JPS62107597A - 伝送制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は分散化して配置された伝送制御装置に関するも
のである。

従来の技術 従来から複数の装置を遠隔制御したシ、その状態をモニ
タ監視することを目的として、各装置を電気的な伝送通
信媒体で結び、互いに通信し合う伝送制御装置が知られ
ている。そして電灯線を通信媒体とし、制御装置である
コントローラと、被害とオン・オフの状態監視を行う伝
送制御装置は、特別な通信媒体を使用しないため伝送制
御装置として多く実用化されている。

上記の伝送制御装置においては、電灯線３ヘー／ 上に送信されたコントローラからの制御信号は、各アダ
プタの受信手段によって受信され、その内容は演算制御
手段で判読される。制御命令がどのアダプタに対して出
されたものかを判定するため、演算制御手段において、
自局指標番号設定手段の番号と、制御信号内の相手局指
標番号とが比較され、この番号が異なるものは他のアダ
プタへの制御命令としてこれを無視し、番号が一致すれ
ば自装置への制御命令と判定し、その内容に従い制御命
令実行手段へ出力される。

制御命令実行手段ではこの出力を受けてアダプタに接続
された機器のオン・オフ制御等の制御を実行する。壕だ
、演算制御手段は、自装置への制御命令を受けると、こ
れを実行するべく出力するとともに、制御命令実行手段
に、１：る機器のオン・オフ状態の確認結果を受けて、
モニタ信−けとして送信手段へ出力する。この信号は、
どのアダプタから出されたものかを示すため、自局指標
番号をつけて、電灯線上に送信されコントローラへ送ら
れる。

以上のように指標番号を用いた伝送制御では、多くの装
置間での制御が、指標番号で自局と相手局を特定できる
ため、一本の伝送通信媒体を用いて１：１の個別制御を
行うことができ、設備的に簡単に設置ができ、個別制御
が容易にできるという長所がある。

発明が解決しようとする問題点 しかし、以上のような従来の構成では、複数の装置を一
斉に制御したいという要求が生じた場合、例えば、外出
時にほとんどすべての機器をオフしたいとか、会議室、
宴会場の個々の照明をあるツクターンで複数個づつ同時
に点灯あるいは消灯したいとかいう場合には、２つの問
題がある。１つは、各アダプタの指標番号を指定して個
々に制御を行うので、１回の操作で一斉に制御ができな
いこと、他の１つは、各アダプタごとに区別するための
指標番号をシステムとして決められた範囲内でつけなけ
ればならす、拡張できるアダプタの数が限定されること
である。

本発明はこのような問題点を解決するもので、５ベーノ １回のコントローラ操作で複数のアダプタの制御ができ
、アタツクの数も限定されずに設置できる伝送制御装置
を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 以上の目的を達成するために、本発明の伝送制御装置は
、遠隔制御のための信号を通信する送受信手段を有する
複数のコントローラと、この信号を伝達する通信媒体と
、この通信媒体を介して前記コントローラと通信をする
送受信手段を有する複数のアダプタとからなり、前記コ
ントローラは、前記の複数のアダプタを個別に制御する
ために各アダプタに対応する相手局指標番号設定手段と
、この相手局指標番号に従い、制御命令を出す個別制御
発生手段と、前記相手局指標番号設定手段と前記個別制
御発生手段の出力により、制御信号を送信手段へ出力す
る演算制御手段とアダプタからのモニタ信号の内容を出
力するモニタ標示手段とを有し前記アダプタは前記相手
局指標番号に対応した自局指標番号の設定手段と、前記
コントローラからの制御信号を判読し、他の手段との入
出力部を有６ページ する演算制御手段と、制御命令を実行し、制御状態等の
情報を前記演算制御手段へ出力する制御命令実行手段と
、制御状態等を前記コントローラにモニタ信号として送
信するか禁止するかを選択する送信禁止手段を有してい
る。

作　　用 上記構成において、複数のアダプタそれぞれに、同一の
自局指標番号を設定した場合、コントローラからの１回
の操作で複数のアダプタを制御することが出来る。しか
し、例えばコントローラからオンの制御命令を出した場
合に、アダプタに接続された機器自体の電源スィッチが
オフ状態になっていた場合、アダプタによシ機器のオン
ができないというものがでてくる。この場合、同一番号
の複数のアダプタにおいて、オン制御できるものとでき
ないものが生じ、アダプタからコントローラに返すモニ
タ信号は、同一番号のアダプタからのものでありながら
、その内容が異なシ、コントローラが正常にその内容を
判定できないという不都合がある。本発明の構成では、
アダプタのモニタ７　ぺ−７ 信号の送信を禁止する送信禁止手段を用いて、同一自局
指標番号をイＪする複数のアダプタにおいて、１台を除
いて、他のアダプタにモニタ信号の送信禁止を設定して
おけば、上記のような不都合がなくなシ、したがって、
同−自局Ｊ１ｊ標番号のアダプタを任意の数だけ、限定
されることなく使用することができるとともに、１間の
操作で複数のアダプタを同時に動作させることも可能と
なる・実施例 以下、本発明の一実施例について添付図面をもとに説明
する。図において、１は電灯線である通信媒体、２，３
は通信媒体１に接続した制御装置であるコントローラ、
４，５は被制御装置であるアダプタ、６，７はアダプタ
４，６に接続された照明器具等の電気機器である。電気
機器６，７のオン・オフ制御とオン・オンの状態監視は
コントローラ２，３によシ行うものである。

次に上記したコントローラ２の構成を第２図をもとに詳
述する。

コントローラ３の構成も同様である。８は送信手段、９
は受信手段である。１ｏは各手段８，９との入出力部を
有し、入力信号を判読し、各手段８゜９を制御する信号
を出力する演算制御手段である。

