JPS6210168A - アゾ化合物及びそれを用いる染色法 - Google Patents

アゾ化合物及びそれを用いる染色法

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JPS6210168A
JPS6210168A JP60149286A JP14928685A JPS6210168A JP S6210168 A JPS6210168 A JP S6210168A JP 60149286 A JP60149286 A JP 60149286A JP 14928685 A JP14928685 A JP 14928685A JP S6210168 A JPS6210168 A JP S6210168A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 料の染色法に関する。
「従来の技術」 セルロース系繊維の染色においては反応性染料は他の染
料に比べ鮮明度、種々の堅牢度にすぐれているので現在
大量に使用されている。例えばジクロルトリアジニル、
モノクロロトリアジニル、フロロクロロヒリミジニル、
シクロロキノキサジニル、メチルスルホニルピリミジニ
ル、ビニルスルホニル、スルファトエチルスルホニル等
の反応基を持った反応性染料を用いて酸結合剤又は熱等
の作用により酸結合剤を放出する物質(例えば炭酸す)
 +7ウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、メタケイ酸ナトリウム、リン酸3ナトリウム
、リン酸3カリウム、ピロリン酸カリウム、ピロリン酸
ナトリウム、重炭酸ナトリウム、トリクロル酢酸ナトリ
ウム)を単独又は2種以上混合して用いて染浴のpIJ
値が10以上になるように調整し塩化ナトリウム、硫酸
ナトリウム等の中性電解質の存在下100℃以下の温度
でセルロース系繊維の反応性染料による染色が行われて
いる。
一方衣料用の繊維材料としてセルロース系繊維を含有し
た混合繊維材料(混紡)を用いることが多くなり中でも
ポリエステル繊維と木綿の混紡品(以下T/C混と略す
)は衣料適性、経済性にすぐれているという理由で大量
に使用されるようになった。モしてT/C混は反応性染
料及び分散染料を用いて通常次のような方法で染色が行
われている。
(I)1浴2段法 分散染料によりまずポリエステル繊維側をキャリアー染
色法、高温染色法等により染色し引き続き同一浴で反応
性染料で木綿側を染色する。
又はこの逆の順で染色する。
(II)  2浴法 まずポリエステル繊維側を前記のような方法で染色し次
いで別浴で木綿側を染色する。
又はこの逆の順で染色する。そしてT/C混を一浴一段
で染色するのに適した黄色の染料として特開昭58−1
86682には次のような染料が記載されている。
「発明が解決しようとする問題点」 T/C混の一浴染色に適した染料として特開昭58−1
86682に記載されている前記の染料は固着率が十分
でなく又高温分解性においてもやや劣るものである。
「問題点を解決するための手段」 T/C混の一浴一段染色法に対する適性が十分でありか
つ固着率かたかく高温分解性の改良された黄色の染料を
開発すべく鋭意研究を行った結果、本発明に至ったもの
である。
即ち本発明は、遊離酸の形で式(1) 〔式(1)中、Dは式(2) (式(2)中、ZlはCH3,C0OHを表し、Z2は
HlN)JCOCHa、 C1〜3のアルキル基、01
〜3のアルコキシ基、C1〜4のアルキルアミノ基又は
ハロゲンを表は1乃至3の整数を表す)を表す)で表さ
れるピラゾロン残基な表し、Rtは水素、メチル基、メ
トキシ基、カルボキシル基又はハロゲンを表し、Bは−
Nて3E:鉗ンN−; −HN+NH−;メチル基、ス
ルホン酸基、カルボキシル基又は塩素原子で置換されて
いてもよいフェニレンジアミC2)J4. S、 80
2. NH又はNHCOを表し、nは0又」 を表し、AはX(Xは前記と同じ意味を表す)、塩素原
子又は弗素原子を表す、pは0.1又は2を表す。〕で
表されるアゾ化合物及びこれを用いることを特徴とする
