JPH06505295A - ポリエステルカラーコンセントレートで着色された熱可塑性ポリマー - Google Patents

ポリエステルカラーコンセントレートで着色された熱可塑性ポリマー

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JPH06505295A
JPH06505295A JP4506449A JP50644992A JPH06505295A JP H06505295 A JPH06505295 A JP H06505295A JP 4506449 A JP4506449 A JP 4506449A JP 50644992 A JP50644992 A JP 50644992A JP H06505295 A JPH06505295 A JP H06505295A
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クルタック,ジェームズ ジョン,シニア
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ベル,ウィリアム ポール
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イーストマン ケミカル カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリエステルカラーコンセントレートで着色された熱可塑性ポリマー 技術分野 本発明はポリマー化学の分野に属する。更に詳しくは、本発明は着色ポリエステ ルで着色された熱可塑性ポリマーに関する。
背景技術 熱可塑性ポリマーが顔料又は溶剤染料を添加することによって着色できることは よく知られている(例えば、Thomas G、 Weber纒、プラスチック スの着色(Coloring of Plastics)、 John Wil ey andSons、 New York、 1979年参照)。しかしなが ら、顔料を使用することは、不透明性、色の曇り、低い着色強度等のような望ま しくない性質を伴う。また、不溶性の顔料を熱可塑性樹脂と均一にブレンドする 際の困難性に遭遇する。また溶剤染料は熱可塑性ポリマーを着色するために有用 であり(K、 Venkataramani!、合成染料の化学(The Ch emistry of 5ynthetic Dyes)、第8巻、Acade mic Press。
New York、 1978年)、これは改良された透明性、色相の明るさ及 び高い着色強度を有する組成物を与えるが、着色された熱可塑性樹脂からの染料 泳動、抽出等を生じる。これらの問題点は、低いガラス転移温度を有するポリ塩 化ビニル、ポリエチレン及びポリプロピレンのような可撓性ポリマーを着色する ために溶剤染料を使用するとき特別の関心事である。
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリウレタン又はポリエチレンイミン主鎖を 存する溶媒可溶性非抽出性重合体アミノトリアリールメタン染料を製造し、これ をポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン及びポリ(メタクリル酸メチル)のよう なアクリルポリマー等のようなポリマー中に、溶媒ブレンド法により含有させる ことができることも知られている〔米国特許第4.477、635号(1984 年)〕。ポリマーを含有する非着色中間体芳香族アミンを製造しなくてはならず 、次いでこのポリマー構造中の芳香族アミンを更にジアリールケトンとオキシ塩 化燐のような縮合触媒の存在下で不活性有機溶媒中で反応させることによってア ミノトリアリールメタン単位に変えなくてはならないので、これらの重合体着色 化合物を製造する際に困難に遭遇する。反応性基を含むアミノトリアリールメタ ンを共重合させることによって一工程で着色ポリエステル組成物を作る試みは、 多分トリアリールメタン発色団の熱的不安定性のために一般的に失敗する。これ らの従来開示された重合体アミノトリアリールメタン組成物はまた、劣った光に 対する堅牢度を有しており、高温溶融ブレンドのより有利な方法を経て熱可塑性 ポリマーを着色する際に使用するために必要な熱安定性を有していない。
特にポリマーオレフィンのプラスチックスを、テレフタル酸、イソフタル酸又は 両方の残基を含有する低融点の架橋した着色ポリエステル組成物、低分子量トリ メチロールアルカン、即ち1. 1. 1−トリメチロールプロパン及び共重合 性着色剤(この着色剤は0.1〜25重量%のレベルで存在する)で着色するこ とができることが更に知られている〔米国特許第4.116.923号(197 8年)〕。しかしながら、温度、真空の程度、存在させる着色剤のレベル及び反 応時間に関する極度の注意が、同一品質の架橋し着色したポリエステル組成物を 再生産することを試みるために必要であるので困難に遭遇する。更に、これらの 着色ポリエステル組成物は脆く低融点であり、高レベルの着色を作るために十分 な量で添加するとき熱可塑性樹脂の物理的性質の劣化を起こすであろう。これら の従来開示されたポリマーの製造に於ける重要なことは、着色するポリマー中へ の適当な溶解度特性を有する低融点ポリマーを得るために低重合度を得ることで ある。しかしながら、このことを行なうために、着色剤は共重合することはでき ず、それで特に高レベルで添加したとき、望ましくない抽出性の着色剤になる。
最後に、ポリマー及び着色剤の物理的混合物からなるカラーコンセントレー)  (color concentrate)を使用して熱可塑性ポリマー材料を着 色することも知られている。しかしながら、ポリエステル、例えば、ポリ(エチ レンテレフタレート)及びそのブレンド物のようなポリマー材料を着色するため にこのような物理的混合物を使用することは、次のような多くの問題点を示す。
(1)着色したポリマーベレットの乾燥の間の着色剤の移動、(2)押出の間の 着色剤の泳動並びにフィルム破断及び清浄化のための停止を起こし得るダイ上の 着色剤の蓄積等。このような着色剤の移動及び蓄積は、他の色のポリマーを同じ 装置で続いて処理するとき、時間の消費及び困難な清浄になる。
(3)例えば、特別の濃淡を得るために2種又はそれ以上のカラーコンセントレ ートを使用するとき、着色剤がよく混合しないかも知れない。
(4)着色したポリマー材料を貯蔵する間に着色剤が拡散又は滲出するかも知れ ない。
更に、公知のカラーコンセントレートを作るために着色剤と混合したポリエステ ルのようなポリマー中にオリゴマー物質が存在すると、加工の間の装置汚染の問 題が生じる。
上記のように、無機及び低分子量有機化合物がポリマー材料のための着色剤とし て広く使用されている。色の適当な組合せにより、殆ど全ての色を作ることがで きる。しかしながら、この着色系で、着色剤とポリマーとの間の化学的非相溶性 並びに多くの着色剤の発癌性及び/又は毒性を含む問題がある。ポリエステル及 びポリエステルとポリカーボネートとのブレンドの射出成形に於ける特別の関心 事は、ウェルドライン(weld 1ine)で退色した黒い筋が出ることであ る。ウェルドラインは進行する溶融物の前面が出会うときは常に射出成形部分で 形成される。この問題は暗赤色及び暗緑色を望むとき特に厳しい。この退色した ウェルドラインは美的な応用では許容できないので、これらの材料は複数ゲート が必要な大きな部品ではしばしば使用することができない。
発明の概要 本発明は、約1〜約50重量%の1種又はそれ以上の熱的に安定な共重合性着色 剤が共重合されている1種又はそれ以上のポリエステルカラーコンセントレート を着色剤としてブレンドした、ポリエステル類、ポリオレフィン類、ポリカーボ ネート類、セルロースエステル類、ポリウレタン類、ポリアミド類等のような熱 可塑性ポリマーに関する。このポリエステルカラーコンセントレートは、無定形 、部分的結晶性又は高度結晶性であってよく、粉末又はペレット形状で存在して いてよい。非泳動性又は非抽出性の着色剤が必要な種々の最終用途で有用なプラ スチック組成物を作るために、これらの従来の方法により熱可塑性ポリマー中に 含有することができる。
即ち、着色された熱可塑性ポリマーの均−性及び安定性は、色が均一であり、従 来の顔料で着色した熱可塑性ポリマーで典型的に見られる非常に目に見えるウェ ルドラインを作らない成形された又は形成された着色熱可塑性物品を提供する。
これらの熱可塑性ブレンド物は、目に見えるウェルドラインを生ずることなく、 成形できるので、これらはレクリエーション車及び実用車ハウジング及び自動車 ボディーパネルのような大きな部品の射出成形に特に有用である。
発明の詳細な説明 本発明は、その中に共重合された約1〜約50%の1種又はそれ以上の熱安定性 の共重合性着色剤を共重合した1種又はそれ以上の着色されたポリエステル組成 物を着色剤としてブレンドした、熱可塑性ポリマー組成物に関する。即ち、この ような着色剤は、熱可塑性ポリマー材料の押し出し又は注型のために必要な高温 度の間に、抽出、浸出、泳動、滲出又は昇華しないであろう。熱可塑性材料を着 色するために有機顔料及び油溶染料を使用することに関して、これらの着色物質 の成るものは潜在的な発癌物質であり、接触皮膚炎を起こすので、厳しい毒性問 題がある。(Federal Register (1988年7月15日)  ; Plastics World (1990年10月号、49−54頁)  、 ACTADerm、 Venerol、、 5uppl、1987年、 1 34巻、95−97頁;S、 Fregert著Manual of Cont act Dermatitis、 Munkgard Denmark (第2 版、1981年)〕。
本発明の全体的な目的は、分子着色剤が浸出性、昇華性、抽出性でなく、又は熱 可塑性ブレンドから泳動若しくは滲出により除去されず、そうして人露出に関す る毒性問題を最小にする着色された熱可塑性ブレンドを提供することである。本 発明の他の目的は、優れた光沢、透明性及び日光に対する堅牢度、高い熱安定性 、優れた着色剤の均一性を有し、未着色の熱可塑性材料の望ましい物理的性質を 通常維持する、危険でない着色熱可塑性組成物を提供することである。本発明の 他の目的は、熱可塑性ポリマーとブレンドし、成形して目に見えるウェルドライ ンの無い熱可塑性ブレンドを与えることができる着色剤材料を提供することであ る。
従って、本発明は、1種又はそれ以上の着色ポリエステルか混合され、該着色ポ リエステルが、少なくとも1.0重量%の1種又はそれ以上の式■の熱安定性二 官能性着色剤化合物を共重合して含む、熱可塑性ポリマーを提供する。
一般的に、このような熱安定性二官能性着色剤は、式:%式%() (式中、rcol Jは熱安定性有機着色剤の残基であり、そしてXはポリエス テル反応性基、即ち、ポリエステルが製造される少なくとも1種のモノマーと反 応性である基である)により表わすことができる。特に、式(I)の化合物は出 願中の米国特許出願第07/604.311号(ここに引用することによりその 内容を本明細書に含める)に記載されているものである。
米国特許出願第07/604.311号により提供される粉末着色剤組成物は、 微粉末形態で、組成物の全重量基準で少なくとも1重量%、更に典型的には少な くとも5重量%の、熱安定性二官能性着色剤化合物の残基を共重合して含む半結 晶性ポリエステルからなる。この粉末組成物はポリマー鎖中に食前された着色剤 残基を有しているので、着色剤は浸出性でも、昇華性でも又は抽出性でもなく、 組成物から滲出又は泳動しない。この着色剤組成物は、化粧品、スキンクリーム 又はローション、石鹸、毛染め剤、ワックス、光沢剤、コーティング剤、塗料、 無衝撃印刷用トナー、インキ等のような広範囲の種々の製品に使用することがで きる微粉末状の着色した微結晶性ポリエステル粉末の形態であり、これは人体に より容易に吸収される毒性の分子への露出が非常に最小限になるので人に対して 安全である。
