JPS62104875A - 着色熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

着色熱可塑性樹脂組成物

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JPS62104875A
JPS62104875A JP61215605A JP21560586A JPS62104875A JP S62104875 A JPS62104875 A JP S62104875A JP 61215605 A JP61215605 A JP 61215605A JP 21560586 A JP21560586 A JP 21560586A JP S62104875 A JPS62104875 A JP S62104875A
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    • D06P5/13Fugitive dyeing or stripping dyes
    • D06P5/138Fugitive dyeing or stripping dyes fugitive dyeing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、着色熱可塑性樹脂組成物およびそのような組
成物を製造する方法に関する。特に、本発明はポリアル
キレンオキシ置換した発色団(chroIIlopho
re  group )によって着色された熱可塑性樹
脂組成物に関する。
[従来の技術] 熱可塑性樹脂組成物は、染料(dyes)または顔料(
pigments)を樹脂に添加することによって着色
されることはよく知られている。そのような染料または
顔料は、普通、乾燥粉末、マスターバッチ、樹脂コンセ
ントレート、または、低分子量液体担体中の分散として
使用される。特に顔料を使用して着色された熱可塑性樹
脂組成物は、しばしば不透明であり、染料の使用によっ
て与えられるような色彩の光沢を欠くことがある。しか
も、染料を使用して得られるのと同じ着色力を達成する
ためには、通常、相当多くの顔料が必要とされる。
顔料の使用は更に、取り扱い、貯蔵、配合(incor
poration )およびカラーブレンディングで問
題を生じる可能性がある。
色彩の無光沢性、低い着色力、および、ある適用では望
ましくない不透明性などの顔料に固有の欠陥の幾つかは
、重合体に可溶な染料(polymer−solubl
e  dyes)を使用することによって克服できる。
重合体に可溶な染料を使用して着色された熱可塑性樹脂
組成物は、従って、改良された透明度、光沢のある色彩
および高い着色力を更に包含する生成物を与える。しか
し、重合体に可溶な染料を使用することによって、染料
移 行(migration )の問題、および、着色した
熱可塑性樹脂からの染料の溶媒抽出さえも起こることが
ある。これらの問題は、ポリエチレン、ポリプロピレン
、可塑化したポリ塩化ビニルなどのガラス転移温度の低
い、軟質樹脂や同様の性質の他の樹脂では、特に激しい
(P 1astics  Coa+poundIng1
984/ 85  Redbook、  pp、  5
0−68 ; M odernP 1astics  
E ncyclopedia 、  Colorant
s、 1984/85. p 、 [106を参照)。
これらの問題のために、重合体に可溶な染料を、そのよ
うな樹脂に使用することは一般に勧められていず、実際
には、製造者がそのような樹脂系の使用に勧める染料は
、はとんどない。
熱可塑性樹脂の着色に重合体染料(po+ymeric
dyes)を使用する試みが行われてきた。しかし、こ
れらの染料は製造が困難であり、また、熱可塑性樹脂中
への配合も困難である(これらの染料の製造に関しては
、米国特許第4477835号(M 1tra。
assigned  to  3 M  Corp )
を参照)。
[発明の概要] 本発明によって、熱可塑性樹脂の着色に関連する多くの
問題および従来技術の着色熱可塑性樹脂生成物に関連す
る多くの欠陥が、除去または克服される。従って、通常
の染料と比較して、本発明によって使用される着色剤は
、典型的には、色彩の移行および熱可塑性樹脂からの着
色剤の溶媒抽出が著しく、かつ、驚く程に減少されてい
る傾向を示す。これらは、一定のポリオレフィン、ポリ
塩化ビニルなどの一般に低いガラス転移温度を有する樹
脂や他の同様な樹脂において特に顕著に観測される。更
に、顔料と比較して、また、多分幾つかの通常の染料と
比較してさえも、改良された透明度と着色力が達成でき
る。
最後に、本発明の熱可塑性樹脂組成物に使用される着色
剤は、必要であれば、温度と圧力の周囲条件で液相で提
供できる(もちろん本発明は液相着色剤に限定されるも
のではないが)。液相で提供できるので、取り扱い、貯
蔵、配合およびカラーブレンディングが改良されること
を含めて、実際の使用で多くの加工上の利点を提供でき
る。
従って、本発明は、熱可塑性樹脂とポリアルキレンオキ
シ置換発色団の形の着色剤とを包含する着色熱可塑性樹
脂組成物であって、この着色剤が、この熱可塑性樹脂を
着色するのに十分な少量でこの熱可塑性樹脂中に供給さ
れている着色熱可塑性樹脂組成物を提供する。
[発明の詳細な説明コ 本発明で使用される熱可塑性樹脂は、当業界で性質が本
質的に熱可塑性であることが知られている広い範囲の合
成樹脂および合成樹脂組成物を含む。「熱可塑性」とい
う語は、ここでは通常の意味で使用され、「加熱すると
き軟化または融解し、冷却するとき再び硬くなる性質を
有する」樹脂を意味する(Webster’s  5e
venth  CollegiateDictiCol
le 、 G&CMerriaiCo 、 、 198
5を参照)。熱可塑性樹脂は、その本質的な物理的およ
び化学的の両方の特質の点から明白に熱硬化性樹脂と区
別される。「熱硬化性」という語も、ここで通常の意味
で使用され、「加熱または硬化させるとき永続的に硬質
となる性質を有する」樹脂を意味する 使用できる熱可塑性樹脂系は、例えばポリエチレン、線
状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン
などのポリオレフィン重合体や、エチレン、プロピレン
および/またはブチレンから製造される共重合体の広い
範囲にわたる。本発明によって使用される他の熱可塑性
重合体には、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、セ
ルロースアセテート、セルロースアセテートブチレート
