JPS62101962A - ベルト張力調整用アイドラ - Google Patents
ベルト張力調整用アイドラInfo
- Publication number
- JPS62101962A JPS62101962A JP23934485A JP23934485A JPS62101962A JP S62101962 A JPS62101962 A JP S62101962A JP 23934485 A JP23934485 A JP 23934485A JP 23934485 A JP23934485 A JP 23934485A JP S62101962 A JPS62101962 A JP S62101962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- idler
- tension
- fixed
- inner ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0876—Control or adjustment of actuators
- F16H2007/088—Manual adjustment
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野〕
本発明はベルト張力調整用アイドラに関するものであり
、さらに詳しくはエンジンのクランク軸と弁駆動用のカ
ム軸等との間に掛は渡した調時ベルトの張力調整用アイ
ドラに関するものである。
、さらに詳しくはエンジンのクランク軸と弁駆動用のカ
ム軸等との間に掛は渡した調時ベルトの張力調整用アイ
ドラに関するものである。
例えば、ＤＯＨＣエンジン等では、クランク軸と弁駆動
用のカム軸等との間に調時ベルトを巻回し、両輪の回転
を同期させるようにしている。ところが、エンジン本体
と調時ベルトとでは、それらを構成する材料の熱膨張係
数が異なるため、エンジン始動初期時と定常運転に移行
してからとではクランク軸とカム軸等との間の軸間距離
が変化し、それによって調時ベルトに過張力を発生する
ようになることがある。また、エンジン運転中の駆動ト
ルクや引きずりトルクの変化によっても、同様に調時ベ
ルトに過張力を発生することがある。このようなベルト
の過張力はエンジン騒音の増大やベルト耐久性の低下を
招くため、その改善が望まれている。
用のカム軸等との間に調時ベルトを巻回し、両輪の回転
を同期させるようにしている。ところが、エンジン本体
と調時ベルトとでは、それらを構成する材料の熱膨張係
数が異なるため、エンジン始動初期時と定常運転に移行
してからとではクランク軸とカム軸等との間の軸間距離
が変化し、それによって調時ベルトに過張力を発生する
ようになることがある。また、エンジン運転中の駆動ト
ルクや引きずりトルクの変化によっても、同様に調時ベ
ルトに過張力を発生することがある。このようなベルト
の過張力はエンジン騒音の増大やベルト耐久性の低下を
招くため、その改善が望まれている。
また、上述のような熱膨張係数の違いから、調時ベルト
の初期張力についても寒冷時と酷暑時とでは異なり、季
節により或いは地域により適正な初期張力が得られず、
動力損失を招くことがある。
の初期張力についても寒冷時と酷暑時とでは異なり、季
節により或いは地域により適正な初期張力が得られず、
動力損失を招くことがある。
本発明の目的は、ベルトの初期張力の設定変更を簡単に
行えると共に、運転中における過張力の発生を防止する
ベルト張力調整用アイドラを提供することにある。
行えると共に、運転中における過張力の発生を防止する
ベルト張力調整用アイドラを提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、軸受部の内輪を支持部に
固定し、外輪側をベルトと接触する案内輪にするベルト
張力調整用アイドラにおいて、前記内輪の内側に緩衝体
を固定し、この緩衝体を前記内輪の偏心位置で、かつこ
の偏心位置を中心に任意の角度に変位自在に前記支持部
に固定したことを特徴とするものである。
固定し、外輪側をベルトと接触する案内輪にするベルト
張力調整用アイドラにおいて、前記内輪の内側に緩衝体
を固定し、この緩衝体を前記内輪の偏心位置で、かつこ
の偏心位置を中心に任意の角度に変位自在に前記支持部
に固定したことを特徴とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
第４図は本発明のベルト張力調整用アイドラヲ使用した
ＤＯＨＣエンジンの調時ベルト機構を示し、１はクラン
ク軸のプーリ、２．３は吸排気弁駆動用カム軸のプーリ
、４は補機駆動用のプーリであり、これら複数のプーリ
に調時ベルト５が巻回され、回転を同期させている。ク
ランク軸のプーリ１とカム軸のプーリ２との間には本発
明によるベルト張力調整用アイドラ６が、またカム軸の
プーリ３と補機駆動用プーリ４との間には固定アイドラ
マが設けられ、それぞれ調時ベルト５の外周側から接す
るようなっている。
ＤＯＨＣエンジンの調時ベルト機構を示し、１はクラン
ク軸のプーリ、２．３は吸排気弁駆動用カム軸のプーリ
、４は補機駆動用のプーリであり、これら複数のプーリ
に調時ベルト５が巻回され、回転を同期させている。ク
ランク軸のプーリ１とカム軸のプーリ２との間には本発
明によるベルト張力調整用アイドラ６が、またカム軸の
プーリ３と補機駆動用プーリ４との間には固定アイドラ
マが設けられ、それぞれ調時ベルト５の外周側から接す
るようなっている。