１１は個別制御発生手段、１２は相手局指標番号設定手
段である。１３はアダプタのモニタ信号の内容を表わす
モニタ標示手段である。ここで、コントローラ２にキー
操作時の入力により、個別制御の要求が生じると、個別
制御発生手段１１からの出力が演算制御手段１０に入力
され、演算制御手段１ｏは、相手局指標番号設定手段１
２によって指定された番号と制御命令とを送信手段８に
出力する。相手局指標番号のついた制御命令が制御信号
として送信手段８から通信媒体１を介して他装置へと出
力される。アダプタからのモニタ信号は受信手段９から
演算制御手段１０に入力されその内容はモニタ標示手段
１３に出力される。

次にアダプタ４の構成を第１図をもとに詳述する。アダ
プタ５の構成も同様である。

通信媒体１を介して他装置と通信するための通信手段と
して送信手助４と受信手段１６とを有する。

９ページ １６は各手段１４．１５との入出力部を有し、入力信号
を判読し、各手段を制御する信号を出力する演算制御手
段である。１７はアダプタ自体の番号を設定する自局指
標番号設定手段、１８はコントローラからの制御命令を
実行する制御命令実行手段であり、その出力は外部の機
器６と接続され、例えば、制御命令実行手段１８のリレ
ーで機器６のオン・オフ制御等を行う。１９は送信禁止
手段で、演算制御手段１６から送信手段１４に対する出
力経路にスイッチを設けた構成に々っている。

スイッチが開の時は、上記経路が切れているため、送信
に関する信号が演算制御手段１６から出力されても、送
信手段１４に入力されず、送信は実行されない。

上記の伝送制御装置において、通信媒体１上に送信され
たコントローラ２あるいは３からの制御信号は、アダプ
タ４において、受信手段１５によって受信され、その内
容は、演算制御手段１６で判読される。アダプタ６にお
いても同様に受信され判読される。制御命令がどのアダ
プタに対して１０ベーノ 出されたものかを判定するため、演算制御手段１６にお
いて、自局指標番号設定手段１７の番号と、制御信号内
の相手局指標番号とが比較され、この番号が異なるもの
は他のアダプタへの制御命令としてこれを無視し、番号
が一致すれば自装置への制御命令と判定し、その内容に
従い制御命令実行手段１８へ出力される。

制御命令実行手段１８ではこの出力を受けて、機器６の
オン・オフ制御等の制御を実行する。また、演算制御手
段１６は、自装置への制御命令を受けると、これを実行
するべく出力するとともに、制御命令実行手段１８によ
る機器６のオン・オフ状態の確認結果を受けて、モニタ
信号として送信手段１４へ出力する。これらの信号は、
どのアダプタから出されたものかを示すため、自局指標
番号をつけて、通信媒体１上に送信される。

ここで、送信禁止手段１９が開の時は、送信手段１４へ
の経路が切れているため、送信に関する信号が演算制御
手段１６から出力されても、送信手段１４に入力されず
、送信は実行されない。し１１　ベー／゛ たがって、制御される機器の動作状態に関係なく無条件
に機器をオフ状態にしたい外出時や、会議室、宴会場の
照明のように制御状態が直接目で確認できるような場合
には、モニタ信号を送信する必要がないため、送信禁止
手段１９の操作にょシ自局指標番号が重複しているアダ
プタを使用することができ、数が限定されることなく、
−斉に機器を制御することができる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、自局指標番号が重複し
ているアダプタを使用することができ、動作状態に関係
なく無条件に機器をオフ状態にしたい外出時や、会議室
、宴会場の照明のように、制御状態が直接目で確認でき
るような場合の制御には、非常に有効であシ、さらにア
ダプタから送信することがないため、通信媒体である電
灯線上の信号が混み合って、衝突するという確率も小さ
くなシ、他の個別制御に関係する通信が支障なくよシス
ムーズに行うことができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による伝送制御装置のアダプ
タの構成を示すブロック図、第２図は同コントローラの
ブロック図、第３図は伝送制御装置の系統図である。 １・・・・・・通信媒体、２，３・・・・・・コントロ
ーラ、４゜５・・・・・・アダプタ、１４・・・・・・
送信手段、１６・・・・・−受信手段、１６・・・・・
・演算制御手段、１７・・・・・−自局指標番号設定手
段、１８・・・・・・制御命令実行手段、１９・・・・
・・送信禁止手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 遠隔制御のための信号を通信する送受信手段を有する複
   数のコントローラと、この信号を伝達する通信媒体と、
   この通信媒体を介して前記コントローラと通信をする送
   受信手段を有する複数のアダプタとからなり、前記コン
   トローラは、前記の複数のアダプタを個別に制御するた
   めに各アダプタに対応する相手局指標番号設定手段と、
   この相手局指標番号に従い、制御命令を出す個別制御発
   生手段と、前記相手局指標番号設定手段と前記個別制御
   発生手段の出力により、制御信号を送信手段へ出力する
   演算制御手段と、アダプタからのモニタ信号の内容を出
   力するモニタ標示手段とを有し、前記アダプタは前記相
   手局指標番号に対応した自局指標番号の設定手段と、前
   記コントローラからの制御信号を判読し、他の手段との
   入出力部を有する演算制御手段と、制御命令を実行し、
   制御状態等の情報を前記演算制御手段へ出力する制御命
   令実行手段と、制御状態等を前記コントローラにモニタ
   信号として送信するか禁止するかを選択する送信禁止手
   段を有してなる伝送制御装置。