JPS6194173A - 日本語入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、かな入力された語に対応する漢字をかな漢
字変換辞書からアクセスして所望の漢字を入力する日本
語入力装置に関する。

［従来技術］ 特開昭５５−４４６７０号公報に示す従来の日本語入力
装置は、かなキーボード、かな漢字変換辞書メモリ及び
ディスプレイとを使用し、所望の漢字の読みに応じてキ
ーボードからかな入力された語の読みに対応する複数の
漢字をかな漢字変換辞書メモリからアクセスしてディス
プレイ上に表示し、該ディスプレイ上に表示された複数
の漢字の中から所望の漢字を指定することにより所望の
漢字を入力していた。

［発明が解決しようとする問題点］ 然し乍、上記した日本語入力装置にあっては、文書作成
時において使用頻度が高い漢字であっても該漢字に応じ
た読みをその都度かむキーボードからキー人力しなけれ
ばならず、かなキーの打鍵数が多くなり、漢字の入力効
率が悪くなると共に疲労度が高くなる問題を有していた
。特に同一の文書中にあっては、′同一の漢字が近い位
置で多く使用される傾向を有しているが、この場合にあ
ってもその都度法漢字に応じた読みをかな入力して漢字
入力しなければならなかった。

［問題点を解決するだめの手段］ 本発明の目的は上記した従来の欠点に鑑み、一旦かな漢
字変換された漢字を再度入力する際には該漢字の読みを
かむ入力せずに入力することが可能であり、入力作業の
効率化及び漢字入力に伴う疲労度を低減することが可能
な日本語入力装置である。

このため本発明は、かな漢字変換辞書を用いて、かなで
入力された語を漢字に変換する日本語入力装置において
、かな漢字変換された最新の所定数の漢字を記憶するよ
うに漢字入力のたびに更新される漢字メモリを有し、メ
モリ読出し手段の操作により前記メモリに記憶された漢
字を表示装置上に表示するとともに、その表示された所
定数の漢字の中から選択手段により所要の漢字を選択す
ることにより日本語入力装置を構成している。

［発明の作用］ 本発明によれば、漢字メモリにはかな入力された語の読
みに応じてかな漢字辞書から読出されて漢字変換された
漢字が入力の度に更新され、最新の漢字が所定数記憶さ
れている。そして前にかな漢字変換された漢字を再度入
力する際には、メモリ読出し手段により前記漢字メモリ
に記憶された所定数の漢字をアクセスして表示装置に表
示させた後、表示された漢字の中から選択手段により所
望の漢字を選択することにより該漢字を入力することが
可能である。これによりかな漢字変換♂れた最新の漢字
を再度入力する際には、所望の漢字の読みを仮名キーに
より再度入力することなく該漢字を入力し得るため、か
なキーの打鍵数を少なくして入力作業効率を向上するこ
とが可能である。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を説明する。

本発明に係る日本３８人力装置のシステムを示す第１図
において、キーボード１には多数のかなキー３、漢字変
換キー５、ひらがな指定キー７、メモリ読出しキー９、
選択手段としてのテン・キー１１、次候補キー１３及び
印字開始キー１４等が夫々配列され、該キーボード１は
操作された各キーに対応するコードを出力する。中央処
理装置（以下、ＣＰＵという）１５には前記キーボード
１がインターフェイス１７を介して接続され、前記キー
ボード１から各種のコードが入力される。

また前記ＣＰＵ１５にはＲＯＭ１９及びＲＡＭ２１が夫
々接続され、該ＲＯＭ１９にはパターンデータ領域２３
、かな漢字変換辞書領域２５及びプログラム領域２７を
有している。そして前記パターンデータ領域２３には各
種のかな及び漢字に応じたドツトパターンデータが記憶
されている。か゛　な漢字変換辞書領域２５にはかな入
力された語の読みに対応する各記憶位置に該読みに応じ
た複数の漢字が夫々配列された漢字変換キーが記憶され
ている。プログラム領１ｉｉ！２７には後述するかな漢
字変換動作及びメモリ読出し動作を実行するためのプロ
グラムデータが記憶されている。また、ＲＡＭ２１には
入力バッファ領域２９、テキスト領域３１、プリントバ
ッファ領１＊３３、漢字メモリ領域３５及びモード指定
フラグ３７を有し、該入ノ〕バッファ領域２９はキーボ
ード１から順次入力されるかなコードを記憶する。テキ
スト領域３１はひらがな指定モード時にパノノされたか
なコード及び漢字変換モード時に入力されたかなコード
の読みに応じてかな漢字変換された漢字コードとにより
構成される文書を記憶する。プリントバッファ領域３３
は前記テキスト領域３１に記憶された文書を構成するか
なコード及び漢字コードに基づいてパターンデータ領域
２３から転送されたかな及び漢字に対応するドツトパタ
ーンデータを記憶する。漢字メモリ領域３５は例えば２
０文字分の記憶位置を有し、かな漢字変換された最新の
漢字コードを漢字変換毎に順次更新しながら記憶する。