即ち、この着色剤組成物は毒物学的心配が明かである広範囲の種々の応用に於い て有用である。この濃縮材料は、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド 、セルロースエステル、ポリウレタン、ポリオレフィン等を含む広範囲の種々の 熱可塑性組成物に、従来の溶融又は溶液ブレンド技術により色を与えるために使 用できる。a=発明のポリマーカラーコンセントレートを使用するとき、毒性の 心配に関する着色剤問題は大きく克服される。
このようにして提供される粉末着色剤組成物は、ポリエステルカラーコンセント レート、好ましくは無定形又は部分的結晶性ポリエステルカラーコンセントレー トを有機溶媒に溶解し、それから着色剤組成物を比較的均一なサイズ、例えば、 約10〜50ミクロンの粒子からなる微粉末状の形態で回収する、溶解−結晶化 −沈澱方法の手段により得ることができる。
この粉末着色剤組成物の製造で使用できるカラーコンセントレートは、少なくと も1.0重量%、好ましくは少なくとも5.0重量%の、少なくとも1種の熱安 定性二官能性着色剤化合物の残基を共重合して含む、結晶性、半結晶性及び無定 形ポリエステルからなる。ポリエステル中の着色剤残基の濃度は、特別のコンセ ントレートが設計される最終用途、使用するポリエステル及びカラーコンセント レートに必要な物理的特性のような要因に依存している。通常、カラーコンセン トレートには約50重量%より多くの着色剤残基は含まれず、約10〜40重量 %の範囲内の濃度が一層普通である。典型的に、ポリエステルカラーコンセント レートは、少なくとも0.20のインヘレント粘度を有し、 (i)1種又はそれ以上のジカルボン酸の残基からなるジ酸成分、(ii) 1 種又はそれ以上のジオールの残基からなるジオール成分及び(ii) 1種又は それ以上の熱安定性二官能性着色剤化合物の残基からなる着色剤成分からなる。
着色剤成分(iii)の濃度及びインヘレント粘度は、重合度及びインヘレント 粘度が、実質的に全ての着色剤化合物がポリマー中に、好ましくは抽出性ではな いポリマー鎖中に反応することを確実にするために十分高い範囲まで相互関連し ている。即ち、例えば、着色剤成分(iii)の濃度が20重量%又はそれより 高いとき、ポリエステルのインヘレント粘度は通常約0.25又はそれより高い 。
ジ酸残基は、テレフタル酸、イソフタル酸、1. 4−シクロヘキサンジカルボ ン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、琥珀酸、グルタル酸、アジピン酸 、セバシン酸、l、12−ドデカンジオン酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸 等のような脂肪族、脂環式又は芳香族ジカルボン酸から誘導されてよい。ポリマ ーの製造に於いて、ジメチル、ジエチル又はジプロピルエステルのようなジカル ボン酸のエステル形成性誘導体からジ酸残基を誘導することがしばしば好ましい 。これらの酸の無水物又は酸ハロゲン化物も実際に使用できる。
上記ポリエステルのジオール成分は、エチレングリコール、1゜2−プロパンジ オール、l、3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、 1,4−ブタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1, 6−ヘキサンジオール、1.10−デカンジオール、l、12−ドデカンジオー ル、■、2−シクロへ牛サンジオール、■、4−シクロヘキサンジオール、1.  2−シクロヘキサンジメタノール、1.3−シクロヘキサンジメタツール、1 ,4−シクロヘキサンジメタツール、2.2,4.4−テトラメチル−1,3− シクロブタンジオール、X、8−ビス(ヒドロキシメチル)−トリジクロー[5 ,2,1,03−デカン(但し、Xは3,4又は5を表わす)並びに主鎖中に1 個又はそれ以上の酸素原子を含むジオール、例えば、ジエチレングリコール、ト リエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、 1. 3−及び1. 4−ビス(2−ヒドロキシエチル)ベンゼン等から選択す ることができる。一般に、これらのジオールには2〜18個の、好ましくは2〜 12個の炭素原子が含まれる。脂環式ジオールがそのシス−若しくはトランス立 体配置で又は両形態の混合物として使用できる。
これらの粉末着色剤組成物を製造できる好ましい無定形カラーコンセントレート は、示差走査熱量測定(DSC)により、ガラス転移温度(Tg)を示し、そし て結晶化点又は融点を示さないか又は微量しか示さない。このような無定形のポ リエステルの例には、二官能性着色剤化合物、テレフタル酸及び/又は2,6− ナフタレンジカルボン酸並びに式: (式中、R1は水素又は非置換若しくは置換のアルキル、シクロアルキル若しく はアリ・−ル基であり、R1は非置換又は置換のアルキル、シクロアルキル又は アリール基である)を有する分枝鎖ジオールの重合により得られるものが含まれ る。好ましい無定形ポリエステルカラーコンセントレートは、約0.2〜0.8 のインヘレント粘度を有し、 (i)少なくとも50モル%の、好ましくは少なくとも80モル%のテレフタル 酸及び/又は2,6−ナフタレンジカルボン酸残基からなるジ酸残基; (ii)少なくとも50モル%の、好ましくは少なくとも80モル%の式 (R’は水素又は低級アルキルであり、R″は低級アルキルである)を有するジ オールの残基からなるジオール残基:及び(iii)熱安定性二官能性着色剤化 合物の残基からなっている。
特に好ましい無定形ポリエステルカラーコンセントレートは、(i)本質的にテ レフタル酸及び/又は2,6−ナフタレンジカルボン酸残基からなるジ酸残基、 (ii)本質的に2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール残基からなるジ オール残基及び(ii) 1種又はそれ以上の着色剤化合物の残基からなる。
粉末着色剤組成物を製造するために適している上記定義したようなその他の無定 形ポリエステルは、無定形ポリエステルを得るための公知の方法に従って、(1 )二種類のジカルボン酸と1種又はそれ以上のジオール、又は(2)二種類のジ オールと1種又はそれ以上のジカルボン酸を使用することにより得ることができ る。75モル%のテレフタル酸残基及び25モル%の1.4−シクロヘキサンジ カルボン酸残基からなるジ酸成分、I、4−ブタンジオール残基からなるジオー ル成分並びに式(丁)の二官能性着色剤化合物の残基からなるポリエステルが、 このようなポリエステルの例である。
この粉末着色剤組成物の製造で有用な部分的結晶性カラーコンセントレートは、 普通、DSCによりガラス転移温度、結晶化温度及び融点を示す。これらの部分 的結晶性ポリエステルコンセントレートは、(i)少なくとも80モル%のテレ フタル酸残基、2,6−ナフタレンジカルボン酸残基、1,3−シクロヘキサン ジカルボン酸残基、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸残基又はこれらの混合 物からなるジ酸残基、(ii)少なくとも50モル%の式: O(CHi)r− O−(但し、pは2〜12、好ましくは4〜12である)を有する残基からなる ジオール残基及び(iii)熱安定性二官能性着色剤化合物の残基からなる。好 ましい部分的結晶性カラーコンセントレートは、少なくとも110°Cの融点を 有し、そして(i)少なくとも80モル%のテレフタル酸残基からなるジ酸残基 、(ii)少なくとも80モル%の1. 4−ブタンジオールの残基からなるジ オール残基及び(iii)着色剤化合物の残基からなる。特に好ましい部分的結 晶性カラーコンセントレートは少なくとも110°Cの融点を有し、そして(i )テレフタル酸残基、(ii) 1. 4−ブタンジオール残基及び(iii) 以下に記載の二官能性着色剤化合物の1種の残基から本質的になる。
ポリエステルカラーコンセントレートは、(i)ジカルボン酸又は好ましくはそ の低級アルキルエステル、(ii)ジオール及び(iii)2個の反応性基を有 する熱安定性着色剤化合物を使用して、従来のエステル化反応又はエステル交換 反応及び溶融重縮合方法によって製造することができる。普通、50モル%過剰 のジオールを使用する。
着色剤化合物は、次に例えば、重縮合工程の開始時又はその間に添加してよいが 、好ましくは、カラーコンセントレート製造の開始時に他のモノマーと一緒に添 加する。着色剤残基の濃度(重量%)は、反応器に入れた全ての成分の重量を合 計し、エステル交換反応及び重縮合の間に除去された成分、例えば、メタノール 及び過剰のジオールの合計を差し引いて決定する。この差はカラーコンセントレ ートの理論的収量を表わす。反応器に入れた着色剤の重量を、理論的重量で割っ て、lOOを掛けて、着色剤残基の重量%を得る。
ポリエステルカラーコンセントレート及びそれで粉末着色剤組成物の製造で有用 な熱安定性二官能性着色剤化合物は、異なった構造型及び/又は種類の広範囲の 種々の着色剤化合物から選択できる。
有用な着色剤化合物の唯一の必要条件は、(1)それがポリエステル重合条件下 で安定であること及び(2)その構造が少なくとも2個のポリエステル反応性置 換基を有していることである。使用できる着色剤化合物の型又は種類の例には、 メチン類、ビス−メチン類、アントラキノン類、2.5−ジアリールアミノテレ フタル酸類、キノフタロン類、チオキサントン類、3H−ジベンズ(f、ij) イソキノリン−2,7−ジオン類(アントラピリドン類)、7H−ジベンズ(f 、ij)イソキノリン−7−オン類(アントラピリジン類)、7H−ベンズ(e )ペリミジン−7−オン類、7−アミノ−2H−1−ベンゾビラン−2−オン類 (クマリン類)、トリフエツジオキサジン類、5,12−ジヒドロキシキサリノ (2,3−b)フェナジン類(フルオリレジン類)、フタロイルピロコリン類、 4−アミノナフタルイミド類、3,6−ジアミツビロメリト酸ジイミド類、ベン ズアントロン類、ナフトC1’、2’、3’ :4,5)キノ〔2゜1−b)キ ナゾリン−5,10−ジオン類、6,15−ジヒドロ−5゜9、14.18−ア ントラジンテトロン類(インダントロン類)、5H−ベンゾ(a)フェノキサジ ン−5−オン類、6H,13H−ピリド[1,2−a : 3. 4−b)ジイ ンドール−6,13−ジオン類、ジインドロー (3,2,1−de−3’ 、 2’ 、1’ −1j) (1,5)ナフチリジン−6,13,−ジオン類、ペ リレン類、ペリノン類、ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸類及び ジイミド類、キナクリドン類並びにフタロシアニン類が含まれる。適当な着色剤 化合物の具体例は、米国特許第3.417.048号、同第3.489.713 号、同第4.080.355号、同第4.088.650号、同第4.049. 376号、同第4、116.923号、同第4.267、306号、同第4.3 59.570号、同第4、403.092号、同第4.594.400号、同第 4.740.581号、同第4、745.173号、同第4.617.373号 、同第4.804.719号、同第4、808.677号及び同第4.892. 922号(これらを引用することによりその内容を本明細書に含める)並びに英 国特許第1.225.566号に記載されている。