およびセルロースアセテートプロピオネートなどのセル
ロース樹脂、ポリメチルメタクリレートなどのアクリル
樹脂、スチレンアクリロニトリル、ポリスチレン、ポリ
カーボネート、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレ
ン(以下、ABSと略称)、ナイロン6とナイロン86
などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、特に
グリコール変性ポリエチレンテレフタレートおよびボリ
ブチレンテレフタレートなどのポリエステルなどがある
上に述べたように、本発明の熱可塑性樹脂は着色して提
供される。着色剤は最も広くポリアルキレンオキシ置換
発色団として記述される。この一般的な型の着色剤は、
(K uhnに対する)米国特許第3157863号明
細書(ここに参照として挿入される)に開示されたよう
に過去には不堅牢色(fugltlve  color
 )として使用されてきた。本発明によって使用される
着色剤は、他にも、米国特許第3927044号明細書
(ここに参照として挿入される)に記述されるようなト
リフェニルメタン型のアルカリ安定性の着色剤がある。
本発明の組成物と方法で使用される更に他の着色剤の種
類には、米国特許第4167510号律輪婁明細書(こ
こに参照として 挿入される)に開示されるようなエステルをキャップさ
れた( ester  capped)ポリアルキレン
−オキシ着色剤がある。そのような着色剤は、1〜5の
キャップされたポリアルキレンオキシ単位(unit)
を有する一つの有機発色団を包含し、分子中の全アルキ
レンオキシ単位は2から約300までである。そのポリ
アルキレンオキシ単位のアルキレン部分は2から約4ま
での炭素原子を含む。
着色剤の性質は、使用する特定のキャップ部分、少なく
とも一つのイオン性の基の有無、および、着色剤中にあ
る全アルキレンオキシ単位数に依存して変化させること
ができる。
本発明によって使用される更に他の種類の着色剤として
は、(K el lerらの゛)米国特許第44003
20号明細書(ここに参照として挿入される)に開示さ
れたものがある。この着色剤は次の式で表わされる。
式中、Rはメタートルイデン(toluidene )
 、メタ−アミノフェノール、アニリンまたはジメトキ
シアニリンから選ばれ、AはN、O,SまたはCO2か
ら選ばれ、アルキレンオキシ構成要素のアルキレン基は
2から約4までの炭素原子を含み、nは2から約300
までの整数、mは、Aが0゜SまたはC02のときは1
、AがNのときは2であり、Xは1から約5までの整数
、積n”m”xは2から約400までである。
最近、本発明の熱可塑性樹脂組成物で使用される一般的
な型の着色剤が、(Crossらの)米国特許第428
4729号明細書に記述されるように、熱硬化性樹脂の
着色に使用されることが見い出された。
クロスらの発見に関して重要なことは、着色剤が重合体
分子に、典型的には熱硬化性重合体が形成されるポリ付
加反応の間に、化学的に結合されることである。更にク
ロスらの着色剤は、重合体または樹脂の周囲に[化学的
に相溶性 (coIIlpatible) Jな型のものであると
一般的に考えられている。これと対照的に、本発明によ
る着色剤は、着色剤が重合体分子に化学的に結合できる
反応性の基が本質的に存在しないように、前もって形成
されている重合体を包含する樹脂系に、実際には配合さ
れる。更に、ポリアルキレンオキシ置換発色団は、その
ような着色剤の性質を最もよく知っている者に、一定の
熱可塑性樹脂系の周囲、例えばポリオレフィンの場合に
は、それは典型的には非極性または疎水性の周囲である
、そのような周囲に本質的に非相溶性であると考えられ
てきた。それで、そのような着色剤がその極性のために
、ポリアルキレンオキシ基は一般的に親水性の性質であ
る、そのような熱可塑性樹脂系の着色に使用されるのは
、ますます驚くべきことである。
着色剤の発色団は広く変化させることができ、かつ、当
業界で染料または顔料として特徴づけられる化合物を含
むことができる。実際に使用される基は、例えば望まし
い色彩と色彩堅牢度特性に大きく依存する。発色団は、
窒素、酸素、硫黄などの適当な連結部分を通して少なく
とも一つのポリアルキレンオキシ置換基と結合してもよ
い。発色団は、例えば、ニトロソ、ニトロ、アゾ(モノ
アゾ、ジアゾ、トリアゾ、テトラキサゾ、ポリアゾ、ホ
ルマザン(formazan) 、アゾメチンおよびそ
れらの金属錯体を含む)、スチルベン、ジアリールメタ
ン、トリアリールメタン、キサンテン(xanthen
e) 、アクリジン、キノリン、メチン(ポリメチンを
含む)、チアゾール、インダミン(inda■1ns)
 、インドフェノール、アジン、チアジン、オキサジン
、アミノケトン、ヒドロキシケトン、アントラキノン(
アントラピラゾリン、アントロン、アントラピリドン、
アントラピリミジン、フラバントロン、ビラントロン、
ベンズアントロン、ペリレン、ペリノン、ナフタリミド
(naphthall@lde ) 、および、アトラ
キノンに形式的に関連する他の構造を含む)、インジゴ
イド(チオインジゴイドを含む)、および、フタロシア
ニン発色団である。本発明の組成物で使用される着色剤
の製造には、アゾ、アントラキノン、トリアリールメタ
ンおよびメチン染料ラジカルが特に有効である。
本発明の組成物で使用される着色剤の発色団は、少なく
とも一つのポリアルキレンオキシ基で置換される。発色
団に結合するそのような基としては、ポリアルキレンオ
キシドおよびその共重合体などの重合体エポキシドが典
型的である。着色剤を提供するために使用される典型的
なポリアルキレンオキシドおよびその共重合体は、1か
ら約4までの炭素原子を含有するアルキレンオキシド単
量体から製造されたものを含む。例えば、ポリエチレン
オキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリブチレンオキ
シド、それら(ポリエチレンオキシド、ポリプロピレン
オキシドおよびポリブチレンオキシド)の共重合体、お
よび、重合体置換基の大部分がポリエチレンオキシド、
ポリプロピレンオキシドおよび/またはポリブチレンオ
キシドであるブロック共重合体を含む他の共重合体であ
る。更に、そのようなポリアルキレンオキシ基は、約1
32から約10,000まで、好ましくは約176から
約5000までの範囲の平均分子量を有する。
着色剤は通常は熱可塑性重合体に化学的に結合していな
くてもよいので、組成物中での着色剤の適切な機能づけ