セルロース系繊維材料の染色法を提供する。
式(1)で表される化合物は酸結合剤存在下で行われる
1浴1段法による染色に適しているばかりでなく、全く
驚くべき事に染浴なp)I 4〜10特に5〜9に維持
する様な緩衝作用を有する薬剤を共存させるだけで分散
染料の存在下95〜150℃の温度でT/C混を均一に
染色出来るという点で1浴1段染色法に極めて好都合な
特性を有している。もちろんT/C混ばかりでなく、セ
ルロース系繊維のみからなる繊維材料等にも十分適用が
可能である。
式(1)で表される化合物はセルロース系繊維を鮮明な
緑味黄色に染色し、T/C混の1浴1段染色法に対する
適性かたかく、かつ固着率、熱時分解性が良好でその染
色物の湿潤、塩素水、耐光、汗日光堅牢度が非常にすぐ
れている。
本発明の化合物は木綿、レーヨン、麻等のセルロース系
繊維及びT/C混の染色に供した時、顕著な効果が得ら
れるが、その他ポリエステル繊維とレーヨン、木綿又は
レーヨンとトリアセテート繊維、ポリアクリルニトリル
繊維、変性ポリアクリルニトリル繊維、ポリアミド繊維
、羊毛、絹等との混紡品の染色においても本発明の化合
物と分散染料、塩基性染料、カチオン染料、酸性染料、
酸性含金染料等を併用して染色を行ってもすぐれた効果
か得られる。
本発明の式(1)で表される化合物は例えば、次の方法
によって合成される。
(J)  遊離酸(以下同様)として式(3)〔式(3
)中、R+、mは前記と同じ意味を表す〕で表される化
合物1モルと塩化シアヌル又は弗化シアヌル1モルとを
例えば水中、10°C以下で反応させて、式(4) 〔式(4)においてX+は塩素原子又は弗素原子を表し
、R,、mは前記と同じ意味を表す〕で表される化合物
を得、次いで式(4)の化合物1モルをジアゾ化して式
(5) 〔式(5)中、Z、、Z2は前記と同じ意味を表す〕で
表される化合物にカップリングして、式(6)で表され
る化合物を得る。〔式(6)において、Zl、Z2.R
10m、Xlは前記と同じ意味を表す〕次いでPI−8
−1−1CBは前記と同じ意味を表す〕で表される化合
物0.5モルを例えば水中30〜60℃の温度で式(6
)の化合物に反応せしめ式(7)で表される化合物を得
る。
〔式(7)中、D、 R++ m、 B、 Xl、 p
 ハ前記ト同じ意味を表す〕 〜3モルを例えば水中60〜100℃の温度で反応させ
て式(1)の化合物を得る。
l 式(8) 〔式(8)中、R,、mは前記と同じ意味を表す〕で表
される化合物1モルをジアゾ化して式(5)〔式(5)
中、Zl、Z2は前記と同じ意味を表す〕で表される化
合物にカップリングして式(9)で表される化合物を得
る。
〔式(9)中Zll Z2.R11mは前記と同じ意味
を表す〕 次いで式(9)の化合物を例えば塩酸溶液中で80〜9
0°Cに加熱して加水分解し、式(10)で表される化
合物を得る。
〔式(10)中、Zll Z2.R11m ハ前記と同
じ意味を表す〕 次いで式(10)で表される化合物1モルと塩化シアヌ
ル又は弗化シアヌル1モルと例えば水中、10℃以下で
反応させて式(6)の化合物を得る。
〔式(6)中、Zs + Z21 Rt * rn、 
Xsは前記と同じ意味を表す〕 次いでH−B−)1[Bは前記と同じ意味を表す〕で表
される化合物0.5モルを例えば水中、30〜60℃の
温度で式(6)の化合物1モル当量に反応せしめ前記式
(7)の化合物を得、次いでこれにで表される化合物を
反応させて前記式(1)の化合物を得る。
式(1)の化合物を製造するにあたって用いられル式(
31、式(5)、FJ −B −1−]、式(8)、式
(10) テ表される化合物の具体的な例を次に示す。
式(3)で表される化合物の例; しhb                (J(、:H
3U(JIJH式(8)で表される化合物の例; 前記式(3)の化合物の具体例の各モノアセチル化物 式(5)で表される化合物の例; H−B−)1で表される化合物の例; 1−32N+58NfJ2  )(2N舎SO□()N
FI2ごり3月                 3
