JPS6196981A - 飲用酢の製造方法 - Google Patents
飲用酢の製造方法Info
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- JPS6196981A JPS6196981A JP59217387A JP21738784A JPS6196981A JP S6196981 A JPS6196981 A JP S6196981A JP 59217387 A JP59217387 A JP 59217387A JP 21738784 A JP21738784 A JP 21738784A JP S6196981 A JPS6196981 A JP S6196981A
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- JP
- Japan
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- vinegar
- sugar
- content
- acetic acid
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- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ)産業上の利用分野
本発明は、飲用酢、すなわち、そのtま飲用しても刺激
臭味を強く感じないで飲むことのできる飲用に適した食
酢およびその食酢の製造方法に関する。
臭味を強く感じないで飲むことのできる飲用に適した食
酢およびその食酢の製造方法に関する。
口)従来の技術
従来から市販されている食酢は、含有する主に酢酸によ
る酸度が4〜5%ぐらいあるのが普通でアシ、調味料の
ひとつとして用いられはしても、酢酸によるランランと
した刺激臭味が強くて、とても飲用に適したものとは云
えない。このことは、食酢の酸度を例えば2チぐらいに
低くしても、やはb同様である。しかし、一般に食酢は
、その摂取によシ体液をアルカリ性にする性質があるの
で、飲用に適したものにできるならば、保健用としても
好ましいことである。ところで、食酢の酸味を柔げる方
法としては、例えば、特開昭57−2655号公報に見
られるような、食酢に、醤油と砂糖と味淋とを一定割合
で添加する方法なども知られているが、この調味酢は含
有する塩分の割合が大きくて味の調和が悪く、とても飲
用酢にできるものではない。このような状況にあって、
飲用酢として酸度4〜6チくらいのものが市販されてい
なくはないが、これらのものは、そのままでは刺激臭味
が強い・ので、これを水で希釈して酸度19IIくらい
以下に落して飲むのが一般的であった。
る酸度が4〜5%ぐらいあるのが普通でアシ、調味料の
ひとつとして用いられはしても、酢酸によるランランと
した刺激臭味が強くて、とても飲用に適したものとは云
えない。このことは、食酢の酸度を例えば2チぐらいに
低くしても、やはb同様である。しかし、一般に食酢は
、その摂取によシ体液をアルカリ性にする性質があるの
で、飲用に適したものにできるならば、保健用としても
好ましいことである。ところで、食酢の酸味を柔げる方
法としては、例えば、特開昭57−2655号公報に見
られるような、食酢に、醤油と砂糖と味淋とを一定割合
で添加する方法なども知られているが、この調味酢は含
有する塩分の割合が大きくて味の調和が悪く、とても飲
用酢にできるものではない。このような状況にあって、
飲用酢として酸度4〜6チくらいのものが市販されてい
なくはないが、これらのものは、そのままでは刺激臭味
が強い・ので、これを水で希釈して酸度19IIくらい
以下に落して飲むのが一般的であった。
ハ)発明が解決しようとする問題点
このように既存の飲用酢、あるいは公知の食酢は、酸度
が2%以上あってそれが含有する酸圧よる刺激臭味等が
強く、あるいは含有する塩分の割合が犬きくて飲用に適