上記のように、上記の着色剤化合物は式0式%() (式中、Calは前記の着色剤の型の一つの残基であり、Xはポリエステル反応 性置換基、即ち、ポリエステルが製造されるモノマーの少なくとも1個と反応性 である基である)により表わすことができる。Xが表わす反応性基の例には、ヒ ドロキシ、カルボキシ、エステル基、アミノ、アルキルアミノ等が含まれる。エ ステル基は、式 (式中、R8は非置換又は置換のアルキル、シクロアルキル又は了り−ル基から 選択される) を有するどのような基であってもよい。R″は好ましくは、非置換アルキル、例 えば、−炭素数約8以下のアルキル又はフェニルであり、最も好ましくは低級ア ルキル、例えば、メチル及びエチルである。
R4は水素又はR3について記載したこれらの基から選択される。
反応性基Xは好ましくは、ヒドロキシ、カルボキシ、炭素数約4以下のカルバル コキシ(carbalkoxy)又はアルカノイルオキシ、例えば、カルボメト キシ又はアセトキシである。若し必要であれば、公知の着色剤化合物は、公知の 方法によるXによって表わされる反応性基のそれへの付加により官能性化するこ とができる。
本明細書に記載した粉末着色剤組成物は、(1)少なくとも1.0重量%、好ま しくは少なくとも5.0重量%の少なくとも1種の熱安定性二官能性着色剤化合 物、例えば、式(I)の化合物を共重合して含む半結晶性、又は好ましくは部分 的結晶性若し\は無定形ポリエステルからなるポリ上ステルカフーコンセシトレ ー l−を、不活性有機溶媒に溶解する工程、及び、(2)工程(1)の溶液か ら、半結晶性着色剤組成物を比較的均一なサイズ、例えば、約10〜50ミクロ ンの粒子からなる微粉砕された形態で沈澱させる工程からなる、溶解−結晶化− 沈澱方法により製造できる。
所望ならば、この方法から得られる粉末着色剤組成物の粒子サイズは、従来の粉 砕方法により更に減少させることができる。
典型的に、工程(1)は、ポリエステルカラーコンセントレートが不活性溶媒1 リツトル当たり少な(とも100gコンセントレートの範囲まで可溶性である溶 媒を使用して行なわれる。無定形及び/又は部分的結晶性コンセントレートを溶 解できる溶媒の例には、脂肪族ハロゲン化物、例えば、塩化メチレンのようなハ ロゲン化炭化水素;炭素数3〜約10のカルボン酸アルキルエステル、例えば、 酢酸エチル及び安息香酸メチル:トルエンのような炭化水素:並びにテトラヒド ロフランのようなエーテルが含まれる。本発明者らは、塩化メチレンが特に有効 な溶媒であることを見出した。
必要な溶媒の量は、使用する具体的な不活性溶媒又は不活性溶媒の組合せ、使用 する具体的なポリエステルカラーコンセントレート並びに溶解を行なう温度に実 質的に依存して変化する。典型的に、コンセントレート:溶媒(重量二重量)の 比は、約1=3〜1:15、好ましくは約1:4〜1:8の範囲内である。溶解 工程を行なう温度は、約25°Cから溶媒の沸点までの範囲内であってよい。
この方法の第二工程は、工程(1)の溶液を、溶媒の体積の減少を伴うか又は伴 わないで、即ち、溶液濃縮工程を伴うか又は伴わないで冷却することによって行 なうことができる。他の有用な方法には、蒸留による工程(1)の溶媒の部分的 な又は本質的に完全な除去を伴うか又は伴わないで、着色した半結晶性粉末の結 晶化及び沈澱を起こす混和性の不活性有機液体/溶媒(普通、より高い沸点を存 ゛夕る)を、工程(1)の溶液に添加することが含まれる。工程(1)の溶媒と して塩化メチ1/ン及び[結晶化−誘導」溶媒どして酢酸エチルのような酢酸ア ルキルを使用すると、特に有効であり好ましいことが分かった。
その所期の用途に依存して、この方法により得られた粉末着色剤組成物は、比較 的低分子量のポリエステルオリゴマーを除去するt=めに適当な有機溶媒で抽出 してもよい。オリゴマー抽出溶媒の例には、アセトン、2−ペンタノン、3−メ チル−2−ブタノン、4−メチル−2−ペンタノン、2−ヘキサノン及び5−メ チル−2−ヘキサノンのようなケトン類、ヘキサン、ヘプタン及びトルエンのよ うな炭化水素類、並びにテトラヒドロフランのようなエーテル類が含まれる。好 ましくはないが他の溶解−沈澱方法には、無定形カラーコンセントレートをある 種の溶媒、例えば酢酸エチルに溶解し、これから形態に変化を受けた後、ポリマ ーカラーコンセントレートを沈澱させることが含まれる。
ポリ(エチレンテレフタレート)及びポリ(テトラメチレンテレフタレート)の ような更に結晶性のポリエステルのあるものは、溶解−沈澱方法で高沸点溶媒を 使用することが必要である。このような高沸点溶媒の例には、芳香族モノ−及び ジ−カルボン酸のアルキルエステル類、例えば、安息香酸アルキル及びフタル酸 アルキル;脂肪族ジカルボン酸エステル類ニゲリコールエステル類、例えば、エ チレングリコールジアセテート、ジエチレングリコールジアセテート:芳香族ケ トン類、例えば、アセトフェノン;芳香族オキシド類、例えば、ジフェニルオキ シド;脂肪族カルボキシアミド類、例えば、N、 N−ジメチルホルムアミド: イソホロンが含まれる。安息香酸メチル及びエチレングリコールジアセテートが 、容易に入手でき、いい臭いを育し、ときには芳香族ケトン類で問題である結晶 化の間の色問題を起こさないので特に好ましい。
この方法の一つの面に於いて、粗ポリエステルカラーコンセントレートを製造し 、非常に粗い粉末に粉砕し、次いでこれを高沸点溶媒、例えば、安息香酸メチル と共に加熱して溶解を容易にする。冷却すると、結晶化−沈澱が起こり、攪拌す るためにアセトンのような希釈剤か普通必要である。濾過すると微粉砕された粉 末か得られ、これは結晶化溶媒及び低分子量オリゴマー物質を除去するために洗 浄又は再スラリー化を必要とするかも知れない。
溶解−結晶化−沈澱方法の他の変形に於いて、結晶化はポリエステルカラーコン セントレート製造工程の統合部分として起こり、その場合高沸点結晶化溶媒を、 次に沈澱により粉末として得ることができるカラーコンセントレートの溶液を得 るためにコンセントレートの溶融物に添加する。即ち、ポリエステルカラーコン セントレート粉末が、バッチ処理と共に使用できる手段により粉砕工程を必要と しないで精製された形態で得られる。この態様で使用する溶媒は、通常、少なく とも1.20℃、好ましくは約150〜275°Cの範囲内の沸点を有していな くてはならない。このような高沸点不活性溶媒の例には、安息香酸メチル、安息 香酸ブチル、フタル酸ジメチルのような芳香族モノ−及びジ−カルボン酸の、低 級アルキル、例えば、炭素数約4以下のアルキルエステル類ニゲリコールエステ ル類、例えば、エチレングリコールジアセテート:ジフェニルオキシドのような 芳香族エーテル類;アセトフェノンのようなアルカノイルベンゼン類:及びグリ コールエーテル類が含まれる。
溶解−結晶化−沈澱方法は、無定形及び部分的結晶性ポリエステルカラーコンセ ントレートの形態を多くの点で変える。着色した半結晶性粉末のX線回折分析は 、ポリエステルの結晶化度に於いて著しい増加を示し、無定形ポリエステルコン セントレートは融点を示さないが、半結晶性コンセントレートは普通(殆ど常に )DSCによる融点を示す。重量平均分子量(Mw)は溶解−結晶化−沈澱方法 により増加するか又は変化し無いが、数平均分子量(Mn)は常に増加し、増加 の大きさは、オリゴマー物質が着色した半結晶性ポリエステル粉末から除去され た程度に依存している。着色した半結晶性ポリエステルの多分散性比(Mw :  Mn)は、Mnの増加(Mwが増加するときでも、Mnは更に増加する)のた めに、それが製造されるポリエステルコンセントレートの比よりも常に小さい。
最後に、着色した半結晶性粉末のインヘレント粘度は通常、対応するカラーコン セントレートのインヘレント粘度よりも僅かに高い。
半結晶性ポリエステル粉末の色の多様性は、個々の色、例えば、公知のカラー技 術(N、 0hta、 Photographic 5cience andE ngineering、 15巻、5号、1971年9月〜りO月、399〜4 15頁参照)によるイエロー、マゼンタ及びシアンのような減色法による色を組 み合わせることによって得られる。本発明の実施に於いて、色は半結晶性粉末の 製造の種々の適当な段階で組み合わせることができる。
(a)2種又はそれ以上の共重合性着色剤を、最初の重合反応に添加する;重縮 合反応の完結時に、着色した半結晶性粉末が、上記の溶解−結晶化−沈澱方法を 経て製造される。
(b)2種又はそれ以上の着色した無定形又は部分的結晶性カラーコンセントレ ートを組合せ、次いで溶解−結晶化−沈澱方法を経て着色した半結晶性ポリエス テル粉末に転換する。
(c)2種又はそれ以上の着色した半結晶性ポリエステル粉末を組み合わせ、溶 解−結晶化−沈澱方法を繰り返す。
(d)2種又はそれ以上の着色した半結晶性ポリエステル粉末を公知のブレンド 方法を使用して物理的に混合する。米国特許出願第07/604.311号の着 色したポリエステルは1種又はそれ以上の二官能性着色剤を有してもよく、又は それぞれ1種又はそれ以上の二官能性着色剤を有するポリエステル組成物の混合 物として存在させてもよい。更に、その中に共重合した少な(とも1種の二官能 性着色剤を含む2種又はそれ以上の着色したポリエステルは、その無定形、部分 的結晶性又は半結晶性粉末形態で組み合わせて、公知の方法を使用して熱可塑性 ポリマーに添加することができる。また、当業者によく理解されているように、 着色した半結晶性ポリエステル粉末組成物中に従来の添加物を存在させてもよい 。例えば、このような添加剤には、可塑剤、難燃剤、核生成剤、滑剤、安定剤、 加工助剤、充填剤、酸化防止剤又は二酸化チタンのような乳白剤が含まれる。
本発明の実施に於いてポリエステルカラーコンセントレートとブレンドするため に有用な広範囲の熱可塑性ポリマーは当該分野で公知であり、それにはポリエス テルのホモポリマー及びコポリマー、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート) ;ポリオレフィン、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、線状低密度ポリエ チレン、ポリブチレン並びにエチレン、プロピレン及び/又はブチレンから作ら れたコポリマー;アクリロニトリル、ブタジェン及びスチレンからのコポリマー :スチレン及びアクリロニトリルからのコポリマー;ポリアミド、例えば、ナイ ロン6及びナイロン66ニボリ塩化ビニル:ポリ塩化ビニリデン;ポリカーボネ ート;セルロースエステル、例えば、セルロースアセテート、プロピオネート、 ブチレート又は混合エステル:ポリアクリレート、例えば、ポリ(メチルメタク リレート);ポリイミド:ポリエステル−アミド、ポリスチレン等か含まれる。
本発明に従って、着色ポリエステルは、熱可塑性ポリマー中に、このような樹脂 に他の添加剤を含有させるために使用されるような従来の技術、例えば、溶液又 は溶融ブレンドを使用して含有させる(R,Gachter and H,Mu ller纒、Plastics Additives Handbook。
Hansu Publishers、 New York、 1985年、50 7−533頁、729−741頁、参照)。例えば、着色ポリエステル組成物は 、粉末又はペレットの形でペレット又は粉砕されて粉末の形の熱可塑性樹脂と、 接着促進剤又は分散剤を使用するか又は使用しないでトライブレンドすることが できる。このプレミックスは押出機又は射出成形機で実質的に加工することがで きる。
一般的な問題として、ポリエステルを他の熱可塑性ポリマーとブレンドする試み は、しばしば物理的性質の劣ったブレンドになるこand 5ons、 Inc 、、 New York(1988年)参照)。
しかしながら、本発明は、ブレンドが物理的性質に於いて別々のポリマーと殆ど 違わない着色ポリマー熱可塑性ブレンドを提供する。
勿論、存在する特定の発色団基が、ポリエステル組成物の色(色相士値+彩度) 及び最終的に本発明の熱可塑性ポリマーブレンド物の色(色相(hue)十値( value)十彩度(chroma))を決定するであろう。
