の場合であって
も、商品を奥面板38によって商品サポート板34に近
づく方向に押し出して商品押え板24が商品の中央に当
接して対向板37に押し付けるようになるため、最下端
から2番目の商品をさらに確実にホールドすることがで
きて、商品の大きさや形状によって搬出トラブルが発生
しない構造である。 【0036】上記の実施例では、比較的小さな商品18
を取り扱う場合を例に挙げて説明したが、中程度の商品
18を取り扱う場合には、ビスを外して操作穴塞ぎ板3
0を取り外し、次に支持ピン23および連結ピン28を
抜いて第1窓塞ぎ板29および商品押え板24を外し、
次にその窓塞ぎ板29よりも高さの低い別の窓塞ぎ板
(図示せず)を窓22内に挿入し、その上端穴および両
垂直板20の上端の穴21に連結ピン28を挿入して、
別の窓塞ぎ板により窓22の上部を塞ぎ、次に商品押え
板24の上端穴部と別の窓塞ぎ板の下端穴と両垂直板2
0の上から2番目の穴21とに支持ピン23を挿入して
商品押え板24を連結し、その下端折曲部を下から2番
目の中程度の商品18の側面中央に対向させればよい。 【0037】さらに大きい商品18を取り扱う場合に
は、商品押え板24の上端穴部と両垂直板20の一番上
の穴21とに支持ピン23を挿入してこの商品押え板2
4の高さをさらに上げればよい。 【0038】また、上記実施例の構成によると、待機状
態では最下端の商品は商品受け板17を介して商品支持
板15によって商品の底面が支持される。したがって、
商品と商品受け板17との当接面積を容易に大きくする
ことができ、積み上げられている商品の全荷重を広い面
で受けることによって荷重の集中による商品の損傷を回
避できる。また、回動する商品支持板15が商品18に
接触しない構造であるため、商品支持板15による商品
の損傷事故のない優れた構造である。 【0039】 【発明の効果】以上のように本発明では、待機状態で
は、商品支持板(15)によって水平姿勢に制御された
商品受け板(17)(17)の上面に商品が積み重ねて
収納され、商品の形状に左右されることなく安定に最下
端の商品を支持することができ、従来よりも商品の積上
げ高さを高くして商品収納数を多くできる。払い出し時
には、下から2番目以上の商品の落下を商品押え板(2
4)が阻止してから商品支持板(15)が商品受け板
(17)(17)を水平姿勢から垂下姿勢に切り換えて
最下端の商品を払い出すので、払い出しを確実に行える
ものである。商品受け板(17)(17)を水平姿勢に
駆動する際には、商品受け板(17)(17)の上方に
商品の荷重が作用していないため、商品支持板(15)
の駆動部への負荷が大きくならないものである。商品押
え板(24)による商品の落下規制が解除されるときに
は、商品支持板(15)によって商品受け板(17)
(17)の姿勢が水平姿勢に切り換わっており、それま
で商品押え板(24)によって落下規制されていた下か
ら2番目の商品とその上に直積みされていた全ての商品
が、水平姿勢に復帰している商品受け板(17)(1
7)によって安定に支持されるため、商品の積上げ高さ
を高くして商品収納数を多くできると云う上記の効果を
より確実なものとできる。さらに、並列的に設けられた
一対の上下に長い商品収納経路(6)(6)の下部に設
けた商品受け板(17)(17)の姿勢を商品支持板
(15)によって姿勢変更することによって、装置を小
形化でき、商品の充填効率の向上を実現できる。さら
に、並列的に設けられた一対の上下に長い商品収納経路
(6)(6)の下部に、水平姿勢と垂下姿勢とに姿勢変
更できる商品受け板(17)(17)を各々対称的に配
置し、待機状態では両方の商品受け板(17)(17)
に商品が積み上げられているため、作動部の片減りなど
が生じない構造である。さらに、収納する商品の平面視
形状に近い商品収納経路を、対向板(37)と奥面板
(38)と商品サポート板(34)とで形成しているた
め、枠(5)の内側に並列的に設けられた一対の上下に
長い商品収納経路(6)(6)に比べて幅や奥行が小さ
い商品であっても、商品押え板(24)の押出量を商品
の大きさに応じて調節しなくても商品押え板(24)を
商品の適切な個所に当接させて対向板(37)とで確実
に挟持することができ、商品の大きさや形状によって搬