したものが存在しない状態にある。
が2%以上あってそれが含有する酸圧よる刺激臭味等が
強く、あるいは含有する塩分の割合が犬きくて飲用に適
したものが存在しない状態にある。
本発明の目的は、上記問題を解決する飲用酸およびその
製造方法を提供することである。
製造方法を提供することである。
二)問題を解決するための手段
本発明者は色々試験しようやくにして本発明に到達した
ものである。
ものである。
すなわち本発明の飲用酸は、酸度2−0チ以上、糖分1
0〜30チ、エキス分16〜40チからなるものである
。
0〜30チ、エキス分16〜40チからなるものである
。
また本発明の上記飲用酸の製造方法は、酢酸発酵前の含
アルコール原料液の糖分をあらかじめ10〜30%九M
M!整し次いで酢酸発酵により、酸度2OS以上、糖分
10〜30%、エキス分16〜40チの飲用酸とするも
のである。
アルコール原料液の糖分をあらかじめ10〜30%九M
M!整し次いで酢酸発酵により、酸度2OS以上、糖分
10〜30%、エキス分16〜40チの飲用酸とするも
のである。
以下、本発明の詳細な説明する。
まず、本発明の飲用酸について説明する。
本発明の飲用酸の酸度(酢酸濃度、重量/容量チ)は2
.0ts以上であ夛、一般には20〜5.0チである。
.0ts以上であ夛、一般には20〜5.0チである。
この酸度が余り高いと、飲用酸の味の調和を崩すことが
あるので5.0チを越えない方が好ましい。
あるので5.0チを越えない方が好ましい。
また、本発明の飲用酸の含有する糖分の濃度(重量/容
量/%)は、lO〜30チである。この糖分の濃度は、
後に述べるエキス分の濃度とも関連するが、10チより
低いと、刺激臭味の緩和効果が期待しがたく、また、3
0チよシ高いと、°飲用酸の味の調和を崩し易いからで
ある。一般的には15〜20チが好ましh濃度である。
量/%)は、lO〜30チである。この糖分の濃度は、
後に述べるエキス分の濃度とも関連するが、10チより
低いと、刺激臭味の緩和効果が期待しがたく、また、3
0チよシ高いと、°飲用酸の味の調和を崩し易いからで
ある。一般的には15〜20チが好ましh濃度である。
さらに、本発明の飲用酸が含有するエキス分の濃度(重
量/容量/チ)は、16〜40チである。
量/容量/チ)は、16〜40チである。
このエキス分の濃度は、上述の糖分の濃度とも関連する
が、16チより低いと、刺激臭味の緩和効果が期待しが
たく、また、40チよシ高いと、飲用酸の味の調和を崩
し易い。したがって、一般的には、20〜35チが好ま
しい。ここで、エキス分とは、可溶性の固形分であって
、主として糖分・アミノ酸・不揮発性酸・灰分などから
なシ、通常の食酢中には、1〜4チぐらい含有される。
が、16チより低いと、刺激臭味の緩和効果が期待しが
たく、また、40チよシ高いと、飲用酸の味の調和を崩
し易い。したがって、一般的には、20〜35チが好ま
しい。ここで、エキス分とは、可溶性の固形分であって
、主として糖分・アミノ酸・不揮発性酸・灰分などから
なシ、通常の食酢中には、1〜4チぐらい含有される。
なお、本発明の飲用酸には、発明の目的を損な蛋
わない範囲で、他の副原料、例えば、果汁、着来料、酢
酸以外の有機酸およびアミノ酸液などが含まれていても
差しつかえない。
酸以外の有機酸およびアミノ酸液などが含まれていても
差しつかえない。
上記飲用酸を製造するには、一般的に、酢酸菌を含んだ
含アルコール原料液を酢酸発酵して酸度ZOS以上の飲
用酸を製造し、その際、糖分lO〜30%、エキス分1
6〜40%となるようにすればよい。そのためには、糖
分またはエキス分の原料、例えば、穀物の糖化液(モル
トエキス、玄米およびハト麦などの糖化液)、砂糖、グ
ルコース、7ラクトース、異性化糖、水アメ、ハチミツ
および濃縮果汁などを酢酸発酵の前、途中、後のいずれ
かの時点で添加して糖分とエキス分とが上記した範囲内