に関する限りにおいては、ポリアルキレンオキシ基の末
端基の正確な化学的同一性は重要ではないことは、理解
されなければならない。このことを考慮して、一定の最
も好ましい着色剤は、一定の複数の末端基が同一とされ
るところで定義される。末端基についてのそのような細
かい説明は、本発明の゛広い具体例をいずれの仕方にお
いても制限するものとして解釈されるべきではない。そ
のような最も好ましい具体例によれば、着色剤は次の式
で表わされる。
R(A[アルキレンオキシ 構成要素)nR1]ml 
x式中、R−Aは有機発色団、AはN、、O,Sまたは
C02からなる群から選んだこの有機発色団中の連結部
分であり、アルキレンオキシ構成要素のアルキレン部分
は2から約4までの炭素原子を含む。nは2から約23
0までの整数、mはAが01S%CO2のときは1、A
がNのときは1または2である。Xは1から5までの整
数、nとXとmとの積(nΦmex)は2から約230
までである。R,は、次の式で表わされる基、 からなる群の構成物と、この群のそれぞれの構成物のス
ルホン酸エステルおよび硫酸エステルである。式中、R
2はH1約20の炭素原子を含有するアルキルラジカル
、または、約20の炭素原子を含有するカルボキシ末端
アルキルラジカルであり、jとkはOH,OMまたはO
R3である。ここで、Mは、カチオン部分であって、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、例えばニッケルなどの
遷移金属、または、アンモニウムである。式中のR3は
、約20までの炭素原子を含有するアルキルラジカルで
ある。
上に述べたように、着色剤は、その樹脂に望ましい程度
の着色を与えるのに十分な少量を、熱可塑性樹脂中に使
用される。実際に使用される量は、望ましい色の深みに
加えて、使用する発色団の着色力および着色剤の全体の
分子量、例えば発色団にポリアルキレンオキシの鎖長を
加えたもの、に依存する。典型的には、使用される着色
剤の量は、樹脂組成物の全重量を基準にして、約 0.0001重量%から約5重量%まで、好ましくは約
0.001重量%から約3重量%までである。
他の通常の添加剤も本発明の樹脂組成物中に存在してよ
い。例えば、そのような添加剤は、可塑剤、酸化防止剤
、安定剤、泗滑剤、難燃剤、成核剤および当業者によっ
て容易に認められる他の添加剤を含む。一般的に、着色
剤はこれらの通常の添加剤とはほとんどまたは全く逆相
互作用をしないことが観測されてきた。
着色剤は適切に使用する場合は樹脂の透明度を減じない
ので、そのような樹脂の透明度を改良する添加剤が、着
色され優れた透明度をも共に有する樹脂生成物を得るた
めに、ここに記述するように着色剤と共に使用されるこ
とが特に望ましいことが見い出された。この点に関して
有効であることが見い出された一つの特定の添加剤の種
類は、置換ベンジリデンソルビトールを含むベンジリデ
ンソルビトールである。これについては、米国特許第4
018118号(Haa+ada 、 et  at、
 、  E、 C。
Che++1cal)、米国特許第4371845号(
M ahal’l’ey 。
Mllllken  Re5earch  Corpo
ra、tlon)および特許昭53−117044号 
(K obayashi、 et  al、 。
N ev  J apan  Chemical )の
それぞれの明細書に記載されている。これらの特許は全
てここに参照として挿入される。
一つまたは複数のポリアルキレンオキシ基を発色団に結
合させる任意の適切な方法が、本発明の着色剤を製造す
るために使用できる。例えば、ここに参照として挿入さ
れる米国特許第3157083号明細書に述べられてい
る方法が使用できる。着色剤の特定の色は選ばれた特定
の発色団に主に依存する。多様な色彩(colors 
 and  5hades)が二つまたはそれ以上の着
色剤をブレンドすることにより得られる。着色剤は実質
的に同一の溶解度特性、これは重合体鎖の性質によるも
のである、を有する重合体物質であるので、本発明の着
色剤のブレンドは容易に行うことができる。従って、着
色剤は一般に他方に対して溶解性であり、一般に互いに
完全に相溶性でもある。
例えば、本発明の着色剤は、1級アミノ基を含む染料中
間体を対応する重合体化合物に変換し、生成の化合物を
使用して分子中に発色団を有する化合物を生成すること
により、製造される。アゾ着色剤の場合には、これは、
1級芳香族アミンを適当な量のアルキレンオキシドまた
はアルキレンオキシドの混合物と、ここでアルキレンオ
キシドはエチレンオキシド、プロピレンオキシドなどで
ブチレンオキシドでさえ使用できる、当業界でよく知ら
れている方法によって反応させ、それから、生成の化合
物を芳香族アミンのジアゾニウム塩と結合させることに
より行われる。トリアリールメタン類の着色剤を製造す
るためには、上述のようにアルキレンオキシドと反応さ
せた芳香族アミンを芳香族アルデヒドと縮合させ、生成
の縮合生成物を酸化させてトリアリールメタン着色剤を
形成させる。製造の容易さ、色彩の光沢並びに多数の色
調(5hades)を利用できることから、アゾ、メチ
ン、トリアリールメタンおよびアントラキノン着色剤が
好ましいが、他の多くの着色剤が既知の方法によって製
造される。
本発明の方法によれば、着色剤は熱可塑性樹脂中へ、他
の添加剤をそのような樹脂中に配合するために使用され
る方法などの通常の方法を使用して配合される。例えば
、着色剤は、樹脂が可塑化または溶融状態にあるとき、
典型的には例えば成形、押出し、吹込成形などによって
重合体が最終的な形に形成される工程に先だって、樹脂
に単に添加されることにより、樹脂中に配合される。例
えば、着色する熱可塑性樹脂がポリオレフィン樹脂であ
るときには、その方法は、ポリアルキレンオキシ置換し
た発色団を包含する着色剤を、予備押出しされペレット
化された樹脂上にタンプリングするか、または、押出し
の前に樹脂粉末に混合することによって、直接に溶融重
合体に添加することにより行われる。それから、重合体
は通常の方法、すなわち着色されないポリオレフィン樹
脂に対するのと同じ方法で、成形または押出しされる。
これらの方法に関しては適当な文献に詳細に記述されて
いる。
その代わりに、最初に、適切な樹脂またはビヒクル(v
ehicle )中の着色剤のコンセントレートを製造
することができる。そのようなコンセントレートは適切
な高い割合の着色剤を含有できる。
コンセントレートは必要に応じて、液体、粉末やペレッ
トなどの固体の形をとることができる。これらのコンセ
ントレートは、当業界でよく理解されているように、そ