(J:+ti式(10)で表される化合物の例; 次に本発明の式(1)で表される化合物を用いるセルロ
ース系繊維材料の染色法について説明する。
セルロース系繊維のみからなる繊維材料を浸染法で染色
する場合には、本発明の化合物、無機塩(例えば硫酸ナ
トリウム、塩化ナトリウム等)等から染浴を仕立て繊維
を浸漬し、50〜90℃で10〜60分間染色した後、
必要に応じて酸結合剤を添加し、更に同温度で20〜6
0分明の化合物のみからなる染浴で処理し、次に酸結合
剤と無機塩からなる浴で処理して染色する方法等も採用
できる。浸染法の他通常の方法に従って、パッディング
染色法、捺染法による染色も行うことができる。
次にT/C混を染色する場合には、本発明の化合物、分
散染料、無機塩、必要に応じてpI−1値を5〜9に維
持するような緩衝剤、界面活性剤、還元防止剤等からな
る染浴を仕立てこれに繊維(T/C混)を浸漬し、95
〜150°Cで20〜90分染色を行う。この場合、通
常の酸結合剤を存在させて染色を行う方法によっても染
色が可能である。T/C混紡以外の混紡品についても併
用される染料の種類に応じて、前記に準じて染色が可能
である。
尚、本発明の化合物は単独で又2種以上混合して用いる
ことができる。なお酸結合剤を存在させる場合は炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、水酸化カリウム、メタケイ酸
ナトリウム、リン酸3ナトリウム、リン酸3カリウム、
ピロリン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、トリクロル酢酸ナトリウム等が緩衝剤として
は、酢酸−酢酸ナトリウム、リン酸1ナトリウム−リン
酸2ナトリウム、マレイン酸−硼砂等が用いられる。
実施例 実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例中、部は重量部で又各式中のスルホン酸基、カル
ボン酸基は遊離酸の形で表すものとする。
実施例1゜ 塩化シアヌル5.64部を水30部、氷60部、イ 10%リポノックスNA(ランオン油脂製、分散剤・)
水溶液0.5部よりなる溶液に加え、攪拌下40分間懸
濁させた。次いで2.4−ジアミノベンゼンスルホン酸
5.64部を含み弱アルカリ性の水溶液50部をこの懸
濁液に徐々に滴下した後、10℃以下で10%ソーダ灰
水溶液によりpH(直を5.5〜6.5に維持しながら
1時間反応させた。
次にこの反応液に濃塩酸7.5部を加え、亜硝酸ソーダ
2,1部を水15部に溶解させた液を反応液の温度を1
0℃以下に維持しながら滴下して1時間ジアゾ化反応を
行った。次いでこのジアゾ化液に下記に示す構造のピラ
ゾロン化合物8.52部を水25部にpH値6〜7で完
溶させた液を]0℃以下可〕値6〜7を維持しながら徐
々に滴下し、滴下終了後さらに1時間攪拌した。
次にこの反応液に3.3−ジアミノジフェニルスルホン
3.72部の塩酸塩水溶液25部な加え、ph値を5〜
6に維持しながら50〜55℃まで加熱し同温度で3時
間反応させた。
次いでこの反応液にニコチンt* 4. s部を水25
部に液体苛性にてpI−1値を6〜7に調整しながら完
溶させた液ヲ加え、pH値を5.5〜6.5に維持しな
がら85〜90℃まで加熱し、同温度で7時間反応させ
た。同温度で塩化ナトリウムで塩析し、析出した結晶を
ろ別し、70℃で乾燥した。
前記式(11)の化合物38.0部が得られた。
(λmaX4100m;20%ピリジン水溶液中、以下
同様) 実施例2゜ 実施例1においてニコチン酸の量を1.9部とし他は同
様にして合成すると、下記構造の化合物37.6部が得
られた。
(λmax 410 nm ) 実施例3゜ 弗化シアヌル4.13部を水30部、氷60部、10%
リポノックスNA水溶go、s部よりなる溶敵に加え攪
拌下40分間分散化させた。次いで2゜4−ジアミノベ
ンゼンスルホン酸5.64部を弱アルカリ性にて溶解し
た水溶敲50部をこの分散液に徐々に滴下した。その後
5℃以下で10%ソーダ灰水溶液によりp)1値を5.