に入るようにすればよい。
含アルコール原料液を酢酸発酵して酸度ZOS以上の飲
用酸を製造し、その際、糖分lO〜30%、エキス分1
6〜40%となるようにすればよい。そのためには、糖
分またはエキス分の原料、例えば、穀物の糖化液(モル
トエキス、玄米およびハト麦などの糖化液)、砂糖、グ
ルコース、7ラクトース、異性化糖、水アメ、ハチミツ
および濃縮果汁などを酢酸発酵の前、途中、後のいずれ
かの時点で添加して糖分とエキス分とが上記した範囲内
に入るようにすればよい。
しかし、上記した一般的な製法の範囲内ではあるが、酢
酸発酵の前に上記のような糖分またはエキス分の原料を
添加し、酢酸発酵前に、含アルコール原料液の糖分の濃
度が10〜30チとなるようにしておくことが好ましい
。酢酸発酵前に、含アルコール原料液の濃度を上記のよ
うに一定に高めておくと製品である飲用酸の刺激臭味が
一段と柔らぐからである。その理由は定かではないが、
酢酸発酵に際し、酢酸による刺激臭味を緩和する成分が
多少生成されるためではないかと見られる。
酸発酵の前に上記のような糖分またはエキス分の原料を
添加し、酢酸発酵前に、含アルコール原料液の糖分の濃
度が10〜30チとなるようにしておくことが好ましい
。酢酸発酵前に、含アルコール原料液の濃度を上記のよ
うに一定に高めておくと製品である飲用酸の刺激臭味が
一段と柔らぐからである。その理由は定かではないが、
酢酸発酵に際し、酢酸による刺激臭味を緩和する成分が
多少生成されるためではないかと見られる。
なお、含アルコール原料液の糖分の濃度を10〜30%
とする方法としては、含アルコール原料液を調製する段
階で糖原料、例えば、モルトエキス、砂糖、グルコース
およびフラクトースなどを添加・補糖して糖分の濃度1
に調整する方法、あるいは含アルコール原料を調製する
ときに一般に用いられる原料、例えば、アルコール発酵
液を高糖度のものとする(したがって含アルコール原料
調整段階では補糖しないでもすむ)こととし、そのため
にアルコール発酵によりアルコール発溝液全つくるため
の原料液を調製する際に予め補糖をしておく方法、さら
にはそれらの併用法などが採用しうる。アルコール発酵
液をつくる原料液を補糖調製する方法による場合は、補
糖調製後のアルコ−ル発酵用原料液の糖分の濃度は、3
0チ以上とすることが好ましい。なお、この濃度は余り
高いと粘度が高くなり過ぎて、作業上その他の点で不都
合な面が生じるので、高くしても40%以下とすること
が望ましい。
とする方法としては、含アルコール原料液を調製する段
階で糖原料、例えば、モルトエキス、砂糖、グルコース
およびフラクトースなどを添加・補糖して糖分の濃度1
に調整する方法、あるいは含アルコール原料を調製する
ときに一般に用いられる原料、例えば、アルコール発酵
液を高糖度のものとする(したがって含アルコール原料
調整段階では補糖しないでもすむ)こととし、そのため
にアルコール発酵によりアルコール発溝液全つくるため
の原料液を調製する際に予め補糖をしておく方法、さら
にはそれらの併用法などが採用しうる。アルコール発酵
液をつくる原料液を補糖調製する方法による場合は、補
糖調製後のアルコ−ル発酵用原料液の糖分の濃度は、3
0チ以上とすることが好ましい。なお、この濃度は余り
高いと粘度が高くなり過ぎて、作業上その他の点で不都
合な面が生じるので、高くしても40%以下とすること
が望ましい。
このようにして製造された飲用酢は、通常濾過・殺菌し
て、拾数時間から晴数ケ月間熟成する。
て、拾数時間から晴数ケ月間熟成する。
ホ)作 用
本発明の飲用酢ておいては、含有される糖分とエキス分
とが酢酸による刺激臭味に対して一種の緩衝的効果を与
えているのではないかと思われる。
とが酢酸による刺激臭味に対して一種の緩衝的効果を与
えているのではないかと思われる。
また、本発明の飲用酢の製造方法(酢酸発酵前の原料液