大きな範囲の色を、2種又はそれ以上のポリエステル着色剤組成物を着色する熱 可塑性樹脂とブレンドし、次いで注型又は押し出すことにより、又は初め2種又 はそれ以上のポリエステル着色剤組成物を一緒にブレンドし、次いでこれらの予 備混合した材料を着色する熱可塑性ポリマー又はポリマー類とブレンドすること により得ることができる。また、適当なベヒクル中のポリエステル着色剤組成物 の濃縮物を製造することができる。この濃縮物は、液体、ペースト、スラリー又 は固体、例えば、粉末、圧縮粉末、ペレット等の形態であってもよく、熱可塑性 ポリマー(類)中に公知の方法により含有させることができる。
熱可塑性ポリマーを着色するために使用する着色ボ1ジエステル組成物の実際の 量は、共重合された着色剤の固有の着色強度、着色されたポリエステル組成物中 の着色剤の重量%及び所望の濃淡の深さに依存する。典型的には、熱可塑性ポリ マーに添加するポリエステルカラーコンセントレートの量は、最終の熱可塑性ポ 1ツマーブレンド組成物中に重量基準で存在する着色剤残基の全量が、約0.0 01%〜約10%、好ましくは約0.01%〜約5%であるようなものである。
本発明に従って提供される着色熱可塑性ポリマー組成物(ま、厚しλ及び薄いプ ラスチックフィルム、押し出した被覆物及びラミネーション層、プラスチックシ ート、成形プラスチ・ツク物品並び↓こ繊維として有用である。
下記の実験部は、本発明を更に説明するものであるが、本発明の範囲を限定する 意図のものではない。例で特定したインヘレント粘度は、60重量%のフェノー ルと40重量%のテトラクロロエタンとからなる溶媒100m1、当たり0.5 gのポリマーを使用して25°Cで演す定する。例に示す重量平均分子量(Mw )及び数平均分子量(Mn)値(よ、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定す る。融点(よ第−及び/又は第二加熱サイクルで20°C/分の走査速度で示差 走査熱量測定(こより測定し、転移のピークとして記載する。
下記の材料を反応器に装入した。
11、90ボンド(27,8モル)のテレフタル酸ジメチル12.47ポンド( 62,8モル)の1.4−ブタンジオール14、58 gのTi (チタンテト ライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 1.50ボンド(1,42モル)の1.5−ビス(カルボキシアニリノ)アント ラキノン ジャケット付き反応器に、窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮器を取り付け、 ジャケットを通して循環させるオイルにより加熱した。反応器に連続的に窒素を パージしながら、反応器の内容物を2時間かけて180°Cに加熱した。温度を 180℃で30分間維持し、次いで30分間かけて200°Cに上昇させた。温 度を200℃で30分間維持し、次いで20分間かけて220°Cに上昇させた 。次の90分間で温度を230°Cに上昇させ、圧力が4000 ミクロンHg に低下するまで真空をかけた。
反応器内容物を230°C及び約4000 ミクロンHg圧力で30分間維持す ることによって重縮合を完結させた。次いで反応器を窒素で加圧して、反応器の 内容物を水中に押し出した。押し出したポリマーをウィリー(Wiley)ミル 中で約3mmの粒子サイズまで粉砕することにより粒状にし、次いで真空下に8 0°Cで4時間乾燥した。
得られた暗赤色ポリエステルは、約10重量%のアントラキノン着色剤残基を含 み、0.36のインヘレント粘度、218°Cの融点、20.480の重量平均 分子量、14,789の数平均分子量及び1.51の多分散度値を下記の材料を 反応器に装入した。
11.90ボンド(27,8モル)のテレフタル酸ジメチル12、47ポンド( 62,8モル)の1.4−ブタンジオール14.58gのTi (チタンテトラ イソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 1.50ボンド(1,42モル)の1.5−ビス(カルボキシアニリノ)アント ラキノン ジャう゛ツト付き反応器に、窒素入日、攪拌機、真空出目及び凝縮器を取り付け 、ジャケットを通して循環させるオイルにより加熱した。反応器に連続的に窒素 をパージしながら、反応器の内容物を2時間か(づて180°Cに加熱した。温 度を180℃で30分間維持し、次いで30分間かけて200°Cに上昇させた 。温度を200°Cで30分間維持し、次いで20分間かけて220°Cに上昇 させた。次の90分間で温度を230℃に上昇させ、圧力が3800 ミクロン Hgに低下するまで真空をかけた。
反応器内容物を230°Cで2時間維持し、圧力を約1000ミクロンHgまで 低下させることによって重縮合を完結させた。次いで反応器を窒素で加圧して、 反応器の内容物を水中に押し出した。押し出したポリマーをウィリーミル中で約 3mmの粒子サイズまで粉砕することにより粒状にし、次いで真空下に80℃で 4時間乾燥した。
得られた暗赤色ポリエステルは、約10重量%のアントラキノン着色剤残基を含 み、0,64のインヘレント粘度、218°Cの融点、36.676の重量平均 分子量、21.202の数平均分子量及び1.71の多分散度値を育している。
製造3 下記の材料を反応器に装入した。
11、90ボンド(27,8モル)のテレフタル酸ジメチル12、47ボンド( 62,8モル)の1,4−ブタンジオール14.58gのTi (チタンテトラ イソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 1゜50ボンドの1,5−ビス(カルボキシフェニルチオ)アントラキノン ジャケット付き反応器に、窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮器を取り付け、 ジャケットを通して循環させるオイルにより加熱したっ反応器に連続的に窒素を パージしながら、反応器の内容物を2時間かけて180″Cに加熱した。温度を 180’Cで30分Iy?l維持し、次いで30分間かけて200 ’Cに上昇 させた。温度を200℃で30分間維持し、次いで20分間かりて220°Cに 上昇させた。次の90分間で温度を230°Cに上昇さぜ、圧力が4000 ミ クロンHgに低下するまで真空をかげた、。
反応器内容物を230°Cで30分間維持し、その間圧力を約1400 ミク「 コンHgまで低下させることによって重縮合を完結させた。次いで反応器を窒素 で加圧して、反応器の内容物を水中に押し出した。押し、出したポリマーをウィ リーミル中で粉砕することにより粒状にし、次いで真空下に80℃で4時間乾燥 した。
得られた暗黄色ポリエステルは、約10重量%のアントラキノン着色剤残基を含 み、0.27のインヘレント粘度、214℃の融点、14.533の重量平均分 子量、9.941の数平均分子量及び1.46の多分散度値を下記の材料を反応 器に装入した。
11.90ボンド(27,8モル)のテレフタル酸ジメチル12.47ボンド( 62,8モル)の1. 4−ブタンジオール■4.58gのTi (チタンテト ライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 1.50ボンドの1,5−ビス(カルボキシフェニルチオ)アントラキノン ジャケット付き反応器に、窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮器を取り付け、 ジャケットを通して循環させるオイルにより加熱した。反応器に連続的に窒素を パージしながら、反応器の内容物を2時間かけて180’Cに加熱した。温度を 180℃で30分間維持し、次いで30分間かけて200℃に上昇させた。温度 を200℃で30分M維持し、次いで20分間かけて220°Cに上昇させた。
次の90分間で温度を230°Cに上昇させ、圧力か3900 ミクロンHgに 低下するまで真空をかけた。
反応器内容物を230°Cで2時間維持し、その間圧力を約550ミクロンHg まで低下させることによって重縮合を完結させた。次いで反応器を窒素で加圧し て、反応器の内容物を水中に押し出した。押し出したポリマーをウィリーミル中 で粉砕することにより粒状にし、次いで真空下に80°Cで4時間乾燥した。
得られた暗黄色ポリエステルは、0.79のインへレント粘度、218°Cの融 点、46.778の重量平均分子量、25.347の数平均分子量及び1゜84 の多分散度値を存し、約10重量%のアントラキノン着色剤残基を含んでいる。
製造5 下記の物質を500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。
]、55.2g (0,80モル)のテレフタル酸ジメチル108.0g (1 ,20モル)の1. 4−ブタンジオール0、0226 gのTi (チタンテ トライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 80、0 g (0,212モル)のメチル3− (4−((2−アセチルオキ シ〕エチルアミ、ノコ−2−メチルフエニル〕−2−シアノ−2−プロペノエー ト フラスコに窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り伺けた。フラス コ及び内容物をベルセント金属浴中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱 し、温度を200°Cに上昇させ、次いで2時間かけて220°Cに上昇させた 。次の1.0時間で温度を約240℃に上昇させ、圧力がO05+++mHgに 低下するまで真空をかけた。フラスコ及び内容物を約240°Cで30分間0. 1〜0.5 mmHgの圧力下で加熱することによって重縮合を完結させた。次 いで真空を窒素で解放し、安息香酸メチル(145mL)をゆっくり添加し、フ ラスコを金属浴に入れたまま約10分間かけて混合物を溶液になるまで攪拌した 。得られた溶液を2Lのビーカーに移し、結晶化が起きるまで攪拌した。アセト ン(700mL)を攪拌しながらゆっくり添加してスラリーを希釈し、それを攪 拌可能に保持した。希釈されたスラリーを305+間攪拌し、濾過し、ケーキを アセトンで洗浄した。このケーキをアセI・ン中に2回再スラリー化し、次いで 空気中で乾燥した。30.87重量%のメチン着色剤残基を含む、得られた暗黄 色半結晶性ポリエステル粉末は、0.224のインヘレント粘度、189℃の融 点、11.112の重量平均分子量、8,117の数平均分子量及び1.37の 多分散度値を有している。
回収された粉末の重量はI97.0gである。
製造6 下記の物質を500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。
80、44 g (0,415モル)のテレフタル酸ジメチル67、67 g  (0,752モル)の1,4−ブタンジオール0.0137gのTi (チタン テトライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 41.42g (0,0866モル)の1,5−ビス(2−カルボキシアニリノ )アントラキノン フラスコに窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラス コ及び内容物をベルセント金属洛中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱 し、温度を200 ”Cに上昇させ、次いで2時間かけて220°Cに上昇させ た。次の30分間で温度を約245”Cに上昇させ、次いで次の30分間かけて 約260°Cに加熱しt−o温度を急速に(約10分間かけて)270°Cに上 昇させ、圧力が0.5mmHgl−低下するまで真空をかけた。フラスコ及び内 容物を約270℃で10分間0.1〜0.5 mm)Igの圧力下で加熱するこ とによって重縮合を完結さぜた。次いで真空を窒素で解放し7、安息香酸メチル (125[OL)をゆ−)くり添加し7、フラスコを金属浴に入れたまま約10 分間かtjて混合物を溶液になるまで攪拌した。得られた溶液$″:2Lのピー カーζ;移し、結晶化が起きるまで攪拌しt−oヘキサン(700ml)を攪拌 しながらゆっくり添加してスラリーを希釈し、それを攪拌可能に保持した。希釈 さイ1.たスラリーを30分間攪拌し、濾過し、ケーキをヘキサンで洗浄した。