5〜6.5に維持しながら1時間反応させた。次にこの
反応液に濃塩酸7.5部を加え、亜硝酸ソーグ2,1部
を水15部に溶解させた液を反応液の温度を5°C以下
に維持しながら滴下して1時間ジアゾ化反応乞行った。
次いでこのジアゾ化液中に以下に示す構造のピラゾロン
化合物8.52部を水25部にpH値を6〜7で完溶さ
せた液を5°C以下、pI’l値を6〜7を維持しなが
ら1時間にわたって滴下した。
次にこの反応液に4,4−ジアミノ−2,2−ジスルホ
ジフェニルエタン5.58部の弱アルカリ水溶液25部
を加えp)l値5〜6を維持しながら30〜35℃まで
加熱し同温度で3時間反応させた。
次いでこの反応液にニコチン酸1.9部を水25部に液
体苛性ソーダにてpH値6〜7として完溶させた液を加
え、pH値を5.5〜6.5に維持しながら65〜70
℃まで加熱し、同温度で4時間反応させた。同温度で塩
化ナトリウムで塩析し、析出した結晶をろ別し60℃で
乾燥した。
前記式(]2)の化合物40.0部が得られた。
(λmax 410 nm ) 実施例4゜ アセチルメタミツ4.5部を水30部、濃塩酸7.5部
、氷40部、10%リポノックスNA水溶液0.5部よ
りなる溶液に加え、撹拌下1時間懸濁させた。次にこの
懸濁液に亜硝酸ソーダ2.1部を水15部に溶解させた
水溶液を反応液の温度を100C以下に維持しながら、
滴下して、1時間ジアゾ化反応を行った。次いでこのジ
アゾ化液に下記構造のピラゾロン化合物9.7部を水2
5部・にpH値6〜7で完溶させた液を10℃以下、p
H値6〜7を維持しながら1時間にわたって滴下した。
ρ1 次に塩酸10部を加え、90〜95℃まで加熱し同温度
で6時間攪拌し、脱アセチル化反応を行った。次にこの
反応液をソーダ灰水溶液にてpH値6〜7、】0°C以
下とした後、塩化シアヌル5.64部を加え、借拌下1
時間反応させた。次にこの反応液に4.4−ジアミノ−
2,2−ジスルホジフェニルエタン5.58部の弱アル
カリ水溶g!i、25部ヲ加え、pH値を5〜6に維持
しながら50〜55°Cまで加熱し、同温度で3時間反
応させた。
次いでこの反応液にニコチン酸4.8部を水25部に液
体苛性にてpH値6〜7として完溶させた液を加え、p
H値を5.5〜6.5に維持しながら85〜90℃まで
加熱し、同温度で7時間反応させた。
同温度で塩化ナトリウムで塩析し、析出した結晶をろ別
し70℃で乾燥した。
前記式(13)の化合物38.5部が得られた。
(λmax 432 nm ) 実施例5゜ 実施例1で得られた目的化合物2部、芒硝60部、Na
2)(PO4・12Hz02部及びKH2PO40,5
部、メタニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム1部及び
水934.5部からなる染浴を調製した。この時の染浴
p)J値は7であった。この染浴に精練誤白済みの無シ
ルケット木綿メリヤス50部を入れ攪拌しながら30分
間で130℃まで昇温し、同温度で30分間染色した。
染色後のpH値は、染色開始前と同様7であった。次い
で水洗しアニオン系界面活性剤2部を含む水溶液100
0部を用い1000Cで10分間ソーピングし、次いで
水洗乾燥して鮮明な緑味黄色の染色物を得た。
この染色物は、染色時、熱時分解性が良好で固着率も高
く、且つ、湿潤、塩素水、耐光、汗日光堅牢度がすぐれ
ていた。
実施例6゜ 実施例1で得られた化合物1部、Kayacelony
ellow B −3GIL (日本化薬類、分散染料
)1部、芒硝80部、ナフタリンスルホン酸のホルマリ
ン縮合物2部を含み、Na2iゴPO4とKI(2PO
4からなる緩衝剤でph = 7.0に調整された全容
1000部の染浴にポリエステル繊維/木綿(5015
0)混紡布(T/C混)50部を繰り入れ20分間で】
300C迄昇温し同温度で60分間染色した。水洗後、
アニオン系界面活性剤2部、ソーダ灰2部を含む水10
00部中1O0℃で20分間ソーピングした。次いで水
洗乾燥し、ポリエステル繊維II(11、木綿側共に均
一に鮮明な緑味黄色に染色し、しかも染色時における熱
時分解性、固着率が良好で、湿潤、塩素水、耐光、汗日
光堅牢度にすぐれた染色物が得られた。