前記モード指定フラグ３７は例えば漢字変換キー５の押
下に伴って漢字変換コードが入力された際にセットされ
て漢字変換モードであることを、またひらがな指定キー
７の押下に伴ってひらがな指定コードが入力された際に
リセットされてひらがな指定モードであることを記憶し
ている。そしてひらがな指定モード時にかなキー３の押
下に伴ってキーボード１からかな］−ドが入力されると
、ＣＰＵ１５はこのかなコードを一旦入カバッファ領域
２９へ記憶させると共に該かなコードに基づいてパター
ンデータ領域２３からアクセスされたドツトパターンデ
ータを後述する表示装置４１へ出力してキー人力された
かな文字を所定の入力位置に表示させる。また、ＣＰＵ
１５は入力バッファ領域２つからアクセスされたかなコ
ードをテキスト領域３１へ記憶させる。一方、漢字変換
モード時にかなキー３の押下に伴って所望の漢字の読み
に応じたかなコードが入ツノされると、ＣＰＵ１５は入
力されたこれらかなコードを一旦入力バソファ領ｈｉｄ
、２９へ記憶させた後、漢字変換キー５の押下に伴って
入力バッファ領域２９からアクセスされたかなコードか
らなる語の読みに対応するかな漢字変換辞書領域２５の
記憶位置から該読みに応じた複数の漢字コードをアクセ
スする。そしてＣＰｔＪ１５はかな漢字変換辞書領域２
５からアクセスされた漢字コードに基づいてパターンデ
ータｇＡＪｉｆｆｌ　２３から夫々のドツトパターンデ
ータをアクセスして例えば表示装置４１の下部に各漢字
をテン・キー１１の各キーに対応して１０文字づつ表示
させる。表示された複数の漢字の中から所望の漢字に対
応するテン・キー１１の押下に伴って選択コードが入力
されると、ＣＰＬ１１５は選択された所望の漢字に応じ
たドツトパターンデータを表示装置４１へ出力して該漢
字を所定の入力位１１πに表示させる。また、ＣＰＵ１
５は選択された所望の漢字の漢字コードをテキスト領域
３１へ記憶させると共にこの漢字コードを漢字メモリｆ
ｉ域３５へ記憶させて該漢字メモリ領域３５に記憶され
た所定数の漢字を順次更新する。これにより漢字メモリ
領域３５には漢字変換された最新の漢字が所定数記憶さ
れる。更に、メモリ読出しキー９の押下に伴ってメモリ
読出しコードが入力されると、ＣＰＵ１５は漢字メモリ
領域３５に記憶された所定数の漢字コードをアクセスし
た後、これら漢字コードに応じたトンドパターンデータ
をパターンデータ領域２３からアクセスして表示装置４
１の下部に各漢字をテン・キー１１の各キーに対応して
１０文字づつ表示させる。そして表示された複数の漢字
の中から所望の漢字に対応するテン・キー１１の押下に
伴って選択コードが入力されると、ＣＰＵ１５は上記と
同様に選択された所望の漢字を表示装置における所定の
入力位置に表示させると共に該漢字に応じた漢字コード
をテキスト領域３１へ記憶させることにより所望の漢字
を入力する。尚、表示装置４１の下部には選択される漢
字が１０文字づつ表示されるが、表示された漢字の中に
所望の漢字がない場合には、次候補キー１３を押下して
選択される他の漢字を更に１０文字づつ表示させる。ま
た、印字開始キー１４が押下されると、ＣＰＬＪ１５は
テキスト領［３１に記憶されたかなコード及び漢字コー
ドに基づいてパターンデータ領域２３からドツトパター
ンデータをアクレスしてプリントバッファ領域３３へ転
送した後、このドツトパターンデータを後述する印字制
御￥Ａ置４３へ出力してテキスト領域３１に記憶された
文章を印字させる。

前記ＣＰＬ１１５には表示制御装置３９が接続され、該
表示制御装置３９にはＣＲＴ或いはＬＣＤ等の表示装置
４１が接続されている。そして該表示制ｔｌｌ装置３９
は入力されるドツトパターンデータに基づいて対応する
かな及び漢字を表示装置４１に表示させる。また、ＣＰ
Ｕ１５には印字制御装置４３が接続され、該印字制御装
置４３にはドツトインパクト形式、サーマル形式、熱転
写形式或いはインジェット形式の印字装置４５が接続さ
れている。そして該印字制御装置４３はプリントバッフ
ァ領域３３から転送されるドツトパターンデータに基づ
いて印字装置４５における図示しない印字要素を選択部
８づ゛ることにより入力された文書をドツトマトリクス
形式で印字させる。

次に、漢字入力動作を第２図に従って説明する。

先ず、ＣＰＩＪ１５はステップ５０１．：おいてキーボ
ード１からデータがキー人力されたか否かを判定し、該
判定がＮｏの場合にはスタートへ戻ってデータのキー人
力を検出する。一方、キーボード１からデータがキー人
力されてステップ５０の判定がＹＥＳの場合には、ステ
ップ５１において入力されたデータがひらがな指定コー
ドであるか否かを判定する。該判定がＹＥＳの場合には
、ステップ５２において該ひらがな指定コードが入力さ
れるまでにキー人力されたかなコードに基づいてパター
ンデータ領１ｆＸ２３からドツトパターンデータをアク
セスして表示装置４１へ出力し、キー人力されたかなを
表示されると共に該かむコードをテキスト領域３１へ記
憶させた債にスタートへ戻る。

