JPS6197077A - 樹脂成形品の部分塗装方法 - Google Patents

樹脂成形品の部分塗装方法

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JPS6197077A
JPS6197077A JP21821884A JP21821884A JPS6197077A JP S6197077 A JPS6197077 A JP S6197077A JP 21821884 A JP21821884 A JP 21821884A JP 21821884 A JP21821884 A JP 21821884A JP S6197077 A JPS6197077 A JP S6197077A
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JP
Japan
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release agent
mold
coated
masking member
cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP21821884A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Ono
雅史 大野
Tadahiko Morigaki
森垣 忠彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば自動車の樹脂バンパー等のような樹脂
成形品を部分的に塗装する方法に関する。
(先行技術) 金属製品ないし樹脂製品等各種製品の塗装面の一部分の
みを着色する場合には、塗装作業時に塗装面のうちの一
部分のみを露呈し、他の非塗装部を被覆して塗装する。
このような部分塗装を行うには一般にマスキングテープ
あるいはマスキング治具で製品を部分的に被覆した状態
で、スプレーガンを用いて塗料を噴霧するいわゆるスプ
レ一式塗装方法がとられている。このスプレ一式の塗装
方法は第12図(△)、に示すように、まず前記製品例
えばバンパーWの非塗装部1(破線で囲む領域)に耐熱
性、耐溶剤性のマスキングテープ2を貼着する。
次に第12図(B)に示ずようにこのバンパーWの表面
を全体にわたりスプレーガン3でブライマー塗料5aを
噴霧して、ブライマー塗装を行う。
このブライマー塗装したものを雰囲気温度約120℃の
乾燥炉内に10分程度入れて焼付乾燥させ(塗料によっ
ては常温の場合もある)、このブライマー塗料5aをバ
ンパーWに確実に密着させる。
さらに第12図(C)に示すようにこのブライマー塗料
5aの上に上塗り塗料5bをスプレーガン4で噴霧し、
これを雰囲気温度約120℃の乾燥炉内で20分程度乾
燥させ、ブライマー塗料と上塗り塗料との密着性を高め
る。
最後に第12図(D)に示すように前述のマスキングチ
ー12を剥離する。マスキングテープ2を除去すれば、
第12図(E)に示すように、非塗装部1には塗料が付
着していないバンパーWが得られることになる。
ところが、このような塗装方法によって塗装されたバン
パーWでは、第12図(F)に示すようにマスキングテ
ープ2を除去する場合に非塗装部1と塗膜5との間に段
差6が生じることになり、このような段差が生じるとい
うことは、製品品質を低下することになる。
(発明の目的) 本発明は、上述した問題点、欠点に着目してなされたも
ので塗装した後の見切り線が明確で、塗装品質の良い塗
装物が得ることができる樹脂成形品の部分塗装方法を提
供することを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するために、本発明では、樹脂成形品自
体を、非塗装部と塗装部との間に段差が生じるような形
状に成形し、この非塗装部表面に離型剤をインモールド
した状態で前記段差が付かないように上塗り塗膜を形成
し、この上塗り塗膜と非塗装部とがほぼ面一になるよう
にしたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明方法に一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
本発明方法を概説すれば、離型剤と塗料との付着力より
も、樹脂基材と塗料との密着力の方がより強固な点を利
用し、非塗装部表面に離型剤をインモールドした状態の
樹脂成形品に対して塗装を施こすようにし、加熱乾燥の
後、この除去し易い離型剤を塗布した部分の塗料を除去
することにより、見切り線の明確な塗装を行うことがで
きるようにしたものである。以下ウレタン樹脂により樹
脂成形品として樹脂バンパーを成形する場合について説
明する。なお第12図(A)〜(F)に示す部材と同一
部材には同一符号を使用する。
まず、第1図(A)(B)に示すように固定側金型10
を予め約70℃程度に加熱した状態で、キャビティ11
内に、所定位置に通孔13が開設された所定の肉厚t1
の第1マスキング部材13を嵌着する。
次に第2図(A>に示すようにスプレーガン14により
離型剤(ワックスを主成分とするもの)15を第1マス
キング部材13の内周面13aに塗布する。この離型剤
15の塗布により前記第1マスキング部材13の通孔1
2は離型剤15で埋め尽くされた状態となる。
第3図(A)(B)は、前記第1マスキング部材13を
取り除き、離型剤15が付着していない新たな第1マス
キング部材13(前記第1.2図に示す第1マスキング
部材に付着した離型剤を除去したものでも良いため、便
宜的に同一符号を付す〉で再度マスキングした状態を示
している。このように再マスキング工程を導入したのは
、離型剤15を塗布することにより型の肥大化を防止す
るためである。なお、前記通孔12のみを離型剤15が
埋め尽くすことができれば前記再マスキング工程は不要
にできる。
