JPS6210333A - 鉄筋架構の柱脚基礎工法 - Google Patents

鉄筋架構の柱脚基礎工法

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JPS6210333A
JPS6210333A JP14825485A JP14825485A JPS6210333A JP S6210333 A JPS6210333 A JP S6210333A JP 14825485 A JP14825485 A JP 14825485A JP 14825485 A JP14825485 A JP 14825485A JP S6210333 A JPS6210333 A JP S6210333A
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Japan
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plate
anchor
concrete
bolts
nut
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JP14825485A
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Kiyoshi Goto
清志 後藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、鉄筋コンクリート造の基礎柱を構築してこれ
に鉄骨架構の柱脚を固定する鉄骨架構の柱脚基礎工法に
関する。
「従来の技術」 従来のこの種の工法としては、いわゆる根巻式と埋込式
が広〈実施されている。 。
第5図ないし第10図は従来の根巻式1法を示す。
この工法は、第5図に示すように播コンクリート1の上
面に位置墨2を施した後、その上に第6図に示すように
ベース筋3を組む。次ぎに、該べ・−ス筋3上において
、第7図に示すように柱基礎主筋4とフープ5とを組み
立て、また基礎梁主筋6とスターラップ筋7とを組み立
てた後、型枠を組みまた柱基礎主筋4間の内側にアンカ
ーボルト8を設置してコンクリートを打設し、第8図に
示すように柱基礎主筋4の上部を上面より突出させた基
礎柱9と基礎梁10とを連続して構築する。この後、第
9図に示すように基礎柱9の天端面9aの高さをレベル
修正モルタル11によって修正し、第10図に示すよう
に、下端部の外周面に多数本のスタッドジベル(または
鉄筋ジベル)12が突設された鉄骨柱13のベースプレ
ー目4を、修正された天端面9a上に載置してナツト1
5によってアンカーボルト8に緊締固定し、その後、鉄
骨柱13の下端部の回りに根巻コンクリート16を打設
する。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし、この工法によると、アンカーボルト8の設置作
業及びそれへのベースプレート14の固定作業が柱基礎
主筋4間の狭い空間内での作業になるため、その作業性
が悪く、また基礎柱9の天端面9aの修正作業がa・要
であり、さらに根巻コンクリート16によって柱脚部分
の室内空間が狭ばめられるため、その造作仕上げに支障
が多い等の問題点があった。
また、従来の埋込式1法では、基礎柱または基礎梁の欠
除部に鉄骨柱の固定長さを挿入し、またこの固定長さ部
分の外周面にスタッドジベルまたは鉄筋ジベルを溶着し
、この部分をコンクリートで埋め込むもので、鉄骨柱の
下端は基礎柱の天端より深く下がり、その建方は、柱主
筋や基礎梁の定着筋が混雑した基礎梁の狭い欠除部にお
いて行わなければならず、その作業性が非常に悪く、工
事精度が低くならざるを得なかった。
さらに、板巻式及び埋込式の画工法とも、その根巻作業
及び埋込作業が、鉄骨柱の建方後になるため、工期が永
くかつ工費も増大するなどの問題点があった。
また従来、積巻式1法及び埋込式1法以外に、大径のア
ンカーボルトを用いてこれに耐力を負担させるピン接合
形の露出固定式のものもある。これは、基礎工事後に直
ちに鉄骨工事を進めることができ、また板巻式のように
脚部のコンクリートが邪魔になるようなことはないが、
反面、大径のアンカーボルトの埋込み寸法精度を守るの
に大きな難点がある。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、
その特徴は、枠組みされたアンカープレートを、捨コン
クリート上に、レベル調整ボルトによって高さ調整して
水平に設置した後、このアンカープレート上に、上端部
に膨大段部が形成された所要複数本のアンカーボルトの
下端部をナツトを用いて垂直に緊締起立させ、コンクリ