の糖分を10〜30%に調整する方法を経る)において
は、酢酸発酵に際して酢酸による刺激臭味を緩和する成
分が多少生成されるのではないかと考えられる。
の糖分を10〜30%に調整する方法を経る)において
は、酢酸発酵に際して酢酸による刺激臭味を緩和する成
分が多少生成されるのではないかと考えられる。
へ)発明の効果
したがって本発明の飲用酢は、酸度が2..0チ以上と
高いのにもかかわらず、概して酢酸による刺激臭味が緩
和され、風味も良好で飲用に適したものとなっている。
高いのにもかかわらず、概して酢酸による刺激臭味が緩
和され、風味も良好で飲用に適したものとなっている。
また、本発明の飲用酢の製造方法によれば、刺激臭味が
一段と感じ難くそれだけ飲用にもより適した食酢を製造
することができる。
一段と感じ難くそれだけ飲用にもより適した食酢を製造
することができる。
次に、本発明の効果の一端を示す試験例を挙げる。
lot容ホーロータンクを用い、表1に示す配合Φ工程
に従って、麦芽と清水からなる原料を糖化し、糖化後モ
ルトエキスによる補糖もして、糖分13.0 %および
31.4%からなる2種の糖化補糖液を調製した。糖分
13.0チの糖化補糖液に、さらに別途酵母を加えてア
ルコール発酵し、その発酵終了液に酸度調整用のモルト
酢を添加して酢酸発酵をし、その発酵終了液に色々な段
階量のモルトエキスおよび濃度vI4整用0清水を加え
、濾過・殺菌し、室温で3チ月間熟成させて表1の上段
゛に示す、糖分・エキス分からなる試料1〜6
の食酢を製造した。また、糖分31.4チの糖化補糖液
も同様にアルコール発酵・酢酸発酵を終了させ、濾過・
殺菌し、室温で3チ月間熟成させて試料7の食酢を製造
した。そして、試料1〜7について、15人の検査員を
使って官能試験を行った。この官能試験は、検査員15
人のうち何人が、上記試料が飲用に適すると思うかどう
か等を調べたものである。
に従って、麦芽と清水からなる原料を糖化し、糖化後モ
ルトエキスによる補糖もして、糖分13.0 %および
31.4%からなる2種の糖化補糖液を調製した。糖分
13.0チの糖化補糖液に、さらに別途酵母を加えてア
ルコール発酵し、その発酵終了液に酸度調整用のモルト
酢を添加して酢酸発酵をし、その発酵終了液に色々な段
階量のモルトエキスおよび濃度vI4整用0清水を加え
、濾過・殺菌し、室温で3チ月間熟成させて表1の上段
゛に示す、糖分・エキス分からなる試料1〜6
の食酢を製造した。また、糖分31.4チの糖化補糖液
も同様にアルコール発酵・酢酸発酵を終了させ、濾過・
殺菌し、室温で3チ月間熟成させて試料7の食酢を製造
した。そして、試料1〜7について、15人の検査員を
使って官能試験を行った。この官能試験は、検査員15
人のうち何人が、上記試料が飲用に適すると思うかどう
か等を調べたものである。
結果は下記表1の通りである。
註1)m化、アルコール発酵、酢酸発酵の各条件は次の
通りである。
通りである。
糖化:60〜b
アルコール発酵:25〜b
酢酸発酵:30〜37℃×2日間
註2)使用したモルトエキスが含有する糖分およびエキ
ス分は、糖分46.2優、エキス分7a2%であった。
ス分は、糖分46.2優、エキス分7a2%であった。
註3)官能試験結果の数値は、次のとおシである。
分数で示す分母の数は、検査の人数である。
分子の数は、(イ)については、飲用に適すると答えた
者の数、(ロ)および(ハ)については、どちらを好む
かを2点嗜好法で答えさせ、好むと答えた者の数である
。
者の数、(ロ)および(ハ)については、どちらを好む
かを2点嗜好法で答えさせ、好むと答えた者の数である
。
註4)試料4〜6の食酢は、試料1〜3に比べ刺激臭味
が感じ難くバランスの良いものであった。また試料4〜
6のうち、4と5は風味が良好であったが、試料6は他
の試料4および5に比べ甘味と酸味との調和が悪く余シ
好ましいとは云えなかった。さらに、試料70食酢は、