の後、熱可塑性樹脂中に配合される。
本発明の方法と組成物で使用される着色剤は、一つの実
施例としては液相であってもよい重合体着色剤である。
従って液相である場合は、それらは、適当な溶媒または
分散媒中の溶液または分散の形ではなく、溶媒を含まず
溶融されて熱可塑性樹脂へ添加される。明らかに固体に
比べて液体は一定の加工上の利点を有している。更に、
必要であれば、液体は溶融重合体に直接添加でき、従っ
て余分な溶媒または分散剤を含まなくてよい。従ってこ
の方法は、最終の熱可塑性樹脂生成物に普通でなく、か
つ、有利な性質を与える。その代わ゛りに、しかし、着
色剤を少量の樹脂に相溶性の溶媒または分散剤と予備混
合して、一定の加工上の利点を得ることもできる。
[具体例] 次の具体例は本発明を説明するものであるが、本発明の
範囲を制限するものではない。本発明の範囲は特許請求
の範囲によってのみ定められる。
具体例中の部および%は特に断わらない限り、全て重量
によるものである。
例1 185.4部の2−クロロ−4−(メチルスルホン)ア
ニリンが、205.5部の硫酸と535部の水との冷た
い(40℃以下)混合物に添加された。1.6部の2−
エチルヘキサノールが添加され、その後、37(L5部
の40%ニトロシル硫酸がゆっくりと添加された。温度
は添加の間中ドライアイス/イソプロパツール浴を使用
して0℃以下に維持された。
溶液は約1.5時間撹拌された。それから、過剰のニト
リド(n1trite )は全部で10部のスルファミ
ン酸をゆっくりと添加することによって破壊された。ニ
トリドが存在しないことはデンプン−ヨウ化物指示紙を
使用して決定された。生成の黄色溶液は1グラム当り0
.827 ミリモルの活性ジアゾニウム塩を含んでおり
、使用されるまで0℃以下の温度で保管された。
アニリンの10モルエトキシレートの31.5ミリモル
が50部の水と混合された。それから、上記のジアゾ溶
液の30ミリモル(47,8部)が撹拌されなからゆっ
くりと添加された。温度は砕いた氷を添加して20〜3
0℃に維持された。溶液は少なくとも1時間放置され、
その後、50%の水酸化ナトリウム水溶液の添加によっ
て中和された。このようにして得られた混合物は50ミ
リモルの塩化メチレンを用いて抽出された。塩化メチレ
ン抽出物は等量の水で二度洗浄され、塩化メチレンは減
圧下で除去され生成物が得られる。
上述の一般的な方法を使用して一連の関連した着色剤が
製造された。着色剤の一般化した構造を次に示す。着色
剤はより詳細に次の第1表と第2表に定義されている。
式中のR1−R5は第1表と第2表に説明されている。
液体生成物は50mノの塩化メチレンを用いる抽出によ
って単離された。塩化メチレン抽出物は等量の水で二度
洗浄され、それから、減圧化で蒸発されて乾燥され、生
成物を与える。結晶性の生成物はろ過により単離され、
水を用いて洗浄された後、エタノール/水から再結晶さ
れた。
第1表に示した着色剤は、本発明の組成物で使用される
着色剤(1〜17)間および第2表の18〜21に示す
それらの通常染料と等価のものとの比較のために製造さ
れた。第1表の着色剤は全て室温で液体であり1.一方
、第2表のものは固体である。
比較データは例■0と例1Bに示されている。
次の略記が表中で使用されている。EO−エチレンオキ
シド、PO−プロピレンオキシド、Et−エチル、Ac
−アセチル。また、2/ 15/ 5などの斜線で区切
られた数値は、モルEO1モルPO1モルEOを示して
いる。特に断わらない限り、ポリアルキレンオキシ基の
末端は水酸基であ5゜ 第1表 番号 RX    R2R3R4R5平均分子量I  
CH3SO2C7H4EO4852”     ”  
  〃2EO/2PO5133〃    〃   〃 
 2EO/4POB294   〃    〃   〃
  2EO/6PO7455〃〃〃10EO749 5//     //   CH,//       
7(i37   〃    〃   H2EO/8PO
8618〃”   CH321515921 9〃〃H2EO/10PO977 10〃〃”   2/1G/3   110911NO
2H〃20E0     112012  CH3SO
2CI  CH32/10/3   112313  
  〃”    ”   2/10/6   1255
14〃zz    H2/1515   148715
    〃〃CH32/14/8   157518 
   〃〃〃20EO/20PO238317〃〃H2
O0EO91O9 第2表 番号 R,R2R3R,R5平均分子量18  CH3
SO2CJ!HCH333719//     // 
  CH3CH335120〃    〃   H2E
O39721//     //   CH35411
例2 15m)の2N炭酸ナトリウム(0,03モル)が15
m1の水と混合された。それから、5.19部のスルフ
ァニル酸(0,03モル)と30mノのIN亜硝酸ナト
リウム(0,03モル)とが溶液に添加された。別の容
器に、37.5mノの2N塩酸CO,075モル)と3
0部の氷とを混合した。この混合物が5〜10℃に冷却
された。炭酸ナトリウム/水/スルファニル酸/亜硝酸
ナトリウム混合物が撹拌されなから冷たい塩酸溶液にゆ
っくりと添加された。温度は添加の間10℃を超えなか
った。白い沈澱を含む混合物を冷却しなから5分間反応
させた。その後、スルファミン酸が過剰のニトリドを破
壊するために添加された。これはデンプン−ヨウ化物紙
で調べられた。
アニリンの10モルエトキシレート(0,035モル)
と50部の水とが、温度を5〜lO℃に制御されなから
上で製造されたジアゾ混合物にゆっくりと添加された。
混合物は、添加終了後、少なくとも1時間放置された。
それから、反応混合物は50%水酸化ナトリウム水溶液
を用いて中和され、溶媒は減圧下で除去された。20m
 lのイソプロパツールが残渣に添加され、混合物は5
分間還流加熱された。
それから、この混合物はろ過され、望ましくない塩を除
去された。その後、溶媒が減圧下でろ過物から除去され
、希望する生成物が得られた。
発色団におけるイオン性の基の存在の重要性を示す例1
0と例15の比較データを得るために、上記の製造方法
を使用して一連の着色剤が製造された。
次の一般構造を有する着色剤が製造された。
このようにして製造された着色剤を次の第3表に示す。
この表中の着色剤は全て液体として得られた。
第3表 番号 R,R2R3R,R5平均分子量I  5O3−
Na”  HH4EO4522〃    〃  〃  
2EO/4P05983   〃    〃  〃  