実施例7.8.9゜ 実施例1で得られた化合物のかわりに実施例2゜3又は
4で得られた目的化合物を用いる他は実施例6と同様な
繰作によりT/C混を染色したところポリエステル繊維
側、木綿側共に均一で鮮明な緑味黄色に染色し、しかも
染色時、熱時分解性、固着率が良好で、湿潤、塩素水、
耐光、汗日光堅牢度のすぐれた染色物が得られた。
実施例]0゜ 実施例1で得られた化合物1.5部、Kayacelo
nyellow E −3GL 1.5部、Kayac
elon React TurquoiseBlue 
CN −2G (日本化薬類、反応染料)1部0部、K
ayacelon Turquoise E  GL 
(日本化薬類、分散染料)1.0部、芒硝80部、ナフ
タリンスルホン酸のホルマリン縮合物2部を含みNa2
HPO4とKH2PO4からなる緩衝剤でpH= 7.
0に調整された全容1000部の染浴にポリエステル繊
維/木綿(5,0150)混紡布(T/C混) 50部
ヲ繰す入し20分間で130℃迄昇温し同温度で60分
間染色した。水洗後、アニオン系界面活性剤2部、ソー
ダ灰2部を含む水1000部中100℃で20分間ソー
ピングした。次いで水洗、乾燥し、ポリエステル繊維側
、木綿側共に均一でかっ色割れ現E−3GL1部、ナフ
タリンスルホン酸のホルマリン縮金物2部、キャリヤー
430(日華化学裳、キャリヤー)5部を含み、実施例
3の緩衝剤でp0=7に調整された全容1000部の染
浴を仕立てた。この中へT/C(50150)混メリヤ
ス布50部を繰り入れ100℃まで昇温し同温度で60
分間染色した。染色後、実施例3の方法で洗浄して、ポ
リエステル繊維側、木綿側共に均一で鮮明な緑味黄色に
染色され、染色時における熱時分屏性、固着率かたかく
、諸堅牢度にすぐれた染色物が得られた。
実施例12゜ 実施例1で得られた化合物2部、無水芒硝80部、水1
000部を用いて染浴を仕立て、この染浴に50部の木
綿メリヤスを浸漬し、80°Cで30分間処理した後、
炭酸ナトリウム20部を添加し、引き続き60分間、同
温度で染色した。実施例3の方法で洗浄して鮮明な緑味
黄色の染色物を得た。
実施例13〜43゜ 実施例】又は実施例4に準じた方法により表1に示され
る化合物を合成し、木綿の染色を行った。
表1には、合成した「化合物の構造式」、化合物の20
%ピリジン水溶液中での[λmax (nm) J及び
該化合物を用いて木綿を染色したときの「色相」を示し
た。
(比較試験) 本発明の化合物と公開公報記載の染料との固着率及び1
30℃染色における熱分解性の比較試験を次の方法によ
り実施し、表に示す結果を得た。
化合物又は染料0.5部、芒硝60部、Na2 IJ 
P 04 ・12H202部及びKH2PO40,5部
、メタニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム1部及び水
934.5部からなる染浴を調復した。この時め染浴は
p)J値7であった。この染浴に無シルケット木綿メリ
ヤス50部を入れ攪拌しながら30分間で130℃まで
昇温し同温度で30分間染色した。
次いで水洗及び湯洗を行ったのちアニオン系界面活性剤
2部を含む水溶液1000部を用い、95℃で10分間
ソーピンクをした。こうして得られた染色物を50%D
MF溶液1000部?用い95°Cで10分間洗浄し、
未固着染料(未反応染料)を完全は除去した真の固着率
を求め、比較した。
固着率は次の如く求めた。
CO: 籾温の染料濃度 CE:  染色終了後の染料濃度(残浴)C8:  水
洗、湯洗、ソーピング及び50%DMF洗浄処理で脱落
した全部の染料量 各溶液の染料濃度は分光光度計で測定した。
又一定濃度の染浴乞調製し、被染物を投入せずに130
℃、30分の処理(空だき)を行い、処理前後の染料溶
液の濃度を分光光度計で測定し、下記の式によって分解
率を求め、高温下での染料の安定性を比較した。
分解率は次の如く求めた。
SO:処理前の染料一度 CE:処理後の “ 表からも明らかな様に本発明の化合物が公知の染料に比
べ固着率及び高温安定性の点ですぐれていることが認め
られる。
「発明の効果」 固着率、熱分解性が良好でセルロース系繊維の染色に供