次に第4図(A)に示すように前記第1マスキング部材
13の内周面に所定の肉厚【1を有しかつ前記第1マス
キング部材13と略々同形の通孔16を有する第2マス
キング部材17を取付け、前記離型剤15の表面15a
との間に段差18を形成する。
この段差付は工程後の固定側金型10に、第5図に示す
ように可動側金型19を型締めする。この型締めによっ
て生じたキャビティ11は、単に断面逆コ字状をしたも
のではなく、第2マスキング部材17の肉厚t2だけそ
の一部が突出しており、この突出した部分が後の非塗装
部1を構成することになる。
この型締め工程の後に樹脂を射出成形する。第6図は射
出成形装置Mの概略断面図であり、この射出成形装置M
のキャビティ11内に所定温度に加熱されて流動性をも
った樹脂基材であるRIMウレタン樹脂をインジェクシ
ョンする。この樹脂記載20は所定時間経過すると固化
する。
この金型10.12内から取り出した樹脂バンパーWは
、第7図<A)(B)に示すように前記段差材けにより
非塗装部1が前記第2マスキング部材17の肉厚12分
だけ突出したものとなり°、。
しかもこの非塗装部1の表面1aに離型剤15がインモ
ールドされた状態となる。
この樹脂バンパーWの非塗装部1に対し、第8図(A)
に示すように、マスキング治具21をセットする。
このマスキング冶具21をセットした樹脂バンパーWを
第9図に(A>に示すようなキャスター22上に設けた
置台23に載置し、この樹脂バンパーWの塗装面に対し
て上塗り塗料5bをスプレーガン4によって吹ぎつける
。この上塗り塗装後、樹脂バンパーWを雰囲気温度が1
20℃の炉中に約20分入れ焼付けを行う等、常法によ
って塗膜を形成させる。第9図(B)はこの塗#!5を
形成した状態を示している。
次に、第10図(A>に示すように前記マスキング治具
21を樹脂バンパーWから取り外せば、上塗り塗料5b
は第10図(A)(B)に多少誇張して示すように上塗
り塗料5bの一部が非塗装部1上に浮き上った状態で突
出する。これは上塗り塗料5bの剥離強度が下記(1)
式の関係にあるから生じるものである。なお、この(1
)式の詳細は下記する表に示しである。
上塗り塗料の塗膜面との剥離強度(A)〉塗膜強度(B
)〉離型剤塗布面との剥離強度(C)    ・・・・
・・・・・(1)すなわち、上記(1)式から明らかな
ように、上塗り塗料5bは樹脂基材20とは相当強固に
密着しているが、樹脂バンパーWの非塗装部1に塗布し
た離型剤15との密着度は弱いために、前記マスキング
治具21の剥離に伴ってマスキング冶具21外周の上塗
り塗料5bが引き裂かれることになる。
最後に、この突出した上塗り塗料5bにカッター等を用
いて切断すれば、第11図に示すように、段差18に上
塗り塗料5bが入り込み、この上塗り塗料5bと非塗装
部1の表面がほぼ面一となった塗装見切り線部が明確な
樹脂バンパーWを得ることができる。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように、本発明方法によれば樹
脂成形品自体を、非塗装部と塗装部との間に段差が生じ
るような形状に成形し、この非塗装部表面に離型剤をイ
ンモールドした状態で、前記段差が付かないように上塗
り塗膜を形成したため、塗膜と非塗装部とをほぼ面一す
ることができ、製品品質を向上できるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1〜4図(A)は、本発明方法の一実施例を工程側に
示す要部斜視図、第1〜4図(B)は前記第1〜4図(
△)中に示すB−B線に沿う断面図、第5図は同実施例
の型締め状態を示す断面図、第6図は射出成形装置の断
面概略図、第7〜10因(A)は同実施例のさらに他の
工程における要部斜視図、第7〜10図(B)は前記第
7〜10図(A)に示すB−B線に沿う断面相当図、第
11図は同実施例における塗装完了状態の樹脂バンパー
を示す断面図、第12図(A)〜(E)は従来の部分塗
装方法を工程別に示す要部斜視図、第12図(F)は同
方法により塗装を完了した状、態のバンパーを示す断面
図である。 1・・・非塗装部、  5・・・塗膜、5b・・・上塗
り塗料、  10・・・固定側金型、11・・・キャビ
ティ、  12.16・・・通孔、13・・・第1マス
キング部材、  15・・・離型剤、17・・・第2マ
スキング部材、  18・・・段差、19・・・可動側
金型、  20・・・樹脂基材、21・・・マスキング
治具、  W・・・樹脂バンパー。 特許出願人     日産自動車株式会社第6図 第7図 (A)           (B) w          。 第8図 (A)        (B)第9図 (A) (B) 第1O図 (A)      (8) (E)       !

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固定側金型のキャビティ内周面の一部に所定の肉厚を有
    する第1マスキング部材を取付ける第1マスキング工程
    と、少なくとも前記マスキング部材で覆っていない前記
    キャビティ内周面に離型剤を塗布する工程と、この離型
    剤塗布面との間に所定の段差を付けるための第2マスキ
    ング部材を取付ける段差付け工程と、この固定側金型に
    対し、可動側金型を型締めし、キャビティ内に樹脂を射
    出する工程と、この型内から前記離型剤がインモールド
    された樹脂成形品を取り出し、前記塗装面に上塗り塗料
    を塗布し、焼付を行う工程とからなる樹脂成形品の部分
    塗装方法。
JP21821884A 1984-10-19 1984-10-19 樹脂成形品の部分塗装方法 Pending JPS6197077A (ja)

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