1:のケーキをアセトン中に2回再スラリー化し、次いで空気中で乾燥した。3 0.16重量%のアントラキノン着色剤残基を含む、得られた暗赤色半結晶性ポ リエステル粉末は、0.214のインヘレント粘度、196°C(1)融点、1 2.557ノ重量平均分子量、7.805(7)数平均分子量及び1゜61の多 分散度値を有している。回収された粉末の重量は132gであった。
製造7 下記の物質を500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。
116.4g (0,60モル)のテレフタル酸ジメチル81.0g (0,9 0モル)の1.4−ブタンジオール0.0143gのTi (チタンテトライソ プロポキシドのD−ブタノール溶液から) 14.25g (0,0347モル)の1.5−ビス[(3−ヒドロキシ−2, 2−ジメチルプロピル)アミノコアントラキノンフラスコに窒素入口、攪拌機、 真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラスコ及び内容物をベルセント金属 洛中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱し、温度を200″Cに上昇さ せ、次いで2時間かけて230°Cに上昇させた。次の1.0時間で温度を約2 60’Cに上昇させた。フラスコ及び内容物を約260”Cで15分間0.1〜 0.5mmHgの圧力下で加熱することによって重結合を完結させた。次いで真 空を窒素で解放し、安息香酸メチル(125mL)をゆっくり添加し、フラスコ を金属浴に入れたまま約10分間かけて混合物を溶液になるまで攪拌し、た。得 られた溶液を2N=のビーカー・に移1. 、、結晶化か起きるまで攪拌i2、 プニ。アセトン(700mL)を攪拌しながらゆっくり添加してスラリーを希釈 し・、それを攪拌可能に保持した。希釈されたスラリーを30分間攪拌し、濾過 し、ケーキをアセトンで洗浄した。このケーキをアセトン中に2回再スラリ・− 化し2、次いで空気中で乾燥した。9.96重量%のアントラキノン着色剤残基 を含む、得られた暗赤色半結晶性ポリエステル粉末は、0.265のインヘレン ト粘度、213°Cの融点、13,361の重量平均分子量、9.278の数平 均分子量及び1.44の多分散度値を有している。
製造8 下記の物質を500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。
107、40 g (0,554モル)のテレフタル酸ジメチル81.00g  (0,90モル)の1,4−ブタンジオール0.0146gのTi (チタンテ トライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) ・ 23.0g (0,0464モル)の下記の式を有する赤色アントラキノンフラ スコに窒素入口、攪拌機、真空出目及び凝縮フラスコを取り付けた。フラスコ及 び内容物をベルセント金属洛中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱し、 温度を200°Cに上昇させ、次いで2時間か(プて230 ’Cに上昇させた 。温度を急速に(約10分間かけて)240℃に上昇させ、圧力が0.5mmJ (gに低下するまで真空をがけた。
フラスコ及び内容物を約240°Cで1.0時間0.1〜0.5mmHgの圧力 下で加熱することによって重縮合を完結させた。次いで真空を窒素で解放し、安 息香酸メチル(125ml、)をゆっくり添加し、フラスコを金属浴に入れたま ま約10分間かけて混合物を溶液になるまで攪拌した。
得られた溶液を2Lのビーカーに移し、結晶化が起きるまで攪拌した。アセ1ヘ ン(700mL)を攪拌しながらゆっくり添加してスラリーを希釈し、それを攪 拌可能に保持した。希釈されたスラリーを30分間撹拌し、濾過し、ケーキをア セトンで洗浄した。このケーキをアセトン中に2回再スラリー化し、次いで空気 中で乾燥した。15.75重量%のアントラピリドン着色剤残基を含む、得られ た暗赤色半結晶性ポリエステル粉末は、0o25のインヘレント粘度、214℃ の融点、14、074の重量平均分子量、9,410の数平均分子量及び1.4 9の多分散度値を有している。回収された粉末の重量は135.6gである。
製造9 下記の物質を500m1、三ツロ丸底フラスコに入れた。
56.64g (0,39モル)のプレフタル酸ジメチル40.50g (0, 45モル)の1.4−ブタンジオール0、0072 gのTi (チタンテトラ イソプロポキシドのn−ブタノ=・ル溶液から) 7、25 g (0,00805モル)の下記式を有する青色アント−Fギノニ 着色剤 フラスコに窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラス コ及び内容物をベルセント金属洛中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱 し、温度を200°Cに上昇させ16次いで2時間かけて220’Cに上昇させ た。次の2.5時間で温度を約230°Cに上昇させ、圧力が0.5mmHHに 低下するまで真空をかけた。フラスコ及び内容物を約230℃で20分子fJf  0.1〜0.5 mdgの圧力下で加熱するごとによって重縮合を完結させた 。次いで真空を窒素で解放し、安息香酸メチル(60mL)をゆっくり添加し、 フラスコを金属浴に入れたまま約10分間かけて混合物を溶液になるまで攪拌し た。得られた溶液を217のビーカーに移し、結晶化が起きるまで攪拌した。ア セトン(350oL)を攪拌しながらゆっくり添加してスラリーを希釈し、それ を攪拌可能に保持した。希釈されたスラリーを30分間攪拌し、濾過し1、ケー キをヘキサンで3回洗浄し、次いで空気中で乾燥した。
10、1重量%の゛アントラキノン着色剤残基を含む、得られた暗青色半結晶性 ポリエステル粉末は、o、issのインへL、ント粘度を有している。回収され た粉末の重量は68.6gである。
タロシアニンスルホニルクロライドの試料(300g、 30%固体−100g 乾燥基準)を、約0〜5°Cで外部氷水で冷却し、溶液に容易にするためによく 攪拌した、テトラヒドロフラン(500mL)及び3−アミノ−2,2−ジメチ ルプロパツール(100mL)を入れた攪拌したビーカーに添加した。反応混合 物を室温にまで徐々に加温し、攪拌を約12時間続け、次いで2Lの希塩酸(p H<5〜6)中に入れた。濾過により青色の固体を捕集し、湿潤したフィルター ケーキを2Lの5%塩酸中に再スラリー化し、真空濾過した。水の大部分を真空 濾過により除去し、空気乾燥し、次いでなお幾らか湿ったフィルターケーキをテ トラヒドロフラン(250mL)に添加し、テトラヒドロフラン及び水を真空下 に除去して殆ど乾燥した生成物を残した。薄層クロマトグラフィーにより分析し たときこの生成物は、スルホン酸誘導体のあるものであると推定される少量の非 常に極性の副生成物を示した。この化合物は、更に精製すること無く、幾らか存 在するスルホン酸誘導体を有していても特に低レベルで使用するとき、共重合に よりポリエステルに色を付与するために使用することができる。スルホン酸誘導 体の大部分を除去するためのより以上の精製を、粗材料の一部(25g)をテト ラヒドロフラン(100nIL)中に溶解し、次いで、もはや青色が溶出しなく なるまで溶出するために塩化メチレン、次いで塩化メチレン:テトラヒドロフラ ン(50: 50v/ v)を使用し、粗いガラス−フリット濾斗中で活性化珪 酸マグネシウムを通すクロマトグラフィーにより行なった。溶出液を一緒にし、 真空下で溶媒を除去して、大部分が式: %式% により表わされるスルホン酸誘導体の何れも本質的に無いシアン生成物(18, 8g)を残した。
製造11 下記の物質を500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。
81、38 g (0,419モル)d5テレフタル酸ジメチル68、00 g  (0,755モル)の1. 4−ブタンジオール0.0139gのTi (チ タンテトライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 43.10g (0,0842モル)の1. 5−ビス(0−カルボキシフェニ ルチオ)アントラキノン フラスコに窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラス コ及び内容物をベルセント金属洛中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱 し、温度を200℃に上昇させ、次いで2時間かけて220°Cに上昇させた。
次の30分間で温度を約240°Cに上昇させ、次いで次の30分間かけて26 0℃に上昇させた。温度を急速に(約10分間かけて)275°Cに上昇させ、 圧力が0.5mmHgに低下するまで真空をかけた。フラスコ及び内容物を約2 75℃で5分間0.1〜0.5mmHgの圧力下で加熱することによって重縮合 を完結させた。次いで真空を窒素で解放し、安息香酸メチル(125mL)をゆ っくり添加し、フラスコを金属浴に入れたまま約10分間かけて混合物を溶液に なるまで攪拌した。得られた溶液を2Lのビーカーに移し、結晶化が起きるまで 攪拌した。アセトン:へキサン(1:1体積)混合物(1,OL)を攪拌しなが らゆっくり添加してスラリーを希釈し、それを攪拌可能に保持した。希釈された スラリーを30分間攪拌し、濾過し、ケーキをアセトン:ヘキサン(1: 1) 混合物で洗浄した。
このケーキをアセトン中に2回再スラリー化し、次いで空気中で乾燥した。30 .79重量%のアントラキノン着色剤残基を含む、得られた黄色半結晶性ポリエ ステル粉末は、0.12のインヘレント粘度、178°Cの融点、8.500の 重量平均分子量、6.477の数平均分子量及び1.31の多分散度値を有して いた。回収された粉末の重量は122g下記の物質を500mL三ツロ丸底フラ スコに入れた。
58.20g (0゜30モル)のテレフタル酸ジメチル40.50g (0, 45モル)の1.4−ブタンジオール0、0075 gのTi (チタンテトラ イソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 22、0 g (0,029モル)の下記の式を有する青アントラキノン着色剤 フラスコに窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラス コ及び内容物をベルセント金属洛中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱 し、温度を200°Cに上昇させ、次いで2時間かけて220℃に上昇させた。
次の30分間で温度を約240℃に上昇させ、次いで次の30分間で約260℃ に上昇させた。温度を素早く(約10分間かけて)275°Cに上昇させ、圧力 が0.5mmHgに低下するまで真空をかけた。フラスコ及び内容物を約275 °Cで5分間0.1〜0.5mmHgの圧力下で加熱することによって重縮合を 完結させた。次いで真空を窒素で解放し、安息香酸メチル(100mL)をゆっ くり添加し、フラスコを金属浴に入れたまま約10分間かけて混合物を溶液にな るまで攪拌した。得られた溶液を2Lのビーカーに移し、結晶化が起きるまで攪 拌した。ヘキサン(700mL)を攪拌しながらゆっくり添加してスラリーを希 釈し、それを攪拌可能に保持した。希釈されたスラリーを30分間攪拌し、濾過 し、ケーキをヘキサンで3回洗浄し、次いで空気中で乾燥した。25.76重量 %のアントラキノン着色剤残基を含む、得られた暗青色半結晶性ポリエステル粉 末は、0.103のインヘレント粘度、182°Cの融点、4,181の重量平 均分子量、1.855の数平均分子量及び2.25の多分散度値を育していた。