上記ベルト張力調整用アイドラ６は、第１〜３図に示す
ような構造になっている。８は軸受部で、外輪９と内輪
１０と、それらの間に介在させたローラ部１１とから構
成されている。この実施例では上記外輪９が調時ベルト
５に接する案内輪を兼ねた構造になっている。勿論、こ
の案内輪は外輪９とは別体に作られ、その外輪９の外側
に固定されるような構造であってもよい。一方、内輪１
０の内側にはゴムからなる緩衝体１２が一体に固定され
、その緩衝体１２には内輪１０に対する偏心位置に偏心
カム１３が一体に固定されている。この偏心カム１３は
ボルト１４によって支持部であるエンジン本体１５に固
定されている。
ような構造になっている。８は軸受部で、外輪９と内輪
１０と、それらの間に介在させたローラ部１１とから構
成されている。この実施例では上記外輪９が調時ベルト
５に接する案内輪を兼ねた構造になっている。勿論、こ
の案内輪は外輪９とは別体に作られ、その外輪９の外側
に固定されるような構造であってもよい。一方、内輪１
０の内側にはゴムからなる緩衝体１２が一体に固定され
、その緩衝体１２には内輪１０に対する偏心位置に偏心
カム１３が一体に固定されている。この偏心カム１３は
ボルト１４によって支持部であるエンジン本体１５に固
定されている。
上記偏心カム１３は、ボルト１４でエンジン本体１５に
固定するとき、そのボルト１４の回りに回動させること
により、任意の角度に固定位置を変えることができる。
固定するとき、そのボルト１４の回りに回動させること
により、任意の角度に固定位置を変えることができる。
このような固定位置の変位により、ベルト張力調整用ア
イドラ６全体がボルト１４の偏心位置を中心にして変位
し、第１図に実線で示すベルト５の張力を最も高くする
位置から、鎖線で示す最も低くする位置まで簡単に変え
られるようになっている。
イドラ６全体がボルト１４の偏心位置を中心にして変位
し、第１図に実線で示すベルト５の張力を最も高くする
位置から、鎖線で示す最も低くする位置まで簡単に変え
られるようになっている。
上述のように、上記ベルト張力調整用アイドラによると
、偏心カム１３を回転操作することにより、所望とする
ベルト初期張力を簡単に設定することができる。そのた
め、寒冷時や酷暑時に応じて、最適の初期張力の設定が
可能になる。
、偏心カム１３を回転操作することにより、所望とする
ベルト初期張力を簡単に設定することができる。そのた
め、寒冷時や酷暑時に応じて、最適の初期張力の設定が
可能になる。
また、上記初期張力でバランスさせた状態でエンジンを
運転すると、暖機運転中にエンジン本体の熱膨張により
ベルト５の張力が上昇していくが、この張力上昇は緩衝
体１２によって吸収緩和され、過張力になることはない
。すなわち、従来の固定式アイドラであれば、第５図の
八°で示すように、エンジン本体の温度上昇と共にベル
ト張力は大幅に上昇していくが、本発明によればＡのよ
うに僅かの張力上昇に止めることができる。
運転すると、暖機運転中にエンジン本体の熱膨張により
ベルト５の張力が上昇していくが、この張力上昇は緩衝
体１２によって吸収緩和され、過張力になることはない
。すなわち、従来の固定式アイドラであれば、第５図の
八°で示すように、エンジン本体の温度上昇と共にベル
ト張力は大幅に上昇していくが、本発明によればＡのよ
うに僅かの張力上昇に止めることができる。
また、エンジン回転数、負荷、温度を一定にした状態で
のベルト張力の変動も、第６図に示すように、従来の固
定式アイドラであれば、ベルト張力変動はＢ”のように
高レベルで変動するが、本発明によればＢのように低レ
ベルでの変動に止めることができる。
のベルト張力の変動も、第６図に示すように、従来の固
定式アイドラであれば、ベルト張力変動はＢ”のように
高レベルで変動するが、本発明によればＢのように低レ
ベルでの変動に止めることができる。
したがって、ベルトの過張力の発生はなく、その過張力
に伴うエンジン騒音の増大やベルト耐久性の低下を招く
ことがない。
に伴うエンジン騒音の増大やベルト耐久性の低下を招く
ことがない。
なお、上述の実施例では、内輪１０の内側に設けた緩衝
体１２はゴムから構成されているが、このゴムに代えて
液体封入ダンパやスプリング等を使用するようにしても
よい。
体１２はゴムから構成されているが、このゴムに代えて
液体封入ダンパやスプリング等を使用するようにしても
よい。
上述したように本発明は、軸受部の内輪を支持部に固定
し、外輪側をベルトと接触する案内輪にするベルト張力
調整用アイドラにおいて、前記内輪の内側に緩衝体を固
定し、この緩衝体を前記内輪の偏心位置で、かつこの偏
心位置を中心に任意の角度に変位自在に前記支持部に固
定したので、上記角度変位によってベルトの初期張力の
設定変更を簡単に行うことができ、しかも温度上昇や駆
動トルク変化等によりベルト張力が上昇しようとしても
、その上昇分を前記緩衝体によって吸収することができ
るから、運転中における過張力の発生を防止することが
できる。
し、外輪側をベルトと接触する案内輪にするベルト張力
調整用アイドラにおいて、前記内輪の内側に緩衝体を固
定し、この緩衝体を前記内輪の偏心位置で、かつこの偏
心位置を中心に任意の角度に変位自在に前記支持部に固
定したので、上記角度変位によってベルトの初期張力の
設定変更を簡単に行うことができ、しかも温度上昇や駆
動トルク変化等によりベルト張力が上昇しようとしても
、その上昇分を前記緩衝体によって吸収することができ
るから、運転中における過張力の発生を防止することが