2EO/6PO7144〃〃CH32EO/6PO72
8 5〃〃1110E0732 6   〃    〃  ll  21515  89
07    〃//H2EO/l0PO9488”  
   ”   ”   2/10/3   1[178
911/1CH32/10/3109210   ” 
    ”   H20E0    115811  
 ”     /lCH320EO11721211/
I//2/10/6122413   ”     ”
   H2/1515  145814   ”   
  ”  CH32/14/8  154415〃/l
//20EO/20PO2332例3 例1の#20に記述されている着色剤の0,5グラムが
15m I!のテトラヒドロフランに溶解された。
1滴のピリジンと0.27グラムの炭酸ナトリウムとが
この溶液に添加された。それから、0.0025モルの
塩化デカノイルが添加され、生成の混合物が蒸気浴中で
静かに加熱された。反応の進行は薄層クロマトグラフィ
ーを使用して監視された。反応終了後、テトロヒドロフ
ランは蒸気浴中で蒸発され、生成のろう質量体は50m
 、i?の塩化メチレンに溶解された。塩化メチレン溶
液は等容積の水、5%重炭酸ナトリウム水溶液、再び水
で洗浄された。それから、塩化メチレンは減圧下で除去
され、希望する生成物が得られた。
本発明の組成物に使用される着色剤に含まれるポリアル
キレンオキシ置換基を、分子量の等しいアルキル置換基
で置換するときの効果を示す例10の比較データを得る
ために、一連の着色剤が製造された。次の一般構造の一
連の着色剤が製造された。
この方法で製造された着色剤を第4表に示す。
第4表 番号  R1R2R3R6R7平均 分子量 I  5O3−Na”  HHCH348225O2C
H3CI! 〃 C3H75383tt      /
/   //  C9H1870B例4 アニリンの10モルエトキシレートの 160グラムが
スルファミン酸60グラムと共に窒素下で140℃で6
時間加熱された。生成物は冷却され、50mノのメタノ
ールで希釈された。過剰のスルファミン酸はろ過によっ
て除去された。ろ過物は48グラムの水酸化ナトリウム
水溶液を用いて中和され、過剰の水、メタノールおよび
アンモニアは減圧下で除去された。生成のガラス質の固
体は100グラムの水の添加により液化された。それか
ら、この中間体は例2に記述した方法を用いて、平均分
子量953の次の構造の着色剤に変換された。
0=Ω=0 この物質は、末端の基が熱可塑性樹脂中の着色剤の性能
(perforiance )に及ぼす効果を示す例1
Oと例15の比較データを得るために使用された。
例5 例3に示した方法を使用して、第1表の#14に記述し
た着色剤の0.00125モルを塩化アセチル0.00
25モルと反応させ、次の生成物を得た。これは平均分
子量が1571であることが測定された。
0=ψ;0 この着色剤は、末端の基の置換が本発明の組成物に使用
される着色剤に及ぼす効果を更に説明する例1Oの比較
データを得るために使用された。
例6 米国特許第4137243号明細書の例1(ここに参照
として挿入される)に説明されている方法を使用して、
次の一般構造を存する一連の着色剤が、キニザリンと適
当なポリアルキレンオキシ脂肪族アミンとから製造され
た。このようにして製造された着色剤は液体として得ら
れ、次の第5表に示されている。
(’)     T−IN−R,−R,−R,。
Q      IIIN   L(6Kg   l(1
(1これらの着色剤と例7、例8、例9に記述されてい
る着色剤は、本発明の組成物に使用される着色剤の製造
において、広い範囲の発色団を使用できることを示すた
めに製造された。
第5表 平均 番号    R,R,R,。  分子量I  CH2C
H2CH32EOOH5302CH2CH(CH3) 
 2POC11H231!043     〃    
   2PO/4EOC4H99244”      
  9PO/IEOCH3014045〃3PO/19
EO〃2204 6     〃32PO/3EO〃4204帆1 例1に記述された方法を使用し、2−アミノ−6−メド
キシベンゾチアゾールのジアゾニウム塩を適切なポリア
ルキレンオキシアニリンとカップリングさせることによ
り、次の一般構造を有する一連の着色剤が製造された。
この方法により製造された着色剤は液体として得られ、
次の第6表に示されている。
第6表 番号  R,R5平均分子量 1   4EO480 210EO724 32EO/8P0  83G 4   20E O11134 例8 米国特許第4507407号明細書の例1(ここに参照
として挿入される)に記述された方法を使用し、2−ア
ミノ−3,5−ジシアノ−4−メチルチオフェンのジア
ゾニウム塩を適切なポリアルキレンオキシアニリンとカ
ップリングさせることにより、次の一般構造を有する一
連の着色剤が製造された。
この方法により製造された着色剤は液体として得られ、
次の第7表に示されている。
第7表 番号  R,R5平均分子2 1   10E O707 22EO/8PO819 320E○      1147 例9 l−(p−トリル)−3−メチル−5−ピラゾロンとp
−アミノベンズアルデヒドの10モルエトキシレートと
が等モル量で混合され、110°Cで加熱された。反応
の進行は341ナノメータの紫外吸光度ピークの消失を
観測することにより監視された。加熱はこのピークが消
失するまで続けられた。
更に精密な試験(work −up)は必要でなかった
次の一般構造を有する着色剤が製造された。
製造された着色剤は液体として得られ、第8表に示され
ている。
第8表 番号  R,R5平均分子量 1   5EO511 210EO731 315E O951 420EO1171 邑す 上記の例1から例9により製造された着色剤のポリプロ
ピレン単重合体からの抽出性を測定する試験が行われた
。まず、米国特許第4507407号明細書の例9(こ
こに参照として挿入される)に詳述された方法を使用し
て、試験する着色剤の明度(color  value
 )がDI定された。一定の熱可塑性樹脂の着色に利用
されることが報告されている幾つかの市販の染料が比較
のためにこの研究に含められた。着色剤間の着色力の差
異を補正するために、使用するそれぞれの着色剤の重量
が明度に従って次式を使用して調整された。
22.9/明度 −使用する重量 適当な重量の試験する着色剤が、1000グラムのバー
キュリーズ()t ercules )プロファックス
(P rorax@)) 8301ポリプロピレン単重
合体ペレットに添加された。それから、混合物は、着色