回収された粉末の重量は74.4 gであった。
製造13 下記の物質を500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。
110.8g(0,571モル)のテレフタル酸ジメチル81.0g (0,9 0モル)の1.4−ブタンジオール0、0141 gのTi (チタンテトライ ソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 14.5g (0,0285モル)の下記の式を育する赤メチン着色剤フラスコ に窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラスコ及び内 容物をベルセント金属洛中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱し、温度 を200℃に上昇させ、次いで2゜25時間かiJ、て230℃に上昇させた。
圧力が0.5aimHgに低下するまで真空をかけ、圧力を061〜0.5ml IIHgに維持しながら温度を230°Cに30分間維持した。次いで真空を窒 素で解放し、安息香酸メチル(125ml、)をゆっくり添加し、フラスコを金 属浴に入れたまま完全に溶液になるまで5分間攪拌を続けた。得られた溶液を2 Lのビーカーに移し、結晶化が起きるまで攪拌した。アセトン(700mL)を 攪拌しながらゆっくり添加してスラリーを希釈し、それを攪拌可能に保持した。
希釈されたスラリーを10分間攪拌し、濾過し、ケーキをアセトンで洗浄した。
ケーキを3回アセトン中に再スラリー化し、次いで真空オーブン中で50℃で4 8時間乾燥した。10.3重量%のメチン着色剤残基を含む、得られた暗赤色半 結晶性ポリエステル粉末は、0.31のインヘレント粘度、220°Cの融点、 17.264の重量平均分子量、12、546の数平均分子量及び1.38の多 分散度値を有している。回収された粉末の重量は128゜5gであった。
製造14 1分子当たり平均的2.5個の塩化スルホニル基を含む水含有銅フタロシアニン スルホニルクロライドの試料(300g、 30%固体−100g乾燥基準)を 、製造10に記載したようにして、2−アミノ−2−メチル−1−プロパツール (100mL)と反応させ、生成物を同様にクロマトグラフィー処理して、大部 分が式:%式% により表わされる鋼フタロシアニン(CuPc)スルホンアミド誘導体下記の物 質を500o+L三ツロ丸底フラスコに入れた。
116.40g (0,60モル)のテレフタル酸ジメチル81、OOg(0, 90モル)の1.4−ブタンジオール0、0145 gのTi (チタンテトラ イソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 14.5g 製造14の着色剤(9,98重量%)フラスコに窒素入口、攪拌機 、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラスコ及び内容物をベルセント金 属浴中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱し、温度を200℃に上昇さ せ、次いで2時間かけて220°Cに上昇させた。次の1時間で温度を約240 °Cに上昇させ、次いで次の15分間で約250℃に上昇させた。圧力が0.5 mmHgに低下するまで真空をかけ、フラスコ及び内容物を約250°Cで45 分間0.1〜0.5mmHgの圧力下で加熱することによって重縮合を完結させ た。次いで真空を窒素で解放し、安息香酸メチル(125mL)をゆっくり添加 し、フラスコを金属浴に入れたまま約10分間かけて混合物を溶液になるまで攪 拌した。得られた溶液を2Lのビーカーに移し、結晶化が起きるまで攪拌した。
アセトン(500mL)を攪拌しながらゆっくり添加してスラリーを希釈し、そ れを攪拌可能に保持した。希釈されたスラリーを30分間攪拌し、濾過し、ケー キをアセトンで3回洗浄した。ケーキをアセトン中に2回再スラリー化し、次い で真空オーブン中で50°Cで乾燥した。9.98重量%の銅フタロシアニンス ルホンアミド着色剤残基を含む、得られた青色半結晶性ポリエステル粉末は、0 .397のインヘレント粘度、218°Cの融点、25.536の重量平均分子 量、15,930の数平均分子量及び1.60の多分散度値を育していた。収量 = 137g (理論収量の94.3%)。
製造16 下記の物質を2L三ツロ丸底フラスコに入れた。
368.60g (1,90モル)のテレフタル酸ジメチル256.50g ( 2,85モル)の1. 4−ブタンジオール0、0509 gのTi (チタン テトライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 100.0gの製造10の着色剤(19,62重量%)フラスコに窒素入口、攪 拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラスコ及び内容物をベルセン ト金属洛中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱し、温度を200”Cに 上昇させ、次いで2時間かけて220°Cに上昇させた。次の3時間で温度を約 230’Cに上昇させた。圧力が0.5mmHgに低下するまで真空をかけ、フ ラスコ及び内容物を約230°Cで30分間0.1〜0.5 mmHgの圧力下 で加熱することによって重縮合を完結させた。次いで真空を窒素で解放し、安息 香酸メチル(420mL)をゆっくり添加し、フラスコを金属浴に入れたま才約 lO分間かけて混合物を溶液になるまで攪拌した。得られた溶液を4Lのビーカ ーに移し、結晶化が起きるまで攪拌した。アセトン(2L)を攪拌しながらゆっ くり添加してスラリーを希釈し、それを攪拌可能に保持した。希釈されたスラリ ーを30分間攪拌し、濾過し、ケーキをアセトンで洗浄した。ケーキをアセトン 中に2回再スラリー化し、次いで真空オーブン中で50°Cで乾燥した。19. 62重量%の鋼フタロシアニンスルホンアミド着色剤残基を含む、得られた青色 半結晶性ポリエステル粉末は、0.425のインヘレント粘度、208°Cの融 点、46.248の重量平均分子量、14.150の数平均分子量及び3.3の 多分散度値を有していた。収量は491g (理論収量の96.4下記の物質を 500+nL三ツロ丸底フラスコに入れた。
110、64 g (0,570モル)のテレフタル酸ジメチル81、00 g  (0,900モル)の1.4−ブタンジオール0、0141 gのTi (チ タンテトライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 14.20g (0,0297モル)1,5−ビス(2−カルボキシアニリノ) アントラキノン フラスコに窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラス コ及び内容物をベルセント金属浴中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱 し、温度を200”Cに上昇させ、次いで2時間かけて225°Cに上昇させた 。次の30分間で温度を約240’Cに上昇させ、次いで次の30分間で約25 0’Cに上昇させた。圧力が0.5mmHgに低下するまで真空をかけた。フラ スコ及び内容物を0.1−0.5mmHgの圧力下で約250℃で1時間加熱す ることによって重縮合を完結させた。次いで真空を窒素で解放し、安息香酸メチ ル(125mL)をゆっくり添加し、フラスコを金属浴に入れたまま約1o分間 かけて混合物を溶液になるまで攪拌した。得られた溶液を2Lのビーカーに移し 、結晶化が起きるまで攪拌した。アセトン(700mL)を攪拌しながらゆっく り添加してスラリーを希釈し、それを攪拌可能に保持した。希釈されたスラリー を30分間攪拌し、濾過し、ケーキをアセトンで洗浄した。ケーキを2回アセト ン中に再スラリー化し、次いで空気中で乾燥した。10.0重量%のアントラキ ノン着色剤残基を含む、得られた暗赤色半結晶性ポリエステル粉末は、0.39 5のインヘレント粘度、217°Cの融点、22.742の重量平均分子量、1 5.844の数平均分子量及び1.43の多分散度値を有している。回収された 粉末の重量は130gであった。
製造18 下記の物質を500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。
110、98 g (0,572モル)のテレフタル酸ジメチル81.0 g( 0,90モル)の1. 4−ブタンジオール0.0142gのTi (チタンテ トライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 14.30g (0,0279モル)1.5−ビス(0−カルボキシフェニルチ オ)アントラキノン フラスコに窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラス コ及び内容物をベルセント金属洛中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱 し、温度を200℃に上昇させ、次いで2時間かけて220℃に上昇させた。次 の30分間で温度を約240°Cに上昇させ、次いで次の30分間で約250° Cに上昇させた。圧力が0.5mmHgに低下するまで真空をかけた。フラスコ 及び内容物を0.1〜0.5[lmHgの圧力下で約250°Cで1時間加熱す ることによって重縮合を完結させた。次いで真空を窒素で解放し、安息香酸メチ ル(125mL)をゆっくり添加し、フラスコを金属浴に入れたまま約10分間 かけて混合物を溶液になるまで攪拌した。得られた溶液を2Lのビーカーに移し 、結晶化が起きるまで攪拌した。アセトン(700mL)を攪拌しながらゆっく り添加してスラリーを希釈し、それを攪拌可能に保持した。希釈されたスラリー を30分間攪拌し、濾過し、ケーキをアセトンで洗浄した。ケーキを2回アセト ン中に再スラリー化し、次いで空気中で乾燥した。1000重量%のアントラキ ノン着色剤残基を含む、得られた黄色半結晶性ポリエステル粉末は、0.50の インヘレント粘度、217°Cの融点、27.747の重量平均分子量、18. 998の数平均分子量及び1.46の多分散度値を有していた。収量は491  gであった。
製造19 下記の物質を500mL三ツロ丸底フラスコに入れた。
97、OOg (0,50モル)のテレフタル酸ジメチル67.50g (0, 75モル)の1. 4−ブタンジオール0.0130gのTi (チタンテトラ イソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 26、OOg (0,0634モル)の1.5−ビス〔(3−ヒドロキシ−2゜ 2−ジメチルプロピル)アミン〕アントラキノンフラスコに窒素入口、攪拌機、 真空出口及び凝縮フラスコを取り付けた。フラスコ及び内容物をベルセント金属 浴中で、反応混合物の上に窒素を流しながら加熱し、温度を200°Cに上昇さ せ、次いで2時間かけて220°Cに上昇させた。次の30分間で温度を約25 5°Cに上昇させ、次いで次の30分間で約260℃に上昇させた。圧力が0. 5mmHHに低下するまで真空をかけた。フラスコ及び内容物を0.1〜0.5 mmHgの圧力下で約270°Cで45分間加熱することによって重縮合を完結 させた。次いで真空を窒素で解放し、安息香酸メチル(125mL)をゆっくり 添加し、フラスコを金属浴に入れたまま約10分間かけて混合物を溶液になるま で攪拌した。得られた溶液を2Lのビーカーに移し、結晶化が起きるまで攪拌し た。アセトン(700mL)を攪拌しながらゆっくり添加してスラリーを希釈し 、それを攪拌可能に保持した。希釈されたスラリーを30分間攪拌し、濾過し、 ケーキをアセトンで洗浄した。ケーキを2回アセトン中に再スラリー化し、次い で空気中で乾燥した。19.95重量%のアントラキノン着色剤残基を含む、得 られた暗赤色半結晶性ポリエステル粉末は、0.548のインヘレント粘度、1 95°Cの融点、31.409の重量平均分子量、19,323の数平均分子量 及び1.62の多分散度値を有していた。収量は121gであった。