一方、キー人力されたデータがひらがな指定コード以外
のコードで前記ステップ５１の判定がＮＯの場合には、
ＣＰＵ１５はステップ５３においてキー人力されたデー
タが漢字変換コードであるか否かを判定する。該判定が
ＹＥＳの場合には、ステップ５４において漢字変換キー
５の押下前に入力された漢字の読みに応じたかなコード
に基づいてかな漢字変換辞書領域２５から該読みに対応
する複数の漢字コードをアクセスし、これら漢字コード
に基づいてパターンデータ領域２３からアクセスして表
示装置４１に出力し、該読みに応じた複数の漢字を１０
文字づつ表示させる。そしてステップ５５において表示
装置４１に表示された複数の漢字の中からテン・キー１
１の押下に伴つて入力される選択コードに基づいて所望
の漢字を選出する。次にステップ５６において選出され
た所望の漢字を表示装置４１における所定の入力位置に
表示させると共に所望の漢字コードをテキスト領域３１
へ記憶させる。またステップ５７にＪ５いて、選出され
た漢字コードを漢字メモリ領域３５に記憶させて順次更
新した後にスタートへ戻る。

これにより漢字メモリ領域３５にはかな漢字変換された
最新の漢字データが所定数記憶される。

一方、キー人力されたデータが漢字指定コード以外のコ
ードでステップ５３の判定がＮｏの場合には、ＣＰＵ１
５はステップ５８において該コードがメモリ読出しキー
〇に応じたメモリ読出しコードであるか否かを判定し、
この判定がＹＥＳの場合には、ステップ５つにおいて前
記漢字メモリ領域３５に記憶され、前に選出された所定
数の漢字コードをアクセスしてこれらの漢字を表示装置
４１に１０文字ずつ表示させる。次に、ステップ６０に
おいて表示装置４１に表示された複数の漢字の中からテ
ン・キー１１の押下に伴って入力される選択コードに基
づいて所望の漢字を選出する。

そしてステップ６１において選出された所望の漢字を表
示装置４１に表示させると共にその漢字コードをテキス
ト領域３１に記憶させて、ざらに選出された漢字を漢字
メモリ領域３５の中で最新のデータとなるように並べ換
えスタートへ戻る。このようにメモリ読出しキー９及び
テン・キー１１の操作により漢字メモリ領域３５に記憶
された最新にかな漢字変換された所定数の漢字の中から
所望の漢字を選出することにより、該漢字の読みをその
都度かなでキー人力することなく該漢字を入力すること
が出来る。

−また、キー人力されたデータが例えば印字開始キー１
４に応じた印字開始コード等で前記ステップ５８の判定
がＮｏの場合には、ＣＰＵ１５はステップ６２において
該コードに応じ各処理を実行する。即ち、該コードがた
とえば印字開始コードの場合には、テキスト領域３１に
記憶されたかなコード及び漢字コードに基づいてパター
ンデータ領域２３からドツトパターンデータをアクセス
してプリントバッフ１領域３３へ転送した後、該プリン
トバッファ領域３３に記憶されたドツトパターンデータ
を印字制御装置４３へ出力してテキスト領域３１に記憶
された文章を印字させた後にスタートへ戻る。

このように本実施例は、最近かな漢字変換された漢字を
再度入力する際には、メモリ読出しキー９を押下して漢
字メモリ領域３５に記憶された最新の漢字を所定数読出
した後、テン・キー１１の操作により読出された漢字の
中から所望の漢字を選出し、該漢字に応じた読みをかな
キー３により入力することなく漢字入力することが可能
である。

［発明の効果］ このように本発明は、一旦かな漢字変換された一字を再
度人力する際には該漢字の読みをかな入力せずに入力す
ることが可能であり、入力作業の効率化及び漢字入力に
伴う疲労度を低減することが可能な日本語入力装置を提
供することが出来る。

【図面の簡単な説明】 第１図は日本語入力装置のシステムを示すブロツク図、
第２図は漢字入力動作を示すフローチャートである。 図中９はメモリ読出し手段としてのメモリ読出しキー、
１１は選択手段としてのテン・キー、２５はかな漢字変
換辞書としてのかな漢字変換辞書領域、３５は漢字メモ
リとしての漢字メモリ領域、４１は表示装首である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、かな漢字変換辞書を用いて、かなで入力された語を
   漢字に変換する日本語入力装置において、かな漢字変換
   された最新の所定数の漢字を記憶するように漢字入力の
   たびに更新される漢字メモリを有し、メモリ読出し手段
   の操作により前記メモリに記憶された漢字を表示装置上
   に表示するとともに、その表示された所定数の漢字の中
   から選択手段により所要の漢字を選択することを特徴と
   する日本語入力装置。