剤がベレット表面に確実に均一に分布するように20分
間ドラムタンプリングされた。着色剤が固体または半固
体の場合には、まず、着色剤は均一な溶液を生じるため
に必要な最小量のメタノールに溶解され、その後、樹脂
ベレットに添加された。着色されたベレットは、428
’ Fで50ミルと85ミルの二つの水準の厚さの3イ
ンチX2インチのブラックに射出成形された。
これらのブラックはソックスレー抽出器中に置かれ、ア
セトンで8時間抽出された。抽出物はそれぞれ容積が1
0(1m)になるまで濃縮され、抽出物の吸光度がベッ
クマンDU−7分光計を使用して測定された。分光計は
未着色のブラックの抽出物を使用して零点調整され、4
00と 700ナノメ一タ間の最大吸光度が記録された
。その後、抽出された着色剤のパーセントが次式を使用
して計算された。
式中、CWはブラック中の着色剤の重量である。
この数値は、ブラックの重量に1グラムの樹脂当りに使
用された着色剤の量をかけて得られた。
第9表と第1O表はポリアルキレン置換基の組成および
分子量が着色剤の抽出性に及ぼす効果を示している。
第9表 EO/PO平均  樹脂1000 g 着色剤  含有量     分子量 当りの重量 明度
 抽出%例1#1 4EO4850,4254J  3
.5例1#2 2EO/2PO5130,4353,1
2,8例1#3 2EO/4PO6290,4947,
22,3例1#4 2EO/6PO7450,8137
,61,7例1#5 10EO7490,5839,8
0,9例1#6 10EO7B3  0.54  42
4 1.1例1#7 2EO/8PO8810,673
4,41,3例1#8 21515   921  0
.88  33.8 1.2例1#9 2EO/l0P
O9770,8028,81,2例1#L0 2/10
/3  1109  0.90  25.8 0.8例
1#1120EO11221,5215,00,5例1
#12 2/10/3  1123  0.82  2
7.8 1.0例1.#13 2/10/6  125
5  1.00  22.9 0.8例1#14 2/
1515  1487  1.08  21.2 1.
1例1#15 2/14/8  1575  1.18
  19.5 1.2例1#IB 20EO/20P0
 2363  1..94  11.8 0.2例1#
17200 EO910913,631,70,2第1
0表 EO/PO平均  樹脂1000 g 着色剤  含有量     分子量 当りの重量 明度
 抽出%例6#1 4E0     530  1.5
3  15.0 1.6例6#2 4PO8041,8
012,75,9例6#3 4PO/8EO9241,
9012,13,2例6#4 18Po/2EO140
43,097,41,9例6#5 6PO/38E0 
2204  4.87   4.7 1.2例6#6 
64PO/6EO42049,982J  1.0例7
#1 4EO4600,2689,93,8例7#2 
10EO7240,4057,21,4例7#3 2E
O/8PO83B   0.45  50.8 2.2
例7#4 20EO11640,6734J  O,8
例8#1 10EO7070,4749,10,8例8
#2 2EO/8PO8190,5244,5L、8例
8#3 20EO11470,7729,10,4例9
#1 5E0    511  0.36   B4.
0 5.0例9#2 10EO7310,8038,6
2,5例9#3 15EO9510,7530,51,
9例9#4 20EO1171L、02  22.4 
1.7このデータから、より親水性の高いエチレンオキ
シ基を相対的により高い割合で含むポリアルキレンオキ
シ置換基は非抽出性に関してはより良い性能を有する傾
向にあること、および、分子量の増加が非抽出特性を改
良する傾向があることは明白である。
第11表は上記と同じ条件下での溶媒抽出に関する通常
の重合体溶解性染料の性能を示したものである。
第11表 E O/P O樹脂1000 g 着色剤  含有量  当りの重量 色彩 抽出%例1#
18  −−   0.38   オレンジ 19,9
例1#19  −−   0.35   〃20.4溶
媒赤135−−   1.00    赤    5.
7溶媒青130−−   0.40    青   1
4.9溶媒黄141.−−   0.70    黄 
  16.1表から容易に分かるように、これらのポリ
アルキレンオキシを含まない着色剤は非抽出性に関して
ポリアルキレンオキシ着色剤はどには良い性能を有しな
い。
第12表は、この試験の条件下で抽出したときのポリア
ルキレンオキシ含有の着色剤と構造と分子量が類似する
アルキル誘導体との比較を示している。
第12表 EO/PO平均  樹脂1000 g 着色剤  含有量     分子量 当りの重量 明度
 抽出%例1#2 2EO/2PO5130,4353
,12,8例3#2 アルキル    538   0
.81   37.8 12.5例1#5 10EO7
490,5839,80,9例3#3 アルキル   
 706   0.5B    40.9  7.4こ
の試験の条件下で、ポリアルキレンオキシ置換基を含む
それらの着色剤はアルキル置換基を含む等分子量の着色
剤よりはるかに良い性能を有することが分かる。
第13表は種々の末端基が着色剤抽出性に及ぼす効果を
示している。この試験の条件下では、抽出性の末端基組
成への依存は全く観測されなかった。
第13表 E O/P Ow111!1000g 着色剤  含有量   末端基   当りの重量 抽出
%例1#5 10EOOHO,581,0例3  10
EO5O3−Na”  0.92  0.8例1#14
 2/1515 0H1,081,1例4   2/1
515  Ac       1.15  0.9最後
に、この試験の条件下では例2に記述されたアニオン性
着色剤は測定可能な抽出を示さず、この性質の発色団が
非常に有利である可能性を示している。
例11 例10に定義された試験が熱可塑性樹脂としてダウケミ
カル(D ow  Chcvlcal )ダウレックス
(DoνIex■) 2517線状低密度ポリエチレン
を使用して繰り返された。試験された着色剤は次の第1
4表にあげたものである。この表は通常の重合体溶解性
の染料と本発明に使用した着色剤との比較を示している
。抽出は4時間までに限られた。
第14表 EO/PO樹脂1000 g     抽出着色剤  
含有量   当りの重量 色彩 %例1#1g   −
−0,38オレンジ 36.0例1#19 −−   
0.35   〃49.4例1 l13  2/10/