試料4および5に比べさらに一段と刺激臭味が感じ難く
、風味も良好であった。
が感じ難くバランスの良いものであった。また試料4〜
6のうち、4と5は風味が良好であったが、試料6は他
の試料4および5に比べ甘味と酸味との調和が悪く余シ
好ましいとは云えなかった。さらに、試料70食酢は、
試料4および5に比べさらに一段と刺激臭味が感じ難く
、風味も良好であった。
註5)なお、表中米印部は、糖化終了後沈澱物を濾過除
去したF液を示す。
去したF液を示す。
ト)実施例
実施例1
1kt容のステンレス鋼製角槽に、下記配合によシ調裂
した含アルコール原料液(酸度1.0 % 、糖分工9
,6%、エキス分26.Oチ)を仕込み、酢酸菌II&
を接種して34℃で10日間表面酢酸発酵を行い、残留
アルコール0.4チで発酵を終了した。
した含アルコール原料液(酸度1.0 % 、糖分工9
,6%、エキス分26.Oチ)を仕込み、酢酸菌II&
を接種して34℃で10日間表面酢酸発酵を行い、残留
アルコール0.4チで発酵を終了した。
この酢酸発酵終了液は、さらに濾過拳殺菌し、3チ月間
熟成させ製品とした。これによって得られた食酢、すな
わちモルト飲用酢は、酸度が3.6チ、糖分が19.1
n、エキス分が25.5チであシ希釈せずにそのまま飲
用しても、刺激臭味が感じ難く、風味も良好で、飲用に
適したもので6つfc。
熟成させ製品とした。これによって得られた食酢、すな
わちモルト飲用酢は、酸度が3.6チ、糖分が19.1
n、エキス分が25.5チであシ希釈せずにそのまま飲
用しても、刺激臭味が感じ難く、風味も良好で、飲用に
適したもので6つfc。
含アルコール原料液調製用の原料配合
アルコール発酵液 4001
モルト酢 100を
合 計 5ootなお、■アルコ
ール発酵液は、麦芽(モルト)aooKf、清水1.4
401を糖化タンクに仕込み、ウィスキー仕込みの常法
通り糖化し、糖化後モルトエキス800Kfによる補糖
をして糖分ILO%、エキス分45. O%で25℃で
アルコール発酵を行ない、アルコール分が40チになっ
たところで発酵を停止したものである。
ール発酵液は、麦芽(モルト)aooKf、清水1.4
401を糖化タンクに仕込み、ウィスキー仕込みの常法
通り糖化し、糖化後モルトエキス800Kfによる補糖
をして糖分ILO%、エキス分45. O%で25℃で
アルコール発酵を行ない、アルコール分が40チになっ
たところで発酵を停止したものである。
■モルト酢は酸度5.1%、アルコール分0.3チのも
のである。
のである。
実施例2
5を容ホーロータンクに下記配合により調製した含アル
コール原料液(酸度1.0チ、糖分16%、エキス分1
9.0%、アルコール分&2%)を仕込み、酢酸菌膜を
接種して34℃で6日間表面酢酸発酵を行い、残留アル
コール分0.3%で発酵を終了した。この酢酸発酵終了
液は、さらに濾過・殺菌し、3チ月間熟成させ製品とし
た。これによって得られた食酢、すなわち玄米飲用酢は
、酸度が3.8チ、糖分が15.7チ、エキス分が18
.9 %であり、希釈せずにそのまま飲用しても刺激臭
味が感じ難く、風味も良好で飲用に適したものであった
。
コール原料液(酸度1.0チ、糖分16%、エキス分1
9.0%、アルコール分&2%)を仕込み、酢酸菌膜を
接種して34℃で6日間表面酢酸発酵を行い、残留アル
コール分0.3%で発酵を終了した。この酢酸発酵終了
液は、さらに濾過・殺菌し、3チ月間熟成させ製品とし
た。これによって得られた食酢、すなわち玄米飲用酢は
、酸度が3.8チ、糖分が15.7チ、エキス分が18
.9 %であり、希釈せずにそのまま飲用しても刺激臭
味が感じ難く、風味も良好で飲用に適したものであった
。
含アルコール原料液調製用の原料配合
玄米醪 70〇−
玄米酢 700づ
玄米糖化液 1,700d
水 15〇−
合計 3,250m
なお、■玄米醪は、蒸玄米710F、玄米麹305f、
