JPH03109899A - 通信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ビル管理システム等に用いられるデータ伝
送のための通信システムに関するものである。

［従来の技術］ 例えばビル管理システムは、管理室に設置され火災、ガ
ス漏れ、施錠状態等をモニタしたり、異常発生の場合に
は警備会社経児童通報する主装置（メインコントローラ
）と複数箇所に取り付けられ防犯・防災センサー、電気
錠等を組み込んだローカルコントローラとで構成される
。そしてメインコントローラとローカルコントローラ間
は回線接続されデータ通信が行われる。

第２図は三菱電機（株）製のビル管理システムに用いら
れている通信システムを示すもので、メインコントロー
ラ部およびローカルコントローラ部のデータ通信に携わ
る部分のブロック図である。

この第２図において、（１）はメインコントローラ通信
部、（２ａ）〜（２ｎ）はローカルコントローラ通信部
であり、メインコントローラ１台に対して複数台のロー
カルコントローラでビル管理システムが構成されている
。（３ａ）〜（３ｎ）はメインコントローラ通信部（１
）とローカルコントローラ通信部（２ａ）〜（２ｎ）の
それぞれを接続する回線である。（４ａ）〜（４ｎ）は
メインコントローラ通信部（１）内の伝送回路、（５ａ
）〜（５ｎ）は第１のパルストランスで、この第１のパ
ルストランス（５ａ）〜（５ｎ）の一端はそれぞれ前記
回線（３ａ）〜（３ｎ）に接続される。（６）は接続制
御回路、（７）はメインコントローラ通信部（１）のデ
ータ線、（８）は制御線である。（９ａ）〜（９ｎ）は
ローカルコントローラ通信部（２ａ）〜（２ｎ）内の伝
送回路、（１０ａ）〜（Ｉｏｎ）は第２のパルストラン
ス、（ｌｌａ）〜（１１ｎ）はローカルコントローラ通
信部（２ａ）〜（２ｎ）のデータ線である。

防犯・防災センサー等はそれぞれローカルコントローラ
通信部（２ａ）〜（２ｎ）内のデータ線（１１ａ）〜（
１１ｎ）に接続され、防犯・防災センサー等の情報がデ
ータ線（１１ａ）〜（１１ｎ）を介して伝送回路（９ａ
）〜（９ｎ）に送られる。メインコントローラ通信部（
１）のデータ線（７）にはモニタ操作部がされる。

次に、動作について説明する。ローカルコントローラ通
信部（２ａ）のデータ線（１１ａ）を介して入力された
情報は、伝送回路（９ａ）で伝送に適した信号フォーマ
ットに変換され第２のパルストランス（１０ａ）に送出
される。この情報は第２のパルストランス（１０ａ）か
ら回線（３ａ）を経て、メインコントローラ通信部（１
）内の第１のパルストランス（５ａ）に人力される。

一方、ローカルコントローラ通信部（２ｎ）のデータ線
（１１ｎ）を介して人力された情報は、同様に伝送回路
（９ｎ）、第２のパルストランス（１０ｎ）、回線（３
ｎ）を経由して、メインコントローラ通信部（１）内の
第１のパルストランス（５ｎ）に達する。接続制御回路
（６）はメインコントローラのモニタ操作部制御線（８
）で入力された制御信号によって伝送回路（４ａ）〜（
４ｎ）の何れから信号をデータ線（７）に接続する。従
って各々のローカルコントローラ通信部からのセンサ情
報は解き分割にメインコントローラのモニタ操作部に送
られる。

また、ローカルコントローラ通信部に接続された電気錠
をメインコントローラから制御する場合もあり、この時
は接続制御回路（６）によって制御先ローカルコントロ
ーラ通信部を指定、即ち伝送回路（４ａ）〜（４ｎ）を
選択して制御情報を送る。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の通信システムは以上のように構成されているので
、メインコントローラ通信部内に、このメインコントロ
ーラ通信部に接続したローカルコントローラ通信部の台
数性の伝送回路が必要であり、また同数の四線をメイン
コントローラ通信部とローカルコントローラ通信部間に
配線する必要があるという問題点があった。

この発明は」二記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、メインコントローラ通信部内の伝送回路を
１つにするとともに、メインコントローラ通信部とロー
カルコントローラ通信部間の回線を１つで済むようにし
たものである。