6 1.00   l13.0溶媒赤 135 −− 
   1.00   赤   202例8 #  3 
   20E OO,79紫      1.9溶媒青
IO−−0,40青   41.0室温に2週間室いた
後、ポリアルキレンオキシ置換されていない着色剤を含
むブラックには表面に簡単にこすり落とされる着色剤の
目に見える層ができた。ポリアルキレンオキシ置換され
た着色剤を含むブラックは外観上の目に見える変化を示
さなかった。
例12 例1Dに定義された試験が熱可塑性樹脂としてUSlケ
ミカル(U S I  Chemical )ペトロテ
ン(P etrothene ) N 20g低密度ポ
リエチレンを使用して繰り返された。試験された着色剤
は次の第15表にあげたものである。抽出は8時間行わ
れた。
再び、通常の重合体溶解性の染料との比較が含まれてい
る。
第15表 EO/PO樹脂1000g     抽出着色剤  含
有量   当りの重量 色彩 %例1#18  −−−
    0.36  オレンジ 52.9例1#19 
 −−   0.35   〃80.3例1 l13 
 2/10/6 1.00   〃2.5溶媒赤135
 −−    1.0(l   赤   46.2例9
#4    20EO1,02黄      3.7溶
媒黄141−−    0.7   l’    51
.1例11と同様に、通常の重合体溶解性の染料を含む
ブラックでは染料移行の目に見える証拠があったが、ポ
リアルキレンオキシ含有の着色剤を用いて着色されたブ
ラックにはなかった。
例13 例10に定義された試験が熱可塑性樹脂としてアモコ(
A moco)高密度ポリエチレンを使用して繰り返さ
れた。試験された着色剤は次の第16表にあげたもので
ある。抽出は8時間行われた。再び、幾つかの通常の重
合体溶解性の染料が比較のために含まれている。
第16表 EO/PO樹脂1000 g     抽出着色剤  
含有量   当りの重量 色彩 %例1#18  −−
    0.36  オレンジ 29.4例1#19 
−−   0.35  723.5例 1  l13 
    2/10/6   1.00      ノ/
         0,3溶媒赤135 −−    
1.00   赤   1B、7例7#4  20EO
O,G7   〃0.4例14 例10に定義された試験が熱可塑性樹脂としてハ[F] 一キュリーズ プロファックス S A −841ポリ
プロピレン共重合体を使用して繰り返された。試験され
た着色剤の数は次の第17表にあげたものである。抽出
は8時間行われた。幾つかの通常の重合体溶解性の染料
が比較のために含まれている。
第17表 EO/PO樹脂tooo g     抽出着色剤  
含有量   当りの重−色彩 %例1#18  −− 
   0.38  オレンジ 50,3例1#19 −
−   0.35  〃50.4例1 #13  2/
10/6 1.00   〃7.0溶媒赤135 −−
    1.00   赤   9.4例6 #  1
             1.00    青   
   3,6例15 例1Oに定義された試験が熱可塑性樹脂としてG。
F、グツドリッチ(G、  F、  Goodrich
 )ゼオン(Geono) 83457柔軟(flex
ible)ポリ塩化ビニルを使用して繰り返された。試
験された着色剤は次の第18表にあげたものである。抽
出はアセトンの代わりにヘキサンを用いて4時間行われ
た。
ヘキサンは抽出物から除かれ、その後、抽出物は100
m1のメタノールに溶解された。このメタノール溶液は
分光計で測定された。幾つかの通常のポリアルキレンオ
キシを含まない染料が比較のために含まれている。
第18表 EO/PO樹脂1000 g     抽出着色剤  
含有量   当りの重量 色彩 %例1 #13  2
/10/6 1.00  オレンジ 2.9例2#5 
 10EOO,72〃0.8例7 # 4    20
E OO,87赤      0.8溶媒赤135 −
−    1.00   赤   47.6例8 # 
3    20E OO,79紫      1.8例
6 #  1    4 E OL、00    青 
     3,1溶媒青13(1−−0,40青   
32.5例9 # 4    20E O1,02黄 
     2,7溶媒黄141 −−    0.70
   黄   19.7例4    10EOO,92
〃’    0.9例11および例12と同様に、通常
の染料で着色されたブラックは着色剤の表面への移行の
目に見える証拠を示したが、ポリアルキレンオキシ含有
の着色剤を用いて着色されたブラックではなかった。
例16 例10に定義された試験が熱可塑性樹脂としてイースト
マン(E asta+an)テナイト(T enite
■)ブチレー1− 264 E−37200−MHセル
ロースアセテート ブチレートを使用して繰り返された
試験された着色剤の数は次の第19表にあげたものに限
られた。抽出はアセトンの代わりにヘキサンを用いて8
時間行われた。ヘキサンは抽出物から除かれ、その後、
抽出物は100m、i’のメタノールに溶解された。こ
のメタノール溶液は分光計で測定された。
第19表 EO/PO樹脂1000g     抽出着色剤  含
有量   当りの重量 色彩 %例1 #13  2/
10/6 1.00  オレンジ 0.1例7  # 
4    20E OO,1li7    赤    
  0.0溶媒赤135 −−    1.00   
赤   5.0例8 # 3   20E OO,79
紫      0.4例6 #  1    4  E
 OL、00    青      0.0溶媒青13
0 −−    0.40   青   65例9 #
 4    20E O1,02黄      0.4
溶媒黄141 −−    0.70   黄    
4.4例17 9960グラムのバーキュリーズ プロファックス[F
]6501ポリプロピレン単重合体と、lOダラムのチ
バガイギ−(Ciba  G eigy)社からのイル
ガノックス(I rganox■) 1010と、10
グラムのステアリン酸カルシウムと、20グラムのミリ
ケンケミカル(MNIjken  Chemcl )社
からのミラド(Millad■) 3940透明剤との
混合物がブレンドされ、それから、400 ” Fで押
出された。ペレット化された樹脂の1000グラムに例
1の#17で製造した着色剤1.0グラムが添加された
。生成の混合物は着色剤がペレット表面に均一に分布す
るまで20分間ドラムタンプリングされた。それから、
混合物は428°Fで50と85ミルの二つの水準の厚