水1,715−を用いて、酒造°の常法通り、酒母立て
・醪仕込を行い並行複発酵でアルコール発酵させたもの
であり、そのアルコール分は14゜6チである。
水1,715−を用いて、酒造°の常法通り、酒母立て
・醪仕込を行い並行複発酵でアルコール発酵させたもの
であり、そのアルコール分は14゜6チである。
醒
■玄米酢は、始発p度調整用であシ、酸度4.6%、ア
ルコール分0.4チである。
ルコール分0.4チである。
■玄米糖化液は、蒸玄米570?、水1,140−およ
びアミラーゼ3.6ft、用い、55℃で1晩で常法通
り玄米を糖化し圧搾濾過することにより得たものであり
、その糖分は29チ、エキス分は30チである。
びアミラーゼ3.6ft、用い、55℃で1晩で常法通
り玄米を糖化し圧搾濾過することにより得たものであり
、その糖分は29チ、エキス分は30チである。
実施例3
10を容ホーロータンクに下記配合により調製した含ア
ルコール原料液(酸度1.8%、糖分16゜4%、エキ
ス分19.7%、アルコール分!6%)を仕込み、酢酸
菌膜を接種して33℃で9日間表面酢酸発酵を行い、残
留アルコール分0.4%で発酵を終了した。この酢酸発
酵終了液は、さらに濾過・殺菌し、3チ月間熟成させ製
品とした。これによって得られた食酢、すなわちノ・ト
麦飲用酢は、酸度が3.8%、糖分が16.2%、エキ
ス分が19゜5%であり、そのまま飲用しても刺激臭味
が感じ難く、風味も良好で飲用に適したものであった。
ルコール原料液(酸度1.8%、糖分16゜4%、エキ
ス分19.7%、アルコール分!6%)を仕込み、酢酸
菌膜を接種して33℃で9日間表面酢酸発酵を行い、残
留アルコール分0.4%で発酵を終了した。この酢酸発
酵終了液は、さらに濾過・殺菌し、3チ月間熟成させ製
品とした。これによって得られた食酢、すなわちノ・ト
麦飲用酢は、酸度が3.8%、糖分が16.2%、エキ
ス分が19゜5%であり、そのまま飲用しても刺激臭味
が感じ難く、風味も良好で飲用に適したものであった。
含アルコール原料液調製用の原料配合
ハト麦醪 名80〇−
ハト麦酢2,82011Lt
ハト麦糖化液 3,300m水
10ゴ 合計 8,630m なお、■ハト麦醪は、蒸したノ・ト麦1,035F、ハ
ト麦麹690f、水3,035−を用いて酒造の常法通
り、酒母立て、醪仕込を行い並行複発酵によるアルコー
ル発酵をさせたものであり、そのアルコール分は111
である。
10ゴ 合計 8,630m なお、■ハト麦醪は、蒸したノ・ト麦1,035F、ハ
ト麦麹690f、水3,035−を用いて酒造の常法通
り、酒母立て、醪仕込を行い並行複発酵によるアルコー
ル発酵をさせたものであり、そのアルコール分は111
である。
■へト麦酢は、酸度4.6%、アルコール分0.4%で
ある。
ある。
■ハト麦糖化液は、蒸したハト麦1,6202.水3.
030m、ハト麦麹930?およびアミラーゼ91を用
い、55℃で1晩常法通bハト麦を糖化し圧搾濾過する
こと忙より得たものであり、その糖分は44%、エキス
分は46%である。
030m、ハト麦麹930?およびアミラーゼ91を用
い、55℃で1晩常法通bハト麦を糖化し圧搾濾過する
こと忙より得たものであり、その糖分は44%、エキス
分は46%である。
実施例4
10を容ホーロータンクに下記配合によシ調製した含ア
ルコール原料液(酸度1.9%、糖分18゜5 % 、
xキy、、分20.9チ、フル=r−A/分2.3%
)を仕込み、酢酸菌膜を接種して30℃で6日間表面酢
酸発酵を打込、残留アルコール分0.4%で発酵を終了
した。この酢酸発酵終了液は、さらに濾過e殺菌し、3
チ月間熟成させ製品とした。これによって得られた食酢
、すなわちりんご飲用酢は、酸度がa6%、S分が18
.0%、エキス分が20゜5%であり、そのまま飲用し
ても刺激臭味が感じ難く、風味も良好で飲用に適したも
のであった。
ルコール原料液(酸度1.9%、糖分18゜5 % 、