ート投入口が形成された定置プレートを、その複数個の
取付孔をアンカーボルトの上端部に嵌合させて上記膨大
段部上に支持し、ナツトを用いてアンカーボルトの上端
部に仮固定した後、この定置プレートの下側にそのコン
クリート投入口からコンクリートを打設し、これが所定
の硬化度に達した後に上記仮固定しているナツトを外し
て鉄骨柱のベースプレートの取付孔をアンカーボルトの
上端部に嵌合させ、該上端部にナツトを蝮合して定置プ
レートとベースプレートとを緊締接合することにある。
「作   用」 従って、本発明によれば、レベル調整ボルトによって高
さ及び水平度を調整されたアンカープレートを基台にし
、この上に、所要複数本のアンカーボルトが、その上端
の高さを調整されて垂直に立設され、この調整に係るア
ンカーボルトの上端部の膨大段部に定置プレートが水平
に支持され、ナンドによって仮固定される。該定置プレ
ートのコンクリート投入口からコンクリートを打設する
ことによって、基礎柱が構築され、定置プレートの上面
が、この基礎柱の既にレベル調整された天端面となり、
その上側にアンカーボルトの上端部が突出する。鉄骨柱
の建方は、定置プレートを仮固定しているナツトを外し
た後、このナンドを再びアンカーボルトの上端部に蝮合
し、ベースプレートを定置プレートに接合することによ
り、基礎柱の天端面の修正を行は・なくとも、直ちに実
施することができる。この基礎柱は、アンカーボルトを
主筋として構築されるため、専用の主筋は不要となる。
「実 M  例」 以下に本発明の一実施例を第1図ないし第4図を参照し
て詳細に説明する。
第1図において、割栗石20上に打設された捨コンクリ
ート21の上面に墨出しした後、その上面上に、アンカ
ープレート22を複数本のレベル調整ボルト23によっ
て、つまりこれらを一種の調整脚として次ぎのように水
平に設置する。
アンカープレート22は、第3図に示すように、L型鋼
等の複数本のアングル材24を例えば井桁に枠組みした
もので、所定複数個のアンカーボルト取付孔25及びレ
ベル調整孔26を穿設している。一方、レベル調整ボル
ト23は下端に膨大な足部23a、上端部に雄ねじを形
成している。そこで、4本のレベル調整ボルト23を捨
コンクリート20の上面に垂直に起立させ、これらレベ
ル調整ボルト23の上端部にアンカープレート22のレ
ベル調整孔26を嵌合させた状態で、該上端部に螺合さ
せた下側のナツト27あるいはさらに上側のナツト28
によってアンカープレート22の高さ及び水平度を調整
した後、これら上下のナツト28.27を緊締し、アン
カープレート22を4本のレベル調整ボルト23に固定
支持する。また、基礎盤用鉄筋29を配筋する。
この後、アンカープレート22上にアンカーボルトアッ
センブリ30を垂直に取り付ける。アンカーボルトアッ
センブリ30は、所要複数本のアンカーボルト31を基
礎柱の主筋としても機能させるために、これらとフープ
筋32と筋交い筋33(第2図)とを、工場または現場
で予め籠形に組み立てたもので、各アンカーボルト31
の上端部及び下端部にはそれぞれ雄ねじ31a 、 3
1bが刻設されているとともに、上側の雄ねじ31aの
下側に、膨大段部を形成するグリップパイプ34が嵌合
溶着され、また下側の雄ねじ31bにナツト35が螺合
されている。
アンカーボルトアッセンブリ30は、その各アンカーボ
ルト31の下端部をアンカープレート22のアンカーボ
ルト取付孔25に貫通させ、該下端部の雄ねじ31bに
螺合されている上側のナツト35によって高さを調整し
、このナツト35とさらに雄ねじ3]、bに螺合させた
下側のナフト36とでアングル材24を挾持してアンカ
ープレート22上に垂直に設置する。
次ぎに、アンカーボルトアッセンブリ30の上端部に方
形の定置プレート37を水平に取り付ける。
定置プレート37は、中央に方形のコンクリート投入口
38を開設するとともに、その周囲に所要複数個の取付
孔39を穿設している。この定置プレート37は、その
取付孔39をそれぞれアンカーボルト31の上端部に嵌
合してこれらアンカーボルト31のグリップバイブ34
上に載置した後、各アンカーボルト31の上側の雄ねじ
31aにナツト40を螺合してアンカーボルトアッセン
ブリ30の上端部に仮固定する(この状態は図示してい
ない)。その際、アンカーボルト31の高さを上記ナツ
ト35.36によって調整して定置プレート37の上面
の高さを、構築しようとする基礎柱の設計高さに一致さ
せる。なお、定置プレート37は、第3図に示すように
一枚の板で全体一体に構成したものでも、また第4図に
示すように複数枚の板片37aを重合溶着して構成した
ものでもよい。
この後、型枠を組み、定置プレート37のコンクリート
投入口38から基礎コンクリートを投入して基礎盤41