さを有する2インチェ3インチのブラックに射出成形さ
れた。得られたブラックは均一に着色され、優れた透明
度を有していた。19%の曇り度が得られた。
例18〜例24 これまでの例で説明されたポリアルキレンオキシ置換着
色剤が、本発明が広く利用できることを示すために種々
の熱可塑性樹脂中に配合された。
次の方法が使用された。熱可塑性樹脂(ペレットまたは
結晶)の1000グラムにこれまでの例で説明されたポ
リアルキレンオキシ置換着色剤1.0グラムが添加され
た。この混合物は着色剤を樹脂表面に均一に分布させる
ために20分間ドラムタンプリングされた。それから、
混合物は特定の樹脂を加工するために、次の第20表に
報告されている温度で3インチx2インチのブラックに
射出成形された。この方法で優れた色彩均一性を有する
光沢のある着色されたブラックが得られた。着色剤はこ
れらの樹脂の透明度に対して不利益な効果はほとんどま
たは全く有していなかった。未着色の樹脂が普通に透明
である例では、着色した樹脂は優れた透明度を示した。
使用した樹脂と着色剤を第20表に示す。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂とポリアルキレンオキシ置換された
    発色団の形の着色剤とを包含する着色された熱可塑性樹
    脂組成物であって、この着色剤が上記の熱可塑性樹脂に
    着色を提供するのに十分な少量で上記の熱可塑性樹脂中
    に与えられている熱可塑性樹脂組成物。
  2. (2)発色団が、ニトロソ、ニトロ、アゾ、ジアリール
    メタン、トリアリールメタン、キサンテン、アクリデン
    、キノリン、メチン、チアゾール、インダミン、インド
    フェノール、ラクトン、アミノケトン、ヒドロキシケト
    ン、スチルベン、アジン、オキサジン、チアジン、アン
    トラキノン、フタロシアニンまたはインジゴイド発色団
    から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の着色された樹
    脂組成物。
  3. (3)上記の着色剤のアルキレンオキシ置換基がポリア
    ルキレンオキシドまたはポリアルキレンオキシドの共重
    合体から選ばれ、その重合置換基のアルキレン部分が2
    から約4までの炭素原子を含有し、そのような重合置換
    基が約132から約10,000までの分子量を有する
    特許請求の範囲第2項記載の着色された樹脂組成物。
  4. (4)上記の樹脂が、ポリオレフィン重合体と共重合体
    、ポリスチレン、ポリカーボネート、ABS、ポリ塩化
    ビニル、ポリ塩化ビニリデン、セルロース樹脂、アクリ
    ル樹脂、ポリアミドおよびポリエステルから選ばれる特
    許請求の範囲第1項記載の着色された樹脂組成物。
  5. (5)上記の樹脂がポリオレフィンである特許請求の範
    囲第4項記載の着色された樹脂組成物。
  6. (6)上記のポリオレフィンが、ポリエチレン、線状低
    密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレンおよ
    びエチレン、プロピレンおよび/またはブチレンから製
    造された共重合体から選ばれる特許請求の範囲第5項記
    載の樹脂。
  7. (7)上記の樹脂がポリ塩化ビニルとポリ塩化ビニリデ
    ンから選ばれる特許請求の範囲第4項記載の着色された
    樹脂組成物。
  8. (8)上記の発色団が、アゾ、アントラキノン、トリア
    リールメタンおよびメチン発色団から選ばれる特許請求
    の範囲第1項記載の着色された樹脂組成物。
  9. (9)上記の熱可塑性ポリオレフィン樹脂の透明度を改
    良するのに十分な量で、ジベンジリデンソルビトールと
    置換されたジベンジリデンソルビトールから選んだ透明
    剤を更に包含する特許請求の範囲第5項記載の着色され
    た樹脂組成物。
  10. (10)熱可塑性樹脂を着色する方法であって、この樹
    脂が溶融状態にあるときに、この熱可塑性樹脂に着色を
    提供するのに十分な少量でポリアルキレンオキシ置換さ
    れた発色団の形の着色剤を、上記の樹脂中に配合する工
    程を包含する熱可塑性樹脂の着色方法。
  11. (11)上記の発色団が、ニトロソ、ニトロ、アゾ、ジ
    アリールメタン、トリアリールメタン、キサンテン、ア
    クリデン、キノリン、メチン、チアゾール、インダミン
    、インドフェノール、ラクトン、アミノケトン、ヒドロ
    キシケトン、スチルベン、アジン、オキサジン、チアジ
    ン、アントラキノン、フタロシアニンまたはインジゴイ
    ド発色団から選ばれる特許請求の範囲第10項記載の方
    法。
  12. (12)上記の着色剤のアルキレンオキシ置換基がポリ
    アルキレンオキシドまたはポリアルキレンオキシドの共
    重合体から選ばれ、その重合置換基のアルキレン部分が
    2から約4までの炭素原子を含有し、そのような重合置
    換基が約132から約10,000までの分子量を有す
    る特許請求の範囲第11項記載の方法。
  13. (13)上記の樹脂が、ポリオレフィン重合体と共重合
    体、ポリスチレン、ポリカーボネート、ABS、ポリ塩
    化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、セルロース樹脂、アク
    リル樹脂、ポリアミドおよびポリエステルから選ばれる
    特許請求の範囲第10項記載の方法。
  14. (14)上記の樹脂がポリオレフィンである特許請求の
    範囲第13項記載の方法。
  15. (15)上記のポリオレフィンが、ポリエチレン、線状
    低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレンお
    よびエチレン、プロピレンおよび/またはブチレンから
    製造された共重合体から選ばれる特許請求の範囲第14
    項記載の方法。
  16. (16)上記の樹脂がポリ塩化ビニルとポリ塩化ビニリ
    デンから選ばれる特許請求の範囲第13項記載の方法。
  17. (17)上記の発色団が、アゾ、アントラキノン、トリ
    アリールメタンおよびメチン基から選ばれる特許請求の
    範囲第13項記載の方法。
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