xキy、、分20.9チ、フル=r−A/分2.3%
)を仕込み、酢酸菌膜を接種して30℃で6日間表面酢
酸発酵を打込、残留アルコール分0.4%で発酵を終了
した。この酢酸発酵終了液は、さらに濾過e殺菌し、3
チ月間熟成させ製品とした。これによって得られた食酢
、すなわちりんご飲用酢は、酸度がa6%、S分が18
.0%、エキス分が20゜5%であり、そのまま飲用し
ても刺激臭味が感じ難く、風味も良好で飲用に適したも
のであった。
含アルコール原料液調製用の原料配合
アルコール発酵液 2,425m
りんご酢 a075づ
濃縮りんご果汁 1,290F
合計 5.5507
なお、■アルコール発酵液は、りんご果汁a000−に
濃縮りんご果汁400tを加え、りんご果汁でつくった
酒母400−を加えて25℃でアルコール発酵(発酵開
始時の糖分19.8%)を行い、アルコール濃度S、O
Sで発酵を停止したものである。
濃縮りんご果汁400tを加え、りんご果汁でつくった
酒母400−を加えて25℃でアルコール発酵(発酵開
始時の糖分19.8%)を行い、アルコール濃度S、O
Sで発酵を停止したものである。
■シんご酢は、酸度が5.0%、アルコール分が0.3
チのものである。
チのものである。
実施例5
5を容ホーロータンクに下記配合により調製した含アル
コール原料液(酸度11チ、糖分16.7%、エキス分
17.7チ、アルコール分21チ)を仕込み、酢酸菌膜
を接種して30℃で5日間酢酸発酵を行い、残留アルコ
ール分0.4%で発酵を終了した。この酢酸発酵終了液
は、さらに濾過・殺菌し、3チ月間熟成させ製品とした
。これによって得られた食酢、すなわちハチミツりんご
飲用酢は、酸度が3.6チ、S分が1a5チ、エキス分
が17.5チであ)、そのまま飲用しても刺激臭味が感
じ難く、風味も良好で飲用だ適したものであった。
コール原料液(酸度11チ、糖分16.7%、エキス分
17.7チ、アルコール分21チ)を仕込み、酢酸菌膜
を接種して30℃で5日間酢酸発酵を行い、残留アルコ
ール分0.4%で発酵を終了した。この酢酸発酵終了液
は、さらに濾過・殺菌し、3チ月間熟成させ製品とした
。これによって得られた食酢、すなわちハチミツりんご
飲用酢は、酸度が3.6チ、S分が1a5チ、エキス分
が17.5チであ)、そのまま飲用しても刺激臭味が感
じ難く、風味も良好で飲用だ適したものであった。
含アルコール原料液調製用の原料配合
アルコール発酵液 1,460m
シんご酢 1,300m
ハチミツ 490F
合計 3,100m
なお、■アルコール発酵液は、りんご果汁750 tn
l t ”チミン225fおよび水550−をフラスコ
に仕込み、酵母を植菌して25℃でアルコール発酵(発
酵開始時の糖分17.7%)を行い、アルコール濃度4
.2%で発酵を停止したものである。
l t ”チミン225fおよび水550−をフラスコ
に仕込み、酵母を植菌して25℃でアルコール発酵(発
酵開始時の糖分17.7%)を行い、アルコール濃度4
.2%で発酵を停止したものである。
■りんご酢は、酸度が5.0 % *アルコール分が0
゜3%のものである。
゜3%のものである。
実施例6
5ノ容のホーロータンクに下記によ)調製した配合の含
アルコール原料液(酸度125%、糖分17.8%、エ
キス分18.6 % 、 フルコーA/分215%)を
仕込み、酢酸菌膜を接種して30℃で10日間表面酢酸
発酵を行い、残留アルコール分0.4チで発酵を終了し
た。この酢酸発酵終了液は、さらに濾過・殺菌し、3チ
月間熟成させ製品とした。
アルコール原料液(酸度125%、糖分17.8%、エ
キス分18.6 % 、 フルコーA/分215%)を
仕込み、酢酸菌膜を接種して30℃で10日間表面酢酸
発酵を行い、残留アルコール分0.4チで発酵を終了し
た。この酢酸発酵終了液は、さらに濾過・殺菌し、3チ
月間熟成させ製品とした。
これによって得られた食酢、プルーン飲用酢は、酸1!
