JPS6210704Y2 - - Google Patents

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JPS6210704Y2
JPS6210704Y2 JP6958079U JP6958079U JPS6210704Y2 JP S6210704 Y2 JPS6210704 Y2 JP S6210704Y2 JP 6958079 U JP6958079 U JP 6958079U JP 6958079 U JP6958079 U JP 6958079U JP S6210704 Y2 JPS6210704 Y2 JP S6210704Y2
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JP
Japan
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diaphragm
back cover
watch
piezoelectric element
protrusion
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JP6958079U
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JPS55170688U (ja
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  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子時計の音響装置構造に、関する
ものである。
第1図は、圧電ブザーを備えた従来の音響装置
付腕時計の要部断面図である。1はチタン材又は
ステンレス鋼等の材質から成る振動板であり、該
振動板1にはチタン酸ヂルコン鉛から成る圧電素
子2が接着固定されており、振動板1の外周部1
aは裏蓋3の内径と係合している。4は時計モジ
ユール13からの鳴り信号と圧電素子2に伝える
ための電気的接続部材であり、振動板1は電源の
プラス側に接続されており、鳴り信号により発生
した音は、裏蓋3に設けた放音孔3aから外部に
伝えられている。
又、電池5は、時計モジユール13に固定され
た固定電池押エ6と電池5の径方向にスライド可
能な可動電池押エ7により押えられており、可動
電池押エ7を電池外径から外して電池5を斜めに
する事により電池5の着脱を行うように構成され
ている。
しかし、時計に落下等の衝撃が加わると、振動
板1が裏蓋3側へ変形し、場合によつては塑性変
形してしまう事があつた。又さらには、落下等の
衝撃により電池5が振動板1側へ浮き上り、その
結果として振動板1の変形及び圧電素子2の接着
剥れ、破損等の危険がある為、電池押エ6,7と
振動板1との隙を大きくしなければならず、時計
が厚くなるという欠点があつた。
本考案の目的は、振動板の形状を新規な形状に
するという簡単な操作により、前記欠点を解消し
ようとするものであり、以下図面に基づき説明す
る。
第2図、第3図は本考案実施例の要部断面図及
び裏蓋と振動板の関係を表わす平面図である。振
動板1には、時計モジユール方向に突出した第1
の突出部1b、電池5と平面的に重なる裏蓋方向
に突出した第2の突出部1c、裏蓋3と係合する
外周の突起部1dが絞り加工により一体成形され
ており、圧電素子2が接着固定されている。前記
モジユール側への突出部1bは、圧電素子2の接
着位置決め部となり、又絞り高さ8を圧電素子2
よりも高くし、時計モジユール13との隙9を微
少量持たせる事により、裏蓋3の放音孔3aから
水圧等の外圧力が印加された時に前記突出部1b
が時計モジユール13に当接し、振動板1への圧
力を時計モジユール13と共同して受ける為に振
動板1の変形が無くなり、この結果、圧電素子2
の接着剥れ、破損等の危険性も解消される。又、
裏蓋側への突出部1cを設けて裏蓋3との隙10
を微少量持たせることにより、時計の落下等の衝
撃で振動板1が裏蓋3側へ変形しようとしても、
前記突出部1cと裏蓋3とが当接して振動板1の
変形を微少量に押え、圧電素子2の接着剥れ、破
損等の危険性を解消している。又さらに、時計の
落下等の衝撃で電池5が振動板1へ突き上げて
も、上述と同様に振動板1と圧電素子2への悪影
響を防止できるので、当然の如く電池押エ6,7
と振動板1との隙を小さくでき、時計の薄型化が
可能となるメリツトも生じる。
ここで裏蓋3と振動板1との隙11は、振動板
1の突出部1cと裏蓋3との隙10よりも多く取
つてあるが、これは振動板1が振動する時、即ち
鳴り音が発生する時に必要な空間であり、隙11
を小さくして行くと振動板1の振幅が小さくな
り、鳴り音も小さくせざろう得ないという相関関
係がある。又、振動板1の振動部面積を大きくし
た方が大きな鳴り音が得られ、振動板1が他部材
と接触すると振動が他部材に吸収され、想定した
音がでないという問題があり、その為に前記振動
板1の突出部1b,1cは各々時計モジユール1
3と裏蓋3に接触しないように各々隙9,10を
設けており、当然の事ながら隙9,10は、前記
外力による振動板1への変形等の関係から微小隙
にした方が良い。
なお、上述の実施例においては、裏蓋3の内径
と係合すべく振動板1の外周に設けた複数の突出
部1dの1部を裏蓋3に設けたコジアケ部3bに
合せて組み付ける事により、時計モジユール13
と振動板1、振動板1と裏蓋3との位置合せマー
クが必要無くなり、コストダウンも可能となつて
いる。又裏蓋3に設けられるコジアケ部3bの位
置は裏蓋3に刻印等により表示される製造社名、
材質、コード番号等の方向により決定されてお
り、ケース12への組み込みも前記表示部の方向
を決めて押し込まれている。又、上記の実施例で
は振動板1に、時計モジユール13側へ突出する
突出部1bも設けられているので、前述のごとく
水圧等の外圧を受けても振動板1の変形等を防止
することも可能となる。
以上述べたように本考案によれば、振動板の一
部に、裏蓋の方向に突出した突出部を設けること
により、時計に外部衝撃等の外力が加わつて振動
板が裏蓋側へ変形しようとしても、突出部が裏蓋
に当接して振動板の変形を防止でき、且つ圧電素
子の接着剥れ、破損等を無くすことができる。又
振動板の突出部は絞り加工等で容易に形成できる
ので、低コストで加工することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音響発生部の断面図、第2図、
第3図は本考案の実施例を示す音響発生部の断面
図及び平面図である。 1……振動板、1b……時計モジユール側への
突出部、1c……裏蓋側への突出部、1d……外
周突出部、2……圧電素子、3……裏蓋、3b…
…裏蓋のコジアケ部、5……電池。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計の裏蓋と時計モジユールとの間に、振動板
    に圧電素子を固着して構成された圧電式音響装置
    を配設して成る電子時計において、前記振動板の
    一部に前記裏蓋の方向に突出した突出部を設け、
    且つ前記突出部を通常携帯時には前記裏蓋と接触
    しないように、該裏蓋に対して所定の間隙を介し
    て配設し、時計に外部衝撃等の外力が加わること
    で前記振動板が前記裏蓋側へ変形するのを、前記
    突出部が前記裏蓋へ当接することで防止すること
    を特徴とする電子時計の音響装置構造。
JP6958079U 1979-05-25 1979-05-25 Expired JPS6210704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6958079U JPS6210704Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6958079U JPS6210704Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55170688U JPS55170688U (ja) 1980-12-08
JPS6210704Y2 true JPS6210704Y2 (ja) 1987-03-13

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ID=29303393

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JP6958079U Expired JPS6210704Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25

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JPS55170688U (ja) 1980-12-08

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