［課題を解決するための手段］ この発明に係わる通信システムはローカルコントローラ
通信部内にそれぞれメインコントローラ通信部にローカ
ルコントローラ通信部を順次切り替え接続する切り替え
スイッチと、データ送信の終了を検出するローカル接続
制御回路とを設け、さらにメインコントローラ通信部と
ローカルコントローラ通信部を接続する回線に流れる直
流電流を検出し、前記切り替えスイッチを初期状態に戻
す電流検出回路とを設けたものである。

［作用］ この発明におけるローカル接続制御回路は当該ローカル
コントローラ通信部からメインコントローラ通信部への
データ送信の終了を検出し、切り替えスイッチを切り替
えて次段のローカルコントローラ通信部をメインコント
ローラ通信部へ接続し、電流検出回路は回線に流れる直
流電流の有無を検出してローカルコントローラ通信部の
切り替え終了を検知して前記切り替えスイッチを初期状
態に戻す。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において（３）は回線、（４）は伝送回路、（５）は
第１のパルストランスでこれらは従来のものと同様なも
のである。（１２）は直流電力供給回路で第１のパルス
トランス（５）の中間タップに接続される。直流電力供
給回路（１２）の出力端には伝送信号バイパス用にコン
デンサ（１３）が接続される。（１４）は接続制御回路
で、データ線（７）と伝送回路（４）の接続を制御する
とともに、制御線（８）からのローカルコントローラ選
択信号を伝送回路（４）に出力する。

（９ａ）〜（９ｎ）はそれぞれローカルコントローラ通
信部（２ａ）〜（２ｎ）に設けられる伝送回路、（１０
ａ）〜（Ｉｏｎ）は同じくそれぞれローカルコントロー
ラ通信部（２ａ）〜（２ｎ）に設けられる第２のパルス
トランスで、これらは従来のものと同様の作用を行う。

（１４ａ）〜（１４ｎ）はそれぞれローカルコントロー
ラ通信部（２ａ）〜（２ｎ）に設けられる切り替えスイ
ッチで、ローカルコントローラ通信部（２ａ）内の切り
替えスイッチ（１４ａ）の２つのコモン端子（Ｃ）は前
記回線（３）に接続され、切り替え端子（Ａ）は第２の
パルストランス（１０ａ）に、切り替え端子（Ｂ）は次
段に接続されるローカルコントローラ通信部（２ｂ）内
の切り替えスイッチ（１４ｂ）の２つのコモン端子（Ｃ
）に接続線（１５）で接続される。また切り替えスイッ
チ（１４ｂ）の切り替え端子（Ａ）は第２のパルストラ
ンス（１０ｂ）に、切り替え端子（Ｂ）は次段に接続さ
れるローカルコントローラ通信部（２Ｃ）へと順次接続
される。（１６ａ）〜（１６ｎ）はそれぞれローカルコ
ントローラ通信部（２ａ）〜（２ｎ）に設けられ、接続
線（１５）に流れる直流電流を検出する直流電流検出回
路、（１７ａ）〜（１７ｎ）はそれぞれローカルコント
ローラ通信部（２ａ）〜（２ｎ）に設けられ、それぞれ
のデータ線（１１ａ）〜（ｌｌｎ）と伝送回路（９ａ）
〜（９ｎ）との接続を制御するとともに、ローカルコン
トローラ選択信号の識別、データ送信の終了検出機能を
持つローカル接続制御回路である。（１８ａ）〜（１８
ｎ）はそれぞれローカルコントローラ通信部（２ａ）〜
（２ｎ）に設けられるスイッチ切り替え制御回路で、ロ
ーカル接続制御回路（１７ａ）〜（１７ｎ）からの情報
または、直流電流検出回路（１６ａ）〜（１６ｎ）の検
出出力によって切り替えスイッチ（１４ａ）〜（１４ｎ
）を端子（Ａ）、または端子（Ｂ）に切り替える動作を
行う。

次に、前記実施例の通信システムについてその動作を説
明する。初期状態において、ローカルコントローラ通信
部（２ａ）〜（２ｎ）内の切り替えスイッチ（１４ａ）
〜（１４ｎ）は全て端子（Ａ）側に接続されている。従
って、メインコントローラ通信部（１）とローカルコン
トローラ通信部（２ａ）との通信が可能となっている。