製造20 下記の物質を2.OL三ツロ丸底フラスコに入れた。
540、26 g (2,785モル)のテレフタル酸ジメチル405.00g  (4,50モル)の1,4−ブタンジオール0、0722 gのTi (チタ ンテトライソプロポキシドのn−ブタノール溶液から) 142 g (0,430モル)のメチン黄色着色剤(メチル 3−(4−〔〔 2−アセチルオキシュエチルアミノ〕−2−メチルフェニル〕−2−シアノ−2 −プロペノエート)フラスコに窒素入口、攪拌機、真空出口及び凝縮フラスコを 取り付けた。フラスコ及び内容物をベルセント金属浴中で、反応混合物の上に窒 素を流しながら加熱し、温度を200℃に上昇させ、次いで2時間かけて230 °Cに上昇させ、更に2時間で230℃に維持した。
圧力か0.5mmHgに低下するまで真空をかけた。温度を240°Cに上昇さ せながら1時間0.1〜0.5mmHgの圧力下でフラスコを加熱することによ って重縮合を完結させた。次いで真空を窒素で解放し、安息香酸メチル(450 mL)をゆっくり添加し、フラスコを金属浴に入れたまま約10分間かけて混合 物を溶液になるまで攪拌した。得られた溶液を4Lのビーカーに移し、結晶化が 起きるまで攪拌した。アセトン(1,OL)を攪拌しながらゆっくり添加してス ラリーを希釈し、それを攪拌可能に保持した。希釈されたスラリーを45分間攪 拌し、濾過し、ケーキをアセトンで洗浄した。ケーキをアセトン中に2回再スラ リー化し、次いで空気中で乾燥した。19.66重量%のメチン着色剤残基を含 む、得られた暗黄色半結晶性ポリエステル粉末は、0、277のインヘレント粘 度、206°Cの融点、15.137の重量平均分子量、10.835の数平均 分子量及び1.39の多分散度値を有していた。収量は688gであった。
例1 Kodar @PETGコポリエステル6763 (イーストマン・コダック社 )(予備乾燥したペレット9.85ボンド)を、製造2で製造したポリ(l、4 −ブチレンテレフタレート)着色剤組成物0.15ポンドとブレンドした。次い でこの材料をミキシングスクリューを取り付けた1、75インチのキリオン(K illion)単軸押出機でコンパウンディングし、500〜550°Fで2〜 3ミルの厚さを有する薄いフィルムに押し出した。
この赤着色されたポリエステルフィルムは光沢があり、良好な透明性を有してお り、発色性(color development)が優れていた。昇華又は着 色剤移動の問題は観察されなかった。Kodar[F]PETGコポリエステル 6763 (イーストマン・コダック社)は、示差走査熱量測定により測定した とき約178°F(81°C)のガラス転移温度を有する透明な無定形ポリマー である。
例2 例1で使用した着色剤組成物に比較してより高いインヘレント粘度を有する、製 造1のポリ(l、4−ブチレンテレフタレート)着色剤組成物0.15ポンドを 着色剤組成物として使用した他は、例1を繰り返した。赤着色したポリエステル フィルムは例1で製造したものと同様の色及び透明性を有していた。
例3 製造3のポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)着色剤組成物(0,15ポン ド)を、Kodar @PETG:lポリエステル6763 (イーストマン・ コダック社)(予備乾燥したペレット9.85ボンド)とブレンドした。この材 料をミキシングスクリューを取り付けた1、75インチのK111ion単軸押 出機でコンパウンディングし、500〜550°Fで約2〜3ミルの厚さを有す る薄いフィルムに押し出した。このようにして製造したフィルムは明るい黄色及 び良好な透明性を有していた。
昇華による着色剤の損失の問題は観察されず、優れた発色性が得られた。
例4 例3で使用した着色剤組成物に比較してより高いインヘレント粘度を有する、製 造4のポリ(1,4−ブチレンチレフタレ−))着色剤組成物0.15ボンドを 着色剤組成物として使用した他は、例3を繰り返した。このフィルムの品質及び 発色性は優れており、例3で製造したものと同様であった。
例5 使用した熱可塑性ポリエステルが、テレフタル酸及びイソフタル酸とグリコール である1、4−シクロヘキサンジメタツールとの反応から製造したコポリエステ ルであり、87°C(189°F)のガラス転移温度(Tg)を存する、Kod ar @A15(Eポリエステル(イーストマン・コダック社) (9,85ボ ンド)であった他は例1を繰り返した。
例6 使用した熱可塑性ポリエステルが、Kodar @A150コポリエステル(イ ーストマン・コダック社)(9,85ボンド)であった他は例2を繰り返した。
皿ユ 使用した熱可塑性ポリエステルが、Kodar■A150コポリエステル(イー ストマン・コダック社) (9,85ボンド)であった他は例3を繰り返した。
例8 使用した熱可塑性ポリエステルが、Kodar @A150コポリエステル(イ ーストマン・コダック社) (9,85ボンド)であった他は例4を繰り返した 。
例4〜8でこのようにして製造したフィルムの品質は、良好な透明性及び得られ る発色性を有し優れていた。着色剤の昇華の問題は観察されなかった。
例9 製造2のポリエステル着色剤組成物(0,2ボンド)を、Ten1te■ポリプ ロピレンP6M5U−033コポリマー(イーストマン・コダック社)9.8ボ ンドとブレンドした。この材料を30a+aiの共回転インターメッシング(i t+ter meshing)二軸押出機(Werner−Pfleidere r Carp、)で約400°Fでコンパウンディングし、ペレット化した。次 いでこのベレットを、キリオン単軸押出機を使用して約450°Fで約2〜3ミ ルの厚さを有するフィルムに押し出した。従来の無機及び有機着色剤を使用して 着色したポリプロピレンフィルムに比較して、この赤色フィルムは、より透明で 、より光沢があり、曇りが少なかった。
例10 例9で使用した着色剤組成物に比較してより高いインヘレント粘度を有する製造 1のポリエステル着色剤組成物(0,2ボンド)及びTen1te■ポリプロピ レンP6M5U−033コポリマー(イーストマン・コダック社)9,8ボンド をブレンドし、この材料を例9の方法に従って2〜3ミル厚さのフィルムに押し 出して、従来の無機又は有機着色剤を使用して製造した着色ポリプロピレンフィ ルムよりも、より透明で、より光沢があり、曇りが少ない赤色ポリプロピレンフ ィル製造3のポリエステル着色剤組成物(0,2ボンド)をTen1te■ポリ プロピレンP6M5U−033コポリマー(イーストマン・コダック社)9.8 ボンドとブレンドし、この材料を例9の方法に従って2〜3ミル厚さのフィルム に押し出して、従来の無機又は有機着色剤を使用して製造した着色ポリプロピレ ンフィルムよりも、より透明で、より光沢があり、曇りが少ない黄色ポリプロピ レンフィルムを得た。
例12 例11で使用した着色剤組成物に比較してより高いインヘレント粘度を有する製 造4のポリエステル着色剤組成物(0,2ボンド)及びTen1te[F]ポリ プロピレンP6M5U−033コポリマー(イーストマン・コダック社)9.8 ボンドをブレンドし、この材料を例9の方法に従って2〜3ミル厚さのフィルム に押し出して、高品質の黄色フィルム製造2のポリエステル着色剤組成物(0, 2ボンド)を、Ten i t e■ポリプロピレンP4G3Z−039ホモポ リマー(イーストマン・コダック社)9.8ボンドとブレンドした。この材料を 30mmの共回転インターメッシングニ軸押出機(Werner−Pfleid erer Carp、)で約400°Fでコンパウンディングし、ペレット化し た。次いでこのベレットを、K111ion単軸押出機を使用して約400°F で約2〜3ミルの厚さを育するフィルムに押し出した。得られる良好な発色性を 有する高品質の赤着色フィルムが製造された。
例14 例13で使用した着色剤組成物に比較してより高いインヘレント粘度を有する製 造1のポリエステル着色剤組成物(0,2ボンド)及びTen1te■ポリプロ ピレンP4G3Z−039ホモポリマー(イーストマン・コダック社)9.8ボ ンドをブレンドし、この材料を例13の方法に従って2〜3ミル厚さのフィルム に変えて、高品質の赤色フィルムを得た。
例15 製造3のポリエステル着色剤組成物(0,2ボンド)を、Ten1te■ポリプ ロピレンP4G3Z−039ホモポリマー(イーストマン・コダック社)9.8 ボンドとブレンドし、この材料を例13の方法に従って2〜3ミル厚さのフィル ムに押し出して、高品質の黄色フィルムを得た。
色原 例15で使用した着色剤組成物に比較してより高いインヘレント粘度を有する製 造4のポリエステル着色剤組成物(0,2ボンド)及びTen1te@ポリプロ ピレンP4G3Z−039ホモポリマー(イーストマン・コダック社)9.8ボ ンドをブレンドし、この材料を例13の方法に従って2〜3ミル厚さのフィルム に押し出して、高品質の黄色フィルMakrolon2608ポリカーボネート (Mobay) (約3mmの粒子サイズにまで粉砕した材料410.68g) 及び製造10の着色剤組成物9.32gをトライブレンドし、ブレンドを110 °Cで16時間真空オーブン中で乾燥した。乾燥後、この材料を溶融ブレンドし 、C,W、 Brabender3/4インチ押出機(25: I L/D)で 約305°Cで12〜13ミルのフィルムに押し出した。このフィルムは優れた 透明性を有し、色はMakro 1on2608ポリカーボネート(Mobay ) (約3mmの粒子サイズにまで粉砕した材料417.29g)及び製造5の メチン黄色着色剤組成物2.71gを例17に於ける方法によりブレンドし12 〜13ミルのフィルムに変えた。このようにして製造した明黄色フィルムは優れ た透明性及び光に露出したとき優れた堅牢性を育していた。
汗 Makro 1on2608ポリカーボネート(Mobay) (約3mmの粒 子サイズにまで粉砕した材料417.20 g )及び製造6のアントラキノン 赤色着色剤組成物2.80 gを例17に於ける方法によりブレンドし、12〜 13ミルのフィルムに変えた。優れた透明性及び良好な発色性が得られ、赤着色 したものは優れた光堅牢性を有していた。
例20 Makro 1on2608ポリカーボネート(Mobay) (約3maxの 粒子サイズにまで粉砕した材料416.77g)及び製造12の青色アントラキ ノン着色剤組成物3.23 gを例17に於ける方法によりブレンドし、12〜 13ミルのフィルムに変えた。このようにして製造した明青色フィルムは優れた 透明性を有していた。
例21 MakroLon260Bポリカーボネート(Mobay) (約3叩の粒子サ イズにまで粉砕した材料417.29 g )及び製造11の黄色アントラキノ ン着色剤組成物2.71 gを例17に於ける方法によりブレンドし、12〜1 3ミルのフィルムに変えた。このフィルムは中性の黄色を有し、優れた光に対す る堅牢性を有していた。
例22 Makro 1on2608ボリカーボネー) (Mobay) (約3mmの 粒子サイズにまで粉砕した材料411.60g)及び製造7の赤色アントラキノ ン着色剤組成物8.40 gを正確に例17に記載されたようにしてブレンドし 、12〜13ミルのフィルムに変えた。このようにして製造した明春色フィルム は優れた透明性及び良好な発色性を有していた。
