JP2007040012A - 鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法 - Google Patents

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Shoji Okochi
祥志 大河内
Kazuji Fujita
和司 藤田
Toshimi Samejima
敏見 鮫島
Masaru Aoki
勝 青木
Tomoyuki Umeda
友之 梅田
Kosuke Kaneko
幸祐 金子
Takaaki Kodaira
貴章 小平
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Abstract

【課題】 打設コンクリートの養生期間を必要とせずに、精度良くかつ簡単に接合できる鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法を提供することである。
【解決手段】 鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法は、載置用アングル2が上部に取り付けられた荷重受け用鉄筋1を柱型枠15内の柱鉄筋14内側に配筋した後、前記柱型枠15内にコンクリート16を打設し、該コンクリート16が硬化する前に、柱型枠15の上面から突出した載置用アングル2のレベルを調整した後、該載置用アングル2に梁接合部材12を設置することである。
【選択図】図1

Description

本願発明は鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法に関するものである。
従来、鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合は、図5の(1)に示すように、梁接合部材18のフランジ19に開口した挿入口20にアンカーボルト21を挿入して行う方法と、同図の(2)に示すように、柱22の打設コンクリート23の硬化後に、このコンクリート23の上面に台座24を設置して行う方法とがある。
上記図5の(1)のアンカーボルト21を使用する方法は、図6のフローに示す工法1のように、柱型枠にアンカーボルトをセットしてコンクリートを打設した後、型枠を脱型して墨出しを行う。そして、アンカーボルトの精度の確認(台直し)後にレベル出しをして、梁接合部材を設置する。
一方、図5の(2)の台座を使用する方法は、図6のフローに示す工法2のように、柱型枠にコンクリートを打設した後、柱型枠を脱型して墨出しを行う。そして、コンクリートの強度発現養生後にレベル出しをして、梁接合部材を設置する。
また、その他の鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法としては、例えば特開2000−160686号公報の発明が知られている。
特開2000−160686号
しかし、上記のアンカーボルトを利用する方法は、アンカーボルトの設置に精度を必要とするという問題がある。また台座を使用する方法は、コンクリートの強度確認後に台座を設置するためにコンクリートの養生期間が必要になるという問題があった。
本願発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、打設コンクリートの養生期間を必要とせずに、精度良くかつ簡単に接合できる鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法を提供することである。
以上の課題を解決するための鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法は、載置用アングルが上部に取り付けられた荷重受け用鉄筋を柱型枠内の柱鉄筋内側に配筋した後、前記柱型枠内にコンクリートを打設し、該コンクリートが硬化する前に、柱型枠の上面から突出した載置用アングルのレベルを調整した後、該載置用アングルに梁接合部材を設置することを特徴とする。また載置用アングルは荷重受け用鉄筋に取り付けられたナットに支持され、該ナットの回転操作によってレベル調整することを含む。また荷重受け用鉄筋は複数本が適宜間隔をもって配筋され、これらの上部が外周に設けたバンドプレートで結束されていることを含む。また梁接合部材はH形鋼が交差した平面十字形であることを含むものである。
載置用アングルのレベルを調整した後、該載置用アングルに梁接合部材を設置することにより、柱型枠に打設したコンクリート強度の確認が不要となるので、施工工程を短縮することができる。また載置用アングルのレベル調整をナットの回転操作で行うことができるので、荷重受け用鉄筋の配筋精度が要求されず、施工が簡単になる。また台直しが不要になる。
以下、本願発明の鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この接合方法には、図1に示すように、上部に載置用アングル2が取り付けられた荷重受け用鉄筋1を使用するものであり、この荷重受け用鉄筋1は平面方形の角部に配筋されたネジ節鉄筋3が上部外周に巻き付けられたバンドプレート4で結束され、各ネジ節鉄筋3にねじ込まれたナット5で載置用アングル2が支持されている。この各ネジ節鉄筋3は鉄筋コンクリート柱6の柱主筋7の内側に設置できる間隔で配筋されている。
また載置用アングル2は、図2に示すように、中央に孔8が開口された平板9の周縁に垂直状の起立片10が一体形成されて構成され、四隅の挿入口11にネジ節鉄筋3が挿入され、上下のナット5で固定されている。したがって、このナット5の回転操作によって載置用アングル2がネジ節鉄筋3を上下に移動して、そのレベル調整ができるようになっている。
一方、梁接合部材12は、図3に示すように、大梁を鉄筋コンクリート柱6に接合するための部材であり、H形鋼13が平面十字状に交差し、その下面にはバンドプレート15が設置されて構成されている。
次に、工場で予め製作された上記荷重受け用鉄筋1を使用した、鉄筋コンクリート柱6と梁接合部材12との接合方法を、図4のフロー図に基づいて説明する。はじめに、鉄筋コンクリート柱6の柱鉄筋14を配筋するとともに柱型枠を組立形成し、この柱型枠内の柱鉄筋14内側に荷重受け用鉄筋1を設置する。
次に、この荷重受け用鉄筋1が配筋された柱型枠内にコンクリート16を打設するが、このコンクリート16は載置用アングル2の下側まで打設し、鉄筋コンクリート柱6上面に載置用アングル2が設置された状態にする。そして、このコンクリート16が硬化した後、すなわち3日強度を発現した後に柱型枠を脱型して墨出しを行う。
次に、載置用アングル2のレベルの微調整後、すなわち最後のレベル調整を行った後に、梁接合部材12を載置する。この梁接合部材12はネジ節鉄筋間17の載置用アングル2に設置されるため、各ネジ節鉄筋3が梁接合部材12の交差部における四隅に位置するようになるとともに、レベル調整された載置用アングル2に精度良く設置される。
載置用アングルに梁接合部材を載置した鉄筋コンクリート柱の断面図である。 図1の拡大断面図である。 図1の平面図である。 鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法を示すフロー図である。 (1)および(2)は従来の鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法を示す断面図である。 従来の鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法を示すフロー図である。
符号の説明
1 荷重受け用鉄筋
2 載置用アングル
3 ネジ節鉄筋
4、15 バンドプレート
5 ナット
6、22 鉄筋コンクリート柱
7 柱主筋
8 孔
9 平板
10 起立片
11、20 挿入口
12、18 梁接合部材
13 H形鋼
14 柱鉄筋
16、23 コンクリート
17 ネジ節鉄筋間
19 フランジ
21 アンカーボルト
24 台座

Claims (4)

  1. 載置用アングルが上部に取り付けられた荷重受け用鉄筋を柱型枠内の柱鉄筋内側に配筋した後、前記柱型枠内にコンクリートを打設し、該コンクリートが硬化する前に、柱型枠の上面から突出した載置用アングルのレベルを調整した後、該載置用アングルに梁接合部材を設置することを特徴とする鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法。
  2. 載置用アングルは荷重受け用鉄筋に取り付けられたナットに支持され、該ナットの回転操作によってレベル調整することを特徴とする請求項1に記載の鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法。
  3. 荷重受け用鉄筋は複数本が適宜間隔をもって配筋され、これらの上部が外周に設けたバンドプレートで結束されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法。
  4. 梁接合部材はH形鋼が交差した平面十字形であることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋コンクリート柱と梁接合部材との接合方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016172982A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 戸田建設株式会社 複合構造における仕口鉄骨の固定方法、仕口の構築方法と仕口構造、アンカーボルト固定治具

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