3.8 % 、 ljf分2>El 7.3 % 、
工*、X、分カ18゜3%であり、そのまま飲用しても
刺激臭味が感じ難く、風味も良好で飲用に適したもので
あった。
3.8 % 、 ljf分2>El 7.3 % 、
工*、X、分カ18゜3%であり、そのまま飲用しても
刺激臭味が感じ難く、風味も良好で飲用に適したもので
あった。
含アルコール原料液調製用の原料配合
アルコール発酵液 1,550rntプルーン酢
1,700− 合計 3,850m なお、■アルコール発酵液は、プルーンエキス375t
および水1,220−を72スコに仕込み、酒母50−
を加えて(糖分16.9%)25℃でアルコール発酵を
行い、アルコール濃度5.0%になったときに発酵を停
止したものである。
1,700− 合計 3,850m なお、■アルコール発酵液は、プルーンエキス375t
および水1,220−を72スコに仕込み、酒母50−
を加えて(糖分16.9%)25℃でアルコール発酵を
行い、アルコール濃度5.0%になったときに発酵を停
止したものである。
■プルーン酢は、酸度が5.1%、アルコール分が0.
3%のものである。
3%のものである。
Claims (2)
- (1)酸度2.0%以上、糖分10〜30%、エキス分
16〜40%からなる飲用酢。 - (2)酢酸発酵前の含アルコール原料液の糖分をあらか
じめ10〜30%に調整し次いで酢酸発酵により、酸度
2.0%以上、糖分10〜30%、エキス分16〜40
%とする飲用酢の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59217387A JPS6196981A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 飲用酢の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59217387A JPS6196981A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 飲用酢の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6196981A true JPS6196981A (ja) | 1986-05-15 |
JPH0513624B2 JPH0513624B2 (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16703377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59217387A Granted JPS6196981A (ja) | 1984-10-18 | 1984-10-18 | 飲用酢の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6196981A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001069965A (ja) * | 1999-09-03 | 2001-03-21 | Yokoi Jozo Kogyo Kk | 果実酢、果実酢飲料、並びに果実酢の製造方法 |
WO2007072597A1 (ja) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Mizkan Group Corporation | 黒酢の製造方法、及び該方法により製造された黒酢 |
GB2445903A (en) * | 2005-12-22 | 2008-07-23 | Mizkan Group Corp | Process for producing black vinegar and black vinegar produced by the process |
WO2008105201A1 (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-04 | Mizkan Group Corporation | 食酢の製造方法、及び該方法により製造された食酢 |
WO2008117609A1 (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-02 | Mizkan Group Corporation | 食酢の製造方法及び該方法により製造された食酢 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5664770A (en) * | 1979-10-31 | 1981-06-02 | Osaka Chem Lab | Healthy drink |
JPS5877820A (ja) * | 1981-11-02 | 1983-05-11 | Sato Kohei | 健康飲料水 |
JPS59143583A (ja) * | 1983-02-07 | 1984-08-17 | Q P Corp | 食酢の製造法 |
-
1984
- 1984-10-18 JP JP59217387A patent/JPS6196981A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5664770A (en) * | 1979-10-31 | 1981-06-02 | Osaka Chem Lab | Healthy drink |
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WO2007072597A1 (ja) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Mizkan Group Corporation | 黒酢の製造方法、及び該方法により製造された黒酢 |
JP2007166975A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Mitsukan Group Honsha:Kk | 黒酢の製造方法、及び該方法により製造された黒酢 |
GB2445903A (en) * | 2005-12-22 | 2008-07-23 | Mizkan Group Corp | Process for producing black vinegar and black vinegar produced by the process |
WO2008105201A1 (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-04 | Mizkan Group Corporation | 食酢の製造方法、及び該方法により製造された食酢 |
WO2008117609A1 (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-02 | Mizkan Group Corporation | 食酢の製造方法及び該方法により製造された食酢 |
JP2008237040A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Mitsukan Group Honsha:Kk | 食酢の製造方法及び該方法により製造された食酢 |
GB2460001A (en) * | 2007-03-26 | 2009-11-18 | Mizkan Group Corp | Process for producing vinegar and vinegar produced by this method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0513624B2 (ja) | 1993-02-23 |
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