例23 Makro 1on2608ポリカーボネート(Mobay) (約3mmの粒 子サイズにまで粉砕した材料414.75g)及び製造80着色剤組成物5.2 5 gを例17に記載されたようにしてブレンドし、12〜13ミルのフィルム に変えた。良好な透明性及び光に対する堅牢性を有する明マゼンタ着色フィルム がこのようにして製造された。
例24 Makro 1on2608ポリカーボネート(Mobay) (約3mmの粒 子サイズにまで粉砕した材料411.60g)及び製造13の赤色メチン着色剤 組成物8.40gを例17の方法によりブレンドし、12〜13ミルのフィルム に変えた。このようにして製造したフィルムは良好な透明性を有し、色は明春色 であった。
例25 Makro 1on2608ポリカーボネート(Mobay) (約3mmの粒 子サイズにまで粉砕した材料411.60g)及び製造9のアントラキノン青色 着色剤組成物8.40gを例17の方法によりブレンドし、12〜13ミルのフ ィルムに変えた。このようにして製造したフィルムは中性の青色を有し、良好な 透明性を有していた。
例26 Kodar @PCT3879ポリエステル(イーストマン・コダック社)及び Makro 1on2608ポリカーボネート(Mobay)のl:1ブレンド を、5重量%のアクリル衝撃変性剤と一緒に、Werner & Pfleid erer ZSK−28二軸押出機で溶融ブレンドした。この組成物にはまた、 製造15の着色剤組成物0.125重量%、製造17の着色剤組成物0.025 重量%、製造18の着色剤組成物o、iso重量%及びTxOx O,050重 量%も含まれていた。コンパウンディングした後、この材料をNew Br1t ain 175射出成形機でダブル−ゲート0.125インチ厚さの小板(pl aque)に成形した。驚くべきことに、これらの小板のウェルドラインの周り の領域は小板の残りの部分と殆ど区別できないものであった。
例27 例26に於けるものと同様の組成物を作ったが、着色剤系組成物を製造16の組 成物0.125重量%、製造19の組成物0.150重量%、製造20の組成物 0.025重量%及びTi1t O,050重量%に変えた。この材料を例26 に記載したようにしてコンパウンディングし、成形した。再び、成形した小板の ウェルドラインの周りの領域は小板の残りの部分と予想できないほど区別できな いものであった。
例28 例27に於いて使用した着色剤系を、Makro 1on2608ポリカーボネ ート(Mobay)中に分散させた。この材料を例26に記載したようにしてコ ンパウンディングし、成形した。再び、成形した小板のウェルドラインの周りの 領域は小板の残りの部分と予想できないほと区別できないものであった。
比較例1 着色剤系をChromalox 4870 (G −22顔料) 、Mapic o Red 297(R−33顔料) 、Cadmium Yellow (Y −74顔料)及びTi1tからなる典型的な顔料系により置き換えた他は、例2 6に於けるものと同様の組成物を作った。この材料を例26に記載したようにし てコンパウンディングし、成形した。この場合に、黒い退色した筋が成形した小 板のウェルドラインに沿って観察され、例26及び27で観察された殆ど目に見 えないウェルドラインの非自明性を示した。
1mmm −PCT/us 92101003フロントページの続き (72)発明者 パーハム、ウィリアム ウィトフィールドアメリカ合衆国、テ ネシー 37664.キンゲスポート、ハーミテイジ ドライブ (72)発明者 ポロツク、マーク アランアメリカ合衆国、テネシー 376 01.ジョンソン シティ、イースト エイト アベニュ 201 (72)発明者 ベル、ウィリアム ポールアメリカ合衆国、テネシー 376 59.ジョンズボロー、イースト ハーモニー アクレス ドライブ 182 (72)発明者 キーガン、マイケル ジェームズアメリカ合衆国、テネシー  37663.キンゲスポート、ウェイクツイールド コート

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1種又はそれ以上の着色ポリエステルがブレンドされた1種又はそれ以上の 熱可塑性ポリマーからなり、該着色ポリエステルが、約1重量%〜約50重量% の1種又はそれ以上の熱安定性二官能性着色剤残基が共重合されているものであ る着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  2. 2.熱安定性着色剤残基が着色ポリエステル中に約5重量%〜30重量%の濃度 で存在する請求の範囲第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  3. 3.熱可塑性ポリマーが、ポリエステル類、ポリオレフィン類、ポリアミド類、 ポリイミド類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン類、ポリカ ーボネート類、セルロースエステル類、ポリアクリレート類、ポリビニルエステ ル類、ポリエステル−アミド類、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン −スチレン及びスチレン−アクリロニトリルからなる群から選択される請求の範 囲第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  4. 4.熱可塑性ポリマーがポリオレフィンである請求の範囲第1項記載の着色熱可 塑性ポリマーブレンド。
  5. 5.ポリオレフィンがポリエチレン、ポリプロピレン又はポリブチレンである請 求の範囲第4項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  6. 6.ポリオレフィンがポリエチレン、ポリプロピレン又はポリブチレンの任意の 組合せからなるコポリマーである請求の範囲第4項記載の着色熱可塑性ポリマー ブレンド。
  7. 7.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がポリアミドである請求の範囲第1項記 載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  8. 8.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がポリウレタンである請求の範囲第1項 記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  9. 9.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がポリ塩化ビニルである請求の範囲第1 項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  10. 10.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がポリ塩化ビニリデンである請求の範 囲第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  11. 11.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がポリカーボネートである請求の範囲 第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  12. 12.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がポリエステルである請求の範囲第1 項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  13. 13.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がセルロースエステル又はその混合物 である請求の範囲第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  14. 14.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がセルロースアセテート、セルロース プロピオネート、セルロースブチレート、セルロースアセテートプロピオネート 及びセルロースアセテートブチレートからなる群から選択される請求の範囲第1 3項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  15. 15.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がポリアクリレートである請求の範囲 第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  16. 16.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がポリエステル−アミドである請求の 範囲第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  17. 17.熱可塑性ポリマーの少なくとも1種がポリスチレンである請求の範囲第1 項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  18. 18.熱可塑性ポリマーがポリエステルとポリカーボネートとのブレンドである 請求の範囲第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  19. 19.請求の範囲第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンドからなる成形品又 は形成品。
  20. 20.請求の範囲第2項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンドからなる成形品又 は形成品。
  21. 21.請求の範囲第3項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンドからなる成形品又 は形成品。
  22. 22.請求の範囲第5項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンドからなる成形品又 は形成品。
  23. 23.請求の範囲第18項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンドからなる成形品 又は形成品。
  24. 24.該着色ポリエステルが着色ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)であ る請求の範囲第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  25. 25.該着色ポリエステルが、1種又はそれ以上の熱安定性着色剤残基約5重量 %〜30重量%が共重合されている着色ポリ(1,4−ブチレンテレフタレート )である請求の範囲第1項記載の着色熱可塑性ポリマーブレンド。
  26. 26.該着色ポリエステルが、それに結晶性を与えるために溶解−結晶化−沈澱 により変性され、着色ポリエステルの重量基準で少なくとも5.0重量%の1種 又はそれ以上の熱安定性二宮能性着色剤の残基が共重合されたものである着色ポ リ(1,4−ブチレンテレフタレート)である請求の範囲第1項記載の着色熱可 塑性ポリマーブレンド。
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