して湿潤、塩素水、耐光、汗日光堅牢度にすぐれた染色
物を与える化合物(染料)が得られた。この化合物はT
/C混の一浴一段染色に対する適性が特にたがいという
特徴がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊離酸の形で式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式(1)中、Dは式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式(2)中、Z_1はCH_3、COOHを表し、Z
    _2は▲数式、化学式、表等があります▼(R_2、R
    _3はH、OH、COOH、SO_2CH_3、NHC
    OCH_3、C_1〜_3のアルキル基、C_1_〜_
    3のアルコキシ基、C_1_〜_4のアルキルアミノ基
    又はハロゲンを表し、mは0、1又は2を表す)又は▲
    数式、化学式、表等があります▼(lは1乃至3の整数
    を表す)を表す)で表されるピラゾロン残基を表し、R
    _1は水素、メチル基、メトキシ基、カルボキシル基、
    ハロゲンを表し、Bは▲数式、化学式、表等があります
    ▼;▲数式、化学式、表等があります▼;メチル基、ス
    ルホン酸基、カルボキシル基又は塩素原子で置換されて
    いてもよいフェニレンジアミノ基;▲数式、化学式、表
    等があります▼(Qは0、CH_2、C_2H_4、S
    、SO_2、NH又はNHCOを表し、nは0又は1を
    表す);▲数式、化学式、表等があります▼又は、▲数
    式、化学式、表等があります▼を表し、Xは▲数式、化
    学式、表等があります▼;▲数式、化学式、表等があり
    ます▼;▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式
    、化学式、表等があります▼基を表し、AはX(Xは前
    記と同じ意味を表す)、塩素原子又は弗素原子を表す。 pは0、1又は2を表す〕で表されるアゾ化合物
  2. (2)遊離酸の形で式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式(1)中、Dは式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式(2)中、Z_1はCH_3、COOHを表し、Z
    _2はH、▲数式、化学式、表等があります▼(R_2
    、R_3はH、OH、COOH、SO_2CH_3NH
    COCH_3、C_1_〜_3のアルキル基、C_1_
    〜_3のアルコキシ基、C_1_〜_4のアルキルアミ
    ノ基又はハロゲンを表し、mは0、1又は2を表す)又
    は▲数式、化学式、表等があります▼(lは1乃至3の
    整数を表す)を表す)で表されるピラゾロン残基を表し
    、R_1は水素、メチル基、メトキシ基、カルボキシル
    基、ハロゲンを表し、Bは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼;▲数式、化学式、表等があります▼;メチル基
    、スルホン酸基、カルボキシル基又は塩素原子で置換さ
    れていてもよいフェニレンジアミノ基;▲数式、化学式
    、表等があります▼NH−(QはO、CH_2、C_2
    H_4、S、SO_2、NH又はNHCOを表し、nは
    0又は1を表す);▲数式、化学式、表等があります▼
    又は▲数式、化学式、表等があります▼NH−を表し、
    Xは▲数式、化学式、表等があります▼;▲数式、化学
    式、表等があります▼;▲数式、化学式、表等がありま
    す▼又は▲数式、化学式、表等があります▼を表し、A
    はX(Xは前記と同じ意味を表す)、塩素原子又は弗素
    原子を表す。pは0、1又に2を表す〕で表されるアゾ
    化合物を用いることを特徴とするセルロース系繊維の染
    色法
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