及び基礎柱42を構築し、その基礎コンクリートが所定
の硬化度に達した後、次ぎのように鉄骨柱43の建方を
する。
すなわち、上記のように定置プレート37を仮固定して
いるナツト40をアンカーボルト31より外した後、鉄
骨柱43のベースプレート44の取付孔45を定置プレ
ート37の上側に突出しているアンカーポル)31の上
端部に嵌合させてベースプレート44を定置プレート3
7上に重合載置し、上記ナツト40を座金46を介して
再びアンカーボルト31の上側の雄ねじ31aに螺合さ
せるとともに、この雄ねじ31aにさらにロックナツト
47を螺合してベースプレート44を定置プレート37
上に緊締固定する。
「発明の効果」 以上述べた実施例より明らかな通り本発明の柱脚基礎工
法によれば、次ぎのような効果がある。
■ アンカーボルトを基礎柱の主筋としても機能させる
ことができるため、鋼材量が節約できる。
■ 定置プレートの上面がレベルの基準になるため、修
正モルタルによるレベルの修正が不要になる。
■ アンカープレート、アンカーボルト、定置プレート
及びベースプレートのいずれの設置作業も障害物のない
解放された条件下で行えるため、作業性が非常に良く、
工期を大幅に短縮でき、また精度の高い工事を行える。
■ 定置プレートの上面とベースプレートの下面との摩
擦力の伝達が可能である。
■ アンカープレートをレベル調整ボルトで調整して捨
コンクリート上に設置した後、このアンカープレート上
にアンカーボルトをナツトで高さ調整して取り付けるた
め、これらアンカープレート及びアンカーボルトの位置
精度が高く、その修正が不要である。
■ アンカープレートと基礎柱の主筋(アンカーボルト
)とが直接結合されるため、これらの機械的定着力が強
い。
■ 定置プレートをアンカーボルトに仮固定したとき、
該アンカー、1ξル1の突出長さが正確に決まるため、
その上端ねじ部がベースプレートの肉厚中に位置してナ
ツトの螺合が不能になる事態を未然に防止できる。
■ アンカーボルトを実施例のようにユニット化して工
場生産することにより、その取り扱い及び取付作業が容
易になる。
■ 基礎柱の主筋にもなるアンカーボルトの数と径を適
宜選択することにより、初期剛性のみならずその変形性
能と終局耐力を充分に考慮した耐震構造にできる。
[株] 架構体を将来解体する場合にも支障がないので
、その転用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第1図は正面図、第2図は第1図の1−1線
断面図、第3図は分解斜視図、第4図は定置プレートの
他の例を示す斜視図、第5図ないし第10図は従来例を
工程順に示し、第5゜6.7,8.10図は斜視図、第
9図は断面図である。 21・・・・・・捨コンクリート、22・・・・・・ア
ンカープレート、23・・・・・・レベル調整ボルト、
27.2B、 35.40・・・・・・ナツト、31・
・・・・・アンカーボルト、34・・・・・・グリップ
パイプ(膨大段部)、37・・・・・・定置プレー、ト
、38・・・・・・コンクリート投入口、39・・・・
・・取付孔、43・・・・・・鉄骨柱、44・・・・・
・ベースプレート、45・・・・・・取付孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、枠組みされたアンカープレートを、捨コンクリート
    上に、レベル調整ボルトによって高さ調整して水平に設
    置した後、このアンカープレート上に、上端部に膨大段
    部が形成された所要複数本のアンカーボルトの下端部を
    ナットを用いて垂直に緊締起立させ、コンクリート投入
    口が形成された定置プレートを、その複数個の取付孔を
    アンカーボルトの上端部に嵌合させて上記膨大段部上に
    支持し、ナットを用いてアンカーボルトの上端部に仮固
    定した後、この定置プレートの下側にそのコンクリート
    投入口からコンクリートを打設し、これが所定の硬化度
    に達した後に上記仮固定しているナットを外して鉄骨柱
    のベースプレートの取付孔をアンカーボルトの上端部に
    嵌合させ、該上端部にナットを螺合して定置プレートと
    ベースプレートとを緊締接合することを特徴とする鉄筋
    架構の柱脚基礎工法。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102926545A (zh) * 2012-11-08 2013-02-13 新疆美特智能安全工程股份有限公司 块装基座的施工方法
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