できる。
第１図は本発明の実施例によるベルト張力調整用アイド
ラの正面図、第２図は第１図のｎ−■矢視図、第３図は
第２図のｍ−ｍ矢視図、第４図は上記ベルト張力調整用
アイドラを適用したＤＯＨＣエンジンの調時ベルト機構
を示す正面図、第５図は温度とベルト張力との関係図、
第６図は時間とベルト張力変動との関係図である。 ６−ベルト張力調整用アイドラ、 ８・−・軸受部、
９−外輪（案内輪）、 １ｏ・−内輪、１１−ローラ
部、 １２−・緩衝体、 １３・−・偏心カム、１．
１−ボルト、 １５・・−エンジン本体（支持部）。
ラの正面図、第２図は第１図のｎ−■矢視図、第３図は
第２図のｍ−ｍ矢視図、第４図は上記ベルト張力調整用
アイドラを適用したＤＯＨＣエンジンの調時ベルト機構
を示す正面図、第５図は温度とベルト張力との関係図、
第６図は時間とベルト張力変動との関係図である。 ６−ベルト張力調整用アイドラ、 ８・−・軸受部、
９−外輪（案内輪）、 １ｏ・−内輪、１１−ローラ
部、 １２−・緩衝体、 １３・−・偏心カム、１．
１−ボルト、 １５・・−エンジン本体（支持部）。
Claims (1)
- 軸受部の内輪を支持部に固定し、外輪側をベルトと接
触する案内輪にするベルト張力調整用アイドラにおいて
、前記内輪の内側に緩衝体を固定し、この緩衝体を前記
内輪の偏心位置で、かつこの偏心位置を中心に任意の角
度に変位自在に前記支持部に固定したことを特徴とする
ベルト張力調整用アイドラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23934485A JPS62101962A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | ベルト張力調整用アイドラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23934485A JPS62101962A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | ベルト張力調整用アイドラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62101962A true JPS62101962A (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=17043342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23934485A Pending JPS62101962A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | ベルト張力調整用アイドラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62101962A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005140252A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Anelva Corp | テンションプーリー及び回転伝達機構 |
| KR100814579B1 (ko) | 2006-12-14 | 2008-03-17 | 두산인프라코어 주식회사 | 방전가공기의 와이어 배출 가압장치 |
| CN103982609A (zh) * | 2014-05-08 | 2014-08-13 | 东风商用车有限公司 | 一种偏心惰轮及其使用方法 |
| JP2020515788A (ja) * | 2017-03-31 | 2020-05-28 | ムール ウント ベンダー コマンディートゲゼルシャフトＭｕｈｒ ｕｎｄ Ｂｅｎｄｅｒ ＫＧ | 移動調節機構を備えたテンショニング装置およびテンショニング装置のトルクを調節する方法 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP23934485A patent/JPS62101962A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005140252A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Anelva Corp | テンションプーリー及び回転伝達機構 |
| JP4527964B2 (ja) * | 2003-11-07 | 2010-08-18 | キヤノンアネルバ株式会社 | テンションプーリー及び回転伝達機構 |
| KR100814579B1 (ko) | 2006-12-14 | 2008-03-17 | 두산인프라코어 주식회사 | 방전가공기의 와이어 배출 가압장치 |
| CN103982609A (zh) * | 2014-05-08 | 2014-08-13 | 东风商用车有限公司 | 一种偏心惰轮及其使用方法 |
| JP2020515788A (ja) * | 2017-03-31 | 2020-05-28 | ムール ウント ベンダー コマンディートゲゼルシャフトＭｕｈｒ ｕｎｄ Ｂｅｎｄｅｒ ＫＧ | 移動調節機構を備えたテンショニング装置およびテンショニング装置のトルクを調節する方法 |
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