またメインコントローラ通信部（１）内の直流電力供給
回路（１２）の出力電力は第２のパルストランス（１０
ａ）を経由してループ電流として回線（３）に流れ、直
流電流検出回路（１６ａ）は検出出力をスイッチ切り替
え制御口、路（１８ａ）に出力する。この時、データ線
（１１ａ）を介して入力された情報は、伝送回路（９ａ
）で従来と同様に伝送に適した信号フォーマットに変換
され第２のパルストランス（１０ａ）に送出される。そ
して回線（３）を経てメインコントローラ通信部（１）
内の第１のパルストランス（５）に入力され、伝送回路
（４）で受信し、データ線（７）からモニタ操作部へと
情報が伝わる。この情報には発信されたロー−カルコン
トローラの固有番号等ＩＤが付加される。ローカル接続
制御回路（１７ａ）がデータ送信の終了を検出すると、
スイッチ切り替え制御回路（１８ａ）にそれを通知する
。

そしてスイッチ切り替え制御回路（１８ａ）は切り替え
スイッチ（１４ａ）を端子（Ｂ）側に接続するように制
御する。

ローカルコントローラ通信部（２ａ）内の切り替えスイ
ッチ（１４ａ）が端子（Ｂ）側に切り替わると、次に接
続された他のロー−カルコントローラ通信部とメインコ
ントローラ通信部（１）が０ 接続されることになり、同様にデータ送信を開始する。

このように順々に各ローカルコントローラ通信部からデ
ータ送信が行われ、後の接続がないローカルコントロー
ラ通信部（２ｎ）内の切り替えスイッチ（１４ｎ）を端
子（Ｂ）側に切り替えると、今まで流れていたループ電
流がとだえる。

各ローカルコントローラ通信部内の直流電流検出回路は
それをスイッチ切り替え制御回路に通知し、スイッチ切
り替え制御回路は切り替えスイッチを端子（Ａ）側に切
り替えて初期状態に戻る。

またローカルコントローラ通信部に接続された電気錠等
をメインコントローラ通信部から制御する場合は制御先
ローカルコントローラのＩＤを付加して制御情報を各ロ
ーカルコントローラ通信部に同様な方法で順次送信し、
各ローカルコントローラ通信部に設けられたローカル接
続制御回路が自分のＩＤであるかを判断し、自分のＩＤ
である場合はローカルデータ線にその情報を出力する。

また上記実施例ではビル管理システムに川明た場合につ
いて述べたが、メインコントローラ通信部と複数のロー
カルコントローラ通信部とからなり時分割でデータの送
受信を行うシステムであれば適用できる。

［発明の効果］ 以」二のように、この発明によればメインコントローラ
通信部と複数のローカルコントローラ通信部とからなる
通信システムにおいて、切り替えスイッチによりメイン
コントローラ通信部に順次ローカルコントローラ通信部
を切り替え接続しているので、メインコントローラ通信
部と複数のローカルコントローラ通信部とを接続する回
線を１つで構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による通信システムを示す
ブロック図、第２図は従来の通信システムを示すブロッ
ク図である。 図中、（１）はメインコントローラ通信部、（２ａ）〜
（２ｎ）はローカルコントローラ通信部、（３）は回線
、（４）は伝送回路、（５）は第１のパルストランス、
（７）はデータ線、（８）は接続線、（９ａ）〜（９ｎ
）は伝送回路、（１０ａ）〜（１０ｎ）は第２のパルス
トランス、（１１ａ）〜（１１ｎ）はデータ線、（１２
）は直流電力供給回路、（１４ａ）〜（１４ｎ）は切り
替えスイッチ、（１６ａ）〜（１６ｎ）は電流検出回路
、（１７ａ）〜（１７ｎ）はローカル接続制御回路、（
１８ａ）〜（１８ｒｘ）はスイッチ切り替え制御回路を
示す。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伝送回路と第１のパルストランスを有するメインコント
   ローラ通信部と同じく伝送回路と第２のパルストランス
   を有する複数のローカルコントローラ通信部とを回線接
   続してなる通信システムにおいて、回線に流れる直流電
   流を検出する電流検出回路と、データ送信の終了を検出
   するローカル接続制御回路と、このローカル接続制御回
   路からのデータ送信終了検出によりメインコントローラ
   通信部に接続されるローカルコントローラ通信部を順次
   切り替え、前記電流検出回路の出力により初期状態に戻
   る切り替えスイッチッチとを具備したことを特徴とする
   通信システム。