出トラブルが発生しない信頼性の高い構造である。 【0040】さらに、収納部よりも幅の狭い商品であっ
ても、対向板と奥面板および商品サポート板を使用する
ことによって商品押え板によって確実に挟持することが
でき、商品の大きさや形状によって搬出トラブルが発生
しない信頼性の高い構造である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の商品払出装置を備えた自動販売機の概
略縦断面図 【図2】図1のII−II横断面図 【図3】同実施例の払出し装置部分の縦断面図 【図4】図3のIV−IV矢視図 【図5】図3のV−V矢視図 【図6】同実施例の払出し手順を示す概略縦断面図およ
び概略横断面図 【図7】同実施例の払出し手順を示す概略縦断面図およ
び概略横断面図 【図8】従来の商品払出装置の縦断面図 【符号の説明】 3 ストッカ 5 枠 6a 商品収納経路 7 仕切枠 11 駆動軸 13,14 商品払出装置 15 商品支持板 17 商品受け板 24 商品押え板 26 商品挟持カム 27 ピン 32 駆動モータ 34 商品サポート板 37 対向板 38 奥面板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 清 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社 クボタ久宝寺工場内 (56)参考文献 特開 昭57−137990(JP,A) 実開 昭55−44351(JP,U) 実開 昭54−10797(JP,U) 実開 昭58−2077(JP,U) 実開 昭58−195379(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.上下に長い商品ストッカを構成する断面コの字状の
    枠(5)を上下方向に設け、該枠(5)の内側に断面長
    方形の仕切枠(7)を上下方向に設けてヨの字形の断面
    にして商品収納部を二分し、枠(5)の内側に並列的に設けられた一対の上下に長い
    商品収納経路(6)(6)の下部に、垂下姿勢と最下端
    の商品を載せる水平姿勢とに姿勢変更できる商品受け板
    (17)(17)を各々対称的に配置し、 商品受け板(17)(17)の下方位置で水平に回転自
    在で両方の商品受け板(17)(17)の下面に当接し
    て両方の商品受け板(17)(17)を同時に水平姿勢
    に支持したり、片方のみの商品受け板(17)の下面に
    当接して他方の商品受け板(17)を垂下させられる放
    射状の受面を有する商品支持板(15)を設け、 商品支持板(15)による前記商品受け板(17)(1
    7)の水平姿勢と垂下姿勢との切り換えに連動して下か
    ら2番目の商品の側面を側方へ押し付ける商品押え板
    (24)を設け、 商品支持板(15)と商品押え板(24)を駆動する駆
    動部を前記仕切枠(7)の内側に設けて商品払出装置を
    構成するとともに、 商品収納部の前記商品押え板(24)に対向する個所に
    コの字状の前記枠(5)から離れて商品押え板(24)
    の側に接近させた対向板(37)を設け、 コの字状の前記枠(5)の奥側にもコの字状の前記枠
    (5)から離れて案内面を有する奥面板(38)を設
    け、 奥面板(38)の対向側に上下方向に長い商品サポート
    板(34)を設け、 対向板(37)と奥面板(38)と商品サポート板(3
    4)および仕切枠(7)とで収納する商品の平面視形状
    に近い商品収納経路(6a)を構成した自動販売機の商
    品収納室。 2.商品サポート板(34)が弾性的に構成されている
    請求項1記載の自動販売機の商品収納室。
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JPS506697U (ja) * 1973-05-15 1975-01-23
JPS5683884U (ja) * 1979-11